JP2003039963A - 作業車 - Google Patents

作業車

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JP2003039963A
JP2003039963A JP2001233361A JP2001233361A JP2003039963A JP 2003039963 A JP2003039963 A JP 2003039963A JP 2001233361 A JP2001233361 A JP 2001233361A JP 2001233361 A JP2001233361 A JP 2001233361A JP 2003039963 A JP2003039963 A JP 2003039963A
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秀樹 松岡
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智史 前川
Makoto Inoue
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前記伝達ギヤ74を用いて高い動力伝
達効率の出力を得、前記油圧変速機構57を用いてゼロ
発進可能な無段変速の出力を得、簡単な変速操作で状況
に応じた速度調節を容易に行うことができ、変速機能の
向上並びに取扱い操作性の向上などを図る。 【解決手段】 エンジン2の駆動力を伝える油圧変速
機構57と伝達ギヤ74を設け、油圧変速機構57と伝
達ギヤ74の各出力を合成して変速出力を形成すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば苗載台及び苗
植付爪を備えて連続的に苗植作業を行う田植機またはト
ラクタまたはコンバインまたは土木建機などの作業車に
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、ギヤミッション
では高い動力伝達効率となるが、有段変速により操作性
を向上し得ない不具合がある。また、油圧式無段変速機
構は初速がゼロから発進させるゼロ発進可能な無段変速
により優れた操作性を得られるが、動力伝達効率に限界
があり、低速での動力損失が大きくなる不具合がある。
また、Vベルト及びプーリを用いたベルト式無段変速機
構は高効率の無段変速を行えるが、初速がゼロから発進
させるゼロ発進を行えない不具合がある。例えば田植機
などにおいて、湿田(泥土路面)での走破性、スムーズ
な圃場の出入、ショックの少ない変速動作、クラッチが
不要な発進動作、作業または田面などの状況に適応した
速度調節などが要求され、高い動力伝達効率、及びゼロ
発進可能な無段変速、及び簡単な変速操作が望まれてい
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、エン
ジンの駆動力を伝える油圧変速機構と伝達ギヤを設け、
油圧変速機構と伝達ギヤの各出力を合成して変速出力を
形成するもので、前記伝達ギヤを用いて高い動力伝達効
率の出力を得られ、前記油圧変速機構を用いてゼロ発進
可能な無段変速の出力を得られ、簡単な変速操作で状況
に応じた速度調節を容易に行い得、変速機能の向上並び
に取扱い操作性の向上などを容易に図り得るものであ
る。
【0004】また、油圧変速機構の正転または逆転の各
出力により、油圧変速機構と伝達ギヤの各出力を合成し
て変速出力する合成出力軸を一方向に回転させるもの
で、ゼロ発進時の出力トルクを容易に確保し得、微速走
行性能を容易に向上し得、しかも作業速度で伝達ギヤの
高い動力伝達効率の出力を有効に利用し得、泥土路面で
の作業能率の向上などを容易に図り得るものである。
【0005】また、0乃至最大車速の中間の伝達速度に
なる減速比に伝達ギヤを形成するもので、ゼロ発進可能
