JP2003044371A - ネットワークデバイス管理方法およびネットワークデバイス管理システムならびにネットワークデバイス管理を行うための処理プログラム - Google Patents

ネットワークデバイス管理方法およびネットワークデバイス管理システムならびにネットワークデバイス管理を行うための処理プログラム

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JP2003044371A
JP2003044371A JP2001228451A JP2001228451A JP2003044371A JP 2003044371 A JP2003044371 A JP 2003044371A JP 2001228451 A JP2001228451 A JP 2001228451A JP 2001228451 A JP2001228451 A JP 2001228451A JP 2003044371 A JP2003044371 A JP 2003044371A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】管理者がシステム管理装置から離れた場所にい
ても障害の発生したネットワークデバイスの障害の復旧
操作を可能とするとともに、その復旧状況を確認できる
ようにする。 【解決手段】ネットワークデバイスにたとえばソフトウ
エア的な障害が発生した場合、ネットワークデバイス管
理ツール11が障害情報とその障害に対する操作用ID
を管理者の携帯情報端末3に電子メールとして送信する
(手順A1)。管理者は、その電子メール内容に対して
返信メール(操作用ID)を送る(手順A2)。ネット
ワークデバイス管理ツール11は、管理者から返信され
た操作用IDが正しければ、操作用画面情報を作成し、
それを管理者が携帯情報端末3の画面上に開いて、開か
れた操作用画面から、復旧操作を行う。これにより、該
当するネットワークデバイスが再起動されるとともに、
障害が復旧されたことを示す障害復旧確認画面情報が携
帯情報端末3上に表示される(手順A3〜A7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークデバイ
スにトラブルが生じたときに、そのトラブルに対する処
理を行うネットワークデバイス管理方法およびネットワ
ークデバイス管理システムならびにネットワークデバイ
スを管理するための処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークに接続された多数のデバイ
ス(これをここではネットワークデバイスと呼ぶ)を一
括して管理するネットワークデバイス管理システムがあ
る。
【0003】このようなシステムでは、ネットワークデ
バイスの管理を行うネットワークデバイス管理装置上で
管理ソフトウエアを動作させて、システムの状況とし
て、たとえば、管理すべきネットワーク上にどのような
ネットワークデバイスが存在するか、これらのネットワ
ークデバイスが正常に動作しているかなどの情報を収集
することが行われている。
【0004】そして、管理ソフトウエアが収集したネッ
トワークデバイスの動作状況など様々な情報は、ネット
ワークデバイス管理装置内の管理データベースに保存さ
れ、この管理データベース内の情報をそれぞれのネット
ワークデバイスを管理する管理者が参照することで、自
分の管理するネットワークデバイスの動作状況などを知
ることができる。
【0005】これによって、あるネットワークデバイス
に何らかの障害が発生した場合には、その障害の発生し
たネットワークデバイスを管理する管理者が、その管理
データベース内の情報を参照することで、どのような障
害であるかを知ることができ、その障害に対する処理を
行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来で
は、個々のネットワークデバイスを管理する管理者が、
ネットワークデバイス管理装置内の管理データベースか
ら障害に関する情報を得て、それに対する処理を行うの
が一般的である。
【0007】したがって、管理者は常にネットワークデ
バイス管理装置から自分の管理するネットワークデバイ
スについての情報を監視する必要がある。このため、管
理者がネットワークデバイス管理装置から離れた場所に
いたり、管理すべきネットワークデバイスから離れた場
所にいるような場合、自分の管理するネットワークデバ
イスに障害が発生しても、その障害に対する処理が行え
ないということになる。
【0008】なお、ネットワークデバイスが発生する障
害としては、ソフトウエア的な障害とハードウエア的な
障害がある。ソフトウエア的な障害というのは、たとえ
ば、プログラムが正常に動作しないといった障害であ
り、ハードウエア的な障害というのは、たとえばプリン
タであれば、紙つまりといった物理的な障害である。
【0009】ソフトウエア的な障害はネットワークデバ
イスにリセットをかけるなどして、管理ソフトウエア上
での対処で済む場合もあるが、ハードウエア的な障害は
管理者が障害を起こしたネットワークデバイスのところ
に出向いて、障害に対する処理(紙つまりであれば詰ま
った紙を取り除くなど)を行う必要がある。
【0010】しかし、実際に障害を起こしたネットワー
クデバイスと管理ソフトウエアが動いているネットワー
クデバイス管理装置とは、必ずしも同じ場所にあるとは
限らない。
【0011】したがって、障害を起こしたネットワーク
デバイスの管理者は、障害のあったネットワークデバイ
スのところに出向いて、その障害に対する処理を行った
のち、再び、ネットワークデバイス管理装置のところに
戻って、正常な動作が行える状況になったかを管理ソフ
トウエア上で確認する必要があり、特に、ネットワーク
デバイスが遠方に存在するような場合、障害の対処に多
くの時間と手間を要する問題があった。
【0012】そこで本発明は、管理者がシステム管理装
置から離れた場所にいても、その管理者が管理するネッ
トワークデバイスの動作状況の把握を可能とし、もし、
そのネットワークデバイスに障害が発生した場合には、
障害の発生したことを即座に知って、障害の復旧操作を
可能とし、さらに、復旧操作を行ったあと、ネットワー
クデバイス管理装置から離れた場所にいながらその復旧
状況を確認することができるようにすることを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明のネットワークデバイス管理方法は、ネッ
トワークに接続されたそれぞれのネットワークデバイス
の状況を、これらネットワークデバイスを統括的に管理
するネットワークデバイス管理装置が監視し、あるネッ
トワークデバイスに障害を発見すると、その障害に関す
る情報を、当該ネットワークデバイスを管理する管理者
の所持する携帯情報端末に送信する機能を有したネット
ワークデバイス管理方法であって、前記ネットワークデ
バイス管理装置は、あるネットワークデバイスの障害を
発見すると、そのネットワークデバイスを管理する管理
者の所持する前記携帯情報端末に、当該ネットワークデ
バイスに障害の発生したことを示す情報を送信するとと
もに、当該障害を復旧させるための操作用画面情報を作
成して、それを管理者が取得可能とし、前記管理者が、
自身の所持する携帯情報端末に前記操作用画面情報を取
得して、それを当該携帯情報端末の画面上に開き、この
開かれた操作用画面情報に従った操作を行うと、前記ネ
ットワークデバイス管理装置は、その管理者の操作に基
づいた処理を行うようにしている。
【0014】このネットワークデバイス管理方法におい
て、前記ネットワークデバイスに障害の発生したことを
示す情報を前記管理者側に送信する際、その障害に対す
