JP2003056554A - モータおよびディスク装置 - Google Patents

モータおよびディスク装置

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JP2003056554A
JP2003056554A JP2001245263A JP2001245263A JP2003056554A JP 2003056554 A JP2003056554 A JP 2003056554A JP 2001245263 A JP2001245263 A JP 2001245263A JP 2001245263 A JP2001245263 A JP 2001245263A JP 2003056554 A JP2003056554 A JP 2003056554A
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JP
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shaft
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rotor
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JP2001245263A
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Harushige Osawa
晴繁 大澤
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Nidec Corp
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Nidec Corp
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体動圧軸受機構を有するモータにおいて、
回転性能を低下させることなく静止時にロータの遊動を
抑制する。 【解決手段】 流体動圧軸受機構を有するモータにおい
て、シャフトの端部のスラストプレート211の周囲に
可撓部材41を配置する。可撓部材41は一端がシャフ
ト21が挿入されるスリーブ側に固定され、ロータの静
止時に他端がスラストプレート211の側面に接する。
スラストプレート211の側面には溝が形成されてお
り、シャフトが回転すると可撓部材41の先端とスラス
トプレート211の側面との間に流体動圧が生じ、可撓
部材41とスラストプレート211とが非接触状態とさ
れる。これにより、ロータの静止時には可撓部材41が
スラストプレート211に当接してロータの遊動が抑制
され、ロータの回転時には可撓部材41がスラストプレ
ート211から離れて円滑に回転が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体動圧軸受機構
を有する電動式のモータおよびこのモータを用いたディ
スク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】流体動圧軸受機構を利用した電動式のモ
ータでは、従来より、ロータ側の磁石の中心とステータ
側の電磁石の中心とを回転軸方向に関してほぼ一致させ
ることにより、コギングトルク等のモータ特性を向上さ
せていた。一方で、ボール軸受やピボット軸受を用いた
モータでは、軸受の予圧を保持するために電磁石の中心
に対してロータ側の磁石の中心をステータ側へとずらし
たり、強磁性体をステータ側に配置することにより、シ
ャフトにスラスト方向の力を常に作用させるようにした
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、流体動圧軸
受機構を有するモータの多くでは、シャフトの端部はス
ラスト荷重を受ける流体動圧機構となっており、このよ
うなモータではラジアル荷重を受ける流体動圧機構より
もスラスト荷重を受ける流体動圧機構において動圧を発
生させる部材間の隙間が大きく設定される。また、既述
のように流体動圧機構を有するモータではシャフトにス
ラスト方向の力がほぼ作用しない状態とされる。したが
って、モータの非回転時に衝撃や振動等の外乱が加わる
とロータがスラスト方向に遊動することとなる。
【0004】以上のことから、スラスト荷重を受ける流
体動圧機構の設計や加工が不適切に行われると、モータ
の非回転時にロータの遊動に起因して製品のトラブルが
生じる可能性がある。例えば、不適切なモータがハード
ディスクに用いられると、ハードディスクの搬送時にヘ
ッドがディスクに接触するトラブルが生じる可能性があ
る。
【0005】さらに、油を用いた流体動圧軸受機構を有
するモータにおいては、衝撃によりシャフトがスラスト
方向に急激に移動すると、スラスト荷重を受ける流体動
