JP2003044861A - 運動物体検出方法および装置 - Google Patents

運動物体検出方法および装置

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JP2003044861A JP2001232667A JP2001232667A JP2003044861A JP 2003044861 A JP2003044861 A JP 2003044861A JP 2001232667 A JP2001232667 A JP 2001232667A JP 2001232667 A JP2001232667 A JP 2001232667A JP 2003044861 A JP2003044861 A JP 2003044861A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像上で見かけの動き量が大きく異なる運動
物体が複数、混在する場合でも正確にオプティカルフロ
ーを検出することが可能な、運動物体検出方法および装
置を提供すること。 【解決手段】 動画像を構成する現時刻の画像フレーム
と過去の第2の画像フレームとを用いて、現時刻の画像
フレーム中の運動物体のオプティカルフローを検出する
ステップS131と、現時刻および第2の画像フレーム
よりも過去の複数の画像フレームと現時刻の画像フレー
ムとを用いてオプティカルフローを、第1の画像フレー
ムと(S132)、過去の1以上の画像フレームとで検
出するステップS133と、各ステップで検出されたオ
プティカルフローの情報を用いて偽のオプティカルフロ
ーを除去し(S142)、それらを統合して複数の運動
物体のオプティカルフローを個別に検出するステップS
150とを備えた構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像から運動物
体を検出するための運動物体検出方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、オプティカルフローを検出して、
動画像から運動物体を検出する運動物体検出方法が知ら
れている。ここで、オプティカルフローとは、過去の画
像フレームの各点が現時刻の画像フレームのどの点に移
動したかを示すものをいう (図8参照)。図8におい
て、現画像フレームにおける運動物体(以下、現画像フ
レームの運動物体という。)810は、数フレーム分過
去の画像フレームにおける運動物体820(以下、数フ
レーム前の運動物体という。)から移動したものであ
り、この移動をオプティカルフロー830で表す。
【0003】ここで、現画像フレームの運動物体810
が占める領域と数フレーム前の運動物体820が占める
領域との論理和を取った領域をオプティカルフロー発生
領域840という。オプティカルフローは、画像フレー
ムを1画素以上の領域に分割し、過去の画像フレーム上
の各領域に対して最も類似度が高くなる領域を、現時刻
の画像フレーム上から検出することによって求まる。こ
こで、類似度の尺度として、差分絶対値和や差分二乗
和、相関値などが用いられる。
【0004】上記のような処理を行うには時間がかか
り、対応点を探索する範囲(以下、対応点探索範囲とい
う。)を過去の画像フレーム上の所定領域近傍に限定し
てオプティカルフローの検出を行うのが一般的であり、
運動物体がこの対応点探索範囲外に移動した場合、はみ
出た領域については正確にオプティカルフローを検出す
ることができない。
【0005】そのため、オプティカルフローを検出する
処理において、検出対象のフレーム間隔を短くする必要
がある。一方、遅い運動物体については、短いフレーム
間隔では十分な動きが生じないため、正確にオプティカ
ルフローを検出するためにはフレーム間隔を長くする必
要がある。
【0006】このような観点から、処理するフレーム間
隔を運動物体の速度に合わせて変更することによって上
記の要求に対応する従来技術が、特開平9−16776
号広報に開示されている。この方法は、求めたオプティ
カルフローの有効度を評価し、その有効度に基づいてフ
レーム間隔の調整を行うものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
運動物体検出方法においてフレーム間隔を調整する方法
では、1つの運動物体が速度を変化させながら移動する
ような場合にはオプティカルフローを検出することが可
能であるが、画像上で見かけの動き量が大きく異なる運
動物体が複数、混在する場合は、全ての運動物体に対し
