JP2003056038A - 排水栓装置におけるレリースワイヤ長さ調整機構 - Google Patents

排水栓装置におけるレリースワイヤ長さ調整機構

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JP2003056038A JP2001246194A JP2001246194A JP2003056038A JP 2003056038 A JP2003056038 A JP 2003056038A JP 2001246194 A JP2001246194 A JP 2001246194A JP 2001246194 A JP2001246194 A JP 2001246194A JP 2003056038 A JP2003056038 A JP 2003056038A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水栓装置を装着したまま簡単にインナーワ
イヤの突出量の調整が行なえるレリースワイヤ長さ調整
機構を提供する。 【解決手段】 操作釦32を外し、調整棒3端部の回転
用操作部4をドライバー等で回転してその調整棒3を操
作軸22に対して移動させ、それによってその調整棒3
他端に連結されているインナーワイヤW2の排水栓側か
らの突出量を一定になるように調整にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽、洗面器等の
容体に使用され、それらの排水口から離間した部位から
の操作で排水口を開閉する遠隔操作式の排水栓装置にお
けるレリースワイヤ長さ調整機構に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、遠隔操作式の排水栓装置には、操作
部を押動する度にレリースワイヤを介して栓蓋が開閉す
るプッシュタイプと、操作部を押動するとレリースワイ
ヤを介して栓蓋が開栓し、同操作部を引っ張ると栓蓋が
閉栓するプルプッシュタイプ双方とがある。プッシュタ
イプは、操作部側または排水栓側に押動端でロックとロ
ック解除を交互に繰り返す周知のスラストロック機構
(例えば特許第2548500号、2548500号、
特開平9−203095号等)を備え、操作部(詳細に
は操作釦)を戻し弾機の反発力に抗して押動操作する
と、レリースワイヤを進行させて栓蓋用の支持軸を押動
すると共にロックして開栓し、再度その操作釦を押動操
作すると、ロックを解除して栓蓋を弾機の付勢力や自重
で落下させて閉栓する。レリースワイヤのインナーワイ
ヤは、操作部側または排水栓側に設けられた前記戻し弾
機によってロック時及びロック解除共に操作部(詳細に
は操作釦)を押動可能とするように後退(復帰)する。
プルプッシュタイプは、操作部に摺動抵抗部を備え、そ
の摺動抵抗に抗して操作部(操作釦)を押動してレリー
スワイヤで栓蓋を押し上げて開栓状態を維持し、操作部
(操作釦)をその摺動抵抗に抗して引き上げることによ
って、栓蓋を自重で落下させて閉栓する。そして、斯様
な排水栓装置のレリースワイヤは、アウターチューブを
操作部側の筒部下端、排水栓側の案内部下端に各々取付
けて内部のインナーワイヤを筒部内及び案内部内に突出
させ、インナーワイヤの一端を筒部に操作可能に挿入さ
れる操作軸の下端に連結すると共にインナーワイヤの他
端を案内部内の栓蓋用の支持軸に接近もしくは当接する
関係としている。
【0003】ところで、レリースワイヤのアウターチュ
ーブは、経年使用によるインナーワイヤとの摩擦抵抗等
の関係で僅かながら伸長する。この現象が生じると、イ
ンナーワイヤの案内部内への突出量が変化してスラスト
ロック機構のロック及びロック解除を不確実にして作動
不良を起こしたり、栓蓋の開度を小さくして、所定の排
水能力を発揮できなくする問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来事情
に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、排水栓
