JP2003056506A - 液圧アクチュエータ制御装置 - Google Patents

液圧アクチュエータ制御装置

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JP2003056506A
JP2003056506A JP2001244082A JP2001244082A JP2003056506A JP 2003056506 A JP2003056506 A JP 2003056506A JP 2001244082 A JP2001244082 A JP 2001244082A JP 2001244082 A JP2001244082 A JP 2001244082A JP 2003056506 A JP2003056506 A JP 2003056506A
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Shuichi Igarashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 減圧過程での戻液管路の戻液量をより一層正
確に制御できる実用性に秀れた液圧アクチュエータ制御
装置を提供するものである。 【解決手段】 液圧アクチュエータ1の圧力の昇圧若し
くは減圧制御を給液管路2内の給液量若しくは戻液管路
3内の戻液量により制御する液圧アクチュエータ制御装
置であって、給液用吐出量可変ポンプ4は通常の場合で
ある液圧アクチュエータ1の昇圧過程における給液作動
に加え、戻液用吐出量可変ポンプ6と減圧用開閉弁7の
間の戻液管路3の戻液圧が設定圧力より低い場合にも給
液付加作動するように構成され、更に、戻液用吐出量可
変ポンプ6は通常の場合である液圧アクチュエータ1の
減圧過程における戻液作動に加え、前記戻液管路3の戻
液圧が低い場合にも前記給液用吐出量可変ポンプ4の給
液付加作動に対応して戻液付加作動し該戻液管路3の戻
液圧を設定圧力とするように構成されているものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液圧アクチュエー
タ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
注目の分野である超高圧下の新物質の合成や物質特性の
測定を目的とした高圧プレスでは、最低でも2〜50M
N以上になるものもある。
【0003】この用途の一例として、70MPa以上の
油圧による高圧力容器や高油圧シリンダがあり、この高
圧力容器や高油圧シリンダの長時間の加減圧プログラム
制御は、最近の自動計測機器の発展と共に需要の伸びが
大きくなっている。
【0004】この種の制御では、圧力の上昇は定吐出型
油圧ポンプの給液作動を誘導型モータからインバータ型
モータにするだけで制御電圧に比例した高精度な圧力ま
たは流量制御が可能となる。
【0005】一方、減圧は、通常、制御弁で行われ、前
記ポンプとは異なって作動力が小さくても良い反面、流
入側の圧力が制御弁の通過流量に影響を与える。従っ
て、精密な高圧制御を実現する為、従来の制御弁とは異
なり、圧力に依存しない流量特性を持つ機器が要望され
ている。
【0006】ところで、この要望を達成する為、本発明
者らは特開平10−267006号を提案している。
【0007】この特開平10−267006号は、液圧
アクチュエータの圧力の昇圧若しくは減圧制御を給液管
路内の給液量若しくは戻液管路内の戻液量により制御す
るもので、前記給液管路には給液用吐出量可変ポンプを
介して該給液管路が所定圧力以上となった際に開く昇圧
用逆止弁が設けられ、前記戻液管路には戻液用吐出量可
変ポンプを介して該戻液管路が所定圧力以上となった際
に開く減圧用逆止弁が設けられ、この戻液用吐出量可変
ポンプの吐出量により戻液管路の圧力が昇圧し、この昇
圧した戻液管路の圧力が減圧用逆止弁を開き、該戻液管
路の液体を吐出せしめる構成である。
【0008】しかし、この減圧用逆止弁は、前述のよう
に戻液管路の圧力によって開閉せしめられる構成の為、
例えば、図1に示すように、戻液用吐出量可変ポンプよ
り上流側の戻液管路3aから分岐された分岐管路10が設
けられ、戻液用吐出量可変ポンプより下流側の戻液管路
3bには前記分岐管路10の圧力及び付勢機構11(図面は
バネ体)の付勢により常時上流側に付勢されて戻液管路
3bを閉塞する弁体12が設けられ、この弁体12が前記分
岐管路10の圧力及び付勢機構11の付勢に抗して下流側に
