JP2003054626A - 荷崩れ防止構造及びタックラベル - Google Patents
荷崩れ防止構造及びタックラベルInfo
- Publication number
- JP2003054626A JP2003054626A JP2001242731A JP2001242731A JP2003054626A JP 2003054626 A JP2003054626 A JP 2003054626A JP 2001242731 A JP2001242731 A JP 2001242731A JP 2001242731 A JP2001242731 A JP 2001242731A JP 2003054626 A JP2003054626 A JP 2003054626A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stacked
- slip
- tack label
- piled
- label
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Making Paper Articles (AREA)
- Stackable Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の被段積み体を荷崩れすることなく容易
且つ迅速に運搬することができ、しかも、被段積み体へ
のタックラベルの貼着作業から、タックラベルが貼着さ
れた被段積み体の段積み作業及び被段積み体の運搬まで
を自動的に行えるようにすることを課題とする。 【解決手段】 被段積み体が、滑り止め手段を介して複
数段に段積みされてなる荷崩れ防止構造において、前記
滑り止め手段がタックラベルからなり、該タックラベル
は、被段積み体の側面に貼着され且つ所定の表示が施さ
れてなる表示部と、前記被段積み体の上面に貼着され且
つ該被段積み体に積まれた上段の被段積み体の下面との
間で防滑性を有する滑り止め層を備えた滑り防止部とが
一体的に設けられてなることにある。
且つ迅速に運搬することができ、しかも、被段積み体へ
のタックラベルの貼着作業から、タックラベルが貼着さ
れた被段積み体の段積み作業及び被段積み体の運搬まで
を自動的に行えるようにすることを課題とする。 【解決手段】 被段積み体が、滑り止め手段を介して複
数段に段積みされてなる荷崩れ防止構造において、前記
滑り止め手段がタックラベルからなり、該タックラベル
は、被段積み体の側面に貼着され且つ所定の表示が施さ
れてなる表示部と、前記被段積み体の上面に貼着され且
つ該被段積み体に積まれた上段の被段積み体の下面との
間で防滑性を有する滑り止め層を備えた滑り防止部とが
一体的に設けられてなることにある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、各種製品
が収容されているダンボール箱や、各種製品を収容する
カートンを熱収縮性フィルムでオーバーラップ包装して
なる包装体等の被段積み体の荷崩れ防止構造及びタック
ラベルに関する。
が収容されているダンボール箱や、各種製品を収容する
カートンを熱収縮性フィルムでオーバーラップ包装して
なる包装体等の被段積み体の荷崩れ防止構造及びタック
ラベルに関する。
【０００２】
【従来の技術】各種製品が収容されているダンボール箱
や各種製品を熱収縮性フィルムでオーバーラップしてな
る包装体は、流通管理の為にバーコード等の所定の表示
が施されたタックラベルが貼着され、通常、木製又はプ
ラスチック製のパレット上に複数段に段積みされ、フォ
ークリフトで倉庫に搬入されるのが一般的である。
や各種製品を熱収縮性フィルムでオーバーラップしてな
る包装体は、流通管理の為にバーコード等の所定の表示
が施されたタックラベルが貼着され、通常、木製又はプ
ラスチック製のパレット上に複数段に段積みされ、フォ
ークリフトで倉庫に搬入されるのが一般的である。
【０００３】このようにダンボール箱や包装体等の被段
積み体は、パレットに段積みする場合、複数段に高く積
み上げられるため、運搬する際に荷くずれを起こさない
ように、荷くずれを防止するための工夫が必要となる。
積み体は、パレットに段積みする場合、複数段に高く積
み上げられるため、運搬する際に荷くずれを起こさない
ように、荷くずれを防止するための工夫が必要となる。
【０００４】例えば、図５に示す如く、熱収縮性フィル
ムでカートンをオーバーラッピングして包装体５０を作
成し（同図（イ））、更に、その包装体５０の側面５０
ａにタックラベル５１を貼着する（同図（ロ））。次
に、包装体５０の上面５０ｂに滑り止め糊をスプレーし
（同図（ハ））、滑り止め糊がスプレーされた包装体５
０を順次パレット５３に段積みしていた（同図
