JP2003039121A - チューブ・ハイドロフォーミング装置及びチューブ・ハイドロフォーミング方法 - Google Patents

チューブ・ハイドロフォーミング装置及びチューブ・ハイドロフォーミング方法

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JP2003039121A JP2001228544A JP2001228544A JP2003039121A JP 2003039121 A JP2003039121 A JP 2003039121A JP 2001228544 A JP2001228544 A JP 2001228544A JP 2001228544 A JP2001228544 A JP 2001228544A JP 2003039121 A JP2003039121 A JP 2003039121A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練者でなくても所望の形状の成形品を得る
ことができるチューブ・ハイドロフォーミング装置及び
チューブ・ハイドロフォーミング方法を提供する。 【解決手段】 加工対象物である素管20を装着される
第1空間10a及び第1空間10aの外周側に配置され
るとともに第1空間10aに連通する第2空間10bを
有するダイ10と、素管20内に流体を流入させて内圧
を作用させる内圧付与部と、実加工時に第2空間10b
へと張り出す素管20の所定部の変形量を計測するセン
サ群と、少なくとも目標値データを記憶する記憶部と、
センサ群による実測値データと前記目標値データとに基
づいて内圧付与部や押込み力付与部を制御する制御部と
を備えたチューブ・ハイドロフォーミング装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チューブ・ハイド
ロフォーミング装置及びチューブ・ハイドロフォーミン
グ方法に関する。
【0002】
【技術的背景】成形加工の一形態として、チューブ・ハ
イドロフォーミングが提案されている。チューブ・ハイ
ドロフォーミングの手順の一例を以下に略示する。成形
を行うダイに、成形対象である素管(チューブ・ブラン
ク)を装着する。ダイは、素管を装着する第1空間と、
第1空間に連通する第2空間とを有している。素管は、
ダイの第1空間の外周側に配置される。次に、素管内に
流体を流入させて内圧を作用させる。すると、素管の所
定部が第2空間へと張り出すように変形する。このよう
に素管を変形させることで、所望する形状の成形品を得
る。素管に内圧を作用させるのと同時に、素管の軸方向
片側又は両側に配置された押込み力付与部によって、素
管に軸方向の押込み力を作用させて、素管を変形させる
場合もある。上記のようなチューブ・ハイドロフォーミ
ングによって成形された製品が、自動車部品等に採用さ
れ始めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】チューブ・ハイドロフ
ォーミングは、比較的新しい技術であり、種々の技術的
課題が残されている。例えば、加工中に素管が座屈し
て、素管の所定部が第2空間へとスムーズに張り出さな
いことがある。座屈が生じると、所望の形状が得られな
くなる。このような素管の座屈が生じないように、素管
に付与する力を減らすまたは内圧を増加させるなど、試
行錯誤を重ねているのが現状である。素管に付与する力
を減らせば、座屈は生じにくくなるものの、十分な変形
量が得られない。また、生産性も低下する。さらに、素
管に付与する内圧または力が大きすぎると、加工中に素
管が破断してしまうことがある。本発明は、上記事情に
鑑みてなされたもので、その目的は、熟練者でなくても
所望の形状の成形品を得ることができるチューブ・ハイ
ドロフォーミング装置及びチューブ・ハイドロフォーミ
ング方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、加
工対象物である素管を装着される第1空間及び前記第1
空間の外周側に配置されるとともに前記第1空間に連通
する第2空間を有するダイと、前記素管内に流体を流入
させて内圧を作用させる内圧付与手段と、実加工時に前
記第2空間へと張り出す前記素管の所定部の変形量を計
