JP2003040583A - 巻上ウインチの制動装置、バンド式ブレーキのブレーキ力検出方法 - Google Patents

巻上ウインチの制動装置、バンド式ブレーキのブレーキ力検出方法

Info

Publication number
JP2003040583A
JP2003040583A JP2001223172A JP2001223172A JP2003040583A JP 2003040583 A JP2003040583 A JP 2003040583A JP 2001223172 A JP2001223172 A JP 2001223172A JP 2001223172 A JP2001223172 A JP 2001223172A JP 2003040583 A JP2003040583 A JP 2003040583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
braking
braking force
drum
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001223172A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Honjo
浩平 本庄
Hiroyuki Hoshino
浩之 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2001223172A priority Critical patent/JP2003040583A/ja
Publication of JP2003040583A publication Critical patent/JP2003040583A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリーフォール作業時におけるブレーキペダ
ルの操作フィーリングを向上させる。 【解決手段】 ブレーキペダル8の操作量に応じてブレ
ーキバンド2を収縮させ、ブレーキドラム1にブレーキ
力Fを作用させるようにした制動装置において、ペダル
操作量を検出する操作量検出器からの検出値に基づいて
ブレーキバンド2のライブ側張力T2を算出するととも
に、荷重検出器3によりデッド側張力T1を検出し、こ
の張力T1,T2によりドラム1に作用する実ブレーキ力
Fを演算する。そして、このブレーキ力Fに応じて電磁
比例減圧弁12の減圧度を制御し、ブレーキペダル8に
反力を及ぼす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フリーフォール作
業等においてウインチドラムの回転を停止する巻上ウイ
ンチの制動装置、およびバンド式ブレーキのブレーキ力
検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の制動装置は、例えば特開200
0−16773号公報に開示されている。この公報記載
の装置では、ブレーキペダルの操作力を電気信号に変換
し、この電気信号に応じてブレーキ圧供給用の電磁比例
減圧弁の減圧度を制御し、ブレーキ力を制御するように
している(いわゆる動油圧式ブレーキ)。これにより、
ペダル踏力とブレーキ力との関係を任意に設定すること
ができ、操作性が向上する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の装置では、ペダル踏力で直接ブレーキ力を調整
するものでなく、ペダル踏力を電気信号に変換し、この
電気信号に基づいてブレーキ力を制御しているので、加
工精度やドラムの摩耗等が影響し、所定のペダル踏力に
対して設定したとおりのブレーキ力を得られないおそれ
がある。その結果、ブレーキペダルからの反力によりオ
ペレータが感じるブレーキ力と実際のブレーキ力とが異
なったものとなり、違和感が生じる。
【0004】上述した問題は、とくにバンド式ブレーキ
を用いた場合に顕著である。すなわち、一般にバンド式
ブレーキでは、ブレーキバンドのデッド側を固定し、ラ
イブ側をペダル操作により駆動するが、ブレーキドラム
に作用するブレーキ力はライブ側の張力だけでなく、ブ
レーキバンドとブレーキドラムとの接触角などにも影響
を受ける。そのため、ライブ側に作用するペダル踏力に
応じてブレーキ力を制御すると、ブレーキペダルを介し
てオペレータが感じるブレーキ力と実際のブレーキ力と
の間にずれが生じやすい。その結果、オペレータはペダ
ル踏力からブレーキ力を推定することが困難となり、ブ
レーキペダルの操作フィーリングが悪化する。
【0005】本発明の目的は、ブレーキペダルの操作フ
ィーリングを向上させさ得る巻上ウインチの制動装置、
およびバンド式ブレーキのブレーキ力を検出するブレー
キ力検出方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図面
を参照して説明する。 (1)請求項1の発明は、操作量に応じた制動指令を出
