JP2003041500A - 繊維成形体の製造方法 - Google Patents

繊維成形体の製造方法

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JP2003041500A JP2001223626A JP2001223626A JP2003041500A JP 2003041500 A JP2003041500 A JP 2003041500A JP 2001223626 A JP2001223626 A JP 2001223626A JP 2001223626 A JP2001223626 A JP 2001223626A JP 2003041500 A JP2003041500 A JP 2003041500A
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    • D21JFIBREBOARD; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM CELLULOSIC FIBROUS SUSPENSIONS OR FROM PAPIER-MACHE
    • D21J7/00Manufacture of hollow articles from fibre suspensions or papier-mâché by deposition of fibres in or on a wire-net mould
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    • D21J3/00Manufacture of articles by pressing wet fibre pulp, or papier-mâché, between moulds
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抄造型で抄造された繊維成形体の該抄造型か
ら下位金型への安定的で確実な移行が可能な繊維成形体
の製造方法を提供すること。 【解決手段】 割型20,20’からなる抄造型2内に
抄造された繊維成形体10を乾燥型3の割型30’へ移
行する工程を具備する繊維成形体の製造方法である。繊
維成形体10を割型20’の内面に吸着しながら割型2
0の内面から繊維成形体10が部分的に離間するように
抄造型2を一旦開いた後、抄造型2を閉じて割型20’
による吸着を停止する一方、繊維成形体10を割型20
の内面に吸着しながら割型20’から繊維成形体10が
離間するように抄造型2を再度開き、割型20を割型3
0’と突き合わせて繊維成形体10を割型30’の内面
に吸着し、割型20から繊維成形体10を離間させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一組の割型からな
る抄造型内に抄造された繊維成形体を下位金型へ移行す
る工程を具備する繊維成形体の製造方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】パルプ
モールド成形体の製造方法においては、抄造型で成形体
を抄造・脱水した後に、抄造型とは別の乾燥型に該成形
体を移行して乾燥を行う場合があるが、成形体が脱水時
に抄造型の内面(抄造ネット)に押圧されて密着してい
るため、抄造型から乾燥型への移行に失敗することがあ
った。特に、抄造型と乾燥型との間で減圧吸引を利用し
て成形体を移行する場合には、脱水時に成形体表面に転
写された抄造ネットの網目によって乾燥型と成形体との
間に隙間が生じてしまうため、乾燥型と成形体との間に
吸引力が十分に得られず、両型間の成形体の移行が安定
的行えない課題があった。
【0003】従って、本発明は、抄造型で抄造された繊
維成形体の該抄造型から下位金型への安定的で確実な移
行が可能な繊維成形体の製造方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一組の割型を
備えた抄造型内に抄造された繊維成形体を下位金型へ移
行する工程を具備する繊維成形体の製造方法において、
前記繊維成形体を一の前記割型の内面に吸着しながら他
の前記割型の内面から該繊維成形体が部分的に離間する
ように前記抄造型を一旦開いた後、該抄造型を閉じて一
の前記割型による吸着を停止する一方、前記繊維成形体
を他の前記割型の内面に吸着しながら一の前記割型から
該繊維成形体が離間するように前記抄造型を再度開き、
他の前記割型を前記下位金型と突き合わせて前記繊維成
形体を該下位金型の内面に吸着し、他の前記割型から該
