JP2003043143A - 車両等の検出装置 - Google Patents

車両等の検出装置

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JP2003043143A JP2001230801A JP2001230801A JP2003043143A JP 2003043143 A JP2003043143 A JP 2003043143A JP 2001230801 A JP2001230801 A JP 2001230801A JP 2001230801 A JP2001230801 A JP 2001230801A JP 2003043143 A JP2003043143 A JP 2003043143A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 埋設工事等が不要で風やサーモクライン(温
度逆転層)などの環境要因の影響が無い安価にして、高
性能な車両等の検出装置を提供する。 【解決手段】 音響信号発生手段であるスピーカSPか
ら音響信号を発信する。スピーカと対向する側に設けら
れた音響信号受信手段である複数のマイク1A,1B,
1Cで音響信号を受信し、その信号をA/Dコンバータ
4を介して演算処理部10である演算処理装置に送信す
る。演算処理装置でデジタルフイルタ処理及び相互相関
関数の計算をし、音響信号が各マイク1A,1B,1C
に到達するまでの時間差Ta−Tb,Tc−Tbを求め
る。時間差の変化量が0の時、車両無しと判断し、物体
が存在しない時と比較して、時間差が変化しており、且
つ、到達時間Ta≠Tcであれば物体を検出する。その
時間差の変化量が大きければ、物体が車両程度の大きさ
と判断し、車両を検出する。時間差が変化し、且つ、物
体が存在しない状態(Ta≒Tb)となった場合、気温
の影響で時間差が変化したと判断し、基準時間差を再測
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場等で利用し
て好適な音響信号を利用した車両等の検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現状の駐車場等での車両検出方法として
は、駐車場ゲート近傍にループコイル、超音波センサ
ー、光電管等を配設して使用した方法がある。ループコ
イルによる車両検出方法は、地面に埋設したコイルが作
る磁界に車両が入った時、ループコイルのインダクタン
スの変化を検出して、車両の有無を判定している。
【0003】超音波センサーによる車両検出方法は、図
10に示すように、地面に向けて取付けられた超音波発
信機SNから発信された超音波が、車両OMから反射し
て戻ってくるまでの時間を求めることで車両を検出して
いる。ここで、車両が存在する時は、存在しない時より
も超音波が戻ってくるまでの時間が短い。光電管による
センサーは、発光器から受光器に向けて赤外線を飛ばす
装置であり、光電管による方法は、これ等発光器と受光
器との間に車両が入った時に赤外線が遮断されることを
検出して、車両の有無を検出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したループコイル
による車両検出方法は、ループコイルの埋設費が掛かる
と共に、設置時の感度調整に手間がかかる、舗装路面の
厚さ変化等の経年変化等などによる感度変化等の問題が
ある。超音波による方法は、風やサーモクライン(温度
逆転層)などの環境要因によって、超音波が戻るまでの
時間に差が生じ、車両検出が失敗する恐れがある。光電
管による車両検出では、赤外線のオン、オフだけの検出
方法であり、検出物体の大きさ等認識出来ず、車両なの
か、それ以外の物なのかの区別が不可能である。また、
定期的にレンズの掃除等のメンテナンスが必要、設置時
の角度調整などのチューニングに手間が掛かるなどの問
題がある。
【0005】そこで本発明の技術的課題は、埋設工事等
が不要で風やサーモクライン(温度逆転層)などの環境
要因の影響が無い安価にして、高性能な車両等の検出装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の技術的課題を解決
するために、本発明に係る車両等の検出装置は、前記特
許請求の範囲に記載の如く、音響信号を発生する音響発
信器を含む音響信号発信手段と、前記音響信号を受信す
る少なくとも3つの音響受信器を含む音響信号受信手段
と、前記音響発信器からの音響信号が前記少なくとも3
つの音響受信器に到達するまでの各時間差を求める到達
時間差演算手段、及び前記到達時間差に基づいて、前記
音響発信器と前記音響受信器との間の音響信号経路上に