移動した際、弁体12より下流側の戻液管路3cを開くよ
うに構成された減圧用開閉弁7の場合(実施例と同一構
成部分には同一符号を付した。)、経年劣化によって前
記弁体12が摩耗したり、前記付勢機構11の付勢が弱まっ
たりしてしまい、従って、所期の流出特性よりも多大な
液体が流出したり、前記所定圧力以下でも液体が流出し
たりする問題点がある。
【0009】更に、経年劣化していない弁体12であって
も、液圧アクチュエータの減圧を極めて微速で行う場
合、弁体12の弁開閉感度が不十分となり易く、結果的に
弁体12が液体を通過させてしまう場合があるという問題
点もある。
【0010】更に、このような所定圧力によって開閉す
る弁は、弁が開閉する際の圧力のバラツキが大きく(噴
き止まり現象)、前記高精度な圧力または流量の制御に
おいて不十分であると言わざるを得ない。
【0011】尚、戻液用吐出量可変ポンプによって戻液
管路3bの圧力を昇圧せしめない場合(具体的には戻液
管路3から戻液用吐出量可変ポンプを除外し、前記戻液
管路3aと前記戻液管路3bを接続した場合)、液圧ア
クチュエータの圧力がそのまま減圧用逆止弁に作用し、
結果として減圧用逆止弁の特性が減圧の制御に直接影響
することになり、前記説明のような高精度な戻液制御は
行えなくなる。
【0012】本発明は、上記問題点を解決するもので、
減圧過程での戻液管路の戻液量をより一層正確に制御で
きる実用性に秀れた液圧アクチュエータ制御装置を提供
するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0014】液圧アクチュエータ1の圧力の昇圧若しく
は減圧制御を給液管路2内の給液量若しくは戻液管路3
内の戻液量により制御する液圧アクチュエータ制御装置
であって、前記給液管路2には給液用吐出量可変ポンプ
4が設けられ、前記戻液管路3には、戻液用吐出量可変
ポンプ6と、該戻液用吐出量可変ポンプ6の作動により
該戻液管路3の圧力が所定圧力以上となった際に開く減
圧用開閉弁7が設けられ、前記給液用吐出量可変ポンプ
4は通常の場合である液圧アクチュエータ1の昇圧過程
における給液作動に加え、前記戻液用吐出量可変ポンプ
6と前記減圧用開閉弁7の間の前記戻液管路3の戻液圧
が設定圧力より低い場合にも給液付加作動するように構
成され、更に、前記戻液用吐出量可変ポンプ6は通常の
場合である液圧アクチュエータ1の減圧過程における戻
液作動に加え、前記戻液管路3の戻液圧が低い場合にも
前記給液用吐出量可変ポンプ4の給液付加作動に対応し
て戻液付加作動し該戻液管路3の戻液圧を設定圧力とす
るように構成されていることを特徴とする液圧アクチュ
エータ制御装置に係るものである。
【0015】また、請求項1記載の液圧アクチュエータ
制御装置において、戻液管路3に戻液用吐出量可変ポン
プ6と減圧用開閉弁7の間の圧力を検出する戻液管路圧
力検出装置15を設け、この戻液管路圧力検出装置15によ
り検出された圧力が設定圧力より低い場合に前記給液付
加作動及び前記戻液付加作動が行われるように構成され
ていることを特徴とする液圧アクチュエータ制御装置に
係るものである。
【0016】また、請求項1,2いずれか1項に記載の
液圧アクチュエータ制御装置において、戻液用吐出量可
変ポンプ6よりも上流側の戻液管路3から分岐される分
岐管路10が設けられ、該戻液管路3には前記分岐管路10
の圧力及び適宜な付勢機構11の付勢により常時上流側に
付勢されて戻液管路3を閉塞する弁体12が設けられ、こ
の弁体12が前記分岐管路10の圧力及び付勢機構11の付勢
に抗して下流側に移動した際、戻液管路3を開くように
構成された減圧用開閉弁7が採用されていることを特徴
とする液圧アクチュエータ制御装置に係るものである。
【0017】また、請求項1〜3いずれか1項に記載の
液圧アクチュエータ制御装置において、給液用吐出量可
変ポンプ4には、該給液用吐出量可変ポンプ4が前記給
液付加作動する際の吐出量を制限する制限装置が設けら
れていることを特徴とする液圧アクチュエータ制御装置
に係るものである。
【0018】また、請求項1〜4いずれか1項に記載の
液圧アクチュエータ制御装置において、戻液用吐出量可
変ポンプ6と減圧用開閉弁7の間に液体を溜める液体容
器13が設けられていることを特徴とする液圧アクチュエ
ータ制御装置に係るものである。
【0019】また、請求項1〜5いずれか1項に記載の
液圧アクチュエータ制御装置において、給液管路2にし
