JP2003049476A - スリット付き側溝用ブロック - Google Patents

スリット付き側溝用ブロック

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JP2003049476A JP2001237536A JP2001237536A JP2003049476A JP 2003049476 A JP2003049476 A JP 2003049476A JP 2001237536 A JP2001237536 A JP 2001237536A JP 2001237536 A JP2001237536 A JP 2001237536A JP 2003049476 A JP2003049476 A JP 2003049476A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】スリットを破損するおそれがなくあるいは底
壁、両側壁下端にひびや亀裂が入ることもなく、かつ外
観上は直線状に連続的にスリットがあるように見えて違
和感がなく、しかも敷設後は水はけがきわめて良好とな
るスリット付き側溝用ブロックを提供する。 【解決手段】略立方体柱状をなし、軸心方向には中空路
2が設けられ、該中空路と外部とを連通するスリットが
上面部に軸心方向へ向かって直線状に設けられたスリッ
ト付き側溝用ブロック1であって、前記スリットは前記
上面部の幅方向中央位置に設けられ、かつ幅方向両端部
から前記スリットに向かって前記上端部は各々下り勾配
の傾斜面として構成され、スリットの長さ方向両端側に
は前記スリットを塞いで連結し、かつスリットの長さ方
向中央部に向かって各々下り勾配の傾斜底面21とされ
た間隔保持部材兼導入溝条が各々設けられてあることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、道路の両
脇に敷設されて側溝を形成するスリット付き側溝用ブロ
ックに関するものである。 【従来の技術】従来、スリット付き側溝用ブロックは、
その上面側の外部と側溝用ブロック内部の水路等の機能
をはたす中空路とは上面に形成されたスリットにより連
通されている。 【0002】上面にスリットが設けられた側溝用ブロッ
クは、近年急激に需要が増えており、例えば車道の両脇
に当該スリット付き側溝用ブロックを用いた側溝が形成
され、敷設されていることが多々見受けられる。 【0003】そして、降雨時においては、車道に流れ込
んだ大量の雨水等が当該側溝に設けられたスリットから
内部の中空路に流れ込むものとされている。 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のスリット付き側溝用ブロックでは、スリットを挟ん
で対向する側溝用ブロック上壁端部同士が衝突すること
によるスリットの欠け防止をはかること及びスリットの
内側方向に荷重がかかることにより底壁側にひびあるい
は亀裂が入るのを防止するため、全体に側溝を厚肉とし
て構成してあり、そのため製造コストが高くなってしま
うとの懸念があり、さらには重量が重いために運搬や敷
設作業が困難となっていた。 【0004】そこで、従来のスリット付き側溝用ブロッ
クにおいては、前記スリット内に合成ゴムあるいは合成
樹脂からなるくさび状の間隔保持具を嵌着し、スリット
を挟んで対向する側溝用ブロック上壁端部同士が衝突す
ることによるスリットの欠け防止をはかること及びスリ
ットの内側方向に荷重がかかることにより底壁側にひび
あるいは亀裂が入るのを防止し、もって側溝用ブロック
の側壁等の厚みを薄肉にすることが提案されていた。 【0005】しかしながら、合成ゴムあるいは合成樹脂
からなる間隔保持具はコンクリート上壁の内側にかかる
押圧力によりかみ切られた状態となってしまい、これに
よりスリット方向に向かって側溝用ブロックの両側壁に
圧力がかかり、ひいては底壁あるいは両側壁下端にひび
あるいは亀裂が入ってしまうことがあった。 【0006】かくして、本発明は前記課題に対処すべく
創案されたものであり、側溝用ブロック幅方向中央に設
けられたスリットの長さ方向両端側に前記スリットを塞
いで連結し、かつスリットの長さ方向中央部に向かって
各々下り勾配の傾斜底面とされた間隔保持部材兼導入溝
条を各々設けたことにより、スリットを破損するおそれ
がなくあるいは底壁、両側壁下端にひびや亀裂が入るこ
ともなく、かつ外観上は直線状に連続的にスリットがあ