て正確にオプティカルフローを検出することはできない
という問題がある。
【0008】また、図9に示すように、フレーム中に速
い運動物体が含まれる場合に長いフレーム間隔でオプテ
ィカルフローを検出すると、数フレーム前の運動物体の
位置に偽のオプティカルフローが検出されてしまうとい
う問題がある。
【0009】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、画像上で見かけの動き量が大きく異な
る運動物体が複数、混在する場合でも正確にオプティカ
ルフローを検出することが可能な、運動物体検出方法お
よび装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の運動物体検出方
法は、動画像を構成する第1の画像フレームと第2の画
像フレームとを用いて、画像フレーム中の運動物体の動
きであるオプティカルフローを前記第1の画像フレーム
において検出する第1のステップと、前記第1の画像フ
レームと前記第2の画像フレームとよりも過去の複数の
画像フレーム、および前記第1の画像フレームを用い、
前記第1の画像フレームにおけるオプティカルフローお
よび前記過去の1以上の画像フレームにおけるオプティ
カルフローとを検出する第2のステップと、前記第1の
ステップで検出された前記第1の画像フレームにおける
オプティカルフローの情報、前記第2のステップで検出
された前記第1の画像フレームにおけるオプティカルフ
ローの情報、および前記第2のステップで検出された前
記過去の1以上の画像フレームにおけるオプティカルフ
ローの情報とを統合して複数の運動物体のオプティカル
フローを個別に検出するステップとを備え、前記第2の
画像フレームは、前記第1の画像フレームよりも過去の
画像フレームである構成を有している。この構成によ
り、第1画像についての異なる2つのオプティカルフロ
ーの情報と過去の1以上の画像フレームにおけるオプテ
ィカルフローの情報とを統合して個別に運動物体のオプ
ティカルフローを検出できるため、動き量の大きい運動
物体と小さい運動物体とが複数混在する場合でも、全運
動物体のオプティカルフローを検出することが可能な、
運動物体検出方法を実現することができる。
【0011】また、本発明の運動物体検出方法は、動画
像を構成する第1の画像フレームと第2の画像フレーム
とを用いて、画像フレーム中の運動物体の動きであるオ
プティカルフローを前記第1の画像フレームにおいて検
出する第1のステップと、前記第1の画像フレームと前
記第2の画像フレームとよりも過去の複数の画像フレー
ム、および前記第1の画像フレームを用い、前記第1の
画像フレームにおけるオプティカルフローおよび前記過
去の1以上の画像フレームにおけるオプティカルフロー
とを検出する第2のステップと、前記第1のステップで
検出された前記第1の画像フレームにおけるオプティカ
ルフローの情報、前記第2のステップで検出された前記
第1の画像フレームにおけるオプティカルフローの情
報、および前記第2のステップで検出された前記過去の
1以上の画像フレームにおけるオプティカルフローの情
報とを統合して複数の運動物体のオプティカルフローを
個別に検出するステップと、前記オプティカルフローの
発生している領域に隣接する領域についての情報である
隣接情報に基づいて運動物体候補領域を抽出し、抽出さ
れた運動物体候補領域に関する所定の情報を用いて前記
運動物体を検出するステップとを備え、前記第2の画像
フレームは、前記第1の画像フレームよりも過去の画像
フレームである構成を有している。この構成により、第
1画像についての異なる2つのオプティカルフローの情
報と過去の1以上の画像フレームにおけるオプティカル
フローの情報とを統合して個別に運動物体のオプティカ
ルフローを検出でき、動き量の大きい運動物体と小さい
運動物体とが複数混在する場合でも全運動物体のオプテ
ィカルフローを検出することできるため、画像フレーム
内の全運動物体を検出することが可能な、運動物体検出
方法を実現することができる。
【0012】また、本発明の運動物体検出方法は、動画
像を構成する第1の画像フレームと第2の画像フレーム
とを用いて、画像フレーム中の運動物体の動きであるオ
プティカルフローを前記第1の画像フレームにおいて検
出する第1のステップと、前記第1の画像フレームと前
記第2の画像フレームとよりも過去の複数の画像フレー
ム、および前記第1の画像フレームを用い、前記第1の
画像フレームにおけるオプティカルフローおよび前記過
去の1以上の画像フレームにおけるオプティカルフロー
とを検出する第2のステップと、前記第1のステップで