て給液用吐出量可変ポンプ4と液圧アクチュエータ1の
間には、給液用吐出量可変ポンプ4への液体の逆流を防
止する給液側逆止弁30が設けられ、戻液管路3にして液
圧アクチュエータ1と戻液用吐出量可変ポンプ6の間に
は、液圧アクチュエータ1への液体の逆流を防止する戻
液側逆止弁31が設けられていることを特徴とする液圧ア
クチュエータ制御装置に係るものである。
【0020】また、液圧アクチュエータ1の圧力の昇圧
若しくは減圧制御を給液管路2内の給液量若しくは戻液
管路3内の戻液量により制御する液圧アクチュエータ制
御装置であって、前記給液管路2には給液用吐出量可変
ポンプ4が設けられ、前記戻液管路3には、戻液用吐出
量可変ポンプ6と、該戻液用吐出量可変ポンプ6の作動
により該戻液管路3の圧力が所定圧力以上となった際に
開く減圧用開閉弁7が設けられ、この減圧用開閉弁7は
電気制御により開閉度合いが可変するサーボ式開閉弁35
が採用され、前記給液用吐出量可変ポンプ4は通常の場
合である液圧アクチュエータ1の昇圧過程における給液
作動に加え、前記戻液用吐出量可変ポンプ6と前記減圧
用開閉弁7の間の前記戻液管路3の戻液圧が設定圧力よ
り低い場合にも給液付加作動するように構成され、更
に、前記戻液用吐出量可変ポンプ6は通常の場合である
液圧アクチュエータ1の減圧過程における戻液作動に加
え、前記戻液管路3の戻液圧が低い場合にも前記給液用
吐出量可変ポンプ4の給液付加作動に対応して戻液付加
作動し該戻液管路3の戻液圧を設定圧力とするように構
成されていることを特徴とする液圧アクチュエータ制御
装置に係るものである。
【0021】
【発明の作用及び効果】戻液管路3(図面の場合、戻液
用吐出量可変ポンプ6と減圧用開閉弁7の間の戻液管路
3b)の圧力が所定圧力以上となった際に開く減圧用開
閉弁7から流出する液体が設定量より多い場合、この多
い分の液体を給液用吐出量可変ポンプ4の給液付加作動
及び戻液用吐出量可変ポンプ6の戻液付加作動により前
記戻液管路3に補充することにより、戻液管路3内の液
体圧力が予め設定した圧力となり、従って、液圧アクチ
ュエータ1からの流出量を予め設定した設定量とするこ
とができる。
【0022】また、この戻液管路3への液体の補充は、
別途の構造,装置を使用せず、液圧アクチュエータ1の
圧力を昇圧せしめる為の給液用吐出量可変ポンプ4及び
液圧アクチュエータ1の圧力を減圧せしめる為の戻液用
吐出量可変ポンプ6によって行われる為、それだけ簡易
にしてコスト安で行うことができる。
【0023】本実施例は上述のように構成したから、簡
易な構成により、減圧過程での戻液量を補充することが
可能となり、よって、極めて正確に液圧アクチュエータ
の減圧を制御することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】図面は本発明の一実施例を図示し
たものであり、以下に説明する。
【0025】本実施例は、液圧アクチュエータ1の圧力
の昇圧若しくは減圧制御を給液管路2内の給液量若しく
は戻液管路3内の戻液量により制御する液圧アクチュエ
ータ制御装置であって、前記給液管路2には給液用吐出
量可変ポンプ4が設けられ、前記戻液管路3には、戻液
用吐出量可変ポンプ6と、この戻液用吐出量可変ポンプ
6の作動により該戻液用吐出量可変ポンプ6と後記減圧
用開閉弁7の間の戻液管路3bの圧力が所定圧力以上と
なった際に開く減圧用開閉弁7が設けられ、前記給液用
吐出量可変ポンプ4は通常の場合である液圧アクチュエ
ータ1の昇圧過程における給液作動に加え、前記戻液用
吐出量可変ポンプ6と前記減圧用開閉弁7の間の前記戻
液管路3bの戻液圧が設定圧力より低い場合にも給液付
加作動するように構成され、更に、前記戻液用吐出量可
変ポンプ6は通常の場合である液圧アクチュエータ1の
減圧過程における戻液作動に加え、前記戻液管路3bの
戻液圧が低い場合にも前記給液用吐出量可変ポンプ4の
給液付加作動に対応して戻液付加作動し該戻液管路3b
の戻液圧を設定圧力とするように構成されているもので
ある。
【0026】給液管路2と戻液管路3とは通液可能に連
通せしめられ、この連通部に前記液圧アクチュエータ1
が配設されている。
【0027】給液管路2は、前記給液用吐出量可変ポン
プ4を給液作動して該給液管路2の圧力を高めることで
液圧アクチュエータ1の圧力を昇圧せしめ得るように構
成されている。
【0028】給液用吐出量可変ポンプ4と液圧アクチュ
エータ1の間の給液管路2には、液圧アクチュエータ1