存在する物体を検知するように構成している。
【0007】更に、本発明に係る車両等の検出装置は、
駐車場のカーゲートに、音響信号を発生する音響発信器
を含む音響信号発信手段と、前記音響信号を受信する少
なくとも3つの音響受信器を含む音響信号受信手段と、
前記音響発信器からの音響信号が前記少なくとも3つの
音響受信器に到達する時間の各時間差を求める到達時間
差演算手段、及び、前記到達時間差に基づいて、前記音
響発信器と前記音響受信器との間の音響信号経路上に存
在する物体を検知する物体検知手段を設け、前記音響信
号が前記音響受信器に到達するまでの到達時間差を求
め、前記カーゲート近傍に存在する車両を検出するよう
に構成している。
【0008】上述した各手段によれば、音響信号発生手
段であるスピーカから音響信号を発信すると、スピーカ
と対向する側に設けられた音響信号受信手段である複数
のマイクで音響信号を受信し、その信号をA/Dコンバ
ータにより量子化して演算処理装置に送信する。演算処
理装置で量子化した各マイクの受信信号のうち、任意の
2組に関する相互相関関数を計算し、各マイクに音響信
号が到達するまでの時間差をそれぞれ求める。ゲートが
閉まっている状態では、音響受信手段の少くとも3つの
うち、両端の2つを除いたものの1つとスピーカを結ぶ
線は、ゲートバーと平行に設置してあるため、この音響
受信手段はスピーカの発信した音響を回析の影響を受け
ることなく受信することになる。従って、この受信手段
を基準に考えることができる。スピーカと各マイク間に
何も物体が存在していない時(Ta≒Tc時)の、音響
信号が各マイクに到達するまでの時間差(Ta−Tb及
びTc−Tb)を予め測定しておく。そして、Ta−T
b、又はTc−Tbが変化し、且つ、Ta≠Tcとなっ
た時は(図2のような状態、以下この図について説明す
る)、物体が存在すると判定し、Ta−Tbの変化量に
より物体の大きさを判定し、存在する物体が車両かそれ
以外の物かの判別を行う。Ta−Tb、又は、Tc−T
bが変化しても、Ta≒Tc(物体が存在しない状態)
となった場合は、気温の影響で時間差が変化したものと
判断し、再度Ta−Tb及びTc−Tbを測定し、次回
からの基準時間差とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る車両等の検出
装置の実施の形態を図1から図10を参照しながら説明
する。図1と図2は本発明に係る車両検出装置の基本原
理を示すもので、図1に於いて、SPは音響源であるス
ピーカ、1A,1B,1CはそれぞれスピーカSPに対
向して配置された音響受信器であるマイク、SA,S
B,SCはそれぞれスピーカSPからマイク1A,1
B,1Cに到達する音響信号、TaはスピーカSPから
マイク1Aに音響信号SAが到達する到達時間、Tbは
スピーカSPからマイク1Bに音響信号SBが到達する
到達時間、TcはスピーカSPからマイク1Cに音響信
号SCが到達する到達時間である。
【0010】図2に示すように、複数の(少くとも3つ
の)マイク1A〜1CをスピーカSPと対向するように
設置する。スピーカSPから発信した音響信号SA〜S
Cが、車両MCで回析(回り込むこと)して伝達距離が
伸び、各マイク1A〜1Cに音響信号SA〜SCが到達
するまでの時間Ta〜Tcに差が出ることを利用し、車
両を検出する。
【0011】スピーカとマイクとの間に何も物体が存在
していない時(Ta≒Tc時)の、音響信号が各マイク
に到達するまでの到達時間差(Ta−Tb及びTc−T
b)を予め測定しておく。そして、到達時間差Ta−T
b又はTc−Tbが変化し、且つ、Ta≠Tcとなった
時は(図2のような状態)、物体が存在すると判定し、
Ta−Tbの変化量により物体の大きさを判定し、存在
する物体が車両MCかそれ以外の物かの判別を行う。
【0012】Ta−Tb、又は、Tc−Tbが変化して
も、Ta≒Tc(物体が存在しない状態)となった場合
は、気温の影響で時間差が変化したものと判断し、再度
到達時間差Ta−Tb、及び、Tc−Tbを測定し、次
回からの基準時間差とする。
【0013】マイク1A〜1Cは、A/Dコンバータ
(図示せず)を介して、演算処理装置(図示せず)と接
続する。その演算処理装置で、各マイクに音響信号が到
達するまでの到達時間差を相互相関関数により計測し、
車両の有無を判定する。
【0014】相互相関関数とは、2つの信号データの類
似している箇所を見つけ、2つの信号の到達時間にどの
位の時間差があるかを求める関数である。図3は、相互
相関関数の一例を示すもので、信号Aに対して信号Bが
どの位の時間差で遅れているかを求めている。信号A,
Bのそれぞれの波形データを以下の関数で表わす。即
ち、信号Aの時刻0からはじまる長さNの波形をA0
