JP2003051888A - 遠方監視装置 - Google Patents
遠方監視装置Info
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- JP2003051888A JP2003051888A JP2001238096A JP2001238096A JP2003051888A JP 2003051888 A JP2003051888 A JP 2003051888A JP 2001238096 A JP2001238096 A JP 2001238096A JP 2001238096 A JP2001238096 A JP 2001238096A JP 2003051888 A JP2003051888 A JP 2003051888A
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Abstract
合に、これを親局側で即座に入手することができる遠方
監視装置を提供する。 【解決手段】 親局1側にコールウェイティング機能付
きモデム5を使用し、ある子局と接続中であっても他の
子局11〜14からの呼び出しを受けることができるよ
うにし、一旦回線が接続された子局は保留状態にしてお
き、パソコン3が、あらかじめ付けられた優先順位にし
たがってデータを収集するように、保留にした子局との
接続を切り換える。
Description
て親局と子局の間でデータの伝送を行い、遠方にある設
備を監視する遠方監視装置に関する。
を設け、この子局から各種機械や設備の動作状況を、電
話回線を利用して親局へ伝送することで、遠隔地にある
さまざまな機器や設備の監視を行うために利用されてい
る。
設運営上必要なポンプ場が点在している。これらのポン
プ場は一般に無人機場であり、その維持管理は、電話回
線を利用して、オペレータが常駐する有人機場で集中監
視している。
遠方監視装置の一例を示す図面である。
一つの親局101と、点在している各ポンプ場(第1〜
第4ポンプ場)にそれぞれ設置されている子局201、
202、203、204が公衆電話回線110により接
続されている。
データを収集し、収集したデータを解析するためのパソ
コン103と、公衆電話回線110と接続するためのモ
デム105が設けられており、パソコン103には、収
集したデータや解析結果の表示のためディスプレイ10
7やプリンタ109が接続されている。
04には、マイコン211、モデム213、およびハー
ドディスク(HDD)215が設けられていて、ポンプ
場における各種データを計測するための各種計測器(不
図示)によって計測されたデータがHDD215に一次
記憶された後、マイコン211の制御によってモデム2
13を介して親局101へ送信される。
は、通常のデータ収集を行う場合は、まず、親局101
がモデム105により公衆電話回線110を通じて、第
1ポンプ場の子局201を呼び出して接続し、この子局
201からHDD215に蓄積されているデータを送信
してもらい、これを受信する。子局201からのデータ
を受信し終えたら、次に第2ポンプ場の子局202を呼
び出して接続し、そこからデータを送信してもらい、こ
れを受信する。以後、同様に、すべての子局に対して、
親局101から、順次、各子局を呼び出して接続し、各
子局からデータを送信してもらうことにより行われてい
る。
2、203、204にあるマイコン211が、各種計測
器により計測されているデータにあらかじめ決められた
異常値を見つけた場合、またはポンプ場内の警報装置が
発報した場合に、子局201、202、203、204
からモデム213により公衆電話回線110を介して親
局101を呼び出し、親局101に設備のデータを送信
するようになっている。
うに、ポンプ場内で監視対象となっている設備ごとに、
あらかじめ決められた順番で送信するようになってい
る。
遠方監視装置は、異常通報時に、その異常のあった子局
側から親局を呼び出しているため、子局から親局を呼び
出した場合に親局が他の子局と通信中のときは、異常を
通報しようとした子局は親局と接続することができな
い。このため、親局では、ポンプ場内での異常発生と言
う、通常データの収集と比較して優先順位の高い情報が
発せられた場合でも、これを即座に入手できないという
問題がある。
れた場合でも、子局側から送信するデータは、異常の有
無にかかわらず送信するデータの順番があらかじめ決め
られているため、異常のあった設備のデータを優先的に
送信することができないといった問題もある。これは、
たとえば、図7のデータ形式において、設備B、C、お
よびEに故障が発生して、これを異常発生として通報す
る場合でも、データを送信する順番は、あくまでも、設
備A、B、C、D、Eの順番となり、故障が発生した設
備B、C、およびEのデータは、故障の発生していない
設備Aや設備Dの後回しにされてしまうということであ
る。
その目的としては、通常のデータ収集以外に、優先順位
の高い情報が子局から発せられた場合に、これを親局側
で即座に入手することが可能となる遠方監視装置を提供
することにある。
上記課題を解決するため、親局と複数の子局とを通信回
線により接続して子局からのデータを収集する遠方監視
装置において、前記親局内に、前記通信回線を通じて、
いずれかの子局と接続中に他の子局からの呼び出しがあ
った場合に、接続中の子局との回線を保留にした状態
で、呼び出しのあった子局との接続を行い、かつ、保留
にした子局は任意に切り換えて接続を復帰する回線接続
手段と、収集するデータにあらかじめ優先順位を付けた
優先順位テーブルを記憶した優先順位テーブル記憶手段
と、前記優先順位テーブルに記憶されている優先順位に
