JP2003048020A - 幅狭条巻取装置 - Google Patents

幅狭条巻取装置

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JP2003048020A
JP2003048020A JP2001235444A JP2001235444A JP2003048020A JP 2003048020 A JP2003048020 A JP 2003048020A JP 2001235444 A JP2001235444 A JP 2001235444A JP 2001235444 A JP2001235444 A JP 2001235444A JP 2003048020 A JP2003048020 A JP 2003048020A
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JP
Japan
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narrow
strip
narrow strip
cutter
narrow strips
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Application number
JP2001235444A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Takezawa
勉 竹澤
Hideki Kato
秀基 加藤
Yoshiaki Yano
喜明 矢野
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅狭条を高品質に、生産性良く、低コストで
巻取れる幅狭条巻取装置を提供する。 【解決手段】 アンコイラー1から供給される幅広条2
を複数の幅狭条4にスリットするカッター3および前記
複数の幅狭条4を巻取るリール5、5を主要部とする幅
狭条巻取装置において、前記カッター3とリール5、5
間に、幅狭条4の幅方向への移動を抑制するためのS
(Z)字ロール6が設けられている。 【効果】 幅狭条4の幅方向への移動を複数のフラット
ロール7〜9からなるS(Z)字ロール6により抑制す
るので、幅狭条端部を変形させずに高品質に巻取ること
ができる、1個のS(Z)字ロールで種々の幅狭条4に
対応できるので設備費および生産性の点で有利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジエーターやコ
ンデンサーの放熱フィンなどに用いられる幅狭条の製造
に適した幅狭条巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】幅狭条巻取装置は、図3に示すように、
アンコイラー1から供給される銅やアルミニウムなどの
幅広条2をカッター3により複数の幅狭条4にスリット
し、この複数の幅狭条4を、2個のリール5に交互に振
り分けて巻取る装置である。図3で、13は幅広条2を
案内するガイドロール、14は幅狭条4を案内するガイ
ドロール、15はアンコイラー1を保持する保持台、1
6はコイラー5を保持する保持スタンドである。
【0003】前記リール5は、図4に示すように、幅狭
条4を巻付ける複数のスプール10がスペーサー11を
挟んで等間隔に配されたものであり、図3に示した2個
のリール5、5間はスプール10の位置とスペーサー1
1の位置が交互に入れ代わっている。図4で12はスプ
ール10またはスペーサー11を支持するためのカーボ
ンラグである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
幅狭条巻取装置では、幅狭条4が幅方向に移動して整列
巻きができなくなるのを防ぐため、リール5手前に幅狭
条4を案内する溝ロール18が設けられていた。しか
し、幅狭条4を溝ロール18で案内する従来法では、幅
狭条4が溝ロール18の溝隔離壁(図示せず)に押付け
られて幅狭条4の端部が変形することがあり、また幅狭
条4の寸法に合わせて溝幅の異なる溝ロール18を複数
本用意しておく必要があり設備費の点で不利であった。
また溝ロール18の交換に手間を要し生産性が劣った。
本発明の目的は、幅狭条を高品質に、生産性良く、低
コストで巻取れる幅狭条巻取装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
アンコイラーから供給される幅広条を複数の幅狭条にス
リットするカッターおよび前記複数の幅狭条を巻取るリ
ールを主要部とする幅狭条巻取装置において、前記カッ
ターとリール間に、幅狭条の幅方向への移動を抑制する
ためのS(Z)字ロールが設けられていることを特徴と
する幅狭条巻取装置である。
【0006】請求項2記載の発明は、アンコイラーから
供給される幅広条を複数の幅狭条にスリットするカッタ
ーおよび前記複数の幅狭条を巻取るリールを主要部とす
る幅狭条巻取装置において、前記カッターの入口側およ
び前記カッターとリール間に、幅狭条の幅方向への移動
を抑制するためのS(Z)字ロールが設けられているこ
とを特徴とする幅狭条巻取装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明の幅狭条巻取
装置は、図1に示すように、アンコイラー1から供給さ
れる幅広条2を複数の幅狭条4にスリットするカッター
3、複数の幅狭条4を交互に振り分けて巻取る2本のリ
ール5からなり、前記カッター3とリール5間にS
(Z)字ロール6が設けられたものである。
【0008】S(Z)字ロール6は、3個のフラットロ
ール7〜9からなり、この3個のフラットロール7〜9
に前記幅狭条4を抱き角αが大きくなるように蛇行させ
て掛け回すことで、幅狭条4の幅方向への移動が抑制さ
れ、幅狭条4はリール5に整列巻きされる。
【0009】フラットロール7〜9は周面がフラットな
ため幅狭条4の端部が変形するようなことがない。また
幅狭条4の幅が変わっても同じS(Z)字ロール6が使
えるので設備費が安く、またS(Z)字ロール6を交換
する必要がないので生産性に優れる。
【0010】請求項2記載の発明は、図2に示すよう
に、カッター3の入口側にもS(Z)字ロール17が設
けられたもので、幅広条の幅方向への移動が抑制される
ため、幅狭条4の幅方向への移動がより確実に抑制され
る。またS(Z)字ロール17により幅広条2に掛かる
張力が幅方向に均一になるためカッター3によるスリッ
トが安定してなされ薄肉ものでも変形や破断を生じずに
