JP2003043496A - 電気光学装置、電子機器、および電気光学装置の製造方法、 - Google Patents

電気光学装置、電子機器、および電気光学装置の製造方法、

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JP2003043496A
JP2003043496A JP2001228450A JP2001228450A JP2003043496A JP 2003043496 A JP2003043496 A JP 2003043496A JP 2001228450 A JP2001228450 A JP 2001228450A JP 2001228450 A JP2001228450 A JP 2001228450A JP 2003043496 A JP2003043496 A JP 2003043496A
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electro
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plastic
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Reiko Wachi
礼子 和智
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気光学物質を保持する基板にプラスチック
基板を用いても基板間隔を高い精度で制御することので
きる電気光学装置、この電気光学装置を用いた電子機
器、および電気光学装置の製造方法を提供すること。 【解決手段】 反射型の液晶装置1において、第1の基
板10および第2の基板20にはプラスチック基板10
0、200が用いられている。第1の基板10では、プ
ラスチック基板100自身から突き出して第2の基板2
0に当接する複数の基板間隔制御用突起111が円柱状
に形成されており、これらの基板間隔制御用突起111
によって、第1の基板10と第2の基板20との間には
所定の間隔が確保されている。また、プラスチック基板
100には、反射膜123の表面に光散乱性を付与する
ための凹凸112も形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の基板間に電
気光学物質が保持された電気光学装置、この電気光学装
置を用いた電子機器、および電気光学装置の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の電気光学装置のうち、電気光学物
質として液晶を用いた液晶装置では、図11(A)、
(B)に示すように、第1の基板10と第2の基板20
とがシール材30によって貼り合わされているととも
に、シール材30で区画された領域内に液晶36が保持
されている。第1の基板10および第2の基板20に
は、従来、ガラス基板109、209が用いられてい
る。
【0003】ここで、パッシブマトリクス型の液晶装置
では、第1の基板10および第2の基板10に第1の電
極パターン50および第2の電極パターン40がITO
などといった透明導電膜によってストライプ状に形成さ
れており、第1の電極パターン50と第2の電極パター
ン40の交差部分で液晶36を駆動する。
【0004】また、液晶装置では、液晶36の層厚を一
定とする必要があることから、第1の基板10と第2の
基板20とを貼り合わせる際、一方の基板にビーズ状あ
るいはファイバー状のギャップ材300を散布し、この
ギャップ材300を第1の基板10と第2の基板20と
の間に介在させることによって基板間隔を制御してい
る。
【0005】また、液晶装置のうち、反射型あるいは半
透過・半反射型の液晶装置では、第1の基板10に用い
られているガラス基板109の表面に、フッ酸などを用
いて凹凸112′を形成しておき、この凹凸112′の
表面に反射膜123、平坦化膜125、および第1の電
極パターン50がこの順に形成される。このため、反射
膜123の表面には、凹凸112′によって光散乱性が
付与されるので、品位の高い画像を表示することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】液晶装置が携帯電話機
あるいはモバイルコンピュータなどに使用されている状
況において、液晶装置についてはガラス基板109、2
09に代えて、プラスチック基板を用いることにより、
液晶装置あるいは電子機器を軽量化することが検討され
ている。
【0007】しかしながら、ガラス基板109、206
9に代えてプラスチック基板を用いると、プラスチック
基板が撓んだとき、第1の基板10と第2の基板20と
の間でギャップ材300が移動してしまい、第1の基板
10と第2の基板20との間隔を高い精度で制御できな
くなるという問題点がある。
【0008】また、従来の液晶装置において、シール材
30から溶出した成分が液晶36の配向状態を乱すおそ
れがあり、このような場合には、シール材30付近での
画質が低下するという問題点もある。
【0009】さらに、従来の液晶装置においては、反射
型あるいは半透過・半反射型の液晶装置を構成する際、
いくつも工程を行ってガラス基板109の表面に凹凸1
12′を付すため、製造コストが高いという問題点があ
る。
【0010】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
電気光学物質を保持する基板にプラスチック基板を用い
ても基板間隔を高い精度で制御することのできる電気光
学装置、この電気光学装置を用いた電子機器、および電
気光学装置の製造方法を提供することにある。
【0011】また、本発明の課題は、基板にプラスチッ
ク基板を用いたことを利用して、さらに画像の高品位化
を図ることのできる電気光学装置、この電気光学装置を
用いた電子機器、および電気光学装置の製造方法を提供
することにある。
【0012】さらに本発明の課題は、基板にプラスチッ
ク基板を用いたことを利用して、反射膜に光散乱性を付
す際の製造コストを低減することのできる電気光学装
置、この電気光学装置を用いた電子機器、および電気光
学装置の製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、シール材によって対向するように貼り
合わされた一対の基板と、該一対の基板間で前記シール
材によって区画された領域内に保持された電気光学物質
とを有する電気光学装置において、前記一対の基板のう
ち一方の基板にはプラスチック基板が用いられ、当該一
方の基板において、他方の基板と対向する側の面には、
当該他方の基板に当接する突起がプラスチック基板自身
に形成されていることを特徴とする。
【0014】本発明において、前記突起は、例えば、前
記一方の基板と前記他方の基板との間隔を規定する複数
の基板間隔制御用突起として点在した状態に形成されて
いる。
【0015】本発明では、電気光学物質を保持する一対
の基板のうちの少なくとも一方の基板にプラスチック基
板を用いているので、液晶装置、およびそれを用いた電
子機器の軽量化を図ることができる。また、一方の基板
に用いたプラスチック基板自身に他方の基板に当接する
突起を形成しており、このような突起であれば、常に最
適な位置に形成することができるので、一対の基板の間
隔を高い精度で制御できる。さらに、プラスチック基板
自身に形成した突起であれば、プラスチック基板が撓ん
でも、ギャップ材と違って基板間で移動することがない
ので、一対の基板の間隔を高い精度で制御することがで
きる。さらにまた、突起は、プラスチック基板自身に形
成したものであり、プラスチック基板の表面に成膜した
薄膜によって形成したものではないので、一方の基板に
突起を形成するといってもコストが増大することがな
