JP2003049349A - 靴下編成方法、ダブルシリンダー型靴下編機及び靴下 - Google Patents

靴下編成方法、ダブルシリンダー型靴下編機及び靴下

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JP2003049349A
JP2003049349A JP2001272711A JP2001272711A JP2003049349A JP 2003049349 A JP2003049349 A JP 2003049349A JP 2001272711 A JP2001272711 A JP 2001272711A JP 2001272711 A JP2001272711 A JP 2001272711A JP 2003049349 A JP2003049349 A JP 2003049349A
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loop
needle
cylinder
knitted fabric
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Tatsuo Furuse
達雄 古瀬
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Daito Seiki KK
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Daito Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縫合部が編み地内面であり外観に優れ、かが
り糸は内面側で処理し編み始め編み終わりの切れ端の処
理を特に必要としない、編み地トランス用ポイントジャ
ックは三位一体型でシンプルになっている。 【解決手段】ダブルシリンダー型靴下編機は、上部編台
と下部編台とを二分割されたスライド可能な柱25,5
5を備える。上部ニードルシリンダー36及び下部ニー
ドルシリンダー35は、上部及び下部カムによる駆動さ
れる。上部シリンダーと下部シリンダーとの間に挿設さ
れるセミダイヤルホルダー40にリンキング装置42が
設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、靴下の爪先を自動的に
リンキングする靴下編成方法、ダブルシリンダー型靴下
編機及び靴下に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、靴下編み機はゴム編みから始まり
身編み、踵編み、底編み、爪先編みと順次編成し最後に
リンキング編みを経て捨て編みで終了する。爪先のかが
りは別途工程のリンキング機械で縫合して靴下編み地を
完成する。従来のシングルシリンダー靴下編み機におけ
る爪先の自動リンキングは半円形状のダイヤルに編み機
の針数の二分の一のジャック溝を放射状に配置し、一つ
の溝に複数個のジャックを組入れて、爪先の甲側編み地
と底側編み地の一体化を行うために、甲側編み針よりル
ープをジャックに移し、ジャックから底側編み針へと二
重重ねに移して再度半円形ダイヤルに移し取ってニード
ルシリンダーの外側に旋回しリンキング機で縫合してい
る。従来のリンキング方法によれば、身編みと爪先編み
との縫合部が外側に現れているため履いている人に違和
感を生じ、また外見上見栄えが悪い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の欠点を
鑑みてなされたもので、本発明の目的は、編み地を裏返
し状態にして編成するので、爪先のかがりは必然的に製
品の内面が縫合されため、違和感の少なく、見栄の良い
編み地の生産を可能にした靴下編成方法、ダブルシリン
ダー型靴下編機及び靴下を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る靴下編成
方法は、靴下の甲側編地編針ループをポイントジャック
に移送する工程と、該移送工程は、甲側編地編針ループ
をポイントジャックに移送する工程と、シンカーベット
を下方に押し下げてループをポイントジャックに挿入可
能な位置まで移動する工程と、ループの移動が出来たら
ポイントジャックを針幹の中央部の移しポイント間で進
入する工程と、移し態勢が整ったらシンカーベットを上
方に引き上げループをポイントジャックに移し、針をフ
ロートラインまで戻し甲側編地をポイントジャックへの
移しを終了する工程とを備え;靴下の底側編地の移しの
準備のためにセミダイヤルを軸対称に半回転して底側編
地針側に移動する工程と;靴下の底側編地編針のループ
をポイントジャックに移送する工程と、該移送工程は、
底側編地編針ループをポイントジャックに移送する工程
と、ポイントジャックを針幹の中央部の移しポイント迄
