JP2003046967A - 遠隔した複数のカラオケ宴会場をテレビ会議システムで結んで宴会の進行を併合するカラオケ装置の使用方法 - Google Patents

遠隔した複数のカラオケ宴会場をテレビ会議システムで結んで宴会の進行を併合するカラオケ装置の使用方法

Info

Publication number
JP2003046967A
JP2003046967A JP2001231949A JP2001231949A JP2003046967A JP 2003046967 A JP2003046967 A JP 2003046967A JP 2001231949 A JP2001231949 A JP 2001231949A JP 2001231949 A JP2001231949 A JP 2001231949A JP 2003046967 A JP2003046967 A JP 2003046967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
karaoke
banquet
video
halls
performance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001231949A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4443801B2 (ja
Inventor
Hidekazu Yoshikawa
秀和 吉川
Fumiyuki Takatama
文之 高玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichikosho Co Ltd
Original Assignee
Daiichikosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichikosho Co Ltd filed Critical Daiichikosho Co Ltd
Priority to JP2001231949A priority Critical patent/JP4443801B2/ja
Publication of JP2003046967A publication Critical patent/JP2003046967A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4443801B2 publication Critical patent/JP4443801B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔した複数のカラオケ宴会場をテレビ会議
システムで結んだ際に、複数の宴会場における宴会の進
行が一致するように併合するカラオケ装置の使用方法を
提供する。 【解決手段】 遠隔した複数のカラオケ宴会場をテレビ
会議システムで結び、各宴会場の様子を互いに伝え合
い、各宴会場に設置されているカラオケ装置の演奏予約
入力情報を相互に伝えあって各カラオケ装置の演奏予約
待ち行列を共通化するとともに、各カラオケ装置を統一
した同期情報の支配下におくことで前記待ち行列に従っ
たカラオケ楽曲の演奏時系列制御を各カラオケ装置にお
いて同期させる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明はカラオケ装置の使
用方法に関し、具体的には、遠隔した複数のカラオケ宴
会場をテレビ会議システムで結んで宴会の進行を併合す
るカラオケ装置に使用方法に関する。 【0002】 【従来の技術】特許第2652474号には、遠隔した
複数のカラオケ宴会場をテレビ会議システムで結んで各
宴会場の様子を互いに伝えあうシステムを備えたカラオ
ケ店舗(カラオケボックス)が開示されている。このカ
ラオケ店舗は、客宴会場に装備のビデオカメラとマイク
ロホンで客宴会場内の様子を撮影・採音した映像音声信
号を宴会場間をつなぐ回線に出力する映像音声送信系統
と、この回線を通じて他の宴会場から送られてくる映像
音声信号を取得して宴会場に装備のディスプレイとスピ
ーカーで再生出力する映像音声受信系統を設ける。また
各宴会場の操作盤には、自室の映像音声送信系統の有効
/無効を切り替えるための送信スイッチと、自室の映像
音声受信系統でどの宴会場からの信号を再生するのかを
選択するための受信スイッチとを設けている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述した特許第265
2474号のシステムは、テレビ会議を行う双方の宴会
場にて送信スイッチを有効にするとともに、受信スイッ
チにて互いの宴会場を選択し合うことで双方が会議の相
手として宴会場の様子を視聴できる。しかしながら、テ
レビ会議状態にある双方のカラオケ宴会場利用者は、当
然、カラオケを楽しむのであるから、カラオケ装置を使
用してカラオケ楽曲を演奏させてそれを歌唱する。すな
わち、双方の宴会場で任意のカラオケ楽曲が任意のタイ
ミングで演奏されることになり、自室にてある楽曲を演
奏しているときに、相手の宴会場から映像音声が伝わっ
