JP2003045854A - プラズマ処理方法及び装置 - Google Patents
プラズマ処理方法及び装置Info
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Abstract
にくいプラズマ処理方法及び装置を提供する。 【解決手段】 真空容器1内に、ガス供給装置2から所
定のガスを導入しつつ、排気装置としてのポンプ3によ
り排気を行い、真空容器1内を所定の圧力に保ちなが
ら、アンテナ用高周波電源4により100MHzの高周
波電力を真空容器1内に突出して設けられたアンテナ5
に供給することにより、真空容器1内にプラズマが発生
する。スリット14の内側面とアンテナ5がアンテナカ
バー15により覆われ、スリット14の底面がスリット
カバー16により覆われ、アンテナカバー15がスリッ
トカバー16に支持され、スリットカバー16が真空容
器壁面17に固定されることによってアンテナカバー1
5の固定が行われる構造となっている。
Description
バイスやマイクロマシンの製造に利用されるプラズマ処
理方法及び装置に関するものである。
ンの製造において、近年プラズマ処理による薄膜加工技
術の重要性はますます高まっている。
て、パッチアンテナ方式プラズマ源を用いたプラズマ処
理について、図5を参照して説明する。図5において、
真空容器1内に、ガス供給装置2から所定のガスを導入
しつつ、排気装置としてのターボ分子ポンプ3により排
気を行い、真空容器1内を所定の圧力に保ちながら、ア
ンテナ用高周波電源4により100MHzの高周波電力
を真空容器1内に突出して設けられたアンテナ5に供給
することにより、真空容器1内にプラズマが発生し、基
板電極6上に載置された基板7に対してプラズマ処理を
行うことができる。また、基板電極6に高周波電力を供
給するための基板電極用高周波電源8が設けられてお
り、基板7に到達するイオンエネルギーを制御すること
ができるようになっている。アンテナ5へ供給される高
周波電圧は、給電棒9により、アンテナ5の中心付近へ
給電される。また、アンテナ5の中心とも周辺とも異な
る複数の部位と真空容器1の基板7に対向する面27と
が、ショートピン10により短絡されている。アンテナ
5と真空容器1との間に誘電板11が挟まれ、給電棒9
及びショートピン10は、誘電板11に設けられた貫通
穴を介してそれぞれアンテナ5とアンテナ用高周波電源
4、アンテナ5と真空容器1とを接続している。また、
アンテナ5の表面は、アンテナカバー15により覆われ
ている。アンテナカバー15は、ボルト25によりアン
テナ5に固定されている。また、誘電板11の周辺部に
設けられた誘電体リング12と誘電板11との間の溝状
の空間と、アンテナ5とアンテナ5の周辺部に設けられ
た導体リング13との間の溝状の空間からなるスリット
14が設けられている。
板電極6の直下に配置されており、また、真空容器1を
所定の圧力に制御するための調圧弁20は、基板電極6
の直下で、かつ、ターボ分子ポンプ3の直上に位置する
昇降弁である。基板電極6は、4本の支柱21により、
真空容器1に固定されている。
で述べたプラズマ処理においては、スリットにおいて最
もプラズマ密度が高くなるため、スリットの底面26の
損傷が問題であった。典型的には、真空容器はアルミニ
ウム製であるが、真空容器の内壁面の腐食防止のため
に、一般に陽極酸化膜(アルマイト)により被覆されて
いる。しかし、スリット底面のアルマイトが損傷し、プ
ラズマ処理を重ねていくうちにアルマイトの厚さが徐々
に薄くなってしまう。我々の実験では、約1000枚の
エッチング処理を行う前後でアルマイトの厚さを測定し
たところ、約10μmの膜厚低下がみられた。アルマイ
トの厚さが不足してくると、基材であるアルミニウムの
腐食や、ダストの発生などの問題に発展する。これを防
止するには、プラズマ源ユニットの大部分を分解し、重
量かつ高価なアルミニウム部材を交換する必要があると
いう難点がある。また、アンテナカバー15がボルト2
5によりアンテナ5に固定されているため、プラズマ処
理により生じた堆積膜がボルト25付近から剥がれ、ダ
ストが発生しやすいという問題点があった。
ては、アンテナカバー15の温度がプラズマ照射により
上昇するという問題がある。アンテナカバー15とアン
テナ5との間が真空断熱されているため、プラズマ処理
を重ねていくうちにアンテナカバー15の温度が徐々に
上昇してしまう。我々の実験では、5分間のプラズマ処
理と1分間の真空保持を6回繰り返すと、アンテナカバ