挿入する工程と、シンカーベットを下方に押し下げ、ル
ープをポイントジャックに挿入する工程と、ループがポ
イントジャックに納まったら針をフロートラインまで戻
す工程とを備え;セミダイヤルをシリンダー位置からリ
ンキング装置に旋回し自動的に縫合を行う工程と;を備
える。
【0005】請求項2に係るダブルシリンダー型靴下編
機は、上部編台と;下部編台と;該上部編台と下部編台
とを複数のスライド可能な柱と、各柱は二分割されてい
て、一方の柱はボールネジを使用して上部編台の上下を
行い、又他方の柱は上部シリンダー駆動用の伝導間の伸
縮に追随可能なスプライン構造を備え;その柱の下部に
配設された圧縮バネと;上部及び下部カムボックスにそ
れぞれ配設された上部シリンダー及び下部シリンダー
と;上部シリンダーと下部シリンダーとの間に挿設され
るセミダイヤルホルダーと;前記セミダイヤルホルダー
に内装されたリンキング装置と;編み地を吸引して押し
上げるためのテークアップ装置と;を備える。
【0006】請求項3に係るダブルシリンダー型靴下編
機は、ループの移送を的確に行うように先細薄型形状尖
端と;ループを受取ったら該ループを適切に保持出来
き、かつ移送の際の安全性に考慮した鈎部と;最終工程
のリンキング時に確実な仕事が出来るようにかがり針が
ループを容易に捕らえるように編み地縫合に適したU字
部と;を備えるポイントジャックを使用してなる。
【0007】請求項4に係る靴下は、請求項1に記載の
自動リンキング方法によって作られる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のダブルシリンダー
型靴下編機及該編機を使用した靴下編成方法の一実施例
を図面を参照して詳述する。図1は、ダブルシリンダー
編機を使用した靴下編成方法によって作成された靴下で
ある。靴下10は、編成された編地11からなり、編地
11は、編成方向から順に口編み12、身編み14、踵
編み16、底編み18、爪先編み20から編成され、爪
先編み部と甲側身編み部及び底編み部とは自動リンキン
グされる。リンキング個所は内面リンキング部21を備
える。かくして、従来の外面リンキングやリンキングコ
ースを生じる方法と異なる。
【0009】ダブルシリンダー靴下編機の概略図は、図
2に示される。該図において、上部編台22は下部編台
24上の三本のスライド可能な柱26で案内される。各
柱はガイド軸とスライド軸に二分割されていて、その柱
の下部に圧縮バネ28を挿入し、上部編み台を上下にす
る際に、上げ下げ時のモータの負担を軽減する。3本の
柱の内部には上部編台と下部編台との間に上部及び下部
に配設された上部及び下部カムボックス30、32と補
助編台33が配設されている。上部及び下部カムボック
スにはそれぞれ上部ニードルシリンダー36及び下部ニ
ードルシリンダー35を備えている。上部ニードルシリ
ンダーに近接してセミダイヤルホルダー40が配設され
る。そして、これに対応するリンキング装置42は、編
機本体に配置されている。上部編み台は編み地を吸引し
て押し上げるためのエヤーテイクアップ44に接続され
ているテークアップ装置46を設置する。セミダイヤル
ホルダー40は、靴下編み機との同期運転を終了し、別
の動作で従来から知られている縫合方法によりセミダイ
ヤルの溝に内装されているポイントジャックを一針、一
針割出してシーミングを開始し遅くとも次期爪先編み終
了時までに縫合を完了させる。
【0010】ポイントジャック60の構成は図3(a)
及び(b)に示されている。該図は、ポイントジャック
でループを捕獲した状態を示す概略図である。ポイント
ジャックは一つの部材で3つの働きを分担している。第
1はループの編地11の移送を的確に行うように先細薄
型形状尖端80を備える。第2はループを受取ったら該
ループを適切に保持出来き、かつ移送の際の安全性に考
慮した鈎部を備える。第3は最終工程のリンキング時に
確実な仕事が出来るようにかがり針がループを容易に捕
らえるように編み地縫合に適したU字部82を備える。
図4は、移しポイント部を備えた両頭針を示す概略図で
ある。図5(a)及び(b)は、編み針上のループと針
が移動する様子と、そのループがポイントジャック部ま
で移動した様子を示す概略図である。
【0011】靴下編成方法によれば、ゴム編みから始ま
り爪先編みまで従来の編成方法で編み、これより編み針
を上部シリンダーに移してリンキングコースを1コース
編み込む。この時、全編み針はフロートコースにして置
き、上部ニードルシリンダーとセミダイヤルとの相互作
業で、甲側編み地と底側編み地を正確に相対向して、二
重重ねに移してジャックに移送して編み地を上部シリン
ダーより引き抜いて、機械と一体のリンキング部に搬送
して縫合して靴下を一体成形することができる。
【0012】以下、靴下編成方法を工程毎に説明する。
まずゴム編みから始まり爪先編みまで従来の編成方法で