てくれば、この映像音声は却って邪魔になるだけであ
る。 【0004】そこで本発明は、遠隔した複数のカラオケ
宴会場をテレビ会議システムで結んだ際に、複数の宴会
場における宴会の進行が一致するように併合するカラオ
ケ装置の使用方法を提供することを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、遠隔した複数のカラオケ宴会場をテレビ
会議システムで結び、各宴会場の様子を互いに伝え合
い、各宴会場に設置されているカラオケ装置の演奏予約
入力情報を相互に伝えあって各カラオケ装置の演奏予約
待ち行列を共通化するとともに、各カラオケ装置を統一
した同期情報の支配下におくことで前記待ち行列に従っ
たカラオケ楽曲の演奏時系列制御を各カラオケ装置にお
いて同期させるカラオケ装置の使用方法としている。 【0006】 【発明の実施の形態】===ネットワーク構成=== 図1は本発明の実施例による方法によって使用されるカ
ラオケ装置を含むネットワーク構成図を示している。こ
の例では、各地に散在するカラオケ店舗内に敷設された
LAN1がインターネットを介して相互に接続されてい
る構成が示されている。図2は各カラオケ店舗に敷設さ
れたLAN1のネットワーク構成図を示している。カラ
オケ店舗は複数のカラオケ宴会場2を備え、各カラオケ
宴会場2にはカラオケ装置3が設置されている。LAN
1にはカラオケ装置3や店舗サーバー4などの情報処理
装置が接続されており、これら情報処理装置がルータ5
を介してインターネットに接続し、外部のコンピュータ
とデータ通信を行う。なお、本実施例において、ルータ
5は映像データなど大容量のデータ転送に対応して、ブ
ロードバンド(広帯域)専用線によってインターネット
に接続している。もちろん、インターネットに限らず各
LAN1を専用線で結合した広域ネットワーク(WA
N)を構成してもよい。 【0007】また、同じカラオケ宴会場2にあるカラオ
ケコンピュータ10と演奏端末部30とはRS232C
規格のインタフェース(IF)6を介して結合されてお
り、カラオケコンピュータ10と演奏端末部30が、こ
のIF6を介してカラオケ楽曲の演奏を行う際の同期信
号などをやりとりしている。 【0008】本実施例のカラオケ装置3は、カラオケ伴
奏音楽を音響出力するための演奏端末部30と、各種利
用者入力を受け付けるためのカラオケコンピュータ10
とから構成されている。なお、店舗サーバー4は、会計
(各客室の利用料金・客が注文した飲食代などの集計・
出力など)に係わる処理や、各カラオケ装置31の演奏
状況や各客室の利用状況(入出時間・帯出予定時間な
ど)の管理を行うためのパーソナルコンピュータ(P
C)である。 【0009】本実施例は、上述したネットワーク構成に
本発明のカラオケ装置の使用法を適用した形態であり、
カラオケコンピュータ10をテレビ会議用端末とし、複
数台のカラオケコンピュータ10でテレビ会議システム
を構築する。そして、遠隔する複数のカラオケ宴会場2
をこのテレビ会議システムで結び、各カラオケ宴会場2
におけるカラオケ装置3の利用者が任意にカラオケ楽曲
をリクエストしても、各宴会場のそれぞれのカラオケ装
置3が演奏処理を統一した待ち行列で管理するととも
に、その待ち行列に従って同じカラオケ楽曲を各宴会場
で同期的に演奏する。 【0010】===カラオケ装置の構成と動作=== 上述したように、カラオケ装置3はカラオケコンピュー
タ10と演奏端末部30とから構成されており、カラオ
ケコンピュータ10はテレビ会議システムの端末として
動作する。本実施例のカラオケコンピュータ10のハー
ドウエアは一般のPCと同様の構成である。演奏端末部
30は周知の通信カラオケシステムの演奏端末と同様
に、シンセサイザを内蔵し、カラオケ伴奏音楽の生成起
源となるMIDIデータを処理してカラオケ楽曲を演奏
するタイプのカラオケ装置と同様のハードウエア構成と
なっている。 【0011】図3は本実施例のカラオケコンピュータ1
0の機能ブロック図を示している。図4は演奏端末部3
0の機能ブロック図を示している。カラオケコンピュー
タ10は、PC本体11・ディスプレイ(PCモニタ)
12・キーボード13・マウス14によって構成されて
いる。PC本体11は、CPU・RAM・ROMを含ん
で構成されるコンピュータ本体15・ハードディスク装
置16・入出力装置用の各種インタフェース(IF)1
7〜19・ネットワークインタフェース(LAN−I
F)20・シリアルインタフェース(RS232C−I
F)6などの基本要素に加え、テレビ会議の映像信号や
音声信号を処理するためのAVデータ処理部21が拡張
カードの形態でPC本体11に実装されている。 【0012】本実施例のAVデータ処理部21は、ビデ
オカメラ50からの映像信号(送信会議映像)と演奏端
末部30に付随するマイクロホン36からの音声信号
(送信会議音声)とを入力してMPEG2形式のAV
(音声・映像)データに変換するMPEG2エンコーダ
と、ネットワークを介して伝送されてきたMPEG2形
式のAVデータを復号してアナログの音声信号(受信会
議音声)と映像信号(受信会議映像)とを出力するため