ー15の温度が170℃まで上昇してしまうことがわか
った。このように、アンテナカバー15の温度が急変す
ると、ダストの発生原因となるのはもちろん、アンテナ
カバー15の割れを引き起こすこともある。
トの発生やアンテナカバーの割れが生じにくいプラズマ
処理方法及び装置を提供することを目的としている。
マ処理方法は、真空容器内の基板電極に基板を載置し、
真空容器内にガスを供給しつつ真空容器内を排気し、真
空容器内を所定の圧力に制御しながら、周波数50MH
z乃至3GHzの高周波電力を、基板電極と対向して設
けられたアンテナに供給することにより、真空容器内に
プラズマを発生させ、基板を処理するプラズマ処理方法
であって、アンテナと真空容器の間に誘電板が挟まれて
おり、アンテナ及び誘電板が真空容器内に突出した構造
をなし、アンテナと真空容器との間に設けられた環状で
かつ溝状のスリットによって基板上のプラズマ分布が制
御され、スリットの内側面とアンテナがアンテナカバー
により覆われ、スリットの底面がスリットカバーにより
覆われ、アンテナカバーがスリットカバーに支持され、
スリットカバーが真空容器壁面に固定されることによっ
てアンテナカバーの固定が行われている状態で基板を処
理することを特徴とする。
て、好適には、スリットカバーが導体であり、スパイラ
ルチューブによってスリットカバーと真空容器壁面との
導通が確保された状態で基板を処理することが望まし
い。あるいは、スリットカバーが絶縁体であってもよ
い。
空容器内の基板電極に基板を載置し、真空容器内にガス
を供給しつつ真空容器内を排気し、真空容器内を所定の
圧力に制御しながら、周波数50MHz乃至3GHzの
高周波電力を、基板電極と対向して設けられたアンテナ
に供給することにより、真空容器内にプラズマを発生さ
せ、基板を処理するプラズマ処理方法であって、アンテ
ナと真空容器の間に誘電板が挟まれており、アンテナ及
び誘電板が真空容器内に突出した構造をなし、アンテナ
と真空容器との間に設けられた環状でかつ溝状のスリッ
トによって基板上のプラズマ分布が制御され、スリット
の内側面とアンテナがアンテナカバーにより覆われ、ア
ンテナとアンテナカバーとの間に設けた熱伝導シートに
よりアンテナとアンテナカバーの間の熱伝導を確保しつ
つ、アンテナに冷媒を流すことによりアンテナの温度を
制御しながら基板を処理することを特徴とする。
て、好適には、熱伝導シートが樹脂であり、かつ、樹脂
の誘電正接が0.01以下であることが望ましい。
0.03mm乃至3mmであることが望ましい。
mm乃至10mmの石英ガラスであることが望ましい。
あるいは、アンテナカバーが厚さ1mm乃至10mmの
絶縁性シリコンであってもよい。
方法において、好適には、誘電板の中心付近に設けられ
た貫通穴を介してアンテナに高周波電圧を給電し、誘電
板の中心とも周辺とも異なる複数の部位に設けられ、か
つ、アンテナの中心に対してほぼ等配置されている貫通
穴を介して、アンテナと真空容器とをショートピンによ
って短絡することが望ましい。
波数が、50MHz乃至300MHzであることが望ま
しい。
空容器と、真空容器内にガスを供給するためのガス供給
装置と、真空容器内を排気するための排気装置と、真空
容器内を所定の圧力に制御するための調圧弁と、真空容
器内に基板を載置するための基板電極と、基板電極に対
向して設けられたアンテナと、アンテナに周波数50M
Hz乃至3GHzの高周波電力を供給することのできる
高周波電源とを備えたプラズマ処理装置であって、アン
テナと真空容器の間に誘電板が挟まれており、アンテナ
及び誘電板が真空容器内に突出した構造をなし、アンテ
ナと真空容器との間に環状でかつ溝状のスリットが設け
られ、スリットの内側面とアンテナがアンテナカバーに
より覆われ、スリットの底面がスリットカバーにより覆
われ、アンテナカバーがスリットカバーに支持され、ス
リットカバーが真空容器壁面に固定されることによって
アンテナカバーの固定が行われる構造をもつことを特徴
とする。
て、好適には、スリットカバーが導体であり、スパイラ
ルチューブによってスリットカバーと真空容器壁面との
導通が確保されていることが望ましい。あるいは、スリ
ットカバーが絶縁体であってもよい。
空容器と、真空容器内にガスを供給するためのガス供給
装置と、真空容器内を排気するための排気装置と、真空
容器内を所定の圧力に制御するための調圧弁と、真空容
器内に基板を載置するための基板電極と、基板電極に対
向して設けられたアンテナと、アンテナに周波数50M
