JP4878806B2 - ダイ金型,折曲げ加工方法及び装置 - Google Patents
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Description
3 曲げ溝
5 傾斜面
7 上面
9 第1の曲面
11 第2の曲面
13 不連続接続部
15 折曲げ加工装置
17 パンチ
23 移動位置検出手段
25 曲げ荷重検出手段
27 制御装置
29 荷重・移動メモリ
31 加工条件入力手段
33 ストローク演算手段
35 不連続点情報記録部
37 不連続点演算手段
39 差分演算手段
41 補正演算手段
Claims (6)
- ワークの折曲げ加工を行うためのダイ金型であって、V字形状の曲げ溝の傾斜面と上面とを備え、前記傾斜面と上面との交差部である肩部に、前記上面が接線方向に形成してある第1の曲面と前記傾斜面が接線方向に形成してある第2の曲面とを、ワークの折曲げ加工時の曲げ荷重に不連続点を生じさせるために不連続に接続した不連続接続部を備えていることを特徴とするダイ金型。
- 請求項1に記載のダイ金型において、前記上面に接続した第1の曲面の曲率半径よりも前記傾斜面に接続した第2の曲面の曲率半径が大であることを特徴とするダイ金型。
- パンチとダイ金型とによって板状のワークの折曲げ加工を行う方法であって、次の各工程を備えていることを特徴とする折曲げ加工方法、
(a)V字形状の曲げ溝の傾斜面と上面との交差部である肩部に、第1の曲面と第2の曲面とを不連続に接続した不連続接続部を備えたダイ金型の前記上面にワークを載置し位置決めする工程、
(b)前記パンチの先端部でもってワークを前記曲げ溝内へ押圧してワークの曲げ加工を開始する工程、
(c)前記ダイ金型に対する前記パンチの相対的なストローク位置及び曲げ荷重を検出して上記ストローク位置と曲げ荷重とを関連付けて荷重・位置メモリに記憶する工程、
(d)前記ダイ金型とワークとの接触位置が前記不連続接続部よりも前記曲げ溝の底部側となったときに仮曲げ位置として前記パンチの相対的な移動を一次停止する工程、
(e)前記荷重・位置メモリに記憶したストローク位置と曲げ荷重との関係により、前記荷重が不連続な荷重不連続点を算出すると共に、この荷重不連続点におけるパンチの実ストローク位置を算出する工程、
(f)前記算出したパンチの実ストローク位置と、予め理論的に求めた荷重不連続点におけるパンチの理論ストローク位置とのストローク差分を演算する工程、
(g)前記理論ストローク位置と、前記ストローク差分と、前記ワークを目標角度に折曲げ加工するときの最終目標角度ストロークとに基づいて、ワーク上面にパンチ先端が当接してからの最終曲げストロークを演算する工程、
(h)前記パンチの移動を再開して、演算した前記最終曲げストロークに基づいて、ダイ金型に対するパンチの相対的な移動位置を制御してワークの折曲げを行う工程。 - パンチとダイ金型とによって板状のワークの折曲げ加工を行う方法であって、次の各工程を備えていることを特徴とする折曲げ加工方法、
(a)V字形状の曲げ溝の傾斜面と上面との交差部である肩部に、第1の曲面と第2の曲面とを不連続に接続した不連続接続部を備えたダイ金型の前記上面にワークを載置し位置決めする工程、
(b)前記パンチの先端部でもってワークを前記曲げ溝内へ押圧してワークの折曲げ加工を開始する工程、
(c)前記ダイ金型に対する前記パンチの相対的なストローク位置及び曲げ荷重を検出して上記ストローク位置と曲げ荷重とを関連付けて荷重・位置メモリに記憶する工程、
(d)前記ダイ金型とワークとの接触位置が前記不連続接続部よりも前記曲げ溝の底部側となったときに仮曲げ位置として前記パンチの相対的な移動を一時停止する工程、
(e)前記荷重・位置メモリに記憶したストローク位置と曲げ荷重との関係により、前記荷重が不連続な荷重不連続点を算出する工程、
(f)前記不連続点にワークが接触するように折曲げを加工行ったときの曲げ荷重と折曲げ目標角度にワークを折曲げ加工を行ったときの曲げ荷重との比であって予め求めてある荷重比と前記荷重不連続点における実荷重値とに基づいてワークの折曲げ角度が目標角度となるときの目標荷重を演算する工程、
