JP2003054273A - 自動車の動力伝達装置 - Google Patents

自動車の動力伝達装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジン,モータ,発電機を備えたハイブリッ
ド車において、前記発電機のイナーシャトルクによる損
失を回避する。 【解決手段】エンジン1と、エンジン1の出力により駆
動される発電機15と、発電機15の発電出力およびバ
ッテリ47の放電出力により駆動されるモータ29を備
えた自動車の動力伝達装置において、エンジン1の出力
軸と発電機15の出力軸との間にクラッチ機構23を設
ける。これにより発電機のイナーシャトルク発生を抑制
することができる。よって、エンジンあるいはモータに
よる前記イナーシャトルクの補正が不必要となるため、
車両加速時の大幅な燃費低減を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関(以下、
エンジン),電気動力装置(以下、モータ)及び動力伝
達装置から成るパワートレイン系の構造に関し、特にパ
ワートレイン系の伝達効率向上を図る動力伝達装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】パワートレイン系の伝達効率向上を図る
動力伝達装置を用いた公知例として特開平8−9832
2号公報に記載されたものがある。
【0003】この公報には、増速機を介してエンジンと
発電機が連結され、かつ発電機出力軸からのトルクがク
ラッチを介してモータに伝達されるパワートレイン構造
が記載されている。前記パワートレイン構造では、前記
発電機とモータにより出力軸の高精度な回転数合わせが
可能となるため、前記クラッチの締結・解放によるシリ
ーズモード・パラレルモード(シリーズモード:エンジ
ンで発電したエネルギーを用いモータのみで走行、パラ
レルモード:エンジン及びモータで走行)切り換え時の
トルク変動が抑制できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記システムでは、運
転者が要求する加減速感を満足させつつ、エンジン及び
モータを高効率域で運転するようにエンジン,モータ及
び発電機を総合制御する必要がある。そのため、エンジ
ンと発電機が連結され、かつ発電機出力軸からのトルク
がクラッチを介してモータに伝達される構成となってい
る。
【0005】この構成では、前記クラッチが締結した状
態で車両を加速しようとした場合(前記パラレルモー
ド)、発電機回転部のイナーシャトルクが発生し、前記
イナーシャトルク分のトルクをエンジンあるいはモータ
で補正する必要がある。よって、前記イナーシャトルク
分の燃費増大が避けられない。
【0006】上記に鑑み本発明は、前記パラレルモード
運転で、かつバッテリーの充電が不必要の場合、前記イ
ナーシャトルクの発生を抑制し車両の燃費低減を図るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、エンジンと、前記エンジンの出力により
駆動される発電機と、前記発電機の発電出力により充電
されるバッテリーと、前記バッテリーの放電出力により
駆動されるモータを備えたハイブリッド自動車の動力伝
達装置において、前記エンジンの出力軸と前記発電機の
出力軸との間にクラッチ機構を設け、当該クラッチ機構
は前記エンジンがパラレルモード運転で、かつバッテリ
ーの充電が不必要の場合開放されて前記エンジンの出力
軸と前記発電機の出力軸との間のトルク伝達経路を断つ
よう構成される。
【0008】好ましくは、前記クラッチ機構は、締結あ
るいは解放している際、締結,解放のためのエネルギー
を必要としない例えばドッグクラッチを用いると良い。
【0009】好ましくは、前記ドッグクラッチの駆動に
リニア・アクチュエータ(例:モータ,歯車及びラッ
ク)を用いることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態に係るハイブリ
ッド自動車システムの構成である。図1に示されている
システムは、エンジン1の出力軸2には、噛み合い歯車
3を有する低速用エンジン側歯車4,噛み合い歯車5を
有する高速用エンジン側歯車6,前記低速用エンジン側
歯車4及び高速用エンジン側歯車6と前記出力軸2を直
結するハブ7及びスリーブ8が設けられている。前記低