検出された前記第1の画像フレームにおけるオプティカ
ルフローの情報、前記第2のステップで検出された前記
第1の画像フレームにおけるオプティカルフローの情
報、および前記第2のステップで検出された前記過去の
1以上の画像フレームにおけるオプティカルフローの情
報とを統合して複数の運動物体のオプティカルフローを
個別に検出するステップと、前記オプティカルフローの
発生している領域に隣接する領域についての情報である
隣接情報に基づいて運動物体候補領域を抽出し、抽出さ
れた運動物体候補領域に関する所定の情報を用いて前記
運動物体を検出するステップと、前記運動物体の検出結
果に基づいて前記画像フレーム間で運動物体の追跡を行
うステップと、前記追跡によって求まる前記画像フレー
ムにおける前記運動物体の見かけの動き量に基づいて、
前記オプティカルフローを検出するフレーム間隔および
統合するオプティカルフローの数を制御するステップと
を備え、前記第2の画像フレームは、前記第1の画像フ
レームよりも過去の画像フレームである構成を有してい
る。この構成により、運動物体の検出結果に基づいて画
像フレーム間で運動物体の追跡を行うことができるた
め、運動物体の追跡情報を用いてオプティカルフロー検
出の画像フレーム間隔、統合オプティカルフロー数を制
御し、安定した全運動物体のオプティカルフローを検出
することが可能な、運動物体検出方法を実現することが
できる。
【0013】また、本発明の運動物体検出装置は、所定
の撮像装置からの画像信号を取り込む画像入力手段と、
前記取り込まれた画像信号を記憶する画像記憶手段と、
前記画像記憶手段に記憶された画像信号によって構成さ
れる画像フレームにおいて、異なる前記画像フレーム間
隔の画像フレーム間で運動物体の動きであるオプティカ
ルフローを検出し統合するオプティカルフロー検出手段
と、前記オプティカルフロー検出手段で統合されたオプ
ティカルフローの情報に基づいて前記運動物体を検出す
る運動物体検出手段とを備えた構成を有している。この
構成により、個別に運動物体のオプティカルフローを検
出できるため、動き量の大きい運動物体と小さい運動物
体とが複数混在する場合でも、全運動物体のオプティカ
ルフローを検出することが可能な、運動物体検出装置を
実現することができる。
【0014】また、本発明の運動物体検出装置は、所定
の撮像装置からの画像信号を取り込む画像入力手段と、
前記取り込まれた画像信号を記憶する画像記憶手段と、
前記画像記憶手段に記憶された画像信号によって構成さ
れる画像フレームにおいて、異なる前記画像フレーム間
隔の画像フレーム間で運動物体の動きであるオプティカ
ルフローを検出し統合するオプティカルフロー検出手段
と、前記オプティカルフロー検出手段で統合されたオプ
ティカルフローの情報に基づいて前記運動物体を検出す
る運動物体検出手段と、前記オプティカルフローの発生
している領域に隣接する領域についての情報である隣接
情報に基づいて運動物体候補領域を抽出し、抽出された
運動物体候補領域に関する、サイズ、形状、位置または
運動物体候補領域内のオプティカルフローの情報を含む
所定の情報を用いて前記運動物体を検出する運動物体検
出手段と、前記運動物体の検出結果に基づいて前記画像
フレーム間で運動物体の追跡を行う運動物体追跡手段
と、前記追跡によって求まる前記画像フレーム上での見
かけの動き量に基づいて、前記オプティカルフローを検
出するフレーム間隔および統合するオプティカルフロー
の数を制御するオプティカルフロー検出制御手段とを備
えた構成を有している。この構成により、運動物体の追
跡情報を用いてオプティカルフロー検出の画像フレーム
間隔、統合オプティカルフロー数を制御することによっ
て、安定した全運動物体のオプティカルフローを検出す
ることが可能な、運動物体検出装置を実現することがで
きる。
【0015】また、本発明の運動物体検出装置は、撮像
カメラまたは遠赤外カメラを含む所定の撮像装置からの
画像信号または熱分布画像信号を取り込む画像入力手段
と、前記取り込まれた画像信号を記憶する画像記憶手段
と、前記画像記憶手段に記憶された画像信号によって構
成される画像フレームにおいて、異なる前記画像フレー
ム間隔の画像フレーム間で運動物体の動きであるオプテ
ィカルフローを検出し統合するオプティカルフロー検出
手段と、前記オプティカルフロー検出手段で統合された
オプティカルフローの情報に基づいて前記運動物体を検
出する運動物体検出手段とを備えた構成を有している。
この構成により、熱分布に基づき運動物体を追跡するこ
とが可能であるため、カメラなどの撮像装置では困難で
