JP2003044174A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2003044174A
JP2003044174A JP2002126979A JP2002126979A JP2003044174A JP 2003044174 A JP2003044174 A JP 2003044174A JP 2002126979 A JP2002126979 A JP 2002126979A JP 2002126979 A JP2002126979 A JP 2002126979A JP 2003044174 A JP2003044174 A JP 2003044174A
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card slot
card
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JP2002126979A
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Yoji Sato
洋史 佐藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、二つのカードスロットを有する筐体
の構造を簡略化できる電子機器を得ることにある。 【解決手段】電子機器は、筐体4と、筐体の内部に設け
られ、夫々カード127,128が取り出し可能に挿入される
とともに、筐体の厚み方向に互いに並べて配置された第
1および第2のカードスロット125,126とを備えてい
る。筐体は、第1および第2のカードスロットに対向す
る開口部135aを有している。この開口部のうち第1のカ
ードスロットに対応する部分は、第1のカバー部材142
によって開閉されるとともに、上記開口部のうち第2の
カードスロットに対応する部分は、第2のカバー部材14
3によって開閉される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばインターフ
ェイスカードや拡張カードを装着可能なカードスロット
を有する電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】ノート形のパーソナルコンピュータのよ
うな電子機器は、例えばインターフェイスカードや拡張
カードを装着可能な複数のカードスロットを装備してい
る。これらカードスロットは、ハードディスク駆動装置
のようなコンピュータの主要な構成要素を収容する筐体
の内部に形成されている。
【0003】ところで、カードスロットは、厚み寸法が
異なる複数のタイプのカードを個別に収容し得るよう
に、その大きさが設定されている。そして、カードスロ
ットは、カードを出し入れするためのスリット状の開口
部を有している。カードスロットの開口部は、夫々筐体
の周壁に開口されているとともに、開閉可能な板状のカ
バーによって覆われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子機器による
と、複数のカードスロットが個々に開口部を有するの
で、筐体の周壁に数多くの開口部が存在することにな
る。このため、筐体の構造が複雑化するのを避けられ
ず、これが原因で電子機器の製造コストが高くなるとい
った問題が生じてくる。
【0005】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、二つのカードスロットを有する筐体の構
造を簡略化できる電子機器の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る電子機器は、筐体と、上記筐体の内部
に設けられ、夫々カードが取り出し可能に挿入されると
ともに、上記筐体の厚み方向に互いに並べて配置された
第1および第2のカードスロットと、を具備している。
上記筐体は、上記第1および第2のカードスロットに対
向する開口部を有し、この開口部のうち上記第1のカー
ドスロットに対応する部分は、第1のカバー部材によっ
て開閉されるとともに、上記開口部のうち上記第2のカ
ードスロットに対応する部分は、第2のカバー部材によ
って開閉されることを特徴としている。
【0007】
【作用】この構成によれば、第1および第2のカードス
ロットに対し、カードを出し入れするための開口部が一
つで済む。このため、筐体の構造を簡略化することがで
き、この筐体の製造コストを低減することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図面に示す一実施
例にもとづいて説明する。
【0009】図4は、A4サイズのブック形のパーソナル
コンピュータ1を開示している。このパーソナルコンピ
ュータ1は、偏平な箱形のベースユニット2と、フラッ
トパネル形のディスプレイユニット3とを備えている。
【0010】図1に示すように、ベースユニット2の外
郭を構成する筐体4は、上面が開口されたボトムケース
5と、このボトムケース5の上面開口部を覆うトップカ
バー6とに分割されている。ボトムケース5およびトッ
プカバー6は、ABS樹脂のような合成樹脂材料にて構成
されている。
【0011】図3に示すように、ボトムケース5は、底
壁5aと、この底壁5aに連なる周壁5bとを有してい
る。トップカバー6は、上壁6aと、この上壁6aに連
なる周壁6bとを有している。トップカバー6の周壁6
bは、ボトムケース5の周壁5bに面一に連続されてお
り、これら周壁5b,6bによって筐体4の前面、左右
の側面および後面が構成されている。
【0012】トップカバー6の上壁6aの前半部にキー
ボード導出口7が開口されている。キーボード導出口7
は、上壁6aの前半部の略全面に亘る大きさを有してい
る。上壁6aの後端部に凸部8が形成されている。凸部
8は、トップカバー6の全幅に亘っており、この凸部8
の左右両端部に窪みからなる脚取り付け部10a,10
bが形成されている。脚取り付け部10a,10bの底
部には、筐体4の内部に向けて開口する開口部11a,
11bが形成されている。
【0013】図3や図4に示すように、筐体4の前半部
にキーボード装置13が組み込まれている。キーボード
装置13は、合成樹脂製のキーボードボデー14を備え
ている。キーボードボデー14は、キーボード導出口7
に嵌合するような長方形板状をなしている。キーボード
ボデー14は、平坦な上面と下面とを有し、この上面に
多数のキー15が配列されている。
【0014】キーボードボデー14の下面にフィルム1
6を介してアルミ製の補強板17が重ね合わされてい
る。フィルム16には、キー操作によるスイッチング入
力を導くための回路パターン(図示せず)が印刷されて
いる。補強板17は、キーボードボデー14と同じ大き
さの長方形板状をなしている。この補強板17は、キー
ボードボデー14の補強と同時に、キー操作に伴うスイ
ッチングノイズが筐体4内に漏洩するのを防止するシー
ルド機能を有している。このようなキーボード装置13
は、キー15がキーボード導出口7を通じて筐体4の上
面に露出されているとともに、補強板17が筐体4の内
側に露出されている。
【0015】図4に示すように、ディスプレイユニット
3は、薄い箱形のハウシング20と、このハウジング2
0に収容された液晶ディスプレイ21とを備えている。
ハウジング20は、フロントパネル20aとリヤパネル
20bとに分割されており、このフロントパネル20a
