JP2003037478A - 帯域可変型rcフィルタ - Google Patents

帯域可変型rcフィルタ

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JP2003037478A
JP2003037478A JP2001224753A JP2001224753A JP2003037478A JP 2003037478 A JP2003037478 A JP 2003037478A JP 2001224753 A JP2001224753 A JP 2001224753A JP 2001224753 A JP2001224753 A JP 2001224753A JP 2003037478 A JP2003037478 A JP 2003037478A
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Iwao Shibata
岩雄 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可変抵抗の抵抗値Rkが(R1+・・・+R
k)に対して無視できないような場合でも、kに依存し
てスイッチのON抵抗RSkを調節することなく、所望
の周波数において利得を0付近まで減衰できるようにす
る。 【解決手段】直列接続される複数の抵抗R1〜Rnとこ
れら抵抗に一端が接続されたコンデンサCとからなり複
数の抵抗接続を変える帯域可変型RCフィルタとして、
複数の抵抗のそれぞれ隣接する抵抗間を接断する複数の
第1のスイッチS1〜nと、スイッチS1〜nの入力側
の一端とコンデンサとの間を接断する複数の第2のスイ
ッチSF1〜nと、スイッチS1〜Snの出力側の一端
とコンデンサとの間を接断する複数の第3のスイッチS
B1〜nと、制御端子4からの信号によって周波数帯域
が制御される第1,第2および第3のスイッチの接断を
制御しその極性が変化する制御信号を出力する帯域制御
回路14とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯域可変型RCフ
ィルタに関し、特に入力信号に含まれる遮断域のノイズ
成分を0に近いレベルまで十分減衰できるようにした帯
域可変型RCフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の帯域可変型RCフィルタとして
は、接地されたコンデンサCに直列接続される抵抗Rを
可変し、コンデンサCと抵抗Rの接続点から出力を取出
すことにより、その制御周波数帯域を可変するものが多
い。例えば、図5の回路図に示すものがある。
【0003】この帯域可変型RCフィルタは、制御端子
4に与えられる信号によって極性が変化する制御信号を
出力する帯域制御回路14と、一端をDC接地点にのみ
接続して帯域を決定しているコンデンサ30(C)と、
このコンデンサ30の他端の端子3に直列接続される抵
抗ストリング10と、抵抗ストリング10を構成してい
る隣接抵抗の共通接続点とコンデンサ30の一端とにそ
の両端を接続しているn個のスイッチS1〜Snを含
み、これらスイッチS1〜Snが帯域制御回路14から
の信号によって制御される切り替え手段22とを有して
いる。
【0004】この切り替え手段22は、制御信号により
スイッチS1〜Snのうち唯一のスイッチSkが導通状
態となるよう動作する。この切り替え手段22を構成す
るスイッチのうち、例えば、1段目のスイッチ221
(S1)は、図6の回路図に示すように、Pチャネルト
ランジスタ222,Nチャネルトランジスタ223とか
らなるトランスファーゲートで構成される。このトラン
スファーゲートは、帯域制御回路14の出力の制御信号
C1,CB1により制御される。
【0005】このとき入力端子1に入力される周波数f
の信号と、出力端子2に出力される信号とから求められ
る伝達関数AはスイッチSkのON抵抗をRSkとする
と、 A={RSk+1/(2πfC)}/{R1+・・・+Rk+RSk +(1/2πfC)} ………(1) と表される。このとき周波数fを小さくし、またはコン
デンサの容量を小さくすると(f→0、C→0) A(f、C) →RSk/(R1+・・・+Rk+RS
k) となり、この伝達関数Aは抵抗比で決定される。ここ
で、R1+・・・+RkRSkの場合と、R1+・・・
+Rkに対してRSkが無視できない場合について検討