繊維成形体を離間させることを特徴とする繊維成形体の
製造方法を提供することにより、前記目的を達成したも
のである。
【0005】また、本発明は、一組の割型を備えた抄造
型と、該抄造型内で抄造された繊維成形体が移行される
下位金型と、前記割型及び前記下位金型を位置移動させ
る位置移動手段と、前記繊維成形体を前記割型及び前記
下位金型の内面に吸着させる吸引手段と、前記位置移動
手段及び前記吸引手段を制御する制御手段とを具備して
いる繊維成形体の製造装置において、前記制御手段は、
一の前記割型の内面に前記繊維成形体を吸着しながら他
の前記割型の内面から該繊維成形体が部分的に離間する
ように前記抄造型を一旦開いた後、該抄造型を閉じて一
の前記割型による吸着を停止する一方、前記繊維成形体
を他の前記割型の内面に吸着しながら一の前記割型から
該繊維成形体が離間するように前記抄造型を再度開き、
他の前記割型を前記下位金型と突き合わせて前記繊維成
形体を該下位金型の内面に吸着し、他の前記割型から該
繊維成形体を離間させるように、前記位置移動手段及び
前記吸引手段を制御するようになしてある繊維成形体の
製造装置を提供することにより、前記目的を達成したも
のである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明を、その好ましい実施
形態に基づき図面を参照しながら説明する。
【0007】図1〜図3には、本発明の繊維成形体の製
造装置の一実施形態を用いた製造方法の手順を模式的に
示したものである。これらの図において符号1は、繊維
成形体の製造装置(以下、単に装置ともいう。)、10
は繊維成形体を示している。
【0008】図1に示すように、装置1は、一組の割型
20,20’を備えた抄造型2と、抄造型2内で抄造さ
れた繊維成形体10が移行される一組の割型30,3
0’を備えた乾燥型(下位金型)3と、前記割型20,
20’,30,30’を位置移動させる位置移動手段
(図示せず)と、繊維成形体10を割型及び下位金型の
内面に吸着させる吸引手段(図示せず)と、位置移動手
段及び吸引手段を制御する制御手段(図示せず)とを具
備している。
【0009】装置1においては、抄造型2と乾燥型3と
が隣接するように並列に配設されており、割型20及び
割型30は、抄造型2及び乾燥型3の開閉方向と直交す
る方向に移動可能なキャリッジ4に固定されており、割
型20’及び割型30’は、対応する割型に対向するよ
うに配設されている。
【0A16】前記位置移動手段は、前記キャリッジ4を
前記方向に移動させる駆動機構(図示せず)と、割型2
0,20’及び割型30,30’どうしを突き合わせて
型締めする型締め機構(図示せず)とを備えており、該
型締め機構は、キャリッジ4の移動方向と直交する方向
に各割型を移動させて抄造型2及び乾燥型3を開閉でき
るようになしてある。
【0010】図2に示すように、抄造型2は、割型2
0,20’をそれぞれの突き合わせ面で突き合わせるこ
とにより、内部にボトル状のキャビティCが形成される
ものである。
【0011】割型20,20’は、左右対称に形成され
ている以外は、基本的に同様の構成を有しているので、
以下の説明では、割型20についてのみ説明する。割型
20は、金型本体200と、金型本体200との間に所
定の空間を形成して金型本体200の外側を覆う枠体2
10とを備えている。金型本体200と枠体210との
間には、この空間を3つの部屋S1〜S3に仕切る仕切
り220が配設されている。金型本体200には、この
空間とキャビティCとを連通する流体流通孔201が多
数形成されている。
【0012】割型20のキャビティ形成面202には、
前記流体流通孔201を結ぶように所定幅の流体流通溝
203が格子状に形成されている。割型20のキャビテ
ィ形成面202に対するこの流体流通溝203の面積比
率は、乾燥型3の割型との間で成形体の移行を安定的に
行える点から10〜85%であることが好ましく、40
〜80%であることがより好ましい。金型本体200に
おけるキャビティ形成面202には、所定の目開き及び
線径を有する抄造ネット(図示せず)が配設されてい
る。
【0013】枠体210には、各部屋S1〜S3と外部
とを連通する流体流通路211が形成されており、これ
らの流体流通路211には、負圧源又はコンプレッサー
に通じる管路(図示せず)が接続されている。割型20
は、これらの流体流通孔201及び流体流通路211を
通じてキャビティ内を吸引・減圧するか又はキャビティ
内に加圧流体を供給できるようになしてあり、キャビテ
ィ内の吸引・減圧及びキャビティ内への加圧流体の供給