速用エンジン側歯車4及び高速用エンジン側歯車6が前
記出力軸2の軸方向に移動しないようストッパー(図示
しない)が設けられている。前記ハブ7の内側には、前
記出力軸2の複数の溝9と噛み合う溝(図示しない)が
設けてあり、前記ハブ7は前記出力軸2の軸方向には移
動可能になっているが、前記出力軸2の回転方向への移
動は制限される。よって、前記エンジン1から出力され
るトルクは、前記ハブ及びスリーブに伝達される。前記
エンジン1からのトルクを前記低速用エンジン側歯車4
及び高速用エンジン側歯車6へ伝達するためには、前記
スリーブ8を前記出力軸2の軸方向に移動させ、前記噛
み合い歯車3あるいは5と前記ハブ7とを直結する必要
がある。前記噛み合い歯車3及び5と前記ハブ7には、
同一の溝が設けてあり、前記スリーブ8の内側には前記
ハブ7に噛み合う溝(図示しない)が設けてある。前記
スリーブ8の移動には、ラック11,ラック11と噛み
合う小歯車12及びステッピングモータ(1)13から
成るリニアアクチュエータが用いられる。また、前記ス
リーブ8の外周部を前記出力軸2の回転方向にはフリー
になっており、前記スリーブ8の回転に対して回転しな
いレバー14が設けられている。前記ハブ7,前記スリ
ーブ8,前記噛み合い歯車3,前記噛み合い歯車5から
成るクラッチ機構をドッグクラッチと称している。この
機構は、前記エンジン1などの動力源からのエネルギー
を高効率でタイヤ10に伝達することが可能になり燃費
低減が図れる。また、前記ステッピングモータ(1)1
3は、予め設定されたステップ数により回転角度が認識
できるため、前記ラック11の移動位置が判断できる。
よって、現在、前記低速用エンジン側歯車4が使われて
いるか高速用エンジン側歯車6なのか、あるいは中立位
置なのかの判断が可能になる。前記ステッピングモータ
の代わりに前記ラックの位置を検出するセンサと直流モ
ータの組み合わせでも上記判断が可能である。
【0012】上記のクラッチ機構及びリニアアクチュエ
ータは、前記エンジン1の出力軸2と発電機15の出力
軸16との直結のためにも適用される。前記出力軸2に
は、前記出力軸2と一体になって回転する、噛み合い歯
車17を有する前記エンジン1の回転数Ne検出用歯車
18が設けられている。また、前記出力軸16には、前
記出力軸16と一体になって回転し、かつ前記出力軸1
6の軸方向に溝19に沿って移動可能なハブ20と噛み
合い歯車21を有する前記発電機15の回転数Ng検出
用歯車22が設けられている。前記ハブ20の外周には
スリーブ23が設けられている。さらに、前記出力軸2
及び前記出力軸16の間には、スラストベアリング24
が設けられており、前記2つの出力軸の接触による摩擦
抵抗を低減し、かつ軸の芯づれを防止している。リニア
アクチュエータ部は、レバー25,ラック26,小歯車
27及びステッピングモータ(2)28から構成され
る。車両(図示しない)駆動用のモータ29の出力軸3
0には、前記低速用エンジン側歯車4及び前記高速用エ
ンジン側歯車6と噛み合う低速用モータ側歯車31及び
高速用モータ側歯車32が設けられている。前記低速用
モータ側歯車31は、前記モータ29の回転数Nm検出
用としても用いられる。また、前記出力軸30には、最
終減速歯車33が設けられ、前記モータ29のみでの走
行が可能になっている。
【0013】前記エンジン1では、吸気管34に設けら
れた電子制御スロットル35(スロットルバルブ36,
駆動モータ37,スロットルセンサ38から成る)によ
り吸入空気量が制御され、前記空気量に見合う燃料量が
燃料噴射装置39から噴射される。また、前記空気量及
び燃料量から決定される空燃比,エンジン回転数などの
信号から点火時期が決定され、点火装置40により点火
される。前記燃料噴射装置39には、燃料が吸気ポート
に噴射される吸気ポート噴射方式あるいはシリンダ内に
直接噴射される筒内噴射方式があるが、エンジンに要求
される運転域(エンジントルク,エンジン回転数で決定
される領域)を比較して燃費が低減でき、かつ排気性能
が良い方式のエンジンを選択することが望ましい。
【0014】次に、前記エンジン1,前記発電機15及
び前記モータ29の制御装置について図2の制御ブロッ
ク図、図3の目標駆動軸トルク特性及び図4の変速指令
特性を用いて説明する。まず、図1のパワートレイン制
御ユニット41には、アクセルペダル踏み込み量α,ブ