力する操作部材8と、操作部材8からの制動指令に応じ
てウインチドラム100を制動する制動手段1,2,4〜
6,13,21とを備えた巻上ウインチの制動装置に適用
される。そして、ウインチドラム100に作用する実ブ
レーキ力Fを求めるブレーキ力演算手段3,13,22
と、ブレーキ力演算手段3,13,22により求められた
実ブレーキ力Fに応じた反力を操作部材8に及ぼす反力
発生手段10,12,22とを備えることにより上述した
目的を達成する。 (2)請求項2の発明は、請求項1に記載の巻上ウイン
チの制動装置において、制動手段が、ウインチドラム1
00と一体に回転するブレーキドラム1と、このブレー
キドラム1の外周部に配設されて一端が固定され、他端
が操作部材8の操作量に応じて駆動されるブレーキバン
ド2とを有し、ブレーキ力演算手段が、ブレーキバンド
2の固定端側の張力T1を検出する張力検出装置3を有
し、この検出値T1に基づいて実ブレーキ力Fを演算す
るものである。 (3)請求項3の発明は、請求項1または2に記載の巻
上ウインチの制動装置において、反力発生手段10,1
2,22が、実ブレーキ力Fに対して比例的に反力を増
加させるようにしたものである。 (4)請求項4の発明によるバンド式ブレーキの検出方
法は、操作量に応じた制動指令を出力する操作部材8
と、ウインチドラム100と一体に回転するブレーキド
ラム1と、ブレーキドラム1の外周部に配設されて一端
が固定され、他端が操作部材8の操作量に応じて駆動さ
れるブレーキバンド2とを備えたバンド式ブレーキのブ
レーキ力検出方法であって、ブレーキバンド2の固定端
側の張力T1を検出し、この検出値T1に基づいてブレー
キ力Fを演算することにより上述した目的を達成する。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図6を参照して本発明によ
る巻上ウインチの制動装置の実施の形態について説明す
る。図1は、本発明の実施の形態に係る巻上ウインチの
制動装置の構成を示す図であり、図6はこの制動装置を
有するクレーンの側面図である。図6に示すように、移
動式クレーンは、走行体101と、走行体101上に搭
載された旋回可能な旋回体102と、旋回体102に起
伏可能に支持されたブーム103とからなり、旋回体1
02に搭載されたウインチドラム100の駆動によりワ
イヤロープ104が巻上げまたは巻下られ、ワイヤロー
プ104に接続されたフック105により吊り荷106
が吊り上げられる。ウインチドラム100の軸方向端部
には、ドラム100と一体に回転するブレーキドラム1
が固定されている。
【0009】図1に示すように、ブレーキドラム1の外
周部には、拡縮可能なブレーキバンド2が設けられてい
る。なお、ブレーキバンド2は、例えば図示s部におい
て周方向に2分割され、両者はボルトなどにより締結さ
れている。ブレーキバンド2のデッド側端部2aはロー
ドセルなどの荷重検出器3を介して固定され、荷重検出
器3によりブレーキバンド2のデッド側張力T1が検出
される。ライブ側端部2bはリンク4を介してブレーキ
シリンダ5のシリンダロッドに連結され、シリンダ5の
伸縮に応じて回動軸4aを支点にリンク4が回動され
て、ブレーキバンド2が拡縮される。ブレーキシリンダ
5のボトム室は電磁比例減圧弁6を介して油圧ポンプ7
に接続され、電磁比例減圧弁6の減圧度に応じてシリン
ダ5がストロークされる。
【0010】ブレーキペダル8はリンク9を介して反力
シリンダ10のシリンダロッドに連結され、リンク9に
はばね11が接続されている。これによりペダル操作量
に応じてシリンダ10がストロークし、ブレーキペダル
8はシリンダ10からの反力を受けるとともに、ペダル
操作量に応じてばね11が伸縮し、ばね11からの反力
を受ける。反力シリンダ10のボトム室は電磁比例減圧
弁12を介して油圧ポンプ7に接続され、電磁比例減圧
弁12の減圧度に応じてシリンダ10がストロークされ
る。ブレーキペダル8の回動軸には、ペダル操作量を検
出する操作量検出器13が設けられている。
【0011】操作量検出器13からの信号はシリンダ圧
力演算部21に入力される。シリンダ圧力演算部21に
は、例えば図2に示すようなペダル操作量と電磁比例減
圧弁6通過後の2次圧P6との関係が予め設定されてお
り、この特性に従ってペダル操作量に応じた制御信号が
電磁比例減圧弁6に出力される。なお、図2に示すよう
に、電磁比例減圧弁6の弁特性は、ペダル操作量の増加
に伴い2次圧P6が増加するように設定されている。こ
れによりペダル操作量の増加に伴いブレーキシリンダ5
が伸長し、ブレーキバンド2が収縮してブレーキドラム
1にブレーキ力Fが作用する。この場合、ブレーキバン
ド2のライブ側張力T2はペダル操作量に応じた値にな
る。すなわち、ペダル操作量とライブ側張力T2の間に
は所定の相関関係があり、ライブ側張力T2はペダル操
作量から一義的に求めることができる。
【0012】ここで、ブレーキドラム1に作用するブレ