のMPEG2デコーダとを含んでいる。 【0013】そして、カラオケコンピュータ10には、
本発明の方法によってカラオケ装置3を使用するための
専用のソフトウエア(カラオケ連動TV会議プログラ
ム)がインストールされており、カラオケコンピュータ
はこのプログラムにより、AVデータ処理部21にて変
換されたAVデータをLAN1を介してインターネット
に送出してテレビ会議の相手となるカラオケコンピュー
タ10に送達するステップと、相手のカラオケコンピュ
ータ10から送付されたAVデータをAVデータ処理部
21にてリアルタイムで複合するステップと、テレビ会
議によって結ばれた双方のカラオケ宴会場2にてリクエ
ストされたカラオケ楽曲についての演奏処理の待ち行列
を一括して取り扱うステップとを実行し、遠隔した複数
のカラオケ宴会場をテレビ会議システムで結んで宴会の
進行を併合する「カラオケ連動TV会議機能」を実現し
ている。 【0014】なお、カラオケコンピュータ10は前述の
カラオケ連動TV会議機能(以下、TV会議機能)の他
に、「電子目次本」機能も備えている。カラオケコンピ
ュータ10は、PC本体11に内蔵するハードディスク
装置16に多数のカラオケ楽曲についての曲名・アーテ
ィスト名などを楽曲ID(楽曲番号)に対応付けしたデ
ータを蓄積・管理するとともに、対話形式のユーザイン
タフェースによって索引から曲名やアーティスト名など
を順次指定して最終的にリクエスト曲の楽曲番号を検索
してその番号を演奏端末部30に転送するためのソフト
ウエアを実装している。もちろん、カラオケコンピュー
タ10は、このソフトウエアにより利用者が直接注力し
た楽曲番号も同様にして演奏端末部30に転送する。な
お、検索された楽曲番号はLAN3を介して同じ客室の
演奏端末部30に転送される。 【0015】演奏端末部30のハードディスク装置32
は、多数曲分のカラオケ楽曲について、MIDI形式に
よって記述されたカラオケ伴奏音楽の起源となる音楽生
成データと、その楽曲演奏に同期してディスプレイ(カ
ラオケモニタ)39に表示される歌詞画像の生成起源と
なる歌詞描出データとを格納している。 【0016】この演奏端末部30を統括制御する中央制
御部32は、カラオケコンピュータ10から楽曲番号が
転送されると、その番号を転送順に内部のRAMに格納
し、楽曲番号を演奏処理の待ち行列として管理する。そ
して、待ち行列中の楽曲番号を順番にピックアップし、
ハードディスク装置32より該当の音楽生成データと歌
詞描出データとを取り出して処理する。 【0017】音楽生成データはシンセサイザ33に順次
転送され、ここで生成された伴奏音楽の音声信号とマイ
クロホン36から入力された音声信号は、ミキシングア
ンプ34に入力され、その混合音声信号がスピーカ35
より音響出力される。 【0018】また、中央制御部32は、歌詞描出データ
を処理して演奏に同期した歌詞文字列を含んだ歌詞画像
を生成するとともに、歌詞文字列中の各文字を指定のタ
イミングで色変えていくような歌詞画像を逐次生成して
いく。生成された歌詞画像はビデオRAM37に順次ビ
ットマップ展開される。映像制御部38は、カラオケコ
ンピュータ10にて復号された受信会議映像やビデオカ
メラ50からの送信会議映像を入力するとともに、この
会議映像にビデオRAM37にビットマップ展開されて
いる歌詞画像をスーパーインポーズしてカラオケモニタ
39に映像出力する。 【0019】なお、マイクロホン36からの音声信号は
ミキシングアンプ34を経てカラオケコンピュータ10
のAVデータ処理部21に送信会議音声として入力さ
れ、受信会議音声は、ミキシングアンプ34にて伴奏音
楽やマイクロホン36からの音声信号と混合されてスピ
ーカ35に音響出力される構成となっている。 【0020】ここで、カラオケ店舗の異なる2つのカラ
オケ宴会場2をテレビ会議システムで結びながら、それ
ぞれの宴会場2に設置されているカラオケ装置3を使用
して宴会を同時進行していく場合を挙げて、本発明のカ
ラオケ装置の使用方法について説明することとする。 【0021】===テレビ会議の開催=== 各カラオケ店舗のLAN1に接続されているルータ5に
はグローバルIPアドレスが割り当てられている。そし
て、ルータが周知のIPマスカレード機能により、自身
が所属するLAN1に接続されている各情報処理装置に
ローカルIPアドレスを割り当てるとともに、どの情報
処理装置がどの外部のコンピュータにどのアプリケーシ
ョンによって通信しているのかを常に監視している。す
なわち、LAN1上のどのカラオケコンピュータ10が
カラオケ連動TV会議プログラムによってテレビ会議を
行っているのかを把握するとともに、そのカラオケコン
ピュータ10が、どのカラオケ店舗のどのカラオケコン
ピュータとデータ通信をしているのかを監視する。それ
によって、AVデータなどカラオケ連動TV会議プログ
ラムの処理対象となる各種データが確実に通信相手と送
受信される。 【0022】互いに遠隔している利用者が、それぞれが
利用するカラオケ店舗の支店やカラオケ宴会場2の部屋
番号などを連絡し合っておく。そして、各カラオケ宴会
