JP2003056523A - ジョイント部材 - Google Patents

ジョイント部材

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JP2003056523A
JP2003056523A JP2001252382A JP2001252382A JP2003056523A JP 2003056523 A JP2003056523 A JP 2003056523A JP 2001252382 A JP2001252382 A JP 2001252382A JP 2001252382 A JP2001252382 A JP 2001252382A JP 2003056523 A JP2003056523 A JP 2003056523A
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pole
connecting body
shaft member
joint member
poles
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JP2001252382A
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Masaaki Hayashi
正明 林
Koji Ando
幸二 安藤
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IWATA SEISAKUSHO KK
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IWATA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のポールを任意の接続角度で接続させる
ことが可能であるとともに、コストの低減も可能なジョ
イント部材を提供する。 【解決手段】 ジョイント部材1は、軸部材3と、その
軸部材3に固定される第一の連結体5および第二の連結
体6とを備える。前記第一の連結体5および第二の連結
体6は、それぞれ、前記軸部材3に回動可能に装着され
るとともに、雄ねじ部材4a、4aによって前記軸部材
3に締め付け固定される。そして、前記第一の連結体5
および第二の連結体6が互いに向かい合う一方面とは反
対側の他方面には、それぞれ、ポール2a、2bを前記
他方面側に着脱可能に取り付けるサドル部材15、15
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のポールを
接続するためのジョイント部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポール同士を接続するにあたっ
て、例えば、図11に示されるようなジョイント部材5
1が用いられた。このジョイント部材51は、直方体形
状に形成されて、長手方向の一方側に、一方のポール5
2が挿入される一方の挿入孔51aが設けられ、また、
他方側に、前記一方の挿入孔51aと垂直となるように
明けられて他方のポール53が挿入される他方の挿入孔
51bが設けられていた。そして、各先端から各挿入孔
51a、51bまでを、それら挿入孔51a、51bの
長手方向に分断するスリット51c、51cがそれぞれ
設けられていた。そして、各スリット51c、51cの
幅を狭めるように、ねじ込まれるボルト51d、51d
によって、各ポール52、53は、それぞれの挿入孔5
1a、51b内に固定された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
ジョイント部材51にあっては、機械加工を前提とした
形状であったため、コスト高となっていた。また、この
ジョイント部材51においては、ポール52、53を任
意の接続角度で接続させることができないため、ポール
52、53同士の接続姿勢に応じて、このジョイント部
材51全体を変更する必要があった。
【0004】この発明は、上記した従来の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、複数のポールを任意の接続角度で接続させることが
可能なジョイント部材を提供することにある。また、他
の目的は、コストを低減することができるジョイント部
材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るジョイン
ト部材は、前記目的を達成するために、次の構成からな
る。すなわち、請求項1に記載の発明に係るジョイント
部材は、複数のポールを接続するためのジョイント部材
であって、軸部材と、その軸部材に固定される第一の連
結体および第二の連結体とを備えている。そして、前記
第一の連結体および第二の連結体の少なくとも一方の連
結体は、前記軸部材に回動可能に装着されるとともに、
固定部材によって前記軸部材に固定され、前記第一の連
結体および第二の連結体が互いに向かい合う一方面とは
反対側の他方面には、それぞれ、前記ポールを前記他方
面側に着脱可能に取り付けるポール取り付け手段を備え