あった暗闇における運動物体の検出、追跡が可能な運動
物体検出装置を実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。本発明の第1の実施の形態
の運動物体検出方法は、異なるフレーム間隔でオプティ
カルフローを検出し、それらを統合することにより、運
動量の異なる複数の運動物体が存在する場合でも全ての
運動物体のオプティカルフローを正確に検出する方法で
ある。
【0017】ここで、オプティカルフローとは、過去の
画像フレームの各点が現時刻の画像フレームのどの点に
移動したかを示すものをいう(図8参照)。図8におい
て、現画像フレームの運動物体810は、数フレーム分
過去の画像フレームにおける運動物体820(以下、数
フレーム前の運動物体という。)から移動したものであ
り、この移動をオプティカルフロー830として表す。
ここで、現画像フレームの運動物体810が占める領域
と数フレーム前の運動物体820が占める領域との論理
和を取った領域をオプティカルフロー発生領域840と
いう。
【0018】図1は、本発明の第1の実施の形態の運動
物体検出方法における処理の流れを示すフローチャート
である。以下の処理では、現時刻の画像フレームと過去
の3つの画像フレームを用いてオプティカルフローを検
出する。説明の都合上、上記過去の3つの画像フレーム
を現時刻から過去に離れる順番に、第1過去の画像フレ
ーム、第2過去の画像フレーム、および第3過去の画像
フレームという。
【0019】ステップS110で、現時刻の画像フレー
ムを取り込む。同様に、ステップS121で、第1過去
の画像フレームを取り込み、ステップS122で、第2
過去の画像フレームを取り込み、ステップS123で、
第3過去の画像フレームを取り込む。ステップS131
で、現時刻の画像フレームと第1過去の画像フレームと
を用いてオプティカルフローを検出する。
【0020】オプティカルフローの検出は、画像フレー
ム間で画像フレーム上の各領域において対応する点(以
下、対応点という。)を探索し、類似度を算出すること
によって行われる。類似度の尺度として、差分絶対値和
や差分二乗和、相関値などを用いることができる。な
お、ステップS121で、現時刻の画像フレームとフレ
ーム間隔の短い第1過去の画像フレームとをオプティカ
ルフローの検出対象フレームとしているため、ステップ
S131では、画像上での見かけの動き量が大きい運動
物体のオプティカルフローを検出する処理が行われる。
【0021】同様に、ステップS132で、現時刻の画
像フレームと第2過去の画像フレームとを用いてオプテ
ィカルフローを検出し、ステップS133で、第2過去
の画像フレームと第3過去の画像フレームとを用いてオ
プティカルフローを検出する。ステップS122で、現
時刻の画像フレームと第2過去の画像フレームの長い過
去の画像フレームとをオプティカルフローの検出対象フ
レームとしているため、ステップS132では、画像上
での見かけの動き量が小さい運動物体のオプティカルフ
ローを検出する。
【0022】しかし、画像上に動き量の大きい運動物体
が含まれる場合には、偽のオプティカルフローが検出さ
れる(図9参照)。図9において、現画像フレームにおけ
る運動物体910は、数フレーム前の運動物体920か
ら移動したものであり、現画像フレームにおける運動物
体910が占める領域と数フレーム前の運動物体920
が占める領域との論理和を取った領域がオプティカルフ
ロー発生領域940であり、オプティカルフロー発生領
域940には偽りのオプティカルフロー発生領域930
が含まれることになる。
【0023】この偽のオプティカルフローを除去するた
めに、以下のステップS133とS142での処理を行
う。図10に示す記号1010および1030によっ
て、長いフレーム間隔での運動物体の運動およびそのオ
プティカルフロー発生領域940を模式的に示す図形を
特定する。また、記号1020および1040によっ
て、短いフレーム間隔での運動物体の運動およびそのオ
プティカルフロー発生領域931を模式的に示す図形を
特定する。動きの小さいオプティカルフロー発生領域
は、全体のオプティカルフロー発生領域940から動き
の大きいオプティカルフロー発生領域931を差し引い
たときに得られるオプティカルフロー発生領域941で
ある。
【0024】まず、ステップS133で、運動物体の動
き量が大きいことを利用し、ステップS122で処理対
象とした第2過去の画像フレームと更に古い第3過去の
画像フレームとを用いて、動き量の大きい運動物体のオ
プティカルフローまたはオプティカルフロー発生領域9
