JP2003042341A - 管運搬装置 - Google Patents

管運搬装置

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JP2003042341A
JP2003042341A JP2001226879A JP2001226879A JP2003042341A JP 2003042341 A JP2003042341 A JP 2003042341A JP 2001226879 A JP2001226879 A JP 2001226879A JP 2001226879 A JP2001226879 A JP 2001226879A JP 2003042341 A JP2003042341 A JP 2003042341A
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pipe
tunnel
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shaped body
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JP2001226879A
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Masayuki Itashiki
政行 板敷
Yasushi Idomoto
靖史 井戸本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トンネル内に管を配管施工する際に、トンネ
ル内にできるだけ大径の管を配管施工できるようにす
る。 【解決手段】 水平方向のトンネル4内で新管1を運搬
するのに用いる管運搬装置7において、管運搬装置7は
新管1の管端底部を支持するコ字状体8とコ字状体8を
支持する車輪2とからなり、この車輪2がトンネル4の
内面と新管1との隙間に介在しないように設けられてい
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、繊維強化
プラスチック管などをトンネル内に配管する場合に使用
される管運搬装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の技術において、トンネル内に管路
更正用の例えば繊維強化プラスチック管などを配管施工
する方法を、図8から図10を参照しながら説明する。
図8は配管する新管を運搬している状況を示す管径方向
の断面図、図9は図8におけるB−B矢視断面図、図1
0は配管施工の状況を示す断面図である。 【0003】地中におけるトンネル内に新管を配管する
には、図8及び図9に示すように、新管1の外周面に、
周方向2つ割でかつその外周に2つの車輪2が設けられ
ているキャスター付きバンド3を外ばめし、この状態の
新管1をトンネル4内において所定の位置まで運搬す
る。 【0004】次に、図10に示すように、キャスター付
きバンド3によって既設管5の直前まで新管1を運搬
し、新管1と既設管5との芯出しを適宜の方法によって
行い、新管1における既設管5側の端部を既設管5内に
挿入して新管1と既設管5とを接合している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
キャスター付きバンド3によって新管1を運搬する場
合、図10に示すように、新管1とトンネル4の内面と
の間にはキャスター付きバンド3を取り付けるための、
すなわち車輪2が存在するための隙間Sが必要となる。
このため、トンネル4の内径に対して隙間Sを確保する
ことが困難な径の新管1の場合ではこれを運搬すること
ができず、布設する新管1の外径は必然的にトンネル4
の内径に対して隙間Sの分だけ小さな径になってしま
い、場合によっては新管1のサイズダウンを余儀なくさ
れるという問題があった。 【0006】そこで本発明は、このような問題点を解決
して、トンネル内にできるだけ大径の管を配管施工でき
るようにすることを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、水平方向のトンネル内で管を
運搬するのに用いる管運搬装置において、前記管運搬装
置は前記管の管端底部を支持する支持部材と前記支持部
材を支持する車輪とからなり、前記車輪が前記トンネル
内面と前記管との隙間に介在しないように設けられてい
るものである。 【0008】このような構成によれば、運搬する管の端
部のそれぞれに管運搬装置を取り付けて、トンネル内に
おいて管を支持しながら水平方向に運搬する際に、管と
トンネル内面との隙間に車輪が介在しないので、車輪の