(n)、信号Bの時刻kから始まる長さNの波形をB0
(n)とすると、時刻kに於ける信号Aと信号Bの相互
相関関数Crrは以下の通りとなる。
【数1】
【0015】音響車両検出器設置場所の音響特性を把握
する手段として、チャーブ信号(周波数が漸減又は漸増
する信号)を音響化して放射し、各マイクで検出し、元
信号に対する伝達関数を求める。その伝達関数の出力が
0(dB)に近い周波数帯:fωを把握する。伝達関数
の出力(dB)の絶対値が大きいと、元信号が周波数環
境の音響特性により変質しているため、各マイクで検出
する信号間の相互相関関数の結果に対する信頼性が乏し
くなる。
【0016】伝達関数とは、あるシステムの周波数特性
を調査する手段の一つであり、システムに入力された信
号の各周波数成分のパワーがそのシステムによりどの程
度増幅、減衰されるかを、各周波数毎に調べる信号処理
関数である。音響信号が周囲の雑音に埋もれた場合、マ
イクで音響信号を受信したか否かの判断が不可能になる
ため、車のエンジン音や、人の話し声などの周波数領域
から外れた音響信号でなければならない。また、音響信
号は次の必要条件を満たしておれば、相互相関関数のピ
ークが顕著に出力される。即ち、必要条件とは(1)一
連の信号中のパワー変化が不規則であること。(2)一
連の信号中において周波数変化が不規則であること、
(3)周辺環境の音響特性により、各マイクに到達する
までに変質しないことである。
【0017】そこで、発信する信号は周波数とパワーが
不規則に変化する一連の信号(白色雑音、周波数分析を
すると観測可能な全ての周波数帯域で一様なパワー分布
である。)に対し、周囲の雑音の周波数領域を除き、伝
達関数の出力が0dBに近い周波数帯域を抽出するため
のデジタルフイルタ処理を行う。デジタルフイルタと
は、信号に対しハードウエア、または、ソフトウエアに
より信号を構成している周波数成分のうち、必要な周波
数成分のみを抽出する信号処理を行うフイルタである。
そして、受信した音響信号にも同条件のデジタルフイル
タ処理を行うことで、雑音中から発信した音響信号をほ
ぼ忠実に抽出することができる。
【0018】図4は、デジタルフイルタ処理の動作フロ
ーを示す。白色雑音が発信すると、フイルタ処理に於い
て、ステップR1で伝達関数0dB近傍の周波数域を抽
出し、ステップR2で周囲の外乱信号の周波数域を除去
して、音響信号を発信する。
【0019】図5は、物体の検出フローを示すもので、
演算処理部10における音響信号発信手段5によって音
響信号増幅手段であるアンプ2に音響信号を入力する。
アンプ2によって増幅された音響信号により音響信号発
生手段であるスピーカSPから音響信号が発生され、こ
の音響信号はマイク1A,1B,1Cに入力される。マ
イクによって受信された音響信号はアンプ3により増幅
されてA/Dコンバータ4に入力され、量子化される。
演算処理部10では、ステップS1でA/Dコンバータ
4によって量子化されたデジタル信号データを取り込ん
で、デジタルフイルタ処理を行った後、ステップS2で
相互相関関数演算を行い、ステップS3で物体有無判定
手段6として時間差変化量により、物体の概略の大きさ
を判定し、存在する物体が処理対象物体であるか否かを
判定する手段6により判定する。次にステップS4に進
み、時間差が変化した時に物体が存在するか否かを判定
する手段8により、音響信号の到達時間Ta,Tbの比
較計算を行い、ステップS5で基準時間差(Ta−T
b,Tc−Tb)を測定する。
【0020】図6は、車両検出の動作フローを示し、ス
テップS10でスピーカとマイクとの間に物体が存在し
ない時の音響信号到達時間差(基準時間差)を測定し、
次にステップS11で音響信号を発信し、マイクでその
音響信号を受信する。マイクで受信した音響信号はA/
Dコンバータに入力され、ステップS14で演算処理装
置に入力されたか否かを判断する。入力されておれば、
ステップS15で受信信号に、外乱信号の周波数領域を
除去するフイルタ処理を行う。入力されていなければ、
ステップS16でシステム故障と判定する。次に、ステ
ップS17に進み、音響信号到達時間差に変化があるか
否かを判断し、変化がなければ、ステップS18で物体
無しの検出を行う。変化があれば、ステップS19に進
み、到達時間Ta≠Tcであるか否かを判断する。Ta
≠Tcでなければ、ステップS20で基準時間差を測定
してステップS11に戻る。Ta≠Tcであれば、ステ
ップS21に進み、時間差の変化量から、物体は車両程
度の大きさか否かを判断する。物体が車両程度の大きさ
でなければ、ステップS22に進み、車両以外の物体
(人、自転車等)の検出を行う。物体が車両程度の大き
さであれば、ステップS23で車両検出を行う。