(g)前記パンチの移動を再開してワークの折曲げ加工時の検出荷重が前記目標荷重に到達するまでワークの折曲げを行う工程。 - V字形状の曲げ溝の傾斜面と上面との交差部である肩部に、第1の曲面と第2の曲面とを不連続に接続した不連続接続部を備えたダイ金型と、
上記ダイ金型上のワークを前記曲げ溝内へ押圧すべく前記ダイ金型に対して相対的に移動自在なパンチと、
前記ダイ金型に対する前記パンチの相対的なストローク位置を検出するための移動位置検出手段と、
前記ワークの折曲げ加工時の曲げ荷重を検出するための曲げ荷重検出手段と、
前記移動位置検出手段によって検出したストローク位置と前記曲げ荷重検出手段によって検出した曲げ荷重とを関連付けて記憶する荷重・位置メモリと、
前記荷重・位置メモリに記憶されたストローク位置と曲げ荷重とにより曲げ荷重の不連続点に相当する実ストローク位置を演算する不連続点演算手段と、
上記不連続点演算手段により演算した実ストローク位置と予め理論的に求めた不連続点位置に相当するパンチの理論ストローク位置とのストローク差分を演算する演算手段と、
上記演算手段により演算したストローク差分と、理論的に求めた前記理論ストローク位置とに基づいて前記ワークの折曲げ目標角度に相当する最終曲げストローク位置を演算する補正演算手段と、
上記補正演算手段によって、演算された最終曲げストローク位置に基づいて前記パンチの相対的な移動位置を制御するための動作制御手段と、
を備えていることを特徴とする折曲げ加工装置。 - V字形状の曲げ溝の傾斜面と上面との交差部である肩部に、第1の曲面と第2の曲面とを不連続に接続した不連続接続部を備えたダイ金型と、
上記ダイ金型上のワークを前記曲げ溝内へ押圧すべく前記ダイ金型に対して相対的に移動自在なパンチと、
前記ダイ金型に対する前記パンチの相対的なストローク位置を検出するための移動位置検出手段と、
前記ワークの折曲げ加工時の曲げ荷重を検出するための曲げ荷重検出手段と、
前記移動位置検出手段によって検出したストローク位置と前記曲げ荷重検出手段によって検出した曲げ荷重とを関連付けて記憶する荷重・位置メモリと、
前記荷重・位置メモリに記憶されたストローク位置と曲げ荷重とにより曲げ荷重の不連続点を演算する不連続点演算手段と、
前記不連続点にワークが接触するように折曲げを加工行ったときの曲げ荷重と折曲げ目標角度にワークを折曲げ加工を行ったときの曲げ荷重との比であって予め求めてある荷重比と前記不連続点演算手段において演算した不連続点の実曲げ荷重とに基づいてワークの折曲げ角度が目標角度となるときの目標荷重を演算する演算手段と、
前記ワークの折曲げ加工時の曲げ荷重が前記演算手段によって演算した前記目標荷重になるまで前記パンチの移動を制御する動作制御手段と、
を備えていることを特徴とする折曲げ加工装置。
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JP2005296450A JP4878806B2 (ja) | 2005-10-11 | 2005-10-11 | ダイ金型,折曲げ加工方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005296450A JP4878806B2 (ja) | 2005-10-11 | 2005-10-11 | ダイ金型,折曲げ加工方法及び装置 |
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JP2007105743A JP2007105743A (ja) | 2007-04-26 |
JP4878806B2 true JP4878806B2 (ja) | 2012-02-15 |
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Family Applications (1)
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2005
- 2005-10-11 JP JP2005296450A patent/JP4878806B2/ja not_active Expired - Fee Related
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