ーキ力Fの算出方法について説明する。図1に示すよう
に、ブレーキバンド2のデッド側張力をT1、ライブ側
張力をT2、ブレーキドラム1とブレーキバンド2の有
効接触角をθ、ブレーキバンド2の摩擦係数をμとする
と、矢印a方向に回転中のブレーキドラム1に作用する
ブレーキ力Fは、一般に、F=T1−T2となり、デッド
側張力T1とライブ側張力T2の間には、T1=T2・eμ
θという関係が成立する。したがって、デッド側張力T
1、ライブ側張力T2、有効接触角μのいずれか2つが求
まれば、ブレーキ力Fを算出することができる。本実施
の形態では、以下のようにデッド側張力T1とライブ側
張力T2からブレーキ力Fを算出し、このブレーキ力F
に応じてブレーキペダル8に反力を付与する。
【0013】ペダル反力演算部22には、シリンダ圧力
演算部21を介して操作量検出器13からの信号が入力
されるとともに、荷重検出器3からの信号が入力され
る。図3は、ペダル反力演算部22での処理の一例を示
すフローチャートである。まずステップS1で、操作量
検出器13からの信号と荷重検出器3からの信号を読み
込む。次いで、ステップS2で操作量検出器13からの
信号に基づいてライブ側張力T2を演算する。前述した
ようにペダル操作量とライブ側張力T2の間には電磁比
例減圧弁6の弁特性等によって定まる所定の相関関係が
あり、この関係を予め把握しておくことでライブ側張力
T2を演算する。次のステップS3では、荷重検出器3
により検出されたデッド側張力T1からライブ側張力T2
を減算し、ブレーキ力Fを演算する。次いで、ステップ
S4でこのブレーキ力Fに所定の係数αを乗じた値(F
×α)が電磁比例減圧弁10通過後の2次圧P12となる
ように、電磁比例減圧弁12に制御信号を出力する。こ
れにより、ブレーキペダル8には、ブレーキ力に応じた
反力シリンダ10からの反力が作用し、ペダル踏力Bと
ブレーキ力Fとの関係は図4に示すように比例関係にな
る。
【0014】次に、本実施の形態の動作についてより具
体的に説明する。吊り荷(バケット)106を空中で保
持している状態では、ブレーキペダル8の踏み込み操作
によりブレーキバンド2が収縮し、ブレーキドラム1は
ブレーキバンド2に締め付けられ、ウインチドラム1の
回転は停止している。その状態で、例えば不図示のフリ
ーフォールスイッチなどの操作によりウインチドラム1
のクラッチをオフ(切断)してウインチドラム1の自由
回転を許容し、ブレーキペダル8を解放(非操作)する
と、図2の特性より電磁比例減圧弁6通過後の2次圧P
6が最小となり、ばね5aの付勢力によってブレーキシ
リンダ5が縮退する。これにより、ブレーキドラム1が
ブレーキバンド2から解放され、吊り荷106がフリー
フォールを開始する。
【0015】フリーフォール時にブレーキペダル8を操
作すると、その操作量に応じて2次圧P6が増加し、ブ
レーキシリンダ5が伸長する。これにより、ブレーキバ
ンド2のライブ側端部2bが引っ張られ、ブレーキバン
ド2が収縮されてブレーキドラム1にブレーキ力Fが作
用する。このとき、いわゆるつれ込み現象によりドラム
1の回転方向に大きな摩擦力が働くため、図5に示すよ
うにペダル操作量の増加に伴いブレーキ力Fの増加の割
合は大きくなる。したがって、ペダル操作量の大きい領
域では大きなブレーキ力Fを得ることができ、フリーフ
ォール中のドラム1の回転を確実に停止することができ
る。
【0016】ブレーキ操作を行うと、その操作量に応じ
て反力シリンダ10が押動され、シリンダ10内の圧油
は電磁比例減圧弁12を介してタンクに戻される。これ
により、ブレーキペダル8には電磁比例減圧弁12の減
圧度に応じた油圧力が作用するとともに、ばね11から
の戻り力が作用する。このとき、反力シリンダ10に作
用する2次圧P12はブレーキ力Fに応じて変化し(ステ
ップS4)、図4の特性に示すようにブレーキ力Fの増
加に伴いペダル踏力Bが比例的に増加する。これによ
り、ペダル操作量に対するペダル踏力Bの関係は図5に
示すようになり、ペダル踏力Bの特性とブレーキ力Fの
特性が互いに等しい傾向、すなわち相似形となる。その
結果、オペレータは、ブレーキペダル8から受ける反力
の大きさによって実際のブレーキ力Fを体感することが
でき、意図した通りのブレーキ力Fを作用させることが
できる。
【0017】なお、図5のペダル踏力Bの特性の勾配
は、ステップS4の係数αを適宜設定することで任意に
変更することができる。これにより、特性の勾配を小さ
く設定すれば、軽踏力で大きなブレーキ力Fを得ること
ができ、オペレータの疲労が軽減される。また、特性の
勾配を大きく設定すれば、ペダル8が重くなり、ペダル
8の踏み込み過ぎによるドラム1の急停止が防止され
る。
【0018】このように本実施の形態では、荷重検出器
3と操作量検出器13からの検出信号に基づいてブレー
キバンド2によるブレーキ力Fを演算し、このブレーキ
力Fに応じて反力シリンダ12に油圧力を作用させるよ
うにした。これにより、ブレーキペダル8にはブレーキ
