JP2003044205A - 入力表示装置、入力表示方法、及び入力表示処理プログラム - Google Patents

入力表示装置、入力表示方法、及び入力表示処理プログラム

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JP2003044205A
JP2003044205A JP2001231793A JP2001231793A JP2003044205A JP 2003044205 A JP2003044205 A JP 2003044205A JP 2001231793 A JP2001231793 A JP 2001231793A JP 2001231793 A JP2001231793 A JP 2001231793A JP 2003044205 A JP2003044205 A JP 2003044205A
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Masayoshi Tanaka
正義 田中
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】例えば計算機において入力された数値を表示す
るための入力表示装置にあって、小数点など、特定の数
値記号を入力した際に、当該記号入力したその時点で入
力操作の有無を判別可能にする。 【解決手段】数値入力に際して小数点「.」を操作入力
すると、その入力操作に伴い表示画面上の小数点「.」
の表示サイズが大きいサイズに変更されて表示され、そ
れに続き操作入力された小数値が順次表示されるので、
ユーザが小数点「.」を操作入力したその時点で当該小
数点を入力操作したことが確実に判別できるようにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば計算機にお
いて入力された数値を表示するための入力表示装置、入
力表示方法、及び入力表示処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の電子式計算装置におい
て、「AC」キーの操作によりオールクリアの状態にあ
る場合、表示画面の表示は、小数点の予め表示された
[0.]となっている。
【0003】そして、整数値を入力するとその入力され
た数値キーに応じて、例えば「123」と入力された場
合は[123.]と表示され、さらに続いて小数値「.
4」を入力すると[123.4]と表示される。
【0004】この際、小数点「.」を入力した時点で
は、表示は[123.]と変化なく、具体的な小数値
「4」を入力することで初めて小数点「.」の表示桁が
シフトされて該小数点「.」以下の小数値「4」が表示
され、表示画面上での小数値の入力操作が明らかとな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
子式計算装置では、小数値を入力した際に、その小数点
「.」を入力した時点では、予め表示されている小数点
表示はそのままで表示画面上の数値表示は何も変化しな
いため、ユーザは小数点を本当に入力操作したのかどう
かそれに続く小数値を入力してみないと判別することが
できない問題がある。
【0006】本発明は、前記のような問題に鑑みてなさ
れたもので、小数点など、特定の数値記号を入力した際
に、当該記号入力したその時点で入力操作の有無を判別
することが可能になる入力表示装置、入力表示方法、及
び入力表示処理プログラムを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係る入力表示装置は、数値及び該数値と組み合わ
される特定の記号を外部からの操作により入力する入力
手段と、この入力手段による入力の内容に応じた表示を
行う表示手段と、この表示手段において前記特定の記号
を予め表示させた状態で、前記入力手段により当該特定
の記号が入力された際に、当該表示されている特定の記
号の表示形態を変化させる表示制御手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0008】このような、本発明の請求項1に係る入力
表示装置では、例えば小数値の入力に際してその小数点
記号が予め表示された状態で、当該小数点記号の入力操
作が行われると、表示されている小数点記号の表示形態
が表示サイズの変更などによって変化表示される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0010】図1は、本発明の入力表示装置の実施形態
に係る電子計算装置10の電子回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【0011】この電子計算装置10はコンピュータによ
って構成され、CPU(central processing unit)を用
いた制御部11を備えている。
【0012】制御部(CPU)11は、キー入力部12
から入力されるキー入力データや、液晶表示部13の表
示画面上に重ねて設けられたタブレット14から位置検
