JP2003048629A - シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置Info
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- JP2003048629A JP2003048629A JP2001236847A JP2001236847A JP2003048629A JP 2003048629 A JP2003048629 A JP 2003048629A JP 2001236847 A JP2001236847 A JP 2001236847A JP 2001236847 A JP2001236847 A JP 2001236847A JP 2003048629 A JP2003048629 A JP 2003048629A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート収納カセットへのシート積載枚数の多
少に拘わらず、安定したシート給送動作を行うことの可
能なシート給送装置及びこれを備えた画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 シート給送装置1は、シートを積載する
シート積載板80と、シート積載板80に積載されたシ
ートの上面と対向配置され所定の給送先へシートを給送
するDカットローラ76と、シート積載板80に積載さ
れたシートの上面とDカットローラ76とを圧接させる
バネ7とを有し、シート積載板80に積載された最上位
置のシートの上面のDカットローラ76による押し込み
量を略一定に保持するための押さえ部材6を有してい
る。
少に拘わらず、安定したシート給送動作を行うことの可
能なシート給送装置及びこれを備えた画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 シート給送装置1は、シートを積載する
シート積載板80と、シート積載板80に積載されたシ
ートの上面と対向配置され所定の給送先へシートを給送
するDカットローラ76と、シート積載板80に積載さ
れたシートの上面とDカットローラ76とを圧接させる
バネ7とを有し、シート積載板80に積載された最上位
置のシートの上面のDカットローラ76による押し込み
量を略一定に保持するための押さえ部材6を有してい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート積載板に積
載されたシート束からシートを一枚ずつ分離して給送す
るシート給送装置及びこれを備えた画像形成装置に関す
るもので、特に複写機やプリンタ等のシートを扱う装置
に関する。
載されたシート束からシートを一枚ずつ分離して給送す
るシート給送装置及びこれを備えた画像形成装置に関す
るもので、特に複写機やプリンタ等のシートを扱う装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、プリンタ等の画像形成装
置はシート束を収納するシート収納カセットを備え、シ
ート収納カセット内のシート束からシート給送装置によ
ってシートを一枚ずつ分離して給送し、給送されたシー
トに画像を転写している。
置はシート束を収納するシート収納カセットを備え、シ
ート収納カセット内のシート束からシート給送装置によ
ってシートを一枚ずつ分離して給送し、給送されたシー
トに画像を転写している。
【0003】この画像形成装置のシート給送装置として
は種々の方式のものが実用化されているが、これらの中
には例えば、シートがシート収納カセットから給送され
る方向(以下、シート給送方向と呼ぶ)におけるシート
束の下流側端部(以下、先端部と呼ぶ)と係合する爪を
備え、この爪がシート束先端部を押さえつける力を利用
してシートを分離・給送する方式を採用した爪分離型シ
ート給送装置がある。以下に、このような方式のシート
給送装置を備えた静電式複写機について説明する。
は種々の方式のものが実用化されているが、これらの中
には例えば、シートがシート収納カセットから給送され
る方向(以下、シート給送方向と呼ぶ)におけるシート
束の下流側端部(以下、先端部と呼ぶ)と係合する爪を
備え、この爪がシート束先端部を押さえつける力を利用
してシートを分離・給送する方式を採用した爪分離型シ
ート給送装置がある。以下に、このような方式のシート
給送装置を備えた静電式複写機について説明する。
【0004】図4にシート給送装置60を備えた画像形
成装置50を、図5及び図6にシート給送装置60の詳
細を示す。図4の画像形成装置50内には、電子写真方
式により形成された静電潜像を担持する感光体ドラム4
1が紙面に垂直な軸を中心として時計回り方向に回転自
在なように収納されている。また感光体ドラム41の下
方には、先に述べたシート給送装置60が配置されてい
る。
成装置50を、図5及び図6にシート給送装置60の詳
細を示す。図4の画像形成装置50内には、電子写真方
式により形成された静電潜像を担持する感光体ドラム4
1が紙面に垂直な軸を中心として時計回り方向に回転自
在なように収納されている。また感光体ドラム41の下
方には、先に述べたシート給送装置60が配置されてい
る。
【0005】シート給送装置60は図5,6に示すよう
に、ピボット79により図示のように揺動自在に支持さ
れシート束61を積載するシート積載板80と、シート
積載板80を上方に押し上げるバネ77と、ピボット7
