JP2003048766A - 押出成形用水硬性組成物及びその硬化体 - Google Patents

押出成形用水硬性組成物及びその硬化体

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 もぐさ状のセピオライトと粘性付与成形
助剤を含むことを特徴とする押出成形用水硬性組成物、
及びこれを硬化させてなる硬化体。 【効果】 本発明の押出成形用水硬性組成物は、特定性
状のセピオライトを使用することにより、ゼロアスベス
トとしても経済性を損なうことなく、少ない粘性付与成
形助剤と、少ないセピオライトの添加量で成形が可能で
あり、また表面平滑性、強度特性に優れた硬化体を得る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従来に比べ粘性付
与成形助剤の量を増加させることなく成形性を向上させ
ることができ、表面平滑性と強度特性に優れた硬化物と
なり得る押出成形用水硬性組成物及びこれを硬化させて
なる硬化体に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
押出成形用水硬性組成物においては、アスベストを押出
成形用の添加材として使用することにより、成形性、表
面平滑性に優れる成形品を得ていたが、近年、法規制等
によりアスベストの使用量は、著しく低下している。現
在では、この代替品として、パルプ繊維が使用される場
合が多いが、成形性や強度特性面等から、アスベスト以
外の無機繊維を使用することもしばしばある。この無機
繊維として、セピオライトを使用することにより、押出
成形性が改良され、表面平滑性、補強特性等が増加する
ことは、特開昭60−137859号公報、特開平1−
141857号公報、特許第2888629号公報等か
ら既に公知となっているところである。
【0003】しかし、これらの提案においては、繊維状
であるαセピオライト(粉末状)の繊維長、繊維径、添
加量等を規定することで、表面平滑性、補強特性が増加
するとはいうものの、粘性付与成形助剤の添加量を低下
させる方法については言及していない。また、使用する
セピオライトの添加量が多いため、未だ押出成形板の性
能と経済性の両面に渡り、満足するに足りるものではな
かった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、経済性に優れ、表面平滑性、補強特性に優れた
硬化物を与える押出成形用水硬性組成物及びこの組成物
を硬化させてなる硬化体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するために鋭意研究を行な
った結果、特定性状を示すセピオライトを使用すること
により、従来よりも少量のセピオライト及び少量の粘性
付与成形助剤の使用で、表面平滑性に優れ、補強特性に
優れた硬化物となり得る押出成形用水硬性組成物が得ら
れることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
【0006】すなわち、本発明においては、セピオライ
トの形状が従来のように粉末状ではなく、もぐさ状とな
っていることが必須条件である。また、粘性付与成形助
剤の添加も必須であり、当該特定性状を有したセピオラ
イトと、粘性付与成形助剤との組み合わせで上記目的が
達成されるものである。
【0007】従って、本発明は、もぐさ状のセピオライ
トと粘性付与成形助剤を含むことを特徴とする押出成形
用水硬性組成物、及びこの水硬性組成物を硬化させてな
る硬化体を提供する。
【0008】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明の押出成形用水硬性組成物は、通常使用され
ている水硬性物質、骨材、補強繊維等からなる水硬性組
成物に、もぐさ状のセピオライトと粘性付与成形助剤と
を必須成分として適当量添加することにより得られるも
のである。
【0009】本発明に使用されるセピオライトは、理想
化学式(OH24(OH)4Mg8Si12306〜8H2
Oで表される複鎖構造型粘土鉱物である。セピオライト
にはα型とβ型の2種類があるが、この中でもα型のも
のが繊維状となっているため本発明の目的に適してお
り、更にこれらの繊維状のものが凝集し、もぐさ状とな
っていることが必要である。本セピオライトは、もぐさ
状となっているため、繊維長が長く、平均見掛け繊維長
さとして、0.2〜2mmのもの、好適には0.3〜
1.5mmのもの、更に好適には0.4〜1mmのもの
を使用することができる。
【0010】本発明において、もぐさ状のセピオライト
の形態は、ウエットボリュームによって規定することが
できる。ウエットボリュームの測定法は、JIS M
8602(石綿)に規定されている方法であり、概略と
しては、次の通りである。 1)1Lのメスシリンダーにセピオライト50gを入
れ、水温15〜20℃の清水を1Lまで入れる。 2)注水後、3分間均一になるまでガラス棒でよくかき
混ぜ、分散させる。 3)分散後、メスシリンダーを上下に3〜4回、水が漏
らないように転倒した後、静置する。 4)静置2時間後のセピオライトの容量を測定する。
【0011】このようにして測定したウエットボリュー
ムの値が、300ml以上になるものが、外見以外に、
もぐさ状であることを示すものであり、粉末状のもので
は、このように嵩高い値とはならないものである。本発
明においては、上記ウエットボリュームが300ml以
上、特に350〜1,000mlであるものを使用する
ことが好ましい。