31を検出する。
【0025】ステップS142で、ステップS132と
ステップS133で検出したオプティカルフローの情報
を用い、ステップS132で検出したオプティカルフロ
ー発生領域940からステップS133で検出したオプ
ティカルフロー発生領域931を引き算する。
【0026】ステップS150では、ステップS131
で検出した動き量の大きい運動物体のオプティカルフロ
ーとステップS142で検出した動き量の小さい運動物
体のオプティカルフローを統合することにより、両運動
物体のオプティカルフローを検出する。
【0027】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態の運動物体検出方法は、動き量の大きい運動物体
と小さい運動物体とが混在する場合でも、両運動物体の
オプティカルフローを得ることが可能である。また、動
き量の異なる運動物体が3つ以上混在している場合で
も、同様に本第1の実施の形態で偽のオプティカルフロ
ーを除去することができ、全運動物体のオプティカルフ
ローを検出することが可能である。
【0028】本発明の第2の実施の形態の運動物体検出
方法は、上記第1の実施の形態の運動物体検出方法を用
いて運動物体の検出を行う運動物体検出方法である。図
3は、本発明の第2の実施の形態の運動物体検出方法に
おける処理の流れを示すフローチャートである。以下、
図3に示すフローチャートを用いて本発明の第2の実施
の形態の運動物体検出方法について説明する。
【0029】ステップS310で、現画像フレームを取
り込んで記憶し、この記憶された画像フレームを用いて
上記第1の実施の形態の運動物体検出方法によって偽の
オプティカルフローの情報を除去し、複数のオプティカ
ルフローの情報を統合し、オプティカルフローを検出す
る。ステップS310における詳細な処理の流れを表す
フローチャートは、図1に示すものと同じである。
【0030】ステップS320で、ステップS310で
検出されたオプティカルフローの情報(以下、オプティ
カルフロー情報という。)を用いて運動物体の検出を行
う。ステップS330で、処理を終了するか否かの判断
を行い、終了しないと判断された場合は、ステップS3
10に戻り、上記の処理を繰り返す。
【0031】ここで、上記運動物体の検出は、オプティ
カルフローが発生している領域に隣接する領域の画像情
報(以下、隣接情報という。)に基づいて運動物体候補
領域を抽出し、抽出された運動物体候補領域のサイズ、
形状、位置等の情報や運動物体候補領域内のオプティカ
ルフロー情報の内、1つ以上の情報を組み合わせて運動
物体であるか否かを判断する方法によって行う。
【0032】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態の運動物体検出方法は、第1の実施の形態の運動
物体検出方法により全運動物体のオプティカルフローが
検出できるため、画像フレーム内の全運動物体を検出す
ることが可能である。
【0033】図4は、本発明の第3の実施の形態の運動
物体検出装置のブロック構成を示す図である。第3の実
施の形態の運動物体検出装置400は、画像入力部41
0、画像記憶部420、オプティカルフロー検出部43
0、および運動物体検出部440によって構成される。
ここで、運動物体検出部440は、さらに、運動物体候
補領域抽出手段441と運動物体領域判定手段442と
によって構成される。
【0034】画像入力部410は、撮像装置(カメラ)
500の出力である撮像された画像(現画像)を取り込
み、画像記憶部420に出力する。画像記憶部420
は、画像入力部410から出力された画像を記憶する。
オプティカルフロー検出部430は、上記第1の実施の
形態のオプティカルフロー検出方法によって、画像入力
部410が取り込んだ現画像と画像記憶部420に記憶
された過去の画像とを入力とし、オプティカルフロー情
報を出力する。
【0035】運動物体検出部440は、運動物体候補領
域抽出手段441によって、オプティカルフロー検出部
430が生成したオプティカルフロー情報を入力とし、
オプティカルフローの発生している領域の隣接情報に基
づいて運動物体候補領域を求める。運動物体検出部44
0は、また、運動物体領域判定手段442によって、上
記運動物体候補領域抽出手段441で求められた運動物
体候補領域のサイズ、形状、位置等の情報や候補領域内
のオプティカルフロー情報の内、1つ以上の情報を組み
合わせて運動物体か否かを判断して運動物体を検出し、
検出結果を出力する。
