JP2003041440A - トップローラ - Google Patents

トップローラ

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JP2003041440A
JP2003041440A JP2001224585A JP2001224585A JP2003041440A JP 2003041440 A JP2003041440 A JP 2003041440A JP 2001224585 A JP2001224585 A JP 2001224585A JP 2001224585 A JP2001224585 A JP 2001224585A JP 2003041440 A JP2003041440 A JP 2003041440A
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JP
Japan
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arbor
cover
top roller
groove
bush
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001224585A
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English (en)
Inventor
Takeshi Suzuki
桓 鈴木
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NIPPON BOSEKI YOHIN KENKYUSHO
NIPPON BOSEKI YOHIN KENKYUSHO KK
Original Assignee
NIPPON BOSEKI YOHIN KENKYUSHO
NIPPON BOSEKI YOHIN KENKYUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アーバー1の段突き部1bの部分は開かれて
おり、エンドブッシュ5のは内端部5bの内側近傍にシ
ールリング10が設けられていても、アーバー1が高速
回転しているので、アーバー1の段突き部1bに風綿が
絡み付き、この風綿がエンドブッシュ5の内側に巻き込
まれてコロ8に付着し、コロ8の回転を妨げて破損され
るという問題があった。 【解決手段】 1はアーバー、1bは段突き部、2は硬
質ゴム、5はエンドブッシュで、これらの構成は上記実
施例と同じであり、本実施例では、アーバー1に装着し
た硬質ゴム2の端部の段突き部1bに溝1cを形成し、
この段突き部1bに嵌合するようにカバー11を装着
し、このカバー11に設けたネジ孔11aにネジ12を
嵌入してアーバー1の段突き部1bの溝1cに係合し、
カバー11をアーバー1に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、アーバーに装着さ
れた硬質ゴムの端部に、アーバーの回転部に装着された
エンドブッシュの内端部を覆う防風綿カバーを設けたト
ップローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のトップローラとして、図6に示
すように、ボトムローラ(図示せず)との間で糸を挟持
するための硬質ゴム2を中間に装着したアーバー1の両
端面(アーバー1の両側の形状は同じであるので、アー
バー1の片側のみを図示して説明する)にスラストプレ
ート3が装着され、このスラストプレート3の凹みにボ
ール4が接触して装着され、又、ボール4はエンドブッ
シュ5の内部に設けられたスラストプレート6と接触す
るように構成され、さらに、エンドブッシュ5に空気抜
き5aが設けられている。
【0003】又、アーバー1の回転部1aにコロ7、8
が装着され、コロ7、8の間に支承リング9が装着さ
れ、又、エンドブッシュ5の内端部5bの近傍にシール
リング10が装着され、シールリング10と硬質ゴム2
の間のアーバー1に段突き部1bが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このト
ップローラでは、アーバー1の段突き部1bの部分は開
かれており、エンドブッシュ5の内端部5bの内側近傍
にシールリング10が設けられていても、アーバー1が
高速回転しているので、アーバー1の段突き部1bに風
綿が絡み付き、この風綿がエンドブッシュ5の内側に巻
き込まれてコロ8に付着し、コロ8の回転を妨げて破損
されるという問題があった。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】本発明は、中間に硬質
