JP4863208B2 - プラスチッククリップ - Google Patents

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本発明は漬け物などを収納した包装袋を結束するプラスチッククリップに関するものである。
従来から、漬け物などを収納したプラスチックフィルムからなる包装袋を結束して収容物を保護する結束具として金属ワイヤが用いられてきたが、収納物を取り出した後に包装袋と金属ワイヤとを分別するすることができないことから、プラスチック製の結束具が提案されている。例えば、円弧状の基部の両端それぞれに脚部を連続させて略U字状としたプラスチッククリップがあり、包装袋の結束すべき個所を絞った状態としてここにプラスチッククリップを合わせ、結束装置でそのプラスチッククリップを加熱して両脚部が前記包装袋の絞り部分を巻くように加圧変形させて結束するようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−056519
また、このプラスチッククリップとしては、商品を収納した包装袋の商品姿を整えるためにも使用されている。即ち、包装袋自体はヒートシールなどされていて、上述したように包装袋の結束すべき個所を絞り込んだ状態にしてこのプラスチッククリップを配して結束させている。この商品の場合でも開封は収納物が位置している個所の包装材を切断して取り出すものである。
しかしながら、商品の開封に際してプラスチッククリップを直接取り外そうとしたり、包装袋の廃棄に際してもこのプラスチッククリップを直接取り外そうと試みられる場合があって、爪が欠けたり指先を傷めるなどの惧れがあった。
そこで本発明は上記事情に鑑み、上述した略U字状のプラスチッククリップに関して、このプラスチッククリップで包装袋を結束するとともに、包装袋を結束してるプラスチッククリップを人が手作業などで取り外そうとした場合には定まった位置で折れを生じさせて包装袋から分離できるようにすることを課題とし、プラスチッククリップを取り外すときに爪欠けを生じさせたり指先を傷めたりしないようにすることを目的とするものである。
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、円弧状に曲がっている基部の両端それぞれに脚部を連続させて略U字状としたプラスチッククリップであって、
前記基部の凹状の曲がり部分である基部内側から凸状の曲がり部分である基部外側に向けて非貫通の小穴からなる凹陥部を設け、
前記基部の曲がっている軸中心に直交して前記凹陥部の部分を通る断面での前記軸中心に対してクリップ厚さ方向で直交する位置から前記基部外側に亘る樹脂断面を、
前記基部の曲がっている軸中心に直交して前記凹陥部の部分を通る断面での前記軸中心に対してクリップ厚さ方向で直交する位置から前記基部内側に亘る樹脂断面より広くしたことを特徴とするプラスチッククリップを提供して、上記課題を解消するものである。
本願発明によれば、基部の中央では樹脂の量が少なくなっているとともに、樹脂が内辺側より外辺側に多くあるため、結束しているプラスチッククリップを取り外すために広げるようにした場合には樹脂の量が小さくなっている基部の中央に応力が集中して折れを生じ、よってこのプラスチッククリップを簡単に取り外すことができるようになる。
つぎに本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図中1はプラスチッククリップで、図示されているようにこのプラスチッククリップ1は略U字状の形状を有していて、半円の円弧状に曲がっている基部2とこの基部2の両端それぞれに連続している一対の脚部3とからなるものである(図1に曲がっている基部2の軸中心の位置をAで示す)。そして、基部2や脚部3の基部側を図示しない結束装置での保持機構で保持し、絞り込んだ状態の包装袋の結束部分を前記脚部3の間に通して基部2の凹となっている部分に配し、さらに脚部3の先端側を加熱軟化させ、包装袋の絞り込み部分を巻き締めるようにそれぞれの脚部3を変形させて結束する(図6)。図示の例では基部2の内辺2a側から前記脚部3にかけて線状にしてリブ4が一体にして設けられており、このリブ4は結束するときに包装袋に対して滑りが生じないようにするものである。