【0036】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態の運動物体検出装置は、オプティカルフロー検出
部430で第1の実施の形態の運動物体検出方法により
全運動物体のオプティカルフローが検出できるため、画
像フレーム内の全運動物体を検出することが可能であ
る。
【0037】本発明の第4の実施の形態の運動物体検出
方法は、上記第1の実施の形態の運動物体検出方法を用
いて運動物体追跡可能な運動物体検出方法である。図5
は、本発明の第4の実施の形態の運動物体検出方法にお
ける処理の流れを示すフローチャートである。以下、図
4に示すフローチャートを用いて本発明の第4の実施の
形態の運動物体検出方法について説明する。
【0038】ステップS310で、現画像フレームを取
り込んで記憶し、この記憶された画像フレームを用いて
上記第1の実施の形態の運動物体検出方法によって偽の
オプティカルフローの情報を除去し、複数のオプティカ
ルフローの情報を統合し、オプティカルフローを検出す
る。ステップS310における詳細な処理の流れを表す
フローチャートは、図1に示すものと同じである。
【0039】ステップS320で、ステップS310で
検出されたオプティカルフローの情報(以下、オプティ
カルフロー情報という。)を用いて運動物体の検出を行
う。
【0040】ここで、上記運動物体の検出は、オプティ
カルフローが発生している領域に隣接する領域の画像情
報(以下、隣接情報という。)に基づいて運動物体候補
領域を抽出し、抽出された運動物体候補領域のサイズ、
形状、位置等の情報や運動物体候補領域内のオプティカ
ルフロー情報の内、1つ以上の情報を組み合わせて運動
物体であるか否かを判断する方法によって行う。
【0041】ステップS530で、ステップS320で
求まった運動物体領域情報を記憶しておき、画像フレー
ム間の運動物体領域情報を用いて運動物体の追跡を行
う。ステップS540で、ステップS530で求まった
運動物体の追跡情報に基づき、運動物体の数と画像フレ
ーム間での移動量とを用いてステップS520でのオプ
ティカルフロー検出における画像フレーム間隔および統
合オプティカルフロー数を調整する。ステップS550
で、処理を終了するか否かの判断を行い、終了しないと
判断された場合は、ステップS310に戻り、上記の処
理を繰り返す。
【0042】以上説明したように、本発明の第4の実施
の形態の運動物体検出方法は、運動物体の追跡情報を用
いてオプティカルフロー検出の画像フレーム間隔、統合
オプティカルフロー数を制御することによって、安定し
た全運動物体のオプティカルフローを検出することが可
能である。
【0043】図6は、本発明の第5の実施の形態の運動
物体検出装置のブロック構成を示す図である。第5の実
施の形態の運動物体検出装置600は、画像入力部41
0、画像記憶部420、オプティカルフロー検出部43
0、運動物体検出部440、運動物体追跡部650、運
動物体情報記憶部660、およびオプティカルフロー検
出制御部670によって構成される。ここで、運動物体
検出部440は、さらに、運動物体候補領域抽出手段4
41と運動物体領域判定手段442とによって構成され
る。
【0044】画像入力部410は、撮像装置(カメラ)
500の出力である撮像された画像(現画像)を取り込
み、画像記憶部420に出力する。画像記憶部420
は、画像入力部410から出力された画像を記憶する。
オプティカルフロー検出部430は、上記第1の実施の
形態の運動物体検出方法によって、画像入力部410が
取り込んだ現画像と画像記憶部420に記憶された過去
の画像とを入力とし、オプティカルフロー情報を出力す
る。
【0045】運動物体検出部440は、運動物体候補領
域抽出手段441によって、オプティカルフロー検出部
430が生成したオプティカルフロー情報を入力とし、
オプティカルフローの発生している領域の隣接情報に基
づいて運動物体候補領域を求める。運動物体検出部44
0は、また、運動物体領域判定手段442によって、運
動物体候補領域抽出手段441で求められた運動物体候
補領域のサイズ、形状、位置等の情報や候補領域内のオ
プティカルフロー情報の内、1つ以上の情報を組み合わ
せて運動物体か否かを判断して運動物体を検出し、検出
結果を出力する。
【0046】運動物体追跡部650は、オプティカルフ
ロー検出部430によって生成されたオプティカルフロ
ー情報を入力とし、オプティカルフローの発生している
領域の隣接情報より運動物体候補領域を求め、その候補
領域のサイズ、形状、位置等の情報や候補領域内のオプ