場2にそれぞれの利用者が入室し、各カラオケ宴会場2
に設置されているカラオケコンピュータ10を使用して
テレビ会議を進行させながら双方の宴会を併合する。 【0023】図5(A)〜(D)はTV会議機能によっ
て実現される遠隔地間で宴会が同時進行する状況をPC
モニタ12に表示される画面の遷移図によって示してい
る。利用者がカラオケ宴会場2に入室したとき、PCモ
ニタ12には電子目次本機能やTV会議機能など、カラ
オケコンピュータ10が実装する各種機能についての説
明や操作方法などの案内と各機能を起動するための指示
ボタンなどを含んだ画面が表示されている(A)。ここ
では、2つのカラオケ宴会場のどちらか一方のカラオケ
コンピュータ10にて、TV会議機能がマウス操作など
によって指示されたものとする。 【0024】TV会議機能が起動すると、カラオケコン
ピュータ10はテレビ会議の相手を指定するための案内
画面を表示する(B)。この画面では電子目次本昨日と
同様に、相手のカラオケ店舗の支店を都道府県名・市町
村・支店名など、階層を追って検索しながら特定してい
く。そして、カラオケ店舗が特定されたならば、その店
舗が備えている客室を指定する。カラオケコンピュータ
10は、この指定入力に応動してテレビ会議の相手に該
当するカラオケコンピュータ10に宛ててテレビ会議の
開催通知を送達する。会議相手のカラオケコンピュータ
10は、この通知を受け取ると、PCモニタ12の画面
上に会議が開催された旨の子画面を表示する(C)。開
催通知を受け取ったカラオケコンピュータ10にて、通
知を受領した旨の確認指示を行うと、双方のカラオケコ
ンピュータ10はAVデータ処理部21にて符号化され
たAVデータを相互に交換し合い、受け取ったAVデー
タを復号して2つのカラオケ宴会場がテレビ会議システ
ムで結ばれる。すなわち、カラオケモニタ39に相手の
カラオケコンピュータ10に入力された受信会議映像が
表示出力され、スピーカ35からは、相手のカラオケコ
ンピュータ10に入力された受信会議音声が音響出力さ
れる。また、カラオケコンピュータ10は、PCモニタ
12に電子目次本機能の起動時と同様のユーザインタフ
ェースによってカラオケ楽曲をリクエストするための操
作画面を表示し、会議中におけるリクエスト曲の指定入
力を受け付ける(D)。なお、図6に演奏端末部30が
カラオケ楽曲を演奏しているときにカラオケモニタ39
に表示される会議映像の概略を示した。1つの画面を縦
割りにして送信会議映像と受信会議映像とを同時表示
し、その会議映像を背景として歌詞画像がスーパーイン
ポーズ表示されている。 【0025】===宴会の併合=== テレビ会議が開催されるまでの手順は上述した。つぎに
本発明の本質である、宴会を併合するためのカラオケ装
置の使用方法について説明する。テレビ会議をする双方
のカラオケ宴会場2の利用者がそれぞれのカラオケコン
ピュータ10にてリクエスト曲を指定すると、その指定
時間と指定楽曲の楽曲番号とを相互に伝え合う。そして
相手から受け取った楽曲番号・指定時間と、自身に入力
された楽曲番号・指定時間とに従って、指定順に楽曲番
号を並び替え、その並び替えた順番に従って楽曲番号を
演奏端末部30に転送していく。それによって、双方の
演奏端末部30で演奏処理の待ち行列が統一される。さ
らに、演奏端末部30が待ち行列に従ってリクエスト曲
の演奏を行う際、カラオケデータを読み込んで演奏準備
が整うまでの時間が双方の演奏処理部30で異なる場合
がある。そのため、本実施例では、双方の演奏処理部3
0で演奏準備が整ったことを確認した上でカラオケ楽曲
を演奏する。具体的には、演奏処理部30が演奏準備が
整った旨をRS232C−IF6を介して同じ宴会場に
あるカラオケコンピュータ10に通知し、その通知をテ
レビ会議を行うカラオケコンピュータ10同士で伝え合
う。そして、双方の演奏端末部30にて演奏準備が整っ
たことを確認すると、開催通知を出した側のカラオケコ
ンピュータ10が、RS232Cインタフェース6を介
して同じカラオケ宴会場の演奏端末部30に演奏開始の
指示を出すとともに、会議相手のカラオケコンピュータ
10にもその指示を送付する。そして、この演奏開始の
指示を受け取った側のカラオケコンピュータ10は直ち
にその指示を自身に対応の演奏端末部30に転送する。
それによって、双方で同じカラオケ楽曲が同期的に演奏
される。もちろん、双方のカラオケコンピュータ10間
で時計を合わせ、演奏開始時間をあらかじめ決めても同
様にカラオケ楽曲の同期演奏が実現できる。 【0026】また、カラオケ楽曲の演奏中にある宴会場
にてその演奏を中止する旨など適宜な演奏操作情報が入
力されれば、カラオケコンピュータ10がその操作情報
を会議相手のカラオケコンピュータ10に伝えること
で、会議相手の宴会場にある演奏端末部30にその操作
情報が転送される。それによって、双方の宴会場で演奏
開始のタイミング制御に加え、カラオケ楽曲の演奏操作
も同期制御できる。なお、カラオケコンピュータ10
は、カラオケ楽曲の演奏の合間や所定の利用者入力を受
け付けたときなど、適時に待ち行列にある楽曲をPCモ
ニタ12一覧表示する。この一覧表示の際には、どの楽