測する計測手段と、前記素管に付与する力とその力によ
る素管の所定部の変形量との関係を表す目標加工曲線の
データと、前記素管に実際に付与された力とその力によ
る素管の所定部の変形量との関係を表す実測加工曲線と
前記目標加工曲線との偏差に関連付けされた評価関数か
ら得られる評価関数データとを含むファジー制御用基礎
データを記憶する記憶手段と、実加工時に前記素管に付
与された力とその力による素管の所定部の変形量との関
係を前記計測手段を用いて実測データとして取得すると
ともに、前記記憶手段からファジー制御用基礎データを
読み出し、読み出された基礎データに含まれる目標加工
曲線のデータと前記実測データとの偏差に関連付けた実
時間評価データを求め、求めた実時間評価データと読み
出された前記基礎データに含まれる評価関数データとに
基づいて前記内圧付与手段をフィードバック制御する制
御手段とを備えたことを特徴とするチューブ・ハイドロ
フォーミング装置によって達成される。チューブ・ハイ
ドロフォーミング装置は、前記素管の軸方向片側又は両
側に配置されて前記素管に軸方向の押込み力を作用させ
る押込み力付与手段を更に備えて、前記制御手段によっ
て、前記求めた実時間評価データと読み出された基礎デ
ータに含まれる評価関数データとに基づいて前記内圧付
与手段及び押込み力付与手段の少なくとも一方をフィー
ドバック制御することが好ましい。
【0005】本発明においては、素管を実際に加工する
場合に、計測手段を用いて、前記素管の前記第2空間へ
と張り出す部分の、中央部の張出し量と周縁部の張出し
量とをリアルタイムで計測し、この測定データを取得す
る。そして、前記記憶手段から、読み出されたファジー
制御用基礎データと前記実測データとを用いて内圧や押
込み力あるいは押込み変位をフィードバック制御する。
具体的には、読み出された基礎データに含まれる目標加
工曲線のデータと、実測されたデータとの偏差に関連付
けた実時間評価データをリアルタイムで求める。そし
て、求めた実時間評価データと、ファジー制御用基礎デ
ータに含まれる前記評価関数とに基づき、内圧や押込み
力あるいは押込み変位をフィードバック制御する。本発
明によれば、実加工時に第2空間へと張り出す素管の所
定部の変形量を計測することで、チューブ・ハイドロフ
ォーミングにフィードバック制御を適用したので、熟練
者でなくても、座屈や破断を回避しつつ所望の成形品を
得ることができる。
【0006】また、前記ファジー制御用基礎データは、
素管の種別及び加工条件毎にデータベース化され、前記
制御手段は、上記データベースから素管の種別及び加工
条件に適合するファジー制御用基礎データを読み出し、
上記フィードバック制御を行うことが好ましい。このよ
うに、素管の種別及び加工条件毎にファジー制御用基礎
データをデータベース化しておくことにより、素管の種
別が異なった場合でも、またその加工条件が異なった場
合でも、最適なファジー制御基礎データを選択し、当該
種別及び加工条件に合わせた最適なフィードバック制御
を行うことができる。特に、多品種少量生産を行う場合
に、これらの製品をその品質を損なうことなく効率よく
生産することが可能となる。上述のチューブ・ハイドロ
フォーミング装置により実行されている方法も本発明で
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1は、チューブ・ハイドロ
フォーミング装置の要部を示す概念図である。図中、左
側に、加工前の素管20の様子が示され、右側に、加工
中の素管20の様子が示されている。チューブ・ハイド
ロフォーミング装置は、ダイ10と、内圧付与部(図示
せず)と、押込み力付与部12と、センサ群(図示せ
ず)とを備えている。ダイ10は、素管20を装着され
る第1空間10aと、素管20の所定部を張り出させる
ための第2空間10bとを有している。第2空間10b
は、第1空間10aの外周側に配置されるとともに第1
空間10aに連通している。ここでは、第2空間10b
が、第1空間10aの延びる方向(図では横方向)に対
して垂直な方向(図では縦方向)に延びている。また、
第1空間10aと第2空間10bとの接続箇所の角部
が、所定の半径R(例えばR10mm)で丸められてい
る。成形対象の素管の形態としては、上述の円筒状のも
の以外にも、角筒状のもの等であってもよい。ダイの形