出回路15を介して入力されるタッチ位置データに応じ
て、ROM16に予め記憶されているシステムプログラ
ムを起動させ、あるいは外部記録媒体17に予め記憶さ
れている計算装置制御用プログラムを記録媒体読み取り
部18により読み取らせて起動させ、あるいは通信制御
部19によって他のコンピュータ端末から通信ネットワ
ークNを介して受信された計算装置制御用プログラムを
起動させ、RAM20をワークメモリとして回路各部の
動作制御を行うものである。
【0013】この制御部(CPU)11には、前記キー
入力部12、液晶表示部13、タブレット14、位置検
出回路15、ROM16、記録媒体読み取り部18、通
信制御部19、RAM20が接続され、また、液晶表示
部13は表示駆動回路21を介して接続される。
【0014】キー入力部12には、本計算装置をオール
クリアの初期状態にセットするための「AC」キー12
a、計算の対象となる被演算数や演算数あるいは数式な
どの入力に際して各種の数値を入力するための数値キー
12b、各種の記号を入力するための記号キー12c、
演算子記号を入力するための演算子キー12d等が備え
られる。
【0015】タブレット14は、液晶表示部13の表示
画面上に重ねて設けられ、タッチされた位置に応じた電
圧信号を発生するもので、このタブレット14から出力
されるタッチ位置に応じた電圧信号に基づき、位置検出
回路15により表示画面に対応させた座標が検出され、
このタッチ位置座標に応じて制御部(CPU)11によ
り操作の内容が判断される。
【0016】ROM16には、本電子計算装置10の電
子回路におけるの全体の処理を司るシステムプログラム
(計算機制御プログラム)16aが予め記憶されると共
に、計算の対象となる被演算数や演算数あるいは数式な
どの入力に際して当該入力された数値・記号などを表示
制御するための数値入力表示プログラム16b、各種の
計算処理に対応した演算処理プログラム16cも予め記
憶される。
【0017】RAM20には、前記各種の処理動作にお
いて液晶表示部13に表示すべき表示データがビットマ
ップのパターンデータとして展開されて記憶される表示
メモリ20a、各種の処理動作上でキー入力された文字
や数値・記号などからなる入力データが記憶される入力
メモリ20b、記号キー12cにおける小数点「.」が
初期入力された再にフラグセットされるフラグ(F)メ
モリ20d、「AC」キー12aの操作に応じたオール
クリアの状態でデータセットされるACメモリ20e、
及び各種動作の制御処理に伴いCPU11により入出力
されるデータが必要に応じて一時的に記憶されるワーク
メモリ等の各種のデータメモリが備えられる。
【0018】次に、前記構成の電子計算装置10におけ
る第1実施形態〜第8実施形態の各入力表示機能につい
て説明する。
【0019】(第1実施形態)図2は前記電子計算装置
10における第1実施形態の数値・記号入力処理を示す
フローチャートである。
【0020】図3は前記電子計算装置10における第1
実施形態の数値・記号入力処理に伴う数値・記号入力表
示動作を示す図である。
【0021】まず、この電子計算装置10において、キ
ー入力部12の「AC」キー12aの操作によりオール
クリアの初期状態にセットされている場合は、図3
(A)に示すように、表示部13の表示画面上には、
[0.]が表示される。
【0022】ここで、例えばユーザが「0.1」を入力
したい場合に、記号キー12cにおける小数点「.」を
操作入力すると、図3(B)に示すように、表示画面上
に既に表示されている数値[0.]における小数
点[.]が大きいサイズに変更されて表示される(ステ
ップA1〜A3)。
【0023】続いて、数値キー12bにおける数値
「1」を操作入力すると、図3(C)に示すように、表
示画面上に表示されていた大きいサイズの小数点を伴う
[0.]が1桁シフトされて表示されるのと共に、入力
された数値「1」が表示され、大きいサイズの小数点を
伴う[0.1]として表示される(ステップA1→A2
→A4)。
【0024】したがって、前記構成の電子計算装置10
における第1実施形態の数値・記号入力機能によれば、
数値入力に際して小数点「.」を操作入力すると、その
入力操作に伴い表示画面上の小数点「.」の表示サイズ
が大きいサイズに変更されて表示され、それに続き操作
入力された小数値が順次表示されるので、ユーザが小数
点「.」を操作入力したその時点で当該小数点を入力操
作したことが確実に判別できるようになる。
【0025】(第2実施形態)図4は前記電子計算装置
10における第2実施形態の数値・記号入力処理を示す
フローチャートである。
【0026】図5は前記電子計算装置10における第2
実施形態の数値・記号入力処理に伴う数値・記号入力表
示動作を示す図である。
【0027】まず、この電子計算装置10において、キ
ー入力部12の「AC」キー12aの操作によりオール
クリアの初期状態にセットされている場合は、図5
(A)に示すように、表示部13の表示画面上には、
[0.]が表示される。
【0028】ここで、例えばユーザが「0.1」を入力
したい場合に、記号キー12cにおける小数点「.」を