8aにより揺動自在に支持され、図5に示すようにシー
ト束先端部の両サイド角部分の上面と係合する爪78
と、画像形成装置50の本体側に形成された凸部78c
と、爪78に形成されたストッパ78bと、シートを給
送する給送ローラとしてのDカットローラ76と、Dカ
ットローラの回転軸の軸方向におけるシート束61の位
置を規制するサイド規制板79aとを備えている。
に、ピボット79により図示のように揺動自在に支持さ
れシート束61を積載するシート積載板80と、シート
積載板80を上方に押し上げるバネ77と、ピボット7
8aにより揺動自在に支持され、図5に示すようにシー
ト束先端部の両サイド角部分の上面と係合する爪78
と、画像形成装置50の本体側に形成された凸部78c
と、爪78に形成されたストッパ78bと、シートを給
送する給送ローラとしてのDカットローラ76と、Dカ
ットローラの回転軸の軸方向におけるシート束61の位
置を規制するサイド規制板79aとを備えている。
【0006】さらに、感光体ドラム41の周囲には、感
光体ドラム41にトナー画像を形成する現像器51、感
光体ドラム41上のトナー画像をシートに転写する転写
帯電器48、シートを感光体ドラム41から分離する分
離除電針49、及び後述するスキャナ光学系52から発
せられる半導体レーザ光54を感光体ドラム41上に導
いて静電潜像を形成するスキャナミラー40等のプロセ
ス機器が配置されている。
光体ドラム41にトナー画像を形成する現像器51、感
光体ドラム41上のトナー画像をシートに転写する転写
帯電器48、シートを感光体ドラム41から分離する分
離除電針49、及び後述するスキャナ光学系52から発
せられる半導体レーザ光54を感光体ドラム41上に導
いて静電潜像を形成するスキャナミラー40等のプロセ
ス機器が配置されている。
【0007】以上の構成を有する画像形成装置50を作
動させると、一枚のシートがシート給送装置60(図
5,6参照)から感光体ドラム41の下側に給送され
る。次に、感光体ドラム41が紙面上における時計周り
方向に回転し、前述の現像器51と、転写帯電器48、
一次帯電器42、分離除電針49、スキャナ光学系52
が作動し、半導体レーザ光54による静電潜像形成、現
像、転写、分離のプロセスを繰り返し、シートに画像を
転写する。
動させると、一枚のシートがシート給送装置60(図
5,6参照)から感光体ドラム41の下側に給送され
る。次に、感光体ドラム41が紙面上における時計周り
方向に回転し、前述の現像器51と、転写帯電器48、
一次帯電器42、分離除電針49、スキャナ光学系52
が作動し、半導体レーザ光54による静電潜像形成、現
像、転写、分離のプロセスを繰り返し、シートに画像を
転写する。
【0008】また、これらのプロセス機器の上方にはプ
ラテンガラス70、プラテンガラス70上に載置された
原稿から読み取った画像を静電式複写機に入力するCC
D71と、このCCD71上に原稿像を結像するミラー
群71a、レンズ群72、及びミラー71bと、CCD
71により検知された画像を感光体ドラム41に露光す
るスキャナ光学系52とが配置されている。このスキャ
ナ光学系52は、スキャナミラー40を介して感光体ド
ラム41上に半導体レーザ光54を照射し、静電潜像を
形成する役割を有している。
ラテンガラス70、プラテンガラス70上に載置された
原稿から読み取った画像を静電式複写機に入力するCC
D71と、このCCD71上に原稿像を結像するミラー
群71a、レンズ群72、及びミラー71bと、CCD
71により検知された画像を感光体ドラム41に露光す
るスキャナ光学系52とが配置されている。このスキャ
ナ光学系52は、スキャナミラー40を介して感光体ド
ラム41上に半導体レーザ光54を照射し、静電潜像を
形成する役割を有している。
【0009】さらにプロセス機器の紙面左側にはシート
上に形成された画像を定着させる熱定着ローラ81aと
定着ローラに押圧する加圧ローラ81b、排出ローラ対
82が配されている。
上に形成された画像を定着させる熱定着ローラ81aと
定着ローラに押圧する加圧ローラ81b、排出ローラ対
82が配されている。
【0010】次に、同画像形成装置の動作について説明
する。まず、操作者がプラテンガラス70上に原稿を載
置し、画像形成装置50を作動させると、プラテンガラ
スの下方で紙面左右方向に往復移動可能な移動露光走査
光学系としての役割を有するミラー群71aは、図示の
位置から紙面右方向に向かって移動してプラテンガラス
70上に載置された原稿を読み取り走査する。この時、
原稿像はミラー群71aによりレンズ群72へ導かれ、
さらにミラー71bを経由してCCD71上に結像す
る。CCD71上に結像した原稿像は電気信号に変換さ
れ、不図示の画像処理回路により画像処理される。
する。まず、操作者がプラテンガラス70上に原稿を載
置し、画像形成装置50を作動させると、プラテンガラ
スの下方で紙面左右方向に往復移動可能な移動露光走査
光学系としての役割を有するミラー群71aは、図示の
位置から紙面右方向に向かって移動してプラテンガラス
70上に載置された原稿を読み取り走査する。この時、
原稿像はミラー群71aによりレンズ群72へ導かれ、
さらにミラー71bを経由してCCD71上に結像す
る。CCD71上に結像した原稿像は電気信号に変換さ
れ、不図示の画像処理回路により画像処理される。
【0011】次に、シート給送装置60内のDカットロ