る操作を許可するために設定された障害操作用識別符号
を付加して送信し、その障害の発生したことを示す情報
と前記障害操作用識別符号を受け取った管理者が、送ら
れてきた前記障害操作用識別符号を前記ネットワークデ
バイス管理装置に返信すると、ネットワークデバイス管
理装置は管理者から返信された前記障害操作用識別符号
が適正か否かを判定し、その障害操作用識別符号が適正
であれば、前記操作用画面情報を前記管理者が取得可能
としている。
【0015】また、前記ネットワークデバイスの障害
を、ソフトウエア的な障害とハードウエア的な障害とに
分け、ソフトウエア的な障害である場合は、前記管理者
の所持する携帯情報端末の画面上に開かれた操作用画面
情報には、少なくとも、その障害を復旧させるために、
どのような操作を行えばよいかを示す障害デバイス操作
内容が存在し、この開かれた操作用画面情報から前記障
害を復旧させるための操作を可能とし、その操作を行っ
たあと、その操作に対する前記ネットワークデバイスの
障害の復旧状況を確認できる障害復旧確認画面情報を、
当該管理者が自身の所持する携帯情報端末上に取得可能
としている。
【0016】一方、ハードウエア的な障害である場合
は、前記管理者の所持する携帯情報端末の画面上に開か
れた操作用画面情報には、少なくとも、その障害を復旧
させるために当該ネットワークデバイスに対しどのよう
な操作を行えばよいかを示す障害デバイス操作内容と、
その障害が復旧したか否かを確認するための復旧確認指
示部とが存在し、前記障害デバイス操作内容に従った復
旧操作を当該ネットワークデバイスに対して行ったあ
と、前記復旧確認指示部を指示する操作を行うと、当該
ネットワークデバイスの障害の復旧状況を確認できる障
害復旧確認画面情報を、当該管理者が自身の所持する携
帯情報端末上に取得可能としている。
【0017】また、本発明のネットワークデバイス管理
システムは、ネットワークに接続されたそれぞれのネッ
トワークデバイスと、これらネットワークデバイスを統
括的に管理するネットワークデバイス管理装置と、ネッ
トワークデバイスを管理する管理者が所持して、前記ネ
ットワークデバイス管理装置との間で通信が可能な携帯
情報端末とでなるシステムであって、前記ネットワーク
デバイス管理装置は、あるネットワークデバイスの障害
を発見すると、そのネットワークデバイスを管理する管
理者の所持する前記携帯情報端末に、当該ネットワーク
デバイスに障害の発生したことを示す情報を送信すると
ともに、当該障害を復旧させるための操作用画面情報を
作成して、それを管理者が取得可能とし、前記管理者
が、自身の所持する携帯情報端末に前記操作用画面情報
を取得してそれを当該携帯情報端末の画面上に開き、こ
の開かれた操作用画面情報に従った操作を行うと、前記
ネットワークデバイス管理装置は、その管理者の操作に
基づいた処理を行うようにしている。
【0018】このネットワークデバイス管理システムに
おいて、前記ネットワークデバイスに障害の発生したこ
とを示す情報を前記管理者側に送信する際、その障害に
対する操作を許可するために設定された障害操作用識別
符号を付加して送信し、その障害の発生したことを示す
情報と前記障害操作用識別符号を受け取った管理者が、
送られてきた前記障害操作用識別符号を前記ネットワー
クデバイス管理装置に返信すると、ネットワークデバイ
ス管理装置は管理者から返信された前記障害操作用識別
符号が適正か否かを判定し、その障害操作用識別符号が
適正であれば、前記操作用画面情報を前記管理者が取得
可能としている。
【0019】また、このネットワークデバイス管理シス
テムにおいても、前記ネットワークデバイスの障害を、
ソフトウエア的な障害とハードウエア的な障害とに分
け、ソフトウエア的な障害である場合は、前記管理者の
所持する携帯情報端末の画面上に開かれた操作用画面情
報には、少なくとも、その障害を復旧させるために、ど
のような操作を行えばよいかを示す障害デバイス操作内
容が存在し、この開かれた操作用画面情報から前記障害
を復旧させるための操作を可能とし、その操作を行った
あと、その操作に対する前記ネットワークデバイスの障
害の復旧状況を確認できる障害復旧確認画面情報を、当
該管理者が自身の所持する携帯情報端末上に取得可能と
している。
【0020】一方、ハードウエア的な障害である場合
は、前記管理者の所持する携帯情報端末の画面上に開か
れた操作用画面情報には、少なくとも、その障害を復旧
させるために当該ネットワークデバイスに対しどのよう
な操作を行えばよいかを示す障害デバイス操作内容と、
その障害が復旧したか否かを確認するための復旧確認指
示部とが存在し、前記障害デバイス操作内容に従った復
旧操作を当該ネットワークデバイスに対して行ったあ
と、前記復旧確認指示部を指示する操作を行うと、当該
ネットワークデバイスの障害の復旧状況を確認できる障
害復旧確認画面情報を、当該管理者が自身の所持する携
帯情報端末上に取得可能としている。
【0021】また、本発明のネットワークデバイス管理
を行うための処理プログラムは、ネットワークに接続さ
れたそれぞれのネットワークデバイスの状況を、これら
ネットワークデバイスを統括的に管理するネットワーク
デバイス管理装置が監視し、あるネットワークデバイス
に障害を発見すると、その障害に関する情報を、当該ネ
ットワークデバイスを管理する管理者の所持する携帯情
報端末に報知する処理を行うネットワークデバイス管理
を行うための処理プログラムであって、前記その処理プ
ログラムは、前記ネットワークデバイス管理装置が、あ
るネットワークデバイスの障害を発見すると、そのネッ
トワークデバイスを管理する管理者の所持する前記携帯
情報端末に、当該ネットワークデバイスに障害の発生し
たことを示す情報を送信するとともに、当該障害を復旧
させるための操作用画面情報を作成する手順と、前記管
理者が、自身の所持する携帯情報端末に前記操作用画面
情報を取得してそれを当該携帯情報端末の画面上に開
き、この開かれた操作用画面情報に従った操作を行う
と、前記ネットワークデバイス管理装置は、その管理者
の操作に基づいた処理を行う手順とを含むものである。
【0022】このネットワークデバイス管理を行うため
の処理プログラムにおいて、前記ネットワークデバイス
に障害の発生したことを示す情報を前記管理者側に送信
する際、その障害に対する操作を許可するために設定さ
れた障害操作用識別符号を付加して送信し、その障害の
発生したことを示す情報と前記障害操作用識別符号を受
け取った管理者が、送られてきた前記障害操作用識別符
号を前記ネットワークデバイス管理装置に返信すると、
ネットワークデバイス管理装置は管理者から返信された
前記障害操作用識別符号が適正か否かを判定し、その障
害操作用識別符号が適正であれば、前記操作用画面情報
を前記管理者が取得可能とする処理を行うようにする。
【0023】また、このネットワークデバイス管理を行
うための処理プログラムにおいても、前記ネットワーク
デバイスの障害を、ソフトウエア的な障害とハードウエ
ア的な障害とに分け、ソフトウエア的な障害である場合
は、前記管理者の所持する携帯情報端末の画面上に開か
れた操作用画面情報には、少なくとも、その障害を復旧
させるために、どのような操作を行えばよいかを示す障
害デバイス操作内容が存在し、この開かれた操作用画面
情報から前記障害を復旧させるための操作を可能とし、
その操作を行ったあと、その操作に対する前記ネットワ
ークデバイスの障害の復旧状況を確認できる障害復旧確
認画面情報を、当該管理者が自身の所持する携帯情報端
末上に取得可能としている。
【0024】一方、ハードウエア的な障害である場合
は、前記管理者の所持する携帯情報端末の画面上に開か