【0012】また、本発明のもぐさ状のセピオライト
は、2重量%水懸濁液の見掛け粘度が、B型粘度計にお
いて、25℃、6rpmで測定した場合に、500〜
6,000mPa・sであることが好ましく、特に80
0〜5,000mPa・sであることが好ましい。
【0013】このような形態のセピオライトは、その凝
集した繊維中に水分を含み、押出成形等により加圧され
た場合に、僅かにダイスとの間に水が滲みだして滑りや
すくなること、また、チキソトロピー性が非常に大きく
なることにより、混練物に動的成形圧力がかかった場合
に成形圧力が低下し、成形しやすくなるといった効果を
有し、これにより、表面平滑性が向上する。更に、セピ
オライト自体が補強繊維の役割を果たすため、強度特性
も増加するものである。
【0014】上記セピオライトの添加量は、水硬性組成
物から水を除いた全材料100重量部に対して0.1〜
11重量部が好ましく、より好適には0.2〜3重量部
である。添加量がこれより少ない場合は、成形性の改善
が認められないおそれがあり、また逆に添加量がこれよ
り多い場合は、成形性の改善効果等が頭打ちとなるおそ
れがあるばかりでなく、経済性にも劣ることとなる。
【0015】本発明の粘性付与成形助剤は、セメント等
の水硬性物質、骨材、補強繊維等のみでは、変形性と保
水性に著しく乏しく、粘性付与成形助剤が添加されない
と成形不能となるため、添加するものである。このよう
にして使用される代表的なものとして、水溶性セルロー
スエーテルが挙げられる。水溶性セルロースエーテルと
しては、ヒドロキシアルキルアルキルセルロースがあ
り、具体的にはヒドロキシプロピルメチルセルロース、
ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシエチル
エチルセルロース等が挙げられる。このほかにもメチル
セルロース等のアルキルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロースなどのヒドロキシアルキルセルロース等を使
用することもできる。これらは、いずれも水溶性であ
る。また、目的によっては、セルロースエーテル系以外
に変性澱粉等の半合成水溶性高分子、ポリビニルアルコ
ール、ポリアクリルアミド、ポリエチレングリコール、
ポリエチレンオキサイド等の合成水溶性高分子、ウエラ
ンガム等の発酵多糖類等の増粘剤などを使用することも
でき、これらをセルロースエーテル系増粘剤との組み合
わせで使用することは差し支えない。
【0016】粘性付与成形助剤の粘度は、20℃におけ
る1重量%水溶液として測定(B型粘度計、12rp
m)した場合に、100〜50,000mPa・sであ
ることが好ましく、より好適には5,000〜50,0
00mPa・sのものが経済的であるため多く使用され
る。
【0017】粘性付与成形助剤の添加量は、セピオライ
トと水を除いた全材料100重量部に対し、0.3〜
1.5重量部が好ましく、より好適には0.5〜1.2
重量部の範囲である。使用量がこれより少ない場合は、
保水性と変形性に乏しく、成形が困難となる場合があ
り、多すぎる場合は、粘性が高すぎて成形性が悪くな
り、ダイス部での付着が著しくなるため、成形物がささ
くれ立ったりするおそれがある。なお、本発明において
は、上記特定性状のセピオライトを使用したことによ
り、このような低添加量での成形が可能となるものであ
る。
【0018】本発明の水硬性組成物においては、通常の
場合、水硬性物質を使用するものであり、この水硬性物
質としては、セメント等が挙げられる。セメントとして
は、普通ポルトランドセメント、早強セメント、高炉ス
ラグセメント、フライアッシュセメント、アルミナセメ
ント等が使用できる。また、石膏系においても使用可能
であり、二水石膏、半水石膏、無水石膏等が挙げられ
る。これらの使用量は、目的とする強度が発現する量で
良く、特に限定されるものではない。
【0019】また、通常の場合、骨材も使用され、これ
には珪石粉やフライアッシュ等が通常用いられる。この
他にも、軽量化を目的とし、パーライトや中空微小球、
スチレンビーズ等を使用することもでき、いずれにおい
ても、目的とする性状となるように水硬性物質と組み合
わせて使用すればよい。なお、水硬性物質と骨材とは、
重量比として10:90〜100:0の割合で使用する
ことができる。
【0020】場合によっては、凝結促進剤や、凝結遅延
剤、減水剤や分散剤等の界面活性剤も使用される場合が
あるが、この場合は、水を加えて混練した直後のフレッ
シュの物性を管理するためのものであるため、目的に応
じた物質を常用量で添加することは、差し支えない。
【0021】更に、補強繊維等も使用することができ
る。現在は、発ガン性等の心配がないパルプ繊維等がア
スベストに代替され、主として使用されており、本発明
においてもこれを好適に用いることができる。パルプ繊
維としては、バージンパルプ、古紙パルプ、針葉樹、広
葉樹由来のもの等が挙げられる。その他、ポリプロピレ
ン繊維、ビニロン繊維、アクリル繊維等も添加すること
ができ、これらは耐火性等の問題から、通常、水を除い
た全材料100重量部に対して10重量部以下の範囲で
使用することが好ましい。
【0022】なお、本発明の水硬性組成物には水が加え
られ、水の量は水硬性組成物の種類等に応じて選定さ
れ、常用量とすることができるが、水硬性物質と骨材と
の合計量100重量部に対して15〜150重量部の範
囲が好ましい。
【0023】本発明の水硬性組成物は、上記各成分を常
法に準じて混練することにより得ることができる。ま