るように見えて違和感がなく、しかも敷設後は水はけが
きわめて良好となるスリット付き側溝用ブロックを提供
することを目的とするものである。 【課題を解決するための手段】本発明によるスリット付
き側溝用ブロックは、略立方体柱状をなし、軸心方向に
は中空路が設けられ、該中空路と外部とを連通するスリ
ットが上面部に軸心方向へ向かって直線状に設けられた
スリット付き側溝用ブロックであって、前記スリットは
前記上面部の幅方向中央位置に設けられ、かつ幅方向両
端部から前記スリットに向かって前記上端部は各々下り
勾配の傾斜面として構成され、スリットの長さ方向両端
側には前記スリットを塞いで連結し、かつスリットの長
さ方向中央部に向かって各々下り勾配の傾斜底面とされ
た間隔保持部材兼導入溝条が各々設けられてあることを
特徴とするものである。 【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明に係る
スリット付き側溝用ブロックの一実施の態様について説
明する。 【0007】本発明による側溝用ブロック1はその上面
部にスリット3が設けられた側溝用ブロック1であり、
該スリット付き側溝1は、略立方体の角柱状をなして形
成されている。 【0008】そして、その軸心方向には例えば縦長楕円
状の中空路2が設けられている。さらに、この中空路2
と外部とを連通させるスリット3が上面部、すなわち上
壁11において軸心方向へ向かって直線状に延出して設
けられていると共に、スリット3は前記上壁11の幅方
向中央位置に設けられている。 【0009】さらに、この上壁11の外表面は幅方向両
端部から前記スリット3に向かって各々下り勾配の傾斜
面として形成されており、雨水等がこの傾斜面に沿って
スムーズにスリット3内に導入されるよう構成されてい
る。 【0010】ところで、従来の側溝におけるスリット
は、前記上壁11を幅方向中間位置から完全に分断する
よう設けられていたが、本発明では外観上スリット3が
連続して1本線のように見せつつスリット3の長さ方向
両端部では当該スリット3を塞いだタイプとしてある。 【0011】すなわち、本発明ではスリット3の長さ方
向両端部では所定の間隔でスリット3を塞いである。 【0012】図2、図3から理解されるようにスリット
3の長さ方向両端部には導入溝条20,20が設けられ
ており、その導入溝条20を形成する底面がスリット2
で分断された上壁11,11を連結してある。よってこ
の底面が従来の間隔保持具の機能を果たすものとされて
いる。 【0013】さらに、この底面はスリット3の長さ方向
中央部に向かって各々下り勾配の傾斜底面21,21と
されており、導入溝条20内に溜まった雨水等がこの傾
斜底面21,21に沿ってスムーズにスリット3を通過
し中空路2内に流入するよう構成されている。 【0014】図1に示すように、導入溝条20の断面形
状は略凹状をなすものでも構わないし、図4に示すよう
に、略U字状をなすものでも構わないものである。 【0015】いずれにせよ、当該スリット付き側溝用ブ
ロック1が敷設されたとき、流入された雨水等は、当該
スリット付き側溝1のスリット3の両端部にある導入溝
条20,20に流れ込み、この導入溝条20,20の傾
斜底面21,21をスムーズに通過して(図3参照)、
スリット3から中空路2内に導入されるものとなる。 【0016】尚、図5はスリット付き側溝用ブロック1
を下り勾配を有する箇所に敷設したもので、このような
箇所に敷設する場合には、前記導入溝条20の底面を傾
斜底面21として形成しなくとも、側溝自体が下り傾斜
を有して敷設されているため、当該スリット付き側溝用
ブロック1が敷設されたとき、流入された雨水等は、当
該スリット付き側溝1のスリット3の両端部にある導入
溝条20,20に流れ込み、この導入溝条20,20の
傾斜底面21,21をスムーズに通過して、スリット3
から中空路2内に導入されるものとなる。 【発明の効果】かくして本発明は以上の構成よりなる。 【0017】そして、本発明によるスリット付き側溝用
ブロックであれば、側溝用ブロック幅方向中央に設けら
れたスリットの長さ方向両端側に前記スリットを塞いで
連結し、かつスリットの長さ方向中央部に向かって各々
下り勾配の傾斜底面とされた間隔保持部材兼導入溝条を
各々設けたことにより、スリットを破損するおそれがな
くあるいは底壁、両側壁下端にひびや亀裂が入ることも
なく、かつ外観上は直線状に連続的にスリットがあるよ
うに見えて違和感がなく、しかも敷設後は水はけがきわ