ている。これにより、前記第一の連結体および第二の連
結体の少なくとも一方の連結体は、他方の連結体との間
の相対的な位置が変わるように、前記軸部材の軸心回り
に回動されて、所望の位置関係となったところで、固定
部材によって固定される。そして、一方の連結体が他方
の連結体との間の相対的な位置が変わるように軸心回り
に回動されることにより、前記一方の連結体の他方面側
にポール取り付け手段によって取り付けられるポール
も、前記他方の連結体に同様に取り付けられるポールと
の間の相対的な位置が変わり、その結果、両ポールは、
任意の接続角度で接続される。なお、ポールは、中実の
棒状部材であってもよく、また、中空(パイプ状)の棒
状部材であってもよい。
【0006】また、請求項2に記載のジョイント部材の
ように、前記ポール取り付け手段は、前記ポールを、前
記他方面に沿って取り付けるサドル部材を備えるのが好
ましい。このように、サドル部材を用いれば、ポール取
り付け手段の構造を複雑にすることなく、前記ポール
を、第一の連結体および第二の連結体の他方面側に簡単
かつ確実に取り付けることができ、かつ、ジョイント部
材のコストを低減することができる。
【0007】また、請求項3に記載のジョイント部材の
ように、前記ポール取り付け手段は、前記サドル部材を
前記他方面側に固定するためのねじ部材を備え、かつ、
前記サドル部材は、前記ねじ部材によって、前記他方面
側に、着脱自在に取り付け固定されるのが好ましい。こ
れにより、サドル部材を、取り替え交換することがで
き、また、異なるサイズのサドル部材をいくつか用意し
ておくことにより、異なる径の大きさのポールに対応す
ることができる。
【0008】また、請求項4に記載のジョイント部材
は、前記固定部材は、雄ねじ部材からなり、前記第一の
連結体および第二の連結体の少なくとも一方の連結体に
は、前記軸部材が挿通される軸部材挿通用の挿通孔と、
前記挿通孔に連通して、前記挿通孔の周方向を分断する
スリットと、前記スリットと交差するよう形成されて、
前記スリットの幅を狭めるように、前記雄ねじ部材が締
め込まれる締込み孔とが設けられている。これにより、
雄ねじ部材が締込み孔に締め込まれることにより、前記
第一の連結体および第二の連結体の少なくとも一方の連
結体は、前記軸部材に締め付け固定される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るジョイント
部材の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1ない
し図7は、この発明に係るジョイント部材の第一の実施
の形態を示す。図中符号1は、ジョイント部材の全体を
示す。このジョイント部材1は、複数、例えば、二本の
ポール(図示実施の形態の場合、第一のポール2aおよ
び第二のポール2b)を所要の接続角度で接続するため
のものであって、軸部材3と、その軸部材3に回動可能
に装着されるとともに、固定部材4、4によって前記軸
部材3に回動不能に固定される第一の連結体5および第
二の連結体6(以下、各連結体5、6と称する。)とを
備えている。そして、各連結体5、6が互いに向かい合
う一方面とは反対側の他方面には、それぞれ、前記ポー
ル2a、2bを前記他方面側に着脱可能に取り付けるポ
ール取り付け手段を備えている。なお、前記接続角度と
は、一のポールの軸心線と他のポールの軸心線とが互い
に間隔を置いて交わる際の交差角度のことを言う。
【0010】ここで、前記固定部材4、4は、例えば、
六角穴付きボルト等の雄ねじ部材4a、4aからなる。
また、前記各連結体5、6は、図示実施の形態において
は、互いに同形状かつ同大に形成される平板状の矩形ブ
ロック体であって、四隅のうちの一角には、前記雄ねじ
部材4a、4aの頭部が収まるように、ほぼL字状に切
欠かれた凹部8、8が設けられている。そして、各連結
体5、6には、それぞれ、前記軸部材3が挿通される軸
部材挿通用の挿通孔9、9と、前記挿通孔9、9に連通
して、前記挿通孔9、9の周方向を分断するスリット1
0、10と、前記スリット10、10と交差するよう形
成されて、前記スリット10、10の幅を狭めるよう
に、前記雄ねじ部材4a、4aが締め込まれる締込み孔
11、11が設けられている。
【0011】前記締込み孔11、11は、前記凹部8、
8の端面から前記スリット10、10へと貫通するよう
形成されて、前記雄ねじ部材4a、4aが通される雄ね
じ部材通し孔11a、11aと、スリット10、10を
挟んで前記雄ねじ部材通し孔11a、11aと連通位置
するとともに、各連結体5、6の外周部へと貫通するよ
う形成されて、前記雄ねじ部材4a、4aが螺合される
雌ねじ孔11b、11bとからなる。また、前記軸部材
挿通用の挿通孔9、9は、各連結体5、6の中央部に
て、一方面から他方面へと貫通するよう形成されてい
る。そして、挿通孔9、9は、一方面から他方面に向か
う途中までに形成される小径の第一の孔部9a、9a
と、前記途中から他方面に至るまでに形成される大径の
第二の孔部9c、9cとからなり、これら第二の孔部9
c、9cと第一の孔部9a、9aとの間には、前記他方
面と平行位置する平面部9b、9bが形成されている。
