JP2003043407A - 携帯型画像観察装置 - Google Patents

携帯型画像観察装置

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JP2003043407A
JP2003043407A JP2001232159A JP2001232159A JP2003043407A JP 2003043407 A JP2003043407 A JP 2003043407A JP 2001232159 A JP2001232159 A JP 2001232159A JP 2001232159 A JP2001232159 A JP 2001232159A JP 2003043407 A JP2003043407 A JP 2003043407A
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Japan
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optical
image
path length
diopter correction
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Application number
JP2001232159A
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English (en)
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Hirotoshi Ichikawa
博敏 市川
Etsuyasu Kondo
悦康 近藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置全体を大型化することなく、観察者の視力
に応じて視度調整を行なうことができるようにする。 【解決手段】ケース本体21に内装されている、画像を
表示する画像表示素子37と、画像表示素子37に表示
された画像を拡大する拡大光学素子39との間に、板厚
が段階的に変化する3枚の視度補正用透過部材41a〜
41cで構成された光路長変更部材41を介装し、操作
つまみ42aにより両素子37,39間の光線上の視野
範囲に、各視度補正用透過部材41a〜41cを選択的
に臨ませ、或いは全ての視度補正用透過部材41a〜4
1cを視野範囲から外す。観察者は観察窓を通して拡大
画像を観察しながら、最も鮮明な画像が得られる光路長
を選択することで視度調整を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視度調整機能を有
する携帯型画像観察装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、小型の画像表示素子に表示さ
れる画像を拡大光学素子を用いて拡大観察する携帯型画
像観察装置が知られている。
【0003】又、最近では、例えば、特開平2−100
448号公報に開示されているように、表示機能を携帯
端末装置に組み込んだ、いわゆる携帯型画像観察装置も
知られている。これを図17或いは図18に示す。これ
らの図に示すように、この携帯型画像観察装置は、観察
者が送受話器本体1を把持し、その後端に設けられたレ
シーバ部2を耳に宛がい、送受話器本体1の先端からL
字状に屈曲されて、眼前に対峙する表示部3に設けられ
ている観察窓4に拡大表示された画像(虚像)を観察す
る。尚、図18の符号5は観察者が会話をする際に用い
るマイクロフォンである。
【0004】又、例えば特開平11−295690号公
報には、携帯端末装置としてモバイル機器が示されてお
り、このモバイル機器に画像表示機能を組み込んだ技術
が開示されている。すなわち、図19に示すように、こ
のモバイル機器では、ケース本体11の下部にスクリー
ン12が設けられており、ケース本体11内に設けられ
た液晶ディスプレイユニット13からのカラー画像を結
像光学系14a,14b,14cを経てスクリーン12
に拡大画像(実像)を投影するようにしている。尚、符
号15はフラッシュメモリ等の記録媒体であり、ケース
本体11に設けられた装填室11aに装填される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、観察者の視