（ニ））。
ムでカートンをオーバーラッピングして包装体５０を作
成し（同図（イ））、更に、その包装体５０の側面５０
ａにタックラベル５１を貼着する（同図（ロ））。次
に、包装体５０の上面５０ｂに滑り止め糊をスプレーし
（同図（ハ））、滑り止め糊がスプレーされた包装体５
０を順次パレット５３に段積みしていた（同図
（ニ））。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記の如く各包装体等
の被段積み体５０の上面５０ｂに滑り止め糊をスプレー
する場合には、手作業がほとんどで、しかも、滑り止め
糊の乾燥に時間がかかり滑り止め糊が乾燥するまで被段
積み体を運搬できないため、段積み及び運搬の作業性が
悪かった。
の被段積み体５０の上面５０ｂに滑り止め糊をスプレー
する場合には、手作業がほとんどで、しかも、滑り止め
糊の乾燥に時間がかかり滑り止め糊が乾燥するまで被段
積み体を運搬できないため、段積み及び運搬の作業性が
悪かった。
【０００６】また、前記のような滑り止め糊を使用する
ことなく、被段積み体をフォークリフトで搬送する場合
もある。かかる場合には、複数の被段積み体の数カ所に
ひもを巻きつけ、ゆっくりしたスピードで搬送している
ため、前記同様に運搬時の作業効率が悪くなる欠点があ
った。
ことなく、被段積み体をフォークリフトで搬送する場合
もある。かかる場合には、複数の被段積み体の数カ所に
ひもを巻きつけ、ゆっくりしたスピードで搬送している
ため、前記同様に運搬時の作業効率が悪くなる欠点があ
った。
【０００７】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
みてなされ、複数の被段積み体を荷崩れすることなく容
易且つ迅速に運搬することができ、しかも、被段積み体
へのタックラベルの貼着作業から、タックラベルが貼着
された被段積み体の段積み作業及び被段積み体の運搬ま
でを自動的に行えるようにすることを課題とする。
みてなされ、複数の被段積み体を荷崩れすることなく容
易且つ迅速に運搬することができ、しかも、被段積み体
へのタックラベルの貼着作業から、タックラベルが貼着
された被段積み体の段積み作業及び被段積み体の運搬ま
でを自動的に行えるようにすることを課題とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべく荷崩れ防止構造及びタックラベルとしてなされ
たものであり、荷崩れ防止構造としての特徴は、被段積
み体が、滑り止め手段を介して複数段に段積みされてな
る荷崩れ防止構造において、前記滑り止め手段がタック
ラベルからなり、該タックラベルは、被段積み体の側面
に貼着され且つ所定の表示が施されてなる表示部と、前
記被段積み体の上面に貼着され且つ該被段積み体に積ま
れた上段の被段積み体の下面との間で防滑性を有する滑
り止め層を備えた滑り防止部とが一体的に設けられてな
ることにある。
決すべく荷崩れ防止構造及びタックラベルとしてなされ
たものであり、荷崩れ防止構造としての特徴は、被段積
み体が、滑り止め手段を介して複数段に段積みされてな
る荷崩れ防止構造において、前記滑り止め手段がタック
ラベルからなり、該タックラベルは、被段積み体の側面
に貼着され且つ所定の表示が施されてなる表示部と、前
記被段積み体の上面に貼着され且つ該被段積み体に積ま
れた上段の被段積み体の下面との間で防滑性を有する滑
り止め層を備えた滑り防止部とが一体的に設けられてな
ることにある。
【０００９】そして、被段積み体にタックラベルを貼着
する際には、従来から周知のラベラー等を使用してタッ
クラベルを被段積み体の側面から上面にわたって容易に
貼着することが可能となり、タックラベルには防滑性を
有する滑り止め層を備えた滑り防止部が予め一体的に設
けられていることから、別工程において作業者が滑り止
め糊をスプレーする等の手作業が不要となる。
する際には、従来から周知のラベラー等を使用してタッ
クラベルを被段積み体の側面から上面にわたって容易に
貼着することが可能となり、タックラベルには防滑性を
有する滑り止め層を備えた滑り防止部が予め一体的に設
けられていることから、別工程において作業者が滑り止
め糊をスプレーする等の手作業が不要となる。
【００１０】更に、複数の被段積み体を段積みする場合
には、下段の被段積み体のタックラベルの滑り防止部
が、上段の被段積み体の下面と接触することにより、防
滑性を発揮し、両方の被段積み体が相対的にずれるのを
防止する。
には、下段の被段積み体のタックラベルの滑り防止部
が、上段の被段積み体の下面と接触することにより、防
滑性を発揮し、両方の被段積み体が相対的にずれるのを
防止する。
【００１１】また、タックラベルとしての特徴は、被段