や戻液管路3から給液用吐出量可変ポンプ4への液体の
逆流を防止する給液側逆止弁30が設けられている。
【0029】また、給液用吐出量可変ポンプ4と給液側
逆止弁30の間の給液管路2には、安全弁16が配設されて
おり、給液管路2内で圧力異常等が起こり、圧力調整が
必要な場合などには該安全弁16からタンク17に液体を戻
すことができるように構成されている。
【0030】戻液管路3は、前記戻液用吐出量可変ポン
プ6の吐出量により前記戻液用吐出量可変ポンプ6と前
記減圧用開閉弁7の間の戻液管路3bの圧力が昇圧し、
この昇圧した戻液管路3bの圧力が前記減圧用逆止弁7
を開いて前記戻液管路3bの液体を吐出せしめることで
前記液圧アクチュエータ1の圧力を減圧せしめ得るよう
に構成されている。
【0031】戻液用吐出量可変ポンプ6と減圧用逆止弁
7の間の戻液管路3bには、液圧アクチュエータ1への
液体の逆流を防止する戻液側逆止弁31が設けられてい
る。
【0032】また、戻液用吐出量可変ポンプ6と減圧用
開閉弁7の間の戻液管路3bには安全弁18が配設され、
戻液管路3b内で圧力異常等が起こり、圧力調整が必要
な場合等には該安全弁18からタンク19に液体を戻すこと
ができるように構成されている。
【0033】液圧アクチュエータ1の圧力は、給液管路
2側の圧力と戻液管路3側の圧力とのバランスによって
決定されるように構成されている。具体的には、液圧ア
クチュエータ1の圧力は、給液管路2に設けられた給液
側逆止弁30と戻液管路3に設けられた戻液用吐出量可変
ポンプ6との間、即ち、給液側逆止弁30より液圧アクチ
ュエータ1側(下流側)の給液管路2及び戻液用吐出量
可変ポンプ6より液圧アクチュエータ1側(上流側)の
戻液管路3(符号3a部分)と同じであり、この圧力
は、給液用吐出量可変ポンプ4の給液作動による給液側
逆止弁30より下流側の給液管路2の圧力の変化と、戻液
用吐出量可変ポンプ6の戻液作動による戻液用吐出量可
変ポンプ6より上流側の戻液管路3aの圧力の変化とに
よって決定されている。
【0034】戻液管路3bに設けられた減圧用開閉弁7
は、所謂オフセット付リリーフ弁と呼ばれる比例圧力制
御弁が採用されている。
【0035】この比例圧力制御弁について図1を元に詳
述すると、前記戻液用吐出量可変ポンプ6より上流側の
戻液管路3aには該戻液管路3aから分岐された分岐管
路10が設けられ、この分岐管路10の末端と前記戻液用吐
出量可変ポンプ6より下流側の戻液管路3bの間には該
分岐管路10の圧力及び付勢機構11(図面はバネ体)の付
勢により常時戻液管路3bの上流側に付勢されて該戻液
管路3bを閉塞する弁体12が設けられ、この弁体12が前
記戻液用吐出量可変ポンプ6の戻液作動等に伴う戻液管
路3bの圧力上昇により、前記分岐管路10の圧力及び付
勢機構11の付勢に抗して下流側に移動した際、戻液管路
3bを開くように構成されている。
【0036】戻液用吐出量可変ポンプ6は、該戻液用吐
出量可変ポンプ6の液体吐出により前記戻液用吐出量可
変ポンプ6と前記減圧用開閉弁7の間の戻液管路3bの
圧力が昇圧し、この昇圧した戻液管路3bの圧力が前記
弁体12を分岐管路10側に移動せしめるように構成されて
いる。
【0037】尚、例えば、減圧用開閉弁7として、バネ
体のみによって弁体を該弁体より上流側の戻液管路に付
勢する所謂リリーフ弁と呼ばれる圧力制御弁を使用した
り、電気制御により開閉度合いが可変するサーボ式開閉
弁35を使用したり(この構成は、後記別例にて詳述す
る。)する構成であっても良い。
【0038】また、戻液用吐出量可変ポンプ6と減圧用
開閉弁7の間の戻液管路3bには液体を溜めて該液体の
圧力を蓄積する液体容器13が設けられている。尚、作動
油は、70MPaで4乃至5%(体積)の圧縮率を有し
ている。
【0039】この液体容器13は、単に内部に液体を溜め
る構成のものや、例えば、図5に示すように、内部にバ
ネ等の弾性体20によって付勢された仕切体21を有し、こ
の弾性体20の付勢によって内部の液体23が圧縮される構
成のものが採用される。
【0040】尚、この液体容器13は、主に戻液管路3b
の容積が小さい場合に使用される。
【0041】給液用吐出ポンプ4の給液作動によって戻
液用吐出量可変ポンプ6と減圧用開閉弁7の間の戻液管
路3bに液体を供給する制御において、前記給液用吐出
量可変ポンプ4と前記戻液用吐出量可変ポンプ6の作動
は、戻液用吐出量可変ポンプ6より上流側の戻液管路3
aに設けられた第一センサ24と、戻液用吐出量可変ポン