力には個人差があり、近視、遠視、及びそれらの程度の
差により、携帯型画像観察装置の観察窓から出射される
拡大画像を、鮮明な状態で認識することが困難な場合が
ある。
【0006】しかし、従来の携帯型観察装置には、この
ような観察者間の視力の相違を補正する手段が設けられ
ておらず、不便を来していた。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、観察者間の視
力が相違していても、観察窓から出射される拡大画像
を、各観察者が鮮明に観察することができ、しかも構造
が簡単で、携帯性を損なうことのない携帯型画像観察装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、携帯端末機と、該携帯端末機に併設すると共
に小型の画像表示素子に表示された画像を拡大する拡大
光学素子と、該拡大光学素子からの拡大画像を観察する
観察窓とを有する携帯型画像観察装置において、上記画
像表示素子から観察者の眼球に至る光路中に、光路長変
更部材を配設したことを特徴とする。
【0009】このような構成では、光路長変更部材によ
り光路長を変更することで、観察者の視力に応じた視度
を調整する。
【0010】この場合、好まして態様としては、1)上
記光路長変更部材は光路長の異なる複数の視度補正用透
過部材を連設して構成されており、上記光路長変更部材
に、複数の上記視度補正用透過部材の1つを上記光路に
臨ませ、或いは該光路の視野範囲から全ての上記視度補
正用透過部材を退避させる操作部材を連設する。
【0011】2)上記光路長変更部材は光路中に配設さ
れた視度補正用透過部材で構成されており、上記視度補
正用透過部材に該視度補正用透過部材を光路の進行方向
に対して傾動させる視度調整手段が連設されていること
を特徴とする。
【0012】3)上記光路長変更部材は光路中に配設さ
れた対向一対の視度補正用透過部材で構成されており、
上記両視度補正用透過部材に該両視度補正用透過部材を
光路に直行する軸線に対して対称に動作させる視度調整
手段が連設されていることを特徴とする。
【0013】4)上記光路長変更部材は光路長の異なる
複数の視度補正レンズで構成されており、上記複数の視
度補正レンズの1つを上記観察窓に交換自在に配設す
る。
【0014】5)上記各視度補正用透過部材をレンズカ
ートリッジに各々保持させる。
【0015】6)上記画像表示素子を上記携帯端末機側
に固設し、上記携帯端末に対して着脱自在な拡大光学ユ
ニットに上記拡大光学素子及び上記観察窓を設け、上記
拡大光学ユニットを異なる光路長毎に複数装備したこと
を特徴とする。
【0016】7)上記光路長は上記画像表示素子に対す
る上記拡大光学素子の絶対位置を変化させることで設定
することを特徴とする。
【0017】8)上記光路長は上記拡大光学素子の光学
的特性を変化させて設定することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施の形態を説明する。図1〜図6に本発明の第1実施
の形態を示す。ここで、図1は携帯型画像観察装置の正
面図、図2は図1の携帯型画像観察装置を横向きに傾倒
させた状態の要部断面正面図、図3は図2のIII-III断
面図、図4は光路長変更部材の斜視図、図5は拡大光学
素子を用いた拡大画像を観察する際の説明図、図6は他
の態様による拡大光学素子を用いた拡大画像を観察する
際の説明図である。
【0019】図1の符号21は携帯型画像観察装置のケ
ース本体21で、このケース本体21内に、携帯端末機
能を有する携帯端末部22とビュワー機能を有するビュ
ワー部23とが設けられている。尚、図においては携帯
端末部22として携帯電話機能を有するものが示されて
いるが、この携帯端末部22はモバイル機能を有するも
のであっても良い。
【0020】携帯端末部22はケース本体21の大部分
を占めており、ケース本体21の上部に外部との通信手
段を構成するアンテナ26、音声を再生するレシーバ部
27が設けられ、その下方に情報を所定に表示する表示
部28が設けられ、更にその下方に押しボタン等で構成
される操作部29が設けられている。
【0021】又、ビュワー部23はケース本体21の下
部に配設されており、ケース本体21の前面には、拡大
画像(虚像)を出射するように開口された観察窓30が設
けられ、この観察窓30に拡大画像を透過し、ゴミの進