な無段変速の操作を行わせ乍ら、高い動力伝達効率の伝
達ギヤの出力によって一定の速度を維持する連続作業を
容易に行い得、走行性能の向上並びに作業能率の向上な
どを容易に図り得るものである。
【0006】また、油圧変速機構と伝達ギヤの各出力の
割合を、発進時に略等しくするもので、発進に必要な大
きな出力トルクを確保し乍ら、無段変速の操作によりゼ
ロ発進並びに微速移動の各動作をスムーズに行わせ得、
例えば圃場または運搬トラックの荷台などへの出入或い
は畦越え走行などの超低速の走行性の向上を容易に図り
得るものである。
【0007】また、発進時以外の低速乃至高速走行のと
き、油圧変速機構に対して伝達ギヤの出力割合を大きく
するもので、高い動力伝達効率の伝達ギヤの出力によっ
て一定の速度を維持する連続作業を容易に行い得、走行
性能の向上並びに作業能率の向上などを容易に図り得る
ものである。
【0008】また、0乃至最大車速の中間以上で油圧変
速機構の正逆転の切換を行うもので、ゼロ発進時の出力
トルクを容易に確保し得、微速走行性能を容易に向上し
得、しかも作業速度で伝達ギヤの高い動力伝達効率の出
力を有効に利用し得、泥土路面での作業能率の向上など
を容易に図り得るものである。
【0009】また、伝達ギヤの伝動比率が全体の半分以
上のときを作業速度にするもので、高い動力伝達効率の
伝達ギヤの出力によって一定の速度を維持する連続作業
を容易に行い得、走行性能の向上並びに作業能率の向上
などを容易に図り得るものである。
【0010】また、0乃至最大車速の間で、油圧変速機
構の逆転出力域を、正転出力域よりも大きくするもの
で、ゼロ発進及び微速走行の性能を容易に向上し得、し
かも作業速度で伝達ギヤの高い動力伝達効率の出力を有
効に利用し得、泥土路面での作業能率の向上などを容易
に図り得るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は全体の側面図、図2は同平面
図、図3は車体フレームの側面図、図4は同平面図を示
し、図中1は作業者が搭乗する走行車であり、エンジン
2を車体フレーム3に搭載させ、ミッションケース4側
方にフロントアクスルケース5を介して水田走行用前輪
6を支持させると共に、前記ミッションケース4後方の
リヤアクスルケース7に水田走行用後輪8を支持させ
る。そして前記エンジン2等を覆うボンネット9両側に
予備苗載台10を取付けると共に、作業者が搭乗する車
体カバー11によって前記ミッションケース4等を覆
い、前記車体カバー11後側上方にシートフレーム12
を介して運転席13を取付け、その運転席13の前方で
前記ボンネット9後部に操向ハンドル14を設ける。
【0012】また、図中15は5条植え用の苗載台16
並びに複数の苗植付爪17などを具備する植付部であ
り、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台16を下部レ
ール18及びガイドレール19を介して植付ケース20
に左右往復摺動自在に支持させると共に、一方向に等速
回転させるロータリケース21を前記植付ケース20に
支持させ、該ケース21の回転軸芯を中心に対称位置に
一対の爪ケース22・22を配設し、その爪ケース22
・22先端に苗植付爪17・17を取付ける。
【0013】また、前記植付ケース20前側のヒッチブ
ラケット23をトップリンク24及びロワーリンク25
を含む昇降リンク機構26を介し走行車1後側に連結さ
せ、前記リンク機構26を介して植付部15を昇降させ
る油圧昇降シリンダ27をロワーリンク25に連結さ
せ、前記前後輪6・8を走行駆動して移動すると同時
に、左右に往復摺動させる苗載台16から一株分の苗を
植付爪17によって取出し、連続的に苗を植える田植作
業を行うように構成する。
【0014】また、図中28は主変速レバー、29は植
付昇降レバー、30はブレーキペダル、31は変速ペダ
ル、32はデフロックペダル、33は感度調節レバー、