したがってデータを収集するために、前記回線接続手段
を制御して収集するデータごとに接続する子局を切り換
える制御手段と、を有することを要旨とする。
れかの子局との間でデータ収集のために接続中であって
も、他の子局からの呼び出しを受けることができるよう
にし、また、収集するデータにはあらかじめ優先順位を
付けておいて、制御手段が、その優先順位でデータが収
集できるように、回線接続手段により接続する子局を切
り換えるように制御することで、優先順位にしたがって
複数の子局からのデータを収集しようとするものであ
る。
方監視装置において、各子局は、予め設定した優先順位
にしたがってデータを送信するように、送信するデータ
を並び換える送信順位整理手段を有することを要旨とす
る。
タが複数ある場合でも、優先順位テーブルにより決めら
れた順番でデータを収集することができるようにしよう
とするものである。
明の一実施の形態を説明する。
構成を示すブロック図であり、図2は、親局内に設けら
れているパソコンの機能を説明するための機能ブロック
図である。なお、図6に示した従来の遠方監視装置と同
じ部材については同一の符号を付し、それらの説明を省
略する。
の子局11、12、13、14よりなるシステムであ
る。
うためのパソコン3と、公衆電話回線110と接続する
ためのモデム5が設けられており、パソコン3には、収
集したデータや解析結果を表示するためのディプレイ1
07およびプリンタ109が接続されている。
と同様であり、通常のデータ収集時における子局からの
データ収集と、収集したデータの解析などを実行し、そ
れら結果をディスプレイ107やプリンタ109に出力
している。一方、異常発生時においては、後述するよう
に、データの優先順位にしたがってデータの収集を行っ
ている。
す機能ブロック図の通り、異常時に収集するデータの優
先順位をあらかじめテーブルデータとして記憶した優先
順位テーブル記憶部31と、モデム5に対して接続先を
切り換える指令を出力する接続切り換え制御部33を備
える。
るデータの重要度により優先順位を付けたものであり、
たとえば、図3に示すように、子局が設置されているポ
ンプ場と、そこで発生する故障設備のデータに対して優
先順位付けを行って記録したものである。なお、データ
種別における「1−A設備」などは、第1ポンプ場にお
ける設備Aのデータという意味である。
局からこの優先順位テーブルにしたがってデータを送る
ように指令すると共に、この優先順位となるようにモデ
ム5に対して子局との接続切り換えを指令する。
ソコン3内の半導体メモリ、またはハードディスクドラ
イブなどの記憶装置に記憶されており、また、優先順位
による子局の切り換えを行う接続切り換え制御部33
は、この機能を実行するためのプログラムをパソコン3
へインストールし、そのプログラムを実行することによ
り行われている。
きのものである。コールウェイティング機能は、ある子
局と公衆電話回線110を通じて接続中であっても、他
の子局から呼び出しがあった場合には、接続中の回線を
保留状態として、その呼び出しを受けることができると
共に、保留状態にした回線に対しては、任意に接続を切
り換えて接続状態を復帰することができる機能である。
場内の各種計測器類が計測したデータを一次記憶するH
DD215と、HDD215に蓄積されたデータを親局
1へ送信するためにマイコン21とモデム213が設け
られている。
時においては、従来と同様にあらかじめ決められた順番
でデータを送信するが、異常発生においては、予め設定
された優先順位に従って、送信するデータを並び替えて
送信する送信順位整理手段を有する。
のと同様でよい。
る。
親局1から、順次、各子局11、12、13、14を呼
び出して接続し、接続されている子局からデータを送信
してもらいそれを受信する。
合には、親局1のモデム5は、コールウェイティング機
能により、現在いずれかの子局と接続中であっても、異
常通報のために呼び出しを行ってきた子局との接続を確
立する。その間接続中であった子局に対しては待機信号
を送信して待機させ、その子局との回線を保留状態とす
る。
のために呼び出しを行った子局を確認し、優先順位テー
ブルを参照することで優先順位にしたがって異常のあっ
た設備のデータを送信するように、子局に対して送信す
るデータの並び換えを指令する。そして、モデム5に対
しては、優先順位にしたがってデータを収集できるよう
に、保留にしている子局との接続を切り換えるように指
令する。
る。
タ収集のために接続されている間に、子局11、子局1
2、子局13の3局から故障信号が発せられた場合、子
局11、子局12、子局13の3局は、それぞれ公衆電
話回線110を通じて親局1を呼び出す。ここで、子局
11では設備B、C、Eが故障、子局12では設備Bが
故障、子局13では設備A、Bが故障したものとする。
出しにより親局1は、モデム5のコールウェイティング
機能により、呼び出しを行った子局11、12および1
3との接続を順次確立する。この時点では、各子局との
接続の確率は呼び出しが行われた順となる。また、接続
中であった子局14との回線は保留となる。
して、異常を通報するデータの並び替えを行うよう指令
する。たとえば、子局11に対しては、優先順位テーブ
ルを参照すれば、図4に示すように、子局11が設けら
れている第1ポンプ場内の設備ごとに、「設備A」、
「設備E」、「設備B」、「設備C」、「設備D」の順
に送信するデータの優先順位が指令される。
すように、指令された順番(図4)のうち、故障した設
備のデータのみが送信されるように、送信データを「設
備E」→「設備B」→「故障C」の順に並び替える。
2、13に対しても同様にして優先順位テーブルにした