入を防ぐ観察窓部材30aが組み込まれている。
【0022】又、図2、図3に示すように、ビュワー部
23は、ケース本体21内に、画像を表示する画像表示
素子37と、画像表示素子37に表示された画像を拡大
する拡大光学素子39とが内装されており、この画像表
示素子37と拡大光学素子39とが、ケース本体21の
内面に固設されている保持部材40に固定されて、両者
の位置関係が保持されている。
【0023】この画像表示素子37は、液晶表示素子以
外に、EL(Electronic Luminescent)素子、プラズマ
ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)アレイな
どであっても良い。尚、本実施の形態では、画像表示素
子37として液晶表示素子を採用しているため、その背
面に液晶表示素子に表示された画像を十分な明るさで観
察させるための照明素子38が配設されている。
【0024】画像表示素子37に表示され、拡大光学素
子39で拡大された画像は観察窓30から外部に出射さ
れる。図5に示すように、本実施の形態では、拡大光学
素子39の代表として自由曲面プリズムを採用してい
る。この自由曲面プリズム(以下、便宜的に「拡大光学
素子」と同一の符号を付す)39は、画像表示素子37
の表示面に概略対峙し画像を取り込む第1の光学面39
aと、この第1の光学面39aから入射した光線を素子
内部で反射させると共に最終的に観察者の眼球Ueyへ
拡大画像を射出する第2の光学面39bと、第1の光学
面39aからの入射光が第2の光学面に至るよう1回内
部反射に寄与させる第3の光学面39cとを有してお
り、この各光学面39a〜39cが自由曲面で形成され
ている。
【0025】画像表示素子37に表示された画像に基づ
く光線が自由曲面プリズム39の第1の光学面39aか
ら素子内部に導入されると、第2の光学面39bで全反
射された後、第3の光学面39cで反射集光して、第2
の光学面39bを透過して、観察者の眼球Ueyに導光
される。このとき、第2の光学面39bと第3の光学面
39cとの曲率により、画像表示素子37に表示された
画像を途中で結像させることなく、観察者の前方に拡大
された虚像を表示させる。
【0026】この場合、他の態様として、図6に示す自
由曲面プリズム39’のように、第1の光学面39aか
ら素子内部に導入された光線を第3の光学面39cへ導
き、この第3の光学面39cで一旦全反射させた後、第
2の光学面39bで全反射させ、更に、第3の光学面3
9cで反射集光させた後、第2の光学面39bから観察
者の眼球Ueyに導光させるよう、すなわち、第3の光
学面39cで光線を2度全反射させるようにしても良
い。
【0027】ところで、観察窓30から出射される拡大
画像を観察者が鮮明な状態で観察しようとする場合、観
察者の視力に応じて視度を調整する必要がある。本実施
の形態では、画像表示素子37と拡大光学素子39との
間に、光路長変更部材41が配設されており、この光路
長変更部材41にて、画像表示素子37と拡大光学素子
39との間の光路長を変更することで、視度補正を行な
うようにしている。
【0028】すなわち、光路長変更部材41は屈折率n
が1以外の材料で一体形成されていると共に、複数(図
においては3枚)の異なる板厚t1〜t3を有する視度
補正用透過部材41a〜41cを横一列に配設した状態
で構成されている。
【0029】図2、図3に示すように、この光路長変更
部材41は保持部材40に、光路に直行する方向(図1
においては図の左右方向)へスライド自在に支持されて
いる。又、この光路長変更部材41の上端面にスライド
操作部材42が突設されており、このスライド操作部材
42の先端が、保持部材40及びケース本体21に穿設
されたスリット43を貫通して、ケース本体21の前面
に露呈されており、その先端に操作つまみ42aが固設
されている。
【0030】この操作つまみ42aを把持し、スライド
操作部材42を介して光路長変更部材41を、保持部材
に形成されたスライド溝に沿ってスライドさせると、光
線の視野範囲に各視度補正用透過部材41a〜41cが
選択的に臨まされ、或いはこの視野範囲から全ての視度
補正用透過部材41a〜41cを外すことができる。
【0031】この場合、光路長変更部材41を光線の視
野範囲から外したときの、画像表示素子37と拡大光学