ゴムを装着したアーバーの両端面にスラストワッシャと
ボールからなるスラスト受け手段と、前記アーバーの回
転部にコロからなる軸受け手段とを装着して、前記スラ
スト受け手段と前記軸受け手段をエンドブッシュ内に装
着したトップローラにおいて、前記硬質ゴムと前記エン
ドブッシュの間の前記アーバーの段突き部に前記エンド
ブッシュの端部を覆うカバーを装着し、前記エンドブッ
シュの端部からの風綿の侵入を防止したものであり、
又、前記カバーにネジ孔部を設け、前記アーバーの段突
き部に溝を設け、前記カバーの前記ネジ孔部にネジを挿
入して固定するものであり、さらに、前記アーバーの段
突き部に溝を設け、該溝に対向した前記カバーの全周に
略等間隔に設けた複数の挿入穴にボールをそれぞれ挿入
し、該ボールの外側にリング状の板バネで押圧するよう
に構成したするものであり、前記カバーの内面に挿入溝
を設け、前記アーバーの段突き部に全周にカバーの挿入
溝に対向した部分に挿入溝を設け、前記カバーの挿入溝
か前記アーバーの挿入溝のいずれかに一部が挿入される
ように小判型のバネを前記挿入溝に挿入したものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明では、アーバーに装着され
た硬質ゴムとアーバーの回転部に装着されたエンドブッ
シュの間のアーバーの段突き部にカバーを装着すること
により、このカバーによって、アーバーの回転部のエン
ドブッシュの端部が覆われるので、カバーとエンドブッ
シュの間の隙間を狭くすることにより、カバーとエンド
ブッシュの間から風綿が侵入するのを防ぎ、さらに、ア
ーバーの段突き部からエンドブッシュの端部に風綿が侵
入するのを防ぐことができる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の実施例のトップローラの一
部断面図で、1はアーバー、1bは段突き部、2は硬質
ゴム、5はエンドブッシュで、これらの構成は上記実施
例と同じであるので、説明は省略するが、本実施例で
は、アーバー1に装着した硬質ゴム2の端部の段突き部
1bに溝1cを形成し、この段突き部1bに嵌合するよ
うにカバー11を装着し、このカバー11に設けたネジ
孔11aにネジ12を嵌入してアーバー1の段突き部1
bの溝1cに係合し、カバー11をアーバー1に固定す
る。
【0008】このように構成した本実施例のトップロー
ラでは、カバー11の端部11aがエンドブッシュ5の
内端部5aを覆うように装着されるので、カバー11の
端部11bとエンドブッシュ5の内端部5bの表面との
間を狭くできるので、カバー11の端部11bとエンド
ブッシュ5の表面との間から風綿が侵入することを防ぐ
ことができ、従って、アーバー1の段突き部1bからの
風綿の侵入を防ぐことができ、又、ネジ12を外せばカ
バー11が外れるので、エンドブッシュ5を外した後、
カバー11を外せば、段突き部1b及びエンドブッシュ
5の内部を掃除することができ、さらに、エンドブッシ
ュ5を外した後、カバー11を外して硬質ゴム2を脱着
更新することができる。
【0009】図2は本発明の他の実施例のトップローラ
の一部断面図で、1はアーバー、1bは段突き部、2は
硬質ゴム、5はエンドブッシュで、これらの構成は上記
実施例と同じであるので、説明は省略するが、本実施例
では、アーバー1に装着した硬質ゴム2の端部の段突き
部1bに溝1dを形成し、又、段突き部1bに嵌合する
ようにカバー11を装着し、アーバー1の溝1dに対向
してカバー11の全周に複数の挿入穴11cを等間隔に
形成し、この挿入穴11cにボール13をそれぞれ挿入
し、さらに、ボール13の外側にボール13を内側に押
圧するようにリング状の板バネ14を装着する。
【0010】このように構成した本実施例のトップロー
ラでも、カバー11の端部11bがエンドブッシュ5の
端部5aを覆うように装着されるので、カバー11の端
部11bとエンドブッシュ5の内端部5bの表面との間
を狭くできるので、カバー11の端部11bとエンドブ
ッシュ5の表面との間から風綿が侵入することを防ぐこ
とができ、従って、アーバー1の段突き部1bからの風
綿の侵入を防ぐことができ、又、エンドブッシュ5を外
した後、板バネ14を外し、ボール13を外せば、カバ
ー11が外れるので、段突き部1b及びエンドブッシュ
5の内部を掃除することができ、さらに、エンドブッシ
ュ5を外した後、カバー11を外して硬質ゴム2を脱着
更新することができる。
【0011】図3及び図4は本発明の他の実施例のトッ
プローラの一部断面図、図5は小判型バネの平面図で、
1はアーバー、1bは段突き部、2は硬質ゴム、5はエ
ンドブッシュで、これらの構成は上記実施例と同じであ