曲がどちらの宴会場で演奏予約されたのかを色分けなど
するなどしてわかるように表示する。もちろん、この一
覧はカラオケモニタ39に表示出力することも可能であ
る。 【0027】したがって、演奏に係わるデータは双方の
演奏端末が同期を取った上で独自に処理し、テレビ会議
に係わる映像・音声信号はネットワークを介して伝達さ
れてきたものを復号して出力することになる。 【0028】===その他の実施例・変更例・補足==
= 上記実施例では、異なるカラオケ店舗にあるカラオケ宴
会場をテレビ会議システムで結んでいた。もちろん、同
じカラオケ店舗内にあるカラオケ宴会場間でテレビ会議
が行う場合もある。また、当然のことではあるが、テレ
ビ会議は3つ以上のカラオケ宴会場を結んで行ってもよ
い。 【0029】各カラオケコンピュータにIPアドレスが
付与されているネットワーク構成とすれば、IPアドレ
スを指定するだけで直接会議相手のカラオケコンピュー
タを特定することができる。 【0030】上記実施例では、カラオケコンピュータ間
で直接データ通信を行っていた。この構成にかぎらず、
インターネット上に周知の映像/音声チャットと同様の
仕組みでテレビ会議を仲介するサーバーコンピュータを
設置する構成を採用してもよい。 【0031】上記実施例ではビデオカメラが宴会場に固
定的に設置されているものとしていた。この実施例に限
らず、各宴会場に複数のビデオカメラを設置し、演奏予
約入力情報や演奏操作入力情報と同様に会議相手の宴会
場にある任意のビデオカメラを指定する旨の情報を伝
え、相手の宴会場にある任意のビデオカメラの撮影映像
を表示させてもよい。もちろん、ビデオカメラに電動ズ
ームレンズが装着されていれば、そのズーム倍率を制御
することも可能である。また、上下左右に回動可能な電
動式の雲台にビデオカメラを設置し、この雲台の制御情
報を伝え合えば、相手の宴会場の撮影映像を所望のアン
グルの撮影映像を表示することができる。なお、このビ
デオカメラの制御は、カラオケ楽曲の演奏制御や演奏処
理の待ち行列などに基づいて行われることとしてもよ
い。例えば、ある楽曲の演奏時にはその楽曲をリクエス
トした側から会議相手のカラオケコンピュータにその制
御権を移譲するなど適宜に制御できる。 【0032】利用者の事前の打ち合わせによって複数の
カラオケ宴会場をテレビ会議システムで結ぶ実施形態と
せず、あるカラオケ宴会場の利用者が任意のカラオケ宴
会場に宛ててテレビ会議の開催を申し出て、その申し出
を受けた宴会場の利用者がその場で了承して双方のカラ
オケ宴会場をテレビ会議システムで結ぶ実施形態として
もよい。この実施形態は、本願出願人らが特開平11−
184485号公報に開示した客室間コミュニケーショ
ンシステムをインターネットなどの広域ネットワークに
適用すれば容易に実現できる。 【0033】 【発明の効果】本発明によれば、遠隔した複数のカラオ
ケ宴会場をテレビ会議システムで結んだ際に、複数の宴
会場における宴会の進行を一致させることができる。そ
のため、テレビ会議の相手同士でカラオケの歌唱がぶつ
かったりすることがない。また、カラオケ楽曲自体はカ
ラオケ宴会場にあるカラオケ装置で演奏されるため、T
V会議を通して送られてくる音声に比べて高音質であ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例におけるカラオケ装置の使用方
法が適用されるネットワーク構成図である。 【図2】上記ネットワークを構成するカラオケ店舗のL
ANの概略構成図である 【図3】上記LANを構成するカラオケコンピュータの
機能ブロック図を示している。 【図4】上記LANを構成する演奏端末部の機能ブロッ
ク図を示してる。 【図5】上記実施例において、テレビ会議システムで結
ばれた遠隔地のカラオケ宴会場で宴会が同時進行する状
況をカラオケコンピュータのPCモニタ12に表示され
る画面の遷移図(A)〜(D)によって示している。 【図6】上記演奏端末部がカラオケ楽曲を演奏している
ときにカラオケモニタに表示される会議映像の概略図を
示している。 【符号の説明】 1 LAN 2 カラオケ宴会場 3 カラオケ装置 10 カラオケコンピュータ 30 演奏端末部
フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 AA02 AB04 AC06 AC12 AD02 AD08 AD14 5D108 BC07

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 遠隔した複数のカラオケ宴会場をテレビ
    会議システムで結び、各宴会場の様子を互いに伝え合
    い、各宴会場に設置されているカラオケ装置の演奏予約
    入力情報を相互に伝えあって各カラオケ装置の演奏予約
    待ち行列を共通化するとともに、各カラオケ装置を統一
    した同期情報の支配下におくことで前記待ち行列に従っ
    たカラオケ楽曲の演奏時系列制御を各カラオケ装置にお
    いて同期させることを特徴とするカラオケ装置の使用方
    法。
