JP2003046618A - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

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JP2003046618A
JP2003046618A JP2001230783A JP2001230783A JP2003046618A JP 2003046618 A JP2003046618 A JP 2003046618A JP 2001230783 A JP2001230783 A JP 2001230783A JP 2001230783 A JP2001230783 A JP 2001230783A JP 2003046618 A JP2003046618 A JP 2003046618A
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Naoki Tsukuda
直樹 佃
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部のカーソルを上下左右方向に移動する
カーソル移動キーにより表示部の大きさが制限され、ま
た、他のキーが押しにくくなってしまう。筐体側面に設
けたカーソル移動用スイッチでは、カーソルを左右方向
に動かせない。 【解決手段】 スライドスイッチ15及び16は、中央
待機位置にある第1の状態、上方向へ所定距離スライド
された第2の状態、下方向へ所定距離スライドされた第
3の状態、中央待機位置で押下された第4の状態のいず
れかとされるスイッチである。第1乃至第3の状態は、
押下されていない非押下状態にあるときである。スライ
ドスイッチ15及び16の互いに独立した操作により、
表示部14に表示されているカーソルを上下左右の4方
向に移動する。これにより、従来、携帯端末の表面に配
置されていたカーソル移動用キーを不要にでき、その分
だけ表示部14の面積を大きくすることができ、左右方
向のカーソル移動もできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯端末に係り、特
に筐体表面に各種の入力を行う複数のキーと、送受信情
報などの表示を行う表示部とを少なくとも有する携帯電
話等の携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話に代表される従来の携帯端末
は、例えば、図26に示すように、筐体260の表面
に、数字などの入力を行うテンキー261と、発着信用
キー262と、電源・切断キー263と、カーソル移動
キー264などの各種キーと、表示部265とが配置さ
れている。ここで、上記のカーソル移動キー264は、
表示部265の画面の上下左右スクロールを行ったり、
表示部265の画面に表示されているメニュー等を選択
するためのカーソルを、上下左右の4方向に動かす機能
を有する。なお、実際には、携帯端末の表面や所定位置
には、送話用マイクロホンや受話用スピーカやアンテナ
なども備えられているが、その図示は省略する(以下、
同様)。
【0003】また、従来の携帯端末の他の例として、図
27の外観斜視図に示すような折畳型携帯端末が知られ
ている。この折畳型携帯電話の場合には、筐体が下側筐
体部271と上側筐体部272の2つに分割されて、そ
れらがヒンジ機構273により回動自在に結合されてい
る。更に、下側筐体部271の内側表面には、数字など
の入力を行うテンキー274と、発着信用キー275
と、電源・切断キー276と、カーソル移動キー277
などの各種キーが配置され、他方、上側筐体部272の
内側表面には表示部278が配置されている。
【0004】この折畳型携帯電話では、各種キーは下側
筐体部271にまとめて配置されるので、上側筐体部2
72には表示部278のみ配置できるので、各種キーに
よって表示部278の大きさが制限されることはない。
【0005】また、従来の携帯端末として、例えば図2
8に示すように、カーソルを上下に動かすためのロータ
リースイッチ281を筐体側面に設けることにより、カ
ーソル移動用キー264を削除することで表示部282
の面積を大きくし、また各種キーの最下端部の「*」キ
ー、「0」キー、「#」キーの操作しずらさを解消した
携帯端末も知られている。なお、図28中、図26と同
一構成部分には同一符号を付してある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図26に示
した従来の携帯端末では、カーソル移動キー264のた
めに表示部262の大きさが制限されてしまうという問
題がある。
【0007】また、図27に示した従来の携帯端末で
は、下側筐体部271の内側表面において、カーソル移
動用キー277があるためにテンキー274中の「*」
キー、「0」キー、「#」キーが最下端部に追いやら
れ、その結果、ユーザが折畳型携帯電話を手に握って親
指でキーを押そうとした時に、これらのキーが押しにく
くなってしまうという問題がある。
