JP2003038350A - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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JP2003038350A
JP2003038350A JP2001231450A JP2001231450A JP2003038350A JP 2003038350 A JP2003038350 A JP 2003038350A JP 2001231450 A JP2001231450 A JP 2001231450A JP 2001231450 A JP2001231450 A JP 2001231450A JP 2003038350 A JP2003038350 A JP 2003038350A
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JP
Japan
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case
liquid
filter
water heater
electric water
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JP2001231450A
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English (en)
Inventor
Masanobu Yamada
昌延 山田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湯を浄化する電気湯沸かし器において、浄化
材を有するフィルターケースの組み立て性を向上させる
とともに浄化材の機能を十分に引き出すこと。 【解決手段】 フィルターケース17は、処理材16を
収容するカバーケース18と、カバーケース18を取付
ける取付ケース19を備え、カバーケース18と取付ケ
ース19の間をフィルター20で仕切り、取付ケース1
9の上部中央寄りに液体流入口21を設け、下部外側寄
りに液体流出口22を設けた構成をとることにより、1
個のフィルター20で用をなし、液体流入口21と液体
流出口22を離すことで、処理材16の性能を十分に引
き出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器内の液体を循環
処理する機能を有する電気湯沸かし器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気湯沸かし器を図6に
より説明すると、液体を収容する容器1内に、処理材2
を有するフィルターケース3を設けている。処理材2は
活性炭等であって、上下のフィルター4、5間に収納さ
れているものである。
【0003】そして、フィルターケース3の液体流入口
6より流入した液体は、矢印で示したとおり、処理材2
を通過して下部の液体流出口7より容器1内に流出す
る。この液体の循環作用を繰り返すことで処理がなさ
れ、美味しい湯を得るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、処理材2をフィルターケース3内におい
て上下2つのフィルター4、5間に収納する必要があ
り、部品点数、組み立て工数が多くなり、コストが高く
なるという課題を有しており、また、処理材2の液体流
入から流出までの距離が短く、液体が比較的はやく通り
抜けてしまい、処理材2と液体が十分接触出来ず、処理
材2の性能を効率良く引き出せていないという課題を有
していた。
【0005】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、組み立て性を向上させるとともに処理材の性能を十
分に引き出すことができる電気湯沸かし器を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電気湯沸かし器は、処理材を有するフィルタ
ーケースをカバーケースと取付ケースで構成し、その間
をフィルターで仕切るとともに、取付ケースの上部中央
寄りに液体流入口を、下部外側寄りに液体流出口を設け
たものである。
【0007】これによって、1個のフィルターで用をな
し、液体流入口と液体流出口を離すことで、処理材の性
能を十分に引き出すこととなる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、液体を
収容する容器内に、処理材を有するフィルターケースを
設け、前記フィルターケースは、前記処理材を収容する
カバーケースと、前記カバーケースを取付け容器内の液
体の循環水路と連絡する取付ケースを備え、前記カバー
ケースと取付ケースの間をフィルターで仕切るととも
に、前記取付ケースの上部中央寄りに液体流入口を、下
部外側寄りに液体流出口を設けた電気湯沸かし器とした
ことにより、1個のフィルターで用をなし、液体流入口
と液体流出口を離すことで、処理材の性能を十分に引き
出すこととなる。
【0009】請求項2に記載の発明は、取付ケースの液
体流入口より下部に防液部を設け、その外側寄りに液体
流出口を設けた電気湯沸かし器としたことにより、液体
流入口と液体流出口が離され、液体がカバーケース内で
長時間留まることとなり、処理材に効果的に触れること
になる。
【0010】請求項3に記載の発明は、取付ケースの液
体流入口に液体の流出防止堰を設けた電気湯沸かし器と
することにより、液体の流入圧力を高めることができ、
より多くの液体をカバーケース内に流入させることがで
きる。
【0011】請求項4に記載の発明は、フィルターはそ
の上部をカバーケース側に傾斜して取付けた電気湯沸か
し器とすることにより、液体流入口における抵抗が削減
されることとなり、液体をより効果的にカバーケース内
に流入させることができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例について図1〜5を参照
しながら説明する。
【0013】図1、2に示すように、液体を収容した容
器10は、図示していないがヒ−ターを底部に備えてお
り、湯を得ることができるようになっている。この容器
10の底から伸びた導水パイプ11は、切替弁装置12
を介して、一方は容器10の上方側面につながる循環水
路13へ接続し、他方はパイプ14を通じて外部へ放出
する吐出口へとつながっている。
【0014】そして、取付具15が容器10の上部内側
に位置し、この取付具15により容器10と循環水路1