力Fに応じた反力が作用し、オペレータはこの反力によ
り実際のブレーキ力Fを体感することができ、操作フィ
ーリングが向上する。また、ペダル踏力Bとブレーキ力
Fの関係を比例関係としたので、ブレーキ力Fの調整が
容易である。さらに、荷重検出器3によりブレーキバン
ド2のデッド側張力T1を検出し、この検出値T1に基づ
いてブレーキ力Fを演算するようにしたので、荷重検出
器3の取り付けが容易であり、有効接触角θなどを検出
する場合に比べて、ブレーキ力Fを容易かつ正確に算出
することができる。
【0019】なお、以上では、図5に示すように、ブレ
ーキペダル8の操作開始と同時にブレーキ力Fが作用す
るように設定したが、ブレーキペダル8が所定量以上操
作されたときにブレーキ力Fが作用するように設定し、
このブレーキ力Fに対応してペダル踏力Bを増加させる
ようにしてもよい。これにより、ブレーキの効き始めを
容易に把握することができる。また、バンド式ブレーキ
の代わりにディスクブレーキを用い、ディスクブレーキ
のブレーキ力に応じてブレーキペダル8に反力を与える
ようにしてもよい。さらに、荷重検出器3によりデッド
側張力T1を直接検出するようにしたが、他の検出器に
より間接的に検出するようにしてもよい。さらにまた、
操作量検出器13からの信号に基づいてライブ側張力T
2を間接的に検出するようにしたが、リンク4とブレー
キバンド2の連結部にピン型ロードセルを設け、ライブ
側張力T2を直接検出するようにしてもよい。
【0020】また、ブレーキペダル8ではなく手動式の
レバーによりブレーキ指令を出力し、レバーに反力を作
用させるようにしてもよい。さらに、上記実施の形態
は、フリーフォール時に適用したが、フリーフォール時
以外に用いてもよい。さらにまた、反力シリンダ10の
ボトム室またはロッド室にばね11に相当するような油
圧力を作用させ、ばね11を省略してもよい。
【0021】以上の実施の形態と請求項との対応におい
て、ブレーキペダル8が操作部材を、ブレーキドラム1
とブレーキバンド2とリンク4とブレーキシリンダ5と
電磁比例減圧弁6と操作量検出器13とシリンダ圧力演
算部21が制動手段を、荷重検出器3と操作量検出器1
3とペダル反力演算部がブレーキ力演算手段を、反力シ
リンダ10と電磁比例減圧弁12とペダル反力演算部2
2が反力発生手段を、それぞれ構成する。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、ウインチドラムに作用する実ブレーキ力を演算し、
このブレーキ力に応じた反力を制動指令用の操作部材に
及ぼすようにしたので、オペレータは操作部材を介して
ブレーキ力を体感することができ、操作部材の操作フィ
ーリングが向上する。とくに請求項2の発明によれば、
ブレーキバンドの固定端側の張力に基づいてブレーキ力
を算出するようにしたので、ブレーキバンドとブレーキ
ドラムの有効接触角などを検出する必要がなく、ブレー
キ力を容易に算出することができる。また、請求項3の
発明によれば、実ブレーキ力に対して反力を比例的に増
加させるようにしたので、オペレータはブレーキ力を良
好に体感することができ、ブレーキ力の調整が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係わる巻上ウインチの制動装置
の構成を示す図。
【図2】本実施の形態に係わる制動装置のペダル操作量
と電磁比例減圧弁通過後の2次圧との関係を示す図。
【図3】ペダル反力演算部での処理の一例を示すフロー
チャート。
【図4】本実施の形態に係わる制動装置のペダル踏力と
ブレーキ力との関係を示す図。
【図5】本実施の形態に係わる制動装置のペダル操作量
に対するペダル踏力とブレーキ力との対応関係を示す
図。
【図6】本発明が適用されるクレーンの側面図。
【符号の説明】
1 ブレーキドラム 2 ブレーキバ
ンド 3 荷重検出器 4 リンク 5 ブレーキシリンダ 6 電磁比例減
圧弁 8 ブレーキペダル 10 反力シリン
ダ 11 ばね 12 電磁比例
減圧弁 13 操作量検出器 21 シリンダ
圧力演算部 22 ペダル反力演算部 100 ウインチ
ドラム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作量に応じた制動指令を出力する操作
    部材と、 前記操作部材からの制動指令に応じてウインチドラムを
    制動する制動手段とを備えた巻上ウインチの制動装置に
    おいて、 前記ウインチドラムに作用する実ブレーキ力を求めるブ
    レーキ力演算手段と、 前記ブレーキ力演算手段により求められた実ブレーキ力
    に応じた反力を前記操作部材に及ぼす反力発生手段とを
    備えることを特徴とする巻上ウインチの制動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の巻上ウインチの制動装
    置において、 前記制動手段は、前記ウインチドラムと一体に回転する