に液晶ディスプレイ21を露出させる表示窓22が形成
されている。
【0016】ハウジング20の左右両端部に夫々枢支用
の脚部24,25が形成されている。脚部24,25
は、図6に一方の脚部24を代表して示すように、フロ
ントパネル20aに連続するフロント脚部分24aとリ
ヤパネル20bに連続するリヤ脚部分24bとを突き合
わせて構成されている。そして、脚部24,25は、脚
取り付け部10a,10bに入り込むとともに、夫々ヒ
ンジ装置26を介して筐体4のボトムケース5に連結さ
れている。
【0017】ヒンジ装置26は、図6に一方を代表して
示すように、脚部24の側面から突出するヒンジ軸27
を備えている。ヒンジ軸27は、脚部24内に収容され
たブラケット(図示せず)に固定されており、このヒン
ジ軸27の導出端部に他のブラケット28が軸回り方向
に回動可能に連結されている。このブラケット28とヒ
ンジ軸27との間にウエーブワッシャ29が介在されて
いる。ウエーブワッシャ29は、ブラケット28とヒン
ジ軸27との間に摩擦抵抗を付与しており、この摩擦抵
抗の存在により、ヒンジ軸27の自由な回動が制限され
ている。ブラケット28は、ボトムケース5の上方から
このボトムケース5内に挿入されるとともに、ボトムケ
ース5の後面にねじ23を介して固定されている。
【0018】上記ヒンジ軸27は、ディスプレイユニッ
ト3の回動支点となっている。そのため、ディスプレイ
ユニット3は、キーボード装置13を覆う第1の位置
と、液晶ディスプレイ21をキーボード装置13の後方
で起立させる第2の位置と、液晶ディスプレイ21をキ
ーボード装置13の反対側に水平に近い角度にまで倒し
込んだ第3の位置とに亘って回動可能となっている。図
5に示すように、ディスプレイユニット3を第1の位置
に回動させた状態では、このディスプレイユニット3の
ハウジング20が筐体4の前面や側面および凸部8に面
一に連続し、パーソナルコンピュータ1が携帯に便利な
偏平な箱形をなしている。
【0019】また、トップカバー6は、ボトムケース5
に取り付けたディスプレイユニット3を第3の位置に回
動させた状態で、このボトムケース5の上に取り外し可
能に被せられるようになっている。これにより、ヒンジ
装置26がトップカバー6の凸部8で覆われるととも
に、見掛け上、脚部24,25が脚取り付け部10a,
10bに入り込むようになっている。
【0020】図2に示すように、ボトムケース5の前半
部には、右側から左側に向ってフロッピー(登録商標)
ディスク駆動装置(以下FDDと称す)30、ハードディ
スク駆動装置(以下HDDと称す)40およびバッテリパ
ック50がこの順に並べて配置されている。FDD30、H
DD40およびバッテリパック50は、キーボード装置1
3の下方に位置されている。
【0021】FDD30は、金属製のケーシング31を備
えている。ケーシング31の前面には、フロッピーディ
スクを出し入れする挿入口32と、挿入したフロッピー
ディスクを取り出す際に押圧するプッシュボタン33が
配置されている。ケーシング31の左右の側面には、夫
々金属製のブラケット34a,34bが取り付けられて
いる。各ブラケット34a,34bは、ケーシング31
の上側に張り出す一対の舌片35a,35b、36a,
36bを備えている。
【0022】このようなFDD30は、挿入口32および
プッシュボタン33をボトムケース5の前方に向けた姿
勢でその底壁5aの上に載置されている。このため、ボ
トムケース5の前面の右側に偏った位置には、挿入口3
2やプッシュボタン33を露出させる細長い開口部37
が形成されている。
【0023】図2や図3に示すように、HDD40は、磁
気ディスクやヘッドを収容した密閉構造のハウジング4
1と、このハウジング41の上面に装着された回路基板
42とを有している。回路基板42の上面には、HDD4
0の制御回路や駆動回路を構成する各種の回路部品43
が実装されている。ハウジング41の周面に金属製のブ
ラケット44が取り付けられている。ブラケット44
は、一対の固定片45a,45bを備えている。これら
固定片45a,45bは、底壁5aの上のボス部46に
ねじ47を介して固定されている。
【0024】バッテリパック50は、パーソナルコンピ
ュータ1をコードレスで使用する場合に、その駆動用電
源となるものであり、充電式となっている。バッテリパ
ック50は、偏平な四角形箱形のケース51を備えてい
る。ケース51は、複数の図示しないバッテリを内蔵し
ている。このケース51は、ボトムケース5の底壁5a
の上に載置されている。
【0025】図2や図7に示すように、ボトムケース5
の底壁5aの上にケース51の左右の側面をガイドする
一対のガイド壁52a,52bが立設されている。ガイ
ド壁52a,52bは、ボトムケース5の内部にバッテ
リパック50の収納スペース53を区画している。収納
スペース53は、ボトムケース5の左端部に位置されて
おり、このボトムケース5の前面の左側に偏った位置に
収納スペース53に連なるバッテリ挿入口54が開口さ
れている。このため、バッテリパック50は、筐体4の
前方から出し入れされるようになっている。
【0026】図7に示すように、バッテリ挿入口54
は、ボトムケース5の底壁5aに回り込む底面開口部5
4aを有している。底面開口部54aの開口前縁は、ボ
トムケース5の前面よりも引っ込んでいる。図8の
(a)に示すように、バッテリパック50のケース51
の底面前端部には、下方に張り出す凸部55が全幅に亘
って形成されている。凸部55は、バッテリパック50
を収納スペース53に挿入した際に、底面開口部54a
に入り込んでボトムケース5の底壁5aの一部を構成す
るようになっている。この凸部55は、バッテリパック
50を収納スペース53から引き出す際の指掛け部とな
っている。
【0027】図8に示すように、収納スペース53の終
端部に一対のストッパ56a,56bが突設されてい
る。ストッパ56a,56bは、バッテリパック50の
挿入先端面に当接するようになっており、この当接によ
りバッテリパック50の挿入位置が規定される。図8の
(b)に示すように、ケース51の挿入先端面には、バ
ッテリに接続された正負の電源端子57a,57bと、
ケース51内の図示しない温度ヒューズや温度センサに
接続された一対の接続端子58a,58bが配置されて
いる。
【0028】図2に示すように、ボトムケース5の後半
部に基板ユニット60が収容されている。基板ユニット
60は、FDD30、HDD40およびバッテリパック50の
後方に位置されており、ボトムケース5の全幅に亘って
延びている。本実施例の基板ユニット60は、図9およ
び図11に示すように、第1ないし第5の回路基板61
a〜61eと、これら回路基板61a〜61eを筐体4
の厚み方向に間隔を存して三段に並置しつつ、これら回
路基板61a〜61eの周囲を取り囲むシールドフレー
ム62とを備えている。
【0029】第1ないし第5の回路基板61a〜61e
は、一枚のリジッドな基板ベースから適当な大きさに切
り出したものであり、その両面に所定の回路パターン
(図示せず)が印刷されている。図11に示すように、
第1ないし第5の回路基板61a〜61eは、第1ない
し第3の回路基板61a〜61cをボトムケース5の幅
方向に並設してなる第1の基板集合体63と、第4およ
び第5の回路基板61d,61eをボトムケース5の幅
方向に並設してなる第2の基板集合体64とに分けられ
ている。
【0030】第1の回路基板61aと第2の回路基板6
1bとは、フレキシブルな第1の接続基板65aを介し