装置を装着したまま簡単にインナーワイヤの案内部側へ
の突出量の調整が行なえるレリースワイヤ長さ調整機構
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に講じた技術的手段は、容体に取付けられる筒部と、そ
の筒部に操作可能に挿入される両端を開放した筒状の操
作軸と、該操作軸における筒部外の端部に係脱可能に設
けられる操作釦と、前記操作軸内面に螺合された調整棒
と、前記調整棒における筒部内の端部に一端が連結され
たレリースワイヤのインナーワイヤと、前記調整棒にお
ける筒部外の端部に設けられた回転用操作部とを備えて
いることを特徴とする排水栓装置におけるレリースワイ
ヤ長さ調整機構である(請求項1)。
【0006】以上の手段によれば、操作釦を外し、調整
棒の一端(筒部外の端部)の回転用操作部を回転してそ
の調整棒を操作軸に対して移動させ、それによってその
調整棒他端に連結されているインナーワイヤの排水栓側
からの突出量を調整可能にする。即ち、操作部側や排水
栓側にスラストロック機構を有し操作釦の押動の度にロ
ックとロック解除を交互に繰り返して開栓、閉栓する排
水栓装置、摺動抵抗に抗する操作釦の押し引きで開栓、
閉栓する排水栓装置共に、排水栓の開閉機能を損なうこ
となく容体外のオープンスペースを利用して調整棒の捻
じ込み具合で排水栓側への同ワイヤの突出量を一定にな
るように調整することができる。
【0007】また、容体に取付けられる筒部と、その筒
部に操作可能に挿入される両端を開放した筒状の操作軸
と、該操作軸における筒部外の端部に係脱可能に設けら
れる操作釦と、前記操作軸内面に螺合された調整棒と、
前記調整棒における筒部内の端部で一端が押動されるレ
リースワイヤのインナーワイヤと、該インナーワイヤの
筒部内の端部を調整棒における筒部内の端部側に付勢す
る戻し弾機と、前記調整棒における筒部外の端部に設け
られた回転用操作部とを備えた構成を採用するも自由な
ものである(請求項2)。この請求項2は、操作釦を外
し、調整棒の一端(筒部外の端部)の回転用操作部を回
転して戻し弾機の反発力でその調整棒の他端(筒部内の
端部)に一端が間接的に当接する関係になっているイン
ナーワイヤの内端を戻し弾機の反発力に抗して押動し
て、同インナーワイヤの排水栓側からの突出量を一定に
調整するものであり、操作部側や排水栓側にスラストロ
ック機構を有し操作釦を戻し弾機に抗して押動する度に
ロックとロック解除を交互に繰り返して開栓、閉栓する
排水栓装置に適用される。
【0008】以上の手段によれば、スラストロック機構
を有する排水栓装置の開閉機能を損なうことなく容体外
のオープンスペースを利用して調整棒の捻じ込み具合で
排水栓側へのインナーワイヤの突出量を一定になるよう
に調整することができる上、調整棒の捻じ込み時のイン
ナーワイヤの共回りによる捩れを防止する。
【0009】そして、操作軸と調整棒との螺合部を所要
範囲に設け、操作軸の内面と調整棒の外面との間に、調
整棒捻じ込み時の摩擦抵抗を大きくする手段を設けてい
ると好適なものである(請求項3)。
【0010】この手段によれば、摩擦抵抗を大きくする
手段が調整棒の緩み(回転)を防止して、排水栓側から
のインナーワイヤの調整突出量を保証する。
【0011】また、操作軸と調整棒との螺合部を所要範
囲に設けると共に、前記調整棒における筒部外の端部部
位に小径螺軸部を形成し、該小径螺軸部に、調整棒と同
軸な操作螺子孔を開孔したロックナットを締結可能に螺
着し、該ロックナットに操作釦を係脱可能に設けた構成
であっても良いものである(請求項4)。
【0012】この手段では、操作釦を外し、ロックナッ
トを緩めたり、外して、調整棒の一端(筒部外の端部)
の回転用操作部を回転してその調整棒を操作軸に対して
移動させ、それによってその調整棒他端に連結されてい
るインナーワイヤの排水栓側からの突出量を調整した
後、小径螺軸部にロックナットを操作軸一端(筒部外の
端部)に締結することによって調整棒を回転不能にロッ
