JP2003050645A - ヒートシンク及びノート型パーソナルコンピュータ。 - Google Patents

ヒートシンク及びノート型パーソナルコンピュータ。

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JP2003050645A
JP2003050645A JP2001272732A JP2001272732A JP2003050645A JP 2003050645 A JP2003050645 A JP 2003050645A JP 2001272732 A JP2001272732 A JP 2001272732A JP 2001272732 A JP2001272732 A JP 2001272732A JP 2003050645 A JP2003050645 A JP 2003050645A
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JP
Japan
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cooling medium
heat sink
cpu
cooling
base
Prior art date
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Application number
JP2001272732A
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English (en)
Inventor
Atsushi Terada
厚 寺田
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Tousui Ltd
Original Assignee
Tousui Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、放熱用フィンを備えた、継ぎ手部を
コンピュータの箱体外部に設けた冷却媒体通路をベース
部に設けここに冷却された空気又は、水等の冷却媒体を
供給させることによりCPUを冷却するので、従来の強
制空冷において問題であった外気温度の上昇時における
CPUの温度上昇に左右されることなく、また従来の液
冷ヒートシンクにあった冷却媒体通路接続時における水
漏れによる電気的短絡事故や水冷媒体供給切断時におけ
る異常温度上昇を防ぎ、常に安定した冷却力をCPUに
提供することにより静かで安定した性能のコンピュータ
を提供し、小さくてかつ性能の高いノート型コンピュー
タを提供することである 【構成】本発明は、コンピュータに取付けられる中央処
理装置(CPU)からの熱をフィンに伝導するベースと
ベースからの熱を外気に熱伝達させるフィンから構成さ
れるヒートシンクにおいて、前記ベース内部に冷却媒体
を供給させるための通路が構成し、前記通路に冷却媒体
を供給させることにより前記中央処理装置(CPU)を
冷却することを特徴とするヒートシンクである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ等の演算処理装置である中央処理装置(マイクロプロ
セッサーと呼ばれることもある、以下これをCPUと呼
ぶ)、を冷却するためのヒートシンクであり、高速で動
く高周波数(数ギガヘルツ)のCPUが発する熱を冷却
し、高性能でかつ小型のパーソナルコンピュータ等の製
作を可能にするためのものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、CPUの冷却は、熱を貯蓄する
ベース面とベースからの熱を外気の放熱させるためのフ
ィンを備えた、アルミニューム又は銅製のヒートシンク
を直接又は放熱シートを介してCPUに密着させ、この
ヒートシンクにファンを取付け、このファンからの風を
前記フィン及びベースにあてることによりにCPUから
の熱を外気に熱伝達させていた、しかしながら、CPU
の性能が向上し発熱量が増加し、かつ空冷による冷却に
おいては、CPUの温度は外気温度上昇ととも上昇する
ので、とくに気温が高くなる夏場において問題が生じて
いた。そのため、コンピュータ内部の温度を下げるため
数多くのファンをCPUばかりでなく、発熱するハード
デスクなどに取付けなければならず、これらのファンが
共鳴して大きな雑音を発生した。CPU用液冷ヒートシ
ンクとして、フィンの無い、平らな金属板内部に冷却媒
体通路を設け水等を循環させた水冷式ヒートシンクもあ
るが水冷ヒートシンクと冷却媒体を供給させる管の継ぎ
手部がコンピュータ内部にあることにより、冷却媒体漏
れ時に冷却媒体による電気的短絡の問題と空冷用のフィ
ンがないため、冷却媒体の供給が絶たれると、たちまち
異常な温度上昇を起こす危険性があった。また、従来の
ノート型パーソナルコンピュータは、デスクトップ型と
違い軽くて薄いものが好まれるため、CPU冷却用の大
きなファン等が取り付けられないので周波数の高いCP
Uを取り付けるのは困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、放熱用フィ
ンを備えた、継ぎ手部をコンピュータの箱体外部に設け