態は、図示の形態に限定されるものではない。例えば、
第2空間の延びる方向が、第1空間の延びる方向に対し
て鋭角又は鈍角を形成するように、傾斜していてもよ
い。第2空間が、第1空間の外周にリング状に配置され
ていてもよい。また、第2空間は複数でもよく、さら
に、第1空間や第2空間が段差を有していてもよい。内
圧付与部としては、圧縮空気、水、油等の流体を用いて
素管に内圧を作用させるものであればよい。押込み力付
与部としては、エアシリンダや油圧シリンダ等のシリン
ダ・アクチュエータを用いたもの等がある。センサ群
は、接触子を用いた機械的な変位センサや、レーザ変位
センサ等の非接触変位センサ等の変位を測定できるもの
である。
【0008】図1に示したダイでは、第1空間10a及
び第2空間10bが、それぞれ円筒状に形成されてい
る。第1空間10aの直径D1は、素管20の外径より
若干大きいが、素管20の外径とほぼ同等である。例え
ば、第1空間10aの直径D1及び第2空間10bの直
径D2を、素管の直径と同等の40〜50mm程度にす
ることができる。素管20の材質としては、例えばステ
ンレス(SUS304)を採用でき、素管20の肉厚は
0.8mm程度とすることができる。
【0009】内圧付与部(図示せず)は、素管20内に
高圧の流体(例えば水)を流入させて内圧を作用させ
る。押込み力付与部12は、素管20を軸方向に押し縮
めるような押込み力を付与する。押込み力付与部12
は、素管20の両側に配置されるタイプでもよい。内圧
付与部で素管20に流体により内圧をかけつつ、押込み
力付与部12により素管20を軸方向に押し込むと、素
管20の所定部が第2空間10bへと張り出す。正常に
チューブ・ハイドロフォーミングが行われた際には、張
出し量の最大値ΔHは、第2空間10bの中央部付近で
計測される。すなわち、素管20の張り出した部分は、
その中央部が最も高く、周縁部が最も低くなる。センサ
群(図示せず)は、素管20の第2空間10bへと張り
出した部分の、中央部の高さ(張出し量)と周縁部の高
さとを計測する。
【0010】図2は、素管20の第2空間10bに張り
出した部分における、中央部の高さRcと、周縁部の高
さRbとの差ΔR(=Rc−Rb)を示す図である。正
常にチューブ・ハイドロフォーミングが行われた際に
は、ΔRは正の値となり、押込み量ΔLが大きくなるに
つれて、ΔR及びΔHも大きくなる。一方、ΔRが負の
値となる(図2参照)と、押込み量ΔLがある程度大き
くなった時点で素管20が座屈する。座屈は、押込み力
が強すぎるときに生じる傾向がある。
【0011】図3は、素管の第2空間へと張り出す部分
の張出し量の最大値(ΔH)と、素管の第2空間へと張
り出す部分の、中央部の張出し量と周縁部の張出し量と
の差(Rc−Rb=ΔR)との関連付けで、目標加工曲
線と実測加工曲線を示している。目標加工曲線は、例え
ば、所定の設定条件(例えば、板厚不変、体積一定等)
に基づいた有限要素解析法(FEM)により求められる
もので、実測加工曲線は、実測により求められるもので
ある。この実測曲線は、例えば、軸方向の押込み力をパ
ラメータとし、パラメータを加減して実測を繰り返すこ
とで、複数の実測加工曲線が求められる。図3では、Δ
RとともにΔHがスムーズに増加する場合(目標加工曲
線)のときより押込み力が強くなると、矢印Aで示すよ
うに、ΔRが目標加工曲線ほど増加しない曲線(実測加
工曲線)に従うようになり、さらに押込み力が強すぎる
と素管20が座屈することを示している。
【0012】本実施の形態の特徴は、素管20の実際の
加工時に、センサ群を用いて、ΔR及びΔHをリアルタ
イム測定し、この測定値に基づきファジー推論の手法を
用いて、押込み力Fをフィードバック制御することにあ
る。特に、本実施の形態では、予め素管20の種類及び
加工条件毎に、ファジー制御用基礎データを作成してこ
れをデータベース化して記憶しておき、実際に加工する
素管20の種類及び加工条件に合わせて最適なファジー
制御用基礎データを読み出し、これを利用して素管20
に座屈や破断を発生させることなく、効率良くチューブ
・ハイドロフォーミングを実現するように、押込み力F
をフィードバック制御する。特に、本実施の形態の手法
では、成形品の多品種少量生産を行う場合でも、使用す