プ6と減圧用開閉弁7の間の戻液管路3bに設けられた
第二センサ15(請求項のいう戻液管路圧力検出装置)
と、該第一センサ24及び第二センサ15が接続されたコン
トローラ26とにより制御されている。
【0042】このコントローラ26は、第一センサ24から
の入力信号E(検出圧)と第二センサ15からの入力信号
F(検出圧)とを比較し、第二センサ15の検出圧が適正
な値であれば、給液用吐出量可変ポンプ4を給液付加作
動させず、出力信号Bによって戻液用吐出量可変ポンプ
6を所定の戻液プログラムにより戻液作動せしめるよう
に構成されている(図4参照)。
【0043】また、第二センサ15の検出圧が前記弁体12
の劣化等によって不適正な値、即ち、適正な値よりも低
い値であった場合には(図6中符号P位置)、コントロ
ーラ26からの出力信号Aによって給液用吐出量可変ポン
プ4を給液付加作動させ、この給液用吐出量可変ポンプ
4の給液付加作動により、先ず、給液管路2を経由して
戻液用吐出量可変ポンプ6より上流側の戻液管路3aに
液体を供給し、更にコントローラ26からの出力信号Bに
よって前記戻液用吐出量可変ポンプ6を給液戻液作動さ
せ、この戻液用吐出量可変ポンプ6の給液戻液作動によ
り、前記戻液管路3aに供給された分の液体を前記戻液
管路3bに供給(補充)し、該戻液管路3bの圧力を適
正な値にせしめるように構成されている。
【0044】また、この給液用吐出量可変ポンプ4の給
液付加作動と戻液用吐出量可変ポンプ6の戻液付加作動
は、前記液圧アクチュエータ1の圧力の変動(この場合
の変動とは、液圧アクチュエータ1の適正な減圧に対す
る変動を意味する。)を可及的に防止する為、該給液用
吐出量可変ポンプ4の戻液付加作動によって前記戻液管
路3aに供給される液体の量と、該戻液用吐出量可変ポ
ンプ6の戻液付加作動によって前記戻液管路3bに供給
される液体の量(この量は、液圧アクチュエータ1の適
正な減圧の為の量に上乗せされる量、即ち、通常の戻液
作動による量に上乗せされる量を意味する。)とが同じ
となるように制御される。更に、この給液用吐出量可変
ポンプ4の給液付加作動タイミングと戻液用吐出量可変
ポンプ6の戻液付加作動タイミングも同様の理由から可
及的に同じとなるように制御される。
【0045】また、給液用吐出量可変ポンプ4が給液付
加作動すると、ポンプの特性(作動から実際に液体を吐
出するまでにタイムラグが発生すること。即ち、給液用
吐出量可変ポンプ4の作動タイミングと戻液用吐出量可
変ポンプ6の作動タイミングが同じであっても、給液用
吐出量可変ポンプ4の作動による戻液管路3aの圧力の
昇圧タイミングと戻液用吐出量可変ポンプ6の作動によ
る戻液管路3bの圧力の昇圧タイミングがずれてしま
う。)から一時的に前記液圧アクチュエータ1の圧力が
上昇してしまう懸念がある。従って、本実施例では、こ
の液圧アクチュエータ1の圧力の上昇を可及的に防止す
る必要性から、液圧アクチュエータ1の適正な減圧の為
の給液用吐出量可変ポンプ4の戻液付加作動により前記
戻液管路3aに給液する際の該給液用吐出量可変ポンプ
4の吐出量を所定量に制限する制限装置を設ける構成が
採用されている。
【0046】この給液用吐出量可変ポンプ4の給液付加
作動及び戻液用吐出量可変ポンプ6の戻液付加作動によ
って第二センサ15の検出圧(戻液管路3bの圧力)が適
正な値に戻ったら(図6中符号Q位置)、コントローラ
26からの出力信号Aによって給液用吐出量可変ポンプ4
の給液付加作動を停止し、戻液用吐出量可変ポンプ6の
作動は前記所定の戻液プログラムにより作動せしめる
(即ち、戻液付加作動から戻液作動へ変更する。)よう
に構成されている。
【0047】尚、図6中、縦軸は圧力、横軸は時間を示
し、符号Vで示すグラフは、液圧アクチュエータ1の圧
力推移グラフ、符号Wで示すグラフは、前記戻液用吐出
量可変ポンプ6と減圧用開閉弁7の間の戻液管路3bの
圧力推移グラフである。
【0048】本実施例は上述のように構成したから、戻
液管路3bの圧力が所定圧力以上となった際に開く減圧
用開閉弁7から流出する液体が設定量より多くて該戻液
管路3bの圧力が制御値より低くなった場合、この過剰
に流出した分の液体を給液用吐出量可変ポンプ4の給液
付加作動及び戻液用吐出量可変ポンプ6の戻液付加作動
によって戻液管路3bに補充することができ、よって、
戻液用吐出量可変ポンプ6と減圧用開閉弁7の間の戻液
管路3b内の液体が制御より速く減少することを防止し