【0008】更に、図28に示した従来の携帯端末で
は、ロータリースイッチ281は表示部282に表示さ
れているカーソルを上下方向に動かすことはできるが、
左右方向に動かすことができず、また、ユーザの利き手
によってはロータリースイッチ281を回転させること
が困難なため使いにくいという問題がある。
【0009】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
表示部の面積をより大きくし得ると共に、ユーザの利き
手に関係なく操作性を向上し得る携帯端末を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、各種キーと表示部が表面に配置された筐体
の側面に、表示部の画面内に表示されるカーソルを上下
左右4方向に移動するための複数のカーソルキーを筐体
側面に備え、互いに独立して操作される複数のカーソル
キーのキー状態の組み合わせにより、表示部の画面内で
カーソルを上下左右4方向のいずれか一方向に移動させ
ることを特徴とする。
【0011】この発明では、複数のカーソルキーの互い
に独立な操作により、表示部に表示されているカーソル
を上下左右の4方向に移動できるので、従来、携帯端末
の表面に配置されていたカーソル移動用キーを不要にで
きる。
【0012】ここで、上記の複数のカーソルキーは、互
いに独立して各々2方向にスライド可能で、かつ、筐体
中央方向へ押下可能な、2つのスライドスイッチからな
る構成か、又は、2方向のうちのいずれかにスライド自
在で、かつ、押下自在な1つのスライドスイッチと、押
下状態か非押下状態とされる2つのボタンスイッチとか
らなる構成か、又は、上部及び下部が押下自在で、か
つ、少なくとも一方は中央部も押下自在な、互いに独立
して押下される2つのシーソースイッチからなる構成
か、又は、上部及び下部及び中央部がそれぞれ押下自在
な1つのシーソースイッチと、押下状態か非押下状態と
される2つのボタンスイッチからなる構成であってよ
い。
【0013】また、上記の目的を達成するため、本発明
は、上記の2つのスライドスイッチ、又は2つのボタン
スイッチ、又は2つのシーソースイッチを筐体に対して
左右対称位置に配置したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。なお、以下に示す各図におい
て、実際には、携帯端末の表面や所定位置には、送話用
マイクロホンや受話用スピーカやアンテナなども備えら
れているが、それらは本発明の要旨とは無関係であるの
で、その図示は省略する。
【0015】図1は本発明になる携帯端末の第1の実施
の形態の外観正面図を示す。図1において、携帯端末
は、筐体10の表面に、数字などの入力を行うテンキー
11と、発着信用キー12と、電源・切断キー13とか
らなる各種キーと、表示部14が配置されている。ま
た、筐体10の左右の両側面には、上下に可動するスラ
イドスイッチ15及びスライドスイッチ16が左右対称
位置に設けられている。このスライドスイッチ15及び
スライドスイッチ16は、筐体10の中央方向へ押す
(押下する)ことができるようになっている。
【0016】すなわち、スライドスイッチ15及びスラ
イドスイッチ16は、それぞれスライドされていない中
央待機位置にある第1の状態、上方向へ所定距離スライ
ドされた第2の状態、下方向へ所定距離スライドされた
第3の状態、更に、中央待機位置で押下された第4の状
態のいずれかとされるスイッチである。なお、第1乃至
第3の状態は、押下されていない非押下状態にあるとき
である。
【0017】スライドスイッチ15及びスライドスイッ
チ16は、それぞれ押下状態にあるときに押下すると、
非押下状態に復帰し、非押下状態にあるときに押下する
と押下状態となるスイッチである。なお、スライドスイ
ッチ15及びスライドスイッチ16は、上記のように押
下状態を自己保持せず、押下した状態で手を離すと自動
復帰するスイッチでもよい。
【0018】本実施の形態では、上記のスライドスイッ
チ15及びスライドスイッチ16を使用して、表示部1
4の画面の上下左右スクロールを行ったり、メニュー等
を選択するために、カーソルを4方向に動かしたりでき
るようになっている。
【0019】次に、本発明の第1の実施の形態の動作の
説明をする。今、本携帯端末において、表示部14に表
示されているメニューに関して、カーソルを移動させて
選択する場合を考える。
【0020】まず、カーソルを表示部14の画面内で上
下方向に移動させる場合について説明するに、カーソル
を上方向に移動させたい場合には、スライドスイッチ1
5(又はスライドスイッチ16でもよい)を、図2に示
すように、矢印Iで示す上方向に所定距離スライドさせ
る。他方、カーソルを下方向に移動させたい場合には、
スライドスイッチ15(又はスライドスイッチ16でも
よい)を図3に示すように矢印IIで示す下方向に所定距
離スライドさせる。
【0021】なお、カーソルの上下方向の移動に関して