ーラ76が図7における反時計回り方向に回転してシー
ト積載板80上に積載されたシート束61の上面に接触
し、バネ77の付勢力に抗してシート束61及びシート
積載板80を下方へと押し下げる。Dカットローラ76
がさらに回転し続けると、図8に示すようにシート束6
1の最上位置にあるシート(以下、最上位シートと呼
ぶ)61aの先端部は爪78に突き当てられ、この最上
位シート61aの先端部近傍が座屈変形する。そして、
図9に示すように、復元力により元のまっすぐな状態に
戻ろうとする最上位シート61aの先端部は爪78を乗
り越えてシート収納カセットから排出される。
ーラ76が図7における反時計回り方向に回転してシー
ト積載板80上に積載されたシート束61の上面に接触
し、バネ77の付勢力に抗してシート束61及びシート
積載板80を下方へと押し下げる。Dカットローラ76
がさらに回転し続けると、図8に示すようにシート束6
1の最上位置にあるシート(以下、最上位シートと呼
ぶ)61aの先端部は爪78に突き当てられ、この最上
位シート61aの先端部近傍が座屈変形する。そして、
図9に示すように、復元力により元のまっすぐな状態に
戻ろうとする最上位シート61aの先端部は爪78を乗
り越えてシート収納カセットから排出される。
【0012】このようにして分離・給送された最上位シ
ート61aは、引抜きローラ対90を経てレジストロー
ラ対91へと搬送され、レジストローラ対91によりタ
イミングを合わせてから感光体ドラム41と転写帯電器
48の間に送られる。
ート61aは、引抜きローラ対90を経てレジストロー
ラ対91へと搬送され、レジストローラ対91によりタ
イミングを合わせてから感光体ドラム41と転写帯電器
48の間に送られる。
【0013】又、同時にスキャナ光学系52が作動し、
半導体レーザ光54により原稿の画像データに基づく静
電潜像を感光体ドラム41上に形成する。同時に前述の
プロセス機器も作動し、感光体ドラム41と転写帯電器
48の間に送られてきたシートに画像を転写する。画像
を転写されたシートは搬送ベルト92によって熱定着ロ
ーラ81aに搬送され、ここで熱定着されてからローラ
対93、排出ローラ対82を経由して排出トレイ94上
に排出される。
半導体レーザ光54により原稿の画像データに基づく静
電潜像を感光体ドラム41上に形成する。同時に前述の
プロセス機器も作動し、感光体ドラム41と転写帯電器
48の間に送られてきたシートに画像を転写する。画像
を転写されたシートは搬送ベルト92によって熱定着ロ
ーラ81aに搬送され、ここで熱定着されてからローラ
対93、排出ローラ対82を経由して排出トレイ94上
に排出される。
【0014】上述のような従来のシート給送装置60
は、非常に簡素な構成であり、低コストに製作すること
ができる。しかし、シートを給送する際にDカットロー
ラ76によりシート束61をシート積載板80ごと下方
にバネ77の付勢力に抗して押し下げる構成であるた
め、シート束61とシート積載板80には紙面下方向
(シート束61のDカットローラ76と面しない反対側
の方向)に慣性力が生ずる。そして、例えば図8に示す
ようにDカットローラ76の円弧面とシートが接触して
いる時、発生した慣性力がシート束61及びシート積載
板80がDカットローラ76から離れる方向に働いてい
る場合、Dカットローラ76とシート束61との間に働
く接触圧(以下、給送圧と称す)は一時的に低下する。
そして、その後シート束61及びシート積載板80がバ
ネ77の弾性力により押し戻されると給送圧は再び増大
する。
は、非常に簡素な構成であり、低コストに製作すること
ができる。しかし、シートを給送する際にDカットロー
ラ76によりシート束61をシート積載板80ごと下方
にバネ77の付勢力に抗して押し下げる構成であるた
め、シート束61とシート積載板80には紙面下方向
(シート束61のDカットローラ76と面しない反対側
の方向)に慣性力が生ずる。そして、例えば図8に示す
ようにDカットローラ76の円弧面とシートが接触して
いる時、発生した慣性力がシート束61及びシート積載
板80がDカットローラ76から離れる方向に働いてい
る場合、Dカットローラ76とシート束61との間に働
く接触圧(以下、給送圧と称す)は一時的に低下する。
そして、その後シート束61及びシート積載板80がバ
ネ77の弾性力により押し戻されると給送圧は再び増大
する。
【0015】このように、シート束61及びシート積載
板80はバネ77とDカットローラ76の間で振動する
ので、図12に示すように、給送圧は大きく変動して瞬
間的に0に近くなることもあり、このような給送圧の変
動を原因として、シート給送動作が不安定になってしま
う場合がある。
板80はバネ77とDカットローラ76の間で振動する
ので、図12に示すように、給送圧は大きく変動して瞬
間的に0に近くなることもあり、このような給送圧の変
動を原因として、シート給送動作が不安定になってしま
う場合がある。
【0016】次に、以上で説明した給送圧の変動を引き
起こす要因について考察する。
起こす要因について考察する。
【0017】まず、給送圧の変動のエネルギー源は、D
カットローラ76がシート積載板80及びシート束61
に与える運動エネルギーEであり、給送圧の変動はこの
運動エネルギーEをシート積載板80及びシート束61
が変位・変形することによって吸収する過程で起こるも
のである。そして、この運動エネルギーEは、Dカット