素子39との間の実光路長をLuとし、又、光路長変更
部材41を光線の視野範囲に臨ませたときの画像表示素
子37と拡大光学素子39との間の空気換算光路長をL
bとした場合、この両光路長Lu,Lbの光路長差ΔL
は、 ΔL=Lb−Lu =t−(t/n) となる。ここで、tは各視度補正用透過部材41a〜4
1cの各々の板厚である。
【0032】従って、光路長変更部材41に設けられて
いる視度補正用透過部材41a〜41cの何れかを光線
の視野範囲に臨ませることで、画像表示素子37と拡大
光学素子39との相対距離を光路長差ΔLだけ変化させ
ることができ、この光路長差ΔLにより視度補正を行な
うことができる。
【0033】このような構成では、観察者が、ケース本
体21の下部に設けられている観察窓30から出射され
る拡大画像を観察しようとする場合、先ず、ケース本体
21を90°傾倒させて横向きとし、観察窓30を観察
者の眼前に対峙させる。
【0034】このとき、観察者はケース本体21を前後
させて、拡大画像を最も明瞭に観察できる位置にセット
すると共に、操作つまみ42aを把持して、この操作つ
まみ42aにスライド操作部材42を介して連設する光
路長変更部材41をスライドさせ、この光路長変更部材
41に設けられている3種類の視度補正用透過部材41
a〜41cの何れかを、画像表示素子37と拡大光学素
子39との間の光線上の視野範囲に選択的に臨ませ、観
察者が最も鮮明な拡大画像を取得することのできる視度
補正用透過部材41a〜41cを選択する。或いは、光
路長変更部材41を必要としない場合は、光線上の視野
範囲から全ての視度補正用透過部材41a〜41cを外
す。
【0035】このように本実施の形態によれば、ビュワ
ー部23に視度調整機能を設けたので、観察者の視力に
応じて視度を調整することができるため、観察者はより
鮮明な拡大画像を取得することができる。
【0036】又、視度調整機能が、画像表示素子37と
拡大光学素子39との間に介装した光路長変更部材41
をスライドさせるだけで四段階に調整できるようにした
ので、機構部分が少なく、構造の簡素化が実現でき、製
品コストの高騰を抑制することができる。
【0037】又、光路長変更部材41をスライドさせる
だけの簡単な構造で、視度調整を行えるようにしたの
で、携帯性を損なうことなく、片手で簡単に視度調整を
行なうことができるため、取扱性及び操作性がよい。
【0038】尚、この場合、各視度補正用透過部材41
a〜41cが光線上の視野範囲に臨まされたときにクリ
ック機構により位置決めさせることで、操作時に適度な
節度感を与えることができ、より良好な操作性を得るこ
とができる。
【0039】又、光路長変更部材41に板厚の異なる視
度補正用透過部材を4種類以上設けることで、よりきめ
の細かい視度調整を行なうことが可能となる。勿論、光
路長変更部材41を2種類の板厚の異なる視度補正用透
過部材で構成させれば、構造の簡素化を実現することが
できる。
【0040】又、図7、図8に本発明の第2実施の形態
を示す。ここで、図7は図3相当の断面図、図8は視度
調整手段の動作説明図である。本実施の形態による光路
長変更部材45は、画像表示素子37と拡大光学素子3
9との間の光路上に、所定間隔を開けて配設した屈折率
nが1以外の2枚の視度補正用透過部材45a,45b
で構成し、この両視度補正用透過部材45a,45bを
視度調整手段46を介して連設したものである。
【0041】この視度調整手段46は、例えば両視度補
正用透過部材45a,45bを、光路を中心として、こ
の光路の進行方向に傾倒するように回動自在に支持軸4
7a,47bを介して支持し、その両支持軸47a,4
7b間を互いに噛合する一対のギヤ48a,48bで連
設すると共に、一方の支持軸47aを外部に突出させ、
その先端に操作部材49を軸着するようにしたものであ
る。
【0042】従って、操作部材49を回動させると、一
対のギヤ48a,48bが、互いに逆方向へ回動するた
め、この各ギヤ48a,48bに支持軸47a,47b
を介して連設する視度補正用透過部材45a,45b
が、図8の一点鎖線で示すように、光路に直行する軸線
に対して線対称に回動される。
【0043】図8に一点鎖線で示すように、例えば一方
の視度補正用透過部材45aが光路に対して角度αだけ
回動された場合、他方の視度補正用透過部材45bは角
度−αだけ回動する。尚、図においては、反時計回り方