て正確な戻液量の制御、即ち、液圧アクチュエータ1の
正確な減圧制御を達成できる実用性に秀れた液圧アクチ
ュエータ制御装置となる。
【0049】また、減圧用開閉弁7に送られる液体の圧
力の制御は、吐出量可変ポンプ4の制御と戻液用吐出量
可変ポンプ6の制御とにより行う構成であるから、減圧
用開閉弁7への液体の供給量を適正に制御でき、よっ
て、減圧用開閉弁7からの液体の流出量を適正な設定量
とすることができ、この点においても正確な減圧制御を
達成できることになる。
【0050】また、減圧制御の為の給液用吐出量可変ポ
ンプ4の給液付加作動は、戻液管路3bの圧力が制御値
より低くなった場合にのみ行われるから、戻液管路3b
の圧力が制御値より高くなったりせず、この点において
も正確な減圧制御を達成できることになる。
【0051】また、正確な減圧制御の為に戻液管路3b
に補充する液体は、元々液圧アクチュエータ1に供給さ
れる給液用吐出量可変ポンプ4を経由した液体であるか
ら、該補充する液体と戻液管路3bに存在する液体との
圧力特性等は同一であり、よって、この混合による液圧
特性変化等のデメリットは発生したりせず、この点にお
いても正確な減圧制御を達成できることになる。
【0052】また、戻液管路3bへの液体の補充は、液
圧アクチュエータ1を昇圧せしめる際に使用する給液用
吐出量可変ポンプ4,給液管路2,液圧アクチュエータ
1を減圧せしめる際に使用する戻液用吐出量可変ポンプ
6,戻液管路3を用いて行うから、装置全体の構成は非
常に簡略であり(制御の為のコントローラ26等が必要な
だけである)、この点においても実用性,生産性等に秀
れることになる。
【0053】また、減圧用開閉弁7として、該減圧用開
閉弁7を開閉する弁体12が戻液用吐出量可変ポンプ6よ
りも上流側の戻液管路3aから分岐された分岐管路10の
圧力によって戻液管路3b側に付勢されているものが採
用されているから、該弁体12の動きは該分岐管路10の圧
力(即ち、戻液用吐出量可変ポンプ6より上流側の戻液
管路3aの圧力)と戻液用吐出量可変ポンプ6と減圧用
開閉弁7の間の戻液管路3bの圧力との差によることに
なり、戻液用吐出量可変ポンプ6より上流側の戻液管路
3aの圧力の高低に依存せず、高圧から低圧までの巾広
い範囲において良好な戻液制御、即ち、減圧制御を達成
できることになる。
【0054】また、このような減圧用開閉弁7において
は、弁体12の劣化に伴う開閉特性の変化や前記噴き止ま
り現象(弁閉鎖圧力のバラツキ)の問題があるが、本実
施例では、給液用吐出量可変ポンプ4や戻液用吐出量可
変ポンプ6の作動によって該開閉特性の変化や噴き止ま
り現象を補正することができ、よって、この点において
も良好な減圧制御を達成できることになる。
【0055】特に、2乃至50MN以上の超荷重を集中
荷重として作用させ、新物質の合成や物質特性の測定を
目的とする超高圧用液圧アクチュエータ制御装置では、
試料にショックが加わったり、液圧アクチュエータ1内
部の圧力が局所的に急激に低下したりしないように減圧
がゆっくりと行われる為、前記噴き止まり現象が起き易
かったが、本実施例によれば噴き止まり現象を補正して
良好且つ正確な減圧制御を行うことができる。更に、液
圧アクチュエータ1内部の圧力が制御以上に低下してし
まうことが防止される為、この点においても超高圧用液
圧アクチュエータ制御装置として秀れることになる。
【0056】また、戻液管路3bへの液体補充の為の給
液用吐出量可変ポンプ4の給液付加作動を制限する制限
装置が設けられているから、戻液管路3bの圧力が異常
低下した際に給液用吐出量可変ポンプ4の給液作動が過
剰になって液圧アクチュエータ1の圧力が設定通りの減
圧制御と異なったりすることが防止され、よって、この
点においても、良好な減圧制御を達成できることにな
る。
【0057】また、給液用吐出量可変ポンプ4の給液付
加作動及び戻液用吐出量可変ポンプ6の戻液付加作動に
よる戻液管路3bへの液体補充は、第一センサ24からの
入力信号E(検出圧)と第二センサ15からの入力信号F
(検出圧)とをコントローラ26が自動的に比較して行っ
ているから、戻液用吐出量可変ポンプ6と減圧用開閉弁
7の間の戻液管路3bの異常な圧力低下を自動的且つ確
実に補正することができ、この点においても秀れた液圧
アクチュエータ制御装置となる。
【0058】また、戻液用吐出量可変ポンプ6と減圧用
開閉弁7の間の戻液管路3bには液体容器13が設けられ
ているから、該戻液管路3bの圧力が僅かに低下した場