は、スライドスイッチ15とスライドスイッチ16を、
上記のように一方だけをスライドさせるのではなく、両
方を同時に同一方向(上方向あるいは下方向)にスライ
ドさせることにより実現させてもよい。
【0022】次に、カーソルを表示部14の画面内で左
右方向に移動させる場合の動作について説明するに、カ
ーソルを左方向に移動させたい場合には、図4に示すよ
うに、スライドスイッチ16を矢印IIIbで示す上方向に
所定距離スライドにさせ、かつ、スライドスイッチ15
を矢印IIIaで示す下方向に所定距離スライドさせる。他
方、カーソルを右方向に移動させたい場合には、図5に
示すように、スライドスイッチ16を矢印IVbで示す下
方向に所定距離スライドにさせ、かつ、スライドスイッ
チ15を矢印IVaで示す上方向に所定距離スライドさせ
る。
【0023】そして、カーソルで選択したメニューに決
定するためには、スライドスイッチ15(又はスライド
スイッチ16でもよい)を図6に矢印Vで示すように、
筐体10の中央方向に押下する。このとき、押下しない
方のスライドスイッチ16(又はスライドスイッチ15
でもよい)は、通常の復帰状態にある。
【0024】このように、本実施の形態によれば、スラ
イドスイッチ15及び16の操作により、表示部14に
表示されているカーソルを上下左右の4方向に移動でき
るので、従来、携帯端末の表面に配置されていたカーソ
ル移動用キーを不要にでき、これにより表示部14の面
積をカーソル移動用キー分だけ大きくすることができ、
また、従来のロータリースイッチではできなかった左右
方向のカーソル移動もできる。更に、2つのスライドス
イッチ15及び16は、筐体に対して左右対称に配置し
ているため、利き手に関係のない使い易い操作性を提供
することができる。
【0025】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図7は本発明になる携帯端末の第2の実施の
形態の外観正面図を示す。同図中、図1と同一構成部分
には同一符号を付してある。図7において、携帯端末
は、筐体10の表面に、数字などの入力を行うテンキー
11と、発着信用キー12と、電源・切断キー13とか
らなる各種キーと、表示部14が配置されている。ま
た、筐体10の左側面には、上下に可動するスライドス
イッチ21とボタンスイッチ22がそれぞれ配置され、
筐体10の右側面にはボタンスイッチ23が設けられて
いる。
【0026】スライドスイッチ21とボタンスイッチ2
2は、スライドスイッチ21が下方向にスライドしても
ボタンスイッチ22に当たらないように、互いに所定間
隔以上離間して設けられている。スライドスイッチ21
と、ボタンスイッチ22及びボタンスイッチ23は、筐
体10の中央方向に押すことができるようになってい
る。このスライドスイッチ21と、ボタンスイッチ22
及びボタンスイッチ23を使用して、表示部14の画面
の上下左右スクロールを行ったり、メニュー等を選択す
るために、カーソルを4方向に動かしたりできるように
なっている。
【0027】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。今、本携帯端末において、表示部14に表示されて
いるメニューに関して、カーソルを移動させて選択する
場合を考える。まず、カーソルを上方向に移動させたい
場合には、スライドスイッチ21を図8に矢印VIで示す
ように上方向にスライドさせ、また、カーソルを下方向
に移動させたい場合には、スライドスイッチ21を図9
に矢印VIIで示すように下方向にスライドさせる。
【0028】カーソルを左方向に移動させたい場合に
は、図10に矢印VIIIで示すようにボタンスイッチ22
を筐体10の中央方向に押し、また、カーソルを右方向
に移動させたい場合には、図11に矢印IXで示すように
ボタンスイッチ23を筐体10の中央方向に押す。そし
て、カーソルで選択したメニューに決定するときには、
図12に矢印Xで示すように、スライドスイッチ21を
筐体10の中央方向に押す。
【0029】このように、本実施の形態によれば、表示
部14の画面に表示されているカーソルを4方向に動か
すキーであるスライドスイッチ21と、ボタンスイッチ
22及びボタンスイッチ23を筐体10の側面に備えた
ことにより、表示部14の面積の最大化が可能となる。
また、この実施の形態では、カーソルを上下方向に移動
するときにはスライドスイッチ21を上下方向に移動し
(図8、図9)、カーソルを左右方向に移動するときに
はボタンスイッチ22又は23を左方向又は右方向に押
す(図10、図11)ようにしたため、カーソルの移動
方向とスイッチ21〜23の移動方向とが対応している
ので、操作に習熟していないユーザに対しても違和感を
与えることなく円滑な操作が可能となる。
【0030】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図13は本発明になる携帯端末の第3の実施
の形態の外観正面図を示す。同図中、図1と同一構成部
分には同一符号を付してある。図13において、携帯端