【0021】図7は、本発明の車両等の検出装置をカー
ゲート近傍の車両検出に応用した実施例を示す。図7に
於いて、20はカーゲート、20Tはゲートバー、21
はカーゲートに配置されたスピーカ、22はアームキャ
ッチャー、23はアームキャッチャー22の近傍に設け
られた円弧状のマイク取付板、M1,M2,M3,M
4,M5は、それぞれ、スピーカ21に対向して取付板
23に設けられたマイクである。
【0022】図7に示すように、カーゲート本体にスピ
ーカ21を取付け、アームキャッチャー22側に複数の
マイクM1〜M5を取付ける。スピーカから発信した音
響信号がマイクM1〜M5に到達するまでの到達時間差
を求めることで、カーゲート21の近傍の車両検出可能
である。
【0023】スピーカ21とマイクM1〜M5との間の
距離は、図7に示すように全て等距離でも良い。等距離
であれば、いかなる気温でも全てのマイクに同時に音響
信号が到達するので、温度補正等の必要が無くなり、処
理が簡潔になる。アームキャッチャー22側に取付けて
いるマイクの中で、ゲートバー真下に位置するマイクM
3は、ゲートバー20Tの真下に車両が存在するか否か
を検出するためのもので、ゲート真下に車両が居た場合
はゲートバー20Tが降りないように制御する。
【0024】図8は上記実施例の動作を示すゲート制御
用ブロック図であって、20Aは信号処理及び音響車両
検出手段、20Bは制御対象装置のアクション制御手段
である。スピーカ21からの音響信号はマイクM1,M
2,M3に向けられ、マイクの音響信号はアンプ24に
よって増幅された後に、A/Dコンバータ25に入力さ
れ、量子化される。量子化されたデータは手段20Aに
よって信号処理され、手段20Bによってアクション制
御し、制御対象装置によってゲート開、発券動作等が行
われる。
【0025】即ち、図9の動作フローに示すように、ス
テップS30で音響信号を発信し、この発信信号に基づ
いてステップS31で物体が存在するか否かを判断し、
ステップS32で、物体は検出したい対象物程度の大き
さか否かの判断を行う。物体が検出したい程度の大きさ
でなければ、ステップS33に進み、対象物以外の物体
を検出したと判断し、ステップS30に戻る。ステップ
S32で物体が対象物程度の大きさと判断すれば、ステ
ップS34に進み、音響検出器で制御する装置のゲート
開、発券動作等のアクション開始を行う。その後、ステ
ップS35で物体がその場所から離れたか否かを判断
し、離れておればアクションを終了する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
等の検出装置は、音響信号を発生する音響発信器を含む
音響信号発信手段と、前記音響信号を受信する少くとも
3つの音響受信器を含む音響信号受信手段と、前記音響
発信器からの音響信号が前記少くとも3つの音響受信器
に到達する時間の各時間差を求める到達時間差演算手
段、及び、前記到達時間差に基づいて、前記音響発信器
と前記音響受信器との間の音響信号経路上に存在する物
体を検知するものであるから、埋設工事等が不要で、風
やサーモクライン(温度逆転層)などの環境要因の影響
が無い安価にして、高性能な車両等の検出装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による基本原理を示す説明図。
【図2】本発明の実施例による基本原理を示す説明図。
【図3】本発明で使用する相互相関関数波形の一例を示
す説明図。
【図4】白色雑音処理のフロー図。
【図5】本発明の実施例による物体検知フロー図。
【図6】本発明の実施例による車両検出の動作フロー
図。
【図7】本発明を駐車場管理装置に適用した実施例によ
る説明図。
【図8】図7の駐車場管理装置の動作フロー図。
【図9】図7の駐車場管理装置の動作フロー図。
【図10】従来の車両検出方法の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1A,1B,1C マイク 4 A/Dコンバータ 20 カーゲート 20T ゲートバー 21 スピーカ 22 ゲートキャッチャー SP スピーカ MC 車両
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新田 明彦 神奈川県横浜市港北区大豆戸町275番地 アマノ株式会社内 Fターム(参考) 2G005 AA01 3E027 EA03 EC10 5H180 AA01 CC11 KK08 5J083 AA04 AB12 AC17 AC29 AD01 AE01 AF01 BA11 BE08 BE22

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響信号を発生する音響発信器を含む音