レーキ踏力β,シフトレバー位置Ii,バッテリー容量
Vb,モータ回転検出器42から検出された回転前記モ
ータ29回転数Nm,エンジン回転検出器43から検出
されたエンジン回転数Ne及び発電機回転検出器44か
ら検出された発電機回転数Ngが入力される。そして、
前記パワートレイン制御ユニット41では前記エンジン
1のトルクが演算され、通信手段であるLANによりエ
ンジン制御ユニット45に送信される。前記エンジン制
御ユニット45内では、前記エンジントルクを達成する
スロットルバルブ開度,燃料量及び点火時期が演算さ
れ、それぞれのアクチュエータが制御される。また、前
記パワートレイン制御ユニット41では、前記モータ2
9及び前記発電機15のトルク、前記ステッピングモー
タ(1)13及び前記ステッピングモータ(2)28の
ステップ数が演算され、それぞれLANによりモータ制
御ユニット46に送信され各アクチュエータが制御され
る。前記モータ制御ユニット46は前記発電機15から
得られた電力をバッテリー47に充電したり、前記モー
タ29などを駆動するため前記バッテリー47から電力
を供給したりする。図2において、前記パワートレイン
制御ユニット41では、まず、処理48で、前記モータ
回転数Nmから車速Vspが関数fにより演算される。
次に、処理49では、前記車速Vsp,アクセルペダル
踏み込み量α,ブレーキ踏力β,シフトレバー位置Ii
から運転者が意図する目標の駆動軸トルクTtarが演
算される。そして、処理50で前記目標駆動軸トルクT
tarと前記車速Vspから変速指令Ssが演算され、
前記低速用歯車3か高速用歯車6かが選択される。最後
に、処理51で前記目標駆動軸トルクTtar,前記車
速Vsp,バッテリー容量Vb,エンジン回転数Ne及
び発電機回転数Ngから各アクチュエータのトルク(エ
ンジントルクTe,モータトルクTm,発電機トルクT
g,ステッピングモータ(1)のステップ数Sn1,ス
テッピングモータ(2)のステップ数Sn2が演算され
出力される。
【0015】図3において、横軸は前記車速Vsp,縦
軸は前記目標駆動軸トルクTtarである。前記2つの
軸の交点より上側が前記駆動軸トルクが正,下側が負を
表わす。また、前記交点より右側が前進,左側が後退を
表わす。実線が前記アクセルペダル踏み込み量α(%表
示)、斜線がブレーキ踏力βである。前記アクセルペダ
ル踏み込み量αの%が大きいほど運転者は大きな加速感
を要求するため前記目標駆動軸トルクTtarが大きく
なる。ここで、後退の場合は、前進走行ほど車速を上昇
させる必要がないため、前記目標駆動軸トルクTtar
が小さくなっている。前記ブレーキ踏力βは図3の下に
行くほど大きな値を示し、運転者が大きな減速度を要求
していることを示している。また、前記アクセルペダル
踏み込み量αが0%の低車速では、トルクコンバータ使
用時のストールトルク発生を模擬するように前記目標駆
動軸トルクを正にし前記モータ29のトルクを発生す
る。次に、前記エンジン1と前記モータ29の適用運転
域について説明する。網掛け領域がモータ駆動域,斜線
領域がエンジン駆動域である。通常、前記エンジン1及
び前記モータ2の小型・軽量化及び高効率運転による燃
費低減の点で前記前進,後退時の前記目標駆動軸トルク
Ttarが小さい領域では、前記モータ1のみの駆動す
る必要がある。また、前記目標駆動軸トルクTtarが
負の場合は、前記モータ1による回生運転を実行し、運
転者が要求する減速度とエネルギー回収による燃費低減
を両立させる。
【0016】図4では、前記エンジン1と前記モータ2
9の運転域をさらに高効率とするための、前記ドッグク
ラッチを用いた変速機構の変速指令Ss特性を示してい
る。図4において、前記変速指令Ssは、前記車速Vs
p及び前記目標駆動軸トルクTtarにより決定され
る。前記変速指令Ssは予め実験、あるいはシミュレー
ションにより全運転域の中で前記エンジン1と前記モー
タ29が最高効率になる値が求められ、前記パワートレ
イン制御ユニット41内の記憶手段(図示しない)に記憶
されている。
【0017】図5から図10の図面を用いて、図1に示
したシステム構成の動作原理を説明する。図5はシリー
ズモードのシステム構成、図6は低速時パラレルモード
のシステム構成、図7は高速時パラレルモードのシステ
ム構成、図8はシリーズモード運転時のタイムチャー
ト、図9はパラレルでモード運転時のタイムチャート、