クする。
【0013】更に、操作軸が筒部に対して回転不能に係
合されていると(請求項5)、調整棒の回転時に操作軸
が共回りすることを阻止して、調整作業を容易にし、ま
た回転用操作部が回転工具の係合部であると(請求項
6)、ドライバー等の簡易工具を使用してその調整作業
が行なえる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明排水栓装置における
レリースワイヤ長さ調整機構の実施の形態を説明する。
図1〜図4は第1の実施の形態を、図5は第2の実施の
形態を、図6は第3の実施の形態を、図7は第4の実施
の形態を、図8は第5の実施の形態を、図9は第6の実
施の形態を、図10は第7の実施の形態を、図11は第
8の実施の形態を各々示している。まず、第1の実施の
形態を説明すると、符号Aは排水栓装置である。
【0015】排水栓装置Aは、図1に示すように排水栓
1側にスラストロック機構Sを有し、操作部2からの押
動操作力をレリースワイヤWを介してそのスラストロッ
ク機構Sに伝達して栓蓋11の支持軸21を上昇させて
上昇端でロック(開栓)と、ロック(閉栓)解除とを交
互に繰り返す周知の構成になっており、符号92は操作
部2と排水栓1とを連絡するガイドチューブであり、こ
のガイドチューブ92内にレリースワイヤWが挿通され
ている。
【0016】排水栓1は、排水口b1に設けられ排水口
部材b2の口芯部分に抜き差し可能に取付けられる案内
部31内にスラストロック機構Sを内装すると共に、そ
のスラストロック機構Sで栓蓋11の支持軸21を支承
可能とし、その案内部31の下端にレリースワイヤWに
おけるアウターチューブW1の下端を連結して、インナ
ーワイヤW2のみを案内部31内に進入させた構成にな
っていること従来と同様である。案内部31側について
は、案内部31下端にジョイント金具10を介してアウ
ターチューブW1を固定し、そのジョイント金具10に
設けられたプランジャーガイド10aでインナーワイヤ
W2の下端側をガイドする構成になっている。
【0017】操作部2は、図1、図2に示すように浴槽
や洗面器等の容体Bの上縁面や上縁面の吊持状に設けら
れた上方開放型のボックス底に取付けられた筒部12
と、その筒部12に押動操作可能に挿入される操作軸2
2と、該操作軸22における筒部12外の端部に係脱可
能に設けられる操作釦32と、前記筒部12の下端にア
ウターチューブW1の上端を連結して筒部12内に進入
するインナーワイヤW2が操作軸22で間接的に押動可
能とされるレリースワイヤWと、前記操作軸22と筒部
12底(下端面)との間に介在された戻し弾機42とを
備えた構成になっている。
【0018】前記スラストロック機構Sを簡単に説明す
ると、栓蓋11の支持軸21下端に固定された固定歯S
1と、その固定歯S1上に同軸をもって回転可能に設け
られた回転歯S2と、案内部31の内壁に設けられた鋸
歯S3とから構成されている。そして、操作釦32を押
動操作してインナーワイヤW2で支持軸21が上方に押
動されると、固定歯S2と共に回転歯S1が鋸歯S3間
の溝(図示せず)をガイドとして上昇し鋸歯S3上まで
回転歯S1が上昇した時点で固定歯S1との係合によっ
て若干回転歯S2が回転し、押動操作を停止すると鋸歯
S3に同回転歯S2が係合してロックして栓蓋11を開
栓し、再度インナーワイヤW2で支持軸21が上方に押
動されると固定歯S1で回転歯S2を若干回転しつつ上
昇させ、押動操作を停止すると回転歯S2が栓蓋11、
支持軸21、固定歯S1を含む自重などを受けて鋸歯S
3に係合して若干回転した後、同鋸歯S3の溝(図示せ
ず)ガイドにして固定歯S1と共に落下してロックを解
除して栓蓋11を閉栓するものである。
【0019】従って、斯かる排水栓装置Aは、操作釦3
2を押動操作すると、操作軸22が戻し弾機42の反発
力に抗して下降して、インナーワイヤW2の上端側を押
し下げ、下端側を押し上げて上記のようにスラストロッ
ク機構Sが上昇端でロックして栓蓋11を開栓し、再度