積み体の側面に貼着可能で且つ所定の表示が施されてな
る表示部と、前記被段積み体の上面に貼着可能で且つ該
被段積み体に積まれる上段の被段積み体の下面との間で
防滑性を有する滑り止め層を備えた滑り防止部とが一体
的に設けられてなることにある。
積み体の側面に貼着可能で且つ所定の表示が施されてな
る表示部と、前記被段積み体の上面に貼着可能で且つ該
被段積み体に積まれる上段の被段積み体の下面との間で
防滑性を有する滑り止め層を備えた滑り防止部とが一体
的に設けられてなることにある。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参酌しつつ、説明する。図１〜図４は本発明の
一実施の形態を示し、図４は、パレット３に複数の被段
積み体としての複数の包装体１を段積みした状態を示
す。尚、かかる包装体１は、各種の製品が適宜収容され
た複数のカートンをまとめて熱収縮性フィルム４でオー
バーラップ包装してなるもので、その形状は略直方体を
呈している。
て図面を参酌しつつ、説明する。図１〜図４は本発明の
一実施の形態を示し、図４は、パレット３に複数の被段
積み体としての複数の包装体１を段積みした状態を示
す。尚、かかる包装体１は、各種の製品が適宜収容され
た複数のカートンをまとめて熱収縮性フィルム４でオー
バーラップ包装してなるもので、その形状は略直方体を
呈している。
【００１３】各包装体１にはタックラベル７が貼着され
ている。タックラベル７は、図１（イ）及び（ロ）に示
すように、包装体１の側面１ａに貼着される表示部８
と、この表示部８に連設され且つ屈曲自在な滑り防止部
１０とが一体的に設けられたものである。尚、滑り防止
部１０は、表示部８の略半分以下の大きさに設定されて
いるのが好ましいが、特に限定されるものではない。
ている。タックラベル７は、図１（イ）及び（ロ）に示
すように、包装体１の側面１ａに貼着される表示部８
と、この表示部８に連設され且つ屈曲自在な滑り防止部
１０とが一体的に設けられたものである。尚、滑り防止
部１０は、表示部８の略半分以下の大きさに設定されて
いるのが好ましいが、特に限定されるものではない。
【００１４】前記タックラベル７は、表示部８及び滑り
防止部１０を構成するポリプロピレンフィルムからなる
透明なラベル基材１１と、このラベル基材１１の裏面側
の全面又は一部に積層された粘着層１２と、ラベル基材
１１の表示部８の表面側に積層された表示印刷層１３
と、滑り防止部１０の表面側に積層された滑り止め層１
５とを備えている。尚、前記粘着層１２は離型紙１７に
剥離可能に貼着されている。
防止部１０を構成するポリプロピレンフィルムからなる
透明なラベル基材１１と、このラベル基材１１の裏面側
の全面又は一部に積層された粘着層１２と、ラベル基材
１１の表示部８の表面側に積層された表示印刷層１３
と、滑り防止部１０の表面側に積層された滑り止め層１
５とを備えている。尚、前記粘着層１２は離型紙１７に
剥離可能に貼着されている。
【００１５】前記ラベル基材１１は、上述したポリプロ
ピレンフィルム以外に、ポリエステルフィルム等の種々
の合成樹脂フィルム、合成紙または金属箔等によって形
成することができる。
ピレンフィルム以外に、ポリエステルフィルム等の種々
の合成樹脂フィルム、合成紙または金属箔等によって形
成することができる。
【００１６】前記表示印刷層１３は、バーコード１３ａ
や所定の文字１３ｂや絵柄１３ｃ等が、凸版輪転印刷ま
たはスクリーン印刷、グラビア印刷等によって適宜形成
されたものである。
や所定の文字１３ｂや絵柄１３ｃ等が、凸版輪転印刷ま
たはスクリーン印刷、グラビア印刷等によって適宜形成
されたものである。
【００１７】前記滑り止め層１５は、カートンを包装す
るフィルムとの摩擦抵抗が大きくなる（大きな防滑性を
有する）材質のものが積層されてなる。例えば、熱で活
性化して接着性を発揮する感熱接着剤が塗布されてなる
感熱接着剤層や、天然ゴムあるいは合成ゴム系からなる
シート体や、防滑性を有するインキを塗布してなる層が
挙げられる。感熱接着剤としては、エチレン酢酸ビニル
共重合体や、エチレンアクリル酸エステル類等に固体可
塑剤を含有した５５〜９０°Ｃ程度の温度で粘着性を生
じ、粘着性が数分から数日間持続するディレードタック
タイプや、ホットメルトタイプ等が使用できる。また、
滑り止め層１５は、滑り防止部１０の全面に設けても、
あるいは複数箇所に設けも良い。
るフィルムとの摩擦抵抗が大きくなる（大きな防滑性を
有する）材質のものが積層されてなる。例えば、熱で活
性化して接着性を発揮する感熱接着剤が塗布されてなる
感熱接着剤層や、天然ゴムあるいは合成ゴム系からなる
シート体や、防滑性を有するインキを塗布してなる層が
挙げられる。感熱接着剤としては、エチレン酢酸ビニル