めて良好であるとの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるスリット付き側溝の構成を説明す
る構成説明図(その1)である。 【図2】本発明によるスリット付き側溝の構成を説明す
る構成説明図(その2)である。 【図3】本発明によるスリット付き側溝の構成を説明す
る構成説明図(その3)である。 【図4】本発明によるスリット付き側溝の構成を説明す
る構成説明図(その4)である。 【図5】本発明によるスリット付き側溝の構成を説明す
る構成説明図(その5)である。 【図6】本発明によるスリット付き側溝の構成を説明す
る構成説明図(その6)である。 【符号の説明】 1 スリット付き側溝用ブロック 2 中空路 3 スリット 11 上壁 20 導入溝条 21 傾斜底面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成14年9月5日(2002.9.5) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】全文 【補正方法】変更 【補正内容】 【書類名】 明細書 【発明の名称】 スリット付き側溝用ブロック 【特許請求の範囲】 【請求項1】 略立方体柱状をなし、軸心方向には中空
路が設けられ、該中空路と外部とを連通するスリットが
上面部に軸心方向へ向かって直線状に設けられたスリッ
ト付き側溝用ブロックであって、 前記スリットは前記上面部の幅方向中央位置に設けら
れ、かつ幅方向両端部から前記スリットに向かって前記
上端部は各々下り勾配の傾斜面として構成され、 スリットの長さ方向両端側には前記スリットを塞いで連
結し、かつスリットの長さ方向中央部に向かって各々下
り勾配の傾斜底面を有する間隔保持部材兼導入溝条が各
々設けられたことを特徴とするスリット付き側溝用ブロ
ック。 【請求項2】 略立方体柱状をなし、軸心方向には中空
路が設けられ、該中空路と外部とを連通するスリットが
上面部に軸心方向へ向かって直線状に設けられたスリッ
ト付き側溝用ブロックであって、該スリット付き側溝用
ブロックは下り勾配を有する箇所に下り勾配を有して敷
設されてなり、 前記スリットは前記上面部の幅方向中央位置に設けら
れ、かつ幅方向両端部から前記スリットに向かって前記
上端部は各々下り勾配の傾斜面として構成され、 スリットの長さ方向両端側には前記スリットを塞いで連
結し、かつスリットの長さ方向中央部に向かって各々下
り勾配の傾斜底面としてではなく、フラット底面として
形成された間隔保持部材兼導入溝条が各々設けられたこ
とを特徴とするスリット付き側溝用ブロック。 【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、道路の両
脇に敷設されて側溝を形成するスリット付き側溝用ブロ
ックに関するものである。 【従来の技術】従来、スリット付き側溝用ブロックは、
その上面側の外部と側溝用ブロック内部の水路等の機能
をはたす中空路とは上面に形成されたスリットにより連
通されている。 【0002】上面にスリットが設けられた側溝用ブロッ
クは、近年急激に需要が増えており、例えば車道の両脇
に当該スリット付き側溝用ブロックを用いた側溝が形成
され、敷設されていることが多々見受けられる。 【0003】そして、降雨時においては、車道に流れ込
んだ大量の雨水等が当該側溝に設けられたスリットから
内部の中空路に流れ込むものとされている。 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のスリット付き側溝用ブロックでは、スリットを挟ん
で対向する側溝用ブロック上壁端部同士が衝突すること
によるスリットの欠け防止をはかること及びスリットの
内側方向に荷重がかかることにより底壁側にひびあるい
は亀裂が入るのを防止するため、全体に側溝を厚肉とし
て構成してあり、そのため製造コストが高くなってしま
うとの懸念があり、さらには重量が重いために運搬や敷
設作業が困難となっていた。 【0004】そこで、従来のスリット付き側溝用ブロッ
クにおいては、前記スリット内に合成ゴムあるいは合成
樹脂からなるくさび状の間隔保持具を嵌着し、スリット
を挟んで対向する側溝用ブロック上壁端部同士が衝突す
ることによるスリットの欠け防止をはかること及びスリ
ットの内側方向に荷重がかかることにより底壁側にひび
あるいは亀裂が入るのを防止し、もって側溝用ブロック