操作釦32を押動操作すると、インナーワイヤW2の下
端側が上昇して上記のようにスラストロック機構Sのロ
ックが解除して栓蓋11を閉栓する。
【0020】本実施の形態排水栓装置におけるレリース
ワイヤ長さ調整機構は、図2に示すように前記筒部12
と、その筒部12に操作可能に挿入される両端を開放し
た前記筒状の操作軸22と、該操作軸22における筒部
12外の端部に係脱可能に設けられる操作釦32と、前
記操作軸22内面に螺合された調整棒3と、前記調整棒
3における筒部12内の端部に一端が連結されたレリー
スワイヤWのインナーワイヤW2と、前記調整棒3にお
ける筒部12外の端部に設けられた回転用操作部4とか
ら構成されている。
【0021】前記操作軸22は、上端に操作釦32を係
脱させる係合部22aを形成し、下端近傍部分に筒部1
2上端(天井)に係止する抜け止め鍔部22bを周設す
ると共に、下端側内周面の所要範囲に螺子部22cを突
設し、この螺子部22cに調整棒3が螺合されている。
【0022】前記調整棒3は、前記操作軸22よりも若
干長尺に形成され、下端を操作軸22よりも突出させて
前記操作軸22の螺子部22cに外周面に螺設された螺
子部3aを螺合し、その螺子部3aよりも上位の部分を
操作軸22の内径よりも小径とし、下端にレリースワイ
ヤWのインナーワイヤW2上端が連結されている。
【0023】前記操作軸22と調整軸3の螺子部22
c、3aで構成される螺合部5は2cm程度確保されて
いる。
【0024】前記回転用操作部4は、調整棒3の上端に
形成されている。本実施の形態ではマイナスドライバー
(回転工具)8を係合させる係合部になっている。
【0025】従って、長期的使用や経年変化でアウター
チューブW1が伸長して常態時(閉栓時)の案内部31
内へのインナーワイヤW2の突出量が減少し、操作釦3
2の動操作してもスラストロック機構Sを良好に作動で
きる程、回転歯S1を上昇できない時には、前記操作釦
32を係合力に抗して人為的に操作軸22先端から外
し、操作軸22の上端開口からマイナスドライバー8を
差し入れて回動用操作部4に係合し回転させて調整棒3
を螺合部5の範囲で下降させてインナーワイヤW2の案
内部31内への突出量をスラストロック機構Sの作動を
阻害することのない一定量に調整することができる(図
3、図4参照)。
【0026】次に、図5に示す第2の実施の形態を説明
すると、この実施の形態は、前記螺合部5を除く操作軸
22の内周面と調整棒3の外周面との間に、調整棒3捻
じ込み時の摩擦抵抗を大きくする手段6を設けて調整棒
3を緩み止め難くした例である。
【0027】調整棒3捻じ込み時の摩擦抵抗を大きくす
る手段6は、ゴムブッシュ、軟質樹脂、シリコンシーラ
ント等の接着剤等であり、操作軸22の内周面または調
整棒3の外周面に被覆状に設けて、相手側との摩擦抵抗
を大きくしてインナーワイヤW2の案内部31内への突
出量を一定量に調整した後の調整棒3自体の遊び回転を
起き難くして、インナーワイヤW2の調整突出量を一定
に維持するようになっている。尚、この摩擦抵抗を大き
くする手段6は、前記螺合部5に接着材を塗布して形成
しても構わないものである。
【0028】次に、図6に示す第3の実施の形態を説明
すると、この実施の形態は、前記ような摩擦抵抗を大き
くする手段6を設けずにインナーワイヤW2の前記調整
突出量を保証する例であり、前記する第1の実施の形態
において調整棒3の筒部12外の端部部位に操作軸22
内面に干渉しない小径螺軸部22dを形成し、該小径螺
軸部22dに、調整棒3と同軸な操作螺子孔17を開孔
したロックナット7を締結可能に螺着した構成を採用し
ている。尚、本実施の形態においては、螺子部3aを除
く全ての操作軸22内径よりも小径にしている。
【0029】ロックナット7には、前記第1の実施の形
態と同様に操作釦32を係脱させる係合部22aが形成
されている。
【0030】この実施の形態では、操作釦32を外し、
ロックナット7を緩めたり、外した後、前記する第1の
実施の形態と同様に操作軸22の上端開口からマイナス