い。また、一方の基板に基板間隔制御用突起を作り込ん
だので、ギャップ材を散布する工程を省略することがで
きる。それ故、電気光学装置の製造コストを低減するこ
とができる。
【0016】本発明において、前記突起は、前記シール
材の内周縁に沿って形成された仕切り壁としても形成さ
れる場合があり、この場合、該仕切り壁は、前記シール
材で区画された領域内で前記電気光学物質が保持されて
いる領域を区画する。このように構成すると、電気光学
物質とシール材との間に仕切り壁が介在するので、シー
ル材から溶出した成分で電気光学物質が劣化することが
ない。また、仕切り壁は、プラスチック基板自身に形成
したものであり、プラスチック基板の表面に成膜した薄
膜によって形成したものではない。それ故、一方の基板
に仕切り壁を形成するといってもコストが大幅に増大す
ることがない。
【0017】本発明において、前記一方の基板には、前
記他方の基板に対向する側の面のうち、前記突起が形成
された領域とは異なる領域に凹凸がプラスチック基板自
身に形成されているとともに、前記凹凸が形成されてい
る領域の上層側には、前記凹凸によって表面に光散乱性
が付与された反射膜が形成されていることが好ましい。
このように構成すると、散乱光によって画像を表示する
ので、表示された画像に背景や照明などが映り込んだり
することを回避することができる。また、凹凸はプラス
チック基板自身に形成したものであり、プラスチック基
板の表面に成膜した薄膜によって形成したものではな
い。それ故、一方の基板に凹凸を形成するといってもコ
ストが大幅に増大することがない。なお、一方の基板で
は、反射膜自身を電極として利用すれば、その上層側に
電極を形成しなくてもよいので、製造コストを低減する
ことができる。これに対して、他方の基板にはITO膜
などによって電極を形成する一方、一方の基板では反射
膜の上層にITO膜などによって電極を形成すれば、双
方の電極が同一材料であるため、電気光学物質が極性分
極することを防止することができる。
【0018】本発明において、前記他方の基板にもプラ
スチック基板が用いられていることが好ましい。
【0019】本発明において、前記他方の基板には、前
記一方の基板と対向する側の面に、前記突起が嵌る凹部
が形成されていることが好ましい。このように構成する
と、プラスチック基板が撓んでも一対の基板の間での互
いの位置関係がずれることがない。この場合、前記他方
の基板にもプラスチック基板が用いられ、該プラスチッ
ク基板自身に前記凹部が形成されていることが好まし
い。このように構成すると、凹部は、他方の基板に用い
たプラスチック基板自身に形成したものであり、このプ
ラスチック基板の表面に成膜した薄膜によって形成した
ものではない。それ故、他方の基板に凹部を形成すると
いってもコストが大幅に増大することがない。
【0020】本発明において、前記電気光学物質は、例
えば、液晶である。
【0021】本発明に係る電気光学装置は、例えば、携
帯電話機あるいはモバイルコンピュータなどといった電
子機器の表示部として用いられる。
【0022】本発明では、シール材によって対向するよ
うに貼り合わされた一対の基板と、該一対の基板間で前
記シール材によって区画された領域内に保持された電気
光学物質とを有する電気光学装置の製造方法において、
前記一対の基板のうち一方の基板には、複数の突起が形
成されたプラスチック基板を用い、前記一方の基板と他
方の基板とを貼り合わせるときには、前記突起が前記他
方の基板に当接するように貼り合わせることを特徴とす
る。
【0023】本発明においては、前記複数の突起を、例
えば、前記一方の基板と前記他方の基板との間隔を規定
する基板間隔制御用突起として点在した状態に形成す
る。
【0024】本発明において、前記複数の突起を前記シ
ール材の塗布領域の内周縁に沿う仕切り壁としても形成
しておくことが好ましく、この場合、前記一方の基板と
他方の基板とを前記シール材によって貼り合わせた後、
前記シール材によって区画された領域のうち、前記仕切
り壁で区画された領域内に前記電気光学物質を充填す
る。
【0025】本発明において、前記一方の基板に用いる
プラスチック基板に前記突起を形成する工程では、前記
突起に対応する位置が凹部になった第1の型材を用い、
該第1の型材の凹凸形状をプラスチック基板に転写する
ことが好ましい。例えば、前記第1の型材としては、ロ
ール面に前記凹凸形状が形成されたロール状の型材を用
いる。また、前記第1の型材としては、平坦面に前記凹
凸形状が形成された平板状の型材を用いてもよい。この
場合、前記第1の型材によってプラスチックフィルムを
熱圧してプラスチック基板を形成する。また、第1の型
材によって、溶融したプラスチック材料を成形してプラ
スチック基板を形成してもよい。このような方法によれ
ば、プラスチック基板に突起を高い寸法精度および位置
精度で形成することができる。また、突起が形成された
プラスチック基板を連続的に製造できるので、電気光学
装置の製造コストを低減することができる。
【0026】本発明において、前記一方の基板に用いる
プラスチック基板には、前記突起が形成された領域とは
異なる領域に凹凸を形成しておき、該凹凸が形成されて
いる領域の上層側に、前記凹凸によって表面に光散乱性
が付与された反射膜を形成することが好ましい。
【0027】このような電気光学装置を製造する際、前
記一方の基板に用いるプラスチック基板に前記突起およ
び前記凹凸を形成する工程では、前記突起に対応する位
置が凹部になっており、かつ、前記凹凸の反転パターン
が形成された第1の型材を用い、該第1の型材の凹凸形
状をプラスチック基板に転写することが好ましい。例え
ば、前記第1の型材としては、ロール面に前記凹凸形状
が形成されたロール状の型材を用いる。また、前記第1
の型材としては、平坦面に前記凹凸形状が形成された平
板状の型材を用いてもよい。この場合、前記第1の型材
によってプラスチックフィルムを熱圧してプラスチック
基板を形成する。また、第1の型材によって、溶融した
プラスチック材料を成形してプラスチック基板を形成し
てもよい。このような方法によれば、プラスチック基板
に任意の寸法の突起および凹凸を任意の位置に同時に形
成でき、かつ、寸法精度および位置精度も高い。また、
突起および凹凸が形成されたプラスチック基板を連続的
に製造できるので、電気光学装置の低コスト化を図るこ
とができる。
【0028】本発明において、前記他方の基板の一方の
面側に凹部を形成しておき、前記一方の基板と前記他方
の基板とを前記シール材によって貼り合わせる際に前記
凹部内に前記突起を嵌めることが好ましい。
【0029】この場合、前記他方の基板にもプラスチッ
ク基板を用い、該プラスチック基板自身に前記凹部を形
成しておくことが好ましい。
【0030】本発明では、前記他方の基板に用いるプラ
スチック基板に前記凹部を形成する工程においては、前
記凹部に対応する位置が凸部になった第2の型材を用
い、該第2の型材の凹凸形状をプラスチック基板に転写
することが好ましい。例えば、前記第2の型材として
は、ロール面に前記凹凸形状が形成されたロール状の型
材を用いる。また、前記第2の型材としては、平坦面に
前記凹凸形状が形成された平板状の型材を用いてもよ
い。この場合、前記第2の型材によってプラスチックフ
ィルムを熱圧してプラスチック基板を形成する。また、
第2の型材によって、溶融したプラスチック材料を成形
してプラスチック基板を形成してもよい。このような方
法によれば、プラスチック基板に任意の寸法の凹部を形
成でき、かつ、寸法精度や位置精度も高い。また、凹部
が形成されたプラスチック基板を連続的に製造できるの
で、電気光学装置の低コスト化を図ることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明の実施の
形態を説明する。なお、以下に実施形態を説明するにあ
