JP2003039629A - 平坦な被印刷体を処理する機械の歯車列 - Google Patents

平坦な被印刷体を処理する機械の歯車列

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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F13/00Common details of rotary presses or machines
    • B41F13/008Mechanical features of drives, e.g. gears, clutches

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 継手の直径が妥当な方法であっても、継手の
両方向の回転角度の分解能を細かくすることができるよ
うにする。 【解決手段】 継手は3つの回転体12.1,12.2,12.3を含
み、回転体12.1,12.2によって第1の対、回転体12.2と1
2.3によって第2の対が結成されている。回転体12.1,1
2.2から構成される回転体の対のかみ合い部12.1',12.2'
は、回転体は12.2,12.3から構成される回転体の対のか
み合い部12.2'',12.3'のピッチとは異なるピッチを有し
ている。この場合、かみ合い部12.1',12.2',12.2'',12.
3'は、この構成では全てセレーションに構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かみ合い部を備え
た回転体を含む、歯車列の切離し・接続用に構成された
継手を有しており、このかみ合い部は歯車列が接続され
た状態では互いにかみ合っており、歯車列が切り離され
た状態ではかみ合いが解かれている、平坦な被印刷体を
処理する機械の歯車列および、これを備えた、平坦な被
印刷体を処理する機械、特に、枚葉紙処理輪転印刷機に
関する。
【0002】
【従来の技術】冒頭で述べたような歯車列は、ドイツ特
許第4447862号明細書から知られている。この明細書に
開示された継手は、歯車列の切離しによって連結が解除
されたその部分を位相位置を変えて再び連結する機能を
有する。このために備えられた嵌合する継手は、摩擦に
よって係合する対照しうる継手とは異なり、2つの歯車
の、連結された状態での回転不能な接続について機能上
の確実性を高めるが、継手部分の正面側にあるかみ合い
部のピッチの数倍に相当する回転角を調節できるだけで
あり、つまり、双方の歯車のうち一方の歯車の回転角
は、他方の歯車に対し、このかみ合い部のピッチに相当
するステップでのみ変えることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このピッチの
寸法は、前述の回転角を正確な位置に調節するために継
手の直径が構造的に許容できる寸法である場合、確実性
と製造上の理由から、十分には小さくないことがある下
限が定められている。
【0004】本発明の目的は、冒頭で述べた歯車列につ
いて、継手の直径が許容できる寸法である場合であって
も、歯車の両方向の回転に対する細かい角度分解能が可
能であり、かつ継手に伝達できるトルクが十分に大きい
改良された歯車列を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明によ
ると、回転体を複数備えて対にまとめられ、これらの回
転体対のうちの1つの回転体対のかみ合い部が、それぞ
れ他の1つの回転体対のかみ合い部とは異なる歯形ピッ
チを備えている、という特徴によって達成される。
【0006】本発明によって、この前述の角度分解能
は、公知の継手の何倍も細かくでき、特に、継手を構成
する回転体のかみ合い部の剛性を上げるコストがかから
ない。本発明による歯車列の構成では、2つの歯車列部
分の相対的な位相位置を変えるための最小のステップ幅
をさらに細かく分けることは、つまり1つの回転体対の
かみ合い部のピッチによって下限を制限するのではな
く、大きい負荷を与えることが可能なかみ合い部を備え
ることができるように第2の回転体対においてそのかみ
合い部にピッチ差を設けることによる。さらに、セレー