ドライバー8を差し入れて回動用操作部4に係合し回転
させて調整棒3を螺合部5の範囲で下降させてインナー
ワイヤW2の案内部31内への突出量を一定に調整した
後、再度ロックナット7を締結することによって、調整
棒3の遊び回転が全く起きないようにすることができる
(図6(a)(b)参照)。
【0031】次に、図7に示す第4の実施の形態を説明
すると、この実施の形態は、調整棒3をドライバー8等
の工具で回転操作する際の操作軸22の共回り防止する
例である。この実施の形態では、前記筒部12の内部空
間の横断面形状を図示するように角形にすると共に前記
抜け止め鍔部22bをそれに一致横断面形状に形成して
対応している。尚、操作軸22の外形を角形とし、筒部
12の上端壁(天井壁)に設けられた操作軸22の挿通
部を操作軸22外形と同形にして対処しても良いもので
ある。
【0032】次に図8に示す第5の実施の形態を説明す
ると、この実施の形態は前記するスラストロック機構S
を操作部2側に設けた例を示している。
【0033】排水栓装置Aは、操作部2側にスラストロ
ック機構Sを有し、操作部2からの押動操作力をレリー
スワイヤWを介して排水栓1側に伝達して栓蓋11の支
持軸21を上昇させる下降端でロック(開栓)と、ロッ
ク(閉栓)解除とを交互に繰り返す周知の構成になって
いる。
【0034】排水栓1は、排水口(図示せず)に設けら
れ排水口部材b2の口芯部分に抜き差し可能に取付けら
れる案内部31下端にレリースワイヤWにおけるアウタ
ーチューブW1の下端を連結して、インナーワイヤW2
のみを案内部31内に進入させ、そのインナーワイヤW
2で案内される栓蓋11の支持軸21が上下に案内され
る構成になっていること従来と同様である。
【0035】操作部2は、浴槽や洗面器等の容体Bの上
縁面や上縁面の吊持状に設けられた上方開放型のボック
ス底に取付けられた筒部12と、その筒部12に押動操
作可能に挿入される操作軸22と、該操作軸22におけ
る筒部12外の端部に係脱可能に設けられる操作釦32
と、前記筒部12と操作軸22に亘って設けられたスラ
ストロック機構Sと、前記筒部12の下端にアウターチ
ューブW1の上端を連結して筒部12内に進入するイン
ナーワイヤS2が操作軸22で間接的に押動可能される
レリースワイヤWと、前記操作軸22と筒部12下端
(底)との間に介在された戻し弾機42とを備えてい
る。
【0036】前記スラストロック機構Sは、前記第1の
実施の形態と機能を同じくするものであるが、向きを逆
にするため簡単に説明すると、操作軸22において筒部
12内上端部分に固定された固定歯S1と、その固定歯
S1下位に同軸をもって回転可能に操作軸22に設けら
れた回転歯S2と、筒部12の内壁に設けられた鋸歯S
3とから構成されている。そして、操作釦32を押動操
作してインナーワイヤW2で栓蓋11の支持軸21が上
方に押動されると固定歯S1と共に回転歯S2が鋸歯S
3間の溝(図示せず)をガイドとして下降すると共に鋸
歯S3下位に回転歯S2が位置した時点で固定歯S1と
の係合によって若干回転歯S2が回転し、押動操作を停
止すると戻し弾機42の反発力を受けて鋸歯S3に同回
転歯S2が係合してロックして栓蓋11を開栓し、再度
操作釦32を押動操作してインナーワイヤWで支持軸2
1を上方に押動されると固定歯S1で回転歯S2が若干
回転しつつ下降され、押動操作を停止すると回転歯S2
が鋸歯S3に係合して若干回転し同鋸歯S3の溝をガイ
ドにして固定歯S1と共に筒部12の上端(天井)側に
落下しロックを解除して栓蓋11を閉栓するようになっ
ている。符号9は、戻し弾機42の上端を係止すべく操
作軸22から突設した係止鍔22eと回転歯S2との間
に介在された付勢弾機で、回転歯S2を鋸歯S3に確実
に係止させる働きを有するものである。
【0037】本実施の形態排水栓装置におけるレリース
ワイヤ長さ調整機構も、前記第1の実施の形態と同様に
筒部12と、その筒部12に操作可能に挿入される両端
を開放した筒状の操作軸22と、該操作軸22における
