JP2003055584A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. （a）式（I）：
   

   

   〔式中、R^１およびR^２は、相互に独立して、水素、直鎖または分岐鎖で飽和または不飽和で非置換またはモノ置換もしくはポリ置換のC_１〜C_２０脂肪族基、C_６〜C_１２アリール基、C_７〜C₁₄アリール脂肪族基またはC_５〜C_７脂環式基である。〕
   で示される有機化合物と、
   （b）式（II）：
   

   

   〔式中、
   R^３は、水素、ヒドロキシ基、飽和または不飽和のC_１〜C₁₉の脂肪族基、C_１〜C_７アルコキシ基または式：-NR^７R^８のアミン基、
   R^４は、水素、ヒドロキシル基、飽和または不飽和C_１〜C₁₉の脂肪族基、C_１〜C_７のアルコキシ基または式：-NR⁹R¹⁰のアミン基、
   R^７およびR^８は、相互に独立して、水素またはC_１〜C_６脂肪族基、および
   R⁹およびR¹⁰は、相互に独立して、水素またはC_１〜C_６脂肪族基を意味する。〕
   で示される有機化合物および
   （c）式（III）：
   

   

   〔式中、
   R^５は、水素、ヒドロキシル基またはC_１〜C_７アルコキシ基、
   R^６は、式：-NR¹¹R¹²のアミン基、および
   R^１１およびR¹²は、相互に独立して、水素、C_１〜C_６脂肪族基またはC_５〜C_７脂環式基または式：-NR¹R²のアミン基を意味する。
   ただし、R^５およびR^６は、両者が同時に水素となることはない。〕
   で示される有機化合物のいずれかまたは両方とを含んでなることを特徴とする皮張り防止剤。
2. さらに、水および／または有機溶媒を含んでなる請求項1記載の皮張り防止剤。
3. R^３は、置換C_１〜C₁₉脂肪族基、置換C_１〜C_７アルコキシ基または式：-NR^７R^８の置換アミン基であり、
   R^４は、置換C_１〜C₁₉の脂肪族基、C_１〜C_７のアルコキシ基または式：-NR⁹R¹⁰の置換アミン基であり、
   R¹¹およびR¹²は、相互に独立して、置換C_１〜C_６脂肪族基または置換C_５〜C_７脂環式基または式：-NR¹R²の置換アミン基である請求項1記載の皮張り防止剤。
4. 式（I）〜式（III）の化合物は、水性分散体またはエマルジョンの形態である請求項1記載の皮張り防止剤。
5. 請求項1記載の皮張り防止剤を含んでなることを特徴とする組成物。
6. 皮張り防止剤の用量は、当該組成物を基準に、0.001〜2.0重量％である請求項5記載の組成物。
7. 皮張り防止剤の用量は、当該組成物を基準に、0.01〜0.5重量％である請求項5記載の組成物。
8. さらに、顔料を含んでなる請求項5記載の組成物。
9. 当該組成物は、無色または着色の塗料、酸化乾燥型バインダーをベースとする印刷インク、酸化乾燥型の塗料系または印刷インク中の噴霧剤である請求項5記載の組成物。