    ブレーキドラムと、このブレーキドラムの外周部に配設
    されて一端が固定され、他端が前記操作部材の操作量に
    応じて駆動されるブレーキバンドとを有し、 前記ブレーキ力演算手段は、前記ブレーキバンドの固定
    端側の張力を検出する張力検出装置を有し、この検出値
    に基づいて実ブレーキ力を演算することを特徴とする巻
    上ウインチの制動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の巻上ウインチ
    の制動装置において、 前記反力発生手段は、前記実ブレーキ力に対して比例的
    に反力を増加させるようにしたことを特徴とする巻上ウ
    インチの制動装置。
  4. 【請求項4】 操作量に応じた制動指令を出力する操作
    部材と、 ウインチドラムと一体に回転するブレーキドラムと、 前記ブレーキドラムの外周部に配設されて一端が固定さ
    れ、他端が前記操作部材の操作量に応じて駆動されるブ
    レーキバンドとを備えたバンド式ブレーキのブレーキ力
    検出方法であって、 前記ブレーキバンドの固定端側の張力を検出し、この検
    出値に基づいてブレーキ力を演算することを特徴とする
    バンド式ブレーキのブレーキ力検出方法。
JP2001223172A 2001-07-24 2001-07-24 巻上ウインチの制動装置、バンド式ブレーキのブレーキ力検出方法 Pending JP2003040583A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001223172A JP2003040583A (ja) 2001-07-24 2001-07-24 巻上ウインチの制動装置、バンド式ブレーキのブレーキ力検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001223172A JP2003040583A (ja) 2001-07-24 2001-07-24 巻上ウインチの制動装置、バンド式ブレーキのブレーキ力検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003040583A true JP2003040583A (ja) 2003-02-13

Family

ID=19056548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001223172A Pending JP2003040583A (ja) 2001-07-24 2001-07-24 巻上ウインチの制動装置、バンド式ブレーキのブレーキ力検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003040583A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1095834A3 (en) Braking torque control apparatus
JP2003040583A (ja) 巻上ウインチの制動装置、バンド式ブレーキのブレーキ力検出方法
JP5887117B2 (ja) ウインチ装置
JPH03575Y2 (ja)
JP2004277146A (ja) ウインチの制動装置
KR100268090B1 (ko) 자동 브레이크 장치
JPH11246187A (ja) 巻上ウインチの制動装置
EP0963893B1 (en) Brake system comprising a drum brake device
JP3087922B2 (ja) ウインチのブレーキ装置
JPH0428695A (ja) 軽重量物の巻下げ制御方法及びそのディスクブレーキ装置
JP2003020194A (ja) 巻上ウインチの制動装置
JP2740934B2 (ja) 軽重量物の巻下げ制御方法
CN113845033B (zh) 用于起重机的控制方法及装置、控制器和起重机
JPS5841280B2 (ja) ウインチノ カフカジドウブレ−キソウチ
JPH09175368A (ja) ウインチのブレーキ装置
JP3684187B2 (ja) 押圧装置
JPH0350058A (ja) 車輪のブレーキシステム
JPH11310394A (ja) ウインチのバンド式クラッチ、バンド式ブレーキおよびバンド調整装置
JP3789657B2 (ja) ウインチの過巻防止装置
JP3600145B2 (ja) 作業機械のブレーキ装置
JPH11335084A (ja) 巻上ウインチの制御装置
JPH11335086A (ja) 油圧巻上装置およびその油圧巻上装置を搭載した作業機
UA148711U (uk) Спосіб контролю гальмівного моменту колодкового гальма
JP3605046B2 (ja) 建設機械のウインチブレーキ装置
JPH07285750A (ja) 電磁制動装置