て電気的に接続されているとともに、第1の回路基板6
1aと第3の回路基板61cとは、フレキシブルな第2
の接続基板65bを介して電気的に接続されている。同
様に、第4の回路基板61dと第5の回路基板61eと
は、フレキシブルな第3の接続基板65cを介して電気
的に接続されている。さらに、第1の回路基板61aと
第4の回路基板61dとは、フレキシブルな第4の接続
基板65dを介して電気的に接続されている。したがっ
て、第1ないし第5の回路基板61a〜61eは、互い
に分割されているにも拘わらず電気的に接続されてい
る。
【0031】各回路基板61a〜61eの両面に多数の
回路部品66が実装されている。回路部品66は、上記
回路パターンを介して電気的に接続されている。これら
回路部品66の中には、動作中に高周波ノイズを発する
部品や、自己発熱する部品が含まれている。特に本実施
例の場合は、第3の回路基板61cが電源基板となって
おり、ここに動作中に発熱する回路部品66が集まって
いる。
【0032】上記シールドフレーム62は、第1のシー
ルド基板68および第2のシールド基板69と、これら
シールド基板68,69の間に介在された連結端板70
とを備えている。シールド基板68,69および連結端
板70は、電磁シールド機能を有する板金材にて構成さ
れている。
【0033】図3や図10に示すように、第1のシール
ド基板68は、ボトムケース5の底壁5aの上に重ねら
れる細長い基板部71と、この基板部71の側縁から立
ち上がる起立部72とを一体に備えている。基板部71
は、第1の回路基板61aを受ける第1の支持片73
と、第2の回路基板61bを受ける第2の支持片74
と、第3の回路基板61cを受ける第3の支持片75と
を夫々備えている。これら各支持片73,74,75
は、基板部71を上向きに切り起こすことで構成され、
第1の支持片73と第2の支持片74の立ち上がり高さ
は、略同等となっている。これに対し、第3の支持片7
5の立ち上がり高さは、他の支持片73,74の立ち上
がり高さよりも高くなっている。
【0034】図9に示すように、第1の回路基板61a
および第2の回路基板61bは、第1の支持片73およ
び第2の支持片74の先端部に夫々ねじ止めされてい
る。この場合、基板部71は、第1および第2の回路基
板61a,61bを下方から覆っており、この基板部7
1と回路基板61a,61bとの間に回路部品66が入
り込んでいる。
【0035】第1の回路基板61aと第3の回路基板6
1cとを接続する第2の接続基板65bは、図9に示す
ように上向きに反転されて略U字状に折り曲げられてお
り、この曲げにより、第3の回路基板61cが第1およ
び第2の回路基板61a,61bの上方に位置されてい
る。第3の回路基板61cは、接続基板65bとの接続
部とは反対側の端部が第3の支持片75の先端部にねじ
止めされている。このことから、第1のシールド基板6
8には、第1ないし第3の回路基板61a〜61cが二
段重ねの状態で支持されている。
【0036】第1のシールド基板68の基板部71は、
第2の回路基板61bに対応する側の端部が右側方に延
長されている。この延長部71aは、丁度FDD30の後
方に位置されており、この延長部71aの上に図10に
示すような板金製のカバー80が設置されている。カバ
ー80は、延長部71aの上方に位置される仕切り壁8
1を有している。このカバー80の四隅部には、複数の
舌片82が形成されている。舌片82は、延長部71a
の角部や第2の支持片74の先端部に夫々ねじ83を介
して固定されている。
【0037】図2や図9に示すように、第2のシールド
基板69は、筐体4の幅方向に延びる細長い基板部85
と、この基板部85の一側縁部から立ち上がる起立部8
6とを一体に備えている。基板部85は、第4の回路基
板61dを受ける第1の支持片87と、第5の回路基板
61eを受ける第2の支持片88とを備えている。第4
の回路基板61dは、第1の支持片87の先端部にねじ
止めされているとともに、第5の回路基板61eは、第
2の支持片88の先端部にねじ止めされている。
【0038】第1のシールド基板68および第2のシー
ルド基板69に夫々回路基板61a〜61eを固定した
状態では、図9に示すように、一対のシールド基板6
8,69が第4の接続基板65dを介して互いに連結さ
れる。そして、これらシールド基板68,69は、第4
の接続基板65dを略U字状に折り曲げることで筐体4
の厚み方向に向かい合い、図示しないねじを介して互い
に結合される。このことにより、各シールド基板68,
69の基板部71,85が互いに対向し合い、基板部8
5に固定された第4および第5の回路基板61d,61
eが基板部71の上の第1ないし第3の回路基板61a
〜61cの上方に位置されている。
【0039】したがって、第1ないし第5の回路基板6
1a〜61eは、筐体4の厚み方向に三段に積み上げら
れており、本実施例の場合は、発熱量の大きな電源基
板、つまり第3の回路基板61cが第1の回路基板61
aと第4の回路基板61dとの間に配置されている。
【0040】第1および第2のシールド基板68,69
を重ねた状態では、起立部72,86が略面一に連続し
て、シールドフレーム62の後面および左側面を構成し
ている。これら起立部72,86には、各種のコネクタ
91を導出させる複数のコネクタ挿通口92が開口され
ている。
【0041】図2および図3に示すように、上記連結端
板70は、基板部71,85の前端部に介在されてお
り、これら基板部71,85にねじ93を介して固定さ
れている。連結端板70は、シールドフレーム62の前
面を構成しており、この連結端板70の上端部に第4の
回路基板61dが支持されている。また、連結端板70
の左端部には、バッテリパック50の挿入先端部が入り
込む凹部94が形成されている。
【0042】第1ないし第5の回路基板61a〜61e
とシールドフレーム62とをユニット化してなる基板ユ
ニット60は、このユニットのままボトムケース5の後
半部に組み込まれている。そして、図2や図3に示すよ
うに、連結端板70から延出された複数の舌片95や第
2のシールド基板69の前部右端の舌片95が、ボトム
ケース5の底壁5aの上のボス部46にねじ47を介し
て固定されている。
【0043】シールドフレーム62の後面となる起立部
72,86の左右両端部に固定片96a,96bが形成
されている。固定片96a,96bは、ボトムケース5
の後面に重なり合うとともに、これら固定片96a,9
6bに上記ヒンジ装置26のブラケット28が共締めさ
れている。このことから、シールドフレーム62は、デ
ィスプレイユニット3も支持している。
【0044】なお、図1や図2に示すように、シールド
フレーム62の上面の後端部には、合成樹脂製の左右一
対のカバー98a,98bが固定されている。カバー9
8a,98bは、ボトムケース5にトップカバー6を被
せた際に、脚取り付け部10a,10bの開口端を下方
から覆うようになっており、これらカバー98a,98
bが脚取り付け部10a,10bの底面を構成してい
る。
【0045】図2に示すように、三段に積み上げられた
第1ないし第5の回路基板61a〜61eのうち、最上
段に位置する第4の回路基板61dは、その上面に例え
ばキーボードコントローラのようなバージョンアップ用
の回路部品100を増設するための増設予定部101を
備えている。増設予定部101は、回路パターンによっ
て形成されており、基板ユニット60の長さ方向に中央