末は、筐体10の表面に、数字などの入力を行うテンキ
ー11と、発着信用キー12と、電源・切断キー13と
からなる各種キーと、表示部14が配置されている。ま
た、筐体10の左側面には、シーソースイッチ31が配
置され、筐体10の右側面にはシーソースイッチ32が
配置されている。シーソースイッチ31及びシーソース
イッチ32は、筐体10に対して左右対称位置に配置さ
れている。
【0031】シーソースイッチ31及びシーソースイッ
チ32は、互いに独立して上部と下部の一方を筐体10
の中央方向に押すことができるようになっており、更に
少なくとも一方は、中央部を筐体10の中央方向へ押下
できるようになっている。このシーソースイッチ31及
びシーソースイッチ32を使用して、画面の上下左右ス
クロールを行ったり、メニュー等を選択するために、カ
ーソルを4方向に動かしたりできるようになっている。
【0032】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。今、本携帯端末において、表示部14に表示されて
いるメニューに関して、表示部14に表示されているカ
ーソルを移動させて選択する場合を考える。まず、カー
ソルを上方向に移動させたい場合には、図14に矢印XI
で示すようにシーソースイッチ31(又はシーソースイ
ッチ32でもよい)の上部を押し、また、カーソルを下
方向に移動させたい場合には、図15に矢印XIIで示す
ようにシーソースイッチ31(又はシーソースイッチ3
2でもよい)の下部を押す。
【0033】あるいは、カーソルの上下方向の移動に関
しては、シーソースイッチ31とシーソースイッチ32
の上部あるいは下部を同時に押すことにより実現させて
もよい。
【0034】次に、カーソルの左右方向の移動について
説明する。カーソルを左方向に移動させたい場合には、
図16に矢印XIIIbで示すように、シーソースイッチ3
2の上部を押しつつ、同図に矢印XIIIaで示すようにシ
ーソースイッチ31の下部を押す。
【0035】一方、カーソルを右方向に移動させたい場
合には、図17に矢印XIVbで示すようにシーソースイッ
チ32の下部を押しつつ、同図に矢印XIVaで示すように
シーソースイッチ31の上部を押す。
【0036】そして、カーソルで選択したメニューに決
定するためには、図18に矢印XVで示すようにシーソー
スイッチ31(又はシーソースイッチ32でもよい)の
中央部を筐体10の中央方向に押す。これにより、シー
ソースイッチ31(又はシーソースイッチ32でもよ
い)全体が、筐体10方向に移動する。
【0037】このように、本実施の形態によれば、表示
部14の画面内でカーソルを4方向に動かすキーである
シーソースイッチ31及びシーソースイッチ32を筐体
10の側面に備えたことにより、表示部14の面積を最
大化することが可能となり、また、シーソースイッチ3
1とシーソースイッチ32を左右対称に配置しているた
め、利き手に関係のない使い易い操作性を提供すること
ができる。
【0038】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。図19は本発明になる携帯端末の第4の実施
の形態の外観正面図を示す。同図中、図1と同一構成部
分には同一符号を付してある。図19において、携帯端
末は、筐体10の表面に、数字などの入力を行うテンキ
ー11と、発着信用キー12と、電源・切断キー13と
からなる各種キーと、表示部14が配置されている。ま
た、筐体10の左側面には、シーソースイッチ41とボ
タンスイッチ42が配置され、筐体10の右側面にはボ
タンスイッチ43が配置されている。
【0039】シーソースイッチ41と、ボタンスイッチ
42及びボタンスイッチ43は、筐体10の中央方向に
押すことができるようになっている。このシーソースイ
ッチ41と、ボタンスイッチ42及びボタンスイッチ4
3を使用して、表示部14の画面の上下左右スクロール
を行ったり、メニュー等を選択するために、表示部14
の画面内でカーソルを4方向に動かしたりできるように
なっている。
【0040】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。今、本携帯端末において、表示部14に表示されて
いるメニューに関して、カーソルを移動させて選択する
場合を考える。まず、カーソルの上下方向の移動につい
て説明するに、カーソルを上方向に移動させたい場合に
は、図20に矢印XVIで示すようにシーソースイッチ4
1の上部を押し、また、カーソルを下方向に移動させた
い場合には、図21に矢印XVIIで示すようにシーソース
イッチ41の下部を押す。
【0041】次に、カーソルの左右方向の移動について
説明するに、カーソルを左方向に移動させたい場合に
は、図22に矢印XVIIIで示すようにボタンスイッチ4
2を筐体10の中央方向に押し、また、カーソルを右方
向に移動させたい場合には、図23に矢印XIXで示すよ
うにボタンスイッチ43を筐体10の中央方向に押す。