図10は変速機構切り換え時のタイムチャートである。
【0018】図5において、シリーズモードとは、前記
エンジン1で前記発電機15を駆動し、前記バッテリー
47に充電された電力により前記モータ29を駆動して
走行する運転である。この場合、前記ステッピングモー
タ(1)13を右回転させ、前記ラック11を左に移動
させ前記スリーブ8を中立位置に設定する。また、前記
ステッピングモータ(2)28を左回転させ、前記ラッ
ク26を右に移動させ前記スリーブ23を前記発電機1
5の出力軸16に取り付けられた前記噛み合い歯車21
に設定する。これにより、前記エンジン1は前記発電機
15のみを駆動し前記バッテリー47への充電が可能に
なる。また、前記発電機15はモータとしても運転可能
になっており、前記エンジン1が前記発電機15により
始動される。次に、図5に示したシステムの走行の一例
を図8を用いて説明する。図8は横軸時間に対し、縦軸
は前記シフトレバー位置Ii,アクセルペダル踏み込み
量α,ブレーキ踏力β,モータトルクTm,車速Vs
p,バッテリー容量Vb,エンジン回転数Ne,ステッ
ピングモータ(1)ステップ数Sn1,ステッピングモ
ータ(2)ステップ数Sn2,発電機回転数Ngが示さ
れている。走行条件は、車両停止状態から発進し、走行
中前記アクセルペダル踏み込み量αを変化した場合であ
る。前記シフトレバー位置がN(ニュートラル)の状態
で、運転者がブレーキを踏んでいるため車両が停止して
いる。また、バッテリー容量も充電不要の状態である。
ここで、前記バッテリー容量が75%を超えると効率が
低下し、かつ50%以下では電圧降下が大きくなり放電
パワーが低下するため、前記バッテリー47の充電は図
8に示した網掛け部分で実行することが望ましい。前記
シフトレバー位置がN(ニュートラル)からD(ドライ
ブ:前進)へ移動された(a点)後は、前記アクセルペ
ダル踏み込み量αに応じてモータトルクTmが決定され
る。N−D変速(a点)直後は、前記アクセルペダル踏
み込み量αが0%で低車速のため、前記ストールトルク
により前記モータトルクTmが正になり車両が走行し始
める。その後、前記モータ29の使用により前記バッテ
リー容量Vbが減少する。そこで、前記バッテリー容量
Vbが50%を下回った時点(b点)で前記発電機15
をモータとして使用し前記エンジン1を始動する。その
後、前記発電機15を発電機として使用し前記エンジン
1のトルクにより充電を実行する。運転者が前記アクセ
ルペダル踏み込み量αを0%(c点)にし、ブレーキを
踏み込んだ場合(d点)は、前記モータ29により回生
を実行し前記バッテリーに充電する。
【0019】図6において、パラレルモードとは、前記
エンジン1で前記発電機15を駆動し、前記バッテリー
47に充電された電力により前記モータ29を駆動して
走行すると同時に前記エンジン1のトルクの車両駆動用
に適用する運転である。この場合、前記ステッピングモ
ータ(1)13を右回転させ、前記ラック11を左に移
動させ前記スリーブ8を前記低速用エンジン側歯車4に
設けられた前記噛み合い歯車3に設定する。また、前記
ステッピングモータ(2)28を右回転させ、前記ラッ
ク26を左に移動させ前記スリーブ23を前記エンジン
1の出力軸2に取り付けられた前記噛み合い歯車17に
設定する。これにより、前記エンジン1のトルクは低速
用エンジン側歯車4,前記低速用モータ側歯車31を介
してタイヤ10に伝達される。次に、図6に示したシス
テムの走行の一例を図9を用いて説明する。図9は横軸
時間に対し、縦軸は前記シフトレバー位置Ii,アクセ
ルペダル踏み込み量α,ブレーキ踏力β,モータトルク
Tm,エンジントルクTe,駆動軸トルクTo,車速V
sp,エンジン回転数Ne,ステッピングモータ(1)
ステップ数Sn1,ステッピングモータ(2)ステップ
数Sn2,発電機回転数Ngが示されている。走行条件
は、車速一定走行中、前記アクセルペダル踏み込み量α
を変化した場合である。前記アクセルペダル踏み込み量
αを大きく踏み込み(e点)、前記目標駆動軸トルクT
tarが増大する。よって、前記モータトルクTmの増
加に加えて、前記エンジントルクTeを出力する必要が
ある。この時、前記エンジン1と前記発電機15が一体
となっているため、前記発電機15により前記エンジン
1の出力軸2を前記低速用エンジン側歯車4の回転数
(前記モータ29の回転数)に合わせ、f点で前記ステ