Hz乃至3GHzの高周波電力を供給することのできる
高周波電源とを備えたプラズマ処理装置であって、アン
テナと真空容器の間に誘電板が挟まれており、アンテナ
及び誘電板が真空容器内に突出した構造をなし、アンテ
ナと真空容器との間に環状でかつ溝状のスリットが設け
られ、スリットの内側面とアンテナがアンテナカバーに
より覆われ、アンテナとアンテナカバーとの間に熱伝導
シートが設けられ、アンテナに冷媒を流すための冷媒供
給装置を備えたことを特徴とする。
て、好適には、熱伝導シートが樹脂であり、かつ、樹脂
の誘電正接が0.01以下であることが望ましい。
0.03mm乃至3mmであることが望ましい。
mm乃至10mmの石英ガラスであることが望ましい。
あるいは、アンテナカバーが厚さ1mm乃至10mmの
絶縁性シリコンであってもよい。
装置において、好適には、誘電板の中心付近に設けられ
た貫通穴を介してアンテナに高周波電圧を給電し、誘電
板の中心とも周辺とも異なる複数の部位に設けられ、か
つ、アンテナの中心に対してほぼ等配置されている貫通
穴を介して、アンテナと真空容器とをショートピンによ
って短絡することが望ましい。
周波数が、50MHz乃至300MHzであることが望
ましい。
いて、図1及び図2を参照して説明する。
いた、パッチアンテナ方式プラズマ源を搭載したプラズ
マ処理装置の断面図を示す。図1において、真空容器1
内に、ガス供給装置2から所定のガスを導入しつつ、排
気装置としてのターボ分子ポンプ3により排気を行い、
真空容器1内を所定の圧力に保ちながら、アンテナ用高
周波電源4により周波数100MHzの高周波電力をア
ンテナ5に供給することにより、真空容器1内にプラズ
マが発生し、基板電極6上に載置された基板7に対して
プラズマ処理を行うことができる。また、基板電極6に
400kHzの高周波電力を供給するための基板電極用
高周波電源8が設けられており、基板7に到達するイオ
ンエネルギーを制御することができるようになってい
る。アンテナ5へ供給される高周波電力は、給電棒9に
より、アンテナ5の中心付近へ給電される。また、アン
テナ5の中心とも周辺とも異なる複数の部位と真空容器
1の基板7に対向する面27とが、ショートピン10に
より短絡されている。アンテナ5と真空容器1との間に
誘電板11が挟まれ、給電棒9及びショートピン10
は、誘電板11に設けられた貫通穴を貫いている。ま
た、誘電板11と誘電板11の周辺部に設けられた誘電
体リング12との間の溝状の空間と、アンテナ5とアン
テナ5の周辺部に設けられた導体リング13との間の溝
状の空間からなるスリット14が設けられている。
5mmの石英ガラス製アンテナカバー15により覆わ
れ、スリット14の底面がスリットカバー16により覆
われ、アンテナカバー15がスリットカバー16に支持
され、スリットカバー16が真空容器壁面17に固定さ
れることによってアンテナカバー15の固定が行われる
構造になっている。また、スリットカバー16は導体
(アルミニウムにアルマイト被覆を施したもの)であ
り、スパイラルチューブ18によってスリットカバー1
6と真空容器壁面17との導通が確保されている。
板電極6の直下に配置されており、また、真空容器1を
所定の圧力に制御するための調圧弁20は、基板電極6
の直下で、かつ、ターボ分子ポンプ3の直上に位置する
昇降弁である。基板電極6は、4本の支柱21により、
真空容器1に固定されている。
おいて、ショートピン10は3ヶ所に設けられており、
それぞれのショートピン10がアンテナ5の中心に対し
て等配置されている。
て、約1000枚のエッチング処理を行う前後でスリッ
トカバーのアルマイトの厚さを測定したところ、約10
μmの膜厚低下がみられた。しかし、スリットカバーは
軽量かつ安価であるため、消耗部品として交換すること
で、プラズマ処理を継続して行うことができた。
ルト取り付け穴などの特異点が存在しないため、プラズ
マ処理により生じた堆積膜が剥がれることがなく、ダス
トはほとんど発生しなかった。
3を参照して説明する。
いた、パッチアンテナ方式プラズマ源を搭載したプラズ
マ処理装置の断面図を示す。図3において、真空容器1
内に、ガス供給装置2から所定のガスを導入しつつ、排
気装置としてのターボ分子ポンプ3により排気を行い、
真空容器1内を所定の圧力に保ちながら、アンテナ用高
周波電源4により周波数100MHzの高周波電力をア
ンテナ5に供給することにより、真空容器1内にプラズ
マが発生し、基板電極6上に載置された基板7に対して