ションの形態のかみ合い部の構造では、回転体とゼロバ
ックラッシュの自動の心合わせが行われる利点がある。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0008】図1に示した、互いに連なった印刷ユニッ
ト1.x、1.x+1〜1.x+4の模式図は、オフセット印刷方法
にしたがって運転され枚葉紙を前方にあるそれぞれの印
刷ユニットから後方のそれぞれの印刷ユニットへくわえ
づめ装置を備えた胴によって移送する枚葉紙処理輪転印
刷機を例示的に示している。したがって、各印刷ユニッ
ト1.x〜1.x+4は、図1で図示しないインキ装置と、湿式
オフセット法での運転の場合において、図示しない湿し
装置と、版胴2、ゴムブランケット胴3、圧胴4の形態の
印刷ユニット胴を含んでおり、また、印刷ユニット1.x
〜1.x+4の前方と後方の印刷ユニット間には、それぞれ
枚葉紙を前方の印刷ユニットの圧胴4から受け取る第1
の搬送胴5と、枚葉紙を第1の搬送胴5から受け取る紙渡
し胴6と、枚葉紙を紙渡し胴6から受け取り各枚葉紙を後
方の印刷ユニットの圧胴4に渡す第2の搬送胴7が配置さ
れている。この場合、特に、第1および第2の搬送胴5,
7と1つの紙渡し胴6によって形成された少なくとも1つ
の枚葉紙送り装置が、第2の搬送胴7が第1の運転モー
ドでは各枚葉紙のその先行する前縁を、また第2の運転
モードでは枚葉紙のその先行する後縁を後方の圧胴4に
反転して渡すように、第1の運転から第2の運転に、ま
た第2の運転状態から第1の運転状態に切換え可能な反
転装置として構成されている。
【0009】枚葉紙を受け取り、案内し、渡すこれらの
枚葉紙案内胴は、くわえづめ装置を含んでいることが理
解されるべきである。
【0010】最も後方の印刷ユニット(本例では印刷ユ
ニット1.x+4)の圧胴4には、図1には図示しない給紙胴
から第1の印刷ユニットの圧胴に運転時に渡される枚葉
紙を輪転印刷機から取り出す循環するくわえづめ装置9
を運転時に駆動する排紙胴8が続いている。
【0011】さらに、紙さばき装置によって1枚づつ給
紙パイルから取り出してここでは図示しない紙差し台の
前部当ておよび側部当てで整列装置によって揃えられる
枚葉紙を紙差し台から受け取って給紙胴に受け渡す、こ
こでは図示しない揺動する搬送くわえづめ装置が、枚葉
紙を給紙胴に供給するために備えられている。
【0012】印刷ユニット胴、その他の胴、枚葉紙送り
装置、インキ装置ローラおよび湿し装置ローラの、摩擦
で駆動されない部分、排紙胴、給紙胴、搬送くわえづめ
装置、揃え装置、紙さばき装置を駆動するために、本例
では互いにかみ合う歯車の主要部に示す関連し合う伝動
装置が備えられており、他方で、くわえづめ装置9の方
向転換用ホイール10を駆動するだけのために排紙胴8の
側に、また、紙さばき装置を駆動するために給紙胴の側
にチェーン駆動装置が備えられている。
【0013】互いにかみ合う歯車は、(図1に示す限り
では)各版胴2に付属した各歯車2'、各ゴムブランケッ
ト胴3に付属した各歯車3'、各圧胴4に付属した各歯車
4'、各第1の搬送胴5に付属した各歯車5'、各紙渡し胴6
に付属した各歯車6'、各第2の搬送胴7に付属した各歯
車7'、排紙胴8に付属した歯車8'として示されている。
【0014】各胴と、図示したようにこれらの胴に付属
した歯車2'〜8'との間はそれぞれ回転不能に接続されて
いることが理解される。図1に示す模式図では、各歯車
2'〜8'は各胴と同じように示されている。
【0015】この歯車全体は、図1による例では排紙用
印刷ユニットとして構成された印刷ユニット1.x+4から
前方の全ての印刷ユニットにわたって延びる主ライン
と、圧胴4の1つを駆動する各歯車4'から分岐し、各ゴ
ムブランケット胴3および各版胴2の形態の各印刷ユニッ
ト胴、およびここでは図示しないインキ装置ローラと、
場合によっては湿し装置ローラを駆動する副ラインを有
する、関連し合う歯車列を構成している。したがって、
印刷ユニット1.x+4は、印刷ユニット1.4+xの圧胴4の歯
車4'にかみ合う、排紙胴8の歯車8'によって駆動され
る、印刷された枚葉紙を排紙する機能を有するくわえづ
め装置9が続いているので、ここでは排紙用印刷ユニッ
トと称する。