たっては、各種の電気光学装置のうち、パッシブマトリ
クス方式の液晶装置を例に説明する。
【0032】[実施の形態1](液晶装置の全体構成)
図1および図2はそれぞれ、本発明を適用した電気光学
装置としての液晶装置の斜視図、および分解斜視図であ
る。図3は、本発明を適用した液晶装置を図1のI−
I′線で切断したときのI側の端部の断面図である。な
お、図1、図2、および後述する各図には、電極パター
ンおよび端子などを模式的に示してあるだけであり、実
際の液晶装置では、より多数の電極パターンや端子が形
成されている。また、各図においては、各層や各部材を
図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各
部材ごとに縮尺を異ならせてある。
【0033】図1および図2において、本形態の液晶装
置1は、携帯電話などの電子機器に搭載されているパッ
シブマトリクスタイプの反射型の液晶表示装置である。
この液晶装置1において、所定の間隙を介してシール材
30によって貼り合わされた第1の基板10および第2
の基板20の間には、シール材30によって液晶封入領
域35が区画されているとともに、この液晶封入領域3
5内に電気光学物質としての液晶36が封入されてい
る。シール材30の一部は、基板間に液晶36を注入す
るための注入口32として途切れているが、この注入口
32は、基板間に液晶36を注入した後、塗布、硬化さ
れた封止材31で塞がれている。
【0034】(電極パターンおよび端子の構成)本形態
の液晶装置1では、外部からの信号入力および基板間の
導通のいずれを行うにも、第1の基板10および第2の
基板20の同一方向に位置する各基板辺101、201
付近において第1の基板10および第2の基板20のそ
れぞれに形成されている第1の端子形成領域11および
第2の端子形成領域21が用いられる。従って、第1の
基板10としては、第2の基板20よりも大きな基板が
用いられ、第1の基板10と第2の基板20とを貼り合
わせたときに第2の基板20の基板辺201から第1の
基板10が張り出す部分15を利用して、駆動用IC7
をCOF実装したフレキシブル基板90の接続などが行
われる。
【0035】このため、第1の基板10において第1の
端子形成領域11は、基板辺101に近い部分が第2の
基板20から張り出した部分15に形成され、この基板
辺101に近い端子形成領域部分の表面は開放状態にあ
る。これに対して、第1の端子形成領域11において液
晶封入領域35の側に位置する部分は、第2の基板20
の側との基板間導通用に用いられるので、第1の端子形
成領域11のうち、液晶封入領域35の側に位置する部
分は、第2の基板20との重なり部分に形成されてい
る。
【0036】また、第2の基板10において、第2の端
子形成領域21は、第1の基板10の側との基板間導通
に用いられるので、第1の基板10の第1の端子形成領
域11と重なる領域に配置されている。
【0037】このような接続構造を構成するにあたっ
て、第1の基板10の第1の端子形成領域11には、ま
ず、その中央領域に複数の第1の外部入力用端子81が
形成され、その両側に複数の第2の外部入力用端子82
が形成されている。また、第1の外部入力用端子81か
らは、第1の基板10と第2の基板20とを貼り合わせ
たときに第2の基板20と重なる位置まで複数の基板間
導通用端子70が基板辺102に向かって直線的に延び
ている。さらに、第1の基板10において、第2の外部
入力用端子82からは外側を回り込むように複数列の第
1の電極パターン50が形成され、これらの第1の電極
パターン50は、液晶封入領域35内において基板辺1
02、102と平行に延びている。
【0038】これに対して、第2の基板20の第2の端
子形成領域21では、基板辺201に沿って複数の基板
間導通用端子60が所定の間隔をもって並んでおり、基
板間導通用端子60から対向する基板辺202に向かっ
ては、複数列の液晶駆動用の第2の電極パターン40が
斜め外側に広がるように延びた後、基板辺202に向か
って直線的に延びて、第1の電極パターン50と交差し
ている。
【0039】このように構成した第1の基板10および
第2の基板20を用いて液晶装置1を構成するにあたっ
て、第1の基板10と第2の基板20とをシール材30
を介して貼り合わせる際には、シール材30にギャップ
材および導通材を配合しておくとともに、シール材30
を基板間導通用端子60、70が重なる領域にも形成す
る。シール材30に含まれる導電材は、たとえば、弾性
変形可能なプラスチックビーズの表面にめっきを施した
粒子である。それ故、第1の基板10と第2の基板20
とを重ねた状態でその間隙を狭めるような力を加えなが
らシール材30を溶融、硬化させると、シール材30に
含まれている導電材は、第1の基板10と第2の基板2
0との間で押し潰された状態で基板間導通用端子60、
70同士を導通させる。
【0040】また、第1の基板10と第2の基板20と
を貼り合わせると、第1の電極パターン50と第2の電
極パターン40との交差部分によって画素がマトリクス
状に形成される。このため、第1の基板10の第1の端
子形成領域11に形成されている第1の外部入力用端子
81および第2の外部入力用端子82にフレキシブル基
板90を異方性導電材などを用いて実装した後、このフ
レキシブル基板90を介して第1の外部入力用端子81
および第2の外部入力用端子82に信号入力すると、第
1の基板10に形成されている第1の電極パターン50
には第2の外部入力用端子82を介して走査信号を直
接、印加することができ、かつ、第2の基板20に形成
されている第2の電極パターン40には、第1の外部入
力用端子81、基板間導通用端子70、導通材および基
板間導通用端子60を介して画像データを信号入力する
ことができる。よって、これらの画像データおよび走査
信号によって、各画素において第1の電極パターン50
と第2の電極パターン40との間に位置する液晶の配向
状態を制御することができるので、所定の画像を表示す
ることができる。
【0041】(基板の詳細構成)図3(A)、(B)は
それぞれ、本形態の液晶装置1において、第1の基板1
0および第2の基板20がシール材30で貼り合わされ
ているとともに、第1の基板10に形成されている第1
の電極パターン50と、第2の基板20に形成されてい
る電極パターン40との交差部分によって画素がマトリ
クス状に形成されている状態を模式的に示す平面図、お
よびその断面図である。なお、図3(A)では、遮光膜
の形成領域を斜線で示してある。
【0042】図3(A)、(B)において、本形態で
は、第1の基板10および第2の基板20のいずれに
も、プラスチック基板100、200が用いられてい
る。ここで、プラスチック基板100、200は、プラ
スチック層単独の場合、複数のプラスチック層が積層さ
れたもの、プラスチック層と薄い金属層とがラミネート
されたものを用いることができる。
【0043】第2の基板20では、プラスチック基板2
00において第1の基板10と対向する側の面に、IT
O膜などの透明導電膜によって第2の電極パターン40
が形成されているとともに、その表面には、ポリイミド
膜からなる配向膜41が形成されている。
【0044】これに対して、第1の基板10では、プラ
スチック基板100において第2の基板20と対向する
側の面に、まず、プラスチック基板100自身から突き
出して第2の基板20に当接する複数の基板間隔制御用
突起111が円柱状に形成されており、これらの基板間
隔制御用突起111によって、第1の基板10と第2の
基板20との間には所定の間隔が確保されている。この
ため、本形態では、従来と違って、第1の基板10と第
2の基板20との間にギャップ材が配置されていない。
ここで、基板間隔制御用突起111は、第1の電極パタ