圧機構においてスクイズ効果による気泡が発生し、油が
シール部から流出したり、気泡を有したまま回転させる
ことによる焼き付き現象が発生する可能性も考えられ
る。
【0006】一方で、ボール軸受やピボット軸受を用い
たモータと同様の手法によりシャフトにスラスト方向の
力を常に作用させ、非回転時にスラスト方向へのロータ
の遊動を防止するという手法が考えられる。しかしなが
ら、このような手法では回転時においてもシャフトに力
が作用するとともにシャフトの遊動を防止するにはスラ
スト方向の大きな力をロータに作用させる必要があるこ
とから、流体動圧軸受機構の機能が損なわれるおそれが
ある。すなわち、このような手法を採用した場合、回転
数を高くしないとスラスト方向に対する動圧効果が得ら
れなかったり、摩耗損傷が激しくなるおそれがある。場
合によっては回転自体が困難となってしまうことも考え
られる。
【0007】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、流体動圧軸受機構を有するモータにおいて、回転性
能を低下させることなく、静止時にロータの遊動を抑制
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電動式のモータであって、所定の中心軸の周囲に配
置される磁石が取り付けられた第1の部材と、前記磁石
に対向して配置され、前記中心軸周りの回転力を発生す
る電磁石が設けられた第2の部材と、前記中心軸を中心
に前記第1の部材を前記第2の部材に対して相対的に回
転可能に支持する流体動圧軸受機構と、前記流体動圧軸
受機構内にて流体を介在させつつ互いに対向する第1の
面および第2の面の間に配置された可撓部材とを備え、
前記可撓部材の一端が前記第1の面側に取り付けられ、
静止状態において前記可撓部材の他端が前記第2の面に
当接し、前記第1の部材が前記第2の部材に対して回転
すると、前記第1の面に対する前記第2の面の相対的移
動に起因する流体動圧により前記他端が前記第2の面と
非接触状態とされる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のモータであって、前記第2の面が前記流体動圧軸受機
構のシャフト上の面であり、前記第1の面が前記シャフ
トが挿入されるスリーブ側の面である。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のモータであって、前記第2の面を有する部位において
前記シャフトの軸径が他の部位より大きい。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のモータであって、前記シャフトの端部にスラスト荷重
を受ける流体動圧機構の一部であるスラストプレートが
設けられ、前記第2の面が前記スラストプレートの側面
である。
【0012】請求項5に記載の発明は、情報を記録でき
る円板状の記録媒体が装着されるディスク装置であっ
て、前記記録媒体を収容するハウジングと、前記ハウジ
ング内部に固定されて前記記録媒体を回転させる請求項
1ないし4のいずれかに記載のモータと、前記記録媒体
に対する情報の書き込みまたは読み出しを行うアクセス
手段とを備える。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
に係る電動式のモータ1が取り付けられた一般的なディ
スク装置70の内部構成を示す図である。ディスク装置
70の内部はハウジング71により塵や埃が極度に少な
いクリーンな空間とされる。ハウジング71は、円板状
の記録媒体である複数のディスク板72、ディスク板7
2への情報の書き込みおよび(/または)読み出しを行
うアクセス部73、および、ディスク板72を回転させ
るモータ1を収容する。
【0014】アクセス部73は、ディスク板72に近接
して情報の書き込みおよび読み書きを磁気的に行うヘッ
ド731、ヘッド731を支持するアーム732、およ
び、アーム732を移動させることによりヘッド731
とディスク板72との相対的位置を変更するヘッド移動
機構733を有する。このような構成により、ヘッド7
31は回転するディスク板72に近接した状態でディス
ク板72の所要の位置にアクセスし、情報の書き込みお
よび読み出しを行う。
【0015】図2は第1の実施の形態に係るモータ1の
構成を示す縦断面図である。モータ1は中心軸11Jを
中心に回転するロータ11と取り付け側のステータ12
とから構成され、ロータ11は油を用いた流体動圧軸受
機構2によりステータ12に対して回転可能に支持され
る。なお、以下の説明では必要に応じて、図2の上下方
向を参照しながら説明を行う。
【0016】ロータ11は、ロータ本体111、中心軸
11Jの位置にてロータ本体111に取り付けられたシ
ャフト21、および、ロータ本体111の外周の内側に