る素管20の種別及び加工条件に適合したファジー制御
用基礎データを用いることにより、この多品種少量生産
を品質を維持しつつ高い生産効率で実現可能である。
【0013】以下に、本実施の形態のファジー制御のた
めの原理を説明する。まず、加工対象物である素管(以
下、ブランクともいう)20の種別及び加工条件を変え
ながら、加工対象物の種別及び加工条件毎にファジー制
御用基礎データを求め、これをデータベース化する手法
について説明する。次に、このデータベースを用い、実
際に加工対象物を加工成形する手法について説明する。
【0014】(データベースの構築) 第1段階 まず、対象となる種別のブランク20に対して、その板
厚、体積を一定と仮定する。そして、チューブ・ハイド
ロフォーミング時のブランク20のΔH及びΔRを変数
として、有限要素解析(FEM)の手法を用い、図3に
示したような目標加工曲線を求める。
【0015】第2段階 次に、ブランク20を一定の押込み力Fで実際にチュー
ブ・ハイドロフォーミングし、このときのΔHとΔRと
の関連付けを表す実測加工曲線を求める。この実測加工
曲線は、押込み力Fをパラメータとして複数求める。押
込み力Fを高くすればするほど、実測加工曲線は、目標
加工曲線から離れていく。
【0016】第3段階 図3に示すように、前記第1段階で求めた目標加工曲線
と、第2段階で求めた実測加工曲線との偏差φを、座屈
の危険度を示す第1の評価関数φとして求める。そし
て、この評価関数φの最小値をφaとして求め、実測加
工曲線に従ってΔRを大きくしてみたときに、ブランク
20に座屈が発生する座屈発生ポイントの位置における
評価関数φを、φbとして求める。本実施の形態におい
て、この第1の評価関数φから得られるφa、φbを第
1の評価関数データと定義する。このようにして求めた
第1の評価関数データφa、φbに基づき、図4(a)
に示す座屈危険度を評価するための入力側メンバーシッ
プ関数μφを生成し、このメンバーシップ関数μφを用
いて後述する座屈の評価を行う。
【0017】第4段階 さらに、評価の信頼性を向上させるために、前述した第
3段階で求めた第1の評価関数φの微分値φ’を第2の
評価関数として求め、さらにその微分値φ’の最小値
φ’a及び最大値φ’bを求め、これらを第2の評価関
数データと定義する。そして、このようにして求めた第
2の評価関数データφ’a、φ’bに基づき、図4
(b)に示す座屈危険度を評価するための入力側メンバ
ーシップ関数μφ’を生成し、これを用いて座屈の評価
を行う。評価関数φが大きくなるほどこの危険度が増加
し、φbと一致するときが、危険度最大となる。逆にφ
aと一致する場合は、危険度が最小となる。また、φの
微分成分φ’は、加工中の押し込み力が座屈危険度の高
い方向(φb方向)あるいは低い方向(φa方向)のい
ずれの方向に変化しているかを表しており、φ’がφ’
bと一致するときは危険度最大となり、φ’aと一致す
るときが危険度最小となる。これら図4(a)に示すメ
ンバーシップ関数と、図4(b)に示すメンバーシップ
関数を組み合わせた評価を行うことにより、本実施の形
態では、実加工時におけるブランク20の座屈の危険度
をより正確に評価することができる。
【0018】第5段階 以上のように、第1〜第4段階で求めた目標加工曲線、
第1の評価関数φ、その最小値φa及び最大値φbを表
す第1の評価関数データ、第2の評価関数φ’、その最
小値φ’a及び最大値φ’bを表す第2の評価関数デー
タ、これら第1及び第2の評価関数データからそれぞれ
のメンバーシップ関数μφ、μφ’を生成するためのデ
ータを、ファジー制御用基礎データとして、ブランク2
0の種別及び加工条件に関連付けてデータベース化す
る。
【0019】以上のように、第1〜第5の段階の処理を
繰り返して行い、各種材料のブランク20毎に、その加
工条件を変えて、ファジー制御用基礎データを求め、こ
のようにして求めたデータに基づきデータベースを予め
構築する。
【0020】(ファジー推論規則)次に、前述したよう
に求めたブランク20の種別及び加工条件毎に対応付け
られたファジー制御用基礎データを用い、実際の加工時
に、押込み力Fをフィードバックするためのファジー推
論規則について説明する。
【0021】第1段階 前述のデータベースから、実際に加工するブランク20