れた操作用画面情報には、少なくとも、その障害を復旧
させるために当該ネットワークデバイスに対しどのよう
な操作を行えばよいかを示す障害デバイス操作内容と、
その障害が復旧したか否かを確認するための復旧確認指
示部とが存在し、前記障害デバイス操作内容に従った復
旧操作を当該ネットワークデバイスに対して行ったあ
と、前記復旧確認指示部を指示する操作を行うと、当該
ネットワークデバイスの障害の復旧状況を確認できる障
害復旧確認画面情報を、当該管理者が自身の所持する携
帯情報端末上に取得可能としている。
【0025】このように本発明は、あるネットワークデ
バイスに何らかの障害が発生したことがネットワークデ
バイス管理装置で発見されると、ネットワークデバイス
管理装置はそのネットワークデバイスを管理する管理者
の所持する前記携帯情報端末に、当該ネットワークデバ
イスに障害の発生したことを示す情報を送信するように
している。そして、その情報を受け取った管理者が、ネ
ットワークデバイス管理装置で作成された操作用画面情
報を取得して、それを自身の所持する携帯情報端末上で
開いて、この開かれた操作用画面情報に従った操作を行
うことができるようにしている。
【0026】これにより、管理者がネットワークデバイ
ス管理装置から離れた場所にいても、その管理者が管理
するネットワークデバイスの動作状況の把握を自身の所
持する携帯情報端末上で行え、もし、そのネットワーク
デバイスに障害が発生した場合には、障害の発生したこ
とを即座に知ることができ、しかも、その携帯情報端末
上で障害に対する何らかの操作が可能となり、さらに、
ネットワークデバイスの障害復旧を行ったあと、ネット
ワークデバイス管理装置から離れた場所にいながらその
復旧状況を確認することができるようになる。
【0027】また、ネットワークデバイスに障害の発生
したことを示す情報を前記管理者に送る際、その障害に
対する操作を許可するために設定された障害操作用識別
符号を付加して送信し、その障害操作用識別符号が与え
られた管理者のみがその障害復旧を行うための操作を行
うことができるようにしている。
【0028】これによって、ある管理者が自分の携帯情
報端末を用いて、勝手に他の管理者の管理するネットワ
ークデバイスに対して何らかの操作を行うといった不具
合を未然に防止することができ、セキュリティの強化を
図ることができる。
【0029】また、前記ネットワークデバイスの障害
を、ソフトウエア的な障害とハードウエア的な障害とに
分け、ソフトウエア的な障害である場合には、管理者の
所持する携帯情報端末上に開かれた操作用画面情報から
前記障害を復旧させるための操作を可能とし、しかも、
その操作を行ったあと、その操作に対する当該ネットワ
ークデバイスの障害の復旧状況を確認できる障害復旧確
認画面情報を当該管理者が自身の所持する携帯情報端末
上に取得可能としている。
【0030】これによって、管理者がネットワークデバ
イスを直接操作できる環境にない場所(遠隔地など)に
いても、ネットワークデバイスに発生したソフトウエア
的な障害の復旧操作を行うことができるようになり、さ
らに、復旧操作を行った後、そのネットワークデバイス
の障害が本当に復旧されたか否かの確認を、ネットワー
クデバイス管理装置から離れた位置からでも行うことが
できる。
【0031】一方、ハードウエア的な障害である場合
は、前記管理者の所持する携帯情報端末上に開かれた操
作用画面情報には、そのハードウエア的な障害に対し、
どのような操作を行えばよいかを示す情報(障害デバイ
ス操作内容)が表示されるので、管理者はその障害デバ
イス操作内容に従った復旧操作をネットワークデバイス
に対して行えばよく、障害に対して素早く対処すること
ができる。
【0032】そして、その復旧操作を行ったあと、復旧
確認指示部を指示する操作を行うと、当該ネットワーク
デバイスの障害の復旧状況を確認できる障害復旧確認画
面情報が携帯情報端末上に表示されるので、このハード
ウエア的な障害の場合も、管理者がネットワークデバイ
ス管理装置から離れた位置にいても、復旧の状況を確認
することができ、管理者はわざわざ、ネットワークデバ
イス管理装置の場所に行って、本当に復旧された状態と
なったかを確認するといった手間を省くことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、この実施の形態で説明する内容は、
本発明のネットワークデバイス管理方法、ネットワーク
デバイス管理システムについての説明であるとともに、
本発明のネットワークデバイス管理を行うための処理プ
ログラムの具体的な処理内容をも含むものである。
【0034】図1は本発明のネットワークデバイス管理
システムについて説明する図であり、ここでは本発明を
説明する上で必要な構成要素として、ネットワークデバ
イス管理装置(パーソナルコンピュータなどで実現でき
る)1、障害の発生したネットワークデバイス2、この
ネットワークデバイス2を管理するネットワークデバイ
ス管理者(ここでは管理者と呼んでいる)の所持する携
帯情報端末3、これらを接続するネットワーク4のみが
図示されている。なお、ネットワークデバイス管理装置
1が管理すべきネットワークデバイスはネットワークデ
バイス2の他にも多数存在するが、ここでは、本発明を
説明する上で必要なある1つのネットワークデバイス2
のみが示されている。
【0035】携帯情報端末3は、この図1の場合、ネッ
トワークデバイス2の管理者が所持するもので、ネット
ワークデバイス管理装置1との間で電子メール通信が可
能であるとともに、web上のホームページを見ることの
できるモバイル機器であればよく、このような機能を有
する携帯電話機などを用いることができる。なお、この
携帯情報端末3はそれぞれの管理者が個々に所持するも
のである。
【0036】ネットワークデバイス管理装置1は管理ソ
フトウエアとしての機能を有するネットワークデバイス
管理ツール11やそれぞれのネットワークデバイスから
取得した各種情報を蓄える管理データベース12を有し
ている。
【0037】ネットワークデバイス管理ツール11は、
デバイス通信機能111、デバイス制御機能112、障
害情報通知機能113、操作用画面情報作成機能11
4、管理者操作判断機能115を有している。
【0038】デバイス通信機能111は、それぞれのネ
ットワークデバイスとの通信を行う機能を有する。ま
た、デバイス制御機能112は、それぞれのネットワー
クデバイスからの情報を取得したり、それぞれのネット
ワークデバイスを操作したりといった様々な機能を有し
ており、本発明に関係する機能としては、それぞれのネ
ットワークデバイスの状態を監視して、ネットワークデ
バイスに何らかの障害が発生した場合にはそれを発見す
る機能や、管理者が行った操作(ここでは、障害の発生
したネットワークデバイス2に対し、その障害を復旧さ
せるための指示など)に基づいて、該当するネットワー
クデバイス2に対する操作を行う機能を有している。
【0039】障害情報通知機能113は、管理者に何ら
かの情報を通知する場合、その通知内容を電子メールと
して作成する機能を有している。たとえば、デバイス制
御機能112によって、あるネットワークデバイス(こ
の図1ではネットワークデバイス2)に何らかの障害が
あることがわかると、障害が発生したことをそのネット
ワークデバイスの管理者(その管理者の所持する携帯情
報端末3)に通知するための電子メール内容を作成す
る。
【0040】操作用画面情報作成機能114は、ネット
ワークデバイス2に何らかの障害があることがデバイス
制御機能112によって発見されると、障害に対処する
ための操作用画面情報をこのネットワークデバイス管理