JP2001231949A 2001-07-31 2001-07-31 遠隔した複数のカラオケ宴会場をテレビ会議システムで結んで宴会の進行を併合するカラオケ装置の使用方法 Expired - Fee Related JP4443801B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001231949A JP4443801B2 (ja) 2001-07-31 2001-07-31 遠隔した複数のカラオケ宴会場をテレビ会議システムで結んで宴会の進行を併合するカラオケ装置の使用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001231949A JP4443801B2 (ja) 2001-07-31 2001-07-31 遠隔した複数のカラオケ宴会場をテレビ会議システムで結んで宴会の進行を併合するカラオケ装置の使用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003046967A true JP2003046967A (ja) 2003-02-14
JP4443801B2 JP4443801B2 (ja) 2010-03-31

Family

ID=19063933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001231949A Expired - Fee Related JP4443801B2 (ja) 2001-07-31 2001-07-31 遠隔した複数のカラオケ宴会場をテレビ会議システムで結んで宴会の進行を併合するカラオケ装置の使用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4443801B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010197499A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Taito Corp カラオケサービスシステム、配信サーバ、端末装置
JP2013231951A (ja) * 2012-04-06 2013-11-14 Yamaha Corp 音響データ処理装置および音響データ通信システム
WO2014147875A1 (ja) * 2013-03-22 2014-09-25 ヤマハ株式会社 音響データ処理装置および音響データ通信システム
JP2015184662A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 ブラザー工業株式会社 カラオケシステム及びカラオケ装置
KR20200111448A (ko) * 2019-03-19 2020-09-29 티제이미디어 주식회사 다수의 노래 반주기로 합주 연주하는 노래 반주기의 운용 방법
JP2021170109A (ja) * 2020-04-13 2021-10-28 ソン ソン、ヘ ブロックチェーンとスマート端末を用いたオンラインカラオケシステム及びそれを用いたオンラインで歌う方法。
JP2022155751A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 ブラザー工業株式会社 カラオケ仲介システム、仲介サーバ、再生端末及び再生端末用プログラム
JP2022155752A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 ブラザー工業株式会社 カラオケ仲介システム及び仲介サーバ

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010197499A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Taito Corp カラオケサービスシステム、配信サーバ、端末装置
JP2013231951A (ja) * 2012-04-06 2013-11-14 Yamaha Corp 音響データ処理装置および音響データ通信システム
CN105190744A (zh) * 2012-04-06 2015-12-23 雅马哈株式会社 音频数据处理装置以及音频数据通信系统
WO2014147875A1 (ja) * 2013-03-22 2014-09-25 ヤマハ株式会社 音響データ処理装置および音響データ通信システム
JP2015184662A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 ブラザー工業株式会社 カラオケシステム及びカラオケ装置
KR20200111448A (ko) * 2019-03-19 2020-09-29 티제이미디어 주식회사 다수의 노래 반주기로 합주 연주하는 노래 반주기의 운용 방법
KR102184861B1 (ko) * 2019-03-19 2020-12-01 티제이미디어 주식회사 다수의 노래 반주기로 합주 연주하는 노래 반주기의 운용 방법