の種別及び加工条件に対応付けられたファジー制御用基
礎データを読み出し、図5(a)(図4(a)、
(b))に示す第1の評価関数に基づくメンバーシップ
関数μφと、第2の評価関数に基づく入力側メンバーシ
ップ関数μφ’を用意する。
【0022】第2段階 ブランク20を、その加工条件に従って図1に示すよう
に実際にチューブ・ハイドロフォーミングする際に、Δ
Rを算出するために図2に示す中央部の高さ(張り出し
量)Rcと周縁部の高さRbををリアルタイム測定す
る。そして、図1に示す張出し量ΔHを測定し、この測
定値ΔHに対応付けられた目標加工曲線におけるΔRと、
実測により得られたΔRとの偏差φを第1の実時間評価
データとして求める。さらに、この第1の実時間評価デ
ータφの微分値φ’を第2の実時間評価データとして求
める。
【0023】第3段階 図5(b)には、このようにして求めた実時間評価デー
タφ、φ’から、押込み力付与部12の押込み力Fの変
化量ΔFを推定する、if−thenルールが示されて
いる。図5(b)において、左側のif(φ、φ’)
は、このファジー推論規則の入力条件を表し、右側のt
hen(ΔF)はその出力を表しており、その値は、具
体的には図5(c)の出力制御用メンバーシップ関数の
出力に反映される。例えば、実測により求められた第
1、第2の実時間評価データが図4に示すようなφ、
φ′である場合を想定する。この場合、図5(b)に示
すif−thenルールの入力側メンバーシップ関数の
面積を求める。具体的には、図6に示すように、実時間
評価データφ、φ’によって特定される入力側メンバー
シップ関数μφ、μφ’の三角形91、三角形92、三
角形93、三角形94の面積をA φL、AφS、A
φ’L、Aφ’Sとして求める。
【0024】第4段階 次に、前述したように求めた各三角形の面積である各部
分ファジー集合(Aφ 、AφS、Aφ’L
φ’S)の面積を算出し、if−thenルールに従
って、図に示すように、出力値決定用のメンバーシップ
関数に代入する。すなわち、図6に示す入力側メンバー
シップ関数の面積を図7に示す出力側メンバーシップ関
数に代入する。図7において、出力値決定用メンバーシ
ップ関数のΔFLL、ΔFLS、ΔFSL、ΔFSS
代入エリアは、台形96、台形97、台形98、台形9
9で示す領域となる。これら各領域96、97、98、
99の面積は、ALL、ALS、ASL、ASSであ
る。具体的には、以下の式で表される。 ALL=AφL+Aφ’LLS=AφL+Aφ’SSL=AφS+Aφ’LSS=AφS+Aφ’S
【0025】次に、出力値決定用のメンバーシップ関数
に代入された部分ファジー集合(領域96〜99の面
積)から重心法により押込み力の制御値ΔFを求める。
本実施の形態では、図7に示す出力値決定用メンバーシ
ップ関数の各領域96〜99の面積a、重心gを求め、
次式に基づきこの重心位置Gをフィードバック制御され
る押込みFの可変量ΔFとして演算により求める。 ΔF=Σa/Σa (Σa=ALL∪ALS∪ASL∪ASS) なお、aは出力値決定用メンバーシップ関数の部分フ
ァジー集合を任意に分割した領域の面積、gはその領
域の重心を示す。
【0026】第5段階 このようにして求めたΔFは、ブランク20を実際にチ
ューブ・ハイドロフォーミングしているときに、座屈を
引き起こすことのない最適な押込み力Fを得るための変
化量を表す。
【0027】従って、このようにして、リアルタイムで
ファジー推論された変化量ΔF分だけ、押込み力付与部
12の押込み力Fをフィードバック制御することによ
り、座屈を発生させることなく最適な押込み力で効率良
くチューブ・ハイドロフォーミングができる。
【0028】図8には、前述した原理を用い、押込み力
Fをフィードバック制御するための構成の機能ブロック
図が示されている。本実施の形態のチューブ・ハイドロ
フォーミング装置は、各種部分における計測を行うセン
サ群60と、各種部分を駆動するアクチュエータ群70
と、制御部50と、記憶部40とを含んで構成される。
制御部50および記憶部40は、コンピュータ・システ
ムに実装されている。
【0029】前記センサ群60は、Rc測定センサ6
2、Rb測定センサ64、ΔH測定センサ66及びその
他のセンサを含んで構成される。Rc測定センサ62に
ΔH測定センサ66とを同一のセンサとすることもでき