ーン50と電極パターン40との交差部分を避ける位置
に点在する状態に形成されている。
【0045】また、第1の基板10では、プラスチック
基板100において第2の基板20と対向する側の面の
うち、基板間隔制御用突起111が形成されている領域
を避けて微細な凹凸112がプラスチック基板100自
身に形成されている。本形態では、第1の電極パターン
50と第2の電極パターン40とが交差する領域に凹凸
112が形成されている。
【0046】第1の基板10において、凹凸112の上
層にはアルミニウムなどといった反射膜123が形成さ
れている。このため、反射膜123の表面には、凹凸1
12によって微細な凹凸が形成され、この凹凸によって
光散乱性が付与されている。
【0047】また、反射膜123の表面には、第1の電
極パターン50と電極パターン40との交差部分を避け
て遮光膜124が形成されている一方、第1の電極パタ
ーン50と電極パターン40との交差部分には、R、
G、Bのカラーフィルタ7R、7G、7Bが所定の配列
をもって形成されている。
【0048】さらに、カラーフィルタ7R、7G、7B
の上層には平坦化膜125が形成され、この平坦化膜1
25の上層に、ITO膜からなる第1の電極パターン5
0がストライプ状に形成されている。さらに、第1の電
極パターン50の表面には、ポリイミド膜からなる配向
膜126が形成されている。
【0049】このような液晶装置1において、第2の基
板20の側から入射した光は、第1の基板10に形成さ
れている反射膜123で反射して、第2の基板20の側
から出射していく間に液晶36によって画素毎に光変調
され、所定のカラー画像を表示する。この際、第2の基
板20から出射される光は、反射膜123の表面で散乱
した光であるため、表示された画像に背景や照明などが
映り込んだりすることを回避することができる。なお、
反射膜123自身を電極パターンとして利用してもよい
が、本形態では、第2の基板20に形成されている第2
の電極パターン40と同様、第1の基板10には、IT
O膜からなる第1の電極パターン50を形成したので、
双方の電極が同一材料であるため、液晶36が極性分極
することを防止することができる。
【0050】(液晶装置の製造方法)図4(A)〜
(E)は、本形態の液晶装置の製造方法を示す工程断面
図である。図5(A)、(B)はそれぞれ、本形態の液
晶装置に用いたプラスチック基板を製造するための装置
の構成を示す説明図である。
【0051】本形態の液晶装置1の製造工程において、
第1の基板10を形成するにあたっては、まず、図4
(A)に示すように、基板間隔制御用突起111および
凹凸112が形成されたプラスチック基板100を準備
する。
【0052】このようなプラスチック基板100を製造
するにあたっては、例えば、図5(A)に示すように、
繰り出しロール610から巻き上げロール620までの
間に、両面が平坦なプラスチックシート100′を上下
から挟むように型ロール640およびプレスロール63
0が配置されたロールプレス機600を用い、このロー
ルプレス機600において、型ロール640とプレスロ
ール630との間でプラスチックシート100′に対し
て熱圧を施す。ここで、型ロール640のロール面に
は、基板間隔制御用突起111と対応する箇所に深い凹
部が形成されているとともに、凹凸112の反転パター
ンに相当する微細な凹凸が付与されている。このため、
プラスチックシート100′には、型ロール640のロ
ール面に形成されている凹凸形状が反転して転写され
る。従って、ロール状に巻き上げられたプラスチックシ
ート100′を所定の寸法に切断すれば、基板間隔制御
用突起111および凹凸112が形成されたプラスチッ
ク基板100を得ることができる。
【0053】また、プラスチック基板100は、図5
(B)に示すように、プラスチックシート100′を平
板状の型材710とベース720との間で熱プレスする
プレス機700を用いてもよい。ここで、型材710に
は、基板間隔制御用突起111と対応する箇所に深い凹
部が形成されているとともに、凹凸112の反転パター
ンに相当する微細な凹凸が付与されている。このため、
プラスチックシート100′には、型材710の凹凸形
状が反転して転写されるので、基板間隔制御用突起11
1および凹凸112が形成されたプラスチック基板10
0を得ることができる。
【0054】さらに、図5(B)に示すような型材71
0によって、溶融したプラスチック材料を成形してプラ
スチック基板100を形成してもよい。
【0055】次に、プラスチック基板100には、スパ
ッタ法などによって表面全体にアルミニウム膜を形成し
た後、フォトリソグラフィ技術を用いてアルミニウム膜
をパターニングして、図4(B)に示すように、凹凸1
12が形成されている領域に反射膜123を形成する。
このようにして形成した反射膜123の表面には、凹凸
112によって凹凸が形成され、光散乱性が付与され
る。
【0056】次に、図4(C)に示すように、プラスチ
ック基板100表面の所定領域にフォトリソグラフィ技
術を用いて遮光膜124を形成した後、遮光膜124が
形成されていない領域にR、G、Bのカラーフィルタ7
R、7G、7Bを形成する。このようなカラーフィルタ
7R、7G、7Bを形成するにあたっては、フレキソ印
刷法やインクジェット法を利用することができる。次
に、カラーフィルタ7R、7G、7Bの上層全体、ある
いは所定領域に平坦化膜125を形成する。
【0057】次に図4(D)に示すように、平坦化膜1
25の上層側全体にスパッタ法などによってITO膜を
形成した後、フォトリソグラフィ技術を用いてITO膜
をパターニングし、ストライプ状の第1の電極パターン
50を形成する。次に第1の電極パターン50の上層側
にポリイミド膜を塗布した後、焼成し、しかる後に、ラ
ビング処理を施して配向膜126を形成する。その結
果、第1の基板10が完成する。
【0058】このような工程を行う一方、図4(E)に
示すように、第2の基板20を形成するためのプラスチ
ック基板200には、フォトリソグラフィ技術を用いて
第2の電極パターン40をストライプ状に形成した後、
その表面にポリイミド膜からなる配向膜41を形成す
る。
【0059】次に、第1の基板10に対してシール材3
0を枠状に塗布した後、このシール材30を挟むように
第1の基板10と第2の基板20とを重ね合わせ、この
状態でシール材30を光硬化、あるいは熱硬化させて、
図3(B)に示すように、第1の基板10と第2の基板
20とを貼り合わせる。この状態で、シール材30は、
図3(A)に示すように、一部が注入口32として途切
れているので、この注入口32からシール材30で区画
された領域内に液晶36を注入した後、注入口30に封
止材31を塗布し、硬化させる。このようにして、液晶
装置1が完成する。
【0060】(本形態の主な効果)以上説明したよう
に、本形態では、液晶36を保持する第1の基板10お
よび第2の基板20にプラスチック基板100、200
を用いたので、液晶装置1、およびそれを用いた電子機
器の軽量化を図ることができる。
【0061】また、第1の基板10に用いたプラスチッ
ク基板100には、第2の基板200に当接する複数の
基板間隔制御用突起111が形成され、これらの基板間
隔制御用突起111については最適な位置に配置するこ
とができるので、第1の基板10と第2の基板20との
間隔を高い精度で制御できる。しかも、プラスチック基
板100自身に基板間隔制御用突起111が一体に形成
されているので、ギャップ材を散布する工程を省略する
ことができる。それ故、液晶装置の製造コストを低減す
ることができる。
【0062】さらに、プラスチック基板100自身に基
板間隔制御用突起111が一体に形成され、このような
基板間隔制御用突起111であれば、プラスチック基板
100、200が撓んでも基板間で移動することがない