プラズマ処理を行うことができる。また、基板電極6に
400kHzの高周波電力を供給するための基板電極用
高周波電源8が設けられており、基板7に到達するイオ
ンエネルギーを制御することができるようになってい
る。アンテナ5へ供給される高周波電力は、給電棒9に
より、アンテナ5の中心付近へ給電される。また、アン
テナ5の中心とも周辺とも異なる複数の部位と真空容器
1の基板7に対向する面27とが、ショートピン10に
より短絡されている。アンテナ5と真空容器1との間に
誘電板11が挟まれ、給電棒9及びショートピン10
は、誘電板11に設けられた貫通穴を貫いている。ま
た、誘電板11と誘電板11の周辺部に設けられた誘電
体リング12との間の溝状の空間と、アンテナ5とアン
テナ5の周辺部に設けられた導体リング13との間の溝
状の空間からなるスリット14が設けられている。
5mmの石英ガラス製アンテナカバー15により覆われ
ている。アンテナ5とアンテナカバー15との間に厚さ
0.2mmのシリコン樹脂製(誘電正接=0.005)
熱伝導シート22が設けられ、アンテナ5に冷媒を流す
ための冷媒供給装置23を備えている。なお、アンテナ
5の内部に、冷媒流路24が形成されており、冷媒の入
出路は、給電棒9内に設けられている。
板電極6の直下に配置されており、また、真空容器1を
所定の圧力に制御するための調圧弁20は、基板電極6
の直下で、かつ、ターボ分子ポンプ3の直上に位置する
昇降弁である。基板電極6は、4本の支柱21により、
真空容器1に固定されている。ショートピン10の平面
配置については、既に説明した図2と同様である。
て、5分間のプラズマ処理と1分間の真空保持を100
回繰り返しても、アンテナカバー15の温度は100℃
以下に保たれた。これは、アンテナカバー15とアンテ
ナ5との間に薄い熱伝導シート22を挟み込んだこと
と、アンテナ5を冷媒により冷却したことによるものと
考えられる。シリコン樹脂製熱伝導シート22は柔らか
く、アンテナ5とアンテナカバー15に密着し、また、
熱伝導シート22が薄いため、アンテナカバー15とア
ンテナ5との熱交換を盛んにするという効果が高い。こ
のように、アンテナカバー15の温度を制御しながらプ
ラズマ処理を行った結果、ダストの発生はみられず、ま
た、アンテナカバー15の割れも起きなかった。
4を参照して説明する。
いた、パッチアンテナ方式プラズマ源を搭載したプラズ
マ処理装置の断面図を示す。図4において、真空容器1
内に、ガス供給装置2から所定のガスを導入しつつ、排
気装置としてのターボ分子ポンプ3により排気を行い、
真空容器1内を所定の圧力に保ちながら、アンテナ用高
周波電源4により周波数100MHzの高周波電力をア
ンテナ5に供給することにより、真空容器1内にプラズ
マが発生し、基板電極6上に載置された基板7に対して
プラズマ処理を行うことができる。また、基板電極6に
400kHzの高周波電力を供給するための基板電極用
高周波電源8が設けられており、基板7に到達するイオ
ンエネルギーを制御することができるようになってい
る。アンテナ5へ供給される高周波電力は、給電棒9に
より、アンテナ5の中心付近へ給電される。また、アン
テナ5の中心とも周辺とも異なる複数の部位と真空容器
1の基板7に対向する面27とが、ショートピン10に
より短絡されている。アンテナ5と真空容器1との間に
誘電板11が挟まれ、給電棒9及びショートピン10
は、誘電板11に設けられた貫通穴を貫いている。ま
た、誘電板11と誘電板11の周辺部に設けられた誘電
体リング12との間の溝状の空間と、アンテナ5とアン
テナ5の周辺部に設けられた導体リング13との間の溝
状の空間からなるスリット14が設けられている。
5mmの石英ガラス製アンテナカバー15により覆わ
れ、スリット14の底面がスリットカバー16により覆
われ、アンテナカバー15がスリットカバー16に支持
され、スリットカバー16が真空容器壁面17に固定さ
れることによってアンテナカバー15の固定が行われる
構造になっている。また、スリットカバー16は導体
(アルミニウムにアルマイト被覆を施したもの)であ
り、スパイラルチューブ18によってスリットカバー1
6と真空容器壁面17との導通が確保されている。
厚さ0.2mmのシリコン樹脂製(誘電正接=0.00
5)熱伝導シート22が設けられ、アンテナ5に冷媒を
流すための冷媒供給装置23を備えている。なお、アン
テナ5の内部に、冷媒流路24が形成されており、冷媒
の入出路は、給電棒9内に設けられている。
板電極6の直下に配置されており、また、真空容器1を