操作入力すると、RAM20内のフラグメモリ20dに
“0”がセットされているか否か、つまり今回の数値入
力における最初の小数点入力操作であるか否か判断され
る(ステップB1〜B3)。
【0029】そして、F=0である、つまり今回の数値
入力における最初の小数点入力操作であると判断された
場合には、図5(B)に示すように、表示画面上に既に
表示されている数値[0.]における小数点[.]が大
きいサイズに変更されて表示される(ステップB3→B
4)。
【0030】この場合、ユーザによる前記小数点「.」
の初回入力操作に伴い、表示画面上の小数点[.]の表
示サイズが大きいサイズに変更されて表示されること
で、当該小数点「.」をキー入力操作したことを確実に
判別できるようになる。
【0031】すると、前記小数点「.」の初回入力操作
が行われたことで、フラグメモリ20dに“1”がセッ
トされる(ステップB5)。
【0032】続いて、数値キー12bにおける数値
「1」を操作入力すると、RAM20内のフラグメモリ
20dに“1”がセットされているか否か、つまり今回
の数値入力操作が前記小数点入力以降の数値入力操作で
あるか否か判断される(ステップB1→B2→B6)。
【0033】そして、F=1である、つまり今回の数値
入力操作が前記小数点入力以降の数値入力操作であると
判断された場合には、それまで大きいサイズで表示され
ていた小数点[.]の表示サイズが通常のサイズに戻さ
れて表示される(ステップB6→B7)。
【0034】そして、図5(C)に示すように、通常サ
イズに戻された小数点を伴う[0.]が1桁シフトされ
て表示されるのと共に、前記入力された数値「1」が表
示され、入力された小数値[0.1]として表示される
(ステップB8)。
【0035】したがって、前記構成の電子計算装置10
における第2実施形態の数値・記号入力機能によれば、
数値入力に際して小数点「.」を操作入力すると、その
入力操作に伴い表示画面上の小数点「.」の表示サイズ
が大きいサイズに変更されて表示される。そして、それ
に続く小数値を操作入力すると、前記大サイズに変更表
示されている小数点[.]が通常サイズに戻されるのと
共に、入力された小数値が順次表示されるので、ユーザ
が小数点「.」を操作入力したその時点で当該小数点を
入力操作したことが確実に判別できるようになる。
【0036】(第3実施形態)図6は前記電子計算装置
10における第3実施形態の数値・記号入力処理を示す
フローチャートである。
【0037】図7は前記電子計算装置10における第3
実施形態の数値・記号入力処理に伴う数値・記号入力表
示動作を示す図である。
【0038】まず、この電子計算装置10において、キ
ー入力部12の「AC」キー12aの操作によりオール
クリアの初期状態にセットされると、図7(A)に示す
ように、表示部13の表示画面上には、小数点未表示で
[0]のみが表示される(ステップC1→C2)。
【0039】ここで、例えばユーザが「0.1」を入力
したい場合に、記号キー12cにおける小数点「.」を
操作入力すると、RAM20内のフラグメモリ20dに
“0”がセットされているか否か、つまり今回の数値入
力における最初の小数点入力操作であるか否か判断され
る(ステップC3〜C5)。
【0040】そして、F=0である、つまり今回の数値
入力における最初の小数点入力操作であると判断された
場合には、図7(B)に示すように、表示画面上に既に
表示されている数値[0]に続いて小数点[.]が表示
される(ステップC5→C6)。
【0041】この場合、ユーザによる前記小数点「.」
の初回入力操作に伴い、表示画面上に初めて小数
点[.]が表示出力されることで、当該小数点「.」を
キー入力操作したことを確実に判別できるようになる。
【0042】すると、前記小数点「.」の初回入力操作
が行われたことで、フラグメモリ20dに“1”がセッ
トされる(ステップC7)。
【0043】続いて、数値キー12bにおける数値
「1」を操作入力すると、前記小数点を伴う[0.]が
1桁シフトされて表示されるのと共に、当該入力された
数値「1」が表示され、入力された小数値[0.1]と
して表示される(ステップC1→C3,C4→C8)。
【0044】したがって、前記構成の電子計算装置10
における第3実施形態の数値・記号入力機能によれば、
数値入力に際して小数点「.」を操作入力すると、その
入力操作に伴い表示画面上には初めて小数点「.」が表
示される。そして、それに続く小数値を操作入力する
と、前記小数点「.」に続いて入力された小数値が順次
表示されるので、ユーザが小数点「.」を操作入力した
その時点で当該小数点を入力操作したことが確実に判別
できるようになる。
【0045】(第4実施形態)図8は前記電子計算装置
10における第4実施形態の数値・記号入力処理を示す
フローチャートである。
【0046】図9は前記電子計算装置10における第4
実施形態の数値・記号入力処理に伴う数値・記号入力表
示動作を示す図である。
【0047】まず、この電子計算装置10において、キ
ー入力部12の「AC」キー12aの操作によりオール