する。
【0006】(a)R1+・・・+Rk RSkの場合
は A=1/(2πfC)/{R1+・・・+Rk+(1/2πfC)}…(2) A(f、C)→0(f→0、C→0) であり、伝達関数AはRSkの影響をほとんど受けずに
0に近づくから、コンデンサ30の値を調整すること
で、所望の周波数のノイズを0に近い値まで減衰でき
る。
【0007】(b)一方、R1+・・・+Rkに対して
RSkが無視できない場合、式(1)より、出力はRS
kの影響を受ける。すなわち、R1+・・・+Rkに対
してRSkが無視できない場合は、伝達関数は式(1)
のとおりで、減衰限界A(f,C)(f→∞、C→∞)
は抵抗比で決定される。例えば、k=1のとき、A
(f,C)→RS1/(R1+RS1)(f→∞、C→
∞)であるが、k=3のときはA(f,C)→RS3/
(R1+R2+R3+RS3)(f→∞、C→∞)とな
り減衰限界はkに依存した値となる。
【0008】更に、減衰限界をkに依存せず一定値にし
ようとして、Rskを小さくして遮断特性を向上させよ
うとすると、切り替え手段22を構成するMOSトラン
ジスタのサイズが大きくなり、チップ面積が増大すると
いう欠点もある。
【0009】特に、R1+・・・+Rkに対してRSk
が無視できない場合で、R1+・・+Rk RSkのと
きは、A 1となり、コンデンサCを調整しても所望の
周波数におけるノイズを減衰しにくくなる。
【0010】なお、この従来例に関連するものとして、
特開平5―347537号公報(従来例2という)があ
るが、この回路は、図7、図8に示される。この回路
は、時定数を検出する時定数検出部に帯域制御回路とな
るエンコーダ16を有し、このエンコーダ16の出力C
T1〜3により能動フィルタ部の中のスイッチ回路23
が制御される。能動フィルタ部は、接地されたコンデン
サC20と直列接続された抵抗R21〜R20とからな
り、これらコンデンサC20と抵抗R21〜R20とな
接続点が演算増幅器50に供給されで出力端子T0に出
力される。
【0011】図7を参照すると、スイッチ回路23は抵
抗器R21〜R23をエンコーダ出力CT1〜CT3の
Hレベルに応答してそれぞれ短絡するように接続された
MOSトランジスタスイッチM21〜M23を備える。
【0012】図8は図7の回路におけるスイッチ回路2
3を変形したスイッチ回路24にしたものである。この
スイッチ回路24は、エンコーダ出力CT1〜CT3の
供給をゲート電極にそれぞれ受け、端子TIと抵抗器R
25,R26,およびR27との間に挿入されたMOS
トランジスタスイッチM31〜M33を備える。これら
抵抗器R25〜R27とMOSトランジスタスイッチM
31〜M33とそれぞれの直列接続と並列に抵抗器R2
0が挿入され、これら抵抗器R20,R25〜R27の
並列接続の接続点と接地電位点との間にコンデンサC2
0が挿入され、抵抗R25〜R27の抵抗値は抵抗R2
0と、図7の抵抗R21との抵抗値の和,抵抗器R20
と抵抗器R21、R22との抵抗値の和,抵抗器R20
と抵抗器R21,R22、R23との抵抗値の和にそれ
ぞれ相当する。
【0013】スイッチ回路23がMOSトランジスタス
イッチM21〜M23の直列接続に依存し、これらMO
Sトランジスタスイッチの導通時にその抵抗値の影響を
受けるのに対し、図8の変形のスイッチ回路24のMO
SトランジスタスイッチM31〜M33は互いに並列に
配置されているので、これらMOSトランジスタスイッ
チの各々の導通時の抵抗値の影響は小さくできる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例の図5
で説明したように、R1+・・・+Rkに対してRSk
が無視できない場合、式(1)より、出力はRSkの影
響を受け、減衰限界A(f,C)(f→∞、C→∞)は
抵抗比で決定され、例えば、k=3のときは、A(f,
C)→RS1/(R1+R2+R3+RS1)(f→
∞、C→∞)となり、減衰限界はkに依存した値とな
る。更に、減衰限界をkに依存せず一定値にしようとし
て、Rskを小さくして遮断特性を向上させようとする
と、切り替え手段22を構成するMOSトランジスタの
サイズが大きくなり、チップ面積が増大するという欠点
もある。
【0015】特に、R1+・・・+Rkに対してRSk
が無視できない場合で、R1+・・+Rk RSkのと
きは、A 1となり、コンデンサCを調整しても所望の