所定の圧力に制御するための調圧弁20は、基板電極6
の直下で、かつ、ターボ分子ポンプ3の直上に位置する
昇降弁である。基板電極6は、4本の支柱21により、
真空容器1に固定されている。ショートピン10の平面
配置については、既に説明した図2と同様である。
て、約1000枚のエッチング処理を行う前後でスリッ
トカバーのアルマイトの厚さを測定したところ、約10
μmの膜厚低下がみられた。しかし、スリットカバーは
軽量かつ安価であるため、消耗部品として交換すること
で、プラズマ処理を継続して行うことができた。
ルト取り付け穴などの特異点が存在しないため、プラズ
マ処理により生じた堆積膜が剥がれることがなく、ダス
トはほとんど発生しなかった。
空保持を100回繰り返しても、アンテナカバー15の
温度は100℃以下に保たれた。これは、アンテナカバ
ー15とアンテナ5との間に薄い熱伝導シート22を挟
み込んだことと、アンテナ5を冷媒により冷却したこと
によるものと考えられる。シリコン樹脂製熱伝導シート
22は柔らかく、アンテナ5とアンテナカバー15に密
着し、また、熱伝導シート22が薄いため、アンテナカ
バー15とアンテナ5との熱交換を盛んにするという効
果が高い。このように、アンテナカバー15の温度を制
御しながらプラズマ処理を行った結果、ダストの発生は
みられず、また、アンテナカバー15の割れも起きなか
った。
本発明の適用範囲のうち、真空容器の形状、プラズマ源
の構造及び配置等に関して様々なバリエーションのうち
の一部を例示したに過ぎない。本発明の適用にあたり、
ここで例示した以外にも様々なバリエーションが考えら
れることは、いうまでもない。
ては、スリットカバーが導体であり、スパイラルチュー
ブによってスリットカバーと真空容器壁面との導通が確
保された場合を例示したが、スリットカバーと真空容器
壁面との導通を確保することで真空容器内に励起される
電磁界が安定するとともに、異常放電の発生を抑制でき
るという効果がある。あるいは、スリットカバーが絶縁
体であっても、同様の効果を得ることができる。
リコン樹脂であり、その誘電正接が0.005である場
合を例示したが、熱伝導シートの厚さや材質はこれに限
定されるものではない。アンテナとアンテナカバーとの
熱交換を図るには、熱伝導シートは柔らかく密着性に優
れていることが望ましいが、薄すぎるとアンテナやアン
テナカバーの平面度の不十分さを吸収しきれないと考え
られ、また、厚すぎると熱伝導シート自体の熱容量が大
きくなってしまうため、概ね0.03mm乃至3mmで
あることが好ましい。また、熱伝導シートの誘電正接が
大きいと、アンテナに供給している高周波電力の影響で
誘電損が発生し、樹脂の発熱・溶解を引き起こす場合が
あるため、誘電正接は概ね0.01以下であることが好
ましい。また、アンテナカバーが厚さ5mmの石英ガラ
スである場合を例示したが、他のセラミック系材料や、
絶縁性シリコンであってもよいと考えられる。しかし、
セラミック系材料は不純物を多く含むため、ダストや汚
染の原因となる場合があるため、あまり好ましくない。
一方、絶縁性シリコンを用いると、シリコン酸化膜など
の絶縁膜のエッチング処理においてエッチング選択比を
向上させる効果がある。また、アンテナカバーの厚さが
薄すぎると機械的強度が不足し、また、厚すぎると蓄熱
効果により冷却効率が低下するため、概ね1mm乃至1
0mmであることが好ましい。
穴を介してアンテナに高周波電圧を給電し、誘電板の中
心とも周辺とも異なる複数の部位に設けられ、かつ、ア
ンテナの中心に対してほぼ等配置されている貫通穴を介
して、アンテナと真空容器とをショートピンによって短
絡する場合を例示したが、このような構成とすることで
プラズマの等方性をより高めることができる。基板が小
さい場合などは、ショートピンを用いなくても、十分に
高い面内均一性が得られることは、いうまでもない。
波数が、100MHzである場合について説明したが、
本発明で用いたパッチアンテナにおいては、50MHz
乃至3GHzの周波数を用いることができる。
波数が、400kHzである場合について説明したが、
基板へ到達するイオンエネルギーを制御するにあたり、
他の周波数、たとえば、100kHz乃至100MHz
の高周波電力を用いることができることは、いうまでも
ない。あるいは、基板電極に高周波電力を供給しなくと
も、プラズマ電位と基板電位とのわずかな差を利用し
て、弱いイオンエネルギーによるプラズマ処理を行うこ
ともできる。
第1発明のプラズマ処理方法によれば、真空容器内の基