ッピングモータ(2)を正側(右回転:ラック11左へ
移行)に回転させ、前記スリーブ8を前記低速用エンジ
ン側歯車4の噛み合い歯車3に噛み合わせる。これによ
り、スムースな前記エンジントルクTeの追加によるパ
ラレルモードが可能になる。また、前記アクセルペダル
踏み込み量α低下時(g点)は、前記エンジントルクT
eのみをゼロにし、前記モータトルクTmのみで走行す
る。この時は、減速時ショック低減の点から前記スリー
ブ8移動による変速を実施しない。
【0020】図7の場合は、高速時のパラレルモードで
ある。ここでは、前記ステッピングモータ(1)13を
左回転させ、前記ラック11を右に移動させ前記スリー
ブ8を前記高速用エンジン側歯車6に設けられた前記噛
み合い歯車5に設定する。また、前記ステッピングモー
タ(2)28を左回転させ、前記ラック26を右に移動
させ前記スリーブ23を前記エンジン1の出力軸2から
切り離す。これにより、前記エンジン1のトルクは前記
高速用エンジン側歯車6,前記高速用モータ側歯車32
を介してタイヤ10に伝達される。また、加速時は、前
記発電機15が前記出力軸2と切り離されており、前記
発電機イナーシャトルク分が低減できるため、前記エン
ジン1のトルクを増加する必要がなくなり加速時の燃費
低減が図れる。次に、図7に示したシステムの走行の一
例を図10を用いて説明する。図10は横軸時間に対
し、縦軸は前記変速指令Ss,アクセルペダル踏み込み
量α,ブレーキ踏β,モータトルクTm,エンジントル
クTe,発電機トルクTg,駆動軸トルクTo,車速V
sp,エンジン回転数Ne,ステッピングモータ(1)ス
テップ数Sn1,ステッピングモータ(2)ステップ数
Sn2が示されている。走行条件は、前記アクセルペダ
ル踏み込み量α一定走行中、前記変速指令Ssが変化し
た場合である。前記変速指令Ssが変化(h点)した
後、前記スリーブ8の移動により変速させるため、一時
的に前記エンジントルクTe及び前記発電機トルクTg
を増加させ、ステッピングモータ(1)のステップ数S
n1を負に設定し、前記高速用エンジン側歯車6への変
速を実行する。これは、前記スリーブ8へトルクが生じ
ている場合、前記スリーブ8の移動が困難なためであ
る。上記変速時は、前記エンジン1からのトルクが低下
するため、前記モータ29のトルクTmを燃費を無視し
て増加させ、前記トルク低下を防止している。この前記
モータトルクTmの増加頻度は変速中のみであり、燃費
増大にはつながらない。
【0021】図11はアクチュエータ故障時のタイムチ
ャートある。図11は横軸時間に対し、縦軸はフェール
セイフフラグFf、前記変速指令Ss,アクセルペダル
踏み込み量α,ブレーキ踏力β,モータトルクTm,エ
ンジントルクTe,発電機トルクTg,駆動軸トルクT
o,車速Vsp,ステッピングモータ(1)ステップ数
Sn1,ステッピングモータ(2)ステップ数Sn2が
示されている。フェールの条件は、前記ステッピングモ
ータ(1)が動作しなくなり、前記低速用エンジン側歯
車4が固定になった場合である。前記パワートレイン制
御ユニット41で前記フェールを判断した場合(j
点)、危険回避のためにも前記モータ29及び前記発電
機15による走行を実行すべきであり、前記エンジン1
からの入力を遮断する。よって、前記エンジントルクT
eをj点からk点まで滑らかにゼロにしショックを低減
し、かつ前記ステッピングモータ(2)のステップ数S
n2をゼロに戻して前記発電機15をモータとして使用
するように設定する。また、斜線のように、フェールの
条件が、前記ステッピングモータ(2)が前記発電機1
5の出力軸16に固定になった場合は、やはり前記エン
ジントルクTeをj点からk点まで滑らかにゼロにしシ
ョックを低減し、かつ前記ステッピングモータ(1)の
ステップ数Sn2をゼロに戻して前記変速位置を中立点
に設定する必要がある。これにより、前記モータ29の
みの走行となり、運転者に不快感を与えるようなショッ
クの抑制と危険回避が可能になる。
【0022】図12はワブルモータをリニアアクチュエ
ータに適用した例である。以上述べてきたようなシステ
ムの場合、変速の頻度が少ないため、変速以外の運転で
前記ドッグクラッチ固定のエネルギーがない方が電力消
費量が低減でき、より燃費低減が図れる。そこで、図1
2に示すリニアアクチュエータを適用した。前記スリー
ブ8に前記スリーブ8移動のためのレバー52が設けら