周波数におけるノイズを減衰しにくくなる。この問題
は、図7,図8の場合も同様になる。
【0016】本発明の目的は、R1+・・+Rkに対し
てRkが無視できないような場合でも、kに依存してス
イッチのON抵抗RSkを変更および調節することな
く、所望の周波数において利得を0付近まで減衰するこ
とが可能な帯域可変型RCフィルタを提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、信号入
力端子から出力端子まで直列接続される複数n(nは整
数)の抵抗と、これら抵抗と一端が接続され他端が接地
されたコンデンサとからなり、前記複数の抵抗の接続を
変えることにより帯域を可変する帯域可変型RCフィル
タにおいて、前記複数の抵抗のそれぞれ隣接する抵抗間
および最終段の抵抗と出力端子間を接続または断絶する
複数nの第1のスイッチと、これら複数nの第1のスイ
ッチの入力側の一端と前記コンデンサの一端との間を接
続または断絶する複数nの第2のスイッチと、前記複数
nの第1のスイッチの出力側の一端と前記コンデンサの
一端との間を接続または断絶する複数nの第3のスイッ
チと、制御端子に与えられる信号によって周波数帯域が
制御されるように前記第1,第2および第3のスイッチ
の接続または断絶を制御しその極性が変化する制御信号
を出力する帯域制御回路とを有することを特徴とする。
【0018】本発明において、複数nの第1,第2およ
び第3のスイッチが、入力側からk番目(ただしk≦n
とする)の第1のスイッチが断絶し、他の第1のスイッ
チが接続したときには、k番目の第2,第3のスイッチ
が接続となり、他の第2,第3のスイッチが断絶となる
ように動作することができる。
【0019】また、本発明において、帯域制御回路は、
複数nの第1,第2および第3のスイッチが、入力側か
らk番目の第1のスイッチが断絶しこれ以外の他の第1
のスイッチが接続したときには、k番目の第2,第3の
スイッチが接続となりこれ以外の他の第2,第3のスイ
ッチが断絶となるように動作する制御信号を出力するこ
とができ、また、第1,第2および第3のスイッチが、
トランスファゲートで構成されたり、NチャネルMOS
トランジスタで構成されこともでき、さらに、帯域制御
回路が、その出力電圧を電源電圧より高くできるポンプ
アップ回路を備えることもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図1は本発明の実施形態による帯域可変
型RCフィルタの回路図である。この回路は、通過帯域
を可変とするためコンデンサ30と接続する抵抗部10
を切り替え可能にするというRCフィルタの構成におい
て、本発明に従って、切り替え手段20、21が設けら
れている。
【0021】抵抗部10は、n個(1≦n:nは整数)
の抵抗R1,R2・・Rnとからなり、切り替え手段2
0は、これら抵抗の間および最終段の抵抗Rnとコンデ
ンサの間に設けられたn個の(第1の)スイッチS1〜
Snからなり、切り替え手段21は、スイッチS1〜S
nの入力側のスイッチSF1〜SFn、スイッチS1〜
Snの出力側のスイッチSB1〜SBnの合計2n個の
(第2,第3の)スイッチからなる。
【0022】この切り替え手段20,21は、帯域制御
回路14により、スイッチS1〜Sk−1、Sk+1〜
Sn、SFk、SBk(1≦k≦n k、nは整数)を
導通状態にし、Sk、SF1〜SFk−1、SFk+1
〜SFn、SB1〜SBk−1、SBk+1〜SBnを
非導通状態にするように制御される。従って、スイッチ
Skが非導通状態にあるときは、抵抗Rkとコンデンサ
30は、スイッチSFkを介してのみ接続し、抵抗Rk
+1とコンデンサ30はスイッチSBkを介してのみ接
続する。
【0023】本実施形態は、コンデンサ20(C)と接
続される抵抗R1〜Rnの抵抗群10の接続を切替える
スイッチ群として、抵抗間を切替えるスイッチS1〜S
nと、各抵抗の前段をコンデンサ20の接続点と切替え
るスイッチSF1〜SFnと、各抵抗の後段をコンデン
サ20の接続点と切替えるスイッチSB1〜SBnとを
有することを特徴とする。
【0024】帯域制御回路14からの制御信号が、切り
替え手段20に入力されると、スイッチS1〜Snのう
ち唯一のスイッチSkのみを非導通状態とし、スイッチ
S1〜Sk−1、Sk+1〜Snを導通状態とする。ま