装置1のホームページ上に作成する機能を有している。
【0041】管理者操作判断機能115は、ネットワー
クデバイス2に対してその管理者が行った操作、つま
り、管理者の所持する携帯情報端末3上に開かれた操作
用画面上で管理者がどのような操作を行ったかを判断
し、その操作内容をデバイス制御機能111に通知する
機能を有している。
【0042】これらデバイス制御機能112、障害情報
通知機能113、操作用画面情報作成機能114、管理
者操作判断機能115のそれぞれの具体的な動作例につ
いて以下に詳細に説明する。
【0043】前述したように、ネットワークデバイス2
の障害としては、ソフトウエア的な障害とハードウエア
的な障害があるが、まず、ネットワークデバイス2がソ
フトウエア的な障害を起こした場合の動作について説明
する。
【0044】図2はネットワーク管理装置1のネットワ
ークデバイス管理ツール11と管理者が所有する携帯情
報端末3との間のデータ授受を説明する図であり、ネッ
トワークデバイス管理ツール11のデバイス制御機能1
12がネットワークデバイス2の障害を発見すると、ネ
ットワークデバイス2に障害が発生したことを示す情報
(障害情報という)とその障害に対する操作を許可する
ために設定された障害操作用識別符号(操作用IDとい
う)を、障害情報通知機能113が電子メールとして作
成し、その電子メールを携帯情報端末3に送信する(手
順A1)。
【0045】この障害情報と操作用IDでなる電子メー
ルは、携帯情報端末3上において、図3(a)のような
内容で表示される。この図3(a)からもわかるよう
に、その電子メール内容は、障害情報として、障害のあ
ったネットワークデバイス2のIPアドレス(障害デバ
イスIPアドレス)と具体的な障害内容とでなり、たと
えば、「123.456.789.012」といった障害デバイスIP
アドレスが表示されるとともに、「デバイスからの応答
がありません」といった具体的な障害内容が表示され
る。また、このときに与えられた操作用IDとして、た
とえば、「0af345j90gt2」が表示される。
【0046】この操作用IDは、あるネットワークデバ
イスに何らかの障害が発生したときに、そのネットワー
クデバイスを管理する管理者(その管理者が所持する携
帯情報端末3)に対して、ネットワークデバイス管理装
置1側から与えられる固有の符号であり、この操作用I
Dが与えられた管理者(その管理者の所持する携帯情報
端末3)だけが当該障害の発生したネットワークデバイ
スに対する操作を行うことができる。
【0047】そして、この図3(a)に示すような内容
の電子メールを受け取った管理者は、自身が所有する携
帯情報端末3から、その電子メール内容に対する返信メ
ールをネットワークデバイス管理ツール11に送る。こ
の返信メールは上述の操作用IDをネットワークデバイ
ス管理ツール11に送ることであり、それによって、ネ
ットワークデバイス管理ツール11に対して操作用画面
情報要求を行ったことになる(手順A2)。
【0048】ネットワークデバイス管理ツール11は、
管理者の携帯情報端末3から操作用IDの入った返信メ
ールを受け取ると、その操作用IDが正しいか否かを判
断し、正しければ、操作用画面情報作成機能114を用
いて、障害の発生したネットワークデバイス2を操作す
るための操作用画面情報を、このネットワークデバイス
管理装置1のホームページ上に作成するとともに、その
操作用画面情報の取得が可能となるようなホームページ
アドレスを電子メールによって管理者に送る(手順A
3)。
【0049】図3(b)は管理者の携帯情報端末3側に
表示されたホームページアドレス、つまり、ネットワー
クデバイス管理ツール11から送られてきたホームペー
ジアドレス(操作用画面情報を取得するためのアドレ
ス)であり、そのアドレスは、たとえば、「http://NDM
anager.com/123456789012.cgi」といったホームページ
アドレスである。
【0050】これにより、管理者はwebブラウザを用い
て、上述のアドレスにアクセスすると(手順A4)、そ
れによって、図3(c)に示すような操作用画面情報の
記述がなされたページを取得することができ(手順A
5)、それを自身の携帯情報端末3の画面上に開くこと
ができる。
【0051】携帯情報端末3の画面上に開かれた操作用
画面情報の例としては、この図3(c)に示されるよう
に、障害デバイスIPアドレスとして「123.456.789.01
2」、障害内容として、「デバイスからの応答がありま
せん」といった内容の表示がなされるとともに、障害デ
バイスを復旧させるための操作指示の内容(障害デバイ
ス操作内容)として、たとえば、「デバイス再起動」と
いった具体的な操作指示内容の表示がなされている。
【0052】管理者はこのような操作用画面情報を見
て、障害復旧を行うための障害デバイス操作として、
「デバイス再起動」の指示部P1を指示すると、その指
示内容(障害復旧を行うための操作内容)がネットワー
クデバイス管理ツール11側に送られる(手順A6)。
【0053】ネットワークデバイス管理ツール11側で
は、管理者の指示内容を管理者操作判断機能115が判
断(この場合、デバイス再起動が指示されたことを判
断)し、それによって、デバイス制御機能112から該
当するネットワークデバイス2に対し、デバイスの再起
動を行わせるための信号が出力される。そして、その再
起動を行わせるための信号によって、ネットワークデバ
イス2が再起動されれば、障害が復旧されたことを確認
するための画面情報(障害復旧確認画面情報)の記述が
なされたホームページを作成する。
【0054】これにより、管理者はwebブラウザを用い
て、上述のアドレスにアクセスすることによって、図3
(d)に示すような障害復旧確認画面情報の記述がなさ
れたページを取得することができ(手順A7)、それを
自身の携帯情報端末3の画面上に開くことができる。
【0055】この携帯情報端末3の画面上に開かれた障
害復旧確認画面情報の例としては、図3(d)に示され
るように、障害デバイスIPアドレスとして「123.456.
789.012」と、どのような障害であったかを示す障害内
容として、「デバイスからの応答がありません」とが表
示されるとともに、障害が復旧したことを示す情報とし
て、たとえば、「障害は復旧しました」といった情報が
表示される。
【0056】なお、管理者が図3(c)に示される操作
用画面情報から「デバイス再起動」を指示したにもかか
わらず、ネットワークデバイス2の障害が復旧されない
場合もあるが、その場合は、再び、図3(c)の操作用
画面情報が携帯情報端末3に表示され、再度、管理者は
復旧のための処理を行う。
【0057】以上説明したように、ネットワークデバイ
ス管理装置1のネットワークデバイス管理ツール11が
ネットワークデバイス2の障害を発見すると、電子メー
ルによって、管理者の所持する携帯情報端末3にその障
害デバイスIPアドレスとその障害内容、さらに、操作
用IDを送る。
【0058】そして、その電子メール内容を管理者が見
て、その操作用IDを返信メールとしてネットワークデ
バイス管理ツール11側に送ると、操作用画面情報取得
用のアドレス(ホームページアドレス)が管理者側の携
帯情報端末3に送られ、管理者がそのアドレスにアクセ
スすると、操作用画面情報のページを携帯情報端末3の
画面上に開くことができ、そのページから障害復旧操作
を行うことができる。
【0059】それによって、障害が復旧されれば、復旧
されたことを示す情報(障害復旧確認画面情報)が携帯
情報端末3の画面上に表示され、また、復旧がなされな
かった場合には、再び、図3(c)に示すような操作用
画面情報が携帯情報端末3の画面上に表示される。