板電極に基板を載置し、真空容器内にガスを供給しつつ
真空容器内を排気し、真空容器内を所定の圧力に制御し
ながら、周波数50MHz乃至3GHzの高周波電力
を、基板電極と対向して設けられたアンテナに供給する
ことにより、真空容器内にプラズマを発生させ、基板を
処理するプラズマ処理方法であって、アンテナと真空容
器の間に誘電板が挟まれており、アンテナ及び誘電板が
真空容器内に突出した構造をなし、アンテナと真空容器
との間に設けられた環状でかつ溝状のスリットによって
基板上のプラズマ分布が制御され、スリットの内側面と
アンテナがアンテナカバーにより覆われ、スリットの底
面がスリットカバーにより覆われ、アンテナカバーがス
リットカバーに支持され、スリットカバーが真空容器壁
面に固定されることによってアンテナカバーの固定が行
われている状態で基板を処理するため、ダストが発生し
にくいプラズマ処理方法を提供することができる。
によれば、真空容器内の基板電極に基板を載置し、真空
容器内にガスを供給しつつ真空容器内を排気し、真空容
器内を所定の圧力に制御しながら、周波数50MHz乃
至3GHzの高周波電力を、基板電極と対向して設けら
れたアンテナに供給することにより、真空容器内にプラ
ズマを発生させ、基板を処理するプラズマ処理方法であ
って、アンテナと真空容器の間に誘電板が挟まれてお
り、アンテナ及び誘電板が真空容器内に突出した構造を
なし、アンテナと真空容器との間に設けられた環状でか
つ溝状のスリットによって基板上のプラズマ分布が制御
され、スリットの内側面とアンテナがアンテナカバーに
より覆われ、アンテナとアンテナカバーとの間に設けた
熱伝導シートによりアンテナとアンテナカバーの間の熱
伝導を確保しつつ、アンテナに冷媒を流すことによりア
ンテナの温度を制御しながら基板を処理するため、ダス
トの発生やアンテナカバーの割れが生じにくいプラズマ
処理方法を提供することができる。
によれば、真空容器と、真空容器内にガスを供給するた
めのガス供給装置と、真空容器内を排気するための排気
装置と、真空容器内を所定の圧力に制御するための調圧
弁と、真空容器内に基板を載置するための基板電極と、
基板電極に対向して設けられたアンテナと、アンテナに
周波数50MHz乃至3GHzの高周波電力を供給する
ことのできる高周波電源とを備えたプラズマ処理装置で
あって、アンテナと真空容器の間に誘電板が挟まれてお
り、アンテナ及び誘電板が真空容器内に突出した構造を
なし、アンテナと真空容器との間に環状でかつ溝状のス
リットが設けられ、スリットの内側面とアンテナがアン
テナカバーにより覆われ、スリットの底面がスリットカ
バーにより覆われ、アンテナカバーがスリットカバーに
支持され、スリットカバーが真空容器壁面に固定される
ことによってアンテナカバーの固定が行われる構造をも
つため、ダストが発生しにくいプラズマ処理装置を提供
することができる。
によれば、真空容器と、真空容器内にガスを供給するた
めのガス供給装置と、真空容器内を排気するための排気
装置と、真空容器内を所定の圧力に制御するための調圧
弁と、真空容器内に基板を載置するための基板電極と、
基板電極に対向して設けられたアンテナと、アンテナに
周波数50MHz乃至3GHzの高周波電力を供給する
ことのできる高周波電源とを備えたプラズマ処理装置で
あって、アンテナと真空容器の間に誘電板が挟まれてお
り、アンテナ及び誘電板が真空容器内に突出した構造を
なし、アンテナと真空容器との間に環状でかつ溝状のス
リットが設けられ、スリットの内側面とアンテナがアン
テナカバーにより覆われ、アンテナとアンテナカバーと
の間に熱伝導シートが設けられ、アンテナに冷媒を流す
ための冷媒供給装置を備えたため、ダストの発生やアン
テナカバーの割れが生じにくいプラズマ処理装置を提供
することができる。
置の構成を示す断面図
置の構成を示す断面図
置の構成を示す断面図
置の構成を示す断面図
断面図
Claims (20)
- 【請求項1】 真空容器内にガスを供給しつつ真空容器
内を排気し、真空容器内を所定の圧力に制御しながら、
周波数50MHz乃至3GHzの高周波電力を、基板を
載置する基板電極と対向して設けられたアンテナに供給
することにより、真空容器内にプラズマを発生させ、前
記基板を処理するプラズマ処理方法であって、アンテナ
と真空容器の間に誘電板が挟まれており、アンテナ及び
誘電板が真空容器内に突出した構造をなし、アンテナと
真空容器との間に設けられた環状でかつ溝状のスリット
によって基板上のプラズマ分布が制御され、スリットの
