JP2003038583A - 介護用マット - Google Patents

介護用マット

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JP2003038583A JP2001235286A JP2001235286A JP2003038583A JP 2003038583 A JP2003038583 A JP 2003038583A JP 2001235286 A JP2001235286 A JP 2001235286A JP 2001235286 A JP2001235286 A JP 2001235286A JP 2003038583 A JP2003038583 A JP 2003038583A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マット本体に設置した送気管から、大きな吹
き出し音を伴うことなく送気孔から身体の要部に向けて
エアーを送出すると共に、マット本体上にエアーを緩や
かに送る使用しやすい介護用マットを提供する。 【解決手段】 マット本体2の表面側に上向きに開口し
た凹溝状の通気路20を設け、該通気路20内に送気装
置5と連通する送気管3を沿設すると共に、送気管3の
管路方向に使用者の身体の所定部位に対し集中的に送気
を行う送気孔3aを開設し、且つ該送気孔3aより小径
な補助送気孔3bを周壁に多数形成した介護用マットに
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マット本体の表面
からエアーを送出する介護用マットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マット本体の表面からエアーを送
出して、寝たきりの使用者の床擦れを防止するように構
成した介護用マットは、特開平10・201799号公
報で示されるように既に知られている。上記公報の介護
用マットは、マット本体の表面に凹入部を複数形成し、
該凹入部内にビーズ状の通気性を有するクッション部材
を充填し、該クッション部材中に送気管を介してエアー
ポンプから乾燥エアーを送給する構成にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記公報のよう
な構成による介護用マットは、マット本体の表面に複数
の凹入部を個々に陥没状に形成する加工が、マット成型
時に同時行うことが困難で、また連続的な切削加工もで
きず煩雑になると共に、クッション部材の充填を要する
ので、構造及び製作が複雑でコスト高になる等の欠点が
ある。また使用者の患部等の要部に対し、エアーを効率
よく集中的に送給することや、軽量化をさせて取扱い性
の向上を図ることも困難である等の課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るための本発明による介護用マットは、第1に、マット
本体2の表面側に上向きに開口した凹溝状の通気路20
を設け、該通気路20内に送気装置5と連通する送気管
3を沿設すると共に、送気管3の管路方向に使用者の身
体の所定部位に対し集中的に送気を行う送気孔3aを開
設し、且つ該送気孔3aより小径な補助送気孔3bを周
壁に多数形成している。
【0005】第2に、マット本体2の長手方向に複数の
通気路20を略平行状に形成し、各通気路20内に送気
管3を配設すると共に、各送気管3をマット本体2の一
側に設置されて送気装置5と連通する分配管4と連結
し、これらの上方を通気性を有する補助マット1aで被
覆している。
【0006】第3に、マット本体2に形成されて、送気
管3を配管する通気路20或いは分配管4を配管する配
管路21内に、銅板等からなるマイナスイオン化部材を
敷設又は付設するようにしている。
【0007】第4に、送気管3をマイナスイオン化部材
で形成するようにしている。
【0008】第5に、送気管3に開設した複数の送気孔
3aを、閉鎖部材6によって選択可能に開閉させるよう
にしている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図面において符号1は本発明に係わる介
護用マットであり、使用者が身体を延ばした状態で寝る
ことができるように、一般的な大きさと方形状に形成さ
れた連続気泡のウレタン製のマット本体2に、その表面
の所定部位に上向きに開口した凹溝状の通気路20を刻
設すると共に、該通気路20内に使用者の身体の所定部
位に対し、集中的に送気を行う送気孔3aと、該送気孔
3aより径小な補助送気孔3bを管路方向に多数有した
送気管3を沿設し、該送気管3を送気装置5と連通して