の側壁等の厚みを薄肉にすることが提案されていた。 【0005】しかしながら、合成ゴムあるいは合成樹脂
からなる間隔保持具はコンクリート上壁の内側にかかる
押圧力によりかみ切られた状態となってしまい、これに
よりスリット方向に向かって側溝用ブロックの両側壁に
圧力がかかり、ひいては底壁あるいは両側壁下端にひび
あるいは亀裂が入ってしまうことがあった。 【0006】かくして、本発明は前記課題に対処すべく
創案されたものであり、側溝用ブロック幅方向中央に設
けられたスリットの長さ方向両端側に前記スリットを塞
いで連結し、かつスリットの長さ方向中央部に向かって
各々下り勾配の傾斜底面とされた間隔保持部材兼導入溝
条を各々設けたことにより、スリットを破損するおそれ
がなくあるいは底壁、両側壁下端にひびや亀裂が入るこ
ともなく、かつ外観上は直線状に連続的にスリットがあ
るように見えて違和感がなく、しかも敷設後は水はけが
きわめて良好となるスリット付き側溝用ブロックを提供
することを目的とするものである。 【課題を解決するための手段】本発明によるスリット付
き側溝用ブロックは、略立方体柱状をなし、軸心方向に
は中空路が設けられ、該中空路と外部とを連通するスリ
ットが上面部に軸心方向へ向かって直線状に設けられた
スリット付き側溝用ブロックであって、前記スリットは
前記上面部の幅方向中央位置に設けられ、かつ幅方向両
端部から前記スリットに向かって前記上端部は各々下り
勾配の傾斜面として構成され、スリットの長さ方向両端
側には前記スリットを塞いで連結し、かつスリットの長
さ方向中央部に向かって各々下り勾配の傾斜底面とされ
た間隔保持部材兼導入溝条が各々設けられてあることを
特徴とし、または、略立方体柱状をなし、軸心方向には
中空路が設けられ、該中空路と外部とを連通するスリッ
トが上面部に軸心方向へ向かって直線状に設けられたス
リット付き側溝用ブロックであって、該スリット付き側
溝用ブロックは下り勾配を有する箇所に下り勾配を有し
て敷設されてなり、前記スリットは前記上面部の幅方向
中央位置に設けられ、かつ幅方向両端部から前記スリッ
トに向かって前記上端部は各々下り勾配の傾斜面として
構成され、スリットの長さ方向両端側には前記スリット
を塞いで連結し、かつスリットの長さ方向中央部に向か
って各々下り勾配の傾斜底面としてではなく、フラット
底面として形成された間隔保持部材兼導入溝条が各々設
けられたことを特徴とするものである。 【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明に係る
スリット付き側溝用ブロックの一実施の態様について説
明する。 【0007】本発明による側溝用ブロック1はその上面
部にスリット3が設けられた側溝用ブロック1であり、
該スリット付き側溝1は、略立方体の角柱状をなして形
成されている。 【0008】そして、その軸心方向には例えば縦長楕円
状の中空路2が設けられている。さらに、この中空路2
と外部とを連通させるスリット3が上面部、すなわち上
壁11において軸心方向へ向かって直線状に延出して設
けられていると共に、スリット3は前記上壁11の幅方
向中央位置に設けられている。 【0009】さらに、この上壁11の外表面は幅方向両
端部から前記スリット3に向かって各々下り勾配の傾斜
面として形成されており、雨水等がこの傾斜面に沿って
スムーズにスリット3内に導入されるよう構成されてい
る。 【0010】ところで、従来の側溝におけるスリット
は、前記上壁11を幅方向中間位置から完全に分断する
よう設けられていたが、本発明では外観上スリット3が
連続して1本線のように見せつつスリット3の長さ方向
両端部では当該スリット3を塞いだタイプとしてある。 【0011】すなわち、本発明ではスリット3の長さ方
向両端部では所定の間隔でスリット3を塞いである。 【0012】図2、図3から理解されるようにスリット
3の長さ方向両端部には導入溝条20,20が設けられ
ており、その導入溝条20を形成する底面がスリット2
で分断された上壁11,11を連結してある。よってこ
の底面が従来の間隔保持具の機能を果たすものとされて
いる。 【0013】さらに、この底面はスリット3の長さ方向
中央部に向かって各々下り勾配の傾斜底面21,21と
されており、導入溝条20内に溜まった雨水等がこの傾
斜底面21,21に沿ってスムーズにスリット3を通過
し中空路2内に流入するよう構成されている。 【0014】図1に示すように、導入溝条20の断面形