共重合体や、エチレンアクリル酸エステル類等に固体可
塑剤を含有した５５〜９０°Ｃ程度の温度で粘着性を生
じ、粘着性が数分から数日間持続するディレードタック
タイプや、ホットメルトタイプ等が使用できる。また、
滑り止め層１５は、滑り防止部１０の全面に設けても、
あるいは複数箇所に設けも良い。
【００１８】以上の構成からなるタックラベル７を使用
して包装体１を段積みする際には、先ず、タックラベル
７の表示部８の裏面の粘着層１２を、被包装体１の側面
１ａに貼着し（図３（イ）参照）、更に、滑り防止部１
０の裏面の粘着層１２を、被包装体１の上面１ｂに貼着
する（図３（ロ）参照）。このとき、表示部８の表示印
刷層１３ａ，１３ｂ，１３ｃが目視できるようになって
いる。尚、タックラベル７の貼着作業は、ラベラーによ
り簡単に実施することが可能である。また、滑り防止部
１０を先に包装体１貼着し後で表示部８を貼着しても、
滑り防止部１０及び表示部８を同時に貼着するようにし
ても良い。
して包装体１を段積みする際には、先ず、タックラベル
７の表示部８の裏面の粘着層１２を、被包装体１の側面
１ａに貼着し（図３（イ）参照）、更に、滑り防止部１
０の裏面の粘着層１２を、被包装体１の上面１ｂに貼着
する（図３（ロ）参照）。このとき、表示部８の表示印
刷層１３ａ，１３ｂ，１３ｃが目視できるようになって
いる。尚、タックラベル７の貼着作業は、ラベラーによ
り簡単に実施することが可能である。また、滑り防止部
１０を先に包装体１貼着し後で表示部８を貼着しても、
滑り防止部１０及び表示部８を同時に貼着するようにし
ても良い。
【００１９】前記滑り止め層１５が感熱接着剤を塗布し
てなる場合には、熱風等を噴出する加熱手段２０等で滑
り止め層を加熱し感熱接着剤を瞬時に活性化させる（図
３（ハ）参照）。かかる場合には、滑り止め層１５を加
熱する工程が必要となるが、加熱工程は、ラベラーによ
りタックラベル７を包装体１に貼着した後、該包装体１
を移送しながら公知の加熱手段２０を使用して自動的に
行える。
てなる場合には、熱風等を噴出する加熱手段２０等で滑
り止め層を加熱し感熱接着剤を瞬時に活性化させる（図
３（ハ）参照）。かかる場合には、滑り止め層１５を加
熱する工程が必要となるが、加熱工程は、ラベラーによ
りタックラベル７を包装体１に貼着した後、該包装体１
を移送しながら公知の加熱手段２０を使用して自動的に
行える。
【００２０】従って、従来のように作業者が手作業で滑
り止め糊をスプレーする場合に比し、作業効率の向上を
図ることができると共に、本実施の形態のタックラベル
は感熱接着剤を使用していることから、乾燥させる時間
も不要となる。特に、ディレードタックを用いた場合
は、加熱後粘着性が持続するため、上段の包装体を直ぐ
に段積みする必要がなく、しかも、滑り防止効果が高い
ため好ましい。尚、滑り止め層１５が粘着剤層や、天然
ゴムあるいは合成ゴム系からなるシートや、防滑性を有
するインキを塗布してなる層の場合には、かかる加熱工
程は不要である。
り止め糊をスプレーする場合に比し、作業効率の向上を
図ることができると共に、本実施の形態のタックラベル
は感熱接着剤を使用していることから、乾燥させる時間
も不要となる。特に、ディレードタックを用いた場合
は、加熱後粘着性が持続するため、上段の包装体を直ぐ
に段積みする必要がなく、しかも、滑り防止効果が高い
ため好ましい。尚、滑り止め層１５が粘着剤層や、天然
ゴムあるいは合成ゴム系からなるシートや、防滑性を有
するインキを塗布してなる層の場合には、かかる加熱工
程は不要である。
【００２１】このように、タックラベル７が貼着された
被包装体１を、順次パレット３に段積みする。図２に示
す如く、下段の包装体１の上面１ｂに貼着された滑り防
止部１０の滑り止め層１５上に、別体の包装体１が載置
されると、該上段の包装体１の下面１ｃは、その包装体
１の自重により前記滑り止め層１５に接触するため、両
方の包装体１の相対的なずれ方向の摩擦抵抗が大きくな
り、その結果、荷崩れを防止する。
被包装体１を、順次パレット３に段積みする。図２に示
す如く、下段の包装体１の上面１ｂに貼着された滑り防
止部１０の滑り止め層１５上に、別体の包装体１が載置
されると、該上段の包装体１の下面１ｃは、その包装体
１の自重により前記滑り止め層１５に接触するため、両
方の包装体１の相対的なずれ方向の摩擦抵抗が大きくな
り、その結果、荷崩れを防止する。
【００２２】しかも、ラベル基材１１に適度の強度を持
たせると共に、オーバーラップフィルム４にＵ字状やＸ
字状等の切り込みを形成しておいて、タックラベル７の
表示部８で切り込みを覆うように該表示部８をオーバー
ラップフィルム４に貼着することもできる。こようなタ
ックラベル７を剥離すると、その粘着層１２の粘着力に