た制御信号が、切り替え手段21に入力されると、スイ
ッチSF1〜SFnおよびSB1〜SBnのうち、それ
ぞれ唯一のスイッチSFk、SBkが導通状態となり、
スイッチSF1〜Sk−1、SFk+1〜SFnおよび
スイッチSB1〜SBk−1、SBk+1〜SBn が
非導通状態となるように制御される。
【0025】切り替え手段20,21を構成するスイッ
チS1〜Sn、SF1〜SFn、SB1〜SBnの動作
を、図2の回路図を用いて詳細に説明する。ここでは、
1段目のスイッチS1,SF1,SB1が101,21
1,212として示され、スイッチS1(201),S
F1(211)は、NチャネルMOSトランジスタ20
2,213とPチャネルMOSトランジスタ203,2
14とをそれぞれ組み合せたトランスファゲートであ
る。これらは、制御端子4に与えられる信号によってそ
の極性が変化する制御信号C1〜CnおよびC1B〜C
nBを出力する帯域制御回路14によって制御される。
この制御信号C1〜CnおよびC1B〜CnBは、0V
またはVDDに近いロウレベルまたはハイレベルの電圧
である。C1B〜CnBはC1〜Cnと逆の極性を持つ
信号電圧である。
【0026】次に本実施形態の動作について説明する。
制御端子4に与えられる制御信号により変化せれる帯域
制御回路14から出力される制御信号を受けて、切り替
え手段20のS1〜Sk−1、Sk+1〜Sn、および
切り替え手段21のSFk、SBkが導通状態にある
時、端子1に与えられた信号は、切り替え手段20を構
成しているスイッチS1、S2・・・Sk、SFk、お
よび切り替え手段21を構成しているスイッチSBk、
Snおよび抵抗1を構成しているR1・・・Rn、およ
びコンデンサ30により構成される系を通過して端子2
に出力される。
【0027】このとき図1の端子1を入力、端子2を出
力とするフィルタの伝達関数Aは、選択されて導通状態
にあるMOSトランジスタのON抵抗をRSk、RSF
kと表すと、 A=1/(2πfC)/{R1+・・・+Rk+RS1+・・・ +RS(k−1)+RSF+(1/2πfC)} ………(3) で表される。
【0028】従って、RFkが、R1+・・・+Rkお
よびRS1+・・+RS(k−1)に対して如何なる場
合でも、 A(f、C)→0(f→0、C→0) となる。すなわち、コンデンサ30の値を調整すること
により、所望の周波数において、利得を0付近まで減衰
することが可能であるため、端子1に与えられる入力信
号に含まれる遮断周波数帯域のノイズを十分減衰するこ
とで、端子2には高品質なS/N特性を持つ信号が得ら
れる。
【0029】図3は図1の切り替え手段20、21を構
成するスイッチの他の実施形態を示す回路図である。図
3に示すように、図2のトランスファゲートの代りに、
NチャネルMOSトランジスタのみによる構成に変更し
てもよい。すなわち、図2におけるPチャネルMOSト
ランジスタ202,213が削除されたもので、その構
成を簡単にできる。図1の切り替え手段20、21がN
チャネルMOSトランジスタで構成されるときに切り替
え手段20、21が正常に、かつ低いON抵抗で動作す
る条件は、S1〜Snを構成するすべてのMOSトラン
ジスタの導通または非導通状態が制御できる範囲で決定
され、最も厳しい条件は、端子1の電圧が、トランジス
タのしきい値をVTとしたときに、VDD−VT以上に
上がった場合になる。
【0030】図4は本発明の更に他の実施形態の回路図
である。この実施形態では、図2,3に対して、帯域制
御回路14の中に、ポンプアップ回路40を有する場合
である。入力端子1の電圧がVDD−VT以上に上がっ
た場合の対策として、ポンプアップ回路40により、帯
域制御回路14の出力C1〜Cn、C1B〜CnBの高
電位側の出力電圧をVDDより高い電圧に更に引き上げ
たものである。
【0031】この構成により、端子1に与えられる入力
信号がVDD付近まで上昇した場合においても、スイッ
チS1〜Sn、SF1〜SFn、SB1〜SBnのNチ
ャネルMOSトランジスタの導通通状態は確保出来るの
で、入力ダイナミックレンジをほぼVDDまで拡大する
ことが可能となり、またMOSトランジスタスイッチの
導通状態におけるON抵抗を下げることが出来るので、
このON抵抗とスイッチに付随する寄生容量で制限され
るカットオフ周波数を上げることができ、よってより広