るので、説明は省略するが、本実施例では、アーバー1
に装着した硬質ゴム2の端部の段突き部1bに膨らみを
設けて傾斜溝1eを形成し、又、この傾斜溝1eに対向
してカバー11に挿入溝11dを設け、アーバー1の傾
斜溝1eとカバー11の挿入溝11dに嵌合するよう
に、図5に示すような直線部15aと円弧部15b及び
切り放し部15cとからなる小判型バネ15を挿入す
る。
【0012】このように構成した本実施例のトップロー
ラでも、カバー11の端部11bがエンドブッシュ5の
内端部5bを覆うように装着されるので、カバー11の
端部11bとエンドブッシュ5の内端部5bの表面との
間を狭くでき、カバー11の端部11bとエンドブッシ
ュ5の表面との間から風綿が侵入することを防ぐことが
でき、従って、アーバー1の段突き部1bからの風綿の
侵入を防ぐことができ、又、エンドブッシュ5を外せ
ば、段突き部1b及びエンドブッシュ5の内部を掃除す
ることができ、さらに、エンドブッシュ5を外した後、
カバー11を外して硬質ゴム2を脱着更新することがで
きる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明のトップロー
ラは、カバーの端部がエンドブッシュの端部を覆うよう
に装着されるので、カバーの端部とエンドブッシュの端
部の表面との間を狭くできるので、カバーの端部とエン
ドブッシュの表面との間から風綿が侵入することを防ぐ
ことができ、従って、アーバーの段突き部からの風綿の
侵入を防ぐことができ、又、カバーが外れるので、アー
バーの段突き部及びエンドブッシュの内部を掃除するこ
とができ、さらに、エンドブッシュを外した後、カバー
を外して硬質ゴムを脱着更新することができるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のトップローラの一部断面図で
ある。
【図2】本発明の他の実施例のトップローラの一部断面
図である。
【図3】本発明の他の実施例のトップローラの一部断面
図である。
【図4】図3のトップローラの90°回転した方向から
見た一部断面図である。
【図5】図3の実施例で使用する小判型バネの平面図で
ある。
【図6】従来のトップローラの一部断面図である。
【符号の説明】
1 アーバー 2 硬質ゴム 5 エンドブッシュ 11 カバー 12 ネジ 13 ボール 14 板バネ 15 小判型バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間に硬質ゴムを装着したアーバーの両
    端面にスラストワッシャとボールからなるスラスト受け
    手段と、前記アーバーの回転部にコロからなる軸受け手
    段とを装着して、前記スラスト受け手段と前記軸受け手
    段をエンドブッシュ内に装着したトップローラにおい
    て、前記硬質ゴムと前記エンドブッシュの間の前記アー
    バーの段突き部に前記エンドブッシュの端部を覆うカバ
    ーを装着し、前記エンドブッシュの端部からの風綿の侵
    入を防止したことを特徴とするトップローラ。
  2. 【請求項2】 前記カバーにネジ孔部を設け、前記アー
    バーの段突き部に溝を設け、前記カバーの前記ネジ孔部
    にネジを挿入して固定することを特徴とする請求項1記
    載のトップローラ。
  3. 【請求項3】 前記アーバーの段突き部に溝を設け、該
    溝に対向した前記カバーの全周に略等間隔に設けた複数
    の挿入穴にボールをそれぞれ挿入し、該ボールの外側に
    リング状の板バネで押圧するように構成したことを特徴
    とする請求項1記載のトップローラ。
  4. 【請求項4】 前記カバーの内面に挿入溝を設け、前記
    アーバーの段突き部に全周にカバーの挿入溝に対向した
    部分に挿入溝を設け、前記カバーの挿入溝か前記アーバ
    ーの挿入溝のいずれかに一部が挿入されるように小判型
    のバネを前記挿入溝に挿入したことを特徴とする請求項
    1記載のトップローラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2412852A3 (de) * 2010-07-27 2015-03-04 Maschinenfabrik Rieter Ag Streckwerk für einen Stapelfaserverband und Druckwalzenaggregat dafür
CN104711712A (zh) * 2013-12-12 2015-06-17 株式会社丰田自动织机 用于精梳机的精梳锡林

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