ティカルフロー情報の内、1つ以上の情報を組み合わせ
て運動物体を検出する。
【0047】運動物体情報記憶部660は、運動物体追
跡部650の出力である運動物体候補領域情報を記憶す
る。運動物体追跡部650は、運動物体情報記憶部66
0に記憶された、画像間の運動物体候補領域情報を用い
て運動物体の追跡を行う。オプティカルフロー検出制御
部670は、運動物体追跡部650からの追跡結果(運
動物体の数、画像間の移動量の情報)に基づき、オプテ
ィカルフロー検出部430で行われる処理におけるフレ
ーム間隔、統合オプティカルフロー数の調整を行う。
【0048】以上説明したように、本発明の第5の実施
の形態の運動物体検出装置は、運動物体の追跡情報を用
いてオプティカルフロー検出の画像フレーム間隔、統合
オプティカルフロー数を制御することによって、安定し
た全運動物体のオプティカルフローを検出することが可
能である。
【0049】図7は、本発明の第6の実施の形態の運動
物体検出装置のブロック構成を示す図である。発明の第
6の実施の形態の運動物体検出装置700は、第5の実
施の形態の運動物体検出装置600に画像データを入力
する撮像装置500を遠赤外線カメラ701に置き換え
たものである。この置き換えに伴い、第5の実施の形態
の運動物体検出装置の画像入力部410が熱分布入力部
710に変更され、画像記憶部420が熱分布記憶部7
20に変更されている(図7参照)。入力側が熱分布画像
に変更された以外は第5の実施の形態と同様であり、熱
分布に基づく運動物体の追跡を可能とする。
【0050】以上説明したように、本発明の第6の実施
の形態の運動物体検出装置は、熱分布に基づき運動物体
を追跡することが可能であるため、カメラなどの撮像装
置では困難であった暗闇における運動物体の検出・追跡
が可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、画像上
で見かけの動き量が大きく異なる運動物体が複数、混在
する場合でも正確にオプティカルフローを検出すること
が可能な、運動物体検出方法および装置を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の運動物体検出方法
における処理の流れを示すフローチャート
【図2】本発明の第1の実施の形態の運動物体検出方法
における処理の説明図
【図3】本発明の第2の実施の形態の運動物体検出方法
における処理の流れを示すフローチャート
【図4】本発明の第3の実施の形態の運動物体検出装置
のブロック構成を示す図
【図5】本発明の第4の実施の形態の運動物体検出方法
における処理の流れを示すフローチャート
【図6】本発明の第5の実施の形態の運動物体検出装置
のブロック構成を示す図
【図7】本発明の第6の実施の形態の運動物体検出装置
のブロック構成を示す図
【図8】オプティカルフローの概要の説明図
【図9】速い運動物体に対し長いフレーム間隔でオプテ
ィカルフローを検出したときに発生する偽のオプティカ
ルフローの説明図
【図10】偽のオプティカルフローを除去する方法につ
いての説明図
【図11】遅い運動物体に施す偽のオプティカルフロー
除去処理についての説明図
【符号の説明】
400 運動物体検出装置 410 画像入力部 420 画像記憶部 430 オプティカルフロー検出部 440 運動物体検出部 441 運動物体候補領域抽出手段 442 運動物体領域判定手段 500 撮像装置(カメラ) 600 運動物体検出装置 650 運動物体追跡部 660 運動物体情報記憶部 670 オプティカルフロー検出制御部 700 運動物体検出装置 701 遠赤外線カメラ 710 熱分布入力部 720 熱分布記憶部 810 現画像フレームの運動物体 820 数フレーム前の運動物体 830 オプティカルフロー 840 オプティカルフロー発生領域 910 現画像フレームの運動物体 920 数フレーム前の運動物体 930 偽のオプティカルフロー 931 オプティカルフロー発生領域 940 オプティカルフロー発生領域 941 オプティカルフロー発生領域 1010 長いフレーム間隔が開いた運動物体 1020 短いフレーム間隔が開いた運動物体 1030 長いフレーム間隔でのオプティカルフロー発
生領域 1040 短いフレーム間隔でのオプティカルフロー発
生領域 1050 偽のオプティカルフロー発生領域除去後のオ
プティカルフロー発生領域 1110 長いフレーム間隔が開いた運動物体 1120 短いフレーム間隔が開いた運動物体 1130 長いフレーム間隔でのオプティカルフロー発
生領域 1140 短いフレーム間隔でのオプティカルフロー発