クリアの初期状態にセットされている場合は、図9
(A)に示すように、表示部13の表示画面上には、
[0.]が表示される。
【0048】ここで、例えばユーザが「0.1」を入力
したい場合に、記号キー12cにおける小数点「.」を
操作入力すると、図9(B)→図9(C)に示すよう
に、表示画面上に既に表示されている数値[0.]にお
ける小数点[.]が一定時間大きいサイズに変更されて
表示される(ステップD1〜D3)。
【0049】続いて、数値キー12bにおける数値
「1」を操作入力すると、表示画面上に一定時間のみ大
サイズ表示されていた小数点を伴う[0.]が1桁シフ
トされて表示されるのと共に、入力された数値「1」が
表示され[0.1]として表示される(ステップD1→
D2→D4)。
【0050】したがって、前記構成の電子計算装置10
における第4実施形態の数値・記号入力機能によれば、
数値入力に際して小数点「.」を操作入力すると、その
入力操作に伴い表示画面上の小数点「.」の表示サイズ
が一定時間大きいサイズに変更されて表示され、それに
続き操作入力された小数値が順次表示されるので、ユー
ザが小数点「.」を操作入力したその時点で当該小数点
を入力操作したことが確実に判別できるようになる。
【0051】(第5実施形態)図10は前記電子計算装
置10における第5実施形態の数値・記号入力処理を示
すフローチャートである。
【0052】図11は前記電子計算装置10における第
5実施形態の数値・記号入力処理に伴う数値・記号入力
表示動作を示す図である。
【0053】まず、この電子計算装置10において、キ
ー入力部12の「AC」キー12aの操作によりオール
クリアの初期状態にセットされている場合は、図10
(A)に示すように、表示部13の表示画面上には、
[0.]が表示される。
【0054】ここで、例えばユーザが「0.1」を入力
したい場合に、記号キー12cにおける小数点「.」を
操作入力すると、図10(B)→図10(C)に示すよ
うに、表示画面上に既に表示されている数値[0.]に
おける小数点[.]が一定時間消去される(ステップD
1〜D3′)。
【0055】続いて、数値キー12bにおける数値
「1」を操作入力すると、前記一定時間消去された後に
表示画面上に表示された小数点を伴う[0.]が1桁シ
フトされて表示されるのと共に、入力された数値「1」
が表示され[0.1]として表示される(ステップD1
→D2→D4′)。
【0056】したがって、前記構成の電子計算装置10
における第5実施形態の数値・記号入力機能によれば、
数値入力に際して小数点「.」を操作入力すると、その
入力操作に伴い表示画面上の小数点「.」の表示が一定
時間のみ消去され、それに続き操作入力された小数値が
再表示された小数点[.]以降に順次表示されるので、
ユーザが小数点「.」を操作入力したその時点で当該小
数点を入力操作したことが、その一定時間の消去表示に
より確実に判別できるようになる。
【0057】(第6実施形態)図12は前記電子計算装
置10における第6実施形態の数値・記号入力処理を示
すフローチャートである。
【0058】図13は前記電子計算装置10における第
6実施形態の数値・記号入力処理に伴う数値・記号入力
表示動作を示す図である。
【0059】まず、この電子計算装置10において、キ
ー入力部12の「AC」キー12aの操作によりオール
クリアの初期状態にセットされると、図13(A)に示
すように、表示部13の表示画面上には、小数点を定位
置にした[0.]が表示される(ステップE1→E
2)。
【0060】ここで、例えばユーザが「0.1」を入力
したい場合に、記号キー12cにおける小数点「.」を
操作入力すると、RAM20内のフラグメモリ20dに
“0”がセットされているか否か、つまり今回の数値入
力における最初の小数点入力操作であるか否か判断され
る(ステップE3〜E5)。
【0061】そして、F=0である、つまり今回の数値
入力における最初の小数点入力操作であると判断された
場合には、図13(B)に示すように、表示画面上に既
に小数点が定位置表示されている数値[0.]と共に、
当該小数点の入力を示すシンボル「小数」が表示される
(ステップE5→E6)。
【0062】この場合、ユーザによる前記小数点「.」
の初回入力操作に伴い、表示画面上に小数点シンボル
「小数」が表示出力されることで、当該小数点「.」を
キー入力操作したことを確実に判別できるようになる。
【0063】すると、前記小数点「.」の初回入力操作
が行われたことで、フラグメモリ20dに“1”がセッ
トされる(ステップE7)。
【0064】続いて、数値キー12bにおける数値
「1」を操作入力すると、前記小数点を伴う[0.]が
1桁シフトされて表示されるのと共に、当該入力された
数値「1」が表示され、入力された小数値[0.1]と
して表示される(ステップE1→E3,E4→E8)。
【0065】したがって、前記構成の電子計算装置10
における第6実施形態の数値・記号入力機能によれば、
数値入力に際して小数点「.」を操作入力すると、その
入力操作に伴い表示画面上には、既表示の小数点[.]