【0060】このように、管理者は、ネットワークデバ
イス管理ツール11からのネットワークデバイス2に関
する障害情報を携帯電話機などの携帯情報端末3で受け
取ることができ、しかも、その障害に対する処理をその
携帯情報端末3の画面上で行うことができる。さらに、
その障害に対する処理を行ったことによって、当該ネッ
トワークデバイスの障害が復旧されたか否かの確認もそ
の携帯情報端末3で行うことができる。
【0061】これにより、ネットワークデバイスを直接
操作できる環境にない場所(遠隔地など)にいても、ネ
ットワークデバイス2の状態を常に監視することがで
き、障害などに素早く対応することができるようにな
る。さらに、復旧操作を行った後、従来では、ネットワ
ーク上で当該ネットワークデバイスが確かに復旧した状
態となったか否かをネットワークデバイス管理装置で確
認する必要があったが、本発明では、管理者がネットワ
ークデバイス管理装置1から離れた位置にいてもそれを
確認することができ、管理者はわざわざ、ネットワーク
デバイス管理装置1の場所に行って、本当に復旧された
状態となったかを確認する必要がなくなる。
【0062】また、本発明では、ネットワークデバイス
管理ツール11と管理者の携帯情報端末3との間で、あ
るネットワークデバイスに対する障害復旧などを行うた
めの情報のやりとりを行う際、ネットワークデバイス管
理ツール11側から管理者側にその障害に対する操作を
許可するための操作用IDを与え、その操作用IDを用
いることで、管理者はネットワークデバイス管理ツール
11側に操作指示を出せるようにしていることも特徴の
1つである。
【0063】これによって、操作用IDが与えられた管
理者のみがその障害復旧を行うための操作を行うことが
できるようになる。これは、他の管理者が勝手にネット
ワークデバイスに対して操作することができてしまう
と、たとえば、悪意を持って他のネットワークデバイス
にリセットをかけることができてしまうといった不具合
が発生することにもなりかねないからであり、このよう
な状況を未然に防ぎ、セキュリティの強化を図るための
措置である。
【0064】図4は以上説明したソフトウエア的な障害
に対する本発明の処理手順を説明するフローチャートで
ある。それぞれの処理内容については既に説明したの
で、ここでは、その手順についてのみを簡単に説明する
にとどめる。
【0065】図4において、まず、ネットワークデバイ
スの障害を発見したか否かを調べ(ステップs1)、あ
るネットワークデバイスについて何らかの障害を発見し
たとすると、そのネットワークデバイスに障害が発生し
たことを通知する管理者(通知先管理者)の有無を調べ
(ステップs2)、通知先管理者が存在すれば、その管
理者に対し、図3(a)で示したような障害情報と操作
用IDを電子メールで通知する(ステップs3)。
【0066】そして、管理者から操作要求(操作用I
D)が返信メールとして送られてきたか否かを調べ(ス
テップs4)、操作要求(操作用ID)が送られてきた
場合、その返信メールに記述された操作用IDが正しい
か否かを調べ(ステップs5)、正しければ、自身のホ
ームページ上に障害を発生したネットワークデバイスに
対する操作用画面情報を作成し(ステップs6)、管理
者にその操作用画面情報取得用のアドレス(図3(b)に
示すようなホームページアドレス)を送信する(ステッ
プs7)。
【0067】そして、管理者から操作用画面情報の取得
要求が出されたか否かを調べ(ステップs8)、管理者
から操作用画面情報の取得要求が出されれば、図3
(c)に示すような操作用画面情報を管理者に送信する
(ステップs9)。
【0068】そして、管理者から復旧を行うための操作
指示が出されたか否かを調べ(ステップs10)、操作
指示が出されていれば、管理者の指示に従い、障害を起
こしたデバイスに対する操作を行う(ステップs1
1)。そして、そのデバイスの障害が復旧したか否かを
調べ(ステップs12)、障害が復旧されていれば、管
理者に対し、障害が復旧されたことを確認できる障害復
旧確認画面情報(図3(d)のような画面情報)を送信す
る(ステップs13)。このとき、障害が復旧されてい
なければ、ステップs9に戻って、管理者に対し、再
び、図3(c)に示すような操作用画面情報を管理者に
送信する。
【0069】以上はネットワークデバイスのソフトウエ
ア的な障害(管理ツールによって復旧可能な障害)につ
いての説明であったが、次に、ネットワークデバイスが
ハードウエア的な障害を起こした場合について説明す
る。このハードウエア的な障害というのは、たとえば、
プリンタの紙つまりのような障害であり、ネットワーク
デバイス管理ツール11では復旧できない物理的な障害
である。
【0070】図5はこのようなハードウエア的な障害が
ネットワークデバイス2に発生したときのネットワーク
デバイス管理ツール11と管理者が所有する携帯情報端
末3との間のデータ授受を説明する図であり、ネットワ
ークデバイス管理ツール11のデバイス制御機能112
がネットワークデバイス2の障害(ハードウエア的な障
害)を見つけると、ネットワークデバイス2に障害が発
生したことを示す情報(障害情報)とその障害に対する
操作を許可するために設定された操作用IDを、障害情
報通知機能113が電子メールとして作成し、その電子
メールを携帯情報端末3に送信する(手順B1)。
【0071】この障害情報と操作用IDでなる電子メー
ルは、携帯情報端末3上において、図6(a)のような
内容で表示される。この図6(a)からもわかるよう
に、その電子メール内容は、障害情報として、障害のあ
ったネットワークデバイス2のIPアドレス(障害デバ
イスIPアドレス)と具体的な障害内容とでなり、たと
えば、「123.456.789.012」といった障害デバイスIP
アドレスが表示されるとともに、「紙が詰まっていま
す」といった具体的な障害内容が表示される。また、こ
のときに与えられた操作用IDとして、たとえば、「0a
f345j90gt2」が表示される。
【0072】そして、この図6(a)に示すような内容
の電子メールを受け取った管理者は、自身が所有する携
帯情報端末3から、その電子メール内容に対する返信メ
ールをネットワークデバイス管理ツール11に送る。こ
の返信メールは上述の操作用IDをネットワークデバイ
ス管理ツール11に送ることであり、それによって、ネ
ットワークデバイス管理ツール11に対して操作用画面
情報要求を行ったことになる(手順B2)。
【0073】ネットワークデバイス管理ツール11は、
管理者の携帯情報端末3から操作用IDの入った返信メ
ールを受け取ると、その操作用IDが正しいか否かを判
断し、正しければ、操作用画面情報作成機能114を用
いて、障害の発生したネットワークデバイスを操作する
ための操作指示画面情報を自身のホームページ上に作成
するとともに、その操作指示画面情報の取得が可能とな
るようなホームページアドレスを電子メールによって管
理者に送る(手順B3)。
【0074】図6(b)は管理者の携帯情報端末3側に
表示された操作指示画面情報取得用のアドレスであり、
たとえば、「http://NDManager.com/123456789012.cg
i」といったホームページアドレスである。
【0075】これにより、管理者はwebブラウザを用い
て、上述のアドレスにアクセスすると(手順B4)、そ
れによって、図6(c)に示すような操作指示画面情報
の記述がなされたページを取得することができ(手順B
5)、それを自身の携帯情報端末3の画面上に開くこと
ができる。
【0076】携帯情報端末3の画面上に開かれた操作指
示画面情報の例としては、この図6(c)に示されるよ
うに、障害デバイスIPアドレスとして「123.456.789.
