JP2003044158A - コンピュータの不正操作防止装置 - Google Patents

コンピュータの不正操作防止装置

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JP2003044158A
JP2003044158A JP2001235803A JP2001235803A JP2003044158A JP 2003044158 A JP2003044158 A JP 2003044158A JP 2001235803 A JP2001235803 A JP 2001235803A JP 2001235803 A JP2001235803 A JP 2001235803A JP 2003044158 A JP2003044158 A JP 2003044158A
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Noboru Yamashita
登 山下
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種照合装置やキーボードを使用することな
く、簡単にロックスクリーン状態を解除することができ
るコンピュータの不正操作防止装置を提供する。 【解決手段】コンピュータ1にあらかじめ任意の図形な
どをパスワードとして登録しておき、使用者は、ロック
スクリーン状態を解除したいときにマウス2の操作によ
り登録図形をコンピュータ1に入力する。コンピュータ
1は入力された図形が登録された図形と一致するかどう
かを判定し、一致すると判断した場合のみロックスクリ
ーン状態を解除し、コンピュータ1が使用可能な状態と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、医療装置などのコ
ンピュータコンソールを使用する場合におけるコンピュ
ータの不正操作防止装置に関する。 【0002】 【従来の技術】コンピュータコンソールを使用するコン
ピュータシステムにおいて、使用者以外の第三者がコン
ソールを不正使用することは非常に問題がある。特に医
療に関する装置においては、使用者以外の第三者の不正
使用により、画像の情報漏洩などのプライバシーに関す
る問題や、情報の不正削除、改ざん、あるいは、有資格
者以外の装置の操作による装置の破損、さらに、X線曝
射による人的、物的被害などの問題がある。 【0003】このような不正使用を避けるために、従来
は、使用者が装置から離れるときは、電源を切り、装置
を非通電状態にしたり、または、指紋照合装置、音声照
合装置、網膜血管照合装置などを併設して、装置を使用
する人物があらかじめ設定されている有資格者かどうか
を判定する方法や、あるいは、使用者が一定時間、手動
操作形入力手段、すなわちマウス(以下マウスという)
やキーボードに触れないと、自動的に画面があらかじめ
設定された画像や文字表示に切り替わり、使用者がキー
ボードから設定されたパスワードを入力しない限り、画
面が使用可能状態に復帰されないようにするロックスク
リーン機構を採用するなどの対策が考えられている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし従来の装置の電
源を切って非通電状態にする方法は、使用者が装置から
離れるたびに電源を切らなければならず現実的ではな
い。また、指紋照合装置などの各種照合装置を設置する
方法は、本体とは別途の併設が必要であるうえ、一般に
これらの機器は高価であり、全ての装置に取り付けるこ
とは経済的ではない。また、ロックスクリーン機構を採
用する方法においても、昨今のコンピュータシステムの
ユーザインターフェイスにおいては、マウスで殆どの操
作が可能となっているにもかかわらず、パスワード入力
の場合のみキーボード入力が必要であり操作性に問題が
あるとともに、パスワードが簡単であれば不正使用の危
険があり、複雑なパスワードでは入力が煩雑であるとい
った問題がある。本発明は以上の実情に鑑みて成された
もので、従来技術の問題点を解決するコンピュータの不
正操作防止装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明が提供するコンピ
ュータの不正操作防止機構は、上記目的を達成するため
に、ロックスクリーン状態解除のためのパスワードとし
てあらかじめコンピュータに登録した任意の図形、文字
等の表像体(以下単に図形を代表として説明する)を設
定するよう構成するとともに、使用者がこの登録された
図形をマウス操作により入力すると、入力された図形が
登録図形と一致するかどうかを照合・判別するよう構成
された照合・判別機構により、コンピュータが入力され
た図形が登録された図形と一致するかどうかを判定し、
一致すると判断した場合のみロックスクリーン状態を解
除し、コンピュータが使用可能な状態となるよう構成す
る。 【0006】 【発明の実施の形態】以下本発明について、実施例を示
す図面に基づいて説明する。図1は本発明における実施
例の全体概略を示す構成図で、図2(A)、(B)はマ
ウスを操作してコンピュータに登録した任意図形または
文字などの表像例を示す図である。図3は本発明におけ
る実施例のブロック図である。図4は本発明における実
施例のフローチャートを示す図である。図5は本発明に
おける変形例を示す図である。 【0007】まず図1に基づいて本発明における実施例
の全体構成を説明する。コンピュータ1には、マウス2
とキーボード3が接続され、使用者は、これらマウス2
とキーボード3を操作してコンピュータ1を作動させ
る。そしてその結果がモニタ4に表示される。なおコン
ピュータ1には、モニタ4に表記されたような任意の表
像体すなわち図形または文字、あるいはこれらの組み合
わせが、あらかじめ登録されている。 【0008】次に図3のブロック図に基づいて本発明に
おける実施例の各部の機能を説明する。なお、各符号は