れている。前記レバー52には、ボール53を支える部
材54が取り付けられており、前記ボールは、ねじ56
の回転を前記レバー52に伝達しない構成になってい
る。前記ねじ56は、ステータ55に供給された電力に
より回転し、直線運動を行う。この前記ねじ56の直線
により、前記レバー52及びスリーブ8が移動し、前記
変速などが実行される。このリニアアクチュエータは、
前記スリーブ8からの反力に対し、前記ねじ56とステ
ータ55のねじ部が噛み合っているため移動せず、前記
スリーブ8固定時のエネルギー(電力)が不必要にな
る。この前記ねじ56と前記ステータ55からなるモー
タをワブルモータと称する。
【0023】本実施例の実施態様を以下に列挙する。 実施態様1 内燃機関と、前記内燃機関の出力により駆動される発電
機と、前記発電機の発電出力により充電されるバッテリ
ーと、前記バッテリーの放電出力により駆動される電動
機と、前記内燃機関の出力軸と前記電動機の出力軸との
間に変速機構を備えた自動車の動力伝達装置において、
前記変速機構に変速切り換えのためのクラッチ機構を設
けたことを特徴とする自動車の動力伝達装置。 実施態様2 実施態様1において、前記クラッチ機構は、締結あるい
は解放している際、締結、解放のためのエネルギーを必
要としない装置であることを特徴とする自動車の動力伝
達装置。 実施態様3 実施態様1において、前記クラッチ機構のクラッチがド
ッグクラッチであることを特徴とする自動車の動力伝達
装置。 実施態様4 実施態様3において、前記ドッグクラッチの駆動にリニ
ア・アクチュエータを用いたことを特徴とする自動車の
動力伝達装置。 実施態様5 実施態様3において、前記ドッグクラッチのハブが前記
内燃機関出力軸に設けられていることを特徴とする自動
車の動力伝達装置。 実施態様6 内燃機関の回転力と電動機の回転力を合成または切り換
えて駆動輪を駆動し、前記内燃機関または前記駆動輪の
回転力を発電機により電力に変換し、該電力を前記電動
機に供給する機構を備えた自動車の動力伝達装置におい
て、前記内燃機関と前記駆動輪の回転力伝達系統から前
記発電機を切り離す機構を備えたことを特徴とする自動
車の動力伝達装置。 実施態様7 実施態様6において、前記内燃機関と前記駆動輪の回転
伝達系統は、第1の変速比を持つ第1の伝達系統および
第2の変速比をもつ第2の伝達系統を切り換える機構を
有し、前記第1の伝達系統で回転が伝達される場合には
前記内燃機関と前記駆動輪の回転力伝達系統から前記発
電機を切り離し、前記第2の伝達系統で回転が伝達され
る場合には前記内燃機関と前記駆動輪の回転力伝達系統
に前記発電機を接続することを特徴とする自動車の動力
伝達装置。 実施態様8 実施態様6において、前記内燃機関と前記駆動輪の回転
伝達系統は、第1の変速比を持つ第1の伝達系統,第2
の変速比をもつ第2の伝達系統、および前記内燃機関と
前記駆動輪の回転伝達系統を切り離すニュートラル状態
とを切り換える機構を有し、前記第1の伝達系統で回転
が伝達される場合には前記内燃機関と前記駆動輪の回転
力伝達系統から前記発電機を切り離し、前記第2の伝達
系統で回転が伝達される場合および前記ニュートラル状
態の場合には前記内燃機関と前記駆動輪の回転力伝達系
統に前記発電機を接続することを特徴とする自動車の動
力伝達装置。 実施態様9 内燃機関の回転力と電動機の回転力を合成または切り換
えて駆動輪を駆動し、前記内燃機関または前記駆動輪の
回転力を発電機により電力に変換し、該電力を前記電動
機に供給する機構を備えた自動車の動力伝達装置におい
て、前記内燃機関と前記発電機の回転力伝達系統から前
記電動機を切り離す機構を備えたことを特徴とする自動
車の動力伝達装置。 実施態様10 実施態様6乃至9のいずれかに記載の自動車の動力伝達
装置において、前記発電機を切り離す機構、前記電動機
を切り離す機構、または前記伝達系統を切り換える機構
のうち少なくとも一つを所定の状態に保持する手段は、
機械的反力のみをもって該機構を所定の状態に保持する
ものであることを特徴とする自動車の動力伝達装置。 実施態様11 実施態様10記載において、前記機構を所定の状態に保
持する手段は、ワブルモータであることを特徴とする自
動車の動力伝達装置。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、エンジンと、前記エン