ので、基板間隔制御用突起111は、第1の基板10と
第2の基板20との間隔を高い精度で制御することがで
きる。
【0063】さらにまた、基板間隔制御用突起111お
よび凹凸112は、プラスチック基板100自身に形成
したものであり、プラスチック基板100の表面に成膜
した薄膜などによって形成したものではない。すなわ
ち、キャスト法あるいはプレス法によってプラスチック
基板100に基板間隔制御用突起111および凹凸11
2を同時に形成するので、製造コストを低減することが
できる。
【0064】[実施の形態2]本形態の液晶装置は、基
本的な構成が実施の形態1と同様であるため、液晶装置
の全体構成については説明を省略する。
【0065】(基板の詳細構成)図6(A)、(B)は
それぞれ、本形態の液晶装置1において、第1の基板1
0および第2の基板20がシール材30で貼り合わされ
ているとともに、第1の基板10に形成されている第1
の電極パターン50と、第2の基板20に形成されてい
る電極パターン40との交差部分によって画素がマトリ
クス状に形成されている状態を模式的に示す平面図、お
よびその断面図である。なお、図6(A)では、図3
(A)と違って、仕切り壁の位置などが明確となるよう
に遮光膜の形成領域を省略してある。
【0066】図6(A)、(B)において、本形態の液
晶装置1も、携帯電話などの電子機器に搭載されている
パッシブマトリクスタイプの反射型の液晶表示装置であ
り、本形態でも、第1の基板10および第2の基板20
のいずれにも、プラスチック基板100、200が用い
られている。
【0067】第1の基板10では、プラスチック基板1
00において第2の基板20と対向する側の面に、ま
ず、プラスチック基板100自身から突き出して第2の
基板20に当接する複数の基板間隔制御用突起111が
円柱状に形成されており、これらの基板間隔制御用突起
111によって、第1の基板10と第2の基板20との
間には所定の間隔が確保されている。このため、本形態
では、従来と違って、第1の基板10と第2の基板20
との間にギャップ材が配置されていない。ここで、基板
間隔制御用突起111は、第1の電極パターン50と電
極パターン40との交差部分を避ける位置に形成されて
いる。
【0068】また、第1の基板10では、プラスチック
基板200において第1の基板10と対向する側の面の
うち、シール材30の内周縁に沿って、プラスチック基
板100自身から突き出して第2の基板20に当接する
仕切り壁114が枠状に形成されており、シール材30
で区画された領域のうち、仕切り壁114で区画された
領域内に液晶36が充填、保持されている。
【0069】また、第1の基板10では、実施の形態1
と同様、プラスチック基板200において第1の基板1
0と対向する側の面のうち、基板間隔制御用突起111
が形成されている領域を避けて微細な凹凸112が形成
されている。
【0070】第1の基板10において、凹凸112の上
層にはアルミニウムなどといった反射膜123が形成さ
れている。このため、反射膜123の表面には、凹凸1
12によって微細な凹凸が形成され、光散乱性が付与さ
れている。
【0071】また、反射膜123の表面には、第1の電
極パターン50と電極パターン40との交差部分を避け
て遮光膜124が形成されている一方、第1の電極パタ
ーン50と電極パターン40との交差部分には、R、
G、Bのカラーフィルタ7R、7G、7Bが所定の配列
をもって形成されている。
【0072】さらに、カラーフィルタ7R、7G、7B
の上層には平坦化膜125が形成され、この平坦化膜1
25の上層に、ITO膜からなる第1の電極パターン5
0が形成されている。さらに、第1の電極パターン50
の表面には、配向膜126が形成されている。
【0073】これ対して、第2の基板20では、プラス
チック基板200において第1の基板10と対向する側
の表面に、ITO膜などの透明導電膜によって第2の電
極パターン40が形成されているとともに、その表面に
は配向膜41が形成されている。
【0074】また、第2の基板20に用いたプラスチッ
ク基板200には、第1の基板10においてプラスチッ
ク基板100から突き出ている基板間隔制御用突起11
1および仕切り壁114がそれぞれ嵌る凹部211、2
14が形成されている。
【0075】(液晶装置の製造方法)図7(A)〜
(E)は、本形態の液晶装置の製造方法を示す工程断面
図である。
【0076】本形態の液晶装置1の製造工程において、
第1の基板10を形成するにあたっては、まず、図7
(A)に示すように、基板間隔制御用突起111、仕切
り壁114、および凹凸112が形成されたプラスチッ
ク基板100を準備する。
【0077】このようなプラスチック基板100を製造
するにあたっても、実施の形態1と同様、図5(A)に
示すように、繰り出しロール610から巻き上げロール
620までの間に、両面が平坦なプラスチックシート1
00′を上下から挟むように型ロール640およびプレ
スロール630が配置されたロールプレス機600を用
い、このロールプレス機600において、型ロール64
0とプレスロール630との間でプラスチックシート1
00′に対して熱圧を施す。ここで、型ロール640の
ロール面には、基板間隔制御用突起111および仕切り
壁114と対応する箇所に深い凹部が形成されていると
ともに、凹凸112の反転パターンに相当する微細な凹
凸が付与されている。このため、プラスチックシート1
00′には、型ロール640のロール面に形成されてい
る凹凸形状が反転して転写される。従って、ロール状に
巻き上げられたプラスチックシート100′を所定の寸
法に切断すれば、基板間隔制御用突起111、仕切り壁
114、および凹凸112が形成されたプラスチック基
板100を得ることができる。
【0078】また、プラスチック基板100は、図5
(B)に示すように、プラスチックシート100′を平
板状の型材710とベース720との間で熱プレスする
プレス機700を用いてもよい。ここで、型材710に
は、基板間隔制御用突起111および仕切り壁114と
対応する箇所に深い凹部が形成されているとともに、凹
凸112の反転パターンに相当する微細な凹凸が付与さ
れている。このため、プラスチックシート100′に
は、型材710の凹凸形状が反転して転写されるので、
基板間隔制御用突起111、仕切り壁114および凹凸
112が形成されたプラスチック基板100を得ること
ができる。
【0079】また、図5(B)に示すような型材710
によって、溶融したプラスチック材料を成形してプラス
チック基板100を形成してもよい。
【0080】このようにして得たプラスチック基板10
0には、スパッタ法などによって表面全体にアルミニウ
ム膜を形成した後、フォトリソグラフィ技術を用いてア
ルミニウム膜をパターニングして、図7(B)に示すよ
うに、凹凸112が形成されている領域に反射膜123
を形成する。このようにして形成した反射膜123の表
面には、凹凸112によって微細な凹凸が形成され、光
散乱性が付与されている。
【0081】次に、図7(C)に示すように、プラスチ
ック基板100表面の所定位置にフォトリソグラフィ技
術を用いて遮光膜124を形成した後、遮光膜124が
形成されていない領域にR、G、Bのカラーフィルタ7
R、7G、7Bを形成する。このようなカラーフィルタ
7R、7G、7Bを形成するにあたっても、フレキソ印
刷法やインクジェット法を利用することができる。次
に、カラーフィルタ7R、7G、7Bの上層全体、ある
いは所定領域に平坦化膜125を形成する。
【0082】次に図7(D)に示すように、平坦化膜1
25の上層側全体にスパッタ法などによってITO膜を
形成した後、フォトリソグラフィ技術を用いてITO膜
をパターニングし、ストライプ状の第1の電極パターン
50を形成する。次に、第1の電極パターン50の上層