【0016】本例では、印刷ユニット1.x+2はいわゆる
駆動用印刷ユニットを構成しており、つまり輪転印刷機
を運転するための駆動力が、印刷ユニット1.x+2に属し
ている歯車、ここでは特に、印刷ユニット1.x+2の圧胴4
に付属した歯車4'と、印刷ユニット1.x+3の方向に印刷
ユニット1.x+2に続く紙渡し胴6に付属する歯車6'と、図
示しない駆動装置、特にベルト駆動装置によって駆動さ
れる駆動ピニオン11とにかみ合う、第1の搬送胴5の1
つを駆動する歯車5'を介して伝えられる。
【0017】すでに概略を示した、反転装置としての1
つの枚葉紙送り装置(第1の搬送胴5と、第2の搬送胴7
と、これらの間に配置された紙渡し胴6とから構成され
る)の構成では、例えば第2の搬送胴7は、表面印刷の
場合にはそのくわえづめ装置が紙渡し胴6から案内され
た枚葉紙をその前縁で受け取って反転胴に続く圧胴4に
受け渡し、他方で、両面刷りの場合にはこのくわえづめ
装置が枚葉紙をその後縁で紙渡し胴6から受け取るよう
に、反転胴として構成されている。このために、紙渡し
胴6に対する、反転胴7のそれぞれ異なる位相位置は、上
述の主ラインを含む歯車列を切離すこと、この際に生じ
る部分ラインを他の部分ラインに対して回転させるこ
と、および、歯車列の接続をロックすることによって調
節される。各枚葉紙を案内する、紙渡し胴6の然るべき
くわえづめ装置は、両面刷り運転において、表面印刷運
転とは異なり、枚葉紙後縁を反転胴7の側で受け取るた
めに位相をずらして遅れて放し、この場合、枚葉紙の、
位相をずらす度合いは、実質的に紙渡し胴6の周方向
の、枚葉紙寸法の長さに相当することが理解される。こ
のために、上述のくわえづめ装置を開くための周知の位
置調節可能な手段が備えられている。
【0018】図2は、図1に示した歯車列の、歯車4',7',
6'から構成された部分を示しており、くわしく言うと、
例えば、歯車4'が印刷ユニット1.x+1の圧胴4に付属して
いる部分を示している。この場合、特に、両面刷り運転
で枚葉紙の両面を4色で印刷できるように4つの印刷ユ
ニットがこの印刷ユニットよりも前に置かれる。
【0019】然るべき印刷ジョブが表面印刷の機械調整
に続く場合、特に印刷ユニット1.x+1の反転胴7のくわえ
づめ装置の位相位置の上述の調節は、前方に配置された
紙渡し胴6のくわえづめ装置の位相位置に対して行われ
る。
【0020】図2に示された歯車列の部分は、この目的
のために備えられた継手12を含んでおり、この継手12が
解除された状態では歯車列が切離され、位相位置の前述
の調節は、前述の1つの部分ラインが他の部分ラインに
対して然るべき回転を行うことによって行うことができ
る。
【0021】ここでは解除された状態で示された継手12
は、ここでは全体が同軸に配置され機能的に対にされた
複数の回転体(この実施形態では3つの回転体12.1,12.
2, 12.3)を含んでいる。第1の対は回転体12. 1,12.2
によって、第2の対は回転体12.2,12.3によって構成さ
れている。回転体12.2は双方の対に共通である。
【0022】これらの回転体12.1,12.2, 12.3の、互い
に向きあう正面には、ここではセレーションで形成され
たかみ合い部12.1',12.2',12.2'',12.3'が備えられてい
る。
【0023】端にある両方の回転体12.1,12.3は、歯車
列のそれぞれ1つの歯車とかみ合うために構成されてい
る限りにおいて、回転体12.1が圧胴4の歯車4'に、回転
体12.3が紙渡し胴6の歯車6'にかみ合うように、歯車列
のそれぞれ1つの歯車を構成している。この場合、回転
体12.1は、さらに、反転胴7に回転不能に付属する歯車
7'を構成しており、このためにねじ結合部材7'.1によっ
て反転胴7の軸ジャーナル7.1に取り付けられている。
【0024】歯車7'を構成する回転体12.1には、継手12
が解除された状態で回転体12.1に対して回転可能な回転
体12.2と回転体12.3が嵌めこまれた、軸ジャーナル7.1
とは反対側に向けられた延長部12.1''が形成されてい
る。回転体12.1,12.2,12.3の互いに向きあう各正面間に
は、かみ合い部1 2.1'と12.2'、かみ合い部12.2''と12.