部に位置されている。第4の回路基板61dを上方から
覆う第2のシールド基板69の基板部85は、少なくと
も増設予定部101に対応する部分に切り欠き102を
有し、この切り欠き102を通じて増設予定部101を
含む第4の回路基板61dの上面の大部分が基板ユニッ
ト60の上方に露出されている。
【0046】図1に示すように、FDD30、HDD40およ
びバッテリパック50の上面は、金属製のシールド板1
05によって覆われている。シールド板105は、ボト
ムケース5の前半部の平面形状に対応する平坦な長方形
板状の主部105aを備えている。主部105aの周縁
の複数箇所には、取り付け舌片106が形成されてい
る。
【0047】シールド板105は、主部105aの複数
箇所が図示しないねじを介してFDD30のブラケット3
4a,34bの舌片35a,35b、36a,36bに
固定されているとともに、取り付け舌片106がボトム
ケース5の底壁5a上のボス部46にねじ47を介して
固定されている。この場合、主部105aの後縁側に位
置された取り付け舌片106は、上記ボス部46の上で
シールドフレーム62の舌片95a,95bに重なって
おり、シールドフレーム62とシールド板105とが導
通状態に保たれている。
【0048】図3に示すように、シールド板105の主
部105aは、キーボード装置13の下方に位置されて
おり、このキーボード装置13の補強板17と向かい合
っている。シールド板105の上面の左右両端部に金属
製の板ばね107a,107bがねじ止めされている。
板ばね107a,107bは、夫々弾性変形が可能な複
数の接触片108を有している。接触片108は、キー
ボード装置13の補強板17に接しており、このことに
より、シールド板105と補強板17とが導通状態に保
たれている。
【0049】図12に示すように、シールド板105
は、主部105aの後端から基板ユニット60に向って
延びる延長部110を一体に有している。延長部110
は、シールドフレーム62の切り欠き102に対応する
形状を有し、この切り欠き102や増設予定部101を
含む第4の回路基板61dを上方から覆っている。延長
部110の先端には、連結片111が一体に形成されて
いる。連結片111は、シールドフレーム62の後端部
にねじ止めされており、このことにより延長部110の
浮き上がりが抑えられている。
【0050】図3に示すように、延長部110は、トッ
プカバー6の上壁6aの後半部に近接されている。この
延長部110は、筐体4の幅方向に延びる細長い凹部1
12を備えている。この凹部112にパーソナルコンピ
ュータ1の動作状態を表示する反射形の液晶ディスプレ
イ113が取り付けられている。液晶ディスプレイ11
3は、細長い帯板状をなしている。この液晶ディスプレ
イ113は、凹部112に対し筐体4の幅方向に移動不
能に嵌合されているが、筐体4の前後方向には所定の範
囲に亘って移動可能に嵌合されている。
【0051】すなわち、凹部112の前後方向に寸法
は、液晶ディスプレイ113の前後方向の寸法よりも大
きく形成されており、この凹部112の前縁と後縁に夫
々内向きに延びる一対の係止片114a,114b、1
15a,115bが切り起こされている。図13に拡大
して示すように、係止片114a,114b、115
a,115bと液晶ディスプレイ113の縁部との間に
は、隙間116が形成されており、この隙間の分だけ液
晶ディスプレイ113が前後に動き得るようになってい
る。そして、液晶ディスプレイ113は、延長部110
の上面よりも上方に突出されている。
【0052】トップカバー6の上壁6aの後半部に液晶
ディスプレイ113を露出させる細長い表示窓117が
開口されている。この表示窓117は、透明な保護カバ
ー118で塞がれている。
【0053】図13に示すように、上壁6aの内面に表
示窓117の前縁と後縁に沿って延びる突起120a,
120bが一体に突設されている。突起120a,12
0bは、液晶ディスプレイ113の前縁角部と後縁角部
の真上に位置されている。これら突起120a,120
bの相互対向部は、下方に進むに従い互いに離間する方
向に傾斜されたガイド面121a,121bとなってい
る。ガイド面121a,121bは、トップカバー6を
ボトムケース5に被せた際に、液晶ディスプレイ113
の前縁角部および後縁角部に夫々接するようになってい
る。
【0054】この接触により、液晶ディスプレイ113
がガイド面121a,121bの傾斜に応じて前後に移
動し、トップカバー6の表示窓117と液晶ディスプレ
イ113との間の寸法誤差が吸収される。それと同時
に、液晶ディスプレイ113が凹部112の底面に押し
付けられ、この液晶ディスプレイ113の傾きが防止さ
れるようになっている。
【0055】図14に示すように、上記基板ユニット6
0は、その右端部に第1のカードスロット125と第2
のカードスロット126とを備えている。これらカード
スロット125,126は、筐体4の厚み方向に沿って
上下二段に並べて配置されている。下側に位置された第
1のカードスロット125は、第1のシールド基板68
の延長部71aとカバー80の仕切り壁81との間に形
成されている。このカードスロット125には、出し入
れの頻度が少なく、固定的な使い方をする拡張カード1
27が挿入されるようになっている。そして、図9を参
照すれば明らかなように、第1のカードスロット125
の終端部に第2の回路基板61bが位置されており、こ
の第2の回路基板61bに拡張カード127が接続され
るコネクタ(図示せず)が実装されている。
【0056】上側に位置された第2のカードスロット1
26は、カバー80の仕切り壁81と第2のシールド基
板69の基板部85およびシールド板105との間に形
成されている。このカードスロット126には、例えば
出し入れの頻度が高いインターフェイスカード128が
挿入されるようになっている。図2に示すように、イン
ターフェイスカード128は、両端に端子部129a,
129bを有するとともに、上記拡張カード127より
も薄肉となっている。そして、第2のカードスロット1
26の終端部に第5の回路基板61eが位置されてお
り、この第5の回路基板61eにインターフェイスカー
ド127の端子部129aが接続されるコネクタ(図示
せず)が実装されている。
【0057】それとともに、図14から明らかなよう
に、第1のカードスロット125の厚み寸法H1は、第2
のカードスロット126の厚み寸法H2よりも大きく設定
されている。
【0058】図17や図18に示すように、基板ユニッ
ト60は、その左端部に第3のカードスロット131を
備えている。第3のカードスロット131は、第5の回
路基板61eと第2のシールド基板69の基板部85と
の間に形成されている。第3のカードスロット131
は、シールドフレーム62の左側面に開口されたスリッ
ト状のカード挿通口133を備えており、このカードス
ロット131にカード挿通口133を介して他の拡張カ
ード132が挿入されるようになっている。そして、第
5の回路基板61eには、拡張カード132が接続され
るコネクタ(図示せず)が実装されている。
【0059】図14および図15に示すように、筐体4
の後半部は、第1のカードスロット125や第2のカー
ドスロット126に連なる開口部135を備えている。
開口部135は、筐体4の右側面に開口された側面開口
部135aと、この側面開口部135aに連続してトッ
プカバー6の上壁6aに開口された上面開口部135b