側にポリイミド膜を塗布した後、焼成し、しかる後に、
ラビング処理を施して配向膜126を形成する。その結
果、第1の基板10が完成する。
【0083】このような工程を行う一方、図7(E)に
示すように、第2の基板20を形成するためのプラスチ
ック基板200には、フォトリソグラフィ技術を用いて
第2の電極パターン40を形成した後、その表面にポリ
イミド膜からなる配向膜41を形成する。
【0084】ここで、プラスチック基板200には、第
1の基板10においてプラスチック基板100から突き
出ている基板間隔制御用突起111および仕切り壁11
4がそれぞれ嵌る凹部211、214が形成されてい
る。
【0085】このようなプラスチック基板200を製造
するにあたっても、プラスチック基板100と同様、図
5(A)に示すように、繰り出しロール610から巻き
上げロール620までの間に、プラスチックシート10
0′を上下から挟むように型ロール640およびプレス
ロール630が配置されたロールプレス機600を用
い、このロールプレス機600において、型ロール64
0とプレスロール630との間でプラスチックシートに
対して熱圧を施す。ここで、型ロール640のロール面
には、凹部211、214と対応する箇所に凸部が形成
されている。このため、プラスチックシートには、型ロ
ール640のロール面に形成されている凹凸形状が反転
して転写される。従って、ロール状に巻き上げられたプ
ラスチックシートを所定の寸法に切断すれば、凹部21
1、214が形成されたプラスチック基板200を得る
ことができる。
【0086】また、プラスチック基板200を製造する
にあたっては、図5(B)に示すように、プラスチック
シートを平板状の型材710とベース720との間で熱
プレスするプレス機700を用いてもよい。ここで、型
材710には、凹部211、214と対応する箇所に凸
部が形成されている。このため、プラスチックシートに
は、型材710の凹凸形状が反転して転写されるので、
凹部211、214が形成されたプラスチック基板20
0を得ることができる。
【0087】また、図5(B)に示すような型材710
によって、溶融したプラスチック材料を成形してプラス
チック基板200を形成してもよい。
【0088】このようにして第2の基板20を形成する
一方、第1の基板10に対してシール材30を塗布し、
このシール材30を挟むように第1の基板10と第2の
基板20とを重ね合わせ、この状態でシール材30を光
硬化、あるいは熱硬化させる。この際、第1の基板10
においてプラスチック基板100から突き出ている基板
間隔制御用突起111および仕切り壁114を、第2の
基板20においてプラスチック基板200に形成されて
いる凹部211、214に嵌める。
【0089】このようにして第1の基板10と第2の基
板20とを貼り合わせる。この状態で、シール材30
は、図3(A)に示すように、一部が注入口32として
途切れているので、この注入口32からシール材30で
区画された領域のうち、仕切り壁114で区画された領
域内に液晶36を注入した後、注入口30に封止材31
を塗布し、硬化させる。このようにして、液晶装置1が
完成する。
【0090】(本形態の主な効果)以上説明したよう
に、本形態の液晶装置1では、液晶36を保持する第1
の基板10および第2の基板20にプラスチック基板1
00、200を用いているので、液晶装置1、およびそ
れを用いた電子機器の軽量化を図ることができる。
【0091】また、第1の基板10に用いたプラスチッ
ク基板100には、第2の基板200に当接する複数の
基板間隔制御用突起111が形成され、これらの基板間
隔制御用突起111については最適な位置に配置するこ
とができるので、第1の基板10と第2の基板20との
間隔を高い精度で制御できる。しかも、プラスチック基
板100自身に基板間隔制御用突起111が一体に形成
されているので、ギャップ材を散布する工程を省略する
ことができる。それ故、液晶装置1の製造コストを低減
することができる。
【0092】さらに、プラスチック基板100自身に基
板間隔制御用突起111が一体に形成され、このような
基板間隔制御用突起111であれば、プラスチック基板
100、200が撓んでも基板間で移動することがない
ので、基板間隔制御用突起111は、第1の基板10と
第2の基板20との間隔を高い精度で制御することがで
きる。
【0093】さらにまた、シール材30で区画された領
域のうち、仕切り壁114で区画された領域内に液晶3
6を充填するので、液晶36はシール材30と接触しな
い。従って、シール材30から溶出した成分が液晶36
の配向状態などを乱すことがないので、シール材30付
近でも画質が低下しない。
【0094】さらにまた、基板間隔制御用突起111、
仕切り壁114および凹凸112は、プラスチック基板
100自身に形成したものであり、プラスチック基板1
00の表面に成膜した薄膜などによって形成したもので
はない。すなわち、キャスト法あるいはプレス法によっ
てプラスチック基板100に基板間隔制御用突起111
および凹凸112を同時に形成するので、製造コストを
低減することができる。
【0095】また、本形態では、第2の基板20に用い
たプラスチック基板200には、第1の基板10から突
き出た基板間隔制御用突起111および仕切り壁114
が嵌る凹部211、14が形成されているため、第1の
基板10と第2の基板20が撓んでも互いの位置関係が
ずれることがない。しかも、凹部211、214は、プ
ラスチック基板200自身に形成したものであり、プラ
スチック基板200の表面に成膜した薄膜などによって
形成したものではない。すなわち、キャスト法あるいは
プレス法によってプラスチック基板200に凹部21
1、214を同時に形成するので、製造コストを低減す
ることができる。
【0096】[その他の実施の形態]なお、上記形態で
は、プラスチック基板自身に突起や凹凸を形成するのに
キャスト法やプレス法を用いたが、プラスチック基板に
対するケミカルエッチングによってプラスチック基板自
身に突起や凹凸を形成してもよい。
【0097】また、上記実施形態では、パッシブマトリ
クス型の液晶装置1の製造に本発明を適用した例を説明
したが、能動素子としてTFD素子を用いたアクティブ
マトリクス方式の液晶装置、あるいは能動素子として薄
膜トランジスタを用いたアクティブマトリクス方式の液
晶装置等々、各種の電気光学装置の製造に本発明を適用
してもよい。
【0098】(電子機器の実施形態)図8は、本発明に
係る電気光学装置(液晶装置1)を各種の電子機器の表
示装置として用いる場合の一実施形態を示している。こ
こに示す電子機器は、表示情報出力源70、表示情報処
理回路71、電源回路72、タイミングジェネレータ7
3、そして液晶装置74を有する。また、液晶装置74
は、液晶表示パネル75および駆動回路76を有する。
液晶装置74および液晶パネル75としては、前述した
液晶装置1を用いることができる。
【0099】表示情報出力源70は、ROM(Read
Only Memory)、RAM(Random
Access Memory)等といったメモリ、各種
ディスク等といったストレージユニット、デジタル画像
信号を同調出力する同調回路等を備え、タイミングジェ
ネレータ73によって生成された各種のクロック信号に
基づいて、所定フォーマットの画像信号等といった表示
情報を表示情報処理回路71に供給する。
【0100】表示情報処理回路71は、シリアル−パラ
レル変換回路や、増幅・反転回路、ローテーション回
路、ガンマ補正回路、クランプ回路等といった周知の各
種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、そ
の画像信号をクロック信号CLKと共に駆動回路76へ
供給する。電源回路72は、各構成要素に所定の電圧を