いる。
【0010】そして、図示例の介護用マット1は、マッ
ト本体2の長手方向に複数の通気路20を略平行状に形
成し、各通気路20内に送気管3を各配設すると共に、
各送気管3をマット本体2の一側に設置された送気装置
5と連通する分配管4で接続し、これらの上方を通気性
を有する補助マット1aで被覆し、該補助マット1aの
上部の全体を敷布1bで覆っている。
【0011】以下各部の詳細な構成について説明する。
マット本体2は、シングル用ベッドとして一般的な方形
状で、縦長さが略1900ミリ程度で横長さ(巾)が略
900ミリ程度とし、厚さを略80ミリ程度にしてい
る。そして、図1〜図3で示すように巾の中心部及びそ
の両側に略170ミリ程度離間させた位置において、凹
溝状の3本の通気路20を深さ略20ミリ、巾15ミリ
程度の大きさでマット本体2の全長と同長さに形成して
いる。
【0012】これにより、マット本体2と通気路20の
形成を、例えばウレタン材の押し出し成形加工機によっ
て同時連続的に形成することができ、帯板状に長く形成
された部材を、その後に所定のマット長さに巾方向切断
するだけで、マット本体2を簡単に製作することができ
る。また平板状に形成されたブロック状のマットの場合
に、その表面に対し凹溝切削加工によって通気路20を
形成するときは、マットの一側から他側に向けて切削具
をストレート状に移動させるだけで、通気路20を一連
に簡単に形成することができる等の利点があり、両端を
開放端に形成した通気路20であっても、後述する本発
明の構成によって、送気装置5から送給される温風等の
送気(エア)を、通気路20の開放端から無駄に漏出さ
せることを防止することができるようにしている。
【0013】また、図示例のマット本体2は、使用者の
足部が位置する下手側端から略250ミリ程度の位置
に、前記3本の通気路20を巾方向の一側に向けて横断
するように切欠した配管路21を、前記通気路20より
もやや大きな凹溝状に刻設形成し、配管路21内に分配
管4を配管した状態で各送気管3を接続し、両者をマッ
ト本体2の表面から突出しないようにしている。尚、上
記マット本体2は、マット本体2及び送気管3を可撓性
を有する部材で形成しているので、従来のものと同様に
図示しない屈曲可動方式のベッド枠上に設置し、起伏自
在に使用することもできる。
【0014】次に、送気管3及び分配管4について説明
する。先ず送気管3は、その先端部を止め栓30で封止
すると共に、送気孔3aを上向きにした状態で通気路2
0内に沿設し、基部側を分配管4に突設した接続管40
で接続支持する。また、送気管3に開口させる送気孔3
aは直径5ミリ程度とし、図3に示すように足部側に送
気せしめる送気孔31を分配管4から所定間隔L1(略
100ミリ程度)隔てた位置に開口させていると共に、
これより長い間隔L2(略500〜600ミリ程度)上
手側に送気孔32を開口し、さらに送気方向下手側に小
間隔L3(略100ミリ程度),同L4(略100ミリ
程度),同L5(略70ミリ程度)の距離を有して、送
気孔33,34,35を開設し、使用者の腰部及び足首
部等の要部に対し、主として集中的に送気を行うように
している。尚、この他送気孔3aは使用者の患部等の要
部に対して送気を行うように任意に開設してもよい。
【0015】またこの実施形態において送気管3は、例
えば株式会社ユニホース社製の「シーパーホース」のよ
うな、無数の補助送気孔(ミクロ状孔)3bを有する多
孔質状の可撓性パイプを用いるとよく、この場合には送
気管3に各種の送気孔3aを前記の送気孔31,32,
33,34,35等のように開設するだけで、補助送気
孔3bの機械的な孔明け加工を不要にすることができる
と共に、管路全体のミクロ状の補助送気孔3bから緩や
かに送気をして、管路内の送気圧を抑制しながら送気孔
3aによる送気を緩やかにして、送気孔3aにおける噴
出音の発生を抑制することができる等の特徴がある。
【0016】上記「シーパーホース」は、ゴム樹脂或い
は合成樹脂等のホース素材中に、エアーや水を活性化さ
せると共に温熱効果等で知られる高活性セラミックパウ
ダー等を混入して、製造過程において無数のミクロ状孔
を多孔質状に可撓性を有して成形されたものであり、主
として地中に埋設された状態で、ホース中に送水した水
をミクロ状孔から植物に対し送給する灌水パイプとし
て、汎用されているものである。尚、上記のような多孔
質状の送気管3を用いない場合には、送気孔3aよりも
小径な補助送気孔3bを送気管3の略全長に孔明け加工
によって形成する。
【0017】また上記送気孔3aは、図3,図4で示す
ように例えば足部等の特定の送気孔31の近防に使用者