帯域に渡り信号処理が可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構成によ
れば、時定数をつくるコンデンサと抵抗との接続を切替
えるスイッチが、抵抗の間および抵抗の前後にあるの
で、入力端子に与えられる信号と出力端子に出力される
信号から求められるフィルタの伝達関数をコンデンサの
値を調整することで、所望の周波数において0付近まで
小さくすることが出来る。従って、入力端子に与えられ
る信号に含まれる遮断域のノイズを十分に減衰でき、出
力端子にはS/N特性の良い信号が得られるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のブロック図。
【図2】図1の切り替え手段の一例の回路図。
【図3】図2の切り替え手段の別の実施形態による回路
図。
【図4】本発明の別の実施形態のブロック図。
【図5】従来例の帯域可変型RCフィルタのブロック
図。
【図6】図5の切り替え手段の一例の回路図。
【図7】従来例の他の帯域可変型RCフィルタの回路
図。
【図8】図7に関連する帯域可変型RCフィルタの回路
図。
【符号の説明】
1 入力端子 2 出力端子 3 端子 4 制御端子 10 抵抗部 11 抵抗ストリング 14 帯域制御回路 16 エンコーダ 20〜22 切替え手段 23,24 スイッチ回路 30 コンデンサ(C) 40 ポンプアップ回路 50 演算増幅器 201、211,212、221,S1〜Sn,SF1
〜SFn,SB1〜SBn スイッチ 202,213 PチャネルMOSトランジスタ 203,214 NチャネルMOSトランジスタ M21〜23、M31〜33 MOSトランジスタ R1〜Rn 抵抗器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号入力端子から出力端子まで直列接続
    される複数n(nは整数)の抵抗と、これら抵抗と一端
    が接続され他端が接地されたコンデンサとからなり、前
    記複数の抵抗の接続を変えることにより帯域を可変する
    帯域可変型RCフィルタにおいて、前記複数の抵抗のそ
    れぞれ隣接する抵抗間および最終段の抵抗と出力端子間
    を接続または断絶する複数nの第1のスイッチと、これ
    ら複数nの第1のスイッチの入力側の一端と前記コンデ
    ンサの一端との間を接続または断絶する複数nの第2の
    スイッチと、前記複数nの第1のスイッチの出力側の一
    端と前記コンデンサの一端との間を接続または断絶する
    複数nの第3のスイッチと、制御端子に与えられる信号
    によって周波数帯域が制御されるように前記第1,第2
    および第3のスイッチの接続または断絶を制御しその極
    性が変化する制御信号を出力する帯域制御回路とを有す
    ることを特徴とする帯域可変型RCフィルタ。
  2. 【請求項2】 複数nの第1,第2および第3のスイッ
    チが、入力側からk番目(ただしk≦nとする)の第1
    のスイッチが断絶しこれ以外の他の第1のスイッチが接
    続したときには、k番目の第2,第3のスイッチが接続
    となりこれ以外の他の第2,第3のスイッチが断絶とな
    るように動作する請求項1記載の帯域可変型RCフィル
    タ。
  3. 【請求項3】 帯域制御回路は、複数nの第1,第2お
    よび第3のスイッチが、入力側からk番目の第1のスイ
    ッチが断絶しこれ以外の他の第1のスイッチが接続した
    ときには、k番目の第2,第3のスイッチが接続となり
    これ以外の他の第2,第3のスイッチが断絶となるよう
    に動作する制御信号を出力する請求項1または2記載の
    帯域可変型RCフィルタ。
  4. 【請求項4】 第1,第2および第3のスイッチが、ト
    ランスファゲートで構成される請求項1,2または3記
    載の帯域可変型RCフィルタ。
  5. 【請求項5】 第1,第2および第3のスイッチが、N
    チャネルMOSトランジスタで構成される請求項1,2
    または3記載の帯域可変型RCフィルタ。
  6. 【請求項6】 帯域制御回路が、その出力電圧を電源電
    圧より高くできるポンプアップ回路を備える請求項1,
    2,3,4または5記載の帯域可変型RCフィルタ。
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