3'が継手12の解除された状態では確実にかみ合わないよ
うにする、それぞれ回転体12.1,12.2,12.3に支持された
圧縮ばね12.4が配置されている。
【0025】軸ジャーナル7.1とは反対側に向けられ
た、回転体12.3の正面に当てられる押圧板12.5が、継手
12を接続する機能を有している。押圧板12.5の、軸ジャ
ーナル7.1に向けられたその側には、さらばね群12.5''
がここでは軸ジャーナル7.1と同軸に配置されたばねハ
ウジング12.5'が支持されている。さらばね群12.5''を
付勢するために、したがって継手12を接続しこれによっ
て歯車列を接続するために、軸ジャーナル7.1内には締
付けねじ12.6が正面かつ中央に配置されており、この締
付けねじ12.6は、押圧板12.5、さらばね群12.5''、ばね
ハウジング12.5'、このさらばね群 12.5''に当接させら
れこの締付けねじ12.6によって作動可能なスラストカラ
ー12.6'を貫通している。さらばね群12.5''は、(図2で
示された、継手12が解除された状態に基づき)軸ジャー
ナル7.1内に締付けねじ12.6がねじ込まれることによっ
て、押圧板12.5を軸ジャーナル7.1の方向にずらし、先
ず回転体12.1,12.2,12.3の第1の対のかみ合い部12.1',
12.2'と、回転体12.1,12.2,12.3の第2の対のかみ合い
部12.2'',12.3'を、押圧ばね12.4の復元作用に抗して互
いにかみ合うようにし、回転体12.1,12.2, 12.3は、こ
れらのかみ合い部12.1',12.2',12.3'が嵌合した後、軸
方向に固定される。
【0026】回転体12.1,12.2から構成される回転体の
対のかみ合い部12.1',12.2'は、回転体12. 2,12.3から
構成される回転体の対のかみ合い部12.2'',12.3'のピッ
チとは異なるピッチを有している。この場合、かみ合い
部12.1',12.2',12.2'',12.3'は、この構成では全てセレ
ーションに構成されている。
【0027】次の例からわかるように、前述のピッチ差
に基づいて、端にある回転体12.1,12.3が相互に回転す
るステップ幅は、従来技術で知られた、ただ1つの分離
箇所を有する継手にくらべ、10の累乗の数倍も小さくす
ることができる。
【0028】例えば、前述のただ1つの分離箇所が、連
結された状態でかみ合うそのかみ合い部の歯数がそれぞ
れ36である回転体の対によって構成されると仮定する
と、最小のステップ幅は10°の回転角になる。この継手
12の場合、例えば対の回転体12.1, 12.2のかみ合い部1
2.1',12.2'がこの歯数であり、また例えば対の回転体1
2.2,12.3のかみ合い部12.2'',12.3'の歯数が37である場
合、回転体12.3は、かみ合い部12.1', 12.2'の1つの歯
形ピッチの分だけ単独でまたは回転体12.2と一緒に第1
の回転方向に回転することによって、そして、続いて歯
数37に相応した歯形ピッチの分だけ第1の回転方向とは
反対の方向に回転体12.1に対して回転することによって
回転させることができ、回転体12.3のこの回転位置で継
手12を接続することができる。したがって、全体として
は、回転体12.3が回転体12.1に対して回転する角度は20
分の角度よりも小さくなり、ステップ幅の細かさは、分
離箇所が1つであると想定した場合にくらべて30倍より
ももっと細かいものに相当する。
【0029】反転胴7と紙渡し胴6の相対的な位相位置
の、継手12によって実現できる、所定の回転角度の調節
は、特に、継手12が解除されると、これによって生じた
歯車列の部分ラインの少なくとも1つが、予め定められ
た量だけ回転し、回転体12.2は次に継手12が接続される
際に端にある回転体12.1, 12.3が相互に最小の回転を行
う回転位置に動かされ、最終的に継手12が接続されるよ
うになっている。
【0030】第1の回転体12.1,12.2の対と第2の回転
体12.2,12.3の対に共通な回転体12.2を前述の回転位置
に動かすために、その外套面にはかみ合い部が形成され
ており、また、このかみ合い部にかみ合う、ここでは例
えば手作業によって位置調節可能な、図2でずらして示
した調整ピニオン13が備えられている。
【0031】これとは反対に、図3に示した相応する継
手120の構成は、機能上2つの回転体の対にまとめられ
る回転体120.1,120.2,120.3を含んでおり、この場合、
これらの回転体120.1,120.2,120.3は、回転体120.1,12
0.2から構成される第1の回転体対のかみ合い部120.1',
120.2'が、回転体120.2,120.3から構成される第2の回
転体対のかみ合い部とは異なる歯形ピッチを備えるよう
に、ここでは一部のみを示した、すなわちこの限りでは