向を正の回転方向、時計回り方向を負の回転方向として
示す。
【0044】この場合、一方の視度補正用透過部材45
aのみ支持軸47aを中心に角度αだけ回動させたとき
の、視度補正用透過部材45aを回動させない状態(図
8に実線で示す状態)を基準とする光路長差の変化を、
空気換算光路長変化量ΔLaで示すと次式のようにな
る。 ΔLa=t(1−(1/nb)+(1/cosβ)・
((1/nb)−cos(α−β))) 但し、β=sin−1(na・sinα/nb) ここで、naは空気屈折率、nbは視度補正用透過部材
45aの屈折率である。
【0045】ところが、光路長が変化すると同時に、光
路が光軸上から S=t・sin(α−β)/cosβ 但しS:光路
のシフト量 分だけシフトしてしまう。それを補正するために、本実
施の形態では、一方の視度補正用透過部材45aと同一
の屈折率nbを有する他方の視度補正用透過部材45b
を所定間隔を開けて配設し、この視度補正用透過部材4
5bを一方の視度補正用透過部材45aに対して対称方
向へ回動させることで、光路のシフトを正規の光軸上に
戻すようにしている。
【0046】その結果、一対の視度補正用透過部材45
a,45bを対称に動作させることで、光路が光軸上か
らシフトすることなく、空気換算光路長変化量ΔLaの
2倍(2ΔLa)だけ変化させることが可能となる。
【0047】このように、本実施の形態によれば、一対
の視度補正用透過部材45a,45bを対称に動作させ
ることで、光路長を連続的に変化させることができるた
め、狭隘なスペース内においても、観察者の視力に応じ
た視度補正を高精度に行なうことができる。
【0048】又、一対の視度補正用透過部材45a,4
5bを視度調整手段46を用いて対称に動作させるよう
にした簡単な構造であるため、製品コストの高騰を抑制
することができる。
【0049】尚、両視度補正用透過部材45a,45b
の屈折率nbは必ずしも同一である必要はなく、他方の
視度補正用透過部材45bが、一方の視度補正用透過部
材45aの回動によりシフトした光路を、正規の光軸上
へ戻すことができるものであれば良い。
【0050】又、図9〜図12に本発明の第3実施の形
態を示す。ここで、図9は携帯型画像観察装置の正面
図、図10は図9の一部断面右側面図、図11は補正レ
ンズホルダの正面図及び側面図、図12は他の態様によ
る携帯型画像観察装置の要部側面図である。
【0051】本実施の形態では、ケース本体21の下部
に設けた観察窓30に視度補正レンズ51を組込み、更
に、この視度補正レンズ51を交換自在にしたものであ
る。
【0052】すなわち、この観察窓30は、ケース本体
21に対し下方から着脱自在な補正レンズホルダ52に
形成されており、この観察窓30に視度補正レンズ51
が嵌着されている。補正レンズホルダ52は複数備えら
れており、各補正レンズホルダ52には、異なる視度を
有する視度補正レンズ51が設けられている。
【0053】ケース本体21の下部には、ホルダ装着用
開口部53が切欠き形成されている。一方、図11(b)
に示すように、このホルダ装着用開口部53に装着され
る補正レンズホルダ52はL字状に形成されており、つ
まみ部52cがケース本体21の底面に当接されて、こ
の底面を閉塞する。又、補正レンズホルダ52の両側
に、係止片52aが設けられている。この係止片52a
はばね性を有しており、先端に係止爪52bが一体形成
されている。
【0054】ホルダ装着用開口部53には、補正レンズ
ホルダ52に形成された係止片52aをガイドするガイ
ド溝53aが形成されていると共に、このガイド溝53
aの最深部に、係止爪52bに係合する係止溝53bが
形成されている。
【0055】このような構成では、補正レンズホルダ5
2を、ケース本体21の下部に形成されているホルダ装
着用開口部53に対して、図9の下方から装着すると、
補正レンズホルダ52の両側に設けられたガイド溝53
aに、補正レンズホルダ52の両側に設けた係止片52
aが係入され、このガイド溝53aに沿って補正レンズ
ホルダ52が装着される。そして、係止片52aの先端
に形成した係止爪52bが、ガイド溝53aの最深部に
形成した係止溝53bに係合されると、補正レンズホル
ダ52がホルダ装着用開口部53に嵌着された状態で固
定される。
【0056】一方、補正レンズホルダ52を取り外す場