の身長差や患部の位置に対応させる上で、補正用の予備
送気孔31aを開口すると共に、該予備送気孔31aと
送気孔31を択一的に閉鎖可能なシャッター(閉鎖部
材)6を設け、該閉鎖部材6は送気管3に弾力性を有し
て管体方向にスライド可能に嵌挿したCリング状のシャ
ッターにしている。これによれば、マット本体2上に使
用者が腰部の中心を例えば送気孔33を基準孔位置にし
て寝た状態において、閉鎖部材6を送気孔31を閉鎖す
るように移動させると、送気方向下手側の送気孔31a
を開放するので、この部に対する集中的な送気位置を簡
単な構成によって容易に変更調節することができ、介護
用マット1を快適に使用することができる等の特徴があ
る。尚、閉鎖部材6及び予備送気孔31aは、必要によ
り他の送気孔32,33・・等にも設置するとよい。
【0018】また分配管4は、可撓性を有する連結管4
0を介してマット本体2の外部の所望位置に設置される
送気装置5と連結していると共に、各通気路20の下手
側に位置して配管路21内に横設していることから、通
気路20の下手側を横断状態に閉鎖するので、ストレー
ト状の凹溝に形成された通気路20の下手側開放端か
ら、通気路20を流れるエアーの漏出をせき止めて抑制
する遮断部材を兼ねるようにしている。また通気路20
の他側は、前記止め栓30を径大に形成するか、或いは
通気路20内に気密に嵌入する閉鎖部材25を設置する
ことによって閉鎖する。
【0019】また本発明の介護用マット1は、前述のよ
うに分配管4をマット本体2に直接的に設置してもよい
が、図示例のように平板を側面視でL字状に屈曲させ、
底面部70と起立面部71とを形成した介装部材7を配
管路21に嵌挿設置して配管すると、介護用マット1の
性能をより向上させることができる。即ち介装部材7の
底面部70は、配管路21の底部に敷設させた状態で、
その上面に分配管4を載置することにより、温風で加熱
状態の分配管4とマット本体2との間の断熱部材にな
り、マット本体2の加熱を防止して耐久性及び熱効率の
向上を図るようにしている。
【0020】そして起立面部71は、分配管4の背後に
起立して後方側の通気路20の開口端部を閉鎖状に塞ぐ
ので、この部からのエアーの漏出を的確に防止すると共
に、マット本体2と分配管4の直接的な接触を防止する
等の利点がある。また、この実施形態において介装部材
7は、イオン発生用金属部材(マイナスイオン化部材)
としての作用効果が顕著で且つ比較的廉価で加工も行い
易い銅板を用いている。これにより、介装部材7に接触
するエアーをマイナスイオン化させて、マット本体2を
マイナスイオン雰囲気にし、使用者にマイナスイオン化
させたエアーを簡潔な構成を以て送給し、エアーの送給
効果に併せてマイナスイオン作用も簡単に付与すること
ができる等の特徴がある。
【0021】尚、上記イオン用金属部材は銅部材に限る
ことなく、湿気水分の殺菌や滅菌並びにマット中の微生
物の駆除等に有効な金属イオンを出す銀やチタン並びに
これらの化合物等からなるマイナスイオン化部材を触媒
部材として用いてもよい。また上記触媒部材は適宜な形
状を以て通気路20内に敷設したり、送気管3に巻き付
けるようにしてもよく、この場合触媒部材は編目状又は
布織状に構成するとよい。
【0022】更に、送気管3をマイナスイオン化部材で
直接的に形成するようにすると、更に効果的に使用する
ことができる。即ち、この場合には前記多孔質状の送気
管3の製造過程において、ホース素材中にエアーや水を
活性化させると共に温熱効果等で知られる高活性セラミ
ックパウダー等を配合する際に、これに併せて上記のよ
うなマイナスイオン化部材をパウダー状で混入すること
により簡単に製作することができ、またその使用におい
ては、送気管3中で流動するエアーがホース素材中のマ
イナスイオン化部材と勢いよく接触するので、マイナス
イオン化されたエアーを、送気孔3a及び多孔質状の補
助送気孔3bから、簡潔な構成を以て効果的に送出する
ことができる等の特徴がある。
【0023】次に図6,図7を参照し送気装置5につい
て説明する。この送気装置5は、マット本体2の外部で
所定の位置に設置可能な機箱(コントロールボックス)
5aに、送風機50とその送風口に連なる加熱部51
と、両者の運転操作を送風量調節及びエアー加熱温度調
節可能に司る送風スイッチ52及び加熱スイッチ53等
からなる操作部55とを設置している。そして上記加熱
部51は、中空筒内にヒーター56を内装し送風機50
側から送給されるエアーを加熱するようにしており、集
束された先端部の送出筒57から加熱エアー(温風)を
送出し、該送出筒57に銅製のマイナスイオン化部材か