を一つの経路で行うことで、装置の小型化を図れるよう
になしてある。
【0014】本実施形態の装置1においては、前記負圧
源及び該負圧源に通じる管路、前記流体流通溝203、
流体流通孔201並びに前記流体流通路211は、前記
吸引手段を兼ねている。
【0015】前記乾燥型3は、加熱手段(図示せず)を
有し、上記抄造ネットを有していない、点を除けば基本
的には、前記抄造型2と同様の構成を有している。
【0016】図3に示すように、乾燥型3は、割型3
0,30’をそれぞれの突き合わせ面で突き合わせるこ
とにより、内部にボトル状のキャビティC’が形成され
るものである。
【0017】割型30,30’は、左右対称に形成され
ている以外は、基本的に同様の構成を有しているので、
以下の説明では、割型30についてのみ説明する。割型
30は、金型本体300と、金型本体300との間に所
定の空間を形成して金型本体300の外側を覆う枠体3
10とを備えている。金型本体300と枠体310との
間には、この空間を3つの部屋S10〜S30に仕切る
仕切り320が配設されている。金型本体300におけ
る成形体の口部、胴部及び底部に対応する部分には、こ
の空間とキャビティC’とを連通する所定幅のスリット
状の流体流通孔301が多数形成されている。キャビテ
ィ形成面における流体流通孔301の開口面積率は、抄
造型2の割型との間で成形体の移行を安定的に行える点
から0.5〜20%であることが好ましく0.8〜10
%であることがより好ましい。
【0018】枠体310には、各部屋S10〜S30と
外部とを連通する流体流通路311が形成されており、
これらの流体流通路311には、負圧源又はコンプレッ
サーに通じる管路(図示せず)が接続されている。割型
30は、これらの流体流通孔301及び流体流通路31
1を通じてキャビティ内を吸引・減圧するか又はキャビ
ティ内に加圧流体を供給できるようになしてあり、キャ
ビティ内の吸引・減圧及びキャビティ内への加圧流体の
供給を一つの経路で行うことで、装置の小型化を図れる
ようになしてある。
【0019】本実施形態の装置1においては、前記負圧
源及び該負圧源に通じる管路、流体流通孔301並びに
前記流体流通路311は、前記吸引手段を兼ねている。
【0020】前記制御手段は、シーケンサーを備えてお
り、割型20’の内面に繊維成形体10を吸着しながら
割型20の内面から繊維成形体10が部分的に離間する
ように抄造型2を一旦開いた後、抄造型2を閉じて一の
割型20’による吸着を停止する一方、繊維成形体10
を割型20の内面に吸着しながら割型20’から繊維成
形体10が離間するように抄造型2を再度開き、割型2
0を割型(下位金型)30’と突き合わせて繊維成形体
10を割型30’の内面に吸着し、割型20から繊維成
形体10を離間させるように、所定シーケンスに従って
前記位置移動手段及び前記吸引手段を制御するようにな
してある。
【0021】図1(b)に示すように、装置1は、割型
20,20’間における繊維成形体10の移行を検出す
る検出手段5及び6を備えている。検出手段5は、発光
部と受光部とを備えた光センサー50と、該発光部から
発せられた光を反射する反射板51とを備えている。検
出手段5は、割型20’における繊維成形体10の有無
を検出するものであり、光センサー50及び反射板51
は、割型20’の突き合わせ面の近傍を光が通過するよ
うに、割型20’の両外側面部に対向配設されている。
検出手段6も同様に、光センサー60及び反射板61を
備えている。検出手段6は、割型20における繊維成形
体10の有無を検出するものであり、割型20、30の
突き合わせ面の近傍を光が通過するように、光センサー
60は割型20の外側面部に、反射板61は割型30の
外側面部にそれぞれ対向するように配設されている。
【0022】装置1は、前記検出手段6とともに、割型
20’と割型30’との間における繊維成形体10の移
行を検出する検出手段7を備えている。検出手段7も同
様に、光センサー70及び反射板71を備えている。検
出手段7は、割型30’における繊維成形体10の有無
を検出するものであり、割型30’の突き合わせ面の近
傍を光が通過するように、割型3’の両外側面部に対向
配設されている。
【0023】検出手段7は、割型20又は30における
繊維成形体10の有無を検出するものであり、光センサ
ー70及び反射板71は、割型20、30の外側面部に
対向するように配設されている。
【0024】装置1においては、後述するように、これ
ら検出手段5〜7の検出出力に応じて前記制御手段が前
記位置移動手段及び吸引手段を制御するようになしてあ
る。
