JP2003040198A - 水ジェット推進艇 - Google Patents

水ジェット推進艇

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JP2003040198A
JP2003040198A JP2001232324A JP2001232324A JP2003040198A JP 2003040198 A JP2003040198 A JP 2003040198A JP 2001232324 A JP2001232324 A JP 2001232324A JP 2001232324 A JP2001232324 A JP 2001232324A JP 2003040198 A JP2003040198 A JP 2003040198A
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JP
Japan
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equipment box
electrical equipment
jet propulsion
power system
water jet
Prior art date
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Withdrawn
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JP2001232324A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Mizushima
義博 水島
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Yamaha Marine Co Ltd
Original Assignee
Sanshin Kogyo KK
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Publication date
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Priority to US10/100,614 priority patent/US6722305B2/en
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B11/00Interior subdivision of hulls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B34/00Vessels specially adapted for water sports or leisure; Body-supporting devices specially adapted for water sports or leisure
    • B63B34/10Power-driven personal watercraft, e.g. water scooters; Accessories therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 艇内に設置する電装ボックスをコンパクトに
する。 【解決手段】 艇内に設置する電装ボックス28内に、
海水等によるリーク対策が必要な電源系部品35,36
A,36B,37,40,41,42を配置するととも
に、電装ボックス28外の艇内に、リーク対策が不要な
アース系部品47A〜47C,48を配置して、電装ボ
ックス28内の電源系部品35,36A,36B,3
7,40,41,42と電装ボックス28外のアース系
部品47A〜47C,48とをハーネス等46で電気的
に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水ジェット推進艇
に関する。
【0002】
【従来の技術】水ジェット推進艇は、エンジンで駆動さ
れるジェット推進機のインペラで発生する噴流を噴射ノ
ズルから後方に噴射することにより推進するものであ
る。
【0003】上記のような水ジェット推進艇では、自動
車と同様にエンジンコントロール等のための各種電装部
品を必要とするが、自動車とは異なって海水等に曝され
る可能性が非常に高いことから、各種電装部品の全てを
防水の電装ボックス内に配置することが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水ジェ