合は、補正レンズホルダ52の下部に形成したつまみ部
52cを把持し、この補正レンズホルダ52を、図9の
下方へ引く。すると、係止片52aの先端に形成された
係止爪52bが、係止溝53bから外れ、補正レンズホ
ルダ52をホルダ装着用開口部53から抜き取ることが
できる。
【0057】このようにして、観察者は自己の視力に適
合する視度補正レンズ51を有する補正レンズホルダ5
2を適宜選択し、ホルダ装着用開口部53に取り付ける
ことで、より鮮明な画像を得ることができる。この場
合、観察窓30に視度補正レンズ51を装着するように
したので、形状が嵩張らず、小型化を実現することがで
きる。
【0058】尚、補正レンズホルダ52には、視度補正
レンズ51を識別する記号が刻印されており、観察者は
この識別記号を記憶することで、以後、自己の視力に適
合する補正レンズホルダ52を簡単に選択することが可
能となる。
【0059】この場合、図12に示すように、視度補正
レンズ51の凸面51aを、拡大光学素子39の第2の
光学面39bに指向させることで、第2の光学面39b
の凹面と視度補正レンズ51の凸面51aとが対峙され
るため、この両者間のスペースを有効利用することがで
き、相対的にケース本体21の下部をより一層小型化す
ることができる。
【0060】尚、図12(a)に記載されている視度補正
レンズ51の前面51bは平坦に形成されており、補正
レンズホルダ52とほぼ同一面となる用に設定されてい
る。又、同図(b)に記載されている視度補正レンズ51
の前面51bは凹面、同図(c)では前面51bが曲率の
異なる凸面で形成されている。
【0061】又、図13〜図15に本発明の第4実施の
形態を示す。ここで、図13は携帯型画像観察装置の一
部断面正面図、図14は図13の一部断面右側面図、図
15はケース本体と拡大光学ユニットとを分離した状態
の図14相当の側面図である。
【0062】本実施の形態では、拡大光学素子39と画
像表示素子37とを分離し、この両素子39,37間の
光路長、或いは拡大光学素子39自体の光学的特性を変
化させることで、視度調整を行なうようにしたものであ
る。
【0063】すなわち、ケース本体21の下部に設けら
れているビュワー部23を構成する画像表示素子37と
照明素子38とをケース本体21側に内装する。一方、
拡大光学素子39及び観察窓30を、ケース本体21の
下部に装着されると共に拡大光学ユニット56を構成す
る光学ハウジング57に内装する。
【0064】光学ハウジング57の上部には、ケース本
体21の底部に嵌着する凹部57aが形成されている。
この光学ハウジング57内には拡大光学素子39が保持
部材58を介して固設されており、この保持部材58の
両側に、ばね性を有する係止片59が設けられている。
この係止片59の先端は凹部57aの底部に開口されて
いる逃げ孔57bを介して外方へ突出されており、その
先端に係止爪59aが一体形成されている。更に、この
係止片59の外部に操作突部59bが形成されており、
この操作突部59bが光学ハウジング57の両側から外
方へ突出されている。この操作突部59bを両側から押
圧すると、係止片59の先端側が互いに近接する方向
へ、自己の弾撥力に抗して撓む。
【0065】一方、ケース本体21の底部は開口されて
おり、この底部内の両側内壁に、係止片59の先端に形
成した係止爪59aに係合する係止溝21bが形成され
ている。
【0066】光学ハウジング57に形成された凹部57
aをケース本体21の底部に嵌着すると、この光学ハウ
ジング57がケース本体21の底部に位置決めされ、同
時に係止片59の先端に形成されている係止爪59a
が、ケース本体21内に形成された係止溝21bに係合
して抜け止めされる。尚、符号57cは、凹部57aの
底面に設けられた、画像表示素子37と拡大光学素子3
9との間を光学的に導通する光学窓である。
【0067】このように、本実施の形態によれば、光学
ハウジング57に形成された凹部57aがケース本体2
1の下端外縁に嵌着されるようにしたので、光学ハウジ
ング57をケース本体21に対して高精度に位置決め固
定することができる。
【0068】従って、光学ハウジング57をケース本体
21の下端縁に装着した状態では、ケース本体21に内
装されている画像表示素子37と光学ハウジング57に
内装されている拡大光学素子39とが正しい光路で結ば
れて、画像の観察が可能となる。