34は植付部15任意高さ位置に停止させるストップレ
バー、35はユニットクラッチレバー35であり、操向
ハンドル14位置近傍に変速及び昇降レバー28・29
やブレーキ及び変速ペダル30・31を配設すると共
に、運転席13位置近傍に感度調節及びストップ及びユ
ニットクラッチの各レバー33・34・35やデフロッ
クペダル32を配設している。
【0015】さらに、図中36は1条分均平用センタフ
ロート、37は2条分均平用サイドフロート、38は肥
料ホッパ39内の肥料を送風機40の送風力でフレキシ
ブル形搬送ホース41を介しフロート36・37の側条
作溝器42に排出させる5条用側条施肥機である。
【0016】図3乃至図5に示す如く、前記車体フレー
ム3は前部フレーム43と中間フレーム44と後部フレ
ーム45とに3分割させ、左右一対の前部フレーム43
にエンジン2を、左右一対の中間フレーム44にフロン
トアクスルケース5を、左右一対の後部フレーム45に
リヤアクスルケース7及びエンジン2に燃料を供給する
燃料タンク46などを設けるもので、前部フレーム43
の前側と中間に前フレーム47とベースフレーム48を
連結させて平面視4角枠状に形成し、固定ブラケット4
9とベースフレーム48に防振ゴムを介しエンジン2を
上載させる。
【0017】また、前記後部フレーム45の中間立上り
部50間をパイプフレーム51と門形フレーム52とで
略平行に連結させると共に、リヤアクスルケース7に左
右下端を固設する門形フレーム53の後端を一体連結さ
せ、前記の左右の立上り部50間に燃料タンク46を配
設する。
【0018】さらに、前部フレーム43後端と後部フレ
ーム45前端に左右中間フレーム44の前後端をボルト
54を介して取外し自在に固定させると共に、左右中間
フレーム44の下面にボルト55を介して左右フロント
アクスルケース5を取外し自在に固定させ、前記ミッシ
ョンケース4に左右フロントアクスルケース5を接続固
定させる。
【0019】図6乃至図9に示す如く、前記ミッション
ケース4の前面左側にパワーステアリングケース56を
設け、かつケース4の右側に無段油圧変速機構57を設
け、油圧変速機構57の変速入力用ポンプ軸58を車体
前方向に突出させ、エンジン2下側で前後方向の伝達軸
59にポンプ軸58を連結させると共に、エンジン2の
出力軸60に伝達ベルト61を介して前記伝達軸59を
連結させ、エンジン2出力を油圧変速機構57に伝達す
る。
【0020】また、前記ミッションケース4とリヤアク
スルケース7を車体の前後方向の中心ライン上でパイプ
製の連結フレーム62によって一体連結させ、ミッショ
ンケース4後方にリヤ出力軸63及びPTO出力軸64
を突出させ、リヤアクスルケース7前方に突出させるリ
ヤ入力軸65にリヤ伝達軸66を介し前記リヤ出力軸6
3を連結させ、走行出力軸63から左右の後輪8に動力
を伝える。またリヤアクスルケース7上部の軸受67に
設ける中介軸68に自在継手軸69を介して前記PTO
出力軸64を連結させ、前記植付ケース20の入力軸に
自在継手軸を介して中介軸68を連結させ、PTO出力
軸64から植付部15に動力を伝える。
【0021】さらに、図10乃至図19に示す如く、前
記ミッションケース4は、本体胴部70と、前蓋部71
と、後蓋部72を備え、前記胴部70の前後に各蓋部7
2を着脱自在にボルト固定させ、密閉箱形に形成すると
共に、前記胴部70の内部を前後に分割する仕切り壁部
73を設ける。また、前蓋部71前面に前記油圧変速機
構57を取付け、ミッションケース4内に突出させるポ
ンプ軸58に小径の伝達ギヤ74を係合軸支させ、伝達
ギヤ74を前蓋部71にベアリング軸受し、後蓋部72
後面に固定させるチャージポンプ75に伝達ギヤ74の
動力をパイプ軸76を介して伝える。
【0022】また、前記ミッションケース4内に突出さ
せる油圧変速機構57のモータ軸77にサンギヤ78を