ット推進艇内のスペースは限られているから、全ての電
装部品を電装ボックス内に配置すれば、電装ボックスの
個数が増加したり、電装ボックスが大型化したりして、
艇内に電装ボックスを組み込むことが困難になるととも
に重量も増加するなどの問題がある。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、各種電装部品の内、電装ボックス内に配置
する必要のある電装部品と電装ボックス外に配置できる
電装部品とを厳選して、艇内に設置する電装ボックスを
コンパクトにすることができる水ジェット推進艇を提供
することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、エンジンで駆動されるジェット推進機で
発生する噴流を噴射ノズルから後方に噴射することによ
り推進する水ジェット推進艇において、艇内に電装ボッ
クスが設置され、この電装ボックス内に、電源系部品が
配置されるとともに、この電装ボックス外の艇内に、ア
ース系部品が配置されて、電装ボックス内の電源系部品
と電装ボックス外のアース系部品とがハーネス等で電気
的に接続されていることを特徴とする水ジェット推進艇
を提供するものである。
【0007】本発明によれば、艇内に設置する電装ボッ
クス内に、海水等によるリーク対策が必要な電源系部品
を配置するとともに、電装ボックス外の艇内に、リーク
対策が不要なアース系部品を配置して、電装ボックス内
の電源系部品と電装ボックス外のアース系部品とをハー
ネス等で電気的に接続するようにしたから、電装ボック
ス内に電源系部品を配置するだけでよいので、電装ボッ
クスがコンパクトになって、艇内に組み込みやすくなる
とともに重量も軽減するようになる。また、電装ボック
ス内を出入りするハーネス等の電線数が減少してハーネ
ス等が細くなるので、組み付け性や外観性が向上するよ
うになる。
【0008】請求項2のように、上記電装ボックス内に
絶縁樹脂がモールドされていると、リーク対策がより確
実になる。
【0009】請求項3のように、上記電装ボックス内
に、電源系部品であるエンジンコントロールユニット、
ヒューズ、リレー、ジョイントコネクタが配置され、電
装ボックス外に、アース系部品であるジョイントコネク
タが配置されるのが好適である。なお、電装ボックス外
には、アース系の他のコネクタ、小電流のセンサーやス
イッチ類のコネクタも配置することができる。
【0010】請求項4のように、上記電装ボックス内
は、完全防水区画と簡易防水区画とに仕切られて、完全
防水区画には電源系部品であるヒューズ、スタータリレ
ーが配置され、簡易防水区画には、電源系部品であるエ
ンジンコントロールユニット、ジョイントコネクタ、メ
インリレー、フューエルリレーが配置されていると、電
源系部品を合理的かつ確実に防水できるので、必要以上
の防水対策に伴う電装ボックスの大型化やコストアップ
を避けることができる。
【0011】請求項5のように、上記電源系部品である
ジョイントコネクタとアース系部品であるジョイントコ
ネクタは、いずれも防水型であると、電装ボックス外に
配置するアース系部品の耐食性が向上することは勿論、
電装ボックス内に配置する電源系部品のリーク対策がよ
り確実で耐食性もより向上するようになる。
【0012】請求項6のように、上記電源系部品である
ヒューズに対応する電装ボックスの外壁面に、ヒューズ
交換用キャップが開閉可能に設けられていると、電装ボ
ックスを開けなくてもキャップを開けるだけでヒューズ
交換が容易に行えるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0014】図1に示すように、水ジェット推進艇1
は、ハル部材2とデッキ部材3とがその周縁部で接合さ
れて艇体4が構成されて、この艇体4の内部の前後方向
のほぼ中央位置に形成されたエンジンルーム5には4サ
イクル4気筒のエンジン6が搭載され、このエンジン6
の前方には燃料タンク7が設置されるとともに、エンジ
ンルーム5の後方でバルクヘッド8で仕切られたポンプ
ルーム9にはジェット推進機10が設置されている。
【0015】上記デッキ部材3の前上部には操舵ハンド
ル12が設けられ、このデッキ部材3の後上部にはシー
ト台13が設けられ、このシート台13の上部には前後
方向の跨座式シート14が着脱可能に取付けられてい
る。なお、15a,15bは、エンジンルーム5を大気
に連通するベンチレーションダクトである。
【0016】上記エンジン6のクランク軸16には固定