と、側面開口部135aに連続してボトムケース5の底
壁5aに開口された底面開口部135cとを備えてい
る。上面開口部135bに連なる上壁6aの縁部には、
この上面開口部135bの内側に張り出す平坦な受け部
136が形成されている。
【0060】図15に示すように、開口部135は、カ
バー140によって覆われている。カバー140は、筐
体4のボトムケース5に固定されるカバー支持体141
と、このカバー支持体141に取り外し可能に連結され
た第1のカバー部材142と、カバー支持体141に開
閉可能に枢支された第2のカバー部材143とを備えて
いる。
【0061】カバー支持体141は、底面開口部135
cに嵌合する平坦な嵌合部144と、この嵌合部144
に連続して側面開口部135aの内側に位置される一対
の垂直な保持壁145a,145bとを備えている。保
持壁145a,145bは、筐体4の前後方向に離れて
いるとともに、ボトムケース5のボス部146a,14
6bに夫々ねじ147を介して固定されている。保持壁
145a,145bは、ボトムケース5の周壁5bと略
同じ高さを有している。さらに、保持壁145a,14
5bは、係合孔148a,148bと、枢支用凸部14
9a,149bとを備えている。
【0062】第1のカバー部材142は、第1のカード
スロット125を開閉するためのものであり、上記保持
壁145a,145bの間に跨る細長い平板状をなして
いる。第1のカバー部材142は、側面開口部135a
の下半分を覆っており、その保持壁145a,145b
との対向面に一対の係合突起150a,150bが突設
されている。係合突起150a,150bは、係合孔1
48a,148bに係脱可能に係合されている。この係
合により、第1のカバー部材142がカバー支持体14
1に取り付けられているとともに、第1のカードスロッ
ト125を側方から閉塞している。そして、この状態で
は、第1のカバー部材142は、ボトムケース5の周壁
5bに面一に連続しており、この周壁5bの一部を構成
している。
【0063】第2のカバー部材143は、第2のカード
スロット126を開閉するためのもので、上面開口部1
35bを覆う上壁部152と、この上壁部152に連続
して側面開口部135aの上半分を覆う側壁部153と
を備えている。上壁部152および側壁部153は、共
に前後方向に細長い平板状をなしている。
【0064】側壁部153の前後両端部には、下向きに
延びる一対の脚部154a,154bが形成されてい
る。脚部154a,154bは、カバー支持体141の
保持壁145a,145bを挟み込んでいる。これら脚
部154a,154bの先端部には、夫々回動孔155
a,155bが開口されている。回動孔155a,15
5bは、枢支用凸部149a,149bに回動可能に嵌
合されている。この嵌合により、第2のカバー部材14
3は、回動孔155a,155bを支点として、上面開
口部135bおよび側面開口部135aの上半分を覆う
閉じ位置と、筐体4の右側方に回動されて、上記両方の
開口部135b,135aを開放する開き位置とに亘っ
て回動するようになっている。
【0065】第2のカバー部材143が閉じ位置に回動
された状態では、上壁部152がトップカバー6の上壁
6aに面一に連続するとともに、側壁部153がトップ
カバー6の側壁6bに面一に連続し、このトップカバー
6の一部を構成している。しかも、上壁部152は、上
面開口部135bの内側の受け部136に上方から重な
り合っており、このことにより、トップカバー6の上壁
6aの浮き上がりを抑えている。
【0066】なお、図14に示すように、第2のカバー
部材143を閉じ位置に回動させると、上壁部152の
先端の係止部156が上壁6aの縁部の係止突起157
a,157bに引っ掛かり、第2のカバー部材143を
閉じ位置に保持するようになっている。
【0067】図14ないし図16に示すように、第2の
カバー部材143の側壁部153は、第2のカードスロ
ット126に連なる端子導出口160を備えている。端
子導出口160は、インターフェイスカード128の端
子部129bと対向し合うような位置に設けられてお
り、筐体4の前後方向に延びる長孔状をなしている。
【0068】この側壁部153には、端子導出口160
を開閉する蓋板161が取り付けられている。蓋板16
1は、端子導出口160の開口形状に合致した細長い板
状をなしており、その前後両端に枢軸162と係止突起
163(図14に一方のみを図示)を備えている。枢軸
162は、端子導出口160の開口縁部に回動可能に枢
支されている。このため、蓋板161は、枢軸162を
支点として、端子導出口160を閉じる閉じ位置と、側
壁部153の右側方に回動されて端子導出口160を開
放する開き位置とに亘って回動されるようになってい
る。
【0069】蓋板161を閉じ位置に回動させた状態で
は、係止突起163が端子導出口160の開口縁部に引
っ掛かり、この蓋板161を閉じ位置に保持する。それ
とともに、蓋板161が閉じていると、この蓋板161
が第2のカバー部材142の側壁部153に面一に連続
し、この側壁部153の一部を構成している。
【0070】図14に示すように、第2のカードスロッ
ト126にインターフェイスカード128が挿入されて
いる状態において、蓋板161を開き位置に回動させる
と、端子導出口160を通じてインターフェイスカード
128の端子部129bが露出される。このため、第2
のカバー部材143を開かなくとも、端子部129bに
外部拡張機器のコネクタ164を接続することができ
る。
【0071】図5や図18に示すように、筐体4の後半
部の左側面に第3のカードスロット131に連なるカー
ド挿入口170が開口されている。カード挿入口170
は、筐体4の前後方向に延びる長孔状をなしており、ト
ップカバー6の周壁6bに形成されている。
【0072】トップカバー6の周壁6bにカード挿入口
170を開閉する蓋板171が取り付けられている。蓋
板171は、カード挿入口170の開口形状に合致した
細長い板状をなしており、その前後両端に枢軸172と
係止突起173(図17および図18に一方のみを図
示)を備えている。枢軸172は、カード挿入口170
の開口縁部に回動可能に枢支されている。このため、蓋
板171は、枢軸172を支点として、カード挿入口1
70を閉じる閉じ位置と、筐体4の左側方に回動されて
カード挿入口170を開放する開き位置とに亘って回動
されるようになっている。
【0073】蓋板171を閉じ位置に回動させた状態で
は、係止突起173がカード挿入口170の開口縁部に
引っ掛かり、この蓋板171を閉じ位置に保持する。そ
れとともに、蓋板171が閉じていると、この蓋板17
1がトップカバー6の周壁6bに面一に連続し、この周
壁6bの一部を構成している。
【0074】図17や図18に示すように、上記基板ユ
ニット60の左端部に電源スイッチ180が配置されて
いる。この電源スイッチ180は、突没可能なアクチュ
エータ181を備えている。アクチュエータ181は、
シールドフレーム62の左側面、つまり第1のシールド
基板68の起立部72を貫通してボトムケース5の周壁
5bとの間に導出されている。
【0075】ボトムケース5の周壁5bに電源スイッチ
180をON・OFF操作する合成樹脂製の操作ボタン18
2が配置されている。図19や図20に示すように、操
作ボタン182は、オペレータが指先で操作する四角い
押圧部183を備えている。押圧部183は、周壁5b
に開けた通孔184を通じてボトムケース5の左側面に