より切り込みをきっかけとしてフィルム４を破断するこ
とができ、タックラベル７に開封機能も付加させること
により、開封を容易に行える利点がある。
たせると共に、オーバーラップフィルム４にＵ字状やＸ
字状等の切り込みを形成しておいて、タックラベル７の
表示部８で切り込みを覆うように該表示部８をオーバー
ラップフィルム４に貼着することもできる。こようなタ
ックラベル７を剥離すると、その粘着層１２の粘着力に
より切り込みをきっかけとしてフィルム４を破断するこ
とができ、タックラベル７に開封機能も付加させること
により、開封を容易に行える利点がある。
【００２３】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、被段積み体は、前記のようにフィルムで包装
した包装体に限らず、ダンボールで被収容物を収容した
ものであっても良い。かかる場合には、タックラベル７
の滑り止め層１５がダンボールの下面に直接接触するこ
ととなる。但し、ダンボールの場合は、表面に直接滑り
防止剤を塗布する事等も容易にできるが、滑りやすく、
滑り防止剤の事前塗布が困難なオーバーラップ包装した
包装体の場合に、特に有効である。
ではなく、被段積み体は、前記のようにフィルムで包装
した包装体に限らず、ダンボールで被収容物を収容した
ものであっても良い。かかる場合には、タックラベル７
の滑り止め層１５がダンボールの下面に直接接触するこ
ととなる。但し、ダンボールの場合は、表面に直接滑り
防止剤を塗布する事等も容易にできるが、滑りやすく、
滑り防止剤の事前塗布が困難なオーバーラップ包装した
包装体の場合に、特に有効である。
【００２４】
【発明の効果】本発明の荷崩れ防止構造は、滑り止め手
段がタックラベルからなり、該タックラベルは、被段積
み体の側面に貼着され且つ所定の表示が施されてなる表
示部と、前記被段積み体の上面に貼着され且つ該被段積
み体に積まれた上段の被段積み体の下面との間で防滑性
を有する滑り止め層を有する滑り防止部とが一体的に設
けられてなるので、従来のような手作業による滑り止め
糊のスプレー作業や、複数の被段積み体の数カ所にひも
を巻きつける作業が不要となり、複数の被段積み体を荷
崩れすることなく容易且つ迅速に運搬することができ
る。
段がタックラベルからなり、該タックラベルは、被段積
み体の側面に貼着され且つ所定の表示が施されてなる表
示部と、前記被段積み体の上面に貼着され且つ該被段積
み体に積まれた上段の被段積み体の下面との間で防滑性
を有する滑り止め層を有する滑り防止部とが一体的に設
けられてなるので、従来のような手作業による滑り止め
糊のスプレー作業や、複数の被段積み体の数カ所にひも
を巻きつける作業が不要となり、複数の被段積み体を荷
崩れすることなく容易且つ迅速に運搬することができ
る。
【００２５】しかも、本発明のタックラベルは、被段積
み体に貼着することにより、滑り止め層を有する滑り防
止部も被段積み体に設けることができ、被段積み体への
タックラベルの貼着作業から、タックラベルが貼着され
た被段積み体の段積み作業及び被段積み体の運搬までの
自動化を容易に達成できる。
み体に貼着することにより、滑り止め層を有する滑り防
止部も被段積み体に設けることができ、被段積み体への
タックラベルの貼着作業から、タックラベルが貼着され
た被段積み体の段積み作業及び被段積み体の運搬までの
自動化を容易に達成できる。
【図１】本発明の第一実施の形態のタックラベルを示
し、（イ）は正面図、（ロ）は断面図である。
し、（イ）は正面図、（ロ）は断面図である。
【図２】同包装体を段積みした状態の要部を示す断面
図。
図。
【図３】（イ）〜（ハ）はタックラベルを包装体に貼着
する工程をそれぞれ示す斜視図である。
する工程をそれぞれ示す斜視図である。
【図４】包装体をパレットに段積みした状態の斜視図で
ある。
ある。
【図５】従来例を示し、（イ）〜（ニ）は各工程を示す
斜視図である。
斜視図である。
１…包装体（被段積み体）、７…タックラベル、８…表
示部、１０…滑り防止部、１５…滑り止め層
示部、１０…滑り防止部、１５…滑り止め層
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｇ０９Ｆ 3/00 Ｇ０９Ｆ 3/00 Ｑ
3/10 3/10 Ａ
Ｆターム(参考） 3E006 AA02 BA01 CA04 EA10
3E067 AA11 AB99 AC03 AC15 BA08A
BA18A CA01 DA02 EC23
EC26 EC28 EE04 EE50 FA04
FB01 FC01 GD10
3E075 BA83 CA01 DD03 DD10 DE01
GA04 GA05
Claims (2)