減速比を備えた変速手段とカップリング17を介してイ
ンペラ軸18が連結され、このインペラ軸18には、上
記ジェット推進機10のインペラハウジング10aに収
容されたインペラ(不図示)が取付けられ、このインペ
ラハウジング10aの後端部に噴射ノズル19aが設け
られ、この噴射ノズル19aにディフレクター19bが
取付けられている。
【0017】そして、エンジン6で駆動されるジェット
推進機10のインペラで発生した噴流を噴射ノズル19
aから後方に噴射することにより艇体4が推進されると
ともに、跨座式シート14に跨った乗員が操舵ハンドル
12を操作して噴射ノズル19aのディフレクター19
bを左右に揺動させることにより旋回されるようにな
る。
【0018】上記エンジン6は、クランク軸16が艇体
4の前後方向に延在するようにハル部材2に設置され、
このエンジン6の左舷側には、シリンダヘッドの吸気ポ
ートに接続される気筒毎の吸気管21と、これら吸気管
21の上流端に接続される吸気チャンバー22とが設け
られるとともに、エンジン6の前方には吸気サイレンサ
ー23が設けられ、この吸気サイレンサー23と吸気チ
ャンバー22とが吸気ダクト24を介して接続されてい
る。
【0019】また、上記エンジン6の右舷側には、シリ
ンダヘッドの排気ポートに接続される排気管25が設け
られ、この排気管25はエンジン6の後方に延在されな
がらバルクヘッド8を貫通してポンプルーム9内のウォ
ーターロック26に接続され、このウォーターロック2
6の排出管26aは艇外に接続されている。
【0020】上記バルクヘッド8のエンジンルーム5側
の上部には電装ボックス28が設置されている。
【0021】図2は電装ボックス28のカバー30を取
り外した正面図、図3は電装ボックス28の図2のA矢
視平面図、図4は図2のB矢視断面図、図5は電装ボッ
クス28内と電装ボックス28外の略画的配線図であ
る。
【0022】上記電装ボックス28は、深底四角箱状の
ボックス本体29と、このボックス本体29の開口面を
シール材を介して水密に閉じるカバー30とを備えてい
る。このボックス本体29とカバー30は、いずれも合
成樹脂製である。
【0023】上記ボックス本体29の開口面の四周囲の
外壁29bの上縁部と、この外壁29b内の仕切り壁2
9cの上縁部には多数個のねじ穴29aが形成され、こ
の各ねじ穴29aを使用してカバー30がねじでボック
ス本体29に固定されるようになる。
【0024】上記電装ボックス28は、カバー30側を
上記バルクヘッド8側に向けた状態で、ボックス本体2
9の短辺側の両側の外壁29bにそれぞれ形成したフラ
ンジ部29dのボルト用穴を使用してボルトでバルクヘ
ッド8に固定されるようになる。
【0025】上記ボックス本体29の短辺側の一側(図
1,2では右側)の外壁29bには、冷却フィンを有す
るレクチファイア・レギュレータ組立体31がねじで固
定され、このレクチファイア・レギュレータ組立体31
には外部コネクタ32が結合されるようになる。
【0026】上記ボックス本体29の外壁29b内の仕
切り壁29cは、図2において長辺方向の左側で全長の
約1/5の位置に設けられていて、仕切り壁29cの左
側には小面積の完全防水区画33が形成されるととも
に、仕切り壁29cの右側には大面積の簡易防水区画3
4が形成されている。この完全防水区画33は、その面
積の割にはねじ穴29aが多く形成されて(本例では8
個)、カバー30をねじで密にボックス本体29に固定
することにより、完全防水が可能となる。この完全防水
区画33は例えば耐圧基準が0.3気圧であり、簡易防
水区画34は耐圧基準が無いが0.05気圧程度が好ま
しい。
【0027】上記完全防水区画33には、電源系部品で
あるヒューズ41とスタータリレー42が配置されてい
る。この完全防水区画33を設けたのは、自動車とは異
なって海水等に曝される可能性が非常に高いことから、
コスト面で既存の防水無しのヒューズ41とスタータリ
レー42を使用する場合、端子などの金属部分が露出し
ていることが多いことからである。
【0028】上記簡易防水区画34には、電源系部品で
あるエンジンコントロールユニット(ECU)35とジ
ョイントコネクタ36A,36Bとメイン&フューエル
ポンプリレー37と転覆検出スイッチ40とが配置され
ている。この簡易防水区画34を設けたのは、ECU3
5、メイン&フューエルポンプリレー37、転覆検出ス
イッチ40は、基本的には簡易防水構造となっているの
で、完全防水区画33ほどの防水性が要求されないこと