筒部12外の端部に係脱可能に設けられる操作釦32
と、前記操作軸22内面に螺合された調整棒3と、前記
調整棒3における筒部12内の端部に一端が連結された
レリースワイヤWのインナーワイヤW2と、前記調整棒
3における筒部12外の端部に設けられた回転用操作部
4とから構成されているため、同一構成については同一
符号を付して説明は省略する。
【0038】この実施の形態の場合には、固定歯S1が
筒部12内面に設けた鋸歯S3の溝に案内される構成の
ため、操作軸22は回転不能になっており、また前記第
1の実施の形態と同様に上下を開口した筒状の操作軸2
2に調整棒3を螺合し、その調整棒3の下端、即ち調整
棒3からの突出端にインナーワイヤW2の上端側を連結
すると共に、操作軸22の内面、調整棒3の外面の所要
範囲に相互に螺合する螺合部5を形成し、第2の実施の
形態と同様にゴムブッシュ、軟質樹脂、シリコンシーラ
ント等の接着剤等の摩擦抵抗を大きくする手段6を設け
ている。
【0039】従って、長期的使用や経年変化でアウター
チューブW1が伸長して常態時(閉栓時)の案内部31
内へのインナーワイヤW2の突出量が減少した時には、
操作釦32を係合力に抗して人為的に操作軸22から外
し、操作軸22の上端開口からマイナスドライバー8を
差し入れて回動用操作部4に係合し回転させて調整棒3
を螺合部5の範囲で下降させて案内部31内へのインナ
ーワイヤW2の下端側の突出量を一定量に調整すること
ができる(図8参照)。そして、操作軸22と調整棒3
との間に設けられ調整棒3捻じ込み時の摩擦抵抗を大き
くする手段6が、インナーワイヤW2の案内部31内へ
の突出量を一定に調整した後の調整棒3自体の遊び回転
を起き難くして、インナーワイヤW2の調整突出量を一
定に維持するようになっている。
【0040】更に、図9に示す第6の実施の形態を説明
すると、この実施の形態は、前記第5の実施の形態にお
いて摩擦抵抗を大きくする手段6の代わりに、前記第3
の実施の形態を付加した例であるため、同一符号を付し
て具体的な説明は省略する。
【0041】尚、各実施の形態において、符号10‘は
筒部12下端にレリースワイヤWにおけるアウターチュ
ーブW1を連結するためにジョイント金具である。
【0042】続いて、図10に示す第7の実施の形態
は、スラストロック機構Sのような開閉機構を使用せず
に筒部12内に設けた摺動抵抗部Rの摺動抵抗に抗して
操作軸22が押し引きされて、栓蓋11が開閉されるプ
ルプッシュ方式の排水栓装置におけるレリースワイヤ長
さ調整機構を示している。
【0043】この実施の形態は、前記第1の実施の形態
における戻し弾機42を排除し、その代わりに操作軸2
2が抵抗を受けて摺動する摺動抵抗部(案内筒部)Rを
設けている。
【0044】摺動抵抗部Rは、図示するように操作釦3
2を人為的に押動した時、操作軸22がその押動位置を
キープし、引っ張った時にも同様に操作軸がその引っ張
り位置をキープする程度の摺動抵抗を操作軸22外周面
との間に発揮するようになっている。本実施の形態で
は、レリースワイヤWの押動範囲は抜け止め鍔部22b
が前記摺動抵抗部Rの上端に当接するまでに設定されて
いる。
【0045】レリースワイヤ長さ調整機構は、前記する
各実施の形態どれを採用しても勿論任意なものである。
【0046】次に図11に示す第8の実施の形態を説明
すると、この実施の形態は、前記する第1〜第6の実施
の形態のようにインナーワイヤW2の筒部12側の内端
を調整棒3に連結するものではなく、インナーワイヤW
2の筒部12側内端を受け駒22fで支持し、その受け
駒22fを操作軸22に対して捻じ込みによって移動す
る調整棒3で押動可能にした例を示している。この実施
の形態において、戻し弾機42の一端(上端)を受け駒
22fで支持している。尚、操作部2側にスラストロッ
ク機構を有する場合には、その構成部材である固定歯
(図示せず)、回転歯(図示せず)は、図11に示す抜
け止め鍔部22bと操作軸4における筒部12内端の鍔
部22gとの間に配設する。また、操作部側にスラスト