た冷却媒体通路をベース部に設けここに冷却された空気
又は、水等の冷却媒体を供給させることによりCPUを
冷却するので、従来の強制空冷において問題であった外
気温度の上昇時におけるCPUの温度上昇に左右される
ことなく、また従来の液冷ヒートシンクにあった冷却媒
体通路接続時における水漏れによる電気的短絡事故や水
冷媒体供給切断時における異常温度上昇を防ぎ、常に安
定した冷却力をCPUに提供することにより静かで安定
した性能のコンピュータを提供し、小さくてかつ性能の
高いノート型コンピュータを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】本発明は、コンピュータに取付けられる中
央処理装置(CPU)からの熱をフィンに伝導するベー
スとベースからの熱を外気に熱伝達させるフィンから構
成されるヒートシンクにおいて、前記ベース内部に冷却
媒体を供給させるための通路が構成し、前記通路に冷却
媒体を供給させることにより前記中央処理装置(CP
U)を冷却することを特徴とするヒートシンクである。
【0005】本発明は、コンピュータに取付けられる中
央処理装置(CPU)からの熱をフィンに伝導するベー
スとベースからの熱を外気に熱伝達させるフィンから構
成される空冷ヒートシンクにおいて、前記ベース内部に
中空管からなる冷却媒体通路を構成し、前記通路に冷却
媒体を供給させることにより前記中央処理装置(CP
U)を冷却することを特徴とするヒートシンクである。
【0006】本発明は、コンピュータに取付けられる中
央処理装置(CPU)からの熱をフィンに伝導するベー
スとベースからの熱を外気に熱伝達させるフィンから構
成されるヒートシンクにおいて、前記ベース内部に冷却
媒体を供給させるための通路が構成し、前記通路に冷却
媒体を供給させることにより前記中央処理装置(CP
U)を冷却することを特徴とするヒートシンクにおい
て、ヒートシンクに構成された冷却媒体通路と接続され
る他の冷却媒体通路との接続位置が取付けられるコンピ
ュータ箱体外部にあることを特徴とするヒートシンクで
ある。
【0007】本発明は、コンピュータに取付けられる中
央処理装置(CPU)からの熱を伝導するヒートシンク
内部に冷却媒体を供給させるための通路が構成し、前記
通路に冷却媒体を供給させることにより前記中央処理装
置(CPU)を冷却することを特徴とする液冷ヒートシ
ンクの冷却媒体通路に前記コンピュータ箱体外部で他方
の供給用冷却媒体通路と接続されることを特徴とする、
ノート型パーソナルコンピュータである。
【作用】本発明により、高速で動く高周波数のCPUが
発する熱を冷却し、高性能でかつ静かで小型のパーソナ
ルコンピュータ等の製作を可能にできる。
【0008】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1の図a、b、cは従来のCPU用液冷ヒートシンクの
平面図、右側面図と液冷ヒートシンク内部図であるこの
液冷ヒートシンクはアルミダイカスト又は内部を切削で
刳り抜いて製作した冷却媒体通路を備えた、アルミ板な
どから製造されており、パッキンを介してこの通路に蓋
をすることにより、その内部に冷却媒体通路を形成しこ
こに冷却媒体を供給することによりこのヒートシンクに
取付けられたCPUを冷却するものである。通常管継ぎ
手は、ヒートシンク面に形成されており、水等の冷却媒
体を供給する際のパイプと管継ぎ手がコンピュータ内部
にあるので、継ぎ手部分において水漏れなどが生じた場
合電気的短絡の危険性があった。
【0009】図2は、本発明による水冷ヒートシンク図
を示している、図dは右側面図であり図eは正面図、図
fは背面図である、本ヒートシンクは、従来のくし型ヒ
ートシンクと同じように発熱体に接触させるベース
(2)とベース(2)からの熱を外気中に放熱するフィ
ン(1)から構成されている、ベース(2)内部には冷
却媒体通路(3)が設けられていて、ここに他の水用水
管などの液冷媒体通路と接続し冷却媒体を供給すること
によりベース(2)を冷却しCPUを冷却する、通常の
温度では、図3の図h及び図jで示されているようにフ
ィンの上の設けたファンにより冷却するが温度上昇に伴
い冷却媒体通路に水等の冷却媒体が供給され、CPUを
冷却する。この動作は、CPUに設けたセンサーからの
指令により駆動させることも可能である。本発明では、
ベース部(2)はフィンを備えた上ベースとフィンの無
い、下ベースの2つから構成され各ベースには、冷却媒
体通路を挟み込む半円状の溝がありこれに冷却媒体通路
になる銅パイプ管を挟み込み締結する。図3における図
g及びi図は、ファンをヒートシンク装着する前の図で
ある。
【0010】図4は、本ヒートシンクに用いられる銅パ
イプ管とその先端をロー付け等により水管継ぎ手を溶接
した冷却媒体通路である、一体ものの中空の銅管ででき
ておりヒートシンクの2つのベースに設けた半円状溝の
間に締結されヒートシンクに締結されているこのため従
来のように2枚の板をあわせて冷却媒体通路としていな
いので冷却媒体漏れの危険性がない。他の冷却媒体通路
接続時におけるこの銅管の先端部の冷却媒体漏れの危険
性の多い管継ぎ手部は、図5の図oで示されているよう
にパソコンの箱体の外側へでるので管継ぎ手部水からの
冷却媒体漏れにおいても安全性が高い。