【0042】そして、カーソルで選択したメニューに決
定するためには、図24に矢印XXで示すようにシーソー
スイッチ41の中央部を筐体10の中央方向に押す。
【0043】このように、本実施の形態によれば、カー
ソルを表示部14の画面内で4方向に動かすキーである
シーソースイッチ41と、ボタンスイッチ42及びボタ
ンスイッチ43を筐体10の側面に備えているため、表
示部14の面積をカーソル移動用キー分だけ大きくする
ことができ、また、従来のロータリースイッチではでき
なかった左右方向のカーソル移動もできる。
【0044】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。図25は本発明になる携帯端末の第5の実施
の形態の外観斜視図を示す。この実施の形態は、折畳型
携帯端末に適用した例で、図25に示すように、筐体が
下側筐体部51と上側筐体部52の2つに分割されて、
それらがヒンジ機構53により回動自在に結合されてい
る。不使用時は下側筐体部51と上側筐体部52とが、
互いの内側面を対向密接された折畳状態(閉状態)とさ
れ、使用時は図25に示すように、下側筐体部51と上
側筐体部52の各内側面が離間された開状態とされる。
【0045】下側筐体部51の内側表面には、数字など
の入力を行うテンキー(0〜9、*、#)54と、発着
信用キー55と、電源・切断キー56などの各種キーが
配置され、また下側筐体部51の両側面にはスライドス
イッチ57とスライドスイッチ58とが形成されてい
る。他方、上側筐体部52の内側表面には表示部59が
配置されている。
【0046】スライドスイッチ57とスライドスイッチ
58は、図1の第1の実施の形態におけるスライドスイ
ッチ15とスライドスイッチ16と同様の機能を有し、
図2乃至図5と共に説明したようなスイッチ操作によ
り、表示部59の画面内のカーソルを左右上下の4方向
に移動させることができ、また、図6と同様に、スライ
ドスイッチ57(又はスライドスイッチ58でもよい)
を下側筐体部51の中心方向に押すことにより、カーソ
ルで選択したメニューの決定ができる。
【0047】この実施の形態も、カーソルを画面内で4
方向に動かすスライドスイッチ57及び58を下側筐体
部51の側面に配置するようにしたため、テンキー54
等を、ユーザが手に握って親指で押しやすい、下側筐体
部51の上側(ヒンジ機構53より)に配置することが
可能となる。また、この実施の形態では、カーソル移動
方法は第1の実施の形態と同様であり、2つのスライド
スイッチ57及び58を左右対称に配置しているため、
利き手に関係のない使い易い操作性を提供することがで
きる。
【0048】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば図25において、スライドス
イッチ57及び58は上側筐体部52の側面に設けるよ
うにしてもよい。また、第2乃至第4の実施の形態を折
畳型携帯端末に適用することもできる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のカーソルキーの互いに独立な操作により、表示部
に表示されているカーソルを上下左右の4方向に移動す
ることにより、従来、携帯端末の表面に配置されていた
カーソル移動用キーを不要にしたため、表示部の面積を
カーソル移動用キー分だけ大きくすることができる。
【0050】また、本発明に寄れば、従来と同じ程度の
表示部の面積とした場合は、カーソル移動用キー分の位
置だけ各種キー位置を移動できるので、各種キー位置を
ユーザが手に握って親指で押しやすい位置に配置するこ
とができる。
【0051】更に、本発明によれば、上記の複数のカー
ソルキーを構成する2つのスイッチを、筐体に対して左
右対称に配置するようにしたため、利き手に関係のない
使い易い操作性を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明携帯端末の第1の実施の形態の外観正面
図である。
【図2】本発明携帯端末の第1の実施の形態においてカ
ーソルを上方向に動かす場合の操作説明図である。
【図3】本発明携帯端末の第1の実施の形態においてカ
ーソルを下方向に動かす場合の操作説明図である。
【図4】本発明携帯端末の第1の実施の形態においてカ
ーソルを左方向に動かす場合の操作説明図である。
【図5】本発明携帯端末の第1の実施の形態においてカ
ーソルを右方向に動かす場合の操作の操作説明図であ
る。
【図6】本発明携帯端末の第1の実施の形態においてメ
ニュー等を決定する場合の操作説明図である。
【図7】本発明携帯端末の第2の実施の形態の外観正面
図である。
【図8】本発明携帯端末の第2の実施の形態においてカ
ーソルを上方向に動かす場合の操作説明図である。
【図9】本発明携帯端末の第2の実施の形態においてカ
ーソルを下方向に動かす場合の操作説明図である。
【図10】本発明携帯端末の第2の実施の形態において
カーソルを左方向に動かす場合の操作説明図である。
【図11】本発明携帯端末の第2の実施の形態において