係合軸支させ、サンギヤ78を前蓋部71にベアリング
軸受すると共に、前記の小径の伝達ギヤ74に大径のキ
ャリヤギヤ79を常に噛合させ、サンギヤ78のボス部
にキャリヤギヤ79を遊転軸支させるもので、キャリヤ
ギヤ79に3枚のプラネタリギヤ80を軸81を介して
回転自在に設け、サンギヤ78にプラネタリギヤ80を
噛合させると共に、プラネタリギヤ80に噛合させるリ
ングギヤ82を設け、各ギヤ78・80・82によって
遊星ギヤ機構83を形成する。
【0023】また、前記サンギヤ78と後蓋部72に合
成出力軸84の前後を回転自在に軸支させ、前記リング
ギヤ82を合成出力軸84に係合軸支させるもので、油
圧変速機構57の油圧ポンプ85及び油圧モータ86の
無段油圧変速出力である正逆回転出力と、伝達ギヤ74
及びキャリヤギヤ79の減速回転出力(一方向の一定回
転)とを、遊星ギヤ機構83のデフ作用によって合成
し、ゼロ乃至最大速の一方向の回転力として合成出力軸
84に伝える。
【0024】さらに、前記合成出力軸84に前進ギヤ8
7と後進ギヤ88を遊転軸支させ、合成出力軸84に各
ギヤ87・88をスライダ89によって選択的に係合さ
せ、前進または中立または後進の出力に切換えると共
に、仕切り壁部73と後蓋部72に前記リヤ出力軸63
をベアリング軸受する。また、差動ギヤ90を介して左
右の前車軸91に動力を伝えるフロント出力軸92と、
PTO変速ギヤ93を係合軸支させるカウンタ軸94を
設け、図20の状態下で、前記のリヤ及びフロント出力
軸63・92に出力ギヤ95・96を介して後進ギヤ8
8の後進動力を伝え、前後輪6・8を後進駆動させると
共に、リヤ出力軸63に移動ギヤ97及び植付ギヤ98
を遊転軸支させ、副変速スライダ99によって各ギヤ9
7・98をリヤ出力軸63に選択的に係合させる。
【0025】また、カウンタ軸94の高速用ギヤ100
を介して前進ギヤ87に移動ギヤ97を常に噛合させる
と共に、カウンタ軸94の低速用のPTO変速ギヤ93
に植付ギヤ98を常に噛合させ、図21の状態下で、各
ギヤ100・93・98を介して前進ギヤ87の動力を
前記各出力軸63・92に伝え、前後輪6・8を苗の植
付け作業速度で前進駆動する。また、図22の状態下
で、移動ギヤ97と植付ギヤ98の両方が遊転状態とな
り、植付爪17などを作業者が手で回転させて詰った苗
の除去などを行えるように、PTO出力軸64の手動回
転を可能にすると共に、図23の状態下で、前進ギヤ8
7の動力を各ギヤ100・97を介して各出力軸63・
92に伝え、圃場間の路上移動などの高速の移動速度で
前後輪6・8を前進駆動する。
【0026】さらに、図11のように、PTO変速軸1
01及びPTO変速機構102を介してPTO変速ギヤ
93の動力をPTO出力軸64に伝え、株間変速自在に
植付部15を駆動すると共に、ミッションケース4に内
設させるチェン103を介してPTO出力軸64に施肥
出力軸104を連結させ、植付部15と同調させて施肥
機38を駆動する。また、図12のように、ミッション
ケース4にオイルゲージ105を設けると共に、図13
のように、前記各スライダ89・99を同一のシフトフ
ォーク106に係止させ、変速レバー28の5位置切換
によって前後進及び副変速(低高速)の切換を行う。ま
た、図15乃至図17のように、油圧ポンプ85の斜板
107に制御軸108を介して油圧変速操作アーム10
9を連結させ、該アーム109にロッド110を介して
変速ペダル31を連結させると共に、ペダル31の足踏
み解除によってペダル31を自動的に停止(速度ゼロ)
位置に復帰動作させるバネ111を前記アーム109に
連結させ、また定速作動部材であるオイルダンパ112
を前記アーム109に連結させ、踏み込んでいたペダル
31から足を離したとき、オイルダンパ112の抵抗と
バネ111の復動力によりペダル31が緩やかな略一定
速度で戻って除々に低速になる動作を行わせる。なお、