【0069】又、光学ハウジング57の両側に突出され
ている操作突部59bを押圧すると、係止片59の先端
が互いに近接する方向へ撓み、先端に形成した係止爪5
9aが係止溝21bから外れるため、光学ハウジング5
7をケース本体21から取り外すことができる。
【0070】この光学ハウジング57は、異なる視度を
有する拡大光学ユニット56毎に複数用意されており、
観察者は、複数の拡大光学ユニット56を任意に選択す
ることで、自己の視力に対応する最適な視度を得ること
ができる。
【0071】この場合、各拡大光学ユニット56毎に異
なる視度を設定する手段としては、例えば、図14に示
すように、拡大光学素子39の取り付け位置を移動させ
て、画像表示素子37との間の絶対的な光路長Luを変
化させて設定するようにしても良く、或いは、この実光
路長Luを一定とし、各拡大光学ユニット56に組み込
まれている拡大光学素子39の光学的特性を、ユニット
毎に変化させることで、異なる視度を各拡大光学ユニッ
ト56毎に設定するようにしても良い。
【0072】又、図16に本発明の第5実施の形態によ
る携帯型画像観察装置の一部断面正面図を示す。本実施
の形態は上述した第4実施の形態の変形例であり、拡大
光学ユニット56の光学ハウジング60をエラストマ等
の弾性体で形成したものである。
【0073】この光学ハウジング60のケース本体21
の底面との接合面には、光学ハウジング60に内装され
ている拡大光学素子39とケース本体21に内装されて
いる画像表示素子37とを光学的に導通させる光学窓6
0aが設けられていると共に、両側に係入凹部60bが
穿設されている。
【0074】一方、ケース本体21の底面には、係入凹
部60bに係入される係合突部61が突設されている。
この係合突部61の先端には係止爪61aが形成されて
おり、係入凹部60bには、係止爪61aに掛止される
段部60cが形成されている。係入凹部60bの内径は
係合突部61の外径よりも若干小さく形成されている。
【0075】この光学ハウジング60の接合面をケース
本体21の底面に装着する場合、先ず、ケース本体21
の底面から突出されている係合突部61に、光学ハウジ
ング60の接合面の両側に穿設されている係入凹部60
bを挿入する。
【0076】係合突部61の外径は係入凹部60bの内
径よりも若干大きく形成されているため、係合突部61
は係入凹部60bを押し広げながら挿入され、接合面が
ケース本体21の底面に当接されたとき、係合突部61
の先端に形成されている係止爪61aが、係入凹部60
bに形成されている段部60cに掛止されて抜け止めさ
れる。
【0077】このように、本実施の形態によれば、係合
突部61の外径が係入凹部60bの内径よりも若干大き
く形成されているので、係合突部61は光学ハウジング
60の弾性変形により保持されるため、ケース本体21
に対して高精度に位置決めされた状態で保持させること
ができる。
【0078】又、拡大光学素子39等の内装部品は、弾
性体製の光学ハウジング60で包囲されているため、外
力による破損を防止することができる。更に、光学ハウ
ジング60の内部形状を拡大光学素子39を直接保持す
ることの可能な形状にすれば、拡大光学素子39の保持
構造が簡略化され、拡大光学ユニット56全体の構造を
簡素化することができる。
【0079】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
観察者の視力に応じた視度補正を行なうことで、観察窓
から観察者の眼球に出射される拡大画像を鮮明な状態で
観察することができる。又、構造が簡単であるため、小
型化が可能で携帯性が損なわれず、取扱性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態による携帯型画像観察装置の正
面図
【図2】同、図1の携帯型画像観察装置を横向きに傾倒
させた状態の要部断面正面図
【図3】同、図2のIII-III断面図
【図4】同、光路長変更部材の斜視図
【図5】同、拡大光学素子を用いた拡大画像を観察する
際の説明図
【図6】同、他の態様による拡大光学素子を用いた拡大
画像を観察する際の説明図
【図7】第2実施の形態による図3相当の断面図
【図8】同、視度調整手段の動作説明図
【図9】第3実施の形態による携帯型画像観察装置の正
面図
【図10】同、図9の一部断面右側面図