【0025】次に、本発明の繊維成形体の製造方法の好
ましい実施形態を、前記装置1を用いた繊維成形体10
の製造方法に基づいて、図面を参照しながら説明する。
【0026】先ず、図2(a)に示すように、割型2
0,20’が突き合わせ面どうしで突き合わされてキャ
ビティCが形成された状態で、抄造型2上部の開口部2
1からパルプスラリーが加圧注入される。パルプスラリ
ーの加圧注入には例えば圧送ポンプが用いられる。パル
プスラリーの加圧注入の圧力は、好ましくは0.01〜
5MPa、更に好ましくは0.01〜3MPaとする。
【0027】キャビティC内のスラリー量が所定量に達
するまでパルプスラリーが注入されると、前記流体流通
溝203、流体流通孔201及び流体流通路211を通
じたパルプスラリーの吸引・排水が開始される。これに
より、パルプスラリー中の水分が抄造型2の外へ排出さ
れると共にパルプ繊維が前記抄造ネットに堆積されて、
中空ボトル状の繊維成形体10が抄造される。
【0028】上記パルプスラリーに用いられるパルプ繊
維は、この種のパルプモールド成形体の製造方法に用い
られる通常のものを用いることができる。パルプスラリ
ーは、パルプ繊維と水のみからなるものであってもよ
く、またパルプ繊維と水に加えてタルクやカオリナイト
等の無機物、ガラス繊維やカーボン繊維等の無機繊維、
ポリオレフィン等の熱可塑性合成樹脂の粉末又は繊維、
非木材又は植物質繊維、多糖類等の成分を含有していて
もよい。これらの成分の配合量は、パルプ繊維及び該成
分の合計量に対して1〜70重量%、特に5〜50重量
%であることが好ましい。
【0029】所定の肉厚の繊維成形体10が形成された
後に、前記開口部21を通じたスラリーの供給が終了
し、引き続き流体流通溝203、203’、流体流通孔
201、201’及び流体流通路211、211’を通
じてキャビティC内が吸引・減圧されると共に、開口部
21を通じてキャビティC内に圧縮空気(加熱空気)が
供給されて繊維成形体10が所定の含水率に脱水され
る。キャビティC内に供給する圧縮空気の圧力は、0.
01〜5MPa、特に0.1〜3MPaであることが好
ましい。
【0030】この脱水後における繊維成形体10の含水
率は、30〜95%であることが好ましく、50〜85
%であることがより好ましい。脱水後における含水率が
30%未満であると乾燥工程において充分な表面性が得
られなくなる場合があり、95%を超えると脱水に要す
る時間が長くなって生産効率が低下したり、乾燥型3へ
の移行の際の取り扱いが行いにくくなる場合がある。
【0031】このように、キャビティC内が減圧吸引さ
れつつキャビティC内に圧縮空気が供給されて内部から
上記湿潤状態の繊維成形体10が脱水されるため、従来
のパルプモールドの製造方法と異なり、貼り合わせ工程
を用いる必要が無く、得られる繊維成形体10には貼り
合わせによるつなぎ目及び肉厚部は存在しない。その結
果、最終的に得られる繊維成形体10の強度が高まると
共に外観の印象が良好となる。
【0032】繊維成形体10が所定の含水率まで脱水さ
れたら、前記開口部21を通じたキャビティC内への圧
縮空気の供給及び前記流体流通孔201、201’、流
体流通路211、211’を通じたキャビティCの減圧
が停止される。
【0033】次に、この抄造型2内に抄造された繊維成
形体10を乾燥型3へ移行する工程について説明する。
【0034】先ず、図1(b)及び図2(b)に示すよ
うに、前記流体流通溝203’、前記流体流通孔20
1’及び流体流通路211’を通じてキャビティ内が吸
引減圧されて前記繊維成形体10が割型20’のキャビ
ティ形成面(内面)202’に吸着され、割型20のキ
ャビティ形成面202(内面)から流体流通孔201,
流体流通路211を通じて繊維成形体10に圧縮空気が
吹きつけられた状態で、割型20のキャビティ形成面2
02から繊維成形体10が部分的に離間するように割型
20’が後退し、抄造型2が一旦開く。抄造型2が開い
たときには、繊維成形体10への圧縮空気の吹きつけは
停止する。このようにして、割型20における繊維成形
体10の抄造ネットとの密着状態を緩和しておくこと
で、割型30’との間で繊維成形体10’の移行がスム
ーズに行えるようになっている。
【0035】繊維成形体10を割型20’のキャビティ
形成面202’に吸着させる際の吸引力は、安定した移
行を可能にする点において、−20〜−95kPaであ
ることが好ましく、−30〜−80kPaであることが
より好ましい。また、割型20から繊維成形体10に吹
き付ける圧縮空気の圧力は、安定した移行を可能にする
点において、0.1〜0.6MPaであることが好まし