生領域 1150 偽のオプティカルフロー発生領域除去後のオ
プティカルフロー発生領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像を構成する第1の画像フレームと
    第2の画像フレームとを用いて、画像フレーム中の運動
    物体の動きであるオプティカルフローを前記第1の画像
    フレームにおいて検出する第1のステップと、前記第1
    の画像フレームと前記第2の画像フレームとよりも過去
    の複数の画像フレーム、および前記第1の画像フレーム
    を用い、前記第1の画像フレームにおけるオプティカル
    フローおよび前記過去の1以上の画像フレームにおける
    オプティカルフローとを検出する第2のステップと、前
    記第1のステップで検出された前記第1の画像フレーム
    におけるオプティカルフローの情報、前記第2のステッ
    プで検出された前記第1の画像フレームにおけるオプテ
    ィカルフローの情報、および前記第2のステップで検出
    された前記過去の1以上の画像フレームにおけるオプテ
    ィカルフローの情報とを統合して複数の運動物体のオプ
    ティカルフローを個別に検出するステップとを備え、前
    記第2の画像フレームは、前記第1の画像フレームより
    も過去の画像フレームであることを特徴とする運動物体
    検出方法。
  2. 【請求項2】 前記運動物体検出方法は、さらに、前記
    オプティカルフローの発生している領域に隣接する領域
    についての情報である隣接情報に基づいて運動物体候補
    領域を抽出し、抽出された運動物体候補領域に関する所
    定の情報を用いて前記運動物体を検出するステップを備
    えたことを特徴とする請求項1記載の運動物体検出方
    法。
  3. 【請求項3】 前記運動物体検出方法は、さらに、前記
    運動物体の検出結果に基づいて前記画像フレーム間で運
    動物体の追跡を行うステップと、前記追跡によって求ま
    る前記画像フレームにおける前記運動物体の見かけの動
    き量に基づいて、前記オプティカルフローを検出するフ
    レーム間隔および統合するオプティカルフローの数を制
    御するステップとを備えたことを特徴とする請求項2記
    載の運動物体検出方法。
  4. 【請求項4】 所定の撮像装置からの画像信号を取り込
    む画像入力手段と、前記取り込まれた画像信号を記憶す
    る画像記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶された画像
    信号によって構成される画像フレームにおいて、異なる
    前記画像フレーム間隔の画像フレーム間で運動物体の動
    きであるオプティカルフローを検出し統合するオプティ
    カルフロー検出手段と、前記オプティカルフロー検出手
    段で統合されたオプティカルフローの情報に基づいて前
    記運動物体を検出する運動物体検出手段とを備えたこと
    を特徴とする運動物体検出装置。
  5. 【請求項5】 前記運動物体検出装置は、さらに、前記
    オプティカルフローの発生している領域に隣接する領域
    についての情報である隣接情報に基づいて運動物体候補
    領域を抽出し、抽出された運動物体候補領域に関する、
    サイズ、形状、位置または運動物体候補領域内のオプテ
    ィカルフローの情報を含む所定の情報を用いて前記運動
    物体を検出する運動物体検出手段と、前記運動物体の検
    出結果に基づいて前記画像フレーム間で運動物体の追跡
    を行う運動物体追跡手段と、前記追跡によって求まる前
    記画像フレーム上での見かけの動き量に基づいて、前記
    オプティカルフローを検出するフレーム間隔および統合
    するオプティカルフローの数を制御するオプティカルフ
    ロー検出制御手段とを備えたことを特徴とする請求項4
    記載の運動物体検出装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像装置は撮像カメラまたは遠赤外
    カメラを含み、前記運動物体検出装置は、前記撮像カメ
    ラからの画像信号または前記遠赤外カメラで撮像された
    熱分布画像信号を入力とすることが可能なことを特徴と
    する請求項4または5記載の運動物体検出装置。
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