【図11】同、(a)補正レンズホルダの正面図、(B)補
正レンズホルダの側面図
【図12】同、他の態様による携帯型画像観察装置の各
要部側面図
【図13】第4実施の形態による携帯型画像観察装置の
一部断面正面図
【図14】同、図13の一部断面右側面図
【図15】同、ケース本体と拡大光学ユニットとを分離
した状態の図14相当の側面図
【図16】第5実施の形態による携帯型画像観察装置の
一部断面正面図
【図17】従来の携帯型画像観察装置の使用状態を示す
斜視図
【図18】従来の他の態様による携帯型画像観察装置の
斜視図
【図19】従来の画像表示機能を備えるモバイル機器の
斜視図
【符号の説明】
22 携帯端末部 37 画像表示素子 39 拡大光学素子 41,45 光路長変更部材 41a〜41c 視度補正用透過部材 42 スライド操作部材 45a,45b 視度補正用透過部材 46 視度調整手段 51 視度補正レンズ 52 補正レンズホルダ 56 拡大光学ユニット Lu 実光路長を Uey 眼球
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C058 AA07 AA08 AB06 DA11 5C064 AA01 AC12 AC22 AD08 AD09 AD14 5G435 AA01 AA18 DD02 GG01 GG02 LL07 5K067 AA34 BB04 BB21 EE02 KK17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯端末機と、該携帯端末機に併設すると
    共に小型の画像表示素子に表示された画像を拡大する拡
    大光学素子と、該拡大光学素子からの拡大画像を観察す
    る観察窓とを有する携帯型画像観察装置において、 上記画像表示素子から観察者の眼球に至る光路中に、光
    路長変更部材を配設したことを特徴とする携帯型画像観
    察装置。
  2. 【請求項2】上記光路長変更部材は光路長の異なる複数
    の視度補正用透過部材を連設して構成されており、 上記光路長変更部材に、複数の上記視度補正用透過部材
    の1つを上記光路に臨ませ、或いは該光路の視野範囲か
    ら全ての上記視度補正用透過部材を退避させる操作部材
    を連設したことを特徴とする請求項1記載の携帯型画像
    観察装置。
  3. 【請求項3】上記光路長変更部材は光路中に配設された
    視度補正用透過部材で構成されており、 上記視度補正用透過部材に該視度補正用透過部材を光路
    の進行方向に対して傾動させる視度調整手段が連設され
    ていることを特徴とする請求項1記載の携帯型画像観察
    装置。
  4. 【請求項4】上記光路長変更部材は光路中に配設された
    対向一対の視度補正用透過部材で構成されており、 上記両視度補正用透過部材に該両視度補正用透過部材を
    光路に直行する軸線に対して対称に動作させる視度調整
    手段が連設されていることを特徴とする請求項1記載の
    携帯型画像観察装置。
  5. 【請求項5】上記光路長変更部材は光路長の異なる複数
    の視度補正レンズで構成されており、 上記複数の視度補正レンズの1つを上記観察窓に交換自
    在に配設したことを特徴とする請求項1記載の携帯型画
    像観察装置。
  6. 【請求項6】上記各視度補正レンズが補正レンズホルダ
    に各々保持されていることを特徴とする請求項5記載の
    携帯型画像観察装置。
  7. 【請求項7】上記画像表示素子を上記携帯端末機側に固
    設し、 上記携帯端末に対して着脱自在な拡大光学ユニットに上
    記拡大光学素子及び上記観察窓を設け、 上記拡大光学ユニットを異なる光路長毎に複数装備した
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯型画像観察装置。
  8. 【請求項8】上記光路長は上記画像表示素子に対する上
    記拡大光学素子の絶対位置を変化させることで設定する
    ことを特徴とする請求項7記載の携帯型画像観察装置。
  9. 【請求項9】上記光路長は上記拡大光学素子の光学的特
    性を変化させて設定することを特徴とする請求項7記載
    の携帯型画像観察装置。
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