供給する。
【0101】図9は、本発明に係る電子機器の一実施形
態であるモバイル型のパーソナルコンピュータを示して
いる。ここに示すパーソナルコンピュータ80は、キー
ボード86を備えた本体部87と、液晶表示ユニット8
8とを有する。液晶表示ユニット88は、前述した液晶
装置1を含んで構成される。
【0102】図10は、本発明に係る電子機器の他の実
施形態である携帯電話機を示している。ここに示す携帯
電話機90は、複数の操作ボタン91と液晶装置1とを
有している。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、電気
光学物質を保持する一対の基板のうちの少なくとも一方
の基板にプラスチック基板を用いているので、液晶装
置、およびそれを用いた電子機器の軽量化を図ることが
できる。また、一方の基板に用いたプラスチック基板自
身に他方の基板に当接する突起を形成しており、このよ
うな突起であれば、常に最適な位置に形成することがで
きるので、一対の基板の間隔を高い精度で制御できる。
さらに、プラスチック基板自身に形成した突起であれ
ば、プラスチック基板が撓んでも、ギャップ材と違って
基板間で移動することがないので、一対の基板の間隔を
高い精度で制御することができる。さらにまた、突起
は、プラスチック基板自身に形成したものであり、プラ
スチック基板の表面に成膜した薄膜によって形成したも
のではないので、一方の基板に突起を形成するといって
もコストが増大することがない。また、一方の基板に基
板間隔制御用突起を作り込んだので、ギャップ材を散布
する工程を省略することができる。それ故、電気光学装
置の製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電気光学装置の斜視図であ
る。
【図2】図1に示す電気光学装置の分解斜視図である。
【図3】(A)、(B)はそれぞれ、本発明の実施の形
態1に係る液晶装置において、第1の基板および第2の
基板がシール材で貼り合わされているとともに、第1の
基板に形成されている第1の電極パターンと、第2の基
板に形成されている電極パターンとの交差部分によって
画素がマトリクス状に形成されている状態を模式的に示
す平面図、およびその断面図である。
【図4】(A)〜(E)は、図3に示す液晶装置の製造
方法を示す工程断面図である。
【図5】(A)、(B)はそれぞれ、図3に示す液晶装
置に用いたプラスチック基板を製造するための装置の構
成を示す説明図である。
【図6】(A)、(B)はそれぞれ、本発明の実施の形
態2に係る液晶装置において、第1の基板および第2の
基板がシール材で貼り合わされているとともに、第1の
基板に形成されている第1の電極パターンと、第2の基
板に形成されている電極パターンとの交差部分によって
画素がマトリクス状に形成されている状態を模式的に示
す平面図、およびその断面図である。
【図7】(A)〜(E)は、図6に示す液晶装置の製造
方法を示す工程断面図である。
【図8】本発明に係る電気光学装置を用いた各種電子機
器の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明に係る電気光学装置を用いた電子機器の
一実施形態としてのモバイル型のパーソナルコンピュー
タを示す説明図である。
【図10】本発明に係る電気光学装置を用いた電子機器
の一実施形態としての携帯電話機の説明図である。
【図11】(A)、(B)はそれぞれ、従来の液晶装置
において、第1の基板および第2の基板がシール材で貼
り合わされているとともに、第1の基板に形成されてい
る第1の電極パターンと、第2の基板に形成されている
電極パターンとの交差部分によって画素がマトリクス状
に形成されている状態を模式的に示す平面図、およびそ
の断面図である。
【符号の説明】
1 液晶装置(電気光学装置) 7R、7G、7B カラーフィルタ 10 第1の基板 20 第2の基板 30 シール材 31 封止材 32 注入口 35 液晶封入領域 36 液晶(電気光学物質) 40 第2の電極パターン 41 配向膜 50 第1の電極パターン 100、200 プラスチック基板 100′ プラスチックフィルム 111 プラスチック基板に形成した基板間隔制御用突
起 112 プラスチック基板に形成した凹凸 114 プラスチック基板に形成した仕切り壁 123 反射膜 124 遮光膜 125 平坦化膜 126 配向膜 211、214 プラスチック基板に形成した凹部 600 ロールプレス機 610 繰り出しロール 620 巻き上げロール 640 型ロール 630 プレスロール 700 プレス機 710 平板状の型材 720 ベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 LA04 LA11 LA12 LA14 QA14 TA01 TA17 2H090 JB03 LA01 LA02 LA03 LA10 LA20 5G435 AA07 AA18 EE04 KK05 KK10 LL07

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シール材によって対向するように貼り合
    わされた一対の基板と、該一対の基板間で前記シール材
    によって区画された領域内に保持された電気光学物質と
    を有する電気光学装置であって、 前記一対の基板のうち一方の基板にはプラスチック基板
    が用いられ、 当該一方の基板において、他方の基板と対向する側の面
    には、当該他方の基板に当接する突起がプラスチック基
    板自身に形成されていることを特徴とする電気光学装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記突起は、少なく
    とも前記一方の基板と前記他方の基板との間隔を規定す
    る複数の基板間隔制御用突起として点在した状態に形成
    されていることを特徴とする電気光学装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記突起は、少なく
    とも前記シール材の内周縁に沿って形成された仕切り壁
    としても形成され、 該仕切り壁は、前記シール材で区画された領域内で前記
    電気光学物質が保持されている領域を区画していること
    を特徴とする電気光学装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記一方の基板には、前記他方の基板に対向する側の面
    のうち、前記突起が形成された領域とは異なる領域に凹
    凸がプラスチック基板自身に形成されているとともに、 前記凹凸が形成されている領域の上層側には、前記凹凸
    によって表面に光散乱性が付与された反射膜が形成され
    ていることを特徴とする電気光学装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記他方の基板にもプラスチック基板が用いられている
    ことを特徴とする電気光学装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記他方の基板には、前記一方の基板と対向する側の面
    に、前記突起が嵌る凹部が形成されていることを特徴と
    する電気光学装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記他方の基板にも
    プラスチック基板が用いられ、該プラスチック基板自身
    に前記凹部が形成されていることを特徴とする電気光学
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかにおいて、
    前記電気光学物質は液晶であることを特徴とする電気光