ローラ76がシート積載板80及びシート束61を押し
下げる速度Vの2乗と、シート積載板80とシート束6
1の合計質量Mに比例する。
カットローラ76がシート積載板80及びシート束61
に与える運動エネルギーEであり、給送圧の変動はこの
運動エネルギーEをシート積載板80及びシート束61
が変位・変形することによって吸収する過程で起こるも
のである。そして、この運動エネルギーEは、Dカット
ローラ76がシート積載板80及びシート束61を押し
下げる速度Vの2乗と、シート積載板80とシート束6
1の合計質量Mに比例する。
【0018】E=(1/2)M・V2
また、速度Vは図7に示すローラ半径r、ローラ高さ
H、シートの押し込み量ΔH、回転角θ、及びローラ周
速度vを使って以下のように表される。
H、シートの押し込み量ΔH、回転角θ、及びローラ周
速度vを使って以下のように表される。
【0019】V=v・sinθ=v・[√(r2−
H2)]/r=v・[√(r2−(r−ΔH)2)]/r ここで、ローラ半径rを定数とすると、運動エネルギー
Eとローラ周速度v、押し込み量ΔH、及び合計質量M
との関係は、 E∝v2 E∝ΔH2 E∝M となる。上記式よりローラ周速度v、押し込み量ΔH、
及び合計質量Mを小さくすると運動エネルギーEを小さ
くすること、すなわち給送圧の変動を減少させることが
できる。しかし、合計質量M,ローラ周速度vはシート
給送装置の最大シート積載枚数やシート給送速度といっ
た基本的な仕様に関わる値なので簡単に変更することは
できない。そのため、運動エネルギーEを小さくして給
送圧の変動を小さくするには、押し込み量ΔHを小さく
することが望ましい。図10は、シート収納カセットへ
のシート積載枚数が少ない時、図11は、シート収納カ
セットへのシート積載枚数が多い時を示す図で、ΔH
1,ΔH2はそれぞれのシート押し込み量を示してい
る。ここでは、図10及び11に示すように、押し込み
量ΔHは、シートの積載枚数に比例して増加する構成と
なっていることがわかる。
H2)]/r=v・[√(r2−(r−ΔH)2)]/r ここで、ローラ半径rを定数とすると、運動エネルギー
Eとローラ周速度v、押し込み量ΔH、及び合計質量M
との関係は、 E∝v2 E∝ΔH2 E∝M となる。上記式よりローラ周速度v、押し込み量ΔH、
及び合計質量Mを小さくすると運動エネルギーEを小さ
くすること、すなわち給送圧の変動を減少させることが
できる。しかし、合計質量M,ローラ周速度vはシート
給送装置の最大シート積載枚数やシート給送速度といっ
た基本的な仕様に関わる値なので簡単に変更することは
できない。そのため、運動エネルギーEを小さくして給
送圧の変動を小さくするには、押し込み量ΔHを小さく
することが望ましい。図10は、シート収納カセットへ
のシート積載枚数が少ない時、図11は、シート収納カ
セットへのシート積載枚数が多い時を示す図で、ΔH
1,ΔH2はそれぞれのシート押し込み量を示してい
る。ここでは、図10及び11に示すように、押し込み
量ΔHは、シートの積載枚数に比例して増加する構成と
なっていることがわかる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
シート給送装置では、シート束上面の高さを爪により規
制する構成となっているため、シート収納カセットへの
シート積載枚数が多くなるとDカットローラ直下近傍の
シート束上面の高さが高くなる(図11参照)。このよ
うに、シート積載枚数、すなわち合計質量Mが増加する
と、これに比例して押し込み量ΔHも増大するため、特
に、シート収納カセットへのシート積載枚数が多い時
に、シート給送装置の給送圧が不安定になってしまう場
合があった。
シート給送装置では、シート束上面の高さを爪により規
制する構成となっているため、シート収納カセットへの
シート積載枚数が多くなるとDカットローラ直下近傍の
シート束上面の高さが高くなる(図11参照)。このよ
うに、シート積載枚数、すなわち合計質量Mが増加する
と、これに比例して押し込み量ΔHも増大するため、特
に、シート収納カセットへのシート積載枚数が多い時
に、シート給送装置の給送圧が不安定になってしまう場
合があった。
【0021】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たもので、シート収納カセットへのシート積載枚数の多
少に拘わらず、安定したシート給送動作を行うことの可
能なシート給送装置及びこれを備えた画像形成装置を提
供することを目的とする。
たもので、シート収納カセットへのシート積載枚数の多
少に拘わらず、安定したシート給送動作を行うことの可
能なシート給送装置及びこれを備えた画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を達成するシート給送装置の実施の形態は、シートを積
載するシート積載板と、前記シート積載板に積載された
最上位置のシートに接触して一枚ずつ分離給送する給送
ローラと、前記分離給送時に、前記シート積載板に積載
された最上位置のシートを前記給送ローラに圧接させる
押圧手段とを有するシート給送装置において、前記分離
給送時の、前記シート積載板に積載された最上位置のシ
ートの前記給送ローラによる押し込み量をシート積載枚
数に拘わらず略一定に保持する押し込み量保持手段を有
することを特徴とする。
を達成するシート給送装置の実施の形態は、シートを積
載するシート積載板と、前記シート積載板に積載された