ロック機構がない場合には、前記鍔22gを抜け止め鍔
部22bとして使用すれば良いものである。この実施の
形態にあっては、調整棒3とインナーワイヤW2とが分
離して戻し弾機42の反発力で間接的に当接関係を構成
し、インナーワイヤW2の排水栓1側からの突出量を一
定に調整する際に、インナーワイヤW2を回転させるこ
とがない。尚、他の構成は、前記する第1〜第6の実施
の形態と同様であるため、同一符号を付して具体的な説
明は省略するが、調整棒の緩みを防止するために、第2
の実施の形態で示すように摩擦抵抗を大きくする手段を
設けたり、その代わりに第3の実施の形態のようにロッ
クナットを使用可能にしたり、第4の実施の形態のよう
に回り止め構造を採用したりすること自由なものであ
り、図11に示す構造のみに限定されるものではないこ
と言うまでもないものである。
【0047】尚、本発明は、例えば浴槽(容体)の上縁
面ではなく、浴槽側壁に操作部が設けられる排水詮装置
のレリースワイヤ長さ調整機構をも対象とするものであ
る。
【0048】
【発明の効果】本発明は以上のように構成した排水栓装
置であるから、操作釦を外し、操作軸の上部開口内に存
在する調整棒の端部(回転用操作部)を容体外のオープ
ンスペースを利用して回転させるだけで、調整棒が操作
軸に対して移動してインナーワイヤの排水栓側からの突
出量を調整可能でき、調整操作が非常に簡単である。
【0049】しかも、前記操作軸内面に螺合された調整
棒と、前記調整棒における筒部内の端部に対してインナ
ーワイヤとを分離し、該インナーワイヤを筒部内の端部
を調整棒における筒部内の端部側に戻し弾機で付勢する
構成にしたものにあっては、操作部側や排水栓側にスラ
ストロック機構を有し操作釦を戻し弾機に抗して押動す
る度にロックとロック解除を交互に繰り返して開栓、閉
栓する排水栓装置において、インナーワイヤの排水栓側
からの突出量調整がインナーワイヤを回転させずに行
え、同インナーワイヤが捩れることがなく作動が非常に
良好になる。
【0050】しかも、操作軸と調整棒との螺合部を所要
範囲に設け、操作軸の内面と調整棒の外面との間に、調
整棒捻じ込み時の摩擦抵抗を大きくする手段を設けてい
ると、インナーワイヤの突出量を調整した後の調整棒の
緩み(回転)が防止され、インナーワイヤの調整突出量
を一定の保証する上で有効である。
【0051】また、操作軸と調整棒との螺合部を所要範
囲に設けると共に、前記調整棒における筒部外の端部部
位に小径螺軸部を形成し、該小径螺軸部に、調整棒と同
軸な操作螺子孔を開孔したロックナットを締結可能に螺
着し、該ロックナットに操作釦を係脱可能に設けた構成
にしたものにあっては、インナーワイヤの突出量を一定
に調整した後、インナーワイヤのその調整突出量が変化
しないように調整棒を回転不能にロックすることができ
る。
【0052】その上、操作軸を筒部に対して回転不能に
係合している場合には、操作軸を敢えて把持せずとも調
整棒を回転操作でき、操作性が著しく向上するし、回転
用操作部が回転工具の係合部であると、ドライバー等の
簡易工具を使用して家庭でも簡単に調整することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の正面断面図で中間省略して
概略的に示す。
【図2】要部の部分拡大断面図。
【図3】回転工具と回転用操作部との関係を示す斜視図
で、(a)は、回転工具であるドライバーを挿入しよう
とする状態を示す、(b)は、回転させてインナーワイ
ヤの突出量を調整している状態を示す。
【図4】レリースワイヤ長さ調整機構と、案内部内のイ
ンナーワイヤとの関係を示す調整状態を示す正面断面図
で、中間省略し概略的に示す。
【図5】第2の実施の形態の要部を示す部分断面図で、
調整状態を示す。
【図6】第3の実施の形態の要部を示す部分断面図で、
(a)は、ロックナットを外してドライバーで調整棒を
回転操作している状態を示し、(b)は、ロックナット
をロックしている状態を示す。