合には該液体容器13に溜められていた液体が供給される
ことになり、よって、若干であれば給液用吐出量可変ポ
ンプ4や戻液用吐出量可変ポンプ6が作動せずとも圧力
低下を補正することができ、該給液用吐出量可変ポンプ
4や戻液用吐出量可変ポンプ6の作動頻度を少なくでき
る等、この点においても実用性に秀れることになる。
【0059】図7,8は本実施例の別例を図示したもの
で、減圧用開閉弁7として、所謂オフセット付リリーフ
弁と呼ばれる比例制御弁ではなく、電気制御により開閉
度合いが可変するサーボ式開閉弁35が採用されているも
のである。
【0060】このサーボ式開閉弁35は、前記分岐管路10
等を必要とせず、液圧アクチュエータ1を減圧する為の
制御に基づいて開閉される(戻液量を制御する)ように
構成されている。
【0061】このサーボ式開閉弁35の電気制御は、前記
コントローラ26から発生される出力信号Cによって行わ
れる構成が採用されている。
【0062】この場合、コントローラ26は、設定プログ
ラムに従って出力信号Cによりサーボ式開閉弁35の開閉
度合いを調整し、且つ、第一センサ24からの入力信号E
と設定プログラムを比較して液圧アクチュエータ1の減
圧が適正に行われているかを確認し、更に、第一センサ
24からの入力信号Eと第二センサ15からの入力信号Fを
比較して液圧アクチュエータ1の減圧が適正に行われて
いるかを確認し、更に、前記設定プログラムと前記入力
信号E及び入力信号Fとを比較しつつ前記液圧アクチュ
エータ1の減圧を適正に行う為に出力信号Bによって戻
液用吐出量可変ポンプ6を作動させたり、出力信号A及
びBによって給液用吐出量可変ポンプ4及び戻液用吐出
量可変ポンプ6を作動させたりすることになる。
【0063】この別例によれば、装置全体の制御を電気
的に行うことができ、より一層正確に液圧アクチュエー
タ1の圧力の昇圧や減圧を行えることになる。
【0064】また、分岐管路10が存在しない分、液体の
経路が簡略化されることになり、この点においても実用
性,生産性に秀れることになる。
【0065】更に、コントローラ26によるサーボ式開閉
弁35や給液用吐出量可変ポンプ4や戻液用吐出量可変ポ
ンプ6の自動制御により、極めて複雑な昇圧及び降圧制
御も行え、この点において実用性,汎用性に秀れること
になる。
【0066】また、その余は本実施例と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の減圧用開閉弁7を示す説明断面図で
ある。
【図2】本実施例の概略を示す説明図である。
【図3】本実施例の説明図である。
【図4】本実施例の制御機構を示す説明図である。
【図5】本実施例の液体容器13を示す説明断面図であ
る。
【図6】本実施例の制御グラフを示す説明図である。
【図7】本実施例の別例の説明図である。
【図8】本実施例の別例の制御機構を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 液圧アクチュエータ 2 給液管路 3 戻液管路 4 給液用吐出量可変ポンプ 6 戻液用吐出量可変ポンプ 7 減圧用開閉弁 10 分岐管路 11 付勢機構 12 弁体 13 液体容器 14 連通路開閉弁 15 戻液管路圧力検出装置 31 給液側逆止弁 32 戻液側逆止弁 35 サーボ式開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 秀一 新潟県小千谷市大字▲ひ▼生乙664番地 理研精機株式会社内 Fターム(参考) 3H089 AA20 AA23 BB17 CC01 DA03 DB03 DB33 DB43 FF07 GG01 JJ03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧アクチュエータの圧力の昇圧若しく
    は減圧制御を給液管路内の給液量若しくは戻液管路内の
    戻液量により制御する液圧アクチュエータ制御装置であ
    って、前記給液管路には給液用吐出量可変ポンプが設け
    られ、前記戻液管路には、戻液用吐出量可変ポンプと、
    該戻液用吐出量可変ポンプの作動により該戻液管路の圧
    力が所定圧力以上となった際に開く減圧用開閉弁が設け
    られ、前記給液用吐出量可変ポンプは通常の場合である
    液圧アクチュエータの昇圧過程における給液作動に加
    え、前記戻液用吐出量可変ポンプと前記減圧用開閉弁の
    間の前記戻液管路の戻液圧が設定圧力より低い場合にも