と共に小数点シンボル「小数」が表示される。そして、
それに続く小数値を操作入力すると、前記小数点[.]
に続いて入力された小数値が順次表示されるので、ユー
ザが小数点「.」を操作入力したその時点で当該小数点
を入力操作したことが前記小数点シンボルの表示によっ
て確実に判別できるようになる。
【0066】(第7実施形態)図14は前記電子計算装
置10における第7実施形態の数値・記号入力処理を示
すフローチャートである。
【0067】図15は前記電子計算装置10における第
7実施形態の数値・記号入力処理に伴う数値・記号入力
表示動作を示す図である。
【0068】まず、この電子計算装置10において、キ
ー入力部12の「AC」キー12aの操作によりオール
クリアの初期状態にセットされている場合は、図15
(A)に示すように、表示部13の表示画面上には、
[0.]が表示される。
【0069】ここで、例えばユーザが「0.1」を入力
したい場合に、記号キー12cにおける小数点「.」を
操作入力すると、RAM20内のフラグメモリ20dに
“0”がセットされているか否か、つまり今回の数値入
力における最初の小数点入力操作であるか否か判断され
る(ステップF1〜F3)。
【0070】そして、F=0である、つまり今回の数値
入力における最初の小数点入力操作であると判断された
場合には、図15(B)に示すように、表示画面上に既
に小数点が定位置表示されている数値[0.]が一定桁
数分(この場合1桁分)シフトされて表示される(ステ
ップF3→F4)。
【0071】この場合、ユーザによる前記小数点「.」
の初回入力操作に伴い、表示画面上に既に表示されてい
る小数点を含む数値全体が桁上げ表示されることで、当
該小数点「.」をキー入力操作したことを確実に判別で
きるようになる。
【0072】すると、前記小数点「.」の初回入力操作
が行われたことで、フラグメモリ20dに“1”がセッ
トされる(ステップF5)。
【0073】続いて、数値キー12bにおける数値
「1」を操作入力すると、前記1桁シフト表示された小
数点を伴う[0.]に続けて、当該入力された数値
「1」が表示され、入力された小数値[0.1]として
表示される(ステップF1→F2→F6)。
【0074】したがって、前記構成の電子計算装置10
における第7実施形態の数値・記号入力機能によれば、
数値入力に際して小数点「.」を操作入力すると、その
入力操作に伴い既に表示されている小数点を含む数値全
体(例えば[0.])が桁上げ表示される。そして、そ
れに続く小数値を操作入力すると、前記桁上げされた小
数点[.]に続いて入力された小数値が順次表示される
ので、ユーザが小数点「.」を操作入力したその時点で
当該小数点を入力操作したことが前記既表示数値の桁上
げによって確実に判別できるようになる。
【0075】なお、この第7実施形態において、小数点
の入力操作に伴い行う表示数値の桁上げの幅は1桁とし
たが、複数桁の桁上げあるいは表示可能最上位桁までの
桁上げ幅として構成してもよい。
【0076】また、前記各実施形態では、数値入力に際
しての特定記号が小数点である場合について説明した
が、数値入力に伴い含まれるその他の各種の特定記号に
ついても、前記同様の入力表示機能を付加することで、
当該記号のユーザ入力操作を明確に判別できるようにな
る。
【0077】なお、前記各実施形態において記載した手
法、すなわち、図2のフローチャートに示す第1実施形
態による数値・記号入力処理、図4のフローチャートに
示す第2実施形態による数値・記号入力処理、図6のフ
ローチャートに示す第3実施形態による数値・記号入力
処理、図8のフローチャートに示す第4実施形態による
数値・記号入力処理、図10のフローチャートに示す第
5実施形態による数値・記号入力処理、図12のフロー
チャートに示す第6実施形態による数値・記号入力処
理、図14のフローチャートに示す第7実施形態による
数値・記号入力処理等の各手法は、何れもコンピュータ
に実行させることができるプログラムとして、メモリカ
ード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク
(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク
(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記
録媒体17に格納して配布することができる。そして、
コンピュータは、この外部記録媒体17に記録されたプ
ログラムを記録媒体読み取り部18によって読み込み、
この読み込んだプログラムによって動作が制御されるこ
とにより、前記各実施形態において説明した小数点など
の特定数値記号の入力表示機能を実現し、前述した手法
による同様の処理を実行することができる。
【0078】また、前記各手法を実現するためのプログ
ラムのデータは、プログラムコードの形態としてネット
ワークN上を伝送させることができ、このネットワーク
Nに接続されたコンピュータ端末の通信制御部19を介
して前記のプログラムデータを取り込み、前述した小数