る。アクチュエータ群70は、各部を駆動する複数のア
クチュエータを含んで構成され、具体的には、内圧付与
部からの流体による内圧の発生や、押込み力付与部によ
る押込み力Fを発生させる。これらのアクチュエータ群
70は制御部により制御されるように構成されている。
記憶部40には、前述した、加工対象物であるブランク
20の種別及び加工条件毎に作成されたファジー制御用
基礎データがデータベース化して記憶されている。制御
部50は、実際のブランク20の加工時に、当該ブラン
ク20の種別及び加工条件に適合するファジー制御用基
礎データを、記憶部40に記憶されたデータベースから
読み出す基礎データ読出部52と、この読み出したファ
ジー制御用基礎データと、前記センサ62〜66により
リアルタイム測定されるΔR及びΔHとに基づき、押込
み力Fを計算する実時間評価データ演算部54と、計算
された押込み力Fに従って、アクチュエータ群70を駆
動するアクチュエータ駆動部56とで構成されている。
この制御部50により、当該ブランク20の種別及び加
工条件に適合するファジー制御用基礎データを、記憶部
40に記憶されたデータベースから読み出して、前述し
たファジー推論の手法に従ってフィードバック制御す
る。
【0030】図9には、本実施の形態のチューブ・ハイ
ドロフォーミング装置の動作フローチャートが示されて
いる。本実施の形態を用いて、図1に示すように、ブラ
ンク20を加工する場合には、まず、オペレータが、加
工に先立って加工対象物となるブランク20の種別(例
えば、材料)を指定するとともに(ST110)、当該
ブランク20の加工条件を指定する(ST111)。こ
のような種別及び加工条件の入力は、例えば、制御部5
0が実装されているコンピュータ・システムのディスプ
レイ上に選択画面として表示し、オベレータはこれを適
宜画面上において選択して行うように構成することがで
きる。ブランク20の種別及び加工条件が入力される
と、制御部50は基礎データ読出部52により、これら
種別及び加工条件に適合したファジー制御用基礎データ
を記憶部40のデータベースから読み出す(ST11
2)。
【0031】このような一連の処理が終了すると、制御
部50は、内圧負荷を開始させ(ST113)、押込み
力負荷を開始させ(ST114)、ファジー推論処理を
行い(ST116)、押込み力の変化量ΔFをフィード
バック制御する(ST117)という一連の処理を、加
工終了と判断する(ST115)まで繰り返して行う。
この一連の処理(ST113〜ST117)を行うこと
により、制御部50が、フィードバック制御として機能
し、アクチュエータ群70を駆動する。
【0032】図10は、前述したファジー推論(ST1
16)の詳細を表すフローチャートである。この一連の
処理は、制御部50が有する、実時間評価データ演算部
54により行われる。まず、センサ群60からRc,R
b,ΔHのリアルタイム測定値を取得し(ST13
0)、目標加工曲線と実測データとの偏差から第1、第
2の実時間評価データφ、φ’を算出する(ST13
1)。そして、実時間評価データφ、φ’を入力側のメ
ンバーシップ関数μφ、μφ’の入力値として用い、入
力側メンバーシップ関数の部分ファジー集合の面積A
φL、AφS、Aφ’L、Aφ’Sを求める(ST13
2)。そして、図5(b)に示すif−thenルール
に基づく判断処理を行い(ST133)、この判断ルー
ルに従って前述した入力側メンバーシップ関数の各部分
ファジー集合の面積(AφL、AφS、Aφ’L、A
φ’S)を、図7に示すように、出力側メンバーシップ
関数に代入する処理を行う(ST134)。図7に示す
出力値決定用メンバーシップ関数の代入面積の重心位置
Gを特定し、この重心位置Gを、押込み力の変化量ΔF
として求める(ST135)。
【0033】
【実施例】図1に示したようなチューブ・ハイドロフォ
ーミング装置を用いて、上述のようなフィードバック制
御に基づく押込み力で素管を変形させた場合(実施例)
と、フィードバック制御を行わずに一定速度の押込み力
で素管を変形させた場合(比較例)とを比較する実験を
行った。なお、内圧は、両者とも、同様に線形増加させ
た。素管の材質はSUS304、L=100mm、肉厚
=0.8mmであり、ダイの寸法はD1=D2=42.