012」、障害内容として、「紙が詰まっています」が表
示されるとともに、障害デバイスを復旧させるための障
害デバイス操作内容として、たとえば、「カバーを開け
て、紙を取り除いてください」といった具体的な操作指
示内容、さらに、その操作を行ったあと、障害が復旧し
ているか否かを確認するための指示として「復旧確認」
の指示部P2が表示される。
【0077】管理者は自身の携帯情報端末3の画面上に
開かれた図6(c)に示すような操作指示画面情報を見
て、その指示通りに、詰まった紙を取り除く操作を行
い、その操作を終了したら、「復旧確認」の指示部P2
を指示する。これによって、復旧確認画面要求がネット
ワークデバイス管理ツール11側に送られる(手順B
6)。
【0078】ネットワークデバイス管理ツール11側で
は、管理者の指示内容を管理者操作判断機能115が判
断し、それによって、デバイス制御機能112がネット
ワークデバイス2に対し、ネットワークデバイス2の障
害が復旧したか否かを調べる。
【0079】それによって、ネットワークデバイス2が
復旧されていれば、障害が復旧されたことを確認するた
めの情報(障害復旧確認画面情報)の記述がなされたホ
ームページを作成する。これにより、管理者はwebブラ
ウザを用いて、上述のアドレスにアクセスすることによ
って、図6(d)に示すような障害復旧確認画面情報の
記述がなされたページを取得することができ(手順B
7)、それを自身の所持する携帯情報端末3の画面上に
開くことができる。
【0080】この携帯情報端末3上に開かれた障害復旧
確認画面情報の例としては、図6(d)に示されるよう
に、障害デバイスIPアドレスとして「123.456.789.01
2」、どのような障害であったかを示す障害内容とし
て、「紙が詰まっています」が表示されるとともに、障
害が復旧したことを示す情報として、たとえば、「障害
は復旧しました」といった情報が表示される。
【0081】なお、管理者が紙詰まりを除去する操作を
行ったにもかかわらず、ネットワークデバイス管理ツー
ル11側で、障害が復旧された状態となっていない場合
には、再び、図6(c)の画面が携帯情報端末3に表示
される。この場合、詰まった紙が完全に除去されていな
いことなどが考えられるため、管理者はネットワークデ
バイス2にまだ詰まった紙が残っているかなどを再度入
念に点検する処理を行う。
【0082】以上説明したように、ネットワークデバイ
ス管理装置1のネットワークデバイス管理ツール11が
ネットワークデバイス2の障害を発見すると、電子メー
ルによって、管理者の所持する携帯情報端末3にその障
害デバイスIPアドレスとその障害内容、さらに、操作
用IDを送る。
【0083】そして、それを管理者が見て、その操作用
IDを返信メールとしてネットワークデバイス管理ツー
ル11側に送ると、操作指示画面情報取得用のアドレス
(ホームページアドレス)が管理者側の携帯情報端末3
に送られ、管理者がそのアドレスにアクセスすると、操
作指示画面情報のページを携帯情報端末3の画面上に開
くことができ、そのページに記述された内容に従って、
障害復旧操作(この場合は、紙詰まりであるため詰まっ
た紙の除去)を行うことができる。
【0084】そして、その障害復旧操作を行った後、本
当に障害が復旧されたか否かを確認する「復旧確認」の
指示部P2を操作すると、ネットワークデバイス管理ツ
ール11が当該ネットワークデバイス2の障害復旧がな
されたか否かを調べ、障害が復旧されていれば、復旧さ
れたことを示す情報(障害復旧確認画面情報)が携帯情
報端末3の画面上に表示され、また、復旧がなされなか
った場合には、再び、図6(c)に示すような操作指示
画面情報が携帯情報端末3の画面上に表示される。
【0085】このように、管理者は、ネットワークデバ
イス管理ツール11からのネットワークデバイス2に関
する障害情報を携帯電話機などの携帯情報端末3で受け
取ることができ、しかも、その障害の内容やその障害に
対する処理の仕方をその携帯情報端末3上で知ることが
できる。さらに、その障害に対する処理を行ったことに
よって、当該ネットワークデバイスの障害が復旧された
か否かの確認もその携帯情報端末3で行うことができ
る。
【0086】これにより、障害の発生したネットワーク
デバイス2がネットワークデバイス管理装置1に対して
遠隔地に存在し、かつ、管理者がネットワークデバイス
管理装置1のそばにいないような環境にある場合であっ
ても、ネットワークデバイス管理装置1からのネットワ
ークデバイス2の状態を取得することができる。
【0087】そして、ネットワークデバイスに障害が発
生したことを自身が所有する携帯情報端末3で知った場
合、そのネットワークデバイス2のハードウエア的な障
害(紙詰まりなど)を除去したあと、従来では、ネット
ワーク上で当該ネットワークデバイスが確かに復旧した
状態となったか否かをネットワークデバイス管理装置1
で確認する必要があったが、本発明では、管理者がネッ
トワークデバイス管理装置1から離れた位置にいてもそ
れを確認することができ、管理者はわざわざ、ネットワ
ークデバイス管理装置1の場所に行って、本当に復旧さ
れた状態となったかを確認する必要がなくなる。
【0088】また、このハードウエア的な障害に対処す
る場合も、前述同様、ネットワークデバイス管理ツール
11側から、その障害復旧に対する操作用IDを与え、
その操作用IDが与えられた管理者のみがその障害復旧
を行うための操作を行うことができるようにしている。
【0089】図7は以上説明したソフトウエア的な障害
に対する管理ツールが行う処理手順を説明するフローチ
ャートである。それぞれの処理内容については既に説明
したので、ここでは、その手順についてのみを簡単に説
明するにとどめる。
【0090】図7において、ネットワークデバイスの障
害を発見したか否かを調べ(ステップs21)、あるネ
ットワークデバイスについて何らかの障害を発見したと
すると、そのネットワークデバイスに障害が発生したこ
とを通知する管理者(通知先管理者)の有無を調べ(ス
テップs22)、通知先管理者が存在すれば、その管理
者に対し、図6(a)で示したような障害情報と操作用
IDを電子メールで通知する(ステップs23)。
【0091】そして、管理者から操作要求(操作用I
D)が返信メールとして送られてきたか否かを調べ(ス
テップs24)、操作要求(操作用ID)が送られてき
た場合、その返信メールに記述された操作用IDが正し
いか否かを調べ(ステップs25)、正しければ、自身
のホームページ上に障害を発生したネットワークデバイ
スに対する操作指示画面情報を作成し(ステップs2
6)、管理者にその操作指示画面情報取得用のアドレス
(図6(b)に示すようなホームページアドレス)を送信
する(ステップs27)。
【0092】そして、管理者から操作指示画面取得要求
が出されたか否かを調べ(ステップs28)、管理者か
ら操作指示画面取得要求が出されれば、図6(c)に示
すような操作用画面情報を管理者に送信する(ステップ
s29)。
【0093】これによって、管理者は障害復旧用の操作
指示画面情報に従った復旧操作(たとえば、詰まった紙
を取り除くなどの操作)を行う。なお、このとき、管理
者は復旧操作を行ったあと、復旧されたか否かを確認す
るための障害復旧確認画面情報要求を出す(ステップs
30)。
【0094】そして、ネットワークデバイス管理ツール
11は、管理者からの障害復旧確認画面情報要求が出さ
れるのを待って(ステップs31)、障害復旧確認画面
情報要求が出されたら、該当するネットワークデバイス
の障害が復旧されたか否かを調べ(ステップs32)、
障害が復旧されていれば、管理者に障害復旧を伝える画
面(図6(d)に示すような画面)を送信する(ステップ
s33)。このとき、障害が復旧されていなければ、ス
テップs29に戻って、管理者に対し、再び、図6
(c)に示すような操作指示画面情報を送信する。
【0095】なお、本発明は以上説明した実施の形態に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能となるものである。
【0096】また、本発明は、以上説明した本発明を実
現するための処理手順が記述された処理プログラムを作
成し、その処理プログラムをフロッピィディスク、光デ
ィスク、ハードディスクなどの記録媒体に記録させてお
くことができ、本発明はその処理プログラムが記録され
た記録媒体をも含むものである。また、ネットワークか
ら当該処理プログラムを得るようにしてもよい。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、あ
るネットワークデバイスに何らかの障害が発生したこと
がネットワークデバイス管理装置で発見されると、ネッ