露出されている。
【0076】押圧部183の前後両端には、第1のシー
ルド基板68の起立部72に向う一対のストッパ壁18
5a,185bが形成されている。これらストッパ壁1
85a,185bの側面には、下向きに延びる板状の支
持部186a,186bが一体に形成されている。支持
部186a,186bの下端部間は、細長い板状の連結
部187によって連結されており、これら支持部186
a,186bおよび連結部187は、弾性変形が可能と
なっている。連結部187は、押圧部183の下方に位
置されており、上記ボトムケース5の底壁5aの上に載
置される。
【0077】ボトムケース5の底壁5aの上に一対の支
持壁189a,189bが突設されている。支持壁18
9a,189bは、通孔184の下方に位置されてい
る。支持壁189a,189bは、夫々その上縁に開口
する溝190を備えており、この溝190に操作ボタン
182の連結部187が嵌合されている。このため、操
作ボタン182は、連結部187を介してボトムケース
5の底壁5aに保持されており、この連結部187から
支持部186a,186bに至る部分の弾力により、押
圧部183が周壁5bと平行な状態で通孔184内に保
持されている。
【0078】図18に示すように、押圧部183を指先
で押圧すると、連結部187から支持部186a,18
6bに至る部分が弾性変形し、押圧部183がボトムケ
ース5内に押し込まれる。この押圧部183の押し込み
は、ストッパ壁185a,185bが第1のシールド基
板68の起立部72に接するまでなされ、このストッパ
壁185a,185bの存在により押圧部183の押圧
ストロークが規制されている。
【0079】図19に示すように、押圧部183の下端
部の裏面に上向きに延びる押圧舌片191が一体に突設
されている。押圧舌片191は、押圧部183に接離す
る方向に弾性変形が可能となっており、その自由端とな
る上端部がアクチュエータ181に接している。したが
って、操作ボタン182の押圧部183を指先で押し込
むと、押圧舌片191を介してアクチュエータ181が
押圧され、電源スイッチ180がON又はOFFされるよう
になっている。
【0080】図7および図21に示すように、ボトムケ
ース5の前半部の左端部にロック機構200が組み込ま
れている。ロック機構200は、バッテリパック50を
収納スペース53にロックしたり、このロックを人為的
に解除するためのものである。ロック機構200は、バ
ッテリパック50のケース51に係脱可能に引っ掛かる
ロックレバー201を備えている。このロックレバー2
01は、ボトムケース5の左側面を構成する周壁5bと
上記左側のガイド壁52aとの間に配置されている。
【0081】図25に示すように、ロックレバー201
は、円筒状のボス部202と、このボス部202の周面
から延出された係合片203と、上記ボス部202の周
面から係合片203の反対側に延出された押圧片204
とを備えている。ボス部202は、ボトムケース5の底
壁5aから突出する枢軸205に回動可能に枢支されて
おり、これにより係合片203および押圧片204が枢
軸205を支点に互いに逆向きに回動するようになって
いる。
【0082】図7に示すように、左側のガイド壁52a
は、収納スペース53に開口する切り欠き207を有し
ている。切り欠き207は、ロックレバー201の係合
片203に対応する位置に設けられており、この切り欠
き207を通じて係合片203とケース51の側面とが
互いに対向されている。ケース51の側面には、係合凹
部208が形成されている。係合凹部208は、バッテ
リパック50を収納スペース53に完全に挿入した際
に、切り欠き207内に位置されるとともに、係合片2
03の先端の係合突起209と対向するようになってい
る。
【0083】図21や図22に示すように、ロックレバ
ー201の後方にねじりコイルスプリング210が配置
されている。ねじりコイルスプリング210は、底壁5
aの上の支柱211に支持されたコイル部210aと、
このコイル部210aに連なる一対の腕部210b,2
10cとを備えている。一方の腕部210bの先端は、
ボトムケース5に係止されているとともに、他方の腕部
210cの先端は、係合片203に係止されている。こ
のため、ロックレバー201は、係合片203が切り欠
き207に臨むような時計回り方向に回動付勢されてお
り、この係合片203の係合突起209が常時収納スペ
ース53に突出されている。
【0084】したがって、バッテリパック50が収納ス
ペース53に完全に差し込まれた状態では、上記係合突
起209がケース51の係合凹部208に嵌合し、この
嵌合によりバッテリパック50が収納スペース53に抜
け止め保持されている。
【0085】ボトムケース53の左側面には、バッテリ
パック50のロック解除時に指先を挿入するための窓部
213が開口されている。窓部213は、ロックレバー
201の押圧片204の側方に位置されている。したが
って、図22の(b)に示すように窓部213に指先を
挿入し、この指先で押圧片204を押圧すると、ロック
レバー201がねじりコイルスプリング210の付勢力
に抗して反時計回り方向に回動する。この回動により、
係合突起209がバッテリパック50の係合凹部208
から離脱し、バッテリパック50のロックが解除され
る。
【0086】ロック機構200は、窓部213を開閉す
るシャッター215を備えている。シャッター215
は、上記ロックレバー201の直前において、左側のガ
イド壁52aとボトムケース5の周壁5bとの間に配置
されている。図24や図25に示すように、シャッター
215は、周壁5bの内面に沿う側壁部216と、この
側壁部216の上縁からガイド壁52aに向って水平に
延びる上壁部217と、これら上壁部217および側壁
部216の前縁に連なる前壁部218とを有している。
【0087】側壁部216の下縁は、底壁5aに形成さ
れた前後方向に延びるガイド溝220に摺動可能に嵌合
されているとともに、上壁部217および前壁部218
は、ガイド壁52aに摺動可能に接している。このた
め、シャッター215は、窓部213とロックレバー2
01の押圧片204との間に介在されて窓部213を閉
じる閉じ位置(図21に示す)と、この窓部213と押
圧片204との間から離脱されて窓部213を開く開き
位置(図22に示す)とに亘って前後にスライド可能に
ボトムケース5に支持されている。
【0088】シャッター215の前壁部218とボトム
ケース5の前端のばね受け221との間に圧縮コイルス
プリング222が圧縮状態で介在されている。このた
め、シャッター215は、常に上記閉じ位置に向けて押
圧されている。
【0089】図21に示すように、シャッター215が
閉じ位置にスライドされている時、ロックレバー201
の押圧片204は、シャッター215の側壁部216の
内側に入り込み、この側壁部216の内面に弾性的に押
し付けられている。図22の(a)に示すように、シャ
ッター215を閉じ位置から開き位置にスライドさせる
と、シャッター215の側壁部216が押圧片204の
側方から離脱し、この押圧片204が窓部213を通じ
て外方に露出される。
【0090】それと同時に、ロックレバー201は、ね
じりコイルスプリング210によって時計回り方向に回
動付勢されているので、側壁部216の肉厚分だけさら
に回動し、その押圧片204の先端が側壁部216の先
端の縁部216aと対向し合う。そして、この状態でシ
ャッター215から手を離すと、このシャッター215