オイルダンパ112に代え、ガススプリングなどによっ
て定速作動部材を形成してもよい。
【0027】さらに、図24のように、前記ペダル31
から足を離している状態でバネ111によってペダル3
1が停止(速度ゼロ)位置に戻っているとき、サンギヤ
78は最高回転で時計回りに逆転してプラネタリギヤ8
0を反時計回りに自転させる動作を行わせると同時に、
また伝達ギヤ74によってキャリヤギヤ79を回転させ
ることにより、プラネタリギヤ80を時計方向に公転さ
せて反時計回りに自転させる動作を行わせ、リングギヤ
82の回転をゼロにし、合成出力軸84を停止維持す
る。また、ペダル31をバネ111に抗して中位置(中
速域)に足で踏んだとき、サンギヤ78は停止し、伝達
ギヤ74によってキャリヤギヤ79を回転させ、プラネ
タリギヤ80を時計方向に自転させ乍ら時計方向に公転
させ、伝達ギヤ74のギヤ動力により合成出力軸84を
回転させる。また、ペダル31を最大に踏み込んだと
き、サンギヤ78は最高回転で反時計回りに正転し、プ
ラネタリギヤ80を時計方向に自転させ乍ら伝達ギヤ7
4でキャリヤギヤ79を回転させることによって時計方
向に公転させ、サンギヤ78からの油圧変速力と伝達ギ
ヤ74動力を加算して合成出力軸84を回転させるもの
で、図25のように、エンジン2動力を伝達ギヤ74と
油圧変速機構57とに伝えて遊星ギヤ機構83により合
成して出力させ、ミッションケース4で前後進切換とP
TO変速を行い、後進、低速前進(圃場植付走行)、高
速前進(路上移動走行)の各動作を行わせる。
【0028】そして、例えば、一般的な入力動力100
に対して、ギヤ74の損失が2で、油圧変速の損失が3
0の条件下において、図26のように、低速で走行時、
エンジン2の入力動力を100とし、油圧伝達動力を5
0にした場合、油圧伝達動力の50がポンプ軸58に戻
ってギヤ74側の伝達動力が150になると、ギヤ74
の損失が3で、油圧変速機構57の損失が15となり、
出力動力が82の割合で得られる。また、図27のよう
に、前記油圧変速機構57の伝達動力をゼロにする中速
で走行時、ギヤ74側の伝達動力が100になり、ギヤ
74の損失が2となり、出力動力が98の割合で得られ
る。また、図28のように、高速で走行時、油圧伝達動
力が40で、ギヤ74側の伝達動力が60の場合、ギヤ
74の損失が1で、油圧変速機構57の損失が12とな
り、出力動力が87の割合で得られるもので、例えば、
図29のように、油圧変速操作アーム109の角度を−
1乃至0乃至1に変化させることにより、モータ軸77
が−1000乃至0乃至1000回転になるようにし、
図30のように、前記アーム109の角度に関係なくギ
ヤ74側を1000回転させた場合、図31のように、
前記アーム109の角度に対して合成出力軸84が0乃
至2000回転になるように、ギヤ74・79及び遊星
ギヤ機構83を組成する。
【0029】また、前記アーム109の全制御範囲を−
1乃至0乃至1としたとき、図18に示す如く、前記ア
ーム109の低速(ゼロ速度)側及び高速側の制御動作
をボルト型低速及び高速ストッパ113・114によっ
て規制し、図32のように、前記各ストッパ113・1
14によって調節自在な実際のアーム109の操作範囲
を−0.8乃至0.6にして、0乃至1.4m/sの作業
速度を得ることにより、油圧変速機構57の組立誤差な
どによって生じる出力特性のバラツキに対して前記各ス
トッパ113・114により調整すると共に、例えば前
記アーム109の−1乃至−0.8の位置を調整域と
し、速度をゼロにすることができ、仮りにアーム109
が−1でも速度がゼロにならない不具合をなくしてい
る。図33及び図34のように、一般的な作業速度にお
いて、油圧変速機構57とギヤ74側の動力分担比が6
0パーセント以上にし、油圧変速機構57の有効動力に
対し、ギヤ74側の有効動力の割合を大きくし、湿田で
の走破性を向上させ、湿田での作業能率を向上させ、ま
