JP2003056519A - 結束具およびその集合体 - Google Patents

結束具およびその集合体

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JP2003056519A
JP2003056519A JP2001243393A JP2001243393A JP2003056519A JP 2003056519 A JP2003056519 A JP 2003056519A JP 2001243393 A JP2001243393 A JP 2001243393A JP 2001243393 A JP2001243393 A JP 2001243393A JP 2003056519 A JP2003056519 A JP 2003056519A
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JP
Japan
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binding
assembly
binding device
binding tool
thermoplastic resin
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Application number
JP2001243393A
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English (en)
Inventor
Toshio Mitsuma
敏夫 三津間
Kazuo Shiraishi
一男 白石
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】結束後も金属探知器の使用が可能で、しかも安
全性に優れた結束具、およびその工業的な取り扱いが容
易な結束具集合体を提供する。 【解決手段】所定の厚さを有する略U字状の熱可塑性樹
脂製結束具、および、この結束具を、切り離し可能な連
結片によって厚さ方向に多数連接した結束具集合体を提
供することにより、上記課題を解決する。上記結束具
は、ポリカーボネートあるいはポリエステル樹脂などの
熱可塑性樹脂を用いた、従来周知のインジェクション成
形により成形されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、漬け物などの包装
袋の開口端部を結束する結束具、ならびにその結束具を
多数連接した結束具集合体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、漬け物やハム、ソーセージなどを
収納した包装袋の開口端部を結束するための材料(結束
具)として、金属ワイヤあるいは粘着テープ、針金入り
テープなどが用いられている。これらの結束具のうち、
金属ワイヤないし針金を用いたものは、金属探知器によ
る異物検査が困難であり、食品等の包装にあっては、安
全性確保の点から改善が求められている。また、包装袋
は一般的にプラスチックフィルムからなっており、近年
の分別廃棄処理に対応するためには、金属製結束具の使
用は避ける必要がある。他方、粘着テープにより開口端
部を結束する方法であれば金属探知器の使用が可能であ
るが、開口端部の密封性を確保することが困難であり、
漬け物などの水物の包装には適切とは言い難い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような状況にあっ
て、近年では金属ワイヤに代えてプラスチックワイヤに
よる結束が試みられている。このプラスチックワイヤを
用いた結束にあっては、プラスチックワイヤの巻き取り
からワイヤを所定長さ切り取り、通常はその両端を結束
装置のジグによりクランプし結束するものであった。こ
のため、どうしてもワイヤの両端が結束部分から外方に
向かって飛び出してしまい、危険であった。このため、
プラスチック製で、しかも安全性に優れた結束具の開発
が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑
み、所定の厚さを有する略U字状の熱可塑性樹脂製結束
具を提供し、上記課題を解決するものである。また本発
明は、上記した所定の厚さを有する略U字状の熱可塑性
樹脂製結束具を、切り離し可能な連結片によって厚さ方
向に多数連接した結束具集合体を提供する。またさらに
本発明は、上記結束具集合体がリールに巻かれてなる、
結束具リールを提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。図1は本発明の結束具の一実施例を示す
説明図、図2は本発明の結束具集合体の一実施例を示す
説明図で、図2(a)は結束具集合体の全体を示し、図2
(b)は結束具集合体を部分拡大して示す図である。
【0006】図1に示した本発明の結束具10は、所定
の厚さを有する略U字状の形状をなしており、ポリカー
ボネートあるいはポリエステル樹脂などの熱可塑性樹脂
を用いた、従来周知のインジェクション成形により成形