最上位置のシートに接触して一枚ずつ分離給送する給送
ローラと、前記分離給送時に、前記シート積載板に積載
された最上位置のシートを前記給送ローラに圧接させる
押圧手段とを有するシート給送装置において、前記分離
給送時の、前記シート積載板に積載された最上位置のシ
ートの前記給送ローラによる押し込み量をシート積載枚
数に拘わらず略一定に保持する押し込み量保持手段を有
することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本出願に係る発明を図面に
示す実施の形態に基づいて説明する。
示す実施の形態に基づいて説明する。
【0024】本実施の形態によるシート給送装置1を図
1に、図1中のD方向からみた時のA−A断面を図2及
び図3に示す。
1に、図1中のD方向からみた時のA−A断面を図2及
び図3に示す。
【0025】図1、図2、及び図3に示すシート給送装
置1は上述した従来例と同一のシート積載板80と押圧
手段としてのバネ77を備え、従来例と同様に給送ロー
ラとしてのDカットローラ76の回転によってシート積
載板80に積載されたシート束61の最上位シート61
aを分離・給送する。ここで、バネ77はDカットロー
ラ76との間にシート積載板80を挟む位置に配置され
ており、シート積載板80をDカットローラ76側へ押
圧している。
置1は上述した従来例と同一のシート積載板80と押圧
手段としてのバネ77を備え、従来例と同様に給送ロー
ラとしてのDカットローラ76の回転によってシート積
載板80に積載されたシート束61の最上位シート61
aを分離・給送する。ここで、バネ77はDカットロー
ラ76との間にシート積載板80を挟む位置に配置され
ており、シート積載板80をDカットローラ76側へ押
圧している。
【0026】しかし、本実施の形態によるシート給送装
置では従来例と異なり、爪3にストッパを設けず、給送
ガイドとしてのサイド規制板4に一体的に設けた押し込
み量保持手段としての押さえ部材6によって、バネ77
により押し上げられるシート束61の上面を押さえる構
成となっている(爪3は自重によってシート束61の先
端部の両サイド角部分の上面に係合している)。
置では従来例と異なり、爪3にストッパを設けず、給送
ガイドとしてのサイド規制板4に一体的に設けた押し込
み量保持手段としての押さえ部材6によって、バネ77
により押し上げられるシート束61の上面を押さえる構
成となっている(爪3は自重によってシート束61の先
端部の両サイド角部分の上面に係合している)。
【0027】すなわち、シートを積載するシート積載板
80と、シート積載板80に積載された最上位置のシー
トに接触して一枚ずつ分離給送する給送ローラとしての
Dカットローラ76と、分離給送時に、シート積載板8
0に積載された最上位置のシートをDカットローラ76
に圧接させる押圧手段とを有し、さらに分離給送時の、
シート積載板80に積載された最上位置のシートのDカ
ットローラ76による押し込み量をシート積載枚数に拘
わらず略一定に保持する押し込み量保持手段としての押
さえ部材6とを有している。この押さえ部材6は、押さ
え棒6bとストッパ棒6aとから構成されている。
80と、シート積載板80に積載された最上位置のシー
トに接触して一枚ずつ分離給送する給送ローラとしての
Dカットローラ76と、分離給送時に、シート積載板8
0に積載された最上位置のシートをDカットローラ76
に圧接させる押圧手段とを有し、さらに分離給送時の、
シート積載板80に積載された最上位置のシートのDカ
ットローラ76による押し込み量をシート積載枚数に拘
わらず略一定に保持する押し込み量保持手段としての押
さえ部材6とを有している。この押さえ部材6は、押さ
え棒6bとストッパ棒6aとから構成されている。
【0028】なお、Dカットローラ76は、外周面に回
転軸と略平行な平面による切欠き面を有し、回転軸に垂
直な断面形状が略D字形状となっており、この回転軸を
中心として回転するものである。
転軸と略平行な平面による切欠き面を有し、回転軸に垂
直な断面形状が略D字形状となっており、この回転軸を
中心として回転するものである。
【0029】押さえ棒6bは、Dカットローラ76の回
転中心軸と略平行、且つDカットローラ76と最上位シ
ート61aとの接触点近傍を通過する直線方向に延びる
ように配置(図1,2,3参照)され、サイド規制板4
の立壁部分の上端角部に形成されている切欠き部41近
傍の外側面4a側に配置された支持部5により図中R方
向に回転自在なように支持されている。
転中心軸と略平行、且つDカットローラ76と最上位シ
ート61aとの接触点近傍を通過する直線方向に延びる
ように配置(図1,2,3参照)され、サイド規制板4
の立壁部分の上端角部に形成されている切欠き部41近
傍の外側面4a側に配置された支持部5により図中R方
向に回転自在なように支持されている。
【0030】そして、押さえ部材6のストッパ棒6aは
押さえ棒6bと直交して延び、バネ7によってサイド規
制板4の立壁部分の外側面4a側に付勢されており、押
さえ部材6の押さえ棒6bがシート積載板80のシート
積載部側すなわちシートのある側から押し上げられた時
に、押さえ棒6bが図中矢印R方向と逆方向へ回転する
のを規制する役割を果たしている。
押さえ棒6bと直交して延び、バネ7によってサイド規
制板4の立壁部分の外側面4a側に付勢されており、押
さえ部材6の押さえ棒6bがシート積載板80のシート