ジンの出力により駆動される発電機と、前記発電機の発
電出力により充電されるバッテリーと、前記バッテリー
の放電出力により駆動されるモータを備えた自動車の動
力伝達装置において、前記エンジンの出力軸と前記発電
機の出力軸との間にクラッチ機構を設けることにより、
前記発電機のイナーシャトルク発生を抑制することがで
きる。
【0025】よって、エンジンあるいはモータによる前
記イナーシャトルクの補正が不必要となるため、車両加
速時の大幅な燃費低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るハイブリッド自動車
システムの構成図を示す。
【図2】図1の制御ブロック図を示す。
【図3】図1の目標駆動軸トルク特性を示す。
【図4】図1の変速指令特性を示す。
【図5】図1のシリーズモードでのシステム構成図を示
す。
【図6】図1の低速時パラレルモードでのシステム構成
図を示す。
【図7】図1の高速時パラレルモードでのシステム構成
図を示す。
【図8】図1のシリーズモード運転時のタイムチャート
を示す。
【図9】図1のパラレルでモード運転時のタイムチャー
トを示す。
【図10】図1の変速機構切り換え時のタイムチャート
を示す。
【図11】図1のアクチュエータ故障時のタイムチャー
トを示す。
【図12】図1のリニアアクチュエータに適用されるワ
ブルモータの1例を示す。
【符号の説明】
1…エンジン、3,5…噛み合い歯車、4…低速用エン
ジン側歯車、6…高速用エンジン側歯車、7…ハブ、8
…スリーブ、11…ラック、12…小歯車、13…ステ
ッピングモータ、15…発電機、29…モータ、41…
パワートレイン制御ユニット、45…エンジン制御ユニ
ット、46…モータ制御ユニット、47…バッテリー。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16D 28/00 F16D 28/00 A (72)発明者 印南 敏之 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 門向 裕三 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 3D039 AA02 AA03 AB02 AB27 AC04 AD02 AD23 3J057 AA02 BB01 GA17 GB02 GB05 GB26 GB30 HH01 JJ01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの出力により駆動される発電機
    と、前記発電機の発電出力により充電されるバッテリー
    と、前記バッテリーの放電出力により駆動されるモータ
    を備えたハイブリッド自動車の動力伝達装置において、
    前記エンジンの出力軸と前記発電機の出力軸との間にク
    ラッチ機構を設け、当該クラッチ機構は前記エンジンが
    パラレルモード運転で、かつバッテリーの充電が不必要
    の場合に開放されて前記エンジンの出力軸と前記発電機
    の出力軸との間のトルク伝達経路を断つよう構成したハ
    イブリッド自動車の動力伝達装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、前記クラッチ機構
    は、締結あるいは解放している際、締結,解放のための
    エネルギーを必要としない装置であることを特徴とする
    ハイブリッド自動車の動力伝達装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載において、前記クラッチ機構
    のクラッチがドッグクラッチであることを特徴とするハ
    イブリッド自動車の動力伝達装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載において、前記ドッグクラッ
    チの駆動にリニア・アクチュエータを用いたことを特徴
    とするハイブリッド自動車の動力伝達装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載において、前記ドッグクラッ
    チのハブが前記発電機出力軸に設けられていることを特
    徴とする自動車の動力伝達装置。
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