た耕盤の段差に対して余裕の脱出能力を持たせる。
【0030】上記から明らかなように、エンジン2の駆
動力を伝える油圧変速機構57と伝達ギヤ74を設け、
油圧変速機構57と伝達ギヤ74の各出力を合成して変
速出力を形成し、前記伝達ギヤ74を用いて高い動力伝
達効率の出力を得、前記油圧変速機構57を用いてゼロ
発進可能な無段変速の出力を得、簡単な変速操作で状況
に応じた速度調節を行い、変速機能の向上並びに取扱い
操作性の向上などを図ると共に、油圧変速機構57の正
転または逆転の各出力により、油圧変速機構57と伝達
ギヤ74の各出力を合成して変速出力する合成出力軸8
4を一方向に回転させ、ゼロ発進時の出力トルクを容易
に確保し、微速走行性能を容易に向上させ、しかも作業
速度で伝達ギヤ74の高い動力伝達効率の出力を有効に
利用し、泥土路面での作業能率の向上などを図る。
【0031】また、0乃至最大車速の中間の伝達速度に
なる減速比に伝達ギヤ74を形成し、ゼロ発進可能な無
段変速の操作を行わせ乍ら、高い動力伝達効率の伝達ギ
ヤ74の出力によって一定の速度を維持する連続作業を
行い、走行性能の向上並びに作業能率の向上などを図る
と共に、油圧変速機構57と伝達ギヤ74の各出力の割
合を、発進時に略等しくし、発進に必要な大きな出力ト
ルクを確保し乍ら、無段変速の操作によりゼロ発進並び
に微速移動の各動作をスムーズに行わせ、例えば圃場ま
たは運搬トラックの荷台などへの出入或いは畦越え走行
などの超低速の走行性の向上を図る。
【0032】また、発進時以外の低速乃至高速走行のと
き、油圧変速機構57に対して伝達ギヤ74の出力割合
を大きくし、高い動力伝達効率の伝達ギヤ74の出力に
よって一定の速度を維持する連続作業を行い、走行性能
の向上並びに作業能率の向上などを図ると共に、0乃至
最大車速の中間以上で油圧変速機構57の正逆転の切換
を行い、ゼロ発進時の出力トルクを確保し、微速走行性
能を向上させ、しかも作業速度で伝達ギヤ74の高い動
力伝達効率の出力を有効に利用し、泥土路面での作業能
率の向上などを図る。
【0033】また、伝達ギヤ74の伝動比率が全体の半
分以上のときを作業速度にし、高い動力伝達効率の伝達
ギヤ74の出力によって一定の速度を維持する連続作業
を行い、走行性能の向上並びに作業能率の向上などを図
ると共に、0乃至最大車速の間で、油圧変速機構57の
逆転出力域を、正転出力域よりも大きくし、ゼロ発進及
び微速走行の性能を向上させ、しかも作業速度で伝達ギ
ヤ74の高い動力伝達効率の出力を有効に利用し、泥土
路面での作業能率の向上などを図る。
【0034】また、エンジン2の駆動力を油圧変速機構
57のポンプ軸58に入力させ、油圧変速機構57のモ
ータ軸77と、前記ポンプ軸58に連結させる伝達ギヤ
74とを、遊星ギヤ機構83を介して合成出力軸84に
連結させ、油圧伝動と伝達ギヤ74伝動を合成して出力
させる作業車において、油圧変速機構57の変速可能範
囲で、合成出力軸84を一方向に回転させるように、伝
達ギヤ74及び遊星ギヤ機構83を設け、ゼロ発進可能
な無段変速と高い動力伝達効率を、簡単な油圧変速とギ
ヤ組成とで達成し、走行性能及び変速操作性の向上など
を図ると共に、油圧変速機構57の油圧変速操作アーム
109によって合成出力軸84の回転を調節し、前記操
作アーム109の低速出力側の最大操作位置よりも高速
出力側にずらせて合成出力軸84のゼロ回転位置を設定
し、油圧変速機構57の出力特性または変速操作機構の
組立誤差などに対し、操作アーム109の最低速(ゼロ
速度)位置と合成出力軸84のゼロ回転位置とにずれが
生じても、操作アーム109を最低速に操作したときに
合成出力軸84が回転する不具合をなくす。
【0035】また、油圧変速機構57の出力制御を、自
動的に復動させるペダル31の一方向操作で行い、前記
ペダル31の足踏み操作により油圧変速機構57を無段
変速動作させ、両手による操向ハンドル14操作並びに