積載部側すなわちシートのある側から押し上げられた時
に、押さえ棒6bが図中矢印R方向と逆方向へ回転する
のを規制する役割を果たしている。
【0031】以上、説明した押さえ部材6は、バネ77
に押し上げられるシート束61の最上位シート61aの
上面側を押さえ棒6bにより押さえつけることにより規
制し、最上位シート61aの上面の高さをシート収納カ
セットへのシート積載枚数に関わらず略一定の高さに保
持する役割を果たしている。さらに、押さえ部材6は図
1矢印R方向には回転可能なように支持されているた
め、シート積載板80上にシートを上方から補給する
時、押さえ棒6bは上方から降ろされるシートに押され
て図1中矢印Rの方向に回転し、シート補給動作を妨げ
ないようになっている。
に押し上げられるシート束61の最上位シート61aの
上面側を押さえ棒6bにより押さえつけることにより規
制し、最上位シート61aの上面の高さをシート収納カ
セットへのシート積載枚数に関わらず略一定の高さに保
持する役割を果たしている。さらに、押さえ部材6は図
1矢印R方向には回転可能なように支持されているた
め、シート積載板80上にシートを上方から補給する
時、押さえ棒6bは上方から降ろされるシートに押され
て図1中矢印Rの方向に回転し、シート補給動作を妨げ
ないようになっている。
【0032】この時、最上位シート61aの上面が押さ
え部材6により移動を規制される位置は、Dカットロー
ラ76の回転中心軸と略平行、且つDカットローラ76
と最上位シート61aとの接点を通過する直線の近傍で
ある。
え部材6により移動を規制される位置は、Dカットロー
ラ76の回転中心軸と略平行、且つDカットローラ76
と最上位シート61aとの接点を通過する直線の近傍で
ある。
【0033】このような構成とすることにより、シート
積載板80に積載されたシート束61の最上位シート6
1aの上面の高さ方向位置は、Dカットローラと最上位
シートとの接触点近傍において、シート積載枚数に関わ
らず略一定となる。そのため、Dカットローラによるシ
ート束の押し込み量は、図2の状態(シート積載枚数が
少ない時)においてはΔH1、図3の状態(シート積載
枚数が多い時)においてはΔH2となり、シート収納カ
セットへのシート積載枚数を多くしてもシートの押し込
み量は増大しない。
積載板80に積載されたシート束61の最上位シート6
1aの上面の高さ方向位置は、Dカットローラと最上位
シートとの接触点近傍において、シート積載枚数に関わ
らず略一定となる。そのため、Dカットローラによるシ
ート束の押し込み量は、図2の状態(シート積載枚数が
少ない時)においてはΔH1、図3の状態(シート積載
枚数が多い時)においてはΔH2となり、シート収納カ
セットへのシート積載枚数を多くしてもシートの押し込
み量は増大しない。
【0034】上述のように、Dカットローラ76がシー
ト積載板80及びシート束61に与える運動エネルギー
Eが、シート積載板80及びシート束61の変位・変形
によって吸収される過程において給送圧の変動が発生す
る。そして、この運動エネルギーEは、Dカットローラ
76がシート積載板80及びシート束61を押し下げる
速度Vの2乗と、シート積載板80とシート束76の合
計質量Mに比例する。
ト積載板80及びシート束61に与える運動エネルギー
Eが、シート積載板80及びシート束61の変位・変形
によって吸収される過程において給送圧の変動が発生す
る。そして、この運動エネルギーEは、Dカットローラ
76がシート積載板80及びシート束61を押し下げる
速度Vの2乗と、シート積載板80とシート束76の合
計質量Mに比例する。
【0035】E=(1/2)M・V2
さらに、速度Vは、Dカットローラの半径r、シート上
面からDカットローラの回転中心軸までの高さH、シー
トの押し込み量ΔH、Dカットローラの回転角θ、及び
ローラ周速度vを使って(図7参照)以下のように表さ
れる。
面からDカットローラの回転中心軸までの高さH、シー
トの押し込み量ΔH、Dカットローラの回転角θ、及び
ローラ周速度vを使って(図7参照)以下のように表さ
れる。
【0036】V=v・sinθ=v・[√(r2−
H2)]/r=v・[√(r2−(r−ΔH)2)]/r 次に、ローラ半径rを定数とすると、運動エネルギーE
とローラ周速度v、押し込み量ΔH、及び合計質量Mの
関係は以下のようになる。
H2)]/r=v・[√(r2−(r−ΔH)2)]/r 次に、ローラ半径rを定数とすると、運動エネルギーE
とローラ周速度v、押し込み量ΔH、及び合計質量Mの
関係は以下のようになる。
【0037】E∝v2 E∝ΔH2 E∝M
よって、給送圧の変動を小さくするには押し込み量ΔH
を小さくすれば良いので、シート積載枚数が多い時で
も、押し込み量ΔHを小さくすることができる本実施の
形態によるシート給送装置によれば、シート収納カセッ
トへのシート積載枚数が多い時でも給送圧の変動を減少
させ、安定したシート給送動作を行うことができる。
を小さくすれば良いので、シート積載枚数が多い時で
も、押し込み量ΔHを小さくすることができる本実施の
形態によるシート給送装置によれば、シート収納カセッ
トへのシート積載枚数が多い時でも給送圧の変動を減少
させ、安定したシート給送動作を行うことができる。
【0038】なお、押し込み量ΔHの呼称値は、部品の
製造誤差及び組み立て誤差等による寸法のバラツキを考
慮して必ず0以上となるように設定しなければならな