3は結合されている。
【0015】また、粒状の活性炭、コーラルサンド等か
らなる処理材16を有するフィルターケース17を取付
具15の容器10内側に設けている。フィルターケース
17は、前記処理材16を収容するカバーケース18
と、このカバーケース18を取付けるとともに取付具1
5を介して容器10内の液体の循環水路13と連絡する
取付ケース19とを備えている。そして、前記カバーケ
ース18と取付ケース19の間は多孔体からなる1枚の
フィルター20で仕切っている。フィルター20は熱溶
着などの方法により取付ケース19に縦に設置して接合
し、取付ケース19と一体に取り扱うことができるよう
になっている。また、前記取付ケース19の上部中央寄
りに液体流入口21を、下部外側寄りに液体流出口22
を設けており、これら液体流入口21と液体流出口22
は前記フィルター20により覆われている。カバーケー
ス18と取付ケース19は、ネジ止め等により一体化さ
れており、1個のフィルターケース17として取り扱え
るものである。
【0016】さらに、取付ケース19には、液体流入口
21より下部に孔無しの防液部23を設けており、その
両外側寄りに液体流出口22が位置している。これによ
り、液体流入口21と液体流出口22が離され、液体が
カバーケース18内で長時間留まり、処理材16に効果
的に触れるようにしている。
【0017】さらにまた、図3、4に示すように、取付
ケース19の液体流入口21に液体の流出防止堰24を
設けており、液体の流入圧力を高め、より多くの液体を
カバーケース18内に流入させることができる。なお、
液体流入口21からの流量によっては、この流出防止堰
24を乗り越え液体排出口25から流れ出るようになっ
ている。
【0018】上記した電気湯沸かし器において、容器1
0内の液体を底部のヒーター(図示せず)で加熱して湯
を沸かし、これをポンプ(図示せず)作用により、導水
パイプ11およびパイプ14を通じて吐出口から抽出す
ることができる。ここで、切替弁装置12を容器10の
上方側面につながる循環水路13へ切替えれば、図1の
矢印のように容器10内の湯が循環することになる。
【0019】すなわち、循環水路13からの湯はフイル
ターケース17の液体流入口21から流入し、フィルタ
ー20を通過してカバーケース18内に入り、前記カバ
ーケース18内の処理材16を通過し、再び前記フィル
ター20を通過し、液体流出口22から再び容器10内
に流入するものである。その際、上記防液部23、流出
防止堰24の作用により、循環が効果的に行なわれるも
のである。この循環により湯は浄化等の処理がなされ、
切替弁装置12の切替えにより、美味しい湯として抽出
できるものである。
【0020】なお、水垢やゴミの付着などが原因で、フ
ィルター20が目詰まりを起こし、液体流入口21から
の液体流入が阻害された場合は、液体排出口25から容
器10内へと排出されることになり、液体漏れ等の不具
合を防止することができる。
【0021】図5は、フィルター20の上部をカバーケ
ース18側に斜めに傾斜させて位置させた例を示してお
り、これにより液体流入口21における抵抗が削減され
ることとなり、液体をより効果的にカバーケース18内
に流入させることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、液体を
収容する容器内に、処理材を有するフィルターケースを
設け、前記フィルターケースは、前記処理材を収容する
カバーケースと、前記カバーケースを取付け容器内の液
体の循環水路と連絡する取付ケースを備え、前記カバー
ケースと取付ケースの間をフィルターで仕切るととも
に、前記取付ケースの上部中央寄りに液体流入口を、下
部外側寄りに液体流出口を設けた電気湯沸かし器とした
ことにより、1個のフィルターで用をなし、液体流入口
と液体流出口を離すことで、処理材の性能を十分に引き
出すことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電気湯沸かし器の要
部断面図
【図2】同電気湯沸かし器におけるフィルターケースの
液体流入口、液体流出口および液体排出口を示す正面図
【図3】同フィルターケースの横断面図
【図4】同フィルターケースの部分拡大斜視図
【図5】本発明の他の実施例における電気湯沸かし器の
要部断面図
【図6】従来の電気湯沸かし器の要部断面図
【符号の説明】
10 容器 13 循環水路 16 処理材 17 フイルターケース 18 カバーケース 19 取付ケース 20 フィルター 21 液体流入口 22 液体流出口 23 防液部 24 流出防止の堰

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容する容器内に、処理材を有す
    るフィルターケースを設け、前記フィルターケースは、
    前記処理材を収容するカバーケースと、前記カバーケー
    スを取付け容器内の液体の循環水路と連絡する取付ケー
    スを備え、前記カバーケースと取付ケースの間をフィル
    ターで仕切るとともに、前記取付ケースの上部中央寄り
    に液体流入口を、下部外側寄りに液体流出口を設けた電
    気湯沸かし器。
  2. 【請求項2】 取付ケースの液体流入口より下部に防液
    部を設け、その外側寄りに液体流出口を設けた請求項1
    に記載の電気湯沸かし器。
  3. 【請求項3】 取付ケースの液体流入口に液体の流出防
    止堰を設けた請求項1または2に記載の電気湯沸かし
    器。
  4. 【請求項4】 フィルターはその上部をカバーケース側
    に傾斜して取付けた請求項1〜3のいずれかに記載の電
    気湯沸かし器。
JP2001231450A 2001-07-31 2001-07-31 電気湯沸かし器 Pending JP2003038350A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016011969A1 (zh) * 2014-07-25 2016-01-28 德州海霖知识产权服务有限公司 具有渗透滤波反射型冷热水防混装置的水箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016011969A1 (zh) * 2014-07-25 2016-01-28 德州海霖知识产权服务有限公司 具有渗透滤波反射型冷热水防混装置的水箱

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