【0011】図6は、本発明によるヒートシンクを備え
付けた、ノートパソコンである、冷却媒体供給用の管継
ぎ手と冷却媒体供給装置の管継ぎ手と接続できるように
してあるので、液冷媒体供給装置等と接続すれば冷却力
が増すのでさらに高速でCPUを駆動させることが可能
となる、なおこの駆動はパソコンに設けたソフトからの
指令でも良い。なお、この液冷ヒートシンクは、CPU
ばかりでなく、ハードデスク等の他の発熱部分も同様に
冷却できる。また、冷却媒体通路には水等の液体ばかり
でなく、冷却空気なども供給できる。
【0012】
【発明の効果】本発明により、、高速で動く高周波数の
CPUが発する熱を冷却し、高性能でかつ静かで小型の
パーソナルコンピュータ等の製作を可能にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の水冷ヒートシンク 図a左側面図 図b 正面図 図c 内部図
【図2】 本発明による水冷ヒートシンク 図d左側面図 図e 正面図 図f背面図
【図3】 本発明による水冷ヒートシンクのファン取
付け前後図 図g 本発明によるヒートシンクのファン取付前背面図 図i 本発明によるヒートシンクのファン取付前正面図 図h 本発明によるヒートシンクのファン取付後背面図 図j 本発明によるヒートシンクのファン取付後正面
図、
【図4】 本発明による、液冷ヒートシンクに構成さ
れる冷却媒体通路用中空銅管パイプ 図l 本発明による、液冷ヒートシンクに構成される冷
却媒体通路用中空銅管パイプ左側面図 図k 本発明による、液冷ヒートシンクに構成される冷
却媒体通路用中空銅管パイプ背面図 図m 本発明による、液冷ヒートシンクに構成される冷
却媒体通路用中空銅管パイプ正面図
【図5】 本液冷ヒートシンクのパソコン取付図 図n 本液冷ヒートシンクパソコン内部取付図 図o 本液冷ヒートシンクパソコン取付図
【図6】 本液冷ヒートシンクを備えたノート型パソ
コンと冷却媒体供給装置取付図
【符号の説明】
図2 1.フィン 2.ベース 3.冷却媒体通路(銅パイプ) 図3 1.フィン 2.ベース 3.冷却媒体通路(銅パイプ) 図4 3.冷却媒体通路(銅パイプ) 図5 1.フィン 4.ベース 5.冷却媒体通路(銅パイプ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータに取付けられる中央処理装置
    (CPU)からの熱をフィンに伝導するベースとベース
    からの熱を外気に熱伝達させるフィンから構成される空
    冷ヒートシンクにおいて、前記ベース内部に冷却媒体を
    供給させるための通路が構成し、前記通路に冷却媒体を
    供給させることにより前記中央処理装置(CPU)を冷
    却することを特徴とするヒートシンク。
  2. 【請求項2】コンピュータに取付けられる中央処理装置
    (CPU)からの熱をフィンに伝導するベースとベース
    からの熱を外気に熱伝達させるフィンから構成される空
    冷ヒートシンクにおいて、前記ベース内部に中空管から
    なる冷却媒体通路を構成し、前記通路に冷却媒体を供給
    させることにより前記中央処理装置(CPU)を冷却す
    ることを特徴とするヒートシンク。
  3. 【請求項3】前記請求項1におけるヒートシンクにおい
    て、ヒートシンクに構成された冷却媒体通路と接続され
    る他の冷却媒体通路との接続位置が取付けられるコンピ
    ュータ箱体外部にあることを特徴とするヒートシンク。
  4. 【請求項4】コンピュータに取付けられる中央処理装置
    (CPU)からの熱を伝導するヒートシンク内部に冷却
    媒体を供給させるための通路を構成し、前記通路に冷却
    媒体を供給させることにより前記中央処理装置(CP
    U)を冷却することを特徴とするヒートシンクの冷却媒
    体通路に前記コンピュータ箱体外部で他方の供給用冷却
    媒体通路と接続されることを特徴とする、ノート型パー
    ソナルコンピュータ。
JP2001272732A 2001-08-06 2001-08-06 ヒートシンク及びノート型パーソナルコンピュータ。 Pending JP2003050645A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006108601A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Forward Electronics Co Ltd 集熱器
JP2007533028A (ja) * 2004-04-12 2007-11-15 エヌヴィディア コーポレイション 拡張・縮小可能なモジュール式サーマルソリューション
US7934539B2 (en) 2005-10-24 2011-05-03 Fujitsu Limited Electronic apparatus and cooling module
WO2013061409A1 (ja) * 2011-10-25 2013-05-02 富士通株式会社 水冷装置、水冷装置を有する電子機器、及び水冷方法

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