編む(前工程)。該工程でリンキング用捨編みを終了し
た時点で編地はエヤー及びメカニカルテイクアップ装置
で上部ニードルシリンダー側位置に吸引されていて、全
編み針は下部ニードルシリンダー側の配置とする。かく
して、前工程で爪先編みを終了すると、編機は正転に入
ったら直ちに底側編み針の第1針より全針を上部ニード
ルシリンダー側に移送し上目を一コースだけ編成を行
い、その編み針をフロートコースに保持する。この際、
踵編みを終了し正回転に入って一コース、リンキングル
ープをやや粗めに編成する。そして、下部ニードルシリ
ンダーの全針を上部ニードルシリンダーに移送し靴下を
裏返し状態でリンキング出来るようにする。このため、
編み地はエヤーテークアップ装置によって上部ニードル
シリンダーの上方に裏反しした状態で吸引される(図6
参照)。
【0013】なお、上側ニードルシリンダー部及び下側
ニードルシリンダー部の構成を図6を参照して説明す
る。上部ニードルシリンダー部は、スライダー68、ス
ライダー68に取付られた編針34、上部ニードルシリ
ンダー36、及び編地下げリング37、編地上げリング
38を備える。下部シリンダー部は、下部ニードルシリ
ンダー35、シンカーベッド62、シンガー66、スラ
イダー68及び編地除け39を備える。
【0014】前記上移し工程で全編み針が上部ニードル
シリンダー側に移送を終えたら、セミダイヤル装置を挿
入するためのスペースをとるために、上部編み台関係部
材一式を上方に適量引き上げる(図7参照)。この引き
上げられた空間はセミダイヤル装置が、反回転運動する
際に支障のない間隔とする。
【0015】上記の上部編み台は下部編み台上の三本の
スライド可能な柱で案内される。各柱はガイド軸とスラ
イド軸に二分割されていて、その柱の下部に圧縮バネを
挿入し、上部編み台を上下にする際に、上げ下げ時のモ
ータの負担を軽減する。また、この駆動にはボールネジ
又はスプラインを使用して、高さ位置維持の危険を排除
している。ロックには必ずしもボールネジでなくとも可
動するストップレバーでも可能である。3本の柱の内部
には上部編み台と下部編み台との間に上下に配設された
カムボックスと補助編み台が配設されている(図9参
照)。
【0016】前記上部編み台の引き上げ工程で作られた
スペースの間に、上部ニードルシリンダーの中心にセミ
ダイヤルホルダーの中心を一致させる。併せて、回転方
向位置も長短編み針の区分に正確に一致するようにセミ
ダイヤルホルダーを旋回して挿入し、その位置をロック
し維持する。セミダイヤルホルダーは上部ニードルシリ
ンダーと同期回転する構造を備える。上部ニードルシリ
ンダー駆動軸より伝導されている中継軸50上のタイミ
ングプーリによって、クラッチを介して間欠自在に駆動
される。なお、セミダイヤルホルダーのシリンダー中心
方向への旋回は、ホルダー上にセットされたウオーム歯
車装置52により行う。すなわち、セミダイヤルホルダ
ー40は、中継軸50に取付られたウオーム歯車装置5
1により駆動する。ウオーム歯車装置51は、ウオーム
歯車52、ウオーム53、パルスモータ54を備える。
前述の駆動軸は上部編み台を上下に出来るように伸縮自
在に回転出来るスプライン構造55になっている。符号
41は、かがり針である。(図8、図9及び図10参
照)。
【0017】a;甲側編み地をフロートコースからニッ
トコースに切り替える。但し、この際ニット動作はしな
い。 b;ポイントジャックの鉾型尖端を編み針の移し溝部の
中心位置までカムによって内径方向に前進させ、ループ
の受取準備を整える。 c;準備が出来たらシンカーが挿入されたシンカーベッ
トを下方に任意量引き下げる。この時、ベット内のシン
カーのノーズ部で甲側編み地ループを同時に引き下げ
て、ポイントジャックの尖端鉾型部が編み針の中心でル
ープの引き渡しを受ける。符号70は、移しダイヤルで
ある。(図11(a)参照)。 d;甲側ループを全数ポイントジャックに移し終えた
ら、セミダイヤルをR1方向に半回転行い、底側編み針
に相対応させ、ループをポイントに移し替えて二重重ね
にして、再びセミダイヤルを元の位置に反回転して戻す
(図11(b)参照)。
【0018】なお、編地移送時におけるポイントジャッ
ク、編み針及びシンカーベットで編み地を移送する状態
は図12(a)から図12(d)に示されている。符号
60はポイントジャックである。上部ニードルシリンダ
ー内にシンカーベット62、先端にシンカーノーズ64
を備えるシンカー66が配設されると共にカム70によ
り駆動されるスライダー68が配設されている。シンカ
ー66は、シンカー入れカム72、シンカー出しカム7
4により駆動される。編み地はループに形成される。
【0019】すなわち、靴下の甲側編地編針ループをポ
イントジャックに移送する工程を備える。該移送工程
は、甲側編地編針ループをポイントジャックに移送する