    響信号発信手段と、前記音響信号を受信する少なくとも
    3つの音響受信器を含む音響信号受信手段と、 前記音響発信器からの音響信号が前記少なくとも3つの
    音響受信器に到達する時間の各時間差を求める到達時間
    差演算手段、及び前記到達時間差に基づいて、前記音響
    発信器と前記音響受信器との間の音響信号経路上に存在
    する物体を検知する物体検知手段、 を備えていることを特徴とする車両等の検出装置。
  2. 【請求項2】 前記到達時間差演算手段が、前記少なく
    とも3つの音響受信器への音響信号のうち2つの到達時
    間差を相互相関関数により演算し、前記音響信号経路上
    に存在する物体を検知することを特徴とする請求項1に
    記載の車両等の検出装置。
  3. 【請求項3】 前記音響信号を生成するに当り、設置空
    間の音響特性に起因する音響信号の周波数成分が増幅、
    減衰する周波数帯域を把握するため、前記音響発信手段
    より発信したチャープ信号と、前記音響受信手段で受信
    した信号間の伝達関数を求め、白色雑音より増幅、減衰
    する周波数帯域と、予想される騒音の周波数帯域を除去
    するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の
    車両等の検出装置。
  4. 【請求項4】 前記音響信号を量子化した信号を取り込
    み、生成した音響信号の周波数成分のみを抽出するデジ
    タル処理手段を備えていることを特徴とする請求項1に
    記載の車両等の検出装置。
  5. 【請求項5】 前記音響信号を量子化した信号を取り込
    み、該量子化した信号を基に相互相関関数演算を行って
    時間差変化量を計算し、物体の大きさを判定する判定手
    段と、存在する物体が処理対象物であるか否かを判定
    し、到達時間差の比較を行って基準時間差を測定する手
    段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の車両
    等の検出装置。
  6. 【請求項6】 駐車場のカーゲートに、音響信号を発生
    する音響発信器を含む音響信号発信手段と、前記音響信
    号を受信する少なくとも3つの音響受信器を含む音響信
    号受信手段と、前記音響発信器からの音響信号が前記少
    なくとも3つの音響受信器に到達する時間の各時間差を
    求める到達時間差演算手段、及び前記到達時間差に基づ
    いて、前記音響発信器と前記音響受信器との間の音響信
    号経路上に存在する物体を検知する物体検知手段を設
    け、前記音響信号が前記音響受信器に到達するまでの到
    達時間差を求め、前記カーゲート近傍に存在する車両を
    検出することを特徴とする車両等の検出装置。
  7. 【請求項7】 前記音響発信器と少くとも3つの前記音
    響受信器のうち、両端の受信器を除く少くとも1つを結
    ぶ仮想線が、通常ゲートが閉まった状態では車両の存在
    する可能性のないゲートバーの下で、且つ、かつゲート
    バーと平行になるように配置されていることを特徴とす
    る請求項6に記載の車両等の検出装置。
  8. 【請求項8】 前記到達時間差演算手段が、前記少なく
    とも3つの音響受信器への音響信号のうち2つの到達時
    間差を相互相関関数により演算し、前記音響信号経路上
    に存在する物体を検知することを特徴とする請求項6に
    記載の車両等の検出装置。
  9. 【請求項9】 前記音響信号を生成するに当り、設置空
    間の音響特性に起因する音響信号の周波数成分が増幅、
    減衰する周波数帯域を把握するため、前記音響発信手段
    より発信したチャープ信号と、前記音響受信手段で受信
    した信号間の伝達関数を求め、白色雑音より増幅、減衰
    する周波数帯域と、予想される騒音の周波数帯域を除去
    するように構成したことを特徴とする請求項6に記載の
    車両等の検出装置。
  10. 【請求項10】 前記音響信号を量子化した信号を取り
    込み、該量子化した信号を基に相互相関関数演算を行っ
    て時間差変化量を計算し、物体の大きさを判定する判定
    手段と、存在する物体が処理対象物であるか否かを判定
    し、到達時間差の比較を行って基準時間差を測定する手
    段を備えていることを特徴とする請求項6に記載の車両
    等の検出装置。
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