歯車4',6'と端の回転体120.1によって示される歯車7'だ
けを示した歯車列が接続された状態で、相互にかみ合う
ように形成されたかみ合い部120.1',120.2', 120.2'',1
20.3'を備えている。この限りでは、継手120は、前述の
継手12と作用原理が同じであり、両方の回転体対には同
じく1つの回転体、すなわち回転体120.2が共通してい
る。しかし、この限りでは、回転体120.2と回転体120.3
は、歯車列が接続された状態で、相互にかみ合せるため
に備えられたかみ合い部の形状がセレーションだけでな
い点で、図2による構成とは異なる。然るべきセレーシ
ョンのかみ合わせ部は、第1の回転体対を相互にかみ合
わせるためのかみ合い部120.1',120.2'の形態で備えら
れているが、他方、歯車列が接続された状態で、相互に
かみ合せるための第2の回転体対は、平歯車かみ合い部
120.2', 120.3'の形態のかみ合い部を備えている。
【0032】継手120は、すでに言及した反転胴7の歯車
7'を構成する、端にある回転体120.1の他に、歯車列の
歯車を構成し紙渡し胴6の歯車6'として示される(ここ
では回転体120.3の形態の)第2の回転体も含んでい
る。
【0033】図3で例示的に示された構造によると、回
転体対に共通な回転体120.2は、回転体120.1を支持する
軸ジャーナル7.2上、すなわち、反転胴7の反対側に向け
られ、回転体120.1が突出した、軸ジャーナル7.2の一部
分上に回転可能、かつ軸方向に移動可能に支持されてい
る。一方、軸ジャーナル7.2に固定された軸受リング7.3
には、また、他方、回転体120.2には、かみ合い部120.
2'',120.3'が同時にかみ合う場合にかみ合い部120.1',1
20.2'を初期応力によってかみ合わされた状態に保つと
ともに図3に示す継手120の開かれた状態において付加的
な応力が作用しているさらばね群120.4が支持されてい
る。
【0034】継手120を開くためのこの付加的な応力は
例えば空気によって作用させられる。このために、かみ
合い部120.2'の反対側に向けられた、回転体120.2の正
面には、この正面に対して開口する、押圧空間120.6を
構成するシリンダ120.5がフランジを介して接合されて
おり、すなわち、この押圧空間120.6は、このために合
わせて密閉された軸受リング7.3と、軸ジャーナル7.2を
囲みセレーションのかみ合い部120.2'の反対側に向けら
れた、シリンダ120.5の底壁に、スラスト軸受120.8を介
して支持された、相応して密閉された他の軸受リング12
0.7との間にある。この両方の軸受リング7.3,120.7間に
設けられた圧縮ばね120.9は、軸受リング120.7をスラス
ト軸受120.8に押し当てた状態に保つ。
【0035】図3に示された、継手120が解除された状態
では、すなわち歯車列が切離された状態では、押圧空間
120.6には、シリンダ120.5が、このシリンダ120.5に連
結された回転体120.2のかみ合い部120.2',120.2''をさ
らばね群120.4の応力の作用で前述の初期張力によって
かみ合い状態から解除する作用をする圧力が作用してい
る。
【0036】押圧空間120.6内に通じる孔120.10は、例
えば圧縮空気発生装置に通じる押圧空間120.6の接続管
を示している。このために、特に軸ジャーナル7.2には
詳細に図示しない回転式伝動装置が備えられている。
【0037】継手120による歯車列の解除によって生じ
た部分ラインの相対した側の位相位置の調節は、図2に
関連して説明した方法で行われる。このために、図2の
構成と同様に、特に、回転体120.2にはその平歯車かみ
合い部120.2''にかみ合う調整ピニオンが付属してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】列構造で配置された(ここでは、例えば、歯車
列によって駆動される印刷ユニットだけの形態の)処理
部を有する枚葉紙処理輪転印刷機を示す図である。
【図2】歯車列内に配置された継手を示す図である。
【図3】歯車列内に配置された継手を示す図である。
【符号の説明】