がって設備のデータを送信するように各子局に指令す
る。このとき指令する子局が変更されるごとに、モデム
5に対して接続先の変更を指令する。
局から送信されることになるので、パソコン3は、モデ
ム5に対して、優先順位テーブルにしたがってデータを
受信できるように、接続先の子局を切り換えるように指
令する。たとえば、図3に示した優先順位に従えば、ま
ず、子局11から設備Eのデータが送信され、続いて子
局11から設備Bのデータが送信され、ここでモデム5
に対して接続先の切り換えが行われ、子局13から設備
Bのデータが送信され、モデム5により接続先が子局1
2に切り換えられ、子局12から設備Bのデータが送信
され、モデム5により接続先が再び子局11に切り換え
られて設備Cのデータが送信され、最後に、モデム5に
より接続先が子局13に切り換えられて子局13から設
備Aのデータが送信される。
あらかじめ決められた優先順位にしたがって、確実に子
局からの情報を得ることが可能となる。
通報時に子局では親局からの指令により送信順位を並び
換えているが各子局に優先順位テーブルを持たせておけ
ば、各子局毎に独自に並び換えを行うことができる。ま
た、異常通報時にのみ、異常が発生した設備ごとに優先
順位を付けてデータを収集するようにしているが、本発
明は、このような異常発生時に限定されるものではな
く、さまざまなデータに優先順位を付けて、子局からの
呼び出しによりデータを収集するようにしてもよい。
公衆電話回線を使用しているが、通信回線は公衆電話回
線に限らず、有線や無線による専用回線であってもよ
い。また、電話回線以外のWANやLANのようなコン
ピュータ同士を接続するための回線を使用してもよい。
ただし、その場合も、親局側に設置するモデム(ケーブ
ルモデムやディジタルモデム、ターミナルアダプタなど
使用する回線に適したもの)、またはルータは、ある子
局と接続中の場合に接続中の子局との回線を保留にした
状態で、呼び出しのあった子局との接続を行い、かつ、
保留にした子局は任意に切り換えて接続を復帰すること
のできる機能を有するものを用いる。
先順位の高いデータが子局から発せられた場合に、その
優先順位の高いデータを親局は優先的に受け取ることが
可能となるので、遠方にある子局の監視を確実に行うこ
とができる。
ロック図である。
いるパソコンの機能を説明するための機能ブロック図で
ある。
ルの一例を示す図面である。
する一例を示す図面である。
る。
ある。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 親局と複数の子局とを通信回線により接
続して子局からのデータを収集する遠方監視装置におい
て、 前記親局内に、 前記通信回線を通じて、いずれかの子局と接続中に他の
子局からの呼び出しがあった場合に、接続中の子局との
回線を保留にした状態で、呼び出しのあった子局との接
続を行い、かつ、保留にした子局は任意に切り換えて接
続を復帰する回線接続手段と、 収集するデータにあらかじめ優先順位を付けた優先順位
テーブルを記憶した優先順位テーブル記憶手段と、 前記優先順位テーブルに記憶されている優先順位にした
がってデータを収集するために、前記回線接続手段を制
御して収集するデータごとに接続する子局を切り換える
制御手段と、 を有することを特徴とする遠方監視装置。 - 【請求項2】 各子局は、予め設定された優先順位にし
たがってデータを送信するように、送信するデータを並
び換える送信順位整理手段を有することを特徴とする請
求項1記載の遠方監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001238096A JP4256086B2 (ja) | 2001-08-06 | 2001-08-06 | 遠方監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001238096A JP4256086B2 (ja) | 2001-08-06 | 2001-08-06 | 遠方監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003051888A true JP2003051888A (ja) | 2003-02-21 |
JP4256086B2 JP4256086B2 (ja) | 2009-04-22 |
Family
ID=19069071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001238096A Expired - Fee Related JP4256086B2 (ja) | 2001-08-06 | 2001-08-06 | 遠方監視装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4256086B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004312518A (ja) * | 2003-04-09 | 2004-11-04 | Toshiba Corp | データ収集システム |
-
2001
- 2001-08-06 JP JP2001238096A patent/JP4256086B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004312518A (ja) * | 2003-04-09 | 2004-11-04 | Toshiba Corp | データ収集システム |
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