    給液付加作動するように構成され、更に、前記戻液用吐
    出量可変ポンプは通常の場合である液圧アクチュエータ
    の減圧過程における戻液作動に加え、前記戻液管路の戻
    液圧が低い場合にも前記給液用吐出量可変ポンプの給液
    付加作動に対応して戻液付加作動し該戻液管路の戻液圧
    を設定圧力とするように構成されていることを特徴とす
    る液圧アクチュエータ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液圧アクチュエータ制御
    装置において、戻液管路に戻液用吐出量可変ポンプと減
    圧用開閉弁の間の圧力を検出する戻液管路圧力検出装置
    を設け、この戻液管路圧力検出装置により検出された圧
    力が設定圧力より低い場合に前記給液付加作動及び前記
    戻液付加作動が行われるように構成されていることを特
    徴とする液圧アクチュエータ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2いずれか1項に記載の液圧
    アクチュエータ制御装置において、戻液用吐出量可変ポ
    ンプよりも上流側の戻液管路から分岐される分岐管路が
    設けられ、該戻液管路には前記分岐管路の圧力及び適宜
    な付勢機構の付勢により常時上流側に付勢されて戻液管
    路を閉塞する弁体が設けられ、この弁体が前記分岐管路
    の圧力及び付勢機構の付勢に抗して下流側に移動した
    際、戻液管路を開くように構成された減圧用開閉弁が採
    用されていることを特徴とする液圧アクチュエータ制御
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項に記載の液圧
    アクチュエータ制御装置において、給液用吐出量可変ポ
    ンプには、該給液用吐出量可変ポンプが前記給液付加作
    動する際の吐出量を制限する制限装置が設けられている
    ことを特徴とする液圧アクチュエータ制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4いずれか1項に記載の液圧
    アクチュエータ制御装置において、戻液用吐出量可変ポ
    ンプと減圧用開閉弁の間に液体を溜める液体容器が設け
    られていることを特徴とする液圧アクチュエータ制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5いずれか1項に記載の液圧
    アクチュエータ制御装置において、給液管路にして給液
    用吐出量可変ポンプと液圧アクチュエータの間には、給
    液用吐出量可変ポンプへの液体の逆流を防止する給液側
    逆止弁が設けられ、戻液管路にして液圧アクチュエータ
    と戻液用吐出量可変ポンプの間には、液圧アクチュエー
    タへの液体の逆流を防止する戻液側逆止弁が設けられて
    いることを特徴とする液圧アクチュエータ制御装置。
  7. 【請求項7】 液圧アクチュエータの圧力の昇圧若しく
    は減圧制御を給液管路内の給液量若しくは戻液管路内の
    戻液量により制御する液圧アクチュエータ制御装置であ
    って、前記給液管路には給液用吐出量可変ポンプが設け
    られ、前記戻液管路には、戻液用吐出量可変ポンプと、
    該戻液用吐出量可変ポンプの作動により該戻液管路の圧
    力が所定圧力以上となった際に開く減圧用開閉弁が設け
    られ、この減圧用開閉弁は電気制御により開閉度合いが
    可変するサーボ式開閉弁が採用され、前記給液用吐出量
    可変ポンプは通常の場合である液圧アクチュエータの昇
    圧過程における給液作動に加え、前記戻液用吐出量可変
    ポンプと前記減圧用開閉弁の間の前記戻液管路の戻液圧
    が設定圧力より低い場合にも給液付加作動するように構
    成され、更に、前記戻液用吐出量可変ポンプは通常の場
    合である液圧アクチュエータの減圧過程における戻液作
    動に加え、前記戻液管路の戻液圧が低い場合にも前記給
    液用吐出量可変ポンプの給液付加作動に対応して戻液付
    加作動し該戻液管路の戻液圧を設定圧力とするように構
    成されていることを特徴とする液圧アクチュエータ制御
    装置。
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