7mm、R=10mmであった。結果を図11のグラフ
に示す。
【0034】図11において、下側の「座屈」と書かれ
た領域は、内圧Pが低いのに対して押込み量ΔLが大き
すぎて座屈する可能性が高いことを示し、上側の「破
断」と書かれた領域は、内圧Pを高くしても変形量が大
きいため破断する可能性が高いことを示している。実施
例では、最初、押込み速度を低減して、座屈発生を回避
していることがわかる。結局、実施例では、押込み量Δ
Lをかなり大きくするまで破断が生じなかった。図12
の棒グラフに示すように、実施例は、比較例に対してお
よそ140%のΔHを達成できた。
【0035】なお、本発明は前述した実施形態及び実施
例に限定されるものではなく、適宜な変形、改良等が可
能である。例えば、内圧に対してフィードバック制御す
ることもできる。また、押込み力あるいは押込み変位だ
けでなく、内圧もフィードバック制御することもでき
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
熟練者でなくても所望の形状の成形品を得ることができ
るチューブ・ハイドロフォーミング装置及びチューブ・
ハイドロフォーミング方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態であるチューブ・ハイ
ドロフォーミング装置の要部断面図である。
【図2】 座屈が生じる様子を説明する図である。
【図3】 目標加工曲線、実測加工曲線を示すグラフで
ある。
【図4】 入力側メンバーシップ関数の説明図である。
【図5】 (a)は、入力側メンバーシップ関数の説明
図であり、(b)は、ファジー推論のif−thenル
ールの説明図であり、同図(c)は、出力側メンバーシ
ップ関数の説明図である。
【図6】 実評価データを入力した際における破断危険
度を評価する入力側メンバーシップ関数の説明図であ
る。
【図7】 入力側メンバーシップ関数の面積を代入し
た、破断危険度を評価する出力側メンバーシップ関数の
説明図である。
【図8】 本実施の形態の一例を示すブロック図であ
る。
【図9】 本実施の形態の動作の一例を示すフローチャ
ート図である。
【図10】 本実施の形態のファジー推論の動作フロー
チャート図である。
【図11】 実施結果を示すグラフである。
【図12】 実施結果を示す棒グラフである。
【符号の説明】
10 ダイ 10a 第1空間 10b 第2空間 12 押込み力付与部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工対象物である素管を装着される第1
    空間及び前記第1空間の外周側に配置されるとともに前
    記第1空間に連通する第2空間を有するダイと、 前記素管内に流体を流入させて内圧を作用させる内圧付
    与手段と、 実加工時に前記第2空間へと張り出す前記素管の所定部
    の変形量を計測する計測手段と、 前記素管に付与する力とその力による素管の所定部の変
    形量との関係を表す目標加工曲線のデータと、前記素管
    に実際に付与された力とその力による素管の所定部の変
    形量との関係を表す実測加工曲線と前記目標加工曲線と
    の偏差に関連付けされた評価関数から得られる評価関数
    データとを含むファジー制御用基礎データを記憶する記
    憶手段と、 実加工時に前記素管に付与された力とその力による素管
    の所定部の変形量との関係を前記計測手段を用いて実測
    データとして取得するとともに、前記記憶手段からファ
    ジー制御用基礎データを読み出し、読み出された前記基
    礎データに含まれる目標加工曲線のデータと前記実測デ
    ータとの偏差に関連付けた実時間評価データを求め、求
    めた実時間評価データと読み出された基礎データに含ま
    れる評価関数データとに基づいて前記内圧付与手段をフ
    ィードバック制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    するチューブ・ハイドロフォーミング装置。
  2. 【請求項2】 加工対象物である素管を装着される第1
    空間及び前記第1空間の外周側に配置されるとともに前
    記第1空間に連通する第2空間を有するダイと、 前記素管内に流体を流入させて内圧を作用させる内圧付
    与手段と、 前記素管の軸方向片側又は両側に配置されて前記素管に
    軸方向の押込み力を作用させる押込み力付与手段と、 実加工時に前記第2空間へと張り出す前記素管の所定部
    の変形量を計測する計測手段と、 前記素管に付与する力とその力による素管の所定部の変
    形量との関係を表す目標加工曲線のデータと、前記素管
    に実際に付与された力とその力による素管の所定部の変
    形量との関係を表す実測加工曲線と前記目標加工曲線と
    の偏差に関連付けされた評価関数から得られる評価関数
    データとを含むファジー制御用基礎データを記憶する記
    憶手段と、 実加工時に前記素管に付与された力とその力による素管
    の所定部の変形量との関係を前記計測手段を用いて実測
    データとして取得するとともに、前記記憶手段からファ