らなるワンタッチ型接手等の接手41を介し、連結管4
0を着脱可能に取着し、該連結管40を介し温風を分配
管4側に向けて送出するようにしている。また加熱部5
1の送出側には温度センサ58を設け、前記加熱スイッ
チ53で設定された調節温度となるように、温度検知制
御を行うことができるようにしている。
【0024】以上のように構成した介護用マット1は、
通気路20及び配管路21内に送気管3と分配管4を設
置した状態のマット本体2に、補助マット1a及び敷布
1bを敷設した状態で、畳等の床面上又は適宜の構成か
らなるベッド枠上に載置して簡単に使用することがで
き、また操作部55の操作によって送気装置5から連結
管40,分配管4,送気管3を介し、所望の温度と風力
の温風を3本の送気管3に送給する。これにより、各送
気管3に形成した複数の送気孔3aから、使用者の身体
の各適所に向けて温風を送出すると共に、管体の略全長
に均一に形成したミクロ状孔の補助送気孔3bからも温
風を緩やかに送出し、これらの温風は補助マット1a及
び敷布1bを通過する際に全体に拡散させながら送出す
る。従って、介護用マット1の使用環境を好適に維持し
て快適な使用を可能にすると共に、寝たきりの身体と介
護用マット1の接触面でも通気を円滑に行うので、床擦
れ等の改善及び防止効果を奏することができる。
【0025】このとき、マット本体2の表面側に上向き
に開口した凹溝状の通気路20を刻設し、該通気路20
内に送気装置5と連通する送気管3を沿設すると共に、
送気管3の管路方向に使用者の身体の所定部位に対し集
中的に送気を行う送気孔3aを開設し、且つ該送気孔3
aより経小な補助送気孔3bを管体方向に多数形成して
なる介護用マット1は、送気管3の特定カ所に開口した
送気孔3aから温風を送出する際に、管体の略全長に形
成している補助送気孔3bからも温風を緩やかに送出し
ているので、送気装置5から連続的に送給される温風を
径大な送気孔3aから送出させても比較的緩やかに送出
されることになり、送気孔3aから送出される温風が該
送気孔3aから集中的に噴出されることに伴う、エアー
噴出音(騒音)を低減させることができ、またその上方
の補助マット1aによってもこれを拡散して抑制する。
【0026】従って、本発明による介護用マット1は、
従来のもののように騒音によって使用を妨げることな
く、また送気孔3aと補助送気孔3bによってマット本
体2の要部の略全面に送気をすることができるから、送
気管3に各種の送気孔3aを選択的に形成するだけの簡
潔で廉価な加工手段によって、使用感覚を向上せしめ快
適な使用を可能にすることができる等の利点がある。
尚、送気管3は上記のような多孔質状のパイプを用いな
い場合には、送気孔3aの他に補助送気孔3bを多数形
成することによって行うことができる。
【0027】またこの際、マット本体2の長手方向に複
数の通気路20を略平行状に形成し、各通気路20内に
送気管3を配設すると共に、各送気管3をマット本体2
の一側に設置されて、送気装置5と連通する分配管4と
連結してなる介護用マット1は、マット本体2の長手方
向に沿って通気路20を一側から他側に向けてストレー
トな凹溝状に形成し送気管3を設置するので、複数の通
気路20の成形をマット本体2の成型時に連続的な加工
によって同時に行うことができる。そして、分配管4は
通気路20を横断するように設置し仕切り部材として兼
用させるので、ストレート凹溝状の通気路20から温風
の漏出を防止し温風の利用効率を向上せしめながら、簡
潔で廉価な構成の介護用マット1を提供することができ
る等の利点がある。
【0028】尚、本発明の実施形態では介護用マット1
はベッド状のものを図示したが、これに限ることなく、
例えば椅子に載置して使用したり、車両等のシートにも
簡単に使用することができる。また送気装置5は、図
1,図2の点線で示すようにマット本体2の内部にコン
パクトに纏めて組み込んだり、側面に直接的に装着して
もよく、また空調機器と連結したり、用途によってはこ
れと置き換えてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように構成した本発明は、次のよ
うな効果を奏することができる。 (1)マット本体の表面側に上向きに開口した凹溝状の
通気路を刻設し、該通気路内に送気装置と連通する送気
管を沿設すると共に、送気管の管路方向に使用者の身体
の所定部位に対し集中的に送気を行う送気孔を開設し、
且つ該送気孔より経小な補助送気孔を管体方向に多数形
成した介護用マットにすることにより、エアーを大きな
吹き出し音を伴うことなく、送気孔から身体の要部に向
けて送出すると共に、マット本体上にエアーを緩やかに