されている。熱可塑性樹脂としては、結束後の反発によ
る戻りが小さいポリカーボネートが特に好ましい。
【0007】この結束具10は、U字の底部にあたる基
部11と、その両側に起立する脚部12とからなってお
り、例えば基部11または/および基部の脚部側12a
を保持具により保持し、次いで基部11および脚部の基
部側12aで囲まれる部分に包装袋などを挟み込み、そ
れと前後して主に脚部の先端側12bを加熱軟化させ、
挟み込んだ包装袋などを巻き締めるように脚部の先端側
12bを変形させて結束する。
【0008】このため、脚部の先端側12bは、図示の
ように先細り形状として加熱時に変形しやすくしてあ
る。これにより、上述のように基部11ないしその近傍
を保持し、脚部の先端側12bを変形させるようにする
ことができ、その結果結束具10の端部が結束部分から
外方に飛び出さないようにすることができる。
【0009】また、包装袋などを挟み込み結束する際に
包装袋に接することとなる基部11、および/または脚
部の基部側12aの内方側には、結束時の滑り防止なら
びに密封性を高めるためのリブ15を形成することが好
ましい。
【0010】図示の結束具10は高さが約16mm、幅
が約10mm、厚さ約2mmであり、基部11および脚
部の基部側12aの断面形状は、結束具10の厚さ方向
が上述の通り約2mmで厚さ方向に直交する方向が約3
mmの略楕円形状となっている。また、リブ15は断面
が略正三角形で、約0.5mmの高さの形状となってい
る。
【0011】上記結束具10は、現実的な使用状況を考
慮すると、図2に示すように、当該結束具10を多数、
連結片20により連接した集合体30として提供される
ことが、取り扱いが容易となり好ましい。
【0012】上記連結片20は、結束具10と同材質の
熱可塑性樹脂からなるもので、結束具集合体30は、実
際には例えば50個という複数の結束具10がそれぞれ
連結片20により連接された状態となるように金型を作
成し、インジェクション成形により一体に成形すること
により得られるものである。さらに、上記した結束具集
合体を連続的に結合し、エンドレスにすることもでき
る。
【0013】連結片20は、結束具10を個々に切り離
し容易なように、例えば縦0.5mm×横1.0mm程
度で、厚さ0.5mm程度の大きさに形成される。
【0014】連結片20の形成位置は任意であるが、図
示のように結束具10の基部11の中央側面に設けるこ
とができる。図示の位置に連結片20を設ければ、脚部
の先端側12bに隙間ができるので、結束具10を数百
ないし数万個連接した際、脚部の先端側12bを内側に
向けて巻き取ることができる。
【0015】このようにして結束具集合体30をリール
に巻き取って結束具リールとすれば、工業的な連続作業
において結束具10を連続的に供給できるようになるの
で好ましい。
【0016】なお、連結片20は結束具10同士を連結
できればよいのであり、上述のように結束具1個当たり
1つ設けるようにしてもよいが、複数設けてもよいこと
はもちろんである。
【0017】
【発明の効果】本発明の結束具は以上述べたように熱可
塑性樹脂からなっているので、包装袋を結束した後も金
属探知器による異物混入検査を行うことができる。ま
た、略U字状に形成されているので、ワイヤによる結束
と異なり、結束具の端部が結束部分より外方に飛び出さ
ないようにすることができ、安全である。また、本発明
の結束具集合体は、本発明の結束具を連続的に供給する
ことを可能にするものである。特に、上記結束具集合体
をリール状に巻き取ったものは、その取り扱いが容易で
あり、工業的な利用に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の結束具の一実施例を示す説明図。
【図2】本発明の結束具集合体の一実施例を示す説明
図。
【符号の説明】
10…結束具 11…基部 12…脚部 12a…脚部の基部側 12b…脚部の先端側 15…リブ 20…連結片 30…結束具集合体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の厚さを有する略U字状の熱可塑性樹
    脂製結束具。
  2. 【請求項2】所定の厚さを有する略U字状の熱可塑性樹
    脂製結束具を、切り離し可能な連結片によって厚さ方向
    に多数連接した結束具集合体。
  3. 【請求項3】請求項2記載の結束具集合体がリールに巻
    かれてなる、結束具リール。
JP2001243393A 2001-08-10 2001-08-10 結束具およびその集合体 Pending JP2003056519A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110446658A (zh) * 2017-04-27 2019-11-12 美克司株式会社 捆扎件及连结捆扎件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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