状は略凹状をなすものでも構わないし、図4に示すよう
に、略U字状をなすものでも構わないものである。 【0015】いずれにせよ、当該スリット付き側溝用ブ
ロック1が敷設されたとき、流入された雨水等は、当該
スリット付き側溝1のスリット3の両端部にある導入溝
条20,20に流れ込み、この導入溝条20,20の傾
斜底面21,21をスムーズに通過して(図3参照)、
スリット3から中空路2内に導入されるものとなる。 【0016】尚、図5はスリット付き側溝用ブロック1
を下り勾配を有する箇所に敷設したもので、このような
箇所に敷設する場合には、前記導入溝条20の底面を傾
斜底面21として形成しなくとも、側溝自体が下り傾斜
を有して敷設されているため、当該スリット付き側溝用
ブロック1が敷設されたとき、流入された雨水等は、当
該スリット付き側溝1のスリット3の両端部にある導入
溝条20,20に流れ込み、この導入溝条20,20の
傾斜底面21,21をスムーズに通過して、スリット3
から中空路2内に導入されるものとなる。 【発明の効果】かくして本発明は以上の構成よりなる。 【0017】そして、本発明によるスリット付き側溝用
ブロックであれば、側溝用ブロック幅方向中央に設けら
れたスリットの長さ方向両端側に前記スリットを塞いで
連結し、かつスリットの長さ方向中央部に向かって各々
下り勾配の傾斜底面とされた間隔保持部材兼導入溝条を
各々設けたことにより、スリットを破損するおそれがな
くあるいは底壁、両側壁下端にひびや亀裂が入ることも
なく、かつ外観上は直線状に連続的にスリットがあるよ
うに見えて違和感がなく、しかも敷設後は水はけがきわ
めて良好であるとの優れた効果を奏する。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるスリット付き側溝の構成を説明す
る構成説明図(その1)である。 【図2】本発明によるスリット付き側溝の構成を説明す
る構成説明図(その2)である。 【図3】本発明によるスリット付き側溝の構成を説明す
る構成説明図(その3)である。 【図4】本発明によるスリット付き側溝の構成を説明す
る構成説明図(その4)である。 【図5】本発明によるスリット付き側溝の構成を説明す
る構成説明図(その5)である。 【図6】本発明によるスリット付き側溝の構成を説明す
る構成説明図(その6)である。 【符号の説明】 1 スリット付き側溝用ブロック 2 中空路 3 スリット 11 上壁 20 導入溝条 21 傾斜底面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 略立方体柱状をなし、軸心方向には中空
    路が設けられ、該中空路と外部とを連通するスリットが
    上面部に軸心方向へ向かって直線状に設けられたスリッ
    ト付き側溝用ブロックであって、 前記スリットは前記上面部の幅方向中央位置に設けら
    れ、かつ幅方向両端部から前記スリットに向かって前記
    上端部は各々下り勾配の傾斜面として構成され、 スリットの長さ方向両端側には前記スリットを塞いで連
    結し、かつスリットの長さ方向中央部に向かって各々下
    り勾配の傾斜底面を有する間隔保持部材兼導入溝条が各
    々設けられたことを特徴とするスリット付き側溝用ブロ
    ック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011179173A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Kfc Ltd トンネルの水路構造体及びトンネル構造
JP2011179226A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Kfc Ltd トンネルの水路構造体及びトンネル構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011179173A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Kfc Ltd トンネルの水路構造体及びトンネル構造
JP2011179226A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Kfc Ltd トンネルの水路構造体及びトンネル構造

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