工程と、シンカーベットを下方に押し下げてループをポ
イントジャックに挿入可能な位置まで移動する工程(図
12(a))と、ループの移動が出来たらポイントジャ
ックを針幹の中央部の移しポイント間で進入する工程
(図12(b))と、移し態勢が整ったらシンカーベッ
トを上方に引き上げループをポイントジャックに移し
(図12(c))、針をフロートラインまで戻し甲側編
地をポイントジャックへの移し(図12(d))を終了
する工程とを備える。
【0020】さらに、靴下の底側編地の移しの準備のた
めにセミダイヤルを軸対称に半回転して底側編地針側に
移動する工程と、靴下の底側編地編針のループをポイン
トジャックに移送する工程とを備え、該移送工程は、底
側編地編針ループをニットラインまで移動する工程と、
ポイントジャックを針幹の中央部の移しポイント迄挿入
する工程(図12(b))と、シンカーベットを下方に
押し下げ、ループをポイントジャックに挿入する工程
(図12(c))と、ループがポイントジャックに納ま
ったら針をフロートラインまで戻す工程(図12
(d))とを備える。
【0021】前記編地移し工程で甲側編み地と底側編み
地が二重重ねを終えたら、セミダイヤル駆動の中継軸上
のクラッチを解除して、セミダイヤルホルダーのロック
を外してホルダーを外径に旋回し元の位置に移動して、
その位置をロックしリンキングを開始する(図14参
照)。
【0022】前記編み地、セミダイヤルホルダーの搬送
工程中でリンキング装置は、靴下編み機との同期運転を
終え、別途の運動で従来より知られている縫合方法によ
りセミダイヤルの溝に内装されているポイントジャック
を一針、一針割り出してシーミングを開始し、遅くとも
次期爪先編み終了時までに縫合を終える。リンキング装
置は編み地を引き継いだら編み機に関係なく独自に作業
を行う(図14参照)。
【0023】リンキングが始まると同時に上部シリンダ
ーを下方に通常のニットレベルまで押し下げ、所定の位
置に納まったら上針を全数下部ニードルシリンダー側に
移し替えてスタート位置になる。ここで、セミダイヤル
ホルダーは、編み地をリンキング装置に引き渡しが済ん
だら、次の靴下が完成するまでに元の位置に自動的に戻
り、次の靴下の完成まで待つ(図14参照)。
【0024】
【発明の効果】本発明によるダブルシリンダー型靴下編
機及び靴下編成方法によれば、縫合部が編み地内面であ
り外観に優れ、かがり糸は内面側で処理し編み始め編み
終わりの切れ端の処理を特に必要としない、編み地トラ
ンス用ポイントジャックは三位一体型でシンプルになっ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るダブルシリンダー型靴下
編機を使用して自動リンキング方法で作られた靴下を示
す概略図である。
【図2】図2は、本発明に係るダブルシリンダー型靴下
編機を示す概略図である。
【図3(a)】図3(a)は、ループを捕獲したポイン
トジャックの形状を示す概略図である。
【図3(b)】図3(b)は、ループを捕獲したポイン
トジャックの形状を示す概略図である。
【図4】図4は、移しポイント部を備えた両頭針を示す
概略図である。
【図5(a)】図5(a)は、編み針上のループと針が
移動する様子を示す概略図である。
【図5(b)】図5(b)は、編み針上のループがポイ
ントジャック部まで移動した状態を示す概略図である。
【図6】図6は、爪先編み終了後に編み地を上方へ吸引
した状態を示す概略図である。
【図7】図7は、爪先の縫合準備開始後、編み地を上部
シリンダーに移行し上方にシリンダーを引き上げた状態
を示す概略図である。
【図8】図8は、セミダイヤホルダーが上下シリンダー
と同心上に挿入してセッした状態を示す概略図である。
【図9】図9は、上部編み台の上下作動用駆動軸を組入
れた靴下編み立て装置を示す概略図である。
【図10】図10は、下部編み台の上面図である。
【図11(a)】図11(a)は、甲側編み地と底側編
み地を二重重ねにして、移送するセキダイヤルを半回転
中の動作状態を示す概略図である。
【図11(b)】図11(b)は、甲側編み地と底側編
み地を二重重ねにして、移送するセキダイヤルを半回転
中の動作状態を示す概略図である。
【図12(a)】図12(a)は、編地移送時における
ポイントジャック、編み針及びシンカーベットで編み地
を移送する状態を示す概略図である。
【図12(b)】図12(b)は、編地移送時における
ポイントジャック、編み針及びシンカーベットで編み地
を移送する状態を示す概略図である。
【図12(c)】図12(c)は、編地移送時における
ポイントジャック、編み針及びシンカーベットで編み地
を移送する状態を示す概略図である。
【図12(d)】図12(d)は、編地移送時における
ポイントジャック、編み針及びシンカーベットで編み地
を移送する状態を示す概略図である。
【図13】図13は、編み地を二重重ねにポイントジャ