径の大小にかかわらずトンネル内に大径の管を布設する
ことができる。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態である管運搬
装置を図1及び図2を参照しながら説明する。図1は前
記管運搬装置の側面図であり、図2は前記管運搬装置の
正面図である。 【0010】図1及び図2に示すように、管運搬装置7
は、新管1の端部6に嵌合可能な支持部であるコ字状体
8とこのコ字状体8をブラケット14を介して支持する
車輪2とからなる。 【0011】コ字状体8は、新管1における端部6を嵌
合したときに、この端部6の外周面6aを支持する第1
の板部材8aと、端部6の内周面6bに対応する第2の
板部材8bとが、新管1の端面6cに接触する第3の板
部材8cにコの字状に接続されて構成されている。 【0012】第1の板部材8aは、嵌合される新管1に
おける端部6の外周面6aの形状に合わせて湾曲して形
成されてこの新管1の外周面6aを確実に支持可能な形
状とされている。また、第2の板部材8bの中央部には
ねじ孔9が形成され、このねじ孔9には、例えばTボル
ト10が、第1の板部材8aに向けて通されており、こ
のTボルト10の下端には、コ字状体8に嵌合される新
管1における端部6の内周面6bを押圧し、新管1の運
搬時に新管1が管運搬装置7から外れないようにするた
めの内周面押圧板11が適宜の方法によって回転可能に
支持されている。 【0013】上記の管運搬装置7における車輪2は、ト
ンネル4の内面と新管1の外周面6aとの隙間に介在し
ない位置にあって、コ字状体8における第3の板部材8
cが新管1の端面6cと接触する面の逆側の面における
管径方向内側に形成されているブラケット14をその下
部から支持することによって、前記コ字状体8を支持可
能とされている。 【0014】このような構成における管運搬装置を用い
た配管施工の様子を図3から図6を参照しながら説明す
る。図3は本発明における管運搬装置を用いてトンネル
内において新管を運搬している様子を示す管径方向の断
面図、図4は図3におけるA−A矢視断面図、図5は本
発明における管運搬装置を用いて既設管に新管を接合し
ている様子を示す断面図、図6は図5の作業の終了後を
示す断面図である。なお、本発明における管運搬装置7
を用いて新管1を運搬する際には、例えば、新管1の各
端面における下部に少なくとも2個以上の管運搬装置7
を取り付けて、トンネル4の内面に対して新管1を安定
した状態に支持して行う。 【0015】図3及び図4に示すように、新管1をトン
ネル4の内部において運搬する際には、新管1の一方の
端部及び他方の端部に、例えば2個の管運搬装置7を、
そのコ字状体8が新管1の端部6を嵌合するように設置
し、管運搬装置7のコ字状体8におけるTボルト10を
締めて新管1を水平方向に支持する。 【0016】このとき、トンネル4の内面から新管1の
端部6の外周面6aまでの距離、すなわち図10におい
て示した新管1における端部6のトンネル4の内面から
の高さhは、図4に示すように、管運搬装置7における
車輪2がトンネル4の内面と新管1との隙間に介在しな
いように設けられ、かつ車輪2に支持されてコ字状体8
を支持するブラケット14が第3の板部材8cにおける
新管1の端面6cと接触する面の逆側の面における管径
方向内側に形成されていることにより、図10に示した
キャスター付きバンド3を用いる場合に比べて、トンネ
ル4の内面と新管1との間に車輪2が介在しないことか
ら大幅に小さくすることができる。したがって、前記高
さhが小さくなった分だけトンネル4内に大径の新管1
を布設することができる。 【0017】また、図8から図10において示した従来
の技術におけるキャスター付きバンド3では、運搬した
新管1を既設管5に接合する際に、新管1の外周面に外
ばめされているキャスター付きバンド3を取り外すこと
は、トンネル4及び新管1が邪魔になるので困難であっ
た。このため、新管1と既設管5との芯出しを行う際
に、既設管5の軸心が新管1の軸心よりも低い位置にあ
ると、新管1の軸心の位置を下げようとしても、新管1
の外周面に外ばめされているキャスター付きバンド3が
邪魔になるので新管1の軸心の位置を下げることができ
ず、結果として新管1と既設管5との芯出しを行うこと
ができなかった。しかし、本発明によれば、図5に示す
ように、管運搬装置7により新管1をトンネル4内の既
設管5の直前まで運搬し、既設管5内に配置されている
芯出し装置12により新管1における内部の上部を支持
し、新管1における既設管5側の管運搬装置7を、その
Tボルト10を緩めて取り外すことによって、新管1の
既設管5側の端部6とトンネル4との間には芯出し作業