取り付けられた円環状の磁石31を有する。円環状の磁
石31には周方向に多極着磁が施されている。ステータ
12は、ブラケット121、ブラケット121の中央に
取り付けれた中空のホルダ122、ホルダ122の周囲
に配置された複数の電磁石32を有する。さらに、ステ
ータ12では、シャフト21が挿入されるスリーブ2
2、および、シャフト21の下方端部に対向するカウン
タプレート23がホルダ122内に配置される。
【0017】シャフト21の下方端部はスリーブ22の
下面とカウンタプレート23の上面との間に挟まれる円
盤状のスラストプレート211となっており、スラスト
プレート211の上下面にはスパイラル溝が形成され
る。スラストプレート211の周囲には油が充填されて
おり、シャフト21が回転すると、スラストプレート2
11の上下面に流体動圧効果が生じ、上下面は非接触状
態とされる。すなわち、スラストプレート211の上下
面、スリーブ22の下面およびカウンタプレート23の
上面により、中心軸11Jの方向を向くスラスト荷重を
受ける流体動圧機構が構成される。
【0018】シャフト21の軸周りの外側面とスリーブ
22の内側面との間にも油が充填されており、シャフト
21の外側面にはヘリングボーン溝が形成されている。
したがって、シャフト21が回転すると、シャフト21
の外側面とスリーブ22の内側面との間に流体動圧効果
が生じ、シャフト21の外側面とスリーブ22の内側面
とは非接触状態とされる。すなわち、シャフト21の外
側面とスリーブ22の内側面とによりラジアル荷重を受
ける流体動圧機構が構成される。
【0019】以上のように、モータ1の流体動圧軸受機
構2は、シャフト21、スリーブ22およびカウンタプ
レート23により、ラジアル荷重およびスラスト荷重を
受ける流体動圧機構が組み合わされたものとなってい
る。なお、スリーブ22およびホルダ122には流体動
圧軸受機構2の油中に生じた気泡を除去するための通気
口22aが形成される。
【0020】多極着磁された円環状の磁石31および複
数の電磁石32は互いに対向して中心軸11Jの周囲に
配置され、複数の電磁石32に与えられる電流を制御す
ることにより、磁石31と複数の電磁石32との間に中
心軸11J周りの回転力が発生する。これによりステー
タ12に対してロータ11が回転する。このとき、シャ
フト21とスリーブ22との間、および、シャフト21
とカウンタプレート23との間に流体動圧が発生し、シ
ャフト21が非接触状態にて円滑に回転する。
【0021】モータ1では、スラストプレート211の
側面を覆うようにリング状のクランプ部材4がさらに設
けられる。図3はクランプ部材4近傍の様子を拡大して
示す図であり、図4はクランプ部材4およびスラストプ
レート211を示す底面図である。
【0022】図4に示すようにクランプ部材4は、ティ
ルティングパッド状の複数の可撓部材41を放射状に有
する。可撓部材41は、ホルダ122に挿入されるリン
グ部42からスラストプレート211に向かって伸びて
おり、可撓部材41の一端はリング部42に固定され、
ロータ11の静止時には可撓部材41の他端がスラスト
プレート211の側面に接する。なお、クランプ部材4
の作成に際しては、図3に示すようにリング部42の中
央領域に切り込みを入れ、中央領域をリング内へとプレ
スにて湾曲させることにより可撓部材41が設けられ
る。
【0023】図3に示すようにスラストプレート211
の側面にはヘリングボーン溝が形成されており、図3お
よび図4中に矢印21Rにて示す方向へシャフト21が
回転する。したがって、シャフト21が回転すると、ス
ラストプレート211とホルダ122との間に介在する
油により可撓部材41の先端とスラストプレート211
の側面との間に流体動圧が生じ、シャフト21と可撓部
材41とが非接触状態とされる。
【0024】すなわち、モータ1では、ロータ11がス
テータ12に対して静止している状態において、可撓部
材41の先端がスラストプレート211の側面に当接し
てシャフト21のスラスト方向への遊動(すなわち、ロ
ータ11のスラスト方向への遊動)が抑制される。その
結果、モータ1を用いた図1に示すディスク装置70が
振動等の外乱を受けたとしてもヘッド731がディスク
板72に接触してしまうことを確実に防止することがで
きる。ロータ11がステータ12に対して回転を開始す
ると、可撓部材41の先端がスラストプレート211に
対して非接触状態とされ、回転性能が損なわれることな
くロータ11が滑らかに回転する。
【0025】なお、シャフト21の軸径はスラストプレ
ート211の部位にて他の部位よりも大きくなっている
ことから、スラストプレート211の側面に可撓部材4
1を当接させることにより、シャフト21の回転遊動の
抑制を効果的に行うことができる。そして、回転遊動の
抑制によりシャフト21と可撓部材41との当接状態を