カーソルを右方向に動かす場合の操作の操作説明図であ
る。
【図12】本発明携帯端末の第2の実施の形態において
メニュー等を決定する場合の操作説明図である。
【図13】本発明携帯端末の第3の実施の形態の外観正
面図である。
【図14】本発明携帯端末の第3の実施の形態において
カーソルを上方向に動かす場合の操作説明図である。
【図15】本発明携帯端末の第3の実施の形態において
カーソルを下方向に動かす場合の操作説明図である。
【図16】本発明携帯端末の第3の実施の形態において
カーソルを左方向に動かす場合の操作説明図である。
【図17】本発明携帯端末の第3の実施の形態において
カーソルを右方向に動かす場合の操作の操作説明図であ
る。
【図18】本発明携帯端末の第3の実施の形態において
メニュー等を決定する場合の操作説明図である。
【図19】本発明携帯端末の第4の実施の形態の外観正
面図である。
【図20】本発明携帯端末の第4の実施の形態において
カーソルを上方向に動かす場合の操作説明図である。
【図21】本発明携帯端末の第4の実施の形態において
カーソルを下方向に動かす場合の操作説明図である。
【図22】本発明携帯端末の第4の実施の形態において
カーソルを左方向に動かす場合の操作説明図である。
【図23】本発明携帯端末の第4の実施の形態において
カーソルを右方向に動かす場合の操作の操作説明図であ
る。
【図24】本発明携帯端末の第4の実施の形態において
メニュー等を決定する場合の操作説明図である。
【図25】本発明携帯端末の第5の実施の形態の外観斜
視図である。
【図26】従来携帯端末の第一の例の外観正面図であ
る。
【図27】従来携帯端末の第二の例の外観斜視図であ
る。
【図28】従来携帯端末の第三の例の外観正面図であ
る。
【符号の説明】
10 筐体 11 テンキー 15、16、21、57、58 スライドスイッチ 22、23、42、43 ボタンスイッチ 31、32、41 シーソースイッチ 14、59 表示部 51 下側筐体部 52 上側筐体部 53 ヒンジ機構

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種キーと表示部が表面に配置された筐
    体の側面に、前記表示部の画面内に表示されるカーソル
    を上下左右4方向に移動するための複数のカーソルキー
    を筐体側面に備え、互いに独立して操作される該複数の
    カーソルキーのキー状態の組み合わせにより、前記表示
    部の画面内で前記カーソルを上下左右4方向のいずれか
    一方向に移動させることを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 前記複数のカーソルキーは、互いに独立
    して各々2方向にスライド可能で、かつ、筐体中央方向
    へ押下可能な、2つのスライドスイッチからなることを
    特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 【請求項3】 前記複数のカーソルキーは、2方向のう
    ちのいずれかにスライド自在で、かつ、押下自在な1つ
    のスライドスイッチと、押下状態か非押下状態とされる
    2つのボタンスイッチとからなることを特徴とする請求
    項1記載の携帯端末。
  4. 【請求項4】 前記複数のカーソルキーは、上部及び下
    部が押下自在で、かつ、少なくとも一方は中央部も押下
    自在な、互いに独立して押下される2つのシーソースイ
    ッチからなることを特徴とする請求項1記載の携帯端
    末。
  5. 【請求項5】 前記複数のカーソルキーは、上部及び下
    部及び中央部がそれぞれ押下自在な1つのシーソースイ
    ッチと、押下状態か非押下状態とされる2つのボタンス
    イッチからなることを特徴とする請求項1記載の携帯端
    末。
  6. 【請求項6】 前記2つのスライドスイッチは、筐体に
    対して左右対称位置に配置されていることを特徴とする
    請求項2記載の携帯端末。
  7. 【請求項7】 前記2つのボタンスイッチは、筐体に対
    して左右対称位置に配置されていることを特徴とする請
    求項3又は5記載の携帯端末。
  8. 【請求項8】 前記2つのシーソースイッチは、筐体に
    対して左右対称位置に配置されていることを特徴とする
    請求項4記載の携帯端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7570978B2 (en) * 2005-12-01 2009-08-04 Agere Systems Inc. Apparatus and method for preventing an unintentional activation of a mobile communication device

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