からである。なお、ジョイントコネクタ36A,36B
は防水型を使用している。
【0029】上記メイン&フューエルポンプリレー37
は、図6(a)(b)に詳細に示すように、メインリレ
ー37Aとフューエルポンプリレー37Bとを1個のケ
ース38に収納して一体化したものであって、内部に絶
縁樹脂38bがモールドされている。このメイン&フュ
ーエルポンプリレー37には内部コネクタ39が結合さ
れるようになる。
【0030】因みに、従来ではメインリレー37Aとフ
ューエルポンプリレー37Bとはそれぞれ別のケースに
収納していたが、本実施形態では、互いに関連するリレ
ーであることから一体化して使い勝手を良くするととも
に、一体化することによりコンパクトになって電装ボッ
クス28内が省スペース化でき、しかもコストダウンを
図ることができる。
【0031】図4に示したように、上記ボックス本体2
9の上記完全防水区画33のヒューズ41に対応する底
壁29eの穴29fには、ヒューズ41を保持するホル
ダー43が取付けられ、このホルダー43に対して、ヒ
ューズ交換用キャップ44がねじで開閉可能に設けられ
ている。
【0032】上記電装ボックス28内のヒューズ41、
スタータリレー42、ECU35、ジョイントコネクタ
36A,36B、メイン&フューエルポンプリレー3
7、転覆検出スイッチ40は、内部用ハーネス若しくは
電線45で適宜に電気的に接続されるとともに、完全防
水区画33の外壁29bにはスタータリレー42の電源
線引き出し用穴29gが形成されるとともに(図3、4
参照)、簡易防水区画34の外壁29bには、グロメッ
ト49Aを嵌合させて、外部用ハーネス若しくは電線4
6を引き出すための穴29hが形成されている(図2、
3参照)。また、仕切り壁29cには、完全防水区画3
3内の電源系部品41等と簡易防水区画34内の電源系
部品35等とを電気的に接続する内部用ハーネス45等
の挿通用グロメット49Bが取付けられている。
【0033】上記電装ボックス28内の完全防水区画3
3と簡易防水区画34には、具体的に図示しないが、内
部に絶縁樹脂がモールドされている。
【0034】図5に示すように、電装ボックス28外の
エンジンルーム5内には、アース系部品である防水型ジ
ョイントコネクタ47A,47B,47Cが配置されて
いる。また、アース系の他の防水型コネクタや小電流の
センサーやスイッチ類の防水型コネクタ48等も配置さ
れている。
【0035】上記のような電装ボックス28の構造であ
れば、エンジンルーム5内に設置する電装ボックス28
内に、海水等によるリーク対策が必要な電源系部品3
5,36A,36B,37,40,41,42を配置す
るとともに、電装ボックス28外のエンジンルーム5内
に、リーク対策が不要なアース系部品47A,47B,
47C,48を配置して、電装ボックス28内の電源系
部品35,36A,36B,37,40,41,42と
電装ボックス28外のアース系部品47A,47B,4
7C,48とをハーネス等46で電気的に接続したもの
である。
【0036】したがって、電装ボックス28内に電源系
部品35,36A,36B,37,40,41,42を
配置するだけでよいので、電装ボックス28がコンパク
トになって、艇内に組み込みやすくなるとともに重量も
軽減するようになる。
【0037】また、電装ボックス28内を出入りするハ
ーネス等46の電線数が減少してハーネス等46が細く
なるので、組み付け性や外観性が向上するようになる。
【0038】さらに、電装ボックス28内に絶縁樹脂を
モールドすることにより、リーク対策がより確実にな
る。
【0039】さらにまた、電装ボックス28のボックス
本体29内を仕切り壁29cで完全防水区画33と簡易
防水区画34とに仕切って、完全防水区画33には電源
系部品であるヒューズ41、スタータリレー42を配置
し、簡易防水区画34には電源系部品であるECU3
5、ジョイントコネクタ36A,36B、メイン&フュ
ーエルリレー37、転覆スイッチ40を配置したから、
電源系部品35,36A,36B,37,40,41,
42を合理的かつ確実に防水できるので、必要以上の防
水対策に伴う電装ボックス28の大型化やコストアップ
を避けることができる。
【0040】また、電源系部品であるジョイントコネク
タ36A,36Bとアース系部品であるジョイントコネ
クタ47A〜47Cをいずれも防水型とすることによ
り、電装ボックス28外に配置するジョイントコネクタ
47A〜47C(アース系部品)の耐食性が向上するこ
とは勿論、電装ボックス28内に配置するジョイントコ
ネクタ36A,36B(電源系部品)のリーク対策がよ
り確実で耐食性もより向上するようになる。
【0041】さらに、電源系部品であるヒューズ41に
対応する電装ボックス28の底壁29eに、ヒューズ交
換用キャップ44を開閉可能に設けることにより、電装
ボックス28のカバー30を開けなくてもキャップ44
を開けるだけでヒューズ41の交換が容易に行えるよう
になる。
【0042】このように、自動車とは異なって海水等に
曝される可能性が非常に高い水ジェット推進艇1におい
ても、電装ボックス28をコンパクトにすることが可能
になったのである。
【0043】一方、図7に示すように、上記エンジン6
は、例えば水冷式の直列4気筒4サイクルエンジンであ
って、クランク軸16が艇体前後方向に延在するように
上記エンジンルーム5のハル部材にエンジンマウントを
介して搭載されている。
【0044】上記エンジン6のシリンダヘット51の右
舷側の側面には排気マニホールド52が取付けられ、こ
の排気マニホールド52は右舷側へ斜め下方に延在され
ている。この排気マニホールド52には排気管53の下
流端が接続され、この排気管53は前方へ斜め上方に延
在されて、大きく湾曲しながらエンジン6の前方を左舷
方向に横切って後方に延在されている。また、エンジン
6の上方には吸気ボックス54が配置されている。
【0045】上記エンジン6は、ドライサンプ方式のオ
イル潤滑装置を備えており、エンジン6の後部側には潤
滑オイルを溜めておくオイルタンク55が設置されてい
る。
【0046】このオイルタンク55の右舷側の側面に
は、イグニッションコイルを収納した樹脂製のイグニッ
ションコイルボックス56がステー57を介して取付け
られている。
【0047】このように、イグニッションコイルボック
ス56をエンジン6の後部側のオイルタンク55の側面
に取付けることにより、エンジン6のシリンダヘッド5
1に近くなることから、各気筒の点火プラグ58とイグ
ニッションコイルボックス56とを電気的に接続するハ
イテンションコード59の長さを短縮することができ
る。また、オイルタンク55からステー57で空気通過
隙間を隔ててイグニッションコイルボックス56を取付
けることにより、オイルタンク55の冷却とイグニッシ
ョンコイルボックス56の冷却とが良好に行われる。
【0048】図8に示すように、上記エンジン6のシリ
ンダヘッド51には燃焼室51aに通じるプラグホール
51bが形成されるとともに、シリンダヘッドカバー6
0にプラグホール51bに連通するスルーホール60a
が形成されている。
【0049】そして、上記点火プラグ58は、シリンダ
ヘッド51に形成したねじ穴51cにねじ込み固定され
るとともに、上記ハイテンションコード59とコネクタ
61とをインサートモールドしたプラグキャップ62
は、上記シリンダヘッドカバー60のスルーホール60
aからシリンダヘッド51のプラグホール51bに嵌め
込んで、コネクタ61を点火プラグ58に電気的に結合
させるようになる。
【0050】上記プラグキャップ62の下フランジ部6
2aの下面には溝62bが形成され、この溝62bをシ
リンダヘッドカバー60のスルーホール60aの周囲に
形成した突起部60bに係合させることにより、スルー
ホール60aを防水するようにしている。
【0051】上記プラグキャップ62の下フランジ部6
2aの上部には、下フランジ部62aより小径の上フラ
ンジ部62cが設けられている。この下フランジ部62
aの上面には、上フランジ部62cの真下に位置して上
方へ煙突状に立ち上がった空気抜き穴62dが形成され
ている。
【0052】因みに、従来では、下フランジ部62aと
上フランジ部62cとの連結壁62eが二点鎖線eの位
置にあったために(図8(c)参照)、上フランジ部6
2cに付着した水滴aが矢印bのように垂れ下がってく
ると、二点鎖線eの位置にあった連結壁62eを矢印c
のように伝って空気抜き穴62dからプラグキャップ6
2の内部に吸い込まれるおそれがある。
【0053】そこで、本実施形態のように空気抜き穴6
2dを連結壁62eから離して煙突状に立ち上げること
により、上フランジ部62cに付着した水滴aが矢印b
のように垂れ下がってくると、連結壁62eを矢印dの
ように伝って、煙突状空気抜き穴62dの下部の窪み部
62fに伝い落ちて下フランジ部62aの上面から排出
されるので、水滴aが空気抜き穴62dからプラグキャ
ップ62の内部に吸い込まれるおそれがなくなる。
【0054】図9に示すように、上記エンジン6のクラ
ンクケース67の左舷側部にはオイルフィルター68が
配置されるとともに、このオイルフィルター68の近傍
のクランクケース67の底部付近には油圧センサー69
が配置されて、この油圧センサー69は、オイルフィル
ター68からエンジン6のオイルギャラリーに至るよう
にクランクケース67に形成されたオイル供給通路70
(図10参照)の油圧を検出するようになる。
【0055】上記のように、エンジン6のクランクケー
ス67の底部付近に油圧センサー69を配置した場合、
エンジン6の組み付け時やメンテナンス時に、エンジン
6をエンジンルーム5の底部のエンジンマウント(不図
示)の上に搭載する際に、エンジンマウント等に油圧セ
ンサー69の下部が当たって、油圧センサー69が破損
するおそれがある。
【0056】そこで、クランクケース67の底部にボル
ト71で固定した金属製カバープレート72の延在部7
2aで油圧センサー69の下方を覆うことにより、油圧
センサー69の破損を未然に防止することができる。
【0057】上記油圧センサー69は、エンジン6のク
ランクケース67の底部付近に配置されることから、自
動車とは異なって艇底に溜まった海水等に常に曝される
可能性が非常に高い。なお、船外機では上部カウル内に
配置されるので、海水等に曝される可能性が非常に低
い。
【0058】このため、図10に示すように、上記電装
ボックス28内のECU35からの外部用ハーネス若し
くは電線46と油圧センサー69内のリード線とを防水
型コネクタ76で電気的に接続している。
【0059】そこで、この防水の信頼性をより向上させ
るために、油圧センサー69の外周面にゴム製ブーツ7
7の先端部を水密に被せて、防水型コネクタ76の外周
を覆うとともに、このブーツ77の後端部に上記外部用
ハーネス若しくは電線46の外周面に水密に貫通させる
ことにより、防水型コネクタ76をさらに防水するよう
にしている。なお、油圧センサー69を艇体4の上部に
配置するタイプでは、海水等に常に曝される可能性が低
いのでブーツ77が無くてもよい。
【0060】図11に示すように、上記エンジン6のク
ランクケース67の前部にはフライホイールマグネット
カバー80(図9(a)参照)が取付けられている。
【0061】このフライホイールマグネットカバー80
内には、エンジン6のクランク軸16のフライホイール
マグネットが位置するとともに、このフライホイールマ
グネットに対応するフライホイールマグネットカバー8
0の内面にはステーター81が取付けられ、このステー
ター81に対して180度対称位置に回転数検出センサ
ー(パルサー)82が設けられている。
【0062】この各回転数検出センサー82には、上記
電装ボックス28内のECU35からの外部用ハーネス
若しくは電線46をグロメット83を介して水密に貫通
させて電気的に接続している。
【0063】上記フライホイールマグネットカバー80
内において、グロメット83と各回転数検出センサー8
2との距離が長い場合、フライホイールマグネットカバ
ー80内において外部用ハーネス若しくは電線46が垂
れ下がるおそれがある。
【0064】そこで、グロメット83と各回転数検出セ
ンサー82との間の外部用ハーネス若しくは電線46の
適所を、ボルト85をねじ込みながらワッシャー86で
押さえ込むことにより、垂れ下がらないようにしてい
る。
【0065】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は、艇内に設置する電装ボックス内に、海水等による
リーク対策が必要な電源系部品を配置するとともに、電
装ボックス外の艇内に、リーク対策が不要なアース系部
品を配置して、電装ボックス内の電源系部品と電装ボッ
クス外のアース系部品とをハーネスで電気的に接続する
ようにしたから、電装ボックス内に電源系部品を配置す
るだけでよいので、電装ボックスがコンパクトになっ
て、艇内に組み込みやすくなるとともに重量も軽減する
ようになる。また、電装ボックス内を出入りするハーネ
スの電線数が減少してハーネスが細くなるので、組み付
け性や外観性が向上するようになる。
【0066】上記電装ボックス内に絶縁樹脂がモールド
されていると(請求項2)、リーク対策がより確実にな
る。
【0067】上記電装ボックス内は、完全防水区画と簡
易防水区画とに仕切られて、完全防水区画には電源系部
品であるヒューズ、スタータリレーが配置され、簡易防
水区画には、電源系部品であるエンジンコントロールユ
ニット、ジョイントコネクタ、メインリレー、フューエ
ルリレーが配置されていると(請求項4)、電源系部品
を合理的かつ確実に防水できるので、必要以上の防水対
策に伴う電装ボックスの大型化やコストアップを避ける
ことができる。
【0068】上記電源系部品であるジョイントコネクタ
とアース系部品であるジョイントコネクタは、いずれも
防水型であると(請求項5)、電装ボックス外に配置す
るアース系部品の耐食性が向上することは勿論、電装ボ
ックス内に配置する電源系部品のリーク対策がより確実
で耐食性もより向上するようになる。
【0069】上記電源系部品であるヒューズに対応する
電装ボックスの外壁面に、ヒューズ交換用キャップが開
閉可能に設けられていると(請求項6)、電装ボックス
を開けなくてもキャップを開けるだけでヒューズ交換が
容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる水ジェット推進艇の要部破
断側面図である。
【図2】 電装ボックスのカバーを取り外した正面図
である。
【図3】 図2のA矢視平面図である。
【図4】 図2のB矢視断面図である。
【図5】 電装ボックス内と電装ボックス外の略画的
配線図である。
【図6】 リレーケースであり、(a)は側面断面
図、(b)は樹脂モールドを外した底面図である。
【図7】 オイルタンクにイグニッションコイルボッ
クスを取付けたエンジンであり、(a)は平面図、
(b)は側面図である。
【図8】 (a)はエンジンのプラグキャップの側面
断面図、(b)はプラグキャップの側面図、(c)は
(a)の要部拡大図である。
【図9】 クランクケースに油圧センサーを取付けた
エンジンであり、(a)は側面図、(b)は底面図であ
る。
【図10】 ブーツを被せた油圧センサーの側面図であ
る。
【図11】 フライホイールマグネットカバーの内面図
である。
【符号の説明】
1 水ジェット推進艇 4 艇体 5 エンジンルーム 6 エンジン 10 ジェット推進機 19a 噴射ノズル 28 電装ボックス 33 完全防水区画 34 簡易防水区画 35 エンジンコントロールユニット(電源系部品) 36A,36B ジョイントコネクタ(電源系部品) 37 メイン&フューエルリレー(電源系部品) 40 転倒スイッチ(電源系部品) 41 ヒューズ(電源系部品) 42 スタータリレー(電源系部品) 44 ヒューズ交換用キャップ 46 ハーネス等 47A〜47C ジョイントコネクタ(アース系部品) 48 コネクタ(アース信号系部品)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年2月12日(2002.2.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項2のように、上記電装ボックス内
に、電源系部品であるエンジンコントロールユニット、
ヒューズ、リレー、ジョイントコネクタが配置され、電
装ボックス外に、アース系部品であるジョイントコネク
タが配置されるのが好適である。なお、電装ボックス外
には、アース系の他のコネクタ、小電流のセンサーやス
イッチ類のコネクタも配置することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項3のように、上記電装ボックス内
は、完全防水区画と簡易防水区画とに仕切られて、完全
防水区画には、端子が露出し、防水機能が無い電源系部
品であるヒューズ、スタータリレーが配置され、簡易防
水区画には、防水コネクタが使用され、防水機能を備え
た電源系部品であるエンジンコントロールユニット、ジ
ョイントコネクタ、メインリレー、フューエルリレーが
配置されていると、電源系部品を合理的かつ確実に防水
できるので、必要以上の防水対策に伴う電装ボックスの
大型化やコストアップを避けることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項4のように、上記電源系部品である
ジョイントコネクタとアース系部品であるジョイントコ
ネクタは、いずれも防水型であると、電装ボックス外に
配置するアース系部品の耐食性が向上することは勿論、
電装ボックス内に配置する電源系部品のリーク対策がよ
り確実で耐食性もより向上するようになる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】請求項5のように、上記電源系部品である
ヒューズに対応する電装ボックスの外壁面に、ヒューズ
交換用キャップが開閉可能に設けられていると、電装ボ
ックスを開けなくてもキャップを開けるだけでヒューズ