い。よって、押し込み量ΔHはDカットローラに対する
押さえ部材の位置精度分だけ考慮されるため、大きくな
る。
製造誤差及び組み立て誤差等による寸法のバラツキを考
慮して必ず0以上となるように設定しなければならな
い。よって、押し込み量ΔHはDカットローラに対する
押さえ部材の位置精度分だけ考慮されるため、大きくな
る。
【0039】なお、本実施例は、押さえ部材6をサイド
規制板4に設けているため、Dカットローラに対する押
さえ部材の位置精度には、Dカットローラの取り付け位
置精度の他、サイド規制板4の取り付け位置精度が影響
してくる。よって、押し込み量ΔHの呼称値はサイド規
制板4の取り付け位置の誤差分だけ大きくなる。
規制板4に設けているため、Dカットローラに対する押
さえ部材の位置精度には、Dカットローラの取り付け位
置精度の他、サイド規制板4の取り付け位置精度が影響
してくる。よって、押し込み量ΔHの呼称値はサイド規
制板4の取り付け位置の誤差分だけ大きくなる。
【0040】そこで、押し込み量ΔHの設定値をさらに
小さくするために、Dカットローラ76を回転自在に保
持する不図示の給送ローラ保持手段を配置し、押さえ部
材6をこの給送ローラ保持手段の側に一体的に設けても
良い。このようにすることにより、サイド規制板4の取
り付け位置精度を考慮せずにすむので、押し込み量ΔH
の設定値をさらに小さくすることができる。
小さくするために、Dカットローラ76を回転自在に保
持する不図示の給送ローラ保持手段を配置し、押さえ部
材6をこの給送ローラ保持手段の側に一体的に設けても
良い。このようにすることにより、サイド規制板4の取
り付け位置精度を考慮せずにすむので、押し込み量ΔH
の設定値をさらに小さくすることができる。
【0041】この場合、押さえ部材6がシートを収納す
るシート収納カセットの出し入れを阻害しないように、
シート収納カセットを出し入れする時だけ押さえ部材6
をシートから退避させる機構を設ければよい。
るシート収納カセットの出し入れを阻害しないように、
シート収納カセットを出し入れする時だけ押さえ部材6
をシートから退避させる機構を設ければよい。
【0042】また、Dカットローラ76を回転駆動する
不図示の駆動手段を設け、Dカットローラ76によるシ
ート給送動作を行わない時にはDカットローラ76の切
欠き面をシート積載板80に面する方向に向けて停止す
るように駆動手段を制御する不図示の制御手段を設ける
ことにより、Dカットローラ76によるシート給送動作
を行わない際にはDカットローラ76に阻害されること
なくスムーズにシートの取り出し、補給動作を行うこと
ができる。
不図示の駆動手段を設け、Dカットローラ76によるシ
ート給送動作を行わない時にはDカットローラ76の切
欠き面をシート積載板80に面する方向に向けて停止す
るように駆動手段を制御する不図示の制御手段を設ける
ことにより、Dカットローラ76によるシート給送動作
を行わない際にはDカットローラ76に阻害されること
なくスムーズにシートの取り出し、補給動作を行うこと
ができる。
【0043】なお、本実施の形態によるシート給送装置
において使用するシートとしては、例えば通常のコピー
用紙,プリンタ用紙,OHPシート等を使用することが
可能である。
において使用するシートとしては、例えば通常のコピー
用紙,プリンタ用紙,OHPシート等を使用することが
可能である。
【0044】もちろん、本発明の実施の形態によるシー
ト給送装置は、上述した従来例と同様に、画像形成装置
に搭載することが可能である。
ト給送装置は、上述した従来例と同様に、画像形成装置
に搭載することが可能である。
【0045】
【発明の効果】以上、本発明によれば、シート積載板に
積載された最上位置のシートの上面の給送ローラによる
押し込み量を略一定に保持する押し込み量保持手段を設
けたことにより、シート給送動作を不安定にする要因で
あった給送圧の変動を低減させることができ、シートの
積載枚数に拘わらず安定したシート給送動作を行うこと
ができる。
積載された最上位置のシートの上面の給送ローラによる
押し込み量を略一定に保持する押し込み量保持手段を設
けたことにより、シート給送動作を不安定にする要因で
あった給送圧の変動を低減させることができ、シートの
積載枚数に拘わらず安定したシート給送動作を行うこと
ができる。
【図1】本出願に係る発明の目的を達成するシート給送
装置の実施の形態の外観斜視図である。
装置の実施の形態の外観斜視図である。
【図2】シート積載枚数が少ない時の図1におけるA−
A断面図である。
A断面図である。
【図3】シート積載枚数が多い時の図1におけるA−A
断面図である。
断面図である。
【図4】従来のシート給送装置を備えた静電式複写機の
断面図である。
断面図である。
【図5】従来のシート給送装置の詳細を説明するための
図である。
図である。
【図6】従来のシート給送装置の詳細を説明するための
図である。
図である。
【図7】従来のシート給送装置の動作を説明するための
図である。
図である。
【図8】従来のシート給送装置の動作を説明するための
図である。
図である。
【図9】従来のシート給送装置の動作を説明するための
図である。
図である。
【図10】シート積載枚数が少ない時の従来のシート給
送装置の断面図である。
送装置の断面図である。
【図11】シート積載枚数が多い時の従来のシート給送
装置の断面図である。
装置の断面図である。
【図12】従来のシート給送装置におけるシートの給送