【0012】ここで、前記軸部材3は、前記平面部9
b、9bから少しだけ突き出る突出部3a、3aを備
え、それら突出部3a、3aは、前記他方面からは突き
出ることなく、前記第二の孔部9c、9c内にすっぽり
と収容されている。これにより、突出部3a、3aは、
他方面側に取り付けられるポール2a、2bと干渉しな
いので、ポール2a、2bを取り付ける際の障害となら
ない。また、前記突出部3a、3aの外周部の全周に
は、溝部3b、3bが設けられ、それら溝部3b、3b
には、各連結体5、6が軸部材3から外れるのを防止す
るため、例えば、C形止め輪等の止め部材12が嵌めら
れている。そして、軸部材3には、スペーサとして、厚
みの薄いリング状の滑り板13が嵌められており、この
滑り板13は、その表裏それぞれの面が、各連結体5、
6の一方面と対面位置して、各連結体5、6の間に介装
されている。このように、厚みの薄い滑り板13を介装
させることにより、各連結体5、6は、前記一方面が互
いに近接位置するように、前記軸部材3に装着されるの
で、ジョイント部材1全体が、コンパクトに形成され
る。もっとも、各連結体5、6は、滑り板13を介装さ
せることなく、前記一方面が互いに当接するように、軸
部材3に装着されても構わない。
【0013】そして、前記ポール取り付け手段は、前記
ポール2a、2bを、他方面に沿って取り付けるサドル
部材15、15を備えるとともに、それらサドル部材1
5、15を前記他方面側に固定するためのねじ部材1
6、16、例えば、六角穴付きボルトを備えている。
【0014】ここで、サドル部材15、15は、前記ポ
ール2a、2bの外周部に沿うように、例えば、ほぼ半
円弧状に形成される本体部15a、15aと、前記本体
部15a、15aの両端から互いに離れるように延びて
なる延出部15b、15bとからなる。そして、延出部
15b、15bのそれぞれには、表裏に貫通して前記ね
じ部材16、16が挿通される孔15c、15cが設け
られ、それらの孔15c、15cに対応するように、各
連結体5、6には、それら連結体5、6の一方面と他方
面との間を貫通する、前記ねじ部材16、16が締め込
まれる、サドル取付孔としての雌ねじ部17、17が設
けられている。なお、ポール2a、2bは、中実の棒状
部材であってもよく、また、中空(パイプ状)の棒状部
材であってもよい。
【0015】次に、この実施の形態に示されるジョイン
ト部材1の作用効果について説明する。図6は、ほぼ垂
直に立設された第一のポール2aと、ほぼ水平に延びて
なる第二のポール2bとを、各ポール2a、2bの一端
部にて直角状に接続させてなる、ジョイント部材1の一
使用例を示す。前記第一のポール2aは、その一端部
が、前記第一の連結体5の他方面側に、前記サドル部材
15によって押し止められるように取り付けられ、か
つ、その他端部が、ベルトコンベヤ20を構成するC型
チャンネル21に、接続具22を介して取り付け固定さ
れている。前記接続具22は、例えば、直方体形状のブ
ロック体からなり、第一のポール2aの外周部を挾持す
る挾持部22aと、C型チャンネル21の突片部21a
を挾むようにして、止めねじ23、23によって前記突
片部21aに固定される固定部22bとからなる。一
方、前記第二のポール2bは、その一端部が、前記第二
の連結体6の他方面側に、前記サドル部材15によって
押し止められるように取り付けられている。そして、第
二のポール2bの他端部には、光電センサー等のセンサ
ー25が、接続具24によって取り付け接続されてい
る。前記センサー取付具24は、第二のポール2bを挟
むサドル部材26(前記サドル部材15とは別)と、こ
のサドル部材26が固定される板状部材24aと、前記
センサー25を取り付け保持する保持部材24bとから
なる。
【0016】ここで、サドル部材15、15は、前記ね
じ部材16、16が、前記孔15c、15cに挿通され
るとともに、前記雌ねじ部17、17にねじ込まれるこ
とにより、各連結体5、6の他方面側に、着脱自在に取
り付け固定される。このとき、各ポール2a、2bは、
前記サドル部材15、15の本体部15a、15aと各
連結体5、6の他方面との間で挟まれるように保持され
る。よって、サドル部材15、15を用いれば、ポール
取り付け手段の構造をあえて複雑にしなくても、各ポー
ル2a、2bは、各連結体5、6の他方面側に簡単かつ
確実に取り付けられる。また、前記ねじ部材16、16
を雌ねじ部17、17から緩めて外すことにより、サド
ル部材15、15を、各連結体5、6から取り外して取
り替え交換することも可能である。また、異なるサイズ
のサドル部材をいくつか用意しておくことにより、異な
る径の大きさのポールに対応することができる。さら
に、サドル部材15、15を用いることにより、ジョイ
ント部材1のコストを低減することができる。
【0017】また、前記第一の連結体5および第二の連
結体6のいずれか一方もしくは両方の連結体は、他方の
連結体との間の相対的な位置が変わるように軸部材3の
軸心回りに回動されて、所望の位置関係となったところ
で、前記雄ねじ部材4a、4aを締め込み孔11に締め
こむことによって、前記軸部材3に回動不能に締め付け