このプラスチッククリップ1は、ポリカーボネートあるいはポリエステル樹脂などの熱可塑性樹脂を用いたインジェクション成形により成形されているものである。そして、結束装置に装填し易くするためなどの理由によりプラスチッククリップ1は基部2の一側面側で凸となる連結突起5が設けられていて、図4に示すようにこの連結突起5を介して複数のプラスチッククリップ1が連接した状態に形成される(図1においてはプラスチッククリップ1の側面を示しているが、後述の凹陥部の説明を容易にするためにこの連結突起は図示していない)。また、基部2の外辺2bには係止突起6が突設していて、連結突起5に装填された連接状態のプラスチッククリップ1を一個ずつ確実に移送するときに利用されるものである。
このプラスチッククリップ1においては、上記基部2の中央7の内辺2a側(凹状に曲がっている基部内側の部分)に、外辺2b側(凸状に曲がっている基部外側の部分)に向けて落ち込んだ非貫通の小穴からなる凹陥部8が設けられていて、この凹陥部8を設けることで、図5に示すように円弧状の基部2の中心7において、基部2の軸中心に直交して前記凹陥部8の部分を通る断面での、前記軸中心にプラスチッククリップ1の厚さ方向で直交する位置から内辺2a側となっている樹脂が位置する樹脂断面より、基部2の軸中心に直交して前記凹陥部8の部分を通る断面での、前記軸中心にプラスチッククリップ1の厚さ方向で直交する位置から外辺2b側となっている樹脂が位置する樹脂断面が広くなるようにしている(図5において軸中心の位置をクリップ厚さ方向で通る位置がAで示めされている)。
これによって、包装袋を結束したこのプラスチッククリップ1を取り外すときに、巻き込むように湾曲変形している脚部3それぞれを外方に開くように引っ張ることで応力が基部2の中央7に集中するようになり、そして、この中央7では内辺2a側の樹脂断面が外辺2b側の樹脂断面より狭く樹脂の量が少ないものとなっているため、両脚部3が開くように引っ張られる初期の時点で内辺2a側の樹脂が破断し、さらに内辺2a側の樹脂が破断したことで外辺2b側の樹脂の部分に応力がさらに集中してこの外辺2b側の樹脂の部分で折れを生じ、応力の集中度合いによって破断もするようになる。
このように基部2の中央7で簡単に折れを生じるようにしているので、プラスチッククリップ1の取り外しが簡単になる。なお、包装袋を結束している状態では、包装袋の結束位置の包装袋自体からはこのプラスチッククリップ1の基部2の中央に応力を集中させるだけの広がり力は生じず、よって、プラスチッククリップ1による結束が適正な状態で維持されるものである。
本発明に係るプラスチッククリップの一例を側面から見た状態で示す説明図である。 一例を下方から見た状態で示す説明図である。 一例を縦断面の状態で示す説明図である。 複数のプラスチッククリップが連接されている状態を示す説明図である。 基部の中央を断面で示す説明図である。 結束した状態を示す説明図である。
符号の説明
1…プラスチッククリップ
2…基部
2a…基部2の内辺
2b…基部2の外辺
3…脚部
4…リブ
5…連結突起
6…係止突起
7…基部2の中央
8…凹陥部
A…軸中心の位置

Claims (1)

  1. 円弧状に曲がっている基部の両端それぞれに脚部を連続させて略U字状としたプラスチッククリップであって、
    前記基部の凹状の曲がり部分である基部内側から凸状の曲がり部分である基部外側に向けて非貫通の小穴からなる凹陥部を設け、
    前記基部の曲がっている軸中心に直交して前記凹陥部の部分を通る断面での前記軸中心に対してクリップ厚さ方向で直交する位置から前記基部外側に亘る樹脂断面を、
    前記基部の曲がっている軸中心に直交して前記凹陥部の部分を通る断面での前記軸中心に対してクリップ厚さ方向で直交する位置から前記基部内側に亘る樹脂断面より広くしたことを特徴とするプラスチッククリップ。
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