自由自在な速度調節を行い、例えば一方の手で操向ハン
ドル14を操作し乍らもう一方の手で変速レバーを操作
する従来の煩わしい運転を不要にし、操舵及び変速操作
性の向上などを図ると共に、前後進切換用のギヤ87・
88及びPTO出力用のギヤ93を、合成出力軸84の
出力側に設け、合成出力軸84の入力側をクラッチ等で
動力切断することなく、合成出力軸84をゼロ回転にす
るだけで前記ギヤ87・88・93の切換を行い、エン
ジン2の出力を断続させるクラッチ等を不要にし、前後
進操作またはPTO変速などを行い、しかも前記各ギヤ
87・88・93を近接させて前後進切換とPTO変速
を同一の操作機構を兼用して行い、かつ前記各ギヤ87
・88・93の設置構造のコンパクト化及び簡略化など
を図る。
【0036】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、エンジン2の駆動力を伝える油圧変速機構57と伝
達ギヤ74を設け、油圧変速機構57と伝達ギヤ74の
各出力を合成して変速出力を形成するもので、前記伝達
ギヤ74を用いて高い動力伝達効率の出力を得ることが
でき、前記油圧変速機構57を用いてゼロ発進可能な無
段変速の出力を得ることができ、簡単な変速操作で状況
に応じた速度調節を容易に行うことができ、変速機能の
向上並びに取扱い操作性の向上などを容易に図ることが
できるものである。
【0037】また、油圧変速機構57の正転または逆転
の各出力により、油圧変速機構57と伝達ギヤ74の各
出力を合成して変速出力する合成出力軸84を一方向に
回転させるもので、ゼロ発進時の出力トルクを容易に確
保でき、微速走行性能を容易に向上でき、しかも作業速
度で伝達ギヤ74の高い動力伝達効率の出力を有効に利
用でき、泥土路面での作業能率の向上などを容易に図る
ことができるものである。
【0038】また、0乃至最大車速の中間の伝達速度に
なる減速比に伝達ギヤ74を形成するもので、ゼロ発進
可能な無段変速の操作を行わせ乍ら、高い動力伝達効率
の伝達ギヤ74の出力によって一定の速度を維持する連
続作業を容易に行うことができ、走行性能の向上並びに
作業能率の向上などを容易に図ることができるものであ
る。
【0039】また、油圧変速機構57と伝達ギヤ74の
各出力の割合を、発進時に略等しくするもので、発進に
必要な大きな出力トルクを確保し乍ら、無段変速の操作
によりゼロ発進並びに微速移動の各動作をスムーズに行
わせることができ、例えば圃場または運搬トラックの荷
台などへの出入或いは畦越え走行などの超低速の走行性
の向上を容易に図ることができるものである。
【0040】また、発進時以外の低速乃至高速走行のと
き、油圧変速機構57に対して伝達ギヤ74の出力割合
を大きくするもので、高い動力伝達効率の伝達ギヤ74
の出力によって一定の速度を維持する連続作業を容易に
行うことができ、走行性能の向上並びに作業能率の向上
などを容易に図ることができるものである。
【0041】また、0乃至最大車速の中間以上で油圧変
速機構57の正逆転の切換を行うもので、ゼロ発進時の
出力トルクを容易に確保でき、微速走行性能を容易に向
上でき、しかも作業速度で伝達ギヤ74の高い動力伝達
効率の出力を有効に利用でき、泥土路面での作業能率の
向上などを容易に図ることができるものである。
【0042】また、伝達ギヤ74の伝動比率が全体の半
分以上のときを作業速度にするもので、高い動力伝達効
率の伝達ギヤ74の出力によって一定の速度を維持する
連続作業を容易に行うことができ、走行性能の向上並び
に作業能率の向上などを容易に図ることができるもので
ある。
【0043】また、0乃至最大車速の間で、油圧変速機
構57の逆転出力域を、正転出力域よりも大きくするも
ので、ゼロ発進及び微速走行の性能を容易に向上でき、
しかも作業速度で伝達ギヤ74の高い動力伝達効率の出
力を有効に利用でき、泥土路面での作業能率の向上など