- 【請求項１】 被段積み体が、滑り止め手段を介して複
数段に段積みされてなる荷崩れ防止構造において、前記
滑り止め手段がタックラベルからなり、該タックラベル
は、被段積み体の側面に貼着され且つ所定の表示が施さ
れてなる表示部と、前記被段積み体の上面に貼着され且
つ該被段積み体に積まれた上段の被段積み体の下面との
間で防滑性を有する滑り止め層を備えた滑り防止部とが
一体的に設けられてなることを特徴とする荷崩れ防止構
造。 - 【請求項２】 被段積み体の側面に貼着可能で且つ所定
の表示が施されてなる表示部と、前記被段積み体の上面
に貼着可能で且つ該被段積み体に積まれる上段の被段積
み体の下面との間で防滑性を有する滑り止め層を備えた
滑り防止部とが一体的に設けられてなることを特徴とす
るタックラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001242731A JP2003054626A (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 荷崩れ防止構造及びタックラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001242731A JP2003054626A (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 荷崩れ防止構造及びタックラベル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003054626A true JP2003054626A (ja) | 2003-02-26 |
Family
ID=19072963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001242731A Pending JP2003054626A (ja) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | 荷崩れ防止構造及びタックラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003054626A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007055676A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-08 | Enshu Shikogyo Kk | 梱包装置 |
| JP4850246B2 (ja) * | 2005-06-13 | 2012-01-11 | グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド | 製品を包装する方法およびシステム |
| JP7546801B1 (ja) | 2024-01-24 | 2024-09-06 | 一成 石倉 | 積み重ね用補助具 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59122223A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-14 | Mitsubishi Electric Corp | クロツク発生回路 |
| JPH11245986A (ja) * | 1998-03-05 | 1999-09-14 | Tdk Corp | カートリッジ収納ケース |
| JP2000053159A (ja) * | 1998-06-04 | 2000-02-22 | Prima Meat Packers Ltd | 連結食品包装体 |
| JP2001114231A (ja) * | 1999-10-14 | 2001-04-24 | Fuji Photo Film Co Ltd | 情報標識表示構造 |
-
2001
- 2001-08-09 JP JP2001242731A patent/JP2003054626A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59122223A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-14 | Mitsubishi Electric Corp | クロツク発生回路 |
| JPH11245986A (ja) * | 1998-03-05 | 1999-09-14 | Tdk Corp | カートリッジ収納ケース |
| JP2000053159A (ja) * | 1998-06-04 | 2000-02-22 | Prima Meat Packers Ltd | 連結食品包装体 |