ックに移し、セミダイヤルをシリンダーの外側に旋回し
リンキング位置にセットした状態を示す概略図である。
【図14】図14は、リンキングを示す概略図である。
【図15】図15は、編み地をリンキング中に上部シリ
ンダーを下方の編成位置に移動して編み針を下部シリン
ダーに移した状態を示す概略図である。
【符号の説明】
10 靴下 12 編地 14 身編み 16 踵編み 18 底編み 20 爪先編み 21 内面リンキング部 22 上部編台 24 下部編台 25 スライド柱 26 ガイド軸 28 圧縮バネ 30 上部カムボックス 32 下部カムボックス 33 補助編台 34 編針 35下部ニードルシリンダー 36上部ニードルシリンダー 37 編地下げリング 38 編地上げリング 39 編地除け 40 セミダイヤルホルダー 41 かがり針 42 リンキング装置 44 エヤーテイクアップ 46 テークアップ装置 50 中継軸 51 ウオーム歯車装置 52 ウオーム歯車 53 ウオーム 54 パルスモータ 55 スプライン構造 60 ポイントジャック 62 シンカーベット 64 シンカーノーズ 66 シンカー 68 スライダー 70 カム 72 シンカー入れカム 74 シンカー出しカム 76 移しダイヤル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴下の甲側編地編針ループをポイントジ
    ャックに移送する工程と、該移送工程は、甲側編地編針
    ループをポイントジャックに移送する工程と、シンカー
    ベットを下方に押し下げてループをポイントジャックに
    挿入可能な位置まで移動する工程と、ループの移動が出
    来たらポイントジャックを針幹の中央部の移しポイント
    間で進入する工程と、移し態勢が整ったらシンカーベッ
    トを上方に引き上げループをポイントジャックに移し、
    針をフロートラインまで戻し甲側編地をポイントジャッ
    クへの移しを終了する工程とを備え;靴下の底側編地の
    移しの準備のためにセミダイヤルを軸対称に半回転して
    底側編地針側に移動する工程と;靴下の底側編地編針の
    ループをポイントジャックに移送する工程と、該移送工
    程は、底側編地編針ループをポイントジャックに移送す
    る工程と、ポイントジャックを針幹の中央部の移しポイ
    ント迄挿入する工程と、ンカーベットを下方に押し下
    げ、ループをポイントジャックに挿入する工程と、ルー
    プがポイントジャックに納まったら針をフロートライン
    まで戻す工程とを備え;セミダイヤルをシリンダー位置
    からリンキング装置に旋回し自動的に縫合を行う工程
    と;を備える靴下編成方法。
  2. 【請求項2】 上部編台と;下部編台と;該上部編台と
    下部編台とを複数のスライド可能な柱と、各柱は二分割
    されていて、一方の柱はボールネジを使用して上部編台
    の上下を行い、又他方の柱は上部シリンダー駆動用の伝
    導間の伸縮に追随可能なスプライン構造を備え;その柱
    の下部に配設された圧縮バネと;上部及び下部カムボッ
    クスにそれぞれ配設された上部シリンダー及び下部シリ
    ンダーと;上部シリンダーと下部シリンダーとの間に挿
    設されるセミダイヤルホルダーと;前記セミダイヤルホ
    ルダーに内装されたリンキング装置と;編み地を吸引し
    て押し上げるためのテークアップ装置と;を備えるダブ
    ルシリンダー型靴下編機。
  3. 【請求項3】 ループの移送を的確に行うように先細薄
    型形状尖端と;ループを受取ったら該ループを適切に保
    持出来き、かつ移送の際の安全性に考慮した鈎部と;最
    終工程のリンキング時に確実な仕事が出来るようにかが
    り針がループを容易に捕らえるように編み地縫合に適し
    たU字部と;を備えるポイントジャックを使用してなる
    ダブルシリンダー型靴下編機。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の靴下編成方法によって
    作られる靴下。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111321510A (zh) * 2020-03-07 2020-06-23 浙江伟盈智能科技股份有限公司 一种织缝翻一体袜机的针盘装置

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CN111321510A (zh) * 2020-03-07 2020-06-23 浙江伟盈智能科技股份有限公司 一种织缝翻一体袜机的针盘装置

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