く、湿潤状態の繊維成形体10がつぶれないようにする
点において0.3〜0.5MPaであることがより好ま
しい。
【0036】次に、図1(c)及び図2(c)に示すよ
うに、抄造型2が閉じ、割型20’による繊維成形体1
0の吸着が停止する。そして、前記流体流通孔201及
び流体流通路211を通じてキャビティ内が減圧されて
繊維成形体10が割型20のキャビティ形成面202に
吸着される一方で、割型20’のキャビティ形成面20
2’から流体流通路211及び流体流通孔201を通じ
て繊維成形体10に圧縮空気が吹き付けられ、図1
(d)及び図2(d)に示すように、割型20’から繊
維成形体10が離間するように抄造型2が再度開く。繊
維成形体10を割型20のキャビティ形成面202に吸
着させる際の吸引力は、安定した移行を可能にする点に
おいて、−20〜−95kPaであることが好ましく、
−30〜−80kPaであることがより好ましい。ま
た、割型20’から繊維成形体10に吹き付ける圧縮空
気の圧力は、安定した移行を可能にする点において、
0.1〜0.6MPaであることが好ましく、湿潤状態
の繊維成形体10がつぶれないようにする点において
0.3〜0.5MPaであることがより好ましい。
【0037】この抄造型2が再度開いたときに、割型2
0’から割型20への繊維成形体10の移行が正しく行
われたか否かは、検出手段5,6で検出される。すなわ
ち、前記光センサー60の発光部から発せられて反射板
61で反射された光が光センサー60の前記受光部で受
光されなくなった場合には、移行に成功したものとして
処理され、前記光センサー50の発光部から発せられて
反射板51で反射された光が光センサー50の前記受光
部で受光されなくなった場合には、繊維成形体10が割
型20’に残っているとして再度抄造型2を閉じて移行
処理が行われる。光センサー50,60のいずれの受光
部でも受光される場合には、繊維成形体10が落下した
ものとして処理される。
【0038】移行が正しく行われた場合には、図1
(e)に示すように、割型20と割型30’とが対向す
るように、キャリッジ4が移動する。
【0039】そして、図1(f)に示すように、割型3
0’が前進し、割型30’が割型20と突き合わされ、
前記流体流通孔301’及び流体流通路311’を通じ
た吸引によって、繊維成形体10が割型30’のキャビ
ティ形成面302’の内面に吸着される。繊維成形体1
0を割型30’のキャビティ形成面302’に吸着させ
る際の吸引力は、安定した移行を可能にする点におい
て、−20〜−95kPaであることが好ましく、−3
0〜−80kPaであることがより好ましい。また、割
型20から繊維成形体10に吹き付ける圧縮空気の圧力
は、安定した移行を可能にする点において、0.1〜
0.6MPaであることが好ましく、湿潤状態の繊維成
形体10がつぶれないようにする点において0.3〜
0.5MPaであることがより好ましい。
【0040】次に、図1(g)に示すように、割型3
0’が後退し、割型20から繊維成形体10が離間され
る。
【0041】この割型30’が後退したときには、検出
手段6,7によって、割型20から割型30’への繊維
成形体10の移行が正しく行われたか否かが検出され
る。すなわち、前記光センサー70の発光部から発せら
れて反射板71で反射された光が光センサー70の前記
受光部で受光されなくなった場合には、移行に成功した
ものとして処理される。前記光センサー60の発光部か
ら発せられて反射板61で反射された光が光センサー6
0の前記受光部で受光されないままの場合には、繊維成
形体10が割型20に残っているとして再度移行処理が
行われる。光センサー60,70のいずれの受光部でも
受光される場合には、繊維成形体10が落下したものと
して処理される。
【0042】移行が正しく行われた場合には、図1
(h)に示すように、キャリッジ4が元の位置に移動
し、割型20,20’、割型30,30’がそれぞれ対
向した状態になり、移行工程が終了する。
【0043】次に押圧・乾燥工程について、図面を参照
しながら説明する。先ず、図1(h)において割型3
0’が前進し、図3(a)に示すように、2つの割型3
0,30’の突き合わせ面同士が突き合わされることに
より形成されるキャビティC’内に、未乾燥状態の繊維
成形体10が収容される。両乾燥型3は予め所定温度に
加熱されている。
【0044】次に、図3(b)に示すように、流体流通
孔301,301’及び流体流通路311,311’を
通じて乾燥型3がその内部から外部に向けて吸引・減圧
されると共に、中空の袋状の中子8が繊維成形体10内