スリットできる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明を実施例により詳細に説明す
る。 (実施例1)図1に示した、カッター3とリール5、5
間にS(Z)字ロール6を設けた幅狭条巻取装置を用い
て、厚さ0.11〜0.12mmの幅広条2をカッター
3により複数の幅狭条4にスリットし、この複数の幅狭
条4を2個のリール5、5に交互に振り分けて巻取った
(図4参照)。
【0012】(実施例2)図2に示した、S(Z)字ロ
ール17をカッター3の入口側にも設けた幅狭条巻取装
置を用いて、厚さ0.07〜0.08mmの幅広条2を
カッター3により複数の幅狭条4にスリットし、この複
数の幅狭条4を2個のリール5、5に交互に振り分けて
巻取った(図4参照)。
【0013】(比較例1)図3に示した、従来の幅狭条
巻取装置を用いた他は、実施例1と同じ幅狭条4をリー
ル5、5に巻取った。
【0014】(比較例2)図3に示した、従来の幅狭条
巻取装置を用いた他は、実施例2と同じ幅狭条4をリー
ル5、5に巻取った。
【0015】実施例1、2、比較例1および比較例2で
巻取った各々の幅狭条について、幅狭条の品質(端部の
変形)および巻き姿を調べた。品質は、端部に変形が認
められないものを極めて良好(◎)、端部に変形が若干
認められるが実用可能なものを良好(○)、端部に変形
が認められ実用不可のものを不良(×)と判定した。巻
き姿は、乱れが認められないものを極めて良好(◎)、
乱れが若干認められるが実用可能なものを良好(○)、
乱れがあり実用不可のものを不良(×)と判定した。結
果を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】表1から明らかなように、本発明例の実施
例1(No.1、2)はいずれも品質、巻き姿が良好で
あった。特にカッター前にもS(Z)字ロールを設けて
巻取った実施例2(No.3、4)は品質、巻き姿とも
極めて良好であった。No.3、4は薄物であったが、
スリット時に破断が生じるようなことがなかった。これ
はカッター3入口側に設けたS(Z)字ロール17によ
り、広幅条に掛かる張力が幅方向に均一化されたためで
ある。これに対し、比較例1のNo.5、比較例2のN
o.6は品質および巻き姿がともに不良であった。特に
薄物のNo.6はスリット時に破断が生じた。これは広
幅条に掛かる張力が幅方向に不均一だったためである。
【0018】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の幅狭条巻
取装置は、幅狭条の幅方向への移動を複数のフラットロ
ールからなるS(Z)字ロールにより抑制するので、幅
狭条端部を変形させずに高品質に巻取ることができる。
また1個のS(Z)字ロールで種々の幅狭条に対応でき
るので設備費および生産性の点で有利である。前記S
(Z)字ロールをカッターの入口側にも設けることによ
り、幅広条の幅方向への移動が抑制され、これに伴って
幅狭条の幅方向への移動がより良好に抑制される。また
幅広条に掛かる張力が幅方向に均一化してスリットが安
定してなされ薄物でも破断を生じたりせずに良好にスリ
ットできる。依って、工業上顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の幅狭条巻取装置の第1の実施形態を示
す側面説明図である。
【図2】本発明の幅狭条巻取装置の第2の実施形態を示
す側面説明図である。
【図3】従来の幅狭条巻取装置の側面11図である。
【図4】幅狭条巻取装置に使用されるリールの縦断面部
分説明図である。
【符号の説明】
1 アンコイラー 2 幅広条 3 カッター 4 幅狭条 5 リール 6 カッターとリール間に設けられたS(Z)字ロール 7〜9 S(Z)字ロールを構成するフラットロール 10 スプール 11 スペーサー 12 カーボンラグ 13 幅広条のガイドロール 14 幅狭条のガイドロール 15 アンコイラーの保持具 16 コイラーの保持スタンド 17 カッターの入口側に設けられたS(Z)字ロール 18 幅狭条を案内する溝ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F104 AA05 CA05 CA07 CA11 CA31 4E026 BB01 EA03 GA07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンコイラーから供給される幅広条を複
    数の幅狭条にスリットするカッターおよび前記複数の幅
    狭条を巻取るリールを主要部とする幅狭条巻取装置にお
    いて、前記カッターとリール間に、幅狭条の幅方向への
    移動を抑制するためのS字ロールが設けられていること
    を特徴とする幅狭条巻取装置。
  2. 【請求項2】 アンコイラーから供給される幅広条を複
    数の幅狭条にスリットするカッターおよび前記複数の幅
    狭条を巻取るリールを主要部とする幅狭条巻取装置にお
    いて、前記カッターの入口側に幅広条の幅方向への移動
    を抑制するためのS字ロールが設けられ、また前記カッ
    ターとリール間に幅狭条の幅方向への移動を抑制するた
    めのS(Z)字ロールが設けられていることを特徴とす
    る幅狭条巻取装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102000983A (zh) * 2009-09-02 2011-04-06 世运铁钢株式会社 钢板卷绕装置
KR101030346B1 (ko) 2009-09-02 2011-04-20 동명기계 주식회사 용접와이어용 강판의 연속 권취장치
CN103157612A (zh) * 2013-03-20 2013-06-19 济南大学 一种光纤插头清洗机
JP2016043995A (ja) * 2014-08-19 2016-04-04 株式会社Screenホールディングス 媒体搬送装置及びそれを備えた印刷装置
JP2019131404A (ja) * 2019-04-08 2019-08-08 株式会社Screenホールディングス 媒体搬送装置及びそれを備えた印刷装置
CN113638114A (zh) * 2021-08-09 2021-11-12 江苏佩捷纺织智能科技有限公司 一种用于宽幅织机的单幅改多幅调节装置

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