は、圧縮コイルスプリング222によって常に閉じ位置
に向けて押圧されているので、側壁部216の縁部21
6aが押圧片204の先端に引っ掛かり、シャッター2
15を圧縮コイルスプリング222の付勢力に抗して開
き位置に保持するようになっている。
【0091】なお、シャッター215の側壁部216
は、窓部213に臨む指掛け用のリブ223を備えてい
る。
【0092】図2および図26に示すように、ボトムケ
ース5の前半部の右端部にトラックボール230を接続
するための増設用コネクタ231が配置されている。ト
ラックボール230は、上記液晶ディスプレイ21の画
面上の位置指定に用いられるポインティングデバイスの
一種であり、図30に示すように、本体ケース232の
上面に球形の操作部233を備えている。操作部233
は、オペレータの指先で回転されるようになっており、
この回転により画面上のカーソル等が任意の位置に移動
される。
【0093】本体ケース232の一端に上記増設用コネ
クタ231に取り外し可能に接続されるコネクタ235
が配置されている。コネクタ235は、合成樹脂製のコ
ネクタボデー236を備えている。コネクタボデー23
6は、一対の嵌合突起236a,236bと、これら嵌
合突起236a,236bの間に配置された接触端子2
37とを有している。
【0094】図26に示すように、ボトムケース5の増
設コネクタ231は、合成樹脂製のコネクタボデー24
0を備えている。コネクタボデー240は、ボトムケー
ス5の前後方向に延びる細長い箱状をなすとともに、そ
の長手方向に沿う両端部にフランジ部241a,241
bを一体に備えている。コネクタボデー240は、ボト
ムケース5の右側面を構成する周壁5bに沿って配置さ
れており、その両端のフランジ部241a,241bが
底壁5aに突設した一対のボス部242a,242bに
ねじ243を介して固定されている。このコネクタボデ
ー240は、図29に示すようにFDD30の右隣りに位
置されている。
【0095】図27に示すように、コネクタボデー24
0は、上記コネクタ235の嵌合突起236a,236
bが取り外し可能に嵌合する嵌合凹部244を備えてい
る。嵌合凹部244は、ボトムケース5の右側面を構成
する周壁5bと対向しており、この嵌合凹部244の終
端面にコネクタ235の接触端子237に電気的に接触
する端子板245が配置されている。端子板245は、
フレキシブルな接続基板246を介して上記基板ユニッ
ト60に電気的に接続されている。コネクタボデー24
0の嵌合凹部244および端子板245は、ボトムケー
ス5の右側面に開けた細長いコネクタ導出口248を介
して外方に露出されている。
【0096】図26に示すように、コネクタボデー24
0に金属製の導電板250が一体にモールドされてい
る。導電板250は、嵌合凹部244内に露出する第1
の露出部251と、この第1の露出部251に連続して
コネクタボデー240の後面に露出する第2の露出部2
52とを有している。図27に示すように、第1の露出
部251は、端子板245よりも嵌合凹部244の開口
端近くにまで延びるとともに、この端子板245の上下
両側に位置されている。
【0097】図26に示すように、第2の露出部252
は、一対のアース端子部255a,255bを一体に備
えている。本実施例の場合、一方のアース端子部255
aは、図28に示すようにコネクタボデー240の前側
のフランジ部241aの下面に重ね合わされているとと
もに、他方のアース端子部255bは、後側のフランジ
部241bの上面に重ね合わされている。
【0098】一方のアース端子部255aとボス部24
2aとの間には、アース金具256が介在されている。
アース金具256は、ねじ243を介してボス部242
aに共締めされている。このアース金具256は、隣接
するFDD30の舌片36bの上に重ね合わされる導通片
257を一体に有している。導通片257は、舌片36
bにねじ258を介して固定されており、この導通片2
57の上にシールド板105が重ね合わされている。こ
のことから、コネクタボデー240の導電板250は、
アース端子部255aおよびアース金具256を介して
FDD30のケーシング31やシールド板105に電気的
に導通されている。
【0099】図27ないし図29に示すように、ボトム
ケース5にコネクタ導出口248を開閉するシャッター
板260が取り付けられている。シャッター板260
は、コネクタ導出口248の開口形状に合致するような
長方形板状をなしている。このシャッター板260は、
ボトムケース5の右側面を構成する周壁5bに沿うよう
にして上記コネクタ導出口248を閉じる閉じ位置と、
このコネクタ導出口248を開いてコネクタボデー24
0の嵌合凹部244を露出させる開き位置とに亘って前
後にスライドされるようになっている。
【0100】図26や図29に示すように、ボトムケー
ス5の底壁5aの上に周壁5bとの間でシャッター板2
60を摺動可能に挟み込むガイド壁261が立設されて
いる。ガイド壁261は、コネクタボデー240の後方
に位置されており、このコネクタボデー240の周壁5
bとの対向端部にガイド壁261に連続する平坦な壁部
262が形成されている。壁部262は、シャッター板
260が閉じ位置にスライドされた時に、周壁5bとの
間でシャッター板260を保持している。したがって、
本実施例の増設用コネクタ231は、シャッター板26
0のスライドを案内するガイド壁としての機能も兼ねて
いる。
【0101】なお、シャッター板260は、コネクタ導
出口248に臨む指掛け用のリブ263を備えている。
【0102】このような構成のパーソナルコンピュータ
1において、第1のカバー部材142の係合突起150
a,150bとカバー支持体141の係合孔148a,
148bとの係合を解除すると、第1のカバー部材14
2が筐体4から外れる。これにより、側面開口部135
aのうち第1のカードスロット125に対応する下半分
が開放される。よって、拡張カード127を側面開口部
135aの下半分を通じて第1のカードスロット125
に対し出し入れすることができる。
【0103】第2のカバー部材143を閉じ位置から開
き位置に向けて回動させると、第2のカバー部材143
が筐体4の右側方に倒れ込む。これにより、側面開口部
135aのうち第2のカードスロット126に対応する
上半分が開放される。このため、インターフェイスカー
ド128を側面開口部135aの上半分を通じて第2の
カードスロット126に出し入れすることができる。
【0104】さらに、図16に示すように、第1のカバ
ー部材142がカバー支持体141に固定され、しか
も、第2のカバー部材143が閉じ位置に回動された状
態では、これら第1および第2のカバー部材142,1
43は、互いに協働して筐体4の側面開口部135aを
閉塞している。
【0105】このような構成によれば、筐体4の右側面
に開口された側面開口部135aは、筐体4の内部に互
いに積み重ねて配置された第1および第2のカードスロ
ット125,126の双方に連なっている。
【0106】このため、共通の一つの側面開口部135
aを通じて第1および第2のカードスロット125,1
26に拡張カード127又はインターフェイスカード1
28を出し入れすることができ、個々のカードスロット
125,126に専用の開口部を形成する必要はない。
したがって、筐体4の構造を簡略化することができ、そ
の分、筐体4の製造コストを低減して安価なパーソナル
コンピュータ1を提供することができる。