に挿入される。中子8は、キャビティC’内において風
船のように膨らませて、未乾燥状態の繊維成形体10を
乾燥型3のキャビティ形成面302,302’に押圧さ
せることにより、キャビティ形成面302,302’の
形状を付与するのに使用される。中子8は引張強度、反
発弾性及び伸縮性等に優れたフッ素系ゴム、シリコーン
系ゴム又はエラストマー等の可撓性膜によって形成され
ているものを用いることが好ましい。
【0045】次に、図3(c)に示すように、中子8内
に加圧流体が供給されて中子8が膨張し、膨張した中子
8により未乾燥状態の繊維成形体10がキャビティ形成
面302,302’に押圧される。
【0046】中子8を膨張させるために用いられる加圧
流体としては、例えば圧縮空気(加熱空気)、油(加熱
油)、その他各種の液が使用される。また、加圧流体を
供給する圧力は、0.01〜5MPa、特に0.1〜3
MPaであることが好ましい。0.01MPa未満であ
ると、乾燥効率も低下し、表面性も得られなくなる場合
があり、5MPaを超えても効果に大きな違いが無く、
かえって装置が大掛かりとなる。
【0047】繊維成形体10は、膨張した中子8によっ
てキャビティ形成面に押し付けられ、流体流通孔30
1,301’、流体流通路311,311’を通じて繊
維成形体10内の水分が、蒸気として外部に排出されて
繊維成形体10の乾燥が進行すると共に、キャビティ形
成面302,302’の形状が繊維成形体10の外表面
に転写される。また、繊維成形体10の内部から外部に
向けて繊維成形体10がキャビティ形成面302,30
2’に押し付けられるので、キャビティC’の形状が複
雑であっても、高い乾燥効率で繊維成形体10を乾燥す
ることができる。しかも、キャビティ形成面302,3
02’の形状が繊維成形体10の外表面に精度良く転写
されることになる。
【0048】繊維成形体10が所定の含水率まで十分に
乾燥されたら、中子8内の加圧流体が脱気され、中子8
が縮小する。次いで、縮小した中子8が繊維成形体10
内より取り出され、図3(d)に示すように、更に乾燥
型3が開いて乾燥した繊維成形体10が取り出される。
【0049】このように、本実施形態の装置1を用いた
繊維成形体の製造方法では、割型20のキャビティ形成
面202から、繊維成形体10を一旦部分的に離間させ
た上で、該割型20に繊維成形体10を移載し、乾燥型
3の割型30’との間で繊維成形体10の受け渡しを行
うようにしたので、抄造型2で抄造された繊維成形体1
0の抄造型2から乾燥型3への安定的で確実な移行が可
能である。
【0050】本発明は、前記実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜
変更することができる。
【0051】本発明は、前記実施形態におけるように、
抄造型と下位金型との間における繊維成形体の移行を検
出する検出手段として、光センサー及び反射板を備えた
ものを用いることが好ましいが、検出手段は、特に限定
されるものではなく、例えば、赤外線センサー等の他の
センサーを備えたものを採用することもできる。
【0052】本発明は、前記実施形態におけるように、
ボトル状の繊維成形体を抄造する抄造型を用いた繊維成
形体の製造方法に適用することが好ましいが、いわゆる
雄雌型の形態を有する抄造型を用いた繊維成形体の製造
方法にも適用することができる。
【0053】本発明は、前記実施形態におけるように、
下位金型として、乾燥型を構成する割型を備えたものに
適用することが好ましいが、下位金型として、乾燥型へ
の受け渡しを仲介する搬送金型を備えたものにも適用す
ることができる。
【0054】本発明は、前記実施形態におけるように、
割型間において成形体を受け渡す際に、吸引減圧と、気
体の吹き付けの両方を用いることが好ましいが、気体の
吹き付けは必要に応じて省略することもできる。
【0055】本発明は、前記実施形態におけるように、
中子による押圧は乾燥工程においてのみ行うことが好ま
しいが、脱水工程において中子を用い、成形体をキャビ
ティ形成面に押圧して脱水を行うこともできる。
【0056】本発明は、前記実施形態におけるように、
キャビティ内の吸引・減圧及びキャビティ内への加圧流
体の供給を一つの経路で行うようにすることが好ましい
が、キャビティ内の吸引・減圧とキャビティ内への加圧
流体の供給とを独立した経路で行うこともできる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、抄造型で抄造された繊
維成形体の該抄造型から下位金型への安定的で確実な移