内側面とアンテナがアンテナカバーにより覆われ、スリ
ットの底面がスリットカバーにより覆われ、アンテナカ
バーがスリットカバーに支持され、スリットカバーが真
空容器壁面に固定されることによってアンテナカバーの
固定が行われている状態で基板を処理することを特徴と
するプラズマ処理方法。 - 【請求項2】 スリットカバーが導体であり、スパイラ
ルチューブによってスリットカバーと真空容器壁面との
導通が確保された状態で基板を処理することを特徴とす
る請求項1記載のプラズマ処理方法。 - 【請求項3】 スリットカバーが絶縁体であることを特
徴とする請求項1記載のプラズマ処理方法。 - 【請求項4】 真空容器内の基板電極に基板を載置し、
真空容器内にガスを供給しつつ真空容器内を排気し、真
空容器内を所定の圧力に制御しながら、周波数50MH
z乃至3GHzの高周波電力を、基板電極と対向して設
けられたアンテナに供給することにより、真空容器内に
プラズマを発生させ、基板を処理するプラズマ処理方法
であって、アンテナと真空容器の間に誘電板が挟まれて
おり、アンテナ及び誘電板が真空容器内に突出した構造
をなし、アンテナと真空容器との間に設けられた環状で
かつ溝状のスリットによって基板上のプラズマ分布が制
御され、スリットの内側面とアンテナがアンテナカバー
により覆われ、アンテナとアンテナカバーとの間に設け
た熱伝導シートによりアンテナとアンテナカバーの間の
熱伝導を確保しつつ、アンテナに冷媒を流すことにより
アンテナの温度を制御しながら基板を処理することを特
徴とするプラズマ処理方法。 - 【請求項5】 熱伝導シートが樹脂であり、かつ、樹脂
の誘電正接が0.01以下であることを特徴とする請求
項4記載のプラズマ処理方法。 - 【請求項6】 熱伝導シートの厚さが0.03mm乃至
3mmであることを特徴とする請求項4記載のプラズマ
処理方法。 - 【請求項7】 アンテナカバーが厚さ1mm乃至10m
mの石英ガラスであることを特徴とする請求項1または
4記載のプラズマ処理方法。 - 【請求項8】 アンテナカバーが厚さ1mm乃至10m
mの絶縁性シリコンであることを特徴とする請求項1ま
たは4記載のプラズマ処理方法。 - 【請求項9】 誘電板の中心付近に設けられた貫通穴を
介してアンテナに高周波電圧を給電し、誘電板の中心と
も周辺とも異なる複数の部位に設けられ、かつ、アンテ
ナの中心に対してほぼ等配置されている貫通穴を介し
て、アンテナと真空容器とをショートピンによって短絡
することを特徴とする請求項1または4記載のプラズマ
処理方法。 - 【請求項10】 アンテナに供給する高周波電力の周波
数が、50MHz乃至300MHzであることを特徴と
する請求項1または4記載のプラズマ処理方法。 - 【請求項11】 真空容器と、真空容器内にガスを供給
するためのガス供給装置と、真空容器内を排気するため
の排気装置と、真空容器内を所定の圧力に制御するため
の調圧弁と、真空容器内に基板を載置するための基板電
極と、基板電極に対向して設けられたアンテナと、アン
テナに周波数50MHz乃至3GHzの高周波電力を供
給することのできる高周波電源とを備えたプラズマ処理
装置であって、アンテナと真空容器の間に誘電板が挟ま
れており、アンテナ及び誘電板が真空容器内に突出した
構造をなし、アンテナと真空容器との間に環状でかつ溝
状のスリットが設けられ、スリットの内側面とアンテナ
がアンテナカバーにより覆われ、スリットの底面がスリ
ットカバーにより覆われ、アンテナカバーがスリットカ
バーに支持され、スリットカバーが真空容器壁面に固定
されることによってアンテナカバーの固定が行われる構
造をもつことを特徴とするプラズマ処理装置。 - 【請求項12】 スリットカバーが導体であり、スパイ
ラルチューブによってスリットカバーと真空容器壁面と
の導通が確保されていることを特徴とする請求項11記
載のプラズマ処理装置。 - 【請求項13】 スリットカバーが絶縁体であることを
特徴とする請求項11記載のプラズマ処理装置。 - 【請求項14】 真空容器と、真空容器内にガスを供給
するためのガス供給装置と、真空容器内を排気するため
の排気装置と、真空容器内を所定の圧力に制御するため
の調圧弁と、真空容器内に基板を載置するための基板電
極と、基板電極に対向して設けられたアンテナと、アン
テナに周波数50MHz乃至3GHzの高周波電力を供
給することのできる高周波電源とを備えたプラズマ処理
装置であって、アンテナと真空容器の間に誘電板が挟ま