    学装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに規定する
    電気光学装置を表示部として用いたことを特徴とする電
    子機器。
  10. 【請求項10】 シール材によって対向するように貼り
    合わされた一対の基板と、該一対の基板間で前記シール
    材によって区画された領域内に保持された電気光学物質
    とを有する電気光学装置の製造方法であって、 前記一対の基板のうち一方の基板には、複数の突起が形
    成されたプラスチック基板を用い、 前記一方の基板と他方の基板とを貼り合わせるときに
    は、前記突起が前記他方の基板に当接するように貼り合
    わせることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記複数の突起
    を前記一方の基板と前記他方の基板との間隔を規定する
    基板間隔制御用突起として点在した状態に形成しておく
    ことを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記複数の突起
    を前記シール材の塗布領域の内周縁に沿う仕切り壁とし
    ても形成しておき、 前記一方の基板と他方の基板とを前記シール材によって
    貼り合わせた後、前記シール材によって区画された領域
    のうち、前記仕切り壁で区画された領域内に前記電気光
    学物質を充填することを特徴とする電気光学装置の製造
    方法。
  13. 【請求項13】 請求項10ないし12のいずれかにお
    いて、前記一方の基板に用いるプラスチック基板に前記
    突起を形成する工程では、前記突起に対応する位置が凹
    部になった第1の型材を用い、該第1の型材の凹凸形状
    をプラスチック基板に転写することを特徴とする電気光
    学装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記第1の型材
    は、ロール面に前記凹凸形状が形成されたロール状の型
    材であることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項13において、前記第1の型材
    は、平坦面に前記凹凸形状が形成された平板状の型材で
    あることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項13ないし15のいずれかにお
    いて、前記第1の型材によってプラスチックフィルムを
    熱圧してプラスチック基板を形成することを特徴とする
    電気光学装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項13ないし15のいずれかにお
    いて、前記第1の型材によって、溶融したプラスチック
    材料を成形してプラスチック基板を形成することを特徴
    とする電気光学装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項10ないし12のいずれかにお
    いて、前記一方の基板に用いるプラスチック基板には、
    前記突起が形成された領域とは異なる領域に凹凸を形成
    しておき、該凹凸が形成されている領域の上層側に、前
    記凹凸によって表面に光散乱性が付与された反射膜を形
    成することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項18において、前記一方の基板
    に用いるプラスチック基板に前記突起および前記凹凸を
    形成する工程では、前記突起に対応する位置が凹部にな
    っており、かつ、前記凹凸の反転パターンが形成された
    第1の型材を用い、該第1の型材の凹凸形状をプラスチ
    ック基板に転写することを特徴とする電気光学装置の製
    造方法。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記第1の型材
    は、ロール面に前記凹凸形状が形成されたロール状の型
    材であることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項19において、前記第1の型材
    は、平坦面に前記凹凸形状が形成された平板状の型材で
    あることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 請求項19ないし21のいずれかにお
    いて、前記第1の型材によってプラスチックフィルムを
    熱圧してプラスチック基板を形成することを特徴とする
    電気光学装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項19ないし21のいずれかにお
    いて、前記第1の型材によって、溶融したプラスチック
    材料を成形してプラスチック基板を形成することを特徴
    とする電気光学装置の製造方法。
  24. 【請求項24】 請求項10ないし23のいずれかにお
    いて、前記他方の基板の一方の面側に凹部を形成してお
    き、前記一方の基板と前記他方の基板とを前記シール材
    によって貼り合わせる際に前記凹部内に前記突起を嵌め
    ることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  25. 【請求項25】 請求項24において、前記他方の基板
    にもプラスチック基板を用い、該プラスチック基板自身
    に前記凹部を形成しておくことを特徴とする電気光学装
    置の製造方法。
  26. 【請求項26】 請求項25において、前記他方の基板
    に用いるプラスチック基板に前記凹部を形成する工程で
    は、前記凹部に対応する位置が凸部になった第2の型材
    を用い、該第2の型材の凹凸形状をプラスチック基板に
    転写することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 請求項26において、前記第2の型材
    は、ロール面に前記凹凸形状が形成されたロール状の型
    材であることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  28. 【請求項28】 請求項26において、前記第2の型材
    は、平坦面に前記凹凸形状が形成された平板状の型材で
    あることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  29. 【請求項29】 請求項26ないし28のいずれかにお
    いて、前記第2の型材によってプラスチックフィルムを
    熱圧してプラスチック基板を形成することを特徴とする
    電気光学装置の製造方法。
  30. 【請求項30】 請求項26ないし28のいずれかにお
    いて、前記第2の型材によって、溶融したプラスチック
    材料を成形してプラスチック基板を形成することを特徴
    とする電気光学装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005078064A (ja) * 2003-08-28 2005-03-24 Ind Technol Res Inst フレキシブルパネルの製造方法
JP2010256402A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 液晶光変調器及びそれを用いた液晶表示装置、並びに液晶光変調器の製造方法

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