固定される。よって、一方の連結体が他方の連結体との
間の相対的な位置が変わるように軸部材3の軸心回りに
回動されることにより、前記一方の連結体に取り付けら
れるポールも、他方の連結体に取り付けられるポールと
の間の相対的な位置が変わる。その結果、これらポール
は、任意の接続角度で接続されることができ、例えば、
図7に示すように、第一のポール2aと第二のポール2
bとが交差することなく直線状に接続させることも可能
である。
【0018】なお、この発明に係るジョイント部材は、
上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他
種々の変更が可能である。例えば、図8および図9に示
す、第二の実施の形態のジョイント部材1aのように、
第一の連結体5が第二の連結体6よりも大であるジョイ
ント部材であって、各連結体5、6に、それぞれ、径の
異なるポール2a、2bを取り付ける態様であっても構
わない。すなわち、例えば、第一のポール2aの径が第
二のポール2bの径よりも大きい場合において、前記第
一の連結体5は、その他方面側に前記第一のポール2a
を取り付け、前記第二の連結体6は、その他方面側に前
記第二のポール2bを取り付けるものである。そして、
各連結体5、6は、径の異なるポール2a、2bのそれ
ぞれに対応するサイズの、ポール取り付け手段としての
サドル部材15、15およびねじ部材16、16を備え
ている。
【0019】また、第一および第二の実施の形態に示す
ジョイント部材1、1aにおいて、雄ねじ部材4a、4
aが螺合される雌ねじ孔11b、11bは、各連結体
5、6に直接螺設されなくとも、例えば、スリット1
0、10を挟んで、雄ねじ部材通し孔11a、11aの
反対側に位置するように、各連結体5、6内にナットを
設けることで、それらナットの内側の雌ねじを前記雌ね
じ孔11b、11bとしてもよい。そして、前記ナット
の雌ねじに、雄ねじ部材4a、4aを螺合させることに
より、各連結体5、6を軸部材3に締め付け固定する。
【0020】また、図10に示す第三の実施の形態のジ
ョイント部材1bは、各連結体5、6が、それぞれ、軸
部材3に回動可能に装着されるとともに、固定部材4、
4によって前記軸部材3に固定され、かつ、前記軸部材
3が挿通される軸部材挿通用の挿通孔9と、その挿通孔
9に連通するように、各連結体5、6の外周部に開けら
れた、ねじ込み孔部30、30とを備えるものであっ
て、それらねじ込み孔部30、30は、例えば、各連結
体5、6の外周部の二箇所において、互いの軸心線が直
角状に交わるように開けられている。そして、ねじ込み
孔部30、30には、例えば、止めねじ部材4b、4b
等の固定部材4、4、がねじ込まれ、前記止めねじ部材
4b、4bの先端が、軸部材3の外周部を押圧すること
により、各連結体5、6を前記軸部材3に固定するもの
である。もちろん、第一の連結体5および第二の連結体
6のいずれか一方もしくは両方の連結体は、他方の連結
体との間の相対的な位置が変わるように軸部材3の軸心
回りに回動されることができるので、前記一方の連結体
に取り付けられるポールも、他方の連結体に取り付けら
れるポールとの間の相対的な位置を変えることができ、
その結果、これらポールは任意の接続角度で接続される
ことができる。
【0021】また、前記サドル部材15、15は、必ず
しも、一本のポールを取り付けるだけではなく、例え
ば、本体部15a、15aと各連結体5、6の他方面と
の間において、複数本のポールを束ねて挟むような態様
であってもよい。
【0022】また、この発明に係るジョイント部材1、
1a、1bは、必ずしも、各連結体5、6が、両方共、
前記軸部材3に回動可能に装着される必要はなく、第一
の連結体5および第二の連結体6の少なくとも一方が、
軸部材3に、回動可能に装着されるとともに固定部材4
によって固定されていればよい。他方の連結体が、軸部
材3に不動に固定されていても、一方の連結体が、軸部
材3の軸心回りに回動されることにより、他方の連結体
との間の相対的な位置が変わるので、各連結体5、6に
取り付けられるポールも、互いの接続角度が任意に調整
されるからである。
【0023】また、サドル取付孔としての雌ねじ部17
は、各連結体5、6に直接螺設されなくとも、例えば、
各連結体5、6の一方面側に収容されるナットを設ける
ことで、そのナットの内側の雌ねじを前記雌ねじ部17
としてもよい。
【0024】また、孔15cは、各延出部15bに一個
でなくともよく、例えば、ポール2a、2bに沿って複
数個、例えば、二個が並ぶようにして設けられていても
よい。そして、これらポール2a、2bに沿って並ぶ複
数個の孔15c、15cと連通するように、各連結体
5、6にも、ポール2a、2bに沿って並ぶ複数個のサ
ドル取付孔としての雌ねじ部17、17を設けておく。
こうして、ポール2a、2bに沿って並ぶ複数のねじ部
材16、16によって、ポール2a、2bを、各連結体
5、6の他方面側に強固に取り付けることができる。
【0025】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明に係るジョイント部材によれば、次の効果
