JP2003055921A6 - カラーコーンに用いる標示具 - Google Patents

Abstract

【課題】カラーコーン設置時の主旨内容表示及びカラーコーンの幅広い活用を図るための標示具を提供する。
【解決手段】筒状の装着部（１）の外周部に係止部（２）を設け、係止部（２）と係合する係止部（３）を標示板（４）の裏側に貼り付けたことを特徴とする。
【選択図】図１

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、カラーコーンに用いる標示具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、カラーコーンは主に工事や事故等の現場において警戒や注意を促したり、あるいは人や車の通行を規制したりするための用具であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。道路等に設置されているカラーコーンを見かけても、とっさには何のための注意や規制なのか解らないことがしばしばあった。その主旨を周知させるためには別途に看板等を立てて内容を表示しなければならず面倒であった。又、カラーコーンの用途は限られていた。本発明は、これらの欠点を解決するためになされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
筒状の装着部（１）を形成し、装着部（１）の外周部に係止部（２）を設ける。そして係止部（２）と係合する係止部（３）を形成して標示板（４）の裏側に貼り付ける。本発明は、以上の構成よりなるカラーコーンに用いる標示具である。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。（イ）カラーコーンのやや上部の外径に則応した筒状の装着部（１）を形成する。（ロ）装着部（１）の外周部から外側に突き出して係止部（２）を設ける。（ハ）係止部（２）と係合する係止部（３）を形成する。（二）標示板（４）の裏側に中心線を基準とした目盛り線（５）を設け、この目盛り線（５）に合わせて係止部（３）をビス又は接着剤等で貼り付ける。本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用するときは、装着部（１）をカラーコーンの上部よりはめ込み、係止部（２）に係止部（３）を係止すれば標示板（４）はほぼ鉛直状態に保持されるので表示された内容を見ることができる。
【０００６】
【第２の実施の形態】
図５に示すように装着部（６）の外周部に複数の係止部（７）を設けて、図６に示すように、単体の標示板（４）を複数掲げてもよいし、図７に示すように、多面一体形の標示板（８）を掲げてもよい。
【０００７】
【第３の実施の形態】
図８、図９に示すように、環状の装着部（９）の外周部を外側へ張り出して支軸部（１０）を設け、この支軸部（１０）を介して標示板貼り付け部（１１）を設けて折りたたみ可能としてもよい。
【０００８】
【発明の効果】
本発明を使用することによって、カラーコーンを設置した際に、その主旨内容が一目で解かるので、別途に看板等を立てて表示する必要もなく、余計な労力や時間が省ける。又、カラーコーンは単なる注意や規制のための用具にとどまらず、さまざまな催し物の場における標示具の脚として活用範囲が拡がる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の斜視図
【図２】本発明の分解斜視図
【図３】本発明の使用状態を示す後方斜視図
【図４】本発明の使用状態を示す前方斜視図
【図５】本発明の他の実施例を示す斜視図
【図６】本発明の他の実施例を示す斜視図
【図７】本発明の他の実施例を示す斜視図
【図８】本発明の他の実施例を示す斜視図
【図９】本発明の他の実施例を示す斜視図
【符号の説明】
１ 装着部
２ 係止部
３ 係止部
４ 標示板
５ 目盛り線
６ 装着部
７ 係止部
８ 標示板
９ 装着部
１０ 支軸部
１１ 標示板貼り付け部

Claims (1)

1. 筒状の装着部（１）の外周部に係止部（２）を設け、係止部（２）と係合する係止部（３）を標示板（４）の裏側に貼り付けてなるカラーコーンに用いる標示具。

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