【図7】第4の実施の形態を示す(7)−(7)線拡大
断面図。
【図8】第5の実施の形態を示す正面断面図で中間省略
して示す。
【図9】第6の実施の形態の部分拡大断面図。
【図10】第7の実施の形態の部分拡大断面図。
【図11】第8の実施の形態の要部の部分断面図。
【符号の説明】
A:排水栓装置 B:容体 22:操作軸 12:筒部 32:操作釦 3:調整棒 W:レリースワイヤ W1:アウター
チューブ W2:インナーワイヤ 4:回転用操
作部 5:螺合部 6:摩擦抵抗を
大きくする手段 22d:小径螺軸部 7:ロック
ナット 17:操作螺子孔 8:回転工具
(ドライバー) 22a:係合部 42:戻し
弾機

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容体に取付けられる筒部と、その筒部に
    操作可能に挿入される両端を開放した筒状の操作軸と、
    該操作軸における筒部外の端部に係脱可能に設けられる
    操作釦と、前記操作軸内面に螺合された調整棒と、前記
    調整棒における筒部内の端部に一端が連結されたレリー
    スワイヤのインナーワイヤと、前記調整棒における筒部
    外の端部に設けられた回転用操作部とを備えていること
    を特徴とする排水栓装置におけるレリースワイヤ長さ調
    整機構。
  2. 【請求項2】 容体に取付けられる筒部と、その筒部に
    操作可能に挿入される両端を開放した筒状の操作軸と、
    該操作軸における筒部外の端部に係脱可能に設けられる
    操作釦と、前記操作軸内面に螺合された調整棒と、前記
    調整棒における筒部内の端部で一端が押動されるレリー
    スワイヤのインナーワイヤと、該インナーワイヤの筒部
    内の端部を調整棒における筒部内の端部側に付勢する戻
    し弾機と、前記調整棒における筒部外の端部に設けられ
    た回転用操作部とを備えていることを特徴とする排水栓
    装置におけるレリースワイヤ長さ調整機構。
  3. 【請求項3】 前記操作軸と調整棒との螺合部を所要範
    囲に設け、操作軸の内面と調整棒の外面との間に、調整
    棒捻じ込み時の摩擦抵抗を大きくする手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の排水栓装置におけ
    るレリースワイヤ長さ調整機構。
  4. 【請求項4】 前記操作軸と調整棒との螺合部を所要範
    囲に設けると共に、前記調整棒における筒部外の端部部
    位に小径螺軸部を形成し、該小径螺軸部に、調整棒と同
    軸な操作螺子孔を開孔したロックナットを締結可能に螺
    着し、該ロックナットに操作釦を係脱可能に設けている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の排水栓装置に
    おけるレリースワイヤ長さ調整機構。
  5. 【請求項5】 前記操作軸が筒部に対して回転不能に係
    合されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1
    項記載の排水栓装置におけるレリースワイヤ長さ調整機
    構。
  6. 【請求項6】 前記回転用操作部が回転工具の係合部で
    あることを特徴とする請求項1または2記載の排水栓装
    置におけるレリースワイヤ長さ調整機構。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013253420A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Toto Ltd 操作装置

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JPH0332660U (ja) * 1989-08-08 1991-03-29
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