送ることができ、使用しやすい介護用マットを提供する
ことができる。
【0030】(2)マット本体の長手方向に複数の通気
路を略平行状に形成し、各通気路内に送気管を配設する
と共に、各送気管をマット本体の一側に設置されて送気
装置と連通する分配管と連結し、これらの上方を通気性
を有する補助マットで被覆したことにより、マット本体
に通気路を簡単に形成することができると共に、送気管
及び分配管をマット本体に突出させることなく、製作を
簡単に行うことができる高性能な介護用マットを提供す
る。
【0031】(3)マット本体に形成されて、送気管を
配管する通気路或いは分配管を配管する配管路内に、銅
板等からなるマイナスイオン化部材を敷設又は付設する
ことにより、送出するエアー及び触媒部材の周囲のエア
ーのマイナスイオン化を促進すると共に、簡単な構成に
よって介護用マットの性能を向上することができる。
【0032】(4)送気管をマイナスイオン化部材で形
成することにより、ホース素材中のマイナスイオン化部
材に送気管中を流動するエアーが勢いよく接触するの
で、マイナスイオン化されたエアーを、送気孔及び補助
送気孔から簡潔な構成を以て効果的に送出することがで
きる。
【0033】(5)送気管に開設した複数の送気孔を、
閉鎖部材によって選択可能に開閉するようにしたことに
より、使用者の身長差や異なる患部の位置に対応させ
て、集中的な送気位置を調節し快適に使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる介護用マットの斜視図。
【図2】図1の横断面図。
【図3】図1の縦断面図。
【図4】図1の送気管と分配管等の構成を示す分解斜視
図。
【図5】通気路及び送気管の構成を示す拡大断面図。
【図6】送気装置の斜視図である。
【図7】送気装置の側面一部断面図である。
【符号の説明】
1 介護用マット 2 マット本体 3 送気管 3a 送気孔 3b 補助送気孔 4 分配管 5 送気装置 6 閉鎖部材(シャッタ) 7 介装部材(マイナスイオン化部材) 20 通気路 21 配管路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マット本体(2)の表面側に上向きに開
    口した凹溝状の通気路(20)を設け、該通気路(2
    0)内に送気装置(5)と連通する送気管(3)を沿設
    すると共に、送気管(3)の管路方向に使用者の身体の
    所定部位に対し集中的に送気を行う送気孔(3a)を開
    設し、且つ該送気孔(3a)より小径な補助送気孔(3
    b)を周壁に多数形成してなる介護用マット。
  2. 【請求項2】 マット本体(2)の長手方向に複数の通
    気路(20)を略平行状に形成し、各通気路(20)内
    に送気管(3)を配設すると共に、各送気管(3)をマ
    ット本体(2)の一側に設置されて送気装置(5)と連
    通する分配管(4)と連結し、これらの上方を通気性を
    有する補助マット(1a)で被覆してなる請求項1の介
    護用マット。
  3. 【請求項3】 マット本体(2)に形成されて、送気管
    (3)を配管する通気路(20)或いは分配管(4)を
    配管する配管路(21)内に、銅板等からなるマイナス
    イオン化部材を敷設又は付設する請求項1又2の介護用
    マット。
  4. 【請求項4】 送気管(3)をマイナスイオン化部材で
    形成する請求項1又2又は3の介護用マット。
  5. 【請求項5】 送気管(3)に開設した複数の送気孔
    (3a)を、閉鎖部材(6)によって選択可能に開閉さ
    せる請求項1又は2又は3又は4の介護用マット。
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JP2017113149A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 アイシン精機株式会社 マットレス
JP2018047234A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 レイコップ・コリア株式会社 エアマットレス

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JP2017113149A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 アイシン精機株式会社 マットレス
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