| JP2001114231A (ja) * | 1999-10-14 | 2001-04-24 | Fuji Photo Film Co Ltd | 情報標識表示構造 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4850246B2 (ja) * | 2005-06-13 | 2012-01-11 | グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド | 製品を包装する方法およびシステム |
| JP2007055676A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-08 | Enshu Shikogyo Kk | 梱包装置 |
| JP7546801B1 (ja) | 2024-01-24 | 2024-09-06 | 一成 石倉 | 積み重ね用補助具 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU2006255753B2 (en) | Improved multi-layer flexible package with removable section | |
| CN112512936B (zh) | 柔性装运包装件 | |
| US4254869A (en) | Merchandising package for containers and method of making | |
| JPH06509536A (ja) | 伸張自在の接着テープにより包装物をユニット化する方法 | |
| US20020110684A1 (en) | Self-closing adhesive-free resealable package | |
| JP2003054626A (ja) | 荷崩れ防止構造及びタックラベル | |
| JP4498556B2 (ja) | 集積包装製品 | |
| US20010015330A1 (en) | Skin package | |
| JP3005306B2 (ja) | 多層ラベルを用いる物流管理方法 | |
| JP2012121590A (ja) | 包装体およびそれに用いるシュリンクフィルム付台紙の製造方法 | |
| WO1995021105A1 (en) | Skin package | |
| JPH0836361A (ja) | 複層荷札ラベル及びその使用方法 | |
| JPH1077067A (ja) | ブリスターパック用台紙 | |
| JP6200700B2 (ja) | 包材および包装体 | |
| JP4562821B2 (ja) | 基材の一部が剥離可能な粘着ラベル | |
| JP3208130U (ja) | 包装用フィルム | |
| JP4220029B2 (ja) | 基材が剥離可能な粘着ラベルの製造法 | |
| KR200428587Y1 (ko) | 이중 구조의 점착 라벨 스티커 | |
| JPH03111213A (ja) | 平判荷造方法 | |
| US6652944B1 (en) | Peelable label assembly and method of manufacturing same | |
| JP2005324842A (ja) | 包装用部材及びその包装体 | |
| GB2271975A (en) | Display packaging | |
| JP2023128049A (ja) | 包装体 | |
| JP2000109760A (ja) | 基材の一部が剥離可能な粘着ラベル | |
| JP2001051606A (ja) | 基材の一部が剥離可能な粘着ラベル |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040706 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040707 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080617 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080702 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101028 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101112 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110401 |