JP2021170109A (ja) * 2020-04-13 2021-10-28 ソン ソン、ヘ ブロックチェーンとスマート端末を用いたオンラインカラオケシステム及びそれを用いたオンラインで歌う方法。
JP2022155751A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 ブラザー工業株式会社 カラオケ仲介システム、仲介サーバ、再生端末及び再生端末用プログラム
JP2022155752A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 ブラザー工業株式会社 カラオケ仲介システム及び仲介サーバ
JP7380626B2 (ja) 2021-03-31 2023-11-15 ブラザー工業株式会社 カラオケ仲介システム、仲介サーバ、再生端末及び再生端末用プログラム
JP7388388B2 (ja) 2021-03-31 2023-11-29 ブラザー工業株式会社 カラオケ仲介システム及び仲介サーバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4443801B2 (ja) 2010-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6514083B1 (en) Method and apparatus for providing interactive karaoke entertainment
Loveridge Networked music performance in virtual reality: current perspectives
US20070287141A1 (en) Internet based client server to provide multi-user interactive online Karaoke singing
US20020091658A1 (en) Multimedia electronic education system and method
JP2004053736A (ja) 通信カラオケシステムの使用方法
JP2003076380A (ja) 各地に散在するカラオケ装置において利用者の自作映像をカラオケ背景映像として表示する方法
WO2007079469A2 (en) System and method for group to group entertainment
US6971882B1 (en) Method and apparatus for providing interactive karaoke entertainment
JP2006041886A (ja) 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP4443801B2 (ja) 遠隔した複数のカラオケ宴会場をテレビ会議システムで結んで宴会の進行を併合するカラオケ装置の使用方法
JP3970700B2 (ja) カラオケライブ配信サービス方法
JP2001503221A (ja) ビデオ会議装置
JP2008131379A (ja) 配信システム、および端末装置
TWI287786B (en) A voice- and image-mixing system and method for remote karaoke sets
Konstantas et al. The distributed musical rehearsal environment
CN107613376A (zh) 一种直播方法及装置
CN1205569C (zh) 交互式数据发送系统
KR20030008345A (ko) 인터넷 종합 엔터테인먼트 시스템 및 그 실행 방법
KR101650071B1 (ko) 온라인 음원 제작 시스템 및 방법
CN112584180B (zh) 基于点唱终端设备的直播方法、装置和点唱终端设备
JP2002006871A (ja) インターネット・カラオケ・システム
JPH11184485A (ja) 客室間コミュニケーション機能に特徴を有するカラオケlanシステム
JP6502728B2 (ja) カラオケシステム及びプログラム
JP2009080371A (ja) インターネットを利用したカラオケシステム
JPH09198066A (ja) 再生装置及び通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040924

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060328

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060328

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080916

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4443801

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees