JP2003040102A - 牽引車両のブレーキをコントロールするための特にトラクタユニットのエアブレーキシステムに使用するバルブユニット - Google Patents

牽引車両のブレーキをコントロールするための特にトラクタユニットのエアブレーキシステムに使用するバルブユニット

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JP2003040102A
JP2003040102A JP2002181444A JP2002181444A JP2003040102A JP 2003040102 A JP2003040102 A JP 2003040102A JP 2002181444 A JP2002181444 A JP 2002181444A JP 2002181444 A JP2002181444 A JP 2002181444A JP 2003040102 A JP2003040102 A JP 2003040102A
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アントニオ・ラパ
Dennis Battistella
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないパーツと密封部材と共に簡素化し、か
つ操作における信頼度を改善したバルブユニットを提供
することである。 【解決手段】 バルブユニット(50)は、牽引車両の
ブレーキを制御するために、トラクタユニットのブレー
キシステムとして使用される。ブレーキ点検中に、休止
位置と浮動位置,作業位置の間で効果をもたらす運動を
行うことができる単ピストン(70)と共にバルブデバ
イス(70,90,64)を構成する。コントロール室
(F)と出力室(D)の間の圧力差が所定値を上回ると
き、停止バルブ(80,90c)の閉鎖させることがで
きる位置の方へ、ピストン(70)は、また、さらに動
作を起こすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、牽引車両のブレー
キコントロールのための各々供給用と制御用の二系統を
備えたトラクタユニットのエアブレーキシステムに使用
されるバルブユニットに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的(課題)
は、少ないパーツと密封部材と共に簡素化し、かつ操作
における信頼度を改善した構造をもつ上記で定義したタ
イプのバルブユニットを提供することである。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、以下で定義される中空体からなるバルブ
ユニットを構成する。
【0004】中空体の供給口を介して圧力源、及び吐出
口を介して牽引車両のブレーキシステムに圧力を供給す
るための経路に接続された供給室と、大気と連通可能な
排気室、吸気口を介してブレーキ制御圧力を受けるため
の少なくとも一つの制御室と、牽引車両のブレーキシス
テムに適度のブレーキ制御圧力を供給するための経路に
接続するための吐出室、制御室内の圧力により制御され
中空体の中に提供されるリレーバルブ手段、リレーバル
ブ手段は、以下により構成される。
【0005】中空体内で移動可能で吐出室と排気室の間
及び吐出室と供給室の間の連通を制御するために第一バ
ルブシートと第二バルブシートとを協同可能なバルブ閉
鎖ユニットと、移動制御装置が密封方法の点で中空体内
における摺動のために取り付けられ、ブレーキの使用中
に閉鎖ユニットの位置を制御可能であり、吐出室が排気
室と遮断されておりかつ供給室と接続されており、ブレ
ーキ使用中に制御室と吐出室の間の圧力差が所定値を超
えるときに、停止バルブはまた中空体の中に提供され、
リレーバルブ手段の閉鎖ユニットで搬送され、吐出室を
供給口から遮断するために供給室に形成したシートと協
同する閉鎖部材を包含している。
【0006】
【発明の実施の形態】リレーバルブ手段の移動可能な制
御装置が単一のピストンで構成し、ブレーキ使用中にお
いて休息位置と浮遊し作動した位置の間で効果をもたら
す運動を行うことができ、制御室と吐出室の間の圧力差
が所定値を超えるときに、閉鎖ユニットが停止バルブの
シートの閉鎖を引き起こす位置に対して閉鎖ユニットを
働かせるために、さらに運動を行うことができるという
点で特徴づけた上記で特定したタイプのバルブユニット
により、本発明に従って、これと他の目的は達成され
る。
【0007】さらに本発明の特徴と長所は、以下に詳述
した明細書で明白に記述されており、添付図に関連して
制限のない実施例により完全に認められる。
【0008】図1は、とりわけサーボ・ダイバータを内
蔵したいわゆるトリプル制御サーボ分配弁の本発明によ
るバルブユニットの部分断面図であり、図2は、変形例
の部分断面図である。
【0009】本発明に基づいて形成したトリプル制御サ
ーボ分配弁は、概して図1において符号50で示されて
いる。実施例で描写された本体51は、細長い実質的に
円筒形を構成している。
【0010】本体51は中空であり、また、その下端部
分にはトラクタユニットのブレーキシステムの圧力貯蔵
箇所に接続されるように供給コネクタ11を備えてい
る。
【0011】符号12で示した本体51の出力コネクタ
は、牽引車両のブレーキシステムの貯蔵箇所に圧力を供
給するための(オートマチックと呼ばれる)経路に接続
されることを意図している。実施例を介して示される図
面に見られるように、コネクタ11と12は、本体51
の縦軸に対応する軸の方向に補正する各々の位置に形成
される。
【0012】さらに、吸気コネクタは、符号42で示さ
れる本体51の上端で形成される。
【0013】吸気コネクタ12と42の間では、本体5
1はさらに吸気コネクタ43と出力コネクタ22を備え
ている。
【0014】当該技術の熟練者により解釈の便宜のため
に、上述のコネクタは、ブレーキシステム装置のオリフ
ィスの識別のための国際標準に一致するマーキングに対
応する参照番号が付されている。
【0015】本体51は、カバー52により頂部が閉鎖
される。成形本体53は、本体51の底部に接続され
る。大気と連通可能な排気ダクト3は、この本体53と
本体51の低端部の間で限定される。
【0016】本体51の低位部分はプラスチック材料製
の消音器55に面する中央開口部若しくはダクト54を
備えており、この開口若しくはダクト54と排気ダクト
3の間で伝達が制御される。
【0017】成形した環状本体56は、本体51の低位
部分に位置付けられている。本体56の低位部分は、吸
気コネクタ11を下位に位置付けた本体51の壁の部分
に抗して支持したシールリング58を外部から搬送す
る。
【0018】成形本体56の上位部分は、上方に開口し
た環状溝62が限定されている間で、実質的に円筒形に
外側スカート60と内側スカート61を形成している。
【0019】成形本体56の外側スカート60は、コネ
クタ11と12の間に配置されるこの本体51の壁部に
抗した前の支持体に対して、コネクタ12と43の間に
配置されるこの壁部に抗した後の支持体である2つのシ
ールリング57と59を搬送する。
【0020】さらに符号63で示した環状体は、密封方
法において、成形本体56のリセス62の中へ延びる低
位部分と固定リング74を介して延びる上位部分とを備
えている。
【0021】中間部分において、環状体63は符号64
で示す内部バルブシートを形成する。
【0022】固定リング74の上部に配置されているの
は、螺旋ばね66の低端が支持するワッシャのような機
素65である。すなわち、螺旋ばね66の上端は、概し
て急激に広がった形状をしたピストン70の頭部に反動
する。
【0023】ピストン70のヘッド70aの半径方向の
周辺部分は、段のある側面であり、かつ本体51の壁部
上に支持した外側シールリング71を搬送する。
【0024】ピストン70は、シート64の近傍までは
ワッシャ状機素65を貫通し、かつ固定リング74と環
状本体63を貫通してばね66の内側を下向きに延びる
管状シャンク70bを備えている。ピストン70の管状
シャンク70bの末端もまた、符号70cで示した環状
バルブシートを構成する。
【0025】さらに符号72で示したコントロールピス
トンは、本体51の上位部分において密封式に摺動可能
に取り付けられている。このピストン72の上位部分
は、コントロールピストン70の頭部の上位部分の周囲
に延びている。
【0026】室の大半は、バルブユニット50の本体5
1内で限定される。
【0027】符号Aで示した可変容量の第一コントロー
ル室は、コントロールピストン72の上部で限定され
る。このコントロール室は、符号75で示すダクトを貫
通して吸気コネクタ42に連通している。吸気コネクタ
42は、ブレーキペダルで操作するときにトラクタユニ
ットの2つの独立経路においてブレーキをコントロール
する二重の又は直列の分配器(図示せず)の2つの区域
のうちの1つの出力に接続するように意図されている。
【0028】さらに符号Bで示した可変容量の室は、固
定リング74,環状本体63と環状本体56の外側スカ
ートの上位部分の間で限定される。室Bは、符号76で
示したダクトを介してコネクタ43と連通する。このコ
ネクタ43は、手動操作されるバルブ若しくは駐車コン
トロールと緊急ブレーキのための分配器に接続するよう
に意図されている。室Bは普段は保持した圧力を受けて
いる;その圧力は、コネクタ43に接続した手動バルブ
若しくは駐車コントロールのための分配器及び緊急ブレ
ーキシステムの操作の結果、この室から除去される。
【0029】符号Cで示した供給室は、環状本体63の
低位部分,バルブシート64の下方,環状本体56の内
側スカート61の周囲において限定される。この供給室
Cは、本体56と63に形成したダクト77と78を介
してコネクタ12に常時に連通している。この室は、ま
た、環状本体56に形成した実質的にL型をした多数の
ダクト79を介して吸気コネクタ11に連通することが
できる。上死点においてダクト79の垂直部分は、成型
本体56内に形成しかつ供給室Cに面する環状バルブシ
ート80において開く。
【0030】運転中、トラクタユニットのブレーキシス
テムの貯蔵所から来る圧縮空気は、吸気コネクタ11と
供給室Cを介して排気コネクタ12に到達し、かつ、自
動経路を介して牽引車両のブレーキシステムの圧力貯蔵
所に達する。
【0031】符号90で示したバルブ閉鎖ユニットは、
成型本体56の内側スカート61の周囲にバルブシート
64の下方へ移動可能に取り付けられる。溝91は、実
際にはこのスカートで限定され、かつ、バルブシート6
4に向かって閉鎖ユニット90を押圧する螺旋ばね92
を収容する。
【0032】閉鎖ユニット90は、上位端部に、2つの
コネクタを有し、環状表面90aと90b,すなわち内
側表面と外側表面の各々に、一方はコントロールピスト
ン70のシート70cと協同し、かつ他方はバルブシー
ト64と協同する。
【0033】反対側端部に、すなわち下向き端面に、閉
鎖ユニット90は成形本体56に形成したバルブシート
80と協同可能な環状閉鎖表面90c(閉鎖部材)を有
する。
【0034】バルブシート70c,64及び80と結合
された閉鎖ユニット90の動作をさらに以下に記述す
る。
【0035】符号Dで示した可変容量の室は、本体51
の壁部,頭部の低位表面とコントロールピストン70の
ロッドの外側表面,固定環状機素74,及び本体63の
間に配置される。牽引車両のブレーキシステムに対して
適度なブレーキコントロール圧力を供給するための経路
に接続するために、室Dは、出力コネクタ22と常時連
通している。
【0036】符号Eで示した排気室は、環状本体56内
で限定され、消音器55を介して排気ダクト3と連通可
能である。
【0037】符号Fで示したコントロール室は、コント
ロールピストン70の頭部70a,コントロールピスト
ン72の低位端部,及び固定リング94の間に配置され
る。室Fは、例えば二重の若しくは直列の分配器の2つ
の区域の相手側の出力に結合し、ブレーキペダルで操作
したとき、トラクタユニットの2つの独立した経路にブ
レーキを惹起する。
【0038】バルブユニットは、以下の方法で上記の操
作を説明する。
【0039】図において、ユニット(トリプル制御サー
ボ分配器)は、トラクタユニットの通常運転中の停止し
た装着状態を示している。この状態において、コネクタ
43は、手動弁若しくは駐車コントロールと緊急ブレー
キのための分配器からくる圧縮空気を供給する。この圧
力は成形本体56と63に作用し、図示した位置にそれ
らを保持する傾向がある。
【0040】トラクタユニットの貯蔵所から吸気コネク
タ11に達する圧縮空気は、ダクト79と出力コネクタ
12と、従ってダクト77と78を介してトレーラの圧
力の貯蔵所のための自動供給経路とを介して供給室Cに
到達する。
【0041】閉鎖ユニット90の環状リング90bは、
本体63のシート64に抗して配置され、この閉鎖ユニ
ットの内側リング90aは、コントロールピストン70
のシート70cから間隔をあけてある。その結果、室D
は室Cと連通せず、排気室Eと連通する。その結果、圧
力は適度に調整可能でかつコネクタ22と連結されるト
レーラブレーキコントロール経路に供給されない。
【0042】仮にトレーラユニットのブレーキペダルが
今操作されると、圧力は室AとFに供給される。これら
圧力は、反応ばね66の動作に反して伝達するようにコ
ントロールピストン72と70に引き起こす。予定した
行程の後、コントロールピストン70の管状ロッド70
bが端部シート70cと共に閉鎖ユニット90の内側リ
ング90aに結合し、排気室Eと室Dが遮断される。さ
らに、コントロールピストン70の下方への運行が、室
Dを供給室Cと連通状態にするようにシート64から離
れて閉鎖ユニット90のリング90bを動かす。圧力が
調整可能でありコネクタ22に接続される経路を介して
牽引車両のブレーキを惹起するように圧縮空気は室Dを
通過し室Cに存在する。
【0043】ブレーキの点検中に、コントロールピスト
ン70は浮遊した作業用の位置を採用し、以下に説明す
るようにさらに迫持台表面に達しないという意味では下
方へ移動可能に機能させることができる。
【0044】仮にブレーキの点検中に、圧力が調整され
た(コネクタ22に接続した)トレーラブレーキコント
ロール経路が切断されると、室D内の圧力は徐々に小さ
くなる。その結果、コントロールピストン70はさらに
下方へ動き、低位リング90cがバルブシート80と共
に迫持台に至らせる閉鎖ユニット90上で作動し、吸気
コネクタ11と出力コネクタ12の間の伝達を遮断す
る。しかしながら後者は、圧力が調整可能でコネクタ2
2に接続される経路の破損点を介して、室Dと、従って
大気と共に連通状態にする。コネクタ12に接続した自
動経路がこのように大気に排気し、これは従来から知ら
れている方法により牽引車両の自動ブレーキを引き起こ
す。
【0045】従来技術の他の解決方法と比較すれば、上
述したバルブユニットは、かなり構造が簡素であるとい
う有利性を持ち、特に、ピストンとシールリングとが少
数となっている。上述した実施例では、コントロールピ
ストン70と一体となったシールリング71が、各ブレ
ーキ操作で移動し、その結果、本体51の壁への「焼け
付き」は生じそうもない。
【0046】本発明によるバルブユニットは、また、非
常に信頼できる。
【0047】図2は、実質的に単に今説明した限りにお
ける図1のユニットとは異なる変形例を示す。図2にお
いて、すでに説明されたパーツと機素については、上記
で使用されたものと同じ参照符号/文字を付してある。
【0048】図2の変形例において、ばね66の低位端
部は、ピストン70の管状ロッド70bの外部突起70
e上で支持する内側端部100aを備えたリング100
に抗して反応する。リング100は、また、ピストン7
0の外部突起70e以上に半径方向に突き出た外縁部1
00bを有し、下向きに移動するようにリング74と一
体に迫持受の中に入ることができる。リング100の外
縁部100bとリング74の面した表面の間の停止状態
での距離は、ピストン70のバルブシート70cと閉鎖
ユニット90の間の停止状態での距離より大きいのが好
ましい。
【0049】通常ブレーキ操作中、ピストン70は下降
し、かつバルブ90−64が開く。リング100もまた
ピストンと一緒に下降するので、ピストン70の下降
中、固定リング74と共に正常に迫持受の中に入ること
なくばね66は圧縮されずにピストン70と共に移動す
る。図1のバルブユニットに生じることと対照的であ
り、従って、ばね66はピストン70の下降を妨害しな
い。
【0050】”重い”ブレーキとなる唯一の事象、又は
コネクタ22に接続されたダクト内における漏れ事象若
しくは破損事象においては、リング100がリング74
上に停止した後に、ばね66が圧縮されるような範囲で
ピストン70が下降する。
【0051】このようにして図2の変形例は、通常のブ
レーキ操作中、ばね66がコントロールピストンに抵抗
せず、バルブユニットは改良された細やかさを備えると
いう利点を備える。
【0052】本発明の原理は実施の形態の原理と同じで
あり、構成の詳細は、本発明の範囲内において制限なく
これらの詳述と図示に関連して広く多様な形態が考えら
れる。
【0053】
【発明の効果】従来技術の他の解決方法よりも上述の本
発明のバルブユニットは、かなり構造が簡素であるとい
う有利性を持ち、特に、ピストンとシールリングとが少
数となっている。上述した実施例で言うと、コントロー
ルピストン70と一体となったシールリング71が、各
ブレーキ操作で移動し、その結果、本体51の壁への
「焼け付き」を生じさせずに済む。
【0054】本発明によるバルブユニットは、また、非
常に信頼できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 サーボ・ダイバータを内蔵したいわゆるトリ
プル制御サーボ分配弁の本発明によるバルブユニットの
部分断面図である。
【図2】 変形例の部分断面図である。
【符号の説明】
3 排気ダクト 11 吸気コネクタ(供給コネクタ、供給口) 12 排気コネクタ 22 出力コネクタ 42,43 吸気コネクタ 50 バルブユニット(トリプル制御サーボ分配弁) 51 本体(中空体) 53 成形本体 54 ダクト 55 消音器 56 成形本体 57〜59 シールリング 60 外側スカート 61 内側スカート 62 リセス 63 環状体 64 内部バルブシート 65 機素 66 螺旋ばね(弾性反応手段) 70 ピストン 70e 外部突起 71 シールリング 72 コントロールピストン 74 固定リング(停止手段) 76 ダクト 79 L型ダクト 80 バルブシート 90 バルブ閉鎖ユニット 90c 閉鎖部材 91 溝 92 螺旋ばね 100 リング A (可変容量の)第一コントロール室 B (可変容量の)室 C 供給室 D 出力室 E 排気室 F コントロール室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アレッサンドロ・ボルドーニ イタリア、イ−20143アルコレ(ミラノ)、 ヴィア・カルソ60番 (72)発明者 アントニオ・ラパ イタリア、イ−20052モンツァ(ミラノ)、 ヴィア・アンブロシーニ1番 (72)発明者 デニス・バッティステッラ イタリア、イ−20037パデルノ・ドゥニャ ーノ(ミラノ)、ヴィア・グラムシ122 /チ番 (72)発明者 マウロ・デ・ピエトーリ イタリア、イ−20068ペスキエーラ・ボッ ロメオ(ミラノ)、ヴィア・パパ・ジョヴ ァンニ23、13番 Fターム(参考) 3D049 AA03 BB32 CC03 HH16 JJ01 JJ06 JJ08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特にトラクタユニットのエアブレーキシ
    ステムに使用するためのバルブユニット(50)におい
    て、 牽引車両のブレーキコントロールのための各々供給用と
    制御用の二つの経路を備え、以下で限定された中空本体
    (51)を構成している;本体(51)の供給開口(1
    1)を介して圧力源に接続され、かつ出力開口(12)
    を介して牽引車両のブレーキシステムに圧力を供給する
    ための経路に接続される供給室(C)、 大気と連通可能な排気室(E)、 ブレーキコントロール圧力を受けるための少なくとも一
    つのコントロール室(F)、及び牽引車両のブレーキシ
    ステムに対して節制することができるブレーキコントロ
    ール圧力を供給するための経路に接続される出力室
    (D)、 本体(51)に提供されるコントロール室(F)で圧力
    により制御されるリレーバルブ手段(70,90,6
    4)、 リレーバルブ手段(70,90,64)は、以下で構成
    される;出力室(D)と排気室(E)の間及び、出力室
    (D)と供給室Cの間で連通制御するために、本体(5
    1)内で移動可能であり、かつ第一バルブシート及び第
    二バルブシート(70c,64)と協同可能であるバル
    ブ閉鎖ユニット(90)、及び本体(51)中でコント
    ロール室(F)と出力室(D)の間で密封式に摺動装着
    される移動可能でかつブレーキ点検中に出力室(D)が
    排気室(E)から遮断されかつ供給室(C)に接続され
    るような幾分か閉鎖ユニット(90)の位置を制御可能
    なコントロールデバイス(70)、 ブレーキ点検中にコントロール室(F)と出力室(D)
    の間の圧力差が所定値を超えたとき、停止バルブ(8
    0,90c)もまた本体(51)内に提供され、かつ閉
    鎖ユニット(90)の一部を形成する閉鎖部材(90
    c)を包含しており、供給口(11)と出力室(D)を
    遮断するために供給室(C)内に形成したシート(8
    0)と協同し、 リレーバルブ手段の可動コントロールデバイスが、休止
    位置と浮動位置、作業位置の間での運転移動を実行可能
    にし、ブレーキ点検中にコントロール室(F)と出力室
    (D)の間の圧力差が所定値を超えたとき、さらに、停
    止バルブ(80,90c)のシート(80)の閉鎖を成
    し遂げることができる位置へ向かう移動が実行可能であ
    る単ピストン(70)で構成されているという点で特徴
    付けられている。
  2. 【請求項2】 弾性反応手段(66)がピストン(7
    0)と一体にされており、休止位置から所定の行程を移
    動された後にのみその移動に対する抵抗の付与を可能に
    する請求項1に記載のバルブユニット。
  3. 【請求項3】 所定の行程のための弾性反応手段(6
    6)がピストン(70)の頭部(70a)と、ピストン
    (70)と一緒に移動可能なリング(100)の間に挿
    入され、この行程の完了時に停止手段(74)と共に迫
    持台の中に入ることができる請求項2に記載のバルブユ
    ニット。
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