行が可能な繊維成形体の製造方法及び装置が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の繊維成形体の製造方法の一実施形態に
おける抄造型から乾燥型への繊維成形体の移行工程を模
式的に示す平面図であり、(a)は抄造後の状態を示す
図、(b)は抄造型を一旦開いた状態を示す図、(c)
は再度抄造型を閉じた状態を示す図、(d)は一つの割
型に成形体を移載した状態を示す図、(e)は乾燥型の
割型と対向配置した状態を示す図、(f)は抄造型の割
型と乾燥型の割型とを突き合わせた状態を示す図、
(g)は乾燥型の割型に成形体を移行させた状態を示す
図、(h)は抄造型の割型、乾燥型の割型を対向配設し
た状態を示す図である。
【図2】同実施形態における抄造型における成形体の離
型工程を模式的に示す部分断面図であり、(a)は抄造
後の状態を示す図、(b)は抄造型を一旦開いた状態を
示す図、(c)は再度抄造型を閉じた状態を示す図、
(d)は一つの割型に成形体を移載した状態を示す図で
ある。
【図3】同実施形態における乾燥工程を模式的に示す図
であり、(a)は乾燥型内に成形体を配設した状態を示
す図、(b)は弾性中子を成形体内に挿入している状態
を示す図、(c)は中子を膨出させて成形体を押圧乾燥
している状態を示す図、(d)は脱型状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 繊維成形体の製造装置 2 抄造型 20,20’ 割型 3 乾燥型(下位金型) 30,30’ 割型 6,7 検出手段 10 繊維成形体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一組の割型を備えた抄造型内に抄造され
    た繊維成形体を下位金型へ移行する工程を具備する繊維
    成形体の製造方法において、 前記繊維成形体を一の前記割型の内面に吸着しながら他
    の前記割型の内面から該繊維成形体が部分的に離間する
    ように前記抄造型を一旦開いた後、該抄造型を閉じて一
    の前記割型による吸着を停止する一方、前記繊維成形体
    を他の前記割型の内面に吸着しながら一の前記割型から
    該繊維成形体が離間するように前記抄造型を再度開き、
    他の前記割型を前記下位金型と突き合わせて前記繊維成
    形体を該下位金型の内面に吸着し、他の前記割型から該
    繊維成形体を離間させることを特徴とする繊維成形体の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記繊維成形体が離間される側の前記割
    型の内面から該繊維成形体に向けて気体を噴射する請求
    項1記載の繊維成形体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記下位金型が、乾燥型を構成する割型
    である請求項1又は2記載の繊維成形体の製造方法。
  4. 【請求項4】 一組の割型を備えた抄造型と、該抄造型
    内で抄造された繊維成形体が移行される下位金型と、前
    記割型及び前記下位金型を位置移動させる位置移動手段
    と、前記繊維成形体を前記割型及び前記下位金型の内面
    に吸着させる吸引手段と、前記位置移動手段及び前記吸
    引手段を制御する制御手段とを具備している繊維成形体
    の製造装置において、 前記制御手段は、一の前記割型の内面に前記繊維成形体
    を吸着しながら他の前記割型の内面から該繊維成形体が
    部分的に離間するように前記抄造型を一旦開いた後、該
    抄造型を閉じて一の前記割型による吸着を停止する一
    方、前記繊維成形体を他の前記割型の内面に吸着しなが
    ら一の前記割型から該繊維成形体が離間するように前記
    抄造型を再度開き、他の前記割型を前記下位金型と突き
    合わせて前記繊維成形体を該下位金型の内面に吸着し、
    他の前記割型から該繊維成形体を離間させるように、前
    記位置移動手段及び前記吸引手段を制御するようになし
    てある繊維成形体の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記抄造型と前記下位金型との間におけ
    る前記繊維成形体の移行を検出する検出手段を備えてお
    り、該検出手段の検出出力に応じて前記制御手段で前記
    位置移動手段及び前記吸引手段を制御するようになして
    ある請求項4記載の繊維成形体の製造装置。
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