れており、アンテナ及び誘電板が真空容器内に突出した
構造をなし、アンテナと真空容器との間に環状でかつ溝
状のスリットが設けられ、スリットの内側面とアンテナ
がアンテナカバーにより覆われ、アンテナとアンテナカ
バーとの間に熱伝導シートが設けられ、アンテナに冷媒
を流す冷媒供給装置を備えたことを特徴とするプラズマ
処理装置。 - 【請求項15】 熱伝導シートが樹脂であり、かつ、樹
脂の誘電正接が0.01以下であることを特徴とする請
求項14記載のプラズマ処理装置。 - 【請求項16】 熱伝導シートの厚さが0.03mm乃
至3mmであることを特徴とする請求項14記載のプラ
ズマ処理装置。 - 【請求項17】 アンテナカバーが厚さ1mm乃至10
mmの石英ガラスであることを特徴とする請求項11ま
たは14記載のプラズマ処理装置。 - 【請求項18】 アンテナカバーが厚さ1mm乃至10
mmの絶縁性シリコンであることを特徴とする請求項1
1または14記載のプラズマ処理装置。 - 【請求項19】 誘電板の中心付近に設けられた貫通穴
を介してアンテナに高周波電圧を給電し、誘電板の中心
とも周辺とも異なる複数の部位に設けられ、かつ、アン
テナの中心に対してほぼ等配置されている貫通穴を介し
て、アンテナと真空容器とをショートピンによって短絡
することを特徴とする請求項11または14記載のプラ
ズマ処理装置。 - 【請求項20】 アンテナ用高周波電源の周波数が、5
0MHz乃至300MHzであることを特徴とする請求
項11または14記載のプラズマ処理装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001231433A JP2003045854A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | プラズマ処理方法及び装置 |
US10/207,183 US6830653B2 (en) | 2000-10-03 | 2002-07-30 | Plasma processing method and apparatus |
US10/983,670 US7406925B2 (en) | 2000-10-03 | 2004-11-09 | Plasma processing method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001231433A JP2003045854A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | プラズマ処理方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003045854A true JP2003045854A (ja) | 2003-02-14 |
Family
ID=19063485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001231433A Pending JP2003045854A (ja) | 2000-10-03 | 2001-07-31 | プラズマ処理方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003045854A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012216607A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Tokyo Electron Ltd | 天井電極板及び基板処理載置 |
-
2001
- 2001-07-31 JP JP2001231433A patent/JP2003045854A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012216607A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Tokyo Electron Ltd | 天井電極板及び基板処理載置 |
US9117857B2 (en) | 2011-03-31 | 2015-08-25 | Tokyo Electron Limited | Ceiling electrode plate and substrate processing apparatus |
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