がある。
【0026】請求項1に記載されたジョイント部材によ
れば、第一の連結体および第二の連結体の少なくとも一
方が、他方の連結体との間の相対的な位置が変わるよう
に軸部材の軸心回りに回動されることにより、一方の連
結体に取り付けられるポールが、他方の連結体に取り付
けられるポールとの間の相対的な位置が変わる。その結
果、第一の連結体および第二の連結体に取り付けられる
ポールは、互いに任意の接続角度で接続されることがで
きる。
【0027】請求項2に記載されたジョイント部材によ
れば、加えて、ポール取り付け手段の構造を複雑にする
ことなく、ポールを第一の連結体および第二の連結体の
他方面側に簡単かつ確実に取り付けることができる。ま
た、ジョイント部材のコストを低減することができる。
【0028】請求項3に記載されたジョイント部材によ
れば、加えて、サドル部材を、取り替え交換することが
でき、また、異なるサイズのサドル部材をいくつか用意
しておくことにより、異なる径の大きさのポールに対応
することができる
【0029】請求項4に記載されたジョイント部材によ
れば、加えて、雄ねじ部材を締込み孔に締め込むことに
より、第一の連結体および第二の連結体の少なくとも一
方の連結体を、軸部材に締め付け固定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るジョイント部材の第一の実施の
形態の、分解斜視図である。
【図2】同じく、正面図である。
【図3】同じく、側面図である。
【図4】同じく、第一の連結体の正面図である。
【図5】図4におけるA−A線断面図である。
【図6】同じく、使用状態を示す斜視図である。
【図7】同じく、ポールが互いに交差することなく直線
状に接続された状態を示す斜視図である。
【図8】この発明に係るジョイント部材の第二の実施の
形態の、正面図である。
【図9】同じく、側面図である。
【図10】この発明に係るジョイント部材の第三の実施
の形態の、正面図である。
【図11】従来のジョイント部材の使用状態を示す正面
図である。
【符号の説明】
1 ジョイント部材 2a 第一のポ
ール 2b 第二のポール 3 軸部材 4 固定部材 4a 雄ねじ部
材 5 第一の連結体 6 第二の連結
体 9 挿通孔 10 スリット 11 締込み孔 15 サドル部
材 15a 本体部 15b 延出部 15c 孔 16 ねじ部材 17 雌ねじ部(サドル取付孔)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のポールを接続するためのジョイン
    ト部材であって、 軸部材と、その軸部材に固定される第一の連結体および
    第二の連結体とを備え、 前記第一の連結体および第二の連結体の少なくとも一方
    の連結体は、前記軸部材に回動可能に装着されるととも
    に、固定部材によって前記軸部材に固定され、 前記第一の連結体および第二の連結体が互いに向かい合
    う一方面とは反対側の他方面には、それぞれ、前記ポー
    ルを前記他方面側に着脱可能に取り付けるポール取り付
    け手段を備えることを特徴とするジョイント部材。
  2. 【請求項2】 前記ポール取り付け手段は、前記ポール
    を、前記他方面に沿って取り付けるサドル部材を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のジョイント部材。
  3. 【請求項3】 前記ポール取り付け手段は、前記サドル
    部材を前記他方面側に固定するためのねじ部材を備え、
    かつ、前記サドル部材は、前記ねじ部材によって、前記
    他方面側に、着脱自在に取り付け固定されることを特徴
    とする請求項2に記載のジョイント部材。
  4. 【請求項4】 前記固定部材は、雄ねじ部材からなり、 前記第一の連結体および第二の連結体の少なくとも一方
    の連結体には、前記軸部材が挿通される軸部材挿通用の
    挿通孔と、 前記挿通孔に連通して、前記挿通孔の周方向を分断する
    スリットと、 前記スリットと交差するよう形成されて、前記スリット
    の幅を狭めるように、前記雄ねじ部材が締め込まれる締
    込み孔とが設けられていることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれか1項に記載のジョイント部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012153488A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp ロープ探傷装置の取付器具

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JP2012153488A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp ロープ探傷装置の取付器具

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