    ジー制御用基礎データを読み出し、読み出された基礎デ
    ータに含まれる目標加工曲線のデータと前記実測データ
    との偏差に関連付けた実時間評価データを求め、求めた
    実時間評価データと読み出された基礎データに含まれる
    評価関数データとに基づいて前記内圧付与手段及び押込
    み力付与手段の少なくとも一方をフィードバック制御す
    る制御手段とを備えたことを特徴とするチューブ・ハイ
    ドロフォーミング装置。
  3. 【請求項3】 前記計測手段は、前記素管の前記第2空
    間へと張り出す部分の、中央部の張出し量と周縁部の張
    出し量とを計測することを特徴とする請求項1又は2に
    記載のチューブ・ハイドロフォーミング装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、前記素管の種別及び種
    別に関連付けられた加工条件の少なくとも一方の項目毎
    にデータベースとして前記ファジー制御用基礎データを
    記憶しており、 前記制御手段は、前記記憶手段のデータベースから前記
    素管の項目に適合する前記ファジー制御用基礎データを
    読み出すことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載のチューブ・ハイドロフォーミング装置。
  5. 【請求項5】 加工対象物である素管を装着される第1
    空間及び前記第1空間の外周側に配置されるとともに前
    記第1空間に連通する第2空間を有するダイに前記素管
    を装着し、前記素管に力を付与することで素管を変形さ
    せるチューブ・ハイドロフォーミング方法であって、 前記素管に付与する力とその力による素管の所定部の変
    形量との関係を表す目標加工曲線のデータと、前記素管
    に実際に付与された力とその力による素管の所定部の変
    形量との関係を表す実測加工曲線と前記目標加工曲線と
    の偏差に関連付けされた評価関数から得られる評価関数
    データとを含むファジー制御用基礎データを記憶してお
    き、 前記素管内に流体を流入させて内圧を作用させつつ、前
    記第2空間へと張り出す前記素管の所定部の変形量を計
    測し、 実加工時に前記素管に付与された力とその力による素管
    の所定部の変形量との関係を実測データとして取得する
    とともに、ファジー制御用基礎データを読み出し、読み
    出された基礎データに含まれる目標加工曲線のデータと
    前記実測データとの偏差に関連付けた実時間評価データ
    を求め、求めた実時間評価データと読み出された基礎デ
    ータに含まれる評価関数データとに基づいて前記内圧を
    フィードバック制御することを特徴とするチューブ・ハ
    イドロフォーミング方法。
  6. 【請求項6】 加工対象物である素管を装着される第1
    空間及び前記第1空間の外周側に配置されるとともに前
    記第1空間に連通する第2空間を有するダイに前記素管
    を装着し、前記素管に力を付与することで素管を変形さ
    せるチューブ・ハイドロフォーミング方法であって、 前記素管に付与する力とその力による素管の所定部の変
    形量との関係を表す目標加工曲線のデータと、前記素管
    に実際に付与された力とその力による素管の所定部の変
    形量との関係を表す実測加工曲線と前記目標加工曲線と
    の偏差に関連付けされた評価関数から得られる評価関数
    データとを含むファジー制御用基礎データを記憶してお
    き、 前記素管内に流体を流入させて内圧を作用させるととも
    に前記素管に軸方向の押込み力を作用させつつ、前記第
    2空間へと張り出す前記素管の所定部の変形量を計測
    し、 実加工時に前記素管に付与された力とその力による素管
    の所定部の変形量との関係を実測データとして取得する
    とともに、ファジー制御用基礎データを読み出し、読み
    出された前記基礎データに含まれる目標加工曲線のデー
    タと前記実測データとの偏差に関連付けた実時間評価デ
    ータを求め、求めた実時間評価データと読み出された基
    礎データに含まれる評価関数データとに基づいて前記内
    圧及び押込み力の少なくとも一方をフィードバック制御
    することを特徴とするチューブ・ハイドロフォーミング
    方法。
  7. 【請求項7】 前記計測は、前記素管の前記第2空間へ
    と張り出す部分の、中央部の張出し量と周縁部の張出し
    量とに対して行うことを特徴とする請求項5又は6に記
    載のチューブ・ハイドロフォーミング方法。
  8. 【請求項8】 前記素管の種別及び種別に関連付けられ
    た加工条件の少なくとも一方の項目毎にデータベースと
    して前記ファジー制御用基礎データを記憶しており、 前記データベースから前記素管の項目に適合する前記フ
    ァジー制御用基礎データを読み出すことを特徴とする請
    求項5〜7のいずれかに記載のチューブ・ハイドロフォ
    ーミング方法。
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