トワークデバイス管理装置は、そのネットワークデバイ
スを管理する管理者の所持する前記携帯情報端末に、当
該ネットワークデバイスに障害の発生したことを示す情
報を送信するようにしている。そして、その情報を受け
取った管理者が、ネットワークデバイス管理装置で作成
された操作用画面情報を取得して、それを自身の所持す
る携帯情報端末上で開いて、この開かれた操作用画面情
報に従った操作を行うことができるようにしている。
【0098】これにより、管理者がネットワークデバイ
ス管理装置から離れた場所にいても、その管理者が管理
するネットワークデバイスの動作状況の把握を自身の所
持する携帯情報端末上で行え、もし、そのネットワーク
デバイスに障害が発生した場合には、障害の発生したこ
とを即座に知ることができ、しかも、その携帯情報端末
上で障害に対する何らかの操作が可能となり、さらに、
ネットワークデバイスの障害復旧を行ったあと、ネット
ワークデバイス管理装置から離れた場所にいながらその
復旧状況を確認することができるようになる。
【0099】また、ネットワークデバイスに障害の発生
したことを示す情報を前記管理者に送る際、その障害に
対する操作を許可するために設定された障害操作用識別
符号を付加して送信し、その障害操作用識別符号が与え
られた管理者のみがその障害復旧を行うための操作を行
うことができるようにしている。
【0100】これによって、ある管理者が自分の携帯情
報端末を用いて、勝手に他の管理者の管理するネットワ
ークデバイスに対して何らかの操作を行うといった不具
合を未然に防止することができ、セキュリティの強化を
図ることができる。
【0101】また、前記ネットワークデバイスの障害
を、ソフトウエア的な障害とハードウエア的な障害とに
分け、ソフトウエア的な障害である場合には、管理者の
所持する携帯情報端末上に開かれた操作用画面情報から
前記障害を復旧させるための操作を可能とし、しかも、
その操作を行ったあと、その操作に対する当該ネットワ
ークデバイスの障害の復旧状況を確認できる障害復旧確
認画面情報を当該管理者が自身の所持する携帯情報端末
上に取得可能としている。
【0102】これによって、管理者がネットワークデバ
イスを直接操作できる環境にない場所(遠隔地など)に
いても、ネットワークデバイスに発生したソフトウエア
的な障害の復旧操作を行うことができるようになり、さ
らに、復旧操作を行った後、そのネットワークデバイス
の障害が本当に復旧されたか否かの確認を、ネットワー
クデバイス管理装置から離れた位置からでも行うことが
できる。
【0103】一方、ハードウエア的な障害である場合
は、前記管理者の所持する携帯情報端末上に開かれた操
作用画面情報には、そのハードウエア的な障害に対し、
どのような操作を行えばよいかを示す情報(障害デバイ
ス操作内容)が表示されるので、管理者はその障害デバ
イス操作内容に従った復旧操作をネットワークデバイス
に対して行えばよく、障害に対して素早く対処すること
ができる。
【0104】そして、その復旧操作を行ったあと、復旧
確認指示部を指示する操作を行うと、当該ネットワーク
デバイスの障害の復旧状況を確認できる障害復旧確認画
面情報が携帯情報端末上に表示されるので、このハード
ウエア的な障害の場合も、管理者がネットワークデバイ
ス管理装置から離れた位置にいても、復旧の状況を確認
することができ、管理者はわざわざ、ネットワークデバ
イス管理装置の場所に行って、本当に復旧された状態と
なったかを確認するといった手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワークデバイス管理システムの
構成を概略的に示す図である。
【図2】本発明の実施の形態において、ネットワークデ
バイスに発生した障害がソフトウエア的な障害である場
合のネットワークデバイス管理ツール11と携帯情報端
末3との間の情報の授受を説明する図である。
【図3】ネットワークデバイスに発生した障害がソフト
ウエア的な障害である場合に、ネットワークデバイス管
理ツール11から携帯情報端末3が取得する各種情報例
を示す図である。
【図4】ネットワークデバイスに発生した障害がソフト
ウエア的な障害である場合における本発明の処理手順を
説明するフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態において、ネットワークデ
バイスに発生した障害がハードウエア的な障害である場
合のネットワークデバイス管理ツール11と携帯情報端
末3との間の情報の授受を説明する図である。
【図6】ネットワークデバイスに発生した障害がハード
ウエア的な障害である場合に、ネットワークデバイス管
理ツールから携帯情報端末3が取得する各種情報例を示
す図である。
【図7】ネットワークデバイスに発生した障害がハード
ウエア的な障害である場合における本発明の処理手順を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワークデバイス管理装置 2 ネットワークデバイス(障害の発生したネットワー
クデバイス) 3 管理者が所持する携帯情報端末 11 ネットワークデバイス管理ツール 111 デバイス通信機能 112 デバイス制御機能 113 障害情報通知機能 114 操作用画面情報作成機能 115 管理者操作判断機能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 穂美 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5B083 AA05 BB02 BB05 DD03 DD10 EE07 5B089 GA11 GA25 GB02 JA35 JB17 JB22 KA12 KA13 KB04 LB14 MC11 MC18 5K033 AA06 BA08 DA19 DB20 EA04 EA07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されたそれぞれのネ
    ットワークデバイスの状況を、これらネットワークデバ
    イスを統括的に管理するネットワークデバイス管理装置
    が監視し、あるネットワークデバイスに障害を発見する
    と、その障害に関する情報を、当該ネットワークデバイ
    スを管理する管理者の所持する携帯情報端末に送信する
    機能を有したネットワークデバイス管理方法であって、 前記ネットワークデバイス管理装置は、あるネットワー
    クデバイスの障害を発見すると、そのネットワークデバ
    イスを管理する管理者の所持する前記携帯情報端末に、
    当該ネットワークデバイスに障害の発生したことを示す
    情報を送信するとともに、当該障害を復旧させるための
    操作用画面情報を作成して、それを管理者が取得可能と
    し、 前記管理者が、自身の所持する携帯情報端末によって前
    記操作用画面情報を取得してそれを当該携帯情報端末の
    画面上に開き、この開かれた操作用画面情報に従った操
    作を行うと、前記ネットワークデバイス管理装置は、そ
    の管理者の操作に基づいた処理を行うことを特徴とする
    ネットワークデバイス管理方法。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークデバイスに障害の発生
    したことを示す情報を前記管理者側に送信する際、その
    障害に対する操作を許可するために設定された障害操作
    用識別符号を付加して送信し、その障害の発生したこと
    を示す情報と前記障害操作用識別符号を受け取った管理
    者が、送られてきた前記障害操作用識別符号を前記ネッ
    トワークデバイス管理装置に返信すると、ネットワーク
    デバイス管理装置は管理者から返信された前記障害操作
    用識別符号が適正か否かを判定し、その障害操作用識別
    符号が適正であれば、前記操作用画面情報を前記管理者
    が取得可能とすることを特徴とする請求項1記載のネッ
    トワークデバイス管理方法。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークデバイスの障害を、ソ
    フトウエア的な障害とハードウエア的な障害とに分け、 ソフトウエア的な障害である場合は、前記管理者の所持
    する携帯情報端末の画面上に開かれた操作用画面情報に
    は、少なくとも、その障害を復旧させるために、どのよ
    うな操作を行えばよいかを示す障害デバイス操作内容が
    存在し、この開かれた操作用画面情報から前記障害を復
    旧させるための操作を可能とし、その操作を行ったあ
    と、その操作に対する前記ネットワークデバイスの障害