【0107】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、筐体の構
造を簡略化して筐体の製造コストを低減することがで
き、安価な電子機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるパーソナルコンピュ
ータにおいて、そのベースユニットの筐体を分解して示
す斜視図。
【図2】ボトムケース内に基板ユニットとFDDおよびHDD
のような機能部品を組み込んだ状態を示す斜視図。
【図3】シールド板と基板ユニットおよびHDDとの位置
関係を示すベースユニットの断面図。
【図4】ディスプレイユニットを開いた状態のパーソナ
ルコンピュータの斜視図。
【図5】ディスプレイユニットを閉じた状態のパーソナ
ルコンピュータの斜視図。
【図6】ディスプレイユニットとベースユニットとの連
結部分を分解して示す斜視図。
【図7】ボトムケースの収納スペースを示す斜視図。
【図8】(a)は、収納スペースにバッテリパックを装
着した状態の断面図。(b)は、図8のA−A線に沿う断
面図。
【図9】一対のシールド基板に夫々回路基板を固定した
状態を示す斜視図。
【図10】第1のシールド基板の斜視図。
【図11】第1ないし第5の回路基板を展開して示す平
面図。
【図12】シールド板とこのシールド板の凹部に支持さ
れる液晶ディスプレイの斜視図。
【図13】液晶ディスプレイの取り付け部分を拡大して
示す断面図。
【図14】筐体内の第1および第2のカードスロット
と、これらスロットを開閉するカバーの断面図。
【図15】カードスロットを開閉するカバーを分解して
示す斜視図。
【図16】パーソナルコンピュータの右側面図。
【図17】第3のカードスロットと電源スイッチを開閉
する操作ボタンの断面図。
【図18】操作ボタンを押圧した状態を示す断面図。
【図19】ボトムケースに対する操作ボタンの取り付け
構造を示す斜視図。
【図20】操作ボタンの斜視図。
【図21】バッテリパックのロック機構を示す断面図。
【図22】(a)は、シャッターを開いてロック機構の
ロックレバーを露出させた状態を示す断面図。(b)
は、ロック機構のロックレバーを指先で押圧し、バッテ
リパックのロックを解除した状態の断面図。
【図23】シャッターとロックレバーとの位置関係を示
す断面図。
【図24】図23のB−B線に沿う断面図。
【図25】シャッターとロックレバーとの位置関係を示
す斜視図。
【図26】トラックボールが接続される拡張コネクタの
取り付け構造を示す斜視図。
【図27】拡張コネクタをボトムケースに取り付けた状
態を示す斜視図。
【図28】拡張コネクタの取り付け構造とアース構造を
示す断面図。
【図29】拡張コネクタをボトムケースに組み込んだ状
態を示す平面図。
【図30】トラックボールの斜視図。
【符号の説明】
4…筐体 125…第1のカードスロット 126…第2のカードスロット 127,128…カード(拡張カード、インターフェイ
スカード) 135a…開口部(側面開口部) 140…カバー 142…第1のカバー部材 143…第2のカバー部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、 上記筐体の内部に設けられ、夫々カードが取り出し可能
    に挿入されるとともに、上記筐体の厚み方向に互いに並
    べて配置された第1および第2のカードスロットと、 上記筐体に設けられ、上記第1および第2のカードスロ
    ットに対向する開口部と、 上記開口部のうち上記第1のカードスロットに対応する
    部分を開閉する第1のカバー部材と、 上記開口部のうち上記第2のカードスロットに対応する
    部分を開閉する第2のカバー部材と、を具備したことを
    特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 筐体と、 上記筐体の内部に設けられ、夫々カードが取り出し可能
    に挿入されるとともに、上記筐体の厚み方向に重ねて配
    置された第1および第2のカードスロットと、 上記筐体に設けられ、上記第1および第2のカードスロ
    ットに上記カードを出し入れ可能な開口部と、 上記筐体に支持され、上記開口部を開閉するカバーと、
    を具備し、 上記カバーは、上記第1のカードスロットに対向する第
    1のカバー部材と、上記第2のカードスロットに対向す
    る第2のカバー部材とを含み、これら第1および第2の
    カバー部材は、互いに協働して上記開口部を覆うことを
    特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の記載において、
    上記第2のカードスロットに挿入されるカードは、上記
    第2のカードスロットに挿入した時に、上記第2のカバ
    ー部材と向かい合う端子部を有し、上記第2のカバー部
    材は、上記端子部を露出させる端子導出口と、この端子
    導出口を開閉する蓋板とを含んでいることを特徴とする
    電子機器。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2の記載において、
    上記筐体は、底壁、上壁およびこれら底壁と上壁との間
    に介在された仕切り壁とを含み、上記第1のカードスロ
    ットは、上記底壁と上記仕切り壁との間に形成されてい
    るとともに、上記第2のカードスロットは、上記上壁と
    上記仕切り壁との間に形成されていることを特徴とする
    電子機器。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかの記
    載において、上記第1のカバー部材は、上記筐体に取り
    外し可能に支持され、上記第2のカバー部材は、上記開
    口部のうち第2のカードスロットに対応する部分を閉じ
    る閉じ位置と、上記開口部を開放する開き位置とに亘っ
    て回動可能に上記筐体に支持されていることを特徴とす
    る電子機器。
  6. 【請求項6】 請求項2の記載において、上記カバー
    は、上記筐体に固定されたカバー支持体を含み、上記第
    1および第2のカバー部材は、夫々上記カバー支持体に
    支持されていることを特徴とする電子機器。
  7. 【請求項7】 請求項1又は請求項2の記載において、
    上記第1のカードスロットの厚み寸法は、上記第2のカ
    ードスロットの厚み寸法よりも大きいことを特徴とする
    電子機器。
  8. 【請求項8】 筐体と、 上記筐体の内部に設けられ、夫々カードが取り出し可能
    に挿入されるとともに、上記筐体の厚み方向に互いに並
    べて配置された第1および第2のカードスロットと、 上記筐体に設けられ、上記第1および第2のカードスロ
    ットに対向する開口部と、を具備したことを特徴とする
    電子機器。
  9. 【請求項9】 請求項8の記載において、上記筐体の開
    口部は、第1および第2のカバー部材によって開閉さ
    れ、上記第1のカバー部材は、上記開口部のうち上記第
    1のカードスロットに対応する部分を開閉するととも
    に、上記第2のカバー部材は、上記開口部のうち上記第
    2のカードスロットに対応する部分を開閉することを特
    徴とする電子機器。
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