点などの特定数値記号の入力表示機能を実現することも
できる。
【0079】なお、本願発明は、前記各実施形態に限定
されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前
記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開
示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによ
り種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示
される全構成要件から幾つかの構成要件が削除された
り、各実施形態間で幾つかの構成要件が組み合わされて
も、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解
決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られ
る場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされ
た構成が発明として抽出され得るものである。
【0080】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
入力表示装置によれば、例えば小数値の入力に際してそ
の小数点記号が予め表示された状態で、当該小数点記号
の入力操作が行われると、表示されている小数点記号の
表示形態が表示サイズの変更などによって変化表示され
るようになる。
【0081】よって、小数点など、特定の数値記号を入
力した際に、当該記号入力したその時点で入力操作の有
無を判別することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入力表示装置の実施形態に係る電子計
算装置10の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記電子計算装置10における第1実施形態の
数値・記号入力処理を示すフローチャート。
【図3】前記電子計算装置10における第1実施形態の
数値・記号入力処理に伴う数値・記号入力表示動作を示
す図。
【図4】前記電子計算装置10における第2実施形態の
数値・記号入力処理を示すフローチャート。
【図5】前記電子計算装置10における第2実施形態の
数値・記号入力処理に伴う数値・記号入力表示動作を示
す図。
【図6】前記電子計算装置10における第3実施形態の
数値・記号入力処理を示すフローチャート。
【図7】前記電子計算装置10における第3実施形態の
数値・記号入力処理に伴う数値・記号入力表示動作を示
す図。
【図8】前記電子計算装置10における第4実施形態の
数値・記号入力処理を示すフローチャート。
【図9】前記電子計算装置10における第4実施形態の
数値・記号入力処理に伴う数値・記号入力表示動作を示
す図。
【図10】前記電子計算装置10における第5実施形態
の数値・記号入力処理を示すフローチャート。
【図11】前記電子計算装置10における第5実施形態
の数値・記号入力処理に伴う数値・記号入力表示動作を
示す図。
【図12】前記電子計算装置10における第6実施形態
の数値・記号入力処理を示すフローチャート。
【図13】前記電子計算装置10における第6実施形態
の数値・記号入力処理に伴う数値・記号入力表示動作を
示す図。
【図14】前記電子計算装置10における第7実施形態
の数値・記号入力処理を示すフローチャート。
【図15】前記電子計算装置10における第7実施形態
の数値・記号入力処理に伴う数値・記号入力表示動作を
示す図。
【符号の説明】
10 …電子計算装置 11 …制御部(CPU) 12 …キー入力部 12a…「AC」キー 12b…数値キー 12c…記号キー 12d…演算子キー 13 …液晶表示部 14 …タブレット 15 …位置検出回路 16 …ROM 16a…計算装置制御プログラム 16b…数値入力表示プログラム 16c…各種演算処理プログラム 17 …外部記録媒体 18 …記録媒体読み取り部 19 …通信制御部 20 …RAM 20a…表示メモリ 20b…入力メモリ 20c…演算メモリ 20d…フラグメモリ 20e…ACメモリ 21 …表示駆動回路 N …通信ネットワーク

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値及び該数値と組み合わされる特定の
    記号を外部からの操作により入力する入力手段と、 この入力手段による入力の内容に応じた表示を行う表示
    手段と、 この表示手段において前記特定の記号を予め表示させた
    状態で、前記入力手段により当該特定の記号が入力され
    た際に、当該表示されている特定の記号の表示形態を変
    化させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする入
    力表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、 前記表示手段において前記特定の記号を予め表示させた