圧の変動を説明するためのグラフである。
圧の変動を説明するためのグラフである。
1・・・シート給送装置、
3・・・爪、
4・・・サイド規制板、
5・・・支持部、
6・・・押さえ部材、
6a・・・ストッパ棒、
6b・・・押さえ棒、
7・・・バネ、
40・・・スキャナミラー、
41・・・感光体ドラム、
42・・・一次帯電器、
48・・・転写帯電器、
49・・・分離除電針、
50・・・画像形成装置、
51・・・現像器、
52・・・スキャナ光学系、
54・・・半導体レーザ光、
60・・・シート給送装置、
61・・・シート束、
61a・・・最上位シート、
70・・・プラテンガラス、
71・・・CCD、
71a・・・ミラー群、
71b・・・ミラー、
72・・・レンズ群、
76・・・Dカットローラ、
77・・・バネ、
78・・・爪、
78a・・・ピボット、
78b・・・ストッパ、
78c・・・凸部、
79・・・ピボット、
79a・・・サイド規制板、
80・・・シート積載板、
81a・・・熱定着ローラ、
81b・・・加圧ローラ、
82・・・排出ローラ対、
90・・・引抜きローラ対、
91・・・レジストローラ対、
92・・・搬送ベルト、
93・・・ローラ対、
94・・・排出トレイ。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2H072 BA02 BA13 BA17 BA20 CA01
CA02 CA06
3F343 FA02 FB02 FB03 GA02 GB01
GC01 GD02 HC04 HD09 HD18
JA03 LA04 LA16 MB04 MB09
MB13 MC04
Claims (9)
- 【請求項1】 シートを積載するシート積載板と、 前記シート積載板に積載された最上位置のシートに接触
して一枚ずつ分離給送する給送ローラと、 前記分離給送時に、前記シート積載板に積載された最上
位置のシートを前記給送ローラに圧接させる押圧手段と
を有するシート給送装置において、 前記分離給送時の、前記シート積載板に積載された最上
位置のシートの前記給送ローラによる押し込み量をシー
ト積載枚数に拘わらず略一定に保持する押し込み量保持
手段を有することを特徴とするシート給送装置。 - 【請求項2】 前記押し込み量保持手段は、前記シート
積載板に積載された最上位置のシートの上面を所定位置
で規制するものであることを特徴とする請求項1に記載
のシート給送装置。 - 【請求項3】 前記所定位置は、前記給送ローラの回転
中心軸と略平行、且つ前記給送ローラと前記最上位置の
シートとの接点を通過する直線の近傍にあることを特徴
とする請求項2に記載のシート給送装置。 - 【請求項4】 前記給送ローラが前記シートを分離給送
する際にシートをガイドする給送ガイドを有し、 前記押し込み量保持手段は、前記給送ガイドと一体的に
配置されていることを特徴とする請求項1から3のいず
れか1つに記載のシート給送装置。 - 【請求項5】 前記給送ローラを回転自在に保持する給
送ローラ保持手段を有し、 前記押し込み量保持手段は、前記給送ローラ保持手段と
一体的に配置されていることを特徴とする請求項1から
3のいずれか1つに記載のシート給送装置。 - 【請求項6】 前記給送ローラは、外周面に回転軸と略
平行な平面による切欠き面を有し、回転軸に垂直な断面
形状が略D字形状であることを特徴とする請求項1から
5のいずれか1つに記載のシート給送装置。 - 【請求項7】 前記給送ローラを回転駆動する駆動手段
と、 前記給送ローラによるシート給送動作を行わない時には
前記切欠き面を前記シート積載板に面する方向に向けて
停止するように前記駆動手段を制御する制御手段とを有
することを特徴とする請求項6に記載のシート給送装
置。 - 【請求項8】 請求項1から7のいずれか1つに記載の
シート給送装置と、 前記シート給送装置により給送されるシートに画像を形
成する画像形成部とを有することを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項9】 前記画像形成部は、電子写真方式による
ものであることを特徴とする請求項8に記載の画像形成
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001236847A JP2003048629A (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001236847A JP2003048629A (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003048629A true JP2003048629A (ja) | 2003-02-21 |
Family
ID=19068041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001236847A Pending JP2003048629A (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003048629A (ja) |
-
2001
- 2001-08-03 JP JP2001236847A patent/JP2003048629A/ja active Pending
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