交換が容易に行えるようになる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】さらにまた、電装ボックス28のボックス
本体29内を仕切り壁29cで完全防水区画33と簡易
防水区画34とに仕切って、完全防水区画33には、端
子が露出し、防水機能が無い電源系部品であるヒューズ
41、スタータリレー42を配置し、簡易防水区画34
には、防水コネクタが使用され、防水機能を備えた電源
系部品であるECU35、ジョイントコネクタ36A,
36B、メイン&フューエルリレー37、転覆スイッチ
40を配置したから、電源系部品35,36A,36
B,37,40,41,42を合理的かつ確実に防水で
きるので、必要以上の防水対策に伴う電装ボックス28
の大型化やコストアップを避けることができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】上記電装ボックス内は、完全防水区画と簡
易防水区画とに仕切られて、完全防水区画には、端子が
露出し、防水機能が無い電源系部品であるヒューズ、ス
タータリレーが配置され、簡易防水区画には、防水コネ
クタが使用され、防水機能を備えた電源系部品であるエ
ンジンコントロールユニット、ジョイントコネクタ、メ
インリレー、フューエルリレーが配置されていると(請
求項3)、電源系部品を合理的かつ確実に防水できるの
で、必要以上の防水対策に伴う電装ボックスの大型化や
コストアップを避けることができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】上記電源系部品であるジョイントコネクタ
とアース系部品であるジョイントコネクタは、いずれも
防水型であると(請求項4)、電装ボックス外に配置す
るアース系部品の耐食性が向上することは勿論、電装ボ
ックス内に配置する電源系部品のリーク対策がより確実
で耐食性もより向上するようになる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】上記電源系部品であるヒューズに対応する
電装ボックスの外壁面に、ヒューズ交換用キャップが開
閉可能に設けられていると(請求項5)、電装ボックス
を開けなくてもキャップを開けるだけでヒューズ交換が
容易に行えるようになる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンで駆動されるジェット推進機で
    発生する噴流を噴射ノズルから後方に噴射することによ
    り推進する水ジェット推進艇において、 艇内に電装ボックスが設置され、この電装ボックス内
    に、電源系部品が配置されるとともに、この電装ボック
    ス外の艇内に、アース系部品が配置されて、電装ボック
    ス内の電源系部品と電装ボックス外のアース系部品とが
    ハーネス等で電気的に接続されていることを特徴とする
    水ジェット推進艇。
  2. 【請求項2】 上記電装ボックス内に絶縁樹脂がモール
    ドされている請求項1に記載の水ジェット推進艇。
  3. 【請求項3】 上記電装ボックス内に、電源系部品であ
    るエンジンコントロールユニット、ヒューズ、リレー、
    ジョイントコネクタが配置され、電装ボックス外に、ア
    ース系部品であるジョイントコネクタが配置されている
    請求項1または2に記載の水ジェット推進艇。
  4. 【請求項4】 上記電装ボックス内は、完全防水区画と
    簡易防水区画とに仕切られて、完全防水区画には電源系
    部品であるヒューズ、スタータリレーが配置され、簡易
    防水区画には、電源系部品であるエンジンコントロール
    ユニット、ジョイントコネクタ、メインリレー、フュー
    エルポンプリレーが配置されている請求項3に記載の水
    ジェット推進艇。
  5. 【請求項5】 上記電源系部品であるジョイントコネク
    タとアース系部品であるジョイントコネクタは、いずれ
    も防水型である請求項3または4に記載の水ジェット推
    進艇。
  6. 【請求項6】 上記電源系部品であるヒューズに対応す
    る電装ボックスの外壁面に、ヒューズ交換用キャップが
    開閉可能に設けられている請求項3〜5いずれかに記載
    の水ジェット推進艇。
JP2001232324A 2001-07-31 2001-07-31 水ジェット推進艇 Withdrawn JP2003040198A (ja)

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