安定して維持することができ、シャフト21のスラスト
方向の遊動も適切に抑制することが実現される。
【0026】図5は、第2の実施の形態に係るモータの
スラストプレート211と可撓部材41aとを示す底面
図であり、第1の実施の形態における図4に対応する図
である。他の構成は第1の実施の形態と同様である。第
2の実施の形態に係るモータでは、可撓部材41aは螺
旋状の薄板となっており、一端がホルダ122の内側面
に溶接または圧接により取り付けられ、ロータ11の静
止時に他端がスラストプレート211の側面に当接す
る。
【0027】これにより、第1の実施の形態と同様に、
ロータ11の静止時にロータ11のスラスト方向への遊
動が抑制され、ロータ11の回転時に可撓部材41aと
スラストプレート211とが流体動圧効果により非接触
状態となって回転性能が損なわれることなくロータ11
が回転する。
【0028】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるもので
はなく様々な変形が可能である。
【0029】上記実施の形態に係るモータは、流体動圧
軸受機構を有する電動式のモータであって、スラスト方
向へのロータの遊動を抑制する必要があるものであれ
ば、任意の用途に利用可能である。なお、シャフトが機
械的に拘束されることにより振動等の外乱によるロータ
の回転遊動も抑制される。
【0030】また、流体動圧軸受機構2における溝の形
成箇所は適宜変更されてよい。例えば、シャフト21の
外側面ではなくスリーブ22の内側面に溝が形成されて
もよく、スラストプレート211に溝を形成するのでは
なく、カウンタプレート23の上面に溝が形成されても
よい。
【0031】上記実施の形態では、シャフト21がスリ
ーブ22内で回転するが、シャフトが固定され、スリー
ブが回転してもよい。また、ステータに磁石が設けら
れ、ロータに電磁石が設けられてもよい。すなわち、流
体動圧軸受機構は、軸受機構を構成する一方の軸受要素
が他方の軸受要素に対して相対的に回転することによ
り、中心軸を中心にステータがロータを相対的に回転可
能に支持するものであればよい。
【0032】また、シャフトに可撓部材の一端が取り付
けられ、静止時に他端がスリーブに当接してもよい、す
なわち、流体動圧軸受機構内にて流体を挟んで互いに対
向する2つの面の間に可撓部材が配置され、可撓部材の
一端が一方の面に取り付けられ、ロータの静止時に他端
が他方の面に当接するようにされるのであるならば、可
撓部材は任意に配置されてよい。これにより、静止時の
ロータの遊動の抑制が実現され、ロータの回転時に一方
の面と他方の面との相対的移動に起因する流体動圧によ
り可撓部材の他端が非接触状態とされてロータの円滑な
回転が実現される。
【0033】なお、可撓部材の取付の容易さという観点
からは可撓部材がシャフトが挿入されるスリーブ側に取
り付けられることが好ましい。
【0034】可撓部材の形状も、上記実施の形態のよう
に帯状に限定されるものではなく、他の形状であっても
よい。例えば、流体動圧効果を容易に得るために可撓部
材の先端が太くなっていてもよい。さらに、ロータ11
の静止時の接触拘束力を高めるために摩擦係数の大きな
ゴム材で可撓部材が形成されてもよく、接触箇所の表面
相度が大きく(粗く)されてもよい。
【0035】可撓部材は流体動圧軸受機構内に他の手法
により取り付けられてもよい。例えば、可撓部材を挟み
込むスリットが設けられてもよい。
【0036】さらに、可撓部材はシャフト21とスリー
ブ22との間において流体動圧軸受として機能しない部
位であれば、任意の部位に設けられてよい。ただし、通
常、スラストプレート211の側面以外の面には流体動
圧を発生させるための溝を形成することが好ましいこと
から、スラストプレート211の側面側に可撓部材が配
置されることが好ましい。
【0037】上記実施の形態では、スラストプレート2
11の側面に流体動圧を発生させるための溝が形成され
ているが、スラストプレート211の側面に溝を形成せ
ずに図6(a)および(b)に例示するように可撓部材
41側に溝が形成されてもよい。図6(a)は可撓部材
41の先端にヘリングボーン溝411が形成された様子
を示しており、図6(b)は可撓部材41の先端に流体
動圧発生用の凸部412が形成された様子を示してい
る。
【0038】上記実施の形態に係るモータ1では円環状
の多極着磁された磁石31が用いられるが、磁石31は
もちろん複数の磁石により構成されてもよい。逆に、電
磁石32は複数の電磁石と捉えられる形態に限定される
ものではなく、複数の磁極を発生することができる1つ
の電磁石であってもよい。
【0039】また、上記実施の形態では油を用いた流体
動圧軸受機構2を有するモータについて説明を行った
が、空気、磁性流体等の油以外の流体を用いた流体動圧
軸受機構であっても本発明を適用することができる。