図1と対称となっている。マウス2とキーボード3はコ
ンピュータ1に接続された入力手段であり、モニタ4は
表示装置である。コンピュータ1内にはCPU6、作業
メモリ7、および記憶装置8が配設され、CPU6は、
マウス2やキーボード3から入力された情報を制御して
作業メモリ7の読み出しを行なうとともに、コンピュー
タ1内の各部を制御してモニタ4に表示する。記憶装置
8内には、利用者登録プログラム8a、ロックスクリー
ンプログラム8b、図形判定プログラム8c、および利
用者情報ファイル8dが収納されている。利用者登録プ
ログラム8aは、マウス2により入力された図2
(A)、(B)に示すような図形などの表像体をコンピ
ュータ始動のパスワードとして登録し、利用者情報ファ
イル8d内の図形データファイルに格納する。ロックス
クリーンプログラム8bには、ロックスクリーン機構発
動時にモニタ4に表示される画像が設定されている。図
形判定プログラム8cは、入力された図形などの表像体
と、利用者情報ファイル8d内の図形データファイルに
格納されている登録図形を照合・判定する。そして、こ
れらの各プログラム8a〜8c、およびファイル8d
は、必要に応じてCPU6により読み出され、制御・処
理されて、その結果がモニタ4に表示される。 【0009】次に、図3のブロック図を参照しながら、
図4に示すフローチャートにより、本発明における実施
例の作動を説明する。まず、コンピュータ1の操作を開
始し(ステップS1)、各種の操作が続けられた後、使
用者が所用などにより装置から離れ、一定時間マウス2
の操作が無かったとする(ステップS2)。その場合、コ
ンピュータ1内のCPU6は、記憶装置8内のロックス
クリーンプログラム8bを読み出し、ロックスクリーン
機構を作動させることにより、モニタ4の画面上にあら
かじめ決められた画像を表示する(ステップS3)。こ
の場合、コンピュータ画面は使用不可能状態となる。そ
の後、マウス2の操作が行なわれ(ステップS4)、図
形の入力があった場合(ステップS5)、CPU6は図
形判定プログラム8cを読み出し、入力図形が登録図形
と一致するかどうかを照合・判別する(ステップS
6)。この判断で図形が一致すれば、ロックスクリーン
は解除され、モニタ4の画面が使用可能状態となり、通
常の処理が行なわれる(ステップS7)。しかし、コン
ピュータ操作の中断が長く続く場合は、上記ステップS
4にてチェックされNOの信号が出されて、決められた
画像の表示が続くことになる。またパスワードの入力図
形と登録された図形が一致しない場合も、CPU6の判
断(ステップS6)によるNOの信号が出力され、ロッ
クスクリーンの解除は行なわれず、再び、あらかじめ決
められた画像表示(ステップS3)が続き、コンピュー
タ1は使用不可能状態のままとなる。 【0010】図5は、本発明における変形例を示すもの
で、コンピュータ1とマウス2との間に図形判定装置5
が設置されている。この図形判定装置5がマウス2の操
作により入力された図形が登録した図形と一致するかど
うかの判定を行ない、コンピュータ1にその結果の信号
を出力するよう構成されている。さらに、コンピュータ
にあらかじめ登録しておく任意の図形には、上記ならび
に図示例に限定されるものではなく、写真、数字、文
字、あるいはこれらの組み合わせ、さらには指紋なども
含まれ、これら表像体については多くの変形例を挙げる
ことができる。なお、手動操作型入力手段についてはマ
ウスを例に説明したが、タッチパネル、タブレットなど
も使用でき、マウスに限定されない。 【0011】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、使
用者が装置から離れるたびに電源を切ったり、コンピュ
ータコンソール以外の各種照合装置を付設することな
く、第三者による不正使用を防止することができる。ま
た、ロックスクリーン状態解除のためのパスワードもマ
ウス操作のみで行なうことができ、使用者はキーボード
からの文字入力作業の煩雑さから解放されるとともに、
パスワードとして登録するのは任意の表像体としたた
め、この表像体は無限で、第三者による不正操作により
偶然に登録表像体が一致してしまう危険性を皆無に近く
低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明における実施例の構成を概略的に示す図
である。 【図2】本発明における登録図形、文字の一例を示す図
である。 【図3】本発明における実施例のブロック図である。 【図4】本発明における実施例のフローチャートを示す
図である。 【図5】本発明における変形例を示す図である。 【符号の説明】 1…コンピュータ 2…マウス 3…キーボード 4…モニタ 5…図形判定装置 6…CPU 7…作業メモリ 8…記憶装置 8a…利用者登録プログラム 8b…ロックスクリーンプログラム 8c…図形判定プログラム 8d…利用者情報ファイル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】キーボードと手動操作形入力手段とロック
    スクリーン機構を持つコンピュータシステムにおいて、
    ロックスクリーン状態解除のためのパスワードとしてあ
    らかじめコンピュータに任意の表像体を登録できるよう
    に構成するとともに、手動操作形入力手段により入力さ
    れた表像体が前記登録表像体と一致するかどうかを照合
    ・判別する照合・判別機構と、この照合・判別機構によ
    る照合・判別にて、一致した場合のみロックスクリーン
    機構を解除する解除機構を設けたことを特徴とするコン
    ピュータの不正操作防止装置。
JP2001235803A 2001-08-03 2001-08-03 コンピュータの不正操作防止装置 Pending JP2003044158A (ja)

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