を容易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の全体側面図。
【図2】田植機の全体平面図。
【図3】走行車体の側面図。
【図4】走行車体の平面図。
【図5】車体フレームの側面図。
【図6】駆動部の側面説明図。
【図7】駆動部の平面説明図。
【図8】サイドクラッチ操作系の側面説明図。
【図9】サイドクラッチ操作系の平面説明図。
【図10】ミッションケースの断面図。
【図11】同拡大図。
【図12】遊星ギヤ機構の説明図。
【図13】ミッションケースの部分図。
【図14】遊星ギヤ機構の断面図。
【図15】変速ペダル部の前方からの斜視図。
【図16】変速ペダル部の後側上方からの斜視図。
【図17】ミッションケースのギヤ配列説明図。
【図18】油圧変速操作アーム部の側面図。
【図19】ギヤ変速の中立状態の説明図。
【図20】ギヤ変速の後進状態の説明図。
【図21】ギヤ変速の植付走行状態の説明図。
【図22】ギヤ変速のPTO空転状態の説明図。
【図23】ギヤ変速の移動走行状態の説明図。
【図24】遊星ギヤ機構の回転説明図。
【図25】エンジンの出力説明図。
【図26】低速走行のエンジン出力説明図。
【図27】中速走行のエンジン出力説明図。
【図28】高速走行のエンジン出力説明図。
【図29】油圧変速機構の出力説明図。
【図30】伝達ギヤ側の出力説明図。
【図31】合成出力軸の出力説明図。
【図32】変速ペダルの変速説明図。
【図33】油圧変速出力とギヤ変速出力の相関図。
【図34】図33の出力と油圧損失及びギヤ損失の相関
図。
【符号の説明】
2 エンジン 57 油圧変速機構 74 伝達ギヤ 84 合成出力軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 誠 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 Fターム(参考) 2B062 AA02 BA02 BA06 BA07 BA11 3D042 AB07 AB11 AB12 BA04 BA13 CA05 3J027 FA50 FB09 FB10 HA10 HB01 HB11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの駆動力を伝える油圧変速機構
    と伝達ギヤを設け、油圧変速機構と伝達ギヤの各出力を
    合成して変速出力を形成することを特徴とする作業車。
  2. 【請求項2】 油圧変速機構の正転または逆転の各出力
    により、油圧変速機構と伝達ギヤの各出力を合成して変
    速出力する合成出力軸を一方向に回転させることを特徴
    とする請求項1に記載の作業車。
  3. 【請求項3】 0乃至最大車速の中間の伝達速度になる
    減速比に伝達ギヤを形成することを特徴とする請求項2
    に記載の作業車。
  4. 【請求項4】 油圧変速機構と伝達ギヤの各出力の割合
    を、発進時に略等しくすることを特徴とする請求項1に
    記載の作業車。
  5. 【請求項5】 発進時以外の低速乃至高速走行のとき、
    油圧変速機構に対して伝達ギヤの出力割合を大きくする
    ことを特徴とする請求項4に記載の作業車。
  6. 【請求項6】 0乃至最大車速の中間以上で油圧変速機
    構の正逆転の切換を行うことを特徴とする請求項1に記
    載の作業車。
  7. 【請求項7】 伝達ギヤの伝動比率が全体の半分以上の
    ときを作業速度にすることを特徴とする請求項1に記載
    の作業車。
  8. 【請求項8】 0乃至最大車速の間で、油圧変速機構の
    逆転出力域を、正転出力域よりも大きくすることを特徴
    とする請求項2に記載の作業車。
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