【0040】さらに、図1に示すディスク装置70では
モータ1にディスク板72が固定されるが、ディスク板
72はモータ1と着脱可能であってもよい。ディスク板
72への情報の書き込みまたは読み出しもヘッド731
を用いた磁気的手法に限定されるものではない。例え
ば、光、または、光および磁気を用いた手法であっても
よい。
【0041】
【発明の効果】請求項1ないし4の発明では、回転性能
を低下させることなく、静止時に第1の部材と第2の部
材との相対的遊動を抑制することができる。
【0042】また、請求項2の発明では、可撓部材を容
易に取り付けることができ、請求項3および4の発明で
は、第1の部材と第2の部材との相対的遊動をより適切
に抑制することができる。
【0043】請求項5の発明では、請求項1ないし4に
係るモータを用いたディスク装置とすることにより、振
動等を受けた際に記録媒体とアクセス手段とが接触して
しまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク装置の一般的内部構成を示す図であ
る。
【図2】第1の実施の形態に係るモータの縦断面図であ
る。
【図3】クランプ部材近傍の様子を拡大して示す図であ
る。
【図4】クランプ部材およびスラストプレートを示す底
面図である。
【図5】第2の実施の形態における可撓部材およびスラ
ストプレートを示す底面図である。
【図6】(a)および(b)は、可撓部材の先端を示す
図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 流体動圧軸受機構 11 ロータ 11J 中心軸 12 ステータ 21 シャフト 22 スリーブ 31 磁石 32 電磁石 41,41a 可撓部材 70 ディスク装置 72 ディスク板 73 アクセス部 211 スラストプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J011 AA11 BA04 CA02 JA02 KA02 KA03 LA05 MA12 5D109 BA01 BA14 BA16 BA17 BB12 BB18 BB21 BB22 5H607 BB01 BB07 BB09 BB17 BB25 CC01 CC03 DD16 EE15 EE17 GG03 GG12 GG15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動式のモータであって、 所定の中心軸の周囲に配置される磁石が取り付けられた
    第1の部材と、 前記磁石に対向して配置され、前記中心軸周りの回転力
    を発生する電磁石が設けられた第2の部材と、 前記中心軸を中心に前記第1の部材を前記第2の部材に
    対して相対的に回転可能に支持する流体動圧軸受機構
    と、 前記流体動圧軸受機構内にて流体を介在させつつ互いに
    対向する第1の面および第2の面の間に配置された可撓
    部材と、を備え、 前記可撓部材の一端が前記第1の面側に取り付けられ、
    静止状態において前記可撓部材の他端が前記第2の面に
    当接し、 前記第1の部材が前記第2の部材に対して回転すると、
    前記第1の面に対する前記第2の面の相対的移動に起因
    する流体動圧により前記他端が前記第2の面と非接触状
    態とされることを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモータであって、 前記第2の面が前記流体動圧軸受機構のシャフト上の面
    であり、前記第1の面が前記シャフトが挿入されるスリ
    ーブ側の面であることを特徴とするモータ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のモータであって、 前記第2の面を有する部位において前記シャフトの軸径
    が他の部位より大きいことを特徴とするモータ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のモータであって、 前記シャフトの端部にスラスト荷重を受ける流体動圧機
    構の一部であるスラストプレートが設けられ、前記第2
    の面が前記スラストプレートの側面であることを特徴と
    するモータ。
  5. 【請求項5】 情報を記録できる円板状の記録媒体が装
    着されるディスク装置であって、 前記記録媒体を収容するハウジングと、 前記ハウジング内部に固定されて前記記録媒体を回転さ
    せる請求項1ないし4のいずれかに記載のモータと、 前記記録媒体に対する情報の書き込みまたは読み出しを
    行うアクセス手段と、を備えることを特徴とするディス
    ク装置。
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