    の復旧状況を確認できる障害復旧確認画面情報を、当該
    管理者が自身の所持する携帯情報端末上に取得可能と
    し、 ハードウエア的な障害である場合は、前記管理者の所持
    する携帯情報端末の画面上に開かれた操作用画面情報に
    は、少なくとも、その障害を復旧させるために当該ネッ
    トワークデバイスに対しどのような操作を行えばよいか
    を示す障害デバイス操作内容と、その障害が復旧したか
    否かを確認するための復旧確認指示部とが存在し、前記
    障害デバイス操作内容に従った復旧操作を当該ネットワ
    ークデバイスに対して行ったあと、前記復旧確認指示部
    を指示する操作を行うと、当該ネットワークデバイスの
    障害の復旧状況を確認できる障害復旧確認画面情報を、
    当該管理者が自身の所持する携帯情報端末上に取得可能
    とする、 ことを特徴とする請求項1または2記載のネットワーク
    デバイス管理方法。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続されたそれぞれのネ
    ットワークデバイスと、これらネットワークデバイスを
    統括的に管理するネットワークデバイス管理装置と、ネ
    ットワークデバイスを管理する管理者が所持して、前記
    ネットワークデバイス管理装置との間で通信が可能な携
    帯情報端末とでなるネットワークデバイス管理システム
    であって、 前記ネットワークデバイス管理装置は、あるネットワー
    クデバイスの障害を発見すると、そのネットワークデバ
    イスを管理する管理者の所持する前記携帯情報端末に、
    当該ネットワークデバイスに障害の発生したことを示す
    情報を送信するとともに、当該障害を復旧させるための
    操作用画面情報を作成して、それを管理者が取得可能と
    し、 前記管理者が、自身の所持する携帯情報端末に前記操作
    用画面情報を取得してそれを当該携帯情報端末の画面上
    に開き、この開かれた操作用画面情報に従った操作を行
    うと、前記ネットワークデバイス管理装置は、その管理
    者の操作に基づいた処理を行うことを特徴とするネット
    ワークデバイス管理システム。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークデバイスに障害の発生
    したことを示す情報を前記管理者側に送信する際、その
    障害に対する操作を許可するために設定された障害操作
    用識別符号を付加して送信し、その障害の発生したこと
    を示す情報と前記障害操作用識別符号を受け取った管理
    者が、送られてきた前記障害操作用識別符号を前記ネッ
    トワークデバイス管理装置に返信すると、ネットワーク
    デバイス管理装置は管理者から返信された前記障害操作
    用識別符号が適正か否かを判定し、その障害操作用識別
    符号が適正であれば、前記操作用画面情報を前記管理者
    が取得可能とすることを特徴とする請求項4記載のネッ
    トワークデバイス管理システム。
  6. 【請求項6】 前記ネットワークデバイスの障害を、ソ
    フトウエア的な障害とハードウエア的な障害とに分け、 ソフトウエア的な障害である場合は、前記管理者の所持
    する携帯情報端末の画面上に開かれた操作用画面情報に
    は、少なくとも、その障害を復旧させるために、どのよ
    うな操作を行えばよいかを示す障害デバイス操作内容が
    存在し、この開かれた操作用画面情報から前記障害を復
    旧させるための操作を可能とし、その操作を行ったあ
    と、その操作に対する前記ネットワークデバイスの障害
    の復旧状況を確認できる障害復旧確認画面情報を、当該
    管理者が自身の所持する携帯情報端末上に取得可能と
    し、 ハードウエア的な障害である場合は、前記管理者の所持
    する携帯情報端末の画面上に開かれた操作用画面情報に
    は、少なくとも、その障害を復旧させるために当該ネッ
    トワークデバイスに対しどのような操作を行えばよいか
    を示す障害デバイス操作内容と、その障害が復旧したか
    否かを確認するための復旧確認指示部とが存在し、前記
    障害デバイス操作内容に従った復旧操作を当該ネットワ
    ークデバイスに対して行ったあと、前記復旧確認指示部
    を指示する操作を行うと、当該ネットワークデバイスの
    障害の復旧状況を確認できる障害復旧確認画面情報を、
    当該管理者が自身の所持する携帯情報端末上に取得可能
    とする、 ことを特徴とする請求項4または5記載のネットワーク
    デバイス管理システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続されたそれぞれのネ
    ットワークデバイスの状況を、これらネットワークデバ
    イスを統括的に管理するネットワークデバイス管理装置
    が監視し、あるネットワークデバイスに障害を発見する
    と、その障害に関する情報を、当該ネットワークデバイ
    スを管理する管理者の所持する携帯情報端末に報知する
    処理を行うネットワークデバイス管理を行うための処理
    プログラムであって、 前記ネットワークデバイス管理装置が、あるネットワー
    クデバイスの障害を発見すると、そのネットワークデバ
    イスを管理する管理者の所持する前記携帯情報端末に、
    当該ネットワークデバイスに障害の発生したことを示す
    情報を送信するとともに、当該障害を復旧させるための
    操作用画面情報を作成する手順と、 前記管理者が、自身の所持する携帯情報端末に前記操作
    用画面情報を取得してそれを当該携帯情報端末の画面上
    に開き、この開かれた操作用画面情報に従った操作を行
    うと、前記ネットワークデバイス管理装置は、その管理
    者の操作に基づいた処理を行う手順と、 を含むことを特徴とするネットワークデバイス管理を行
    うための処理プログラム。
  8. 【請求項8】 前記ネットワークデバイスに障害の発生
    したことを示す情報を前記管理者側に送信する際、その
    障害に対する操作を許可するために設定された障害操作
    用識別符号を付加して送信し、その障害の発生したこと
    を示す情報と前記障害操作用識別符号を受け取った管理
    者が、送られてきた前記障害操作用識別符号を前記ネッ
    トワークデバイス管理装置に返信すると、ネットワーク
    デバイス管理装置は管理者から返信された前記障害操作
    用識別符号が適正か否かを判定し、その障害操作用識別
    符号が適正であれば、前記操作用画面情報を前記管理者
    が取得可能とすることを特徴とする請求項7記載のネッ
    トワークデバイス管理を行うための処理プログラム。
  9. 【請求項9】 前記ネットワークデバイスの障害を、ソ
    フトウエア的な障害とハードウエア的な障害とに分け、 ソフトウエア的な障害である場合は、前記管理者の所持
    する携帯情報端末の画面上に開かれた操作用画面情報に
    は、少なくとも、その障害を復旧させるために、どのよ
    うな操作を行えばよいかを示す障害デバイス操作内容が
    存在し、この開かれた操作用画面情報から前記障害を復
    旧させるための操作を可能とし、その操作を行ったあ
    と、その操作に対する前記ネットワークデバイスの障害
    の復旧状況を確認できる障害復旧確認画面情報を、当該
    管理者が自身の所持する携帯情報端末上に取得可能と
    し、 ハードウエア的な障害である場合は、前記管理者の所持
    する携帯情報端末の画面上に開かれた操作用画面情報に
    は、少なくとも、その障害を復旧させるために当該ネッ
    トワークデバイスに対しどのような操作を行えばよいか
    を示す障害デバイス操作内容と、その障害が復旧したか
    否かを確認するための復旧確認指示部とが存在し、前記
    障害デバイス操作内容に従った復旧操作を当該ネットワ
    ークデバイスに対して行ったあと、前記復旧確認指示部
    を指示する操作を行うと、当該ネットワークデバイスの
    障害の復旧状況を確認できる障害復旧確認画面情報を、
    当該管理者が自身の所持する携帯情報端末上に取得可能
    とする、 ことを特徴とする請求項7または8記載のネットワーク
    デバイス管理を行うための処理プログラム。
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