た、上記により得られた水硬性組成物は、押出成形等の
方法により形成され、硬化体となり得る。
【0024】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
【0025】[実施例1〜5、比較例1〜3]押出成形
用セメント系組成物として、以下の材料を使用し、表1
及び表2の配合の組成物を得た。 (1)セメント:普通ポルトランドセメント (2)珪石粉:珪石粉篩品 (3)パルプ:バージンパルプ、平均繊維長0.8mm (4)水溶性セルロースエーテル:メトローズSHV−
P(ヒドロキシプロピルメチルセルロース)、20℃、
1重量%水溶液粘度13,800mPa・s(B型粘度
計、12rpmで測定) (5)セピオライト ML−50D:(市販品:もぐさ状)25℃、2重量%
水懸濁液、B型粘度計、6rpmにおける粘度2,50
0mPa・s、ウエットボリューム480ml、平均見
掛け繊維長0.6mm(水澤化学工業製) ML−30D:(市販品:もぐさ状)25℃、2重量%
水懸濁液、B型粘度計、6rpmにおける粘度1,00
0mPa・s、ウエットボリューム450ml、平均見
掛け繊維長0.4mm(水澤化学工業製) ML−70DSA:(市販品:もぐさ状)25℃、2重
量%水懸濁液、B型粘度計、6rpmにおける粘度2,
500mPa・s、ウエットボリューム980ml、平
均見掛け繊維長0.5mm(水澤化学工業製) SP:(市販品:粉状)平均繊維長10μm、25℃、
2重量%水懸濁液、B型粘度計、6rpmにおける粘度
350mPa・s、ウエットボリューム110ml(水
澤化学工業製)
【0026】水以外の材料をヘンシェルミキサーにて3
分間混合し、所定の水を加えた後、更に2分間混合し
た。その後、10Lニーダールーダーで5分間混練し、
真空押出成形を行なった。ダイス形状は6mm×75m
mの表面平滑性測定用平板用、20mm×40mmの強
度測定用の2種類を使用した。平板の場合は、長さ30
cmに切断したものを3枚、強度測定用は16cmに切
断したものを10本作製し、養生後、乾燥させたものを
用い、それぞれの測定を行なった。結果を表1及び表2
に示す。
【0027】なお、養生は、供試体をビニール袋に密封
し、65℃で15時間、その後オートクレーブ養生を1
70℃で8時間行なった。その後、130℃に保持した
送風乾燥機内で2時間乾燥させ、含水率を10重量%以
下とした。
【0028】各測定方法を以下に示す。表面平滑性:目
視と触感により行なった。 ○:見かけ上の凹凸がなく、触感においてもザラザラ感
が感じられない。 △:見かけ上の凹凸は認めがたいが、触感においてザラ
ザラ感が感じられる。 ×:見掛けにおいて凹凸が認められる。 曲げ強度:支点間の距離を75mmとし、20mmの方
向を厚み方向とし、中央に荷重をかけることにより測定
した。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】表1及び表2の結果から明らかなように、
実施例においては、少ない粘性付与成形助剤の添加量
で、表面平滑性に優れ、強度特性にも優れた成形物を得
た。これに対して、比較例1は、セピオライトを使用せ
ず、粘性付与成形助剤の添加量を比較的多く使用した場
合、比較例2は、比較例1と同じく粘性付与成形助剤を
多量に加え、本発明の範囲外である粉末状のセピオライ
トを使用した場合、また比較例3は、本発明の範囲外で
ある粉末状のセピオライトを実施例1と同じ条件で添加
した場合であり、いずれの場合においても、実施例の場
合より表面平滑性に劣り、強度特性も劣ることが判る。
【0032】
【発明の効果】本発明の押出成形用水硬性組成物は、特
定性状のセピオライトを使用することにより、ゼロアス
ベストとしても経済性を損なうことなく、少ない粘性付
与成形助剤と、少ないセピオライトの添加量で成形が可
能であり、また表面平滑性、強度特性に優れた硬化体を
得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 24:38) C04B 111:12 111:12 Fターム(参考) 4G012 PA03 PA06 PA07 PA15 PA22 PA23 PA24 PA27 PB29 PB31 PB33 PB40 PC01 PC08 PC11 4G054 AA01 AA02 AA15 BD00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 もぐさ状のセピオライトと粘性付与成形
    助剤を含むことを特徴とする押出成形用水硬性組成物。
  2. 【請求項2】 もぐさ状のセピオライトの2重量%水懸
    濁液の見掛け粘度が、B型粘度計において、25℃、6
    rpmで測定した場合に、500〜6,000mPa・
    sであり、かつ、もぐさ状のセピオライトの水中でのウ
    エットボリュームが300ml以上であることを特徴と
    する請求項1記載の水硬性組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の水硬性組成物を硬
    化させてなる硬化体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005238572A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Earth Engineering:Kk 建築用内装材料とその製造方法

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