の障害となる、車輪2などの物体が存在しないため、い
かなる場合においても既設管5と新管1との芯出しを確
実に行うことができる。 【0018】また、図8から図10において示した従来
の技術において、新管1と既設管5とを接合した後に、
トンネル4の形状に応じて新たに布設した新管1の勾配
を調整するために、新管1の既設管5とは逆側の端部6
のトンネル4の内面からの高さhを調整しようとして
も、端部6の高さhを高くする場合には適宜の手段によ
って行えば問題はないが、端部6の高さhを低くする場
合には、新管1の外周面に外ばめされているキャスター
付きバンド3を取り外すことができないことからこれが
邪魔になり、キャスター付きバンド3における車輪2が
トンネル4の内面に接する高さまでしか端部6の高さh
を低くすることができず、キャスター付きバンド3がト
ンネル4の内面と新管1との間に存在する範囲において
は、新たに布設した新管1の勾配を調整することができ
なかった。しかし、本発明によれば、図6に示すよう
に、新管1の既設管5と逆側の端部6に取り付けられて
いる管運搬装置7を、そのTボルト10を緩めて取り外
すことによって、新管1とトンネル4との間には高さh
の調整作業の障害となる、車輪2などの物体が存在しな
い。このため、ジャッキなどの適宜の手段により配管し
た新管1の勾配、すなわち図10において示した新管1
における端部6のトンネル4の内面からの高さhを、新
管1の端部6がトンネル4の内面に接触しない範囲であ
れば自在、かつ確実に調整することができる。 【0019】また、図1から図6においては、トンネル
4が円筒状の場合を説明したが、図7に示すように、ト
ンネル4の代わりにボックスカルバート13などの内面
が平坦な場合には、管運搬装置7におけるコ字状体8は
新管1の径方向に取り付け、コ字状体8を支持するブラ
ケット14及び車輪2は、ボックスカルバート13の内
面の下部に対して垂直になるように設けることで、本発
明における管運搬装置7をボックスカルバート13にも
適用することができる。 【0020】 【発明の効果】以上のように本発明によると、運搬する
管の両端部のそれぞれに管運搬装置を取り付けて、トン
ネル内において管を支持しながら水平方向に運搬する際
に、管とトンネル内面との隙間に車輪が介在しないの
で、車輪の径の大小にかかわらずトンネル内に大径の管
を布設することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明における管運搬装置の側面図である。 【図2】図1における管運搬装置の正面図である。 【図3】図1における管運搬装置を用いてトンネル内に
おいて新管を運搬している様子を示す管径方向の断面図
である。 【図4】図3におけるA−A矢視断面図である。 【図5】図1における管運搬装置を用いて既設管に新管
を接合している作業の様子を示す断面図である。 【図6】図5における作業の終了後を示す断面図であ
る。 【図7】図1から図6に示した円筒状のトンネルの代わ
りにボックスカルバートなどの内面が平坦な場合を示す
管径方向の断面図である。 【図8】従来の技術において、配管する新管を運搬して
いる状況を示す管径方向の断面図である。 【図9】図8におけるB−B矢視断面図である。 【図10】図8及び図9における配管施工の状況を示す
断面図である。 【符号の説明】 1 新管 2 車輪 4 トンネル 7 管運搬装置 8 コ字状体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】水平方向のトンネル内で管を運搬するのに
    用いる管運搬装置において、前記管運搬装置は前記管の
    管端底部を支持する支持部材と前記支持部材を支持する
    車輪とからなり、前記車輪が前記トンネル内面と前記管
    との隙間に介在しないように設けられていることを特徴
    とする管運搬装置。
JP2001226879A 2001-07-27 2001-07-27 管運搬装置 Pending JP2003042341A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011012742A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Sekisui Chem Co Ltd 管体の敷設方法
JP2017129163A (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 株式会社栗本鐵工所 管端吊り上げ用クランプ装置

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