    状態で、前記入力手段により当該特定の記号が入力され
    た際に、当該表示されている特定の記号の表示サイズを
    大きいサイズに変化させることを特徴とする請求項1に
    記載の入力表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、 前記表示手段において前記特定の記号を予め表示させた
    状態で、前記入力手段により当該特定の記号が入力され
    た際に、当該表示されている特定の記号の表示サイズを
    大きいサイズに変化させる第1の表示制御手段と、 この第1の表示制御手段により前記表示手段における特
    定の記号の表示サイズが大きいサイズに変化された後、
    前記入力手段により数値が入力された際に、前記表示手
    段における特定の記号の表示サイズを元のサイズに変化
    させると共に、入力された数値を表示させる第2の表示
    制御手段と、を備えていることを特徴とする請求項1に
    記載の入力表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、 前記表示手段において前記特定の記号を予め表示させた
    状態で、前記入力手段により当該特定の記号が入力され
    た際に、当該表示されている特定の記号の表示サイズを
    一定時間大きいサイズに変化させることを特徴とする請
    求項1に記載の入力表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、 前記表示手段において前記特定の記号を予め表示させた
    状態で、前記入力手段により当該特定の記号が入力され
    た際に、当該特定の記号の表示を一定時間消去すること
    を特徴とする請求項1に記載の入力表示装置。
  6. 【請求項6】 数値及び該数値と組み合わされる特定の
    記号を外部からの操作により入力する入力手段と、 この入力手段による入力の内容に応じた表示を行う表示
    手段と、 この表示手段において前記特定の記号が表示されてない
    状態で、前記入力手段により当該特定の記号が入力され
    た際に、当該特定の記号を表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする入力表示装置。
  7. 【請求項7】 数値及び該数値と組み合わされる特定の
    記号を外部からの操作により入力する入力手段と、 この入力手段による入力の内容に応じた表示を行う表示
    手段と、 この表示手段において前記特定の記号を予め表示させた
    状態で、前記入力手段により当該特定の記号が入力され
    た際に、当該表示されている特定の記号と共に特定の記
    号のシンボルを表示させる表示制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とする入力表示装置。
  8. 【請求項8】 数値及び該数値と組み合わされる特定の
    記号を外部からの操作により入力する入力手段と、 この入力手段による入力の内容に応じた表示を行う表示
    手段と、 この表示手段において前記特定の記号を予め表示させた
    状態で、前記入力手段により当該特定の記号が入力され
    た際に、当該表示されている特定の記号の表示位置を移
    動させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする入
    力表示装置。
  9. 【請求項9】 前記特定の記号は、小数点であることを
    特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の
    入力表示装置。
  10. 【請求項10】 数値及び該数値と組み合わされる特定
    の記号を外部からの操作により入力する入力ステップ
    と、 この入力ステップによる入力の内容に応じた表示を行う
    表示部において、前記特定の記号を予め表示させた状態
    で、前記入力ステップにより当該特定の記号が入力され
    た際に、当該表示されている特定の記号の表示形態を変
    化させる表示制御ステップと、からなることを特徴とす
    る入力表示方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータを制御して入力内容に応
    じた表示を表示部に行わせるための入力表示処理プログ
    ラムであって、 前記コンピュータを、 数値及び該数値と組み合わされる特定の記号を外部から
    の操作により入力する入力手段、 前記表示部において、前記特定の記号を予め表示させた
    状態で、前記入力手段により当該特定の記号が入力され
    た際に、当該表示されている特定の記号の表示形態を変
    化させる表示制御手段、として機能させるようにしたコ
    ンピュータ読み込み可能な入力表示処理プログラム。
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