1.x,1.x+1〜1,x+4 印刷ユニット 2 版胴 2' 歯車 3 ゴムブランケット胴 3' 歯車 4 圧胴 4' 歯車 5 第1の搬送胴 5' 歯車 6 紙渡し胴 6' 歯車 7 第2の搬送胴(反転胴) 7' 歯車 7.1,7.2 軸ジャーナル 7'.1 ねじ結合部材 7.3,120.7 軸受リング 8 排紙胴 8' 歯車 9 くわえづめ装置 10 方向転換用ホイール 11 駆動ピニオン 12 継手 12.1,12.2, 12.3 回転体 12.1',12.2',12.2'',12.3' かみ合い部 12.1'' 延長部 12.4 押圧ばね 12.5 押圧板 12.5' ばねハウジング 12.5'' さらばね群 12.6 締付けねじ 12.6' スラストカラー 113 調整ピニオン 120 継手 120.1 孔 120.1,120.2,120.3 回転体 120.1',120.2', 120.2'',120.3' かみ合い部 120.2'' 平歯車かみ合い部 120.4 さらばね群 120.5 シリンダ 120.6 押圧空間 120.8 スラスト軸受 120.9 圧縮ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many (72)発明者 クリスティアーン ゲールビンク ドイツ連邦共和国 69121 ハイデルベル ク ドッセンハイマー ラントシュトラー セ 18 (72)発明者 イヴォ リヒター ドイツ連邦共和国 69126 ハイデルベル ク ラーレルシュトラーセ 4 Fターム(参考) 2C034 AA12 AA43 AB14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歯車列が接続された状態では相互にかみ合
    い、前記歯車列が切離された状態ではかみ合いが解かれ
    るかみ合い部を備えた回転体を含む、前記歯車列の切離
    しと接続のために構成された継手を有する、平坦な被印
    刷体を処理する機械、特に輪転印刷機の歯車列におい
    て、 前記回転体(12.1,12.2,12.3;120.1,120.2,120.3)を複数
    備えて対にまとめられ、この1つの回転体対のかみ合い
    部 (12.1',12.2,;120.1',120.2')が、他の各回転体対の
    かみ合い部 (12.2'',12.3';120.2'',120.3')とは異なる
    歯形ピッチを有することを特徴とする、平坦な被印刷体
    を処理する機械の歯車列。
  2. 【請求項2】 前記回転体(12.1,12.2,12.3;120.1,120.
    2,120.3)の前記かみ合い部 (12.1',12.2',12.2'',12.
    3',120.1',120.2',l20.2'',120.3')は、セレーションの
    かみ合い部を有している、請求項1に記載の歯車列。
  3. 【請求項3】 前記回転体(12.1,12.2,12.3;120.1,120.
    2,120.3)の前記かみ合い部 (12.1',12.2',12.2'',12.
    3';120.1',120.2',l20.2'',120.3')は、平歯車かみ合い
    部を有している、請求項1に記載の歯車列。
  4. 【請求項4】 前記回転体対のうちの第1および第2の
    回転体対が、前記回転体(12.1,12.2,12.3;120.1,120.2,
    120.3)のうちの、前記第1および第2の回転体対に共通
    な回転体(12.2;120.2)を含んでいる、請求項1に記載の
    歯車列。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の回転体対の前記か
    み合い部 (12.1',12.2',12.2'',12.3')は、セレーショ
    ンのかみ合い部で形成されている、請求項4に記載の歯
    車列。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の回転体対に共通な
    前記回転体(120.2)はセレーションかみ合い部と平歯車
    かみ合い部を備えており、前記共通の回転体(120.2)に
    は、前記回転体のそれぞれ1つの対応する歯車部 (120.
    1,120.3)が付属している、請求項4に記載の歯車列。
  7. 【請求項7】 前記継手(12;120)を構成する前記回転体
    (12.1,12.2,12.3;120.1,120.2,120.3)のうち端にある各
    回転体は、前記歯車列の1つの歯車を構成する、請求項
    1から6のいずれか1項に記載の歯車列。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2の回転体対に共通な
    前記回転体(12.2;120.2)は、かみ合い部を構成する外套
    面を有しており、前記歯車列が切離された状態で前記共
    通の回転体(12.2;120.2)を回転させることができる、前
    記かみ合い部にかみ合う調整ピニオン(13)を備えてい
    る、請求項4に記載の歯車列。
  9. 【請求項9】 平坦な被印刷体を処理する機械、特に枚
    葉紙処理輪転印刷機において、請求項1から8のいずれか
    1項に記載の歯車列を有することを特徴とする、平坦な
    被印刷体を処理する機械。
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