JP2003037179A - 抵抗回路並びにそれを用いた電圧検出回路及び定電圧発生回路 - Google Patents

抵抗回路並びにそれを用いた電圧検出回路及び定電圧発生回路

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JP2003037179A JP2002128382A JP2002128382A JP2003037179A JP 2003037179 A JP2003037179 A JP 2003037179A JP 2002128382 A JP2002128382 A JP 2002128382A JP 2002128382 A JP2002128382 A JP 2002128382A JP 2003037179 A JP2003037179 A JP 2003037179A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面積をあまり増大させることなく、ヒューズ
切断後の抵抗回路の抵抗値誤差を抑制する。 【解決手段】 誤差補正抵抗素子Rldnと設定抵抗素
子RTnが直列に接続され、設定抵抗素子RTn及び誤
差補正抵抗素子RldnにヒューズRLnが並列に接続
されてなるm+1個(mは正の整数)の単位抵抗SBn
が抵抗素子Rbottomと抵抗素子Rtopの間に直列に接続
されている。単位抵抗SBnでは、ヒューズ切断前のヒ
ューズRLn、設定抵抗素子RTn及び誤差補正抵抗素
子Rldnの合成抵抗と、誤差補正抵抗素子Rldn単
独の抵抗値が等しくなるように設定されている。ヒュー
ズRLn切断後の単位抵抗SBnの抵抗値は、ヒューズ
RLn切断前に比べて設定抵抗素子RTnの抵抗値分だ
け増加するので、ヒューズRLnの抵抗値に起因するヒ
ューズRLn切断後の単位抵抗SBnの抵抗値誤差を抑
制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列接続された抵
抗の一方の抵抗をレーザー又は電気的ストレスにより切
断することによりその直列抵抗値を変化させることがで
きる抵抗回路、並びにそのような抵抗回路を備えた電圧
検出回路及び定電圧発生回路に関するものである。この
ような抵抗回路、定電圧発生回路及び電圧検出回路は、
例えばアナログ電子回路を備えた半導体集積回路に搭載
される。
【0002】
【従来の技術】図5は、定電圧発生回路の一例を示す回
路図である。直流電源5からの電源を負荷7に安定して
供給すべく、定電圧発生回路9が設けられている。定電
圧発生回路9は、直流電源5が接続される入力端子(V
bat)11、基準電圧発生回路(Vref)13、演算増幅
器15、出力ドライバを構成するPチャネル型MOSト
ランジスタ(以下、PMOSと略記する)17、分圧抵
抗R1,R2及び出力端子(Vout)19を備えてい
る。定電圧発生回路9の演算増幅器15では、出力端子
がPMOS17のゲート電極に接続され、反転入力端子
に基準電圧発生回路13から基準電圧Vrefが印加さ
れ、非反転入力端子に出力電圧Voutを抵抗R1とR2
で分圧した電圧が印加され、抵抗R1,R2の分圧電圧
が基準電圧Vrefに等しくなるように制御される。
【0003】図6は、電圧検出回路の一例を示す回路図
である。15は演算増幅器で、その反転入力端子に基準
電圧発生回路13が接続され、基準電圧Vrefが印加さ
れる。入力端子(Vsens)23から入力される測定する
べき端子の電圧が分圧抵抗R1とR2によって分圧され
て演算増幅器15の非反転入力端子に入力される。演算
増幅器15の出力は出力端子19を介して外部に出力さ
れる。この電圧検出回路21において、測定するべき端
子の電圧が高く、分圧抵抗R1とR2により分圧された
電圧が基準電圧Vrefよりも高いときは演算増幅器15
の出力がHを維持し、測定するべき端子の電圧が降下し
てきて分圧抵抗R1とR2により分圧された電圧が基準
電圧Vref以下になってくると演算増幅器15の出力が
Lになる。
【0004】一般に、図5に示した定電圧発生回路や図
6に示した電圧検出回路では、製造プロセスのバラツキ
に起因して基準電圧発生回路からの基準電圧Vrefが変
動するので、その変動に対応すべく、分圧抵抗としてヒ
ューズの切断により抵抗値を調整可能な抵抗回路を用い
て、分圧抵抗の抵抗値を調整している。
【0005】図7は、分圧抵抗を構成する従来の抵抗回
路を示す回路図である。抵抗素子Rbottom、m+1個
(mは正の整数)の設定抵抗素子RT0,RT1,…,
RTm、抵抗素子Rtopが直列に接続されている。設定
抵抗素子RT0,RT1,…,RTmには、各設定抵抗
素子に対応してヒューズRL0,RL1,…,RLmが
並列に接続されている。このような抵抗回路は例えば特
開2000−15799公報に開示されている。このよ
うに、抵抗対の比の精度が重視される抵抗回路では、製
造工程での作り込み精度を上げるために、一対の設定抵
抗素子及びヒューズからなる単位抵抗が直列に接続され
て梯子状に配置されている。
【0006】このような抵抗回路では、任意のヒューズ
RL0,RL1,…,RLmをレーザー光線で切断する
ことにより、所望の直列抵抗値を得ることができる。こ
の場合、ヒューズRL0,RL1,…,RLmの抵抗値
を設定抵抗素子RT0,RT1,…,RTmの抵抗値よ
りも無視できる程度に小さく、又は設定抵抗素子RT
0,RT1,…,RTmの抵抗値をヒューズRL0,R
L1,…,RLmの抵抗値を無視できる程度に大きくす
ることによって、ヒューズ切断後に抵抗値誤差の少ない
抵抗値を得ることができる。
【0007】図7の抵抗回路を図5の定電圧発生回路の
分圧抵抗R1,R2に適用する場合、例えば抵抗素子R
bottom端を接地し、抵抗素子Rtop端をPMOS17の
ドレインに接続し、抵抗素子Rbottom、RT0間の端子
NodeLを演算増幅器15の非反転入力端子に接続す
る。また、図7の抵抗回路を図6の電圧検出回路の分圧
抵抗R1,R2に適用する場合、例えば抵抗素子Rbott
om端を接地し、抵抗素子Rtop端を直流電源5に接続
し、端子NodeLを演算増幅器15の非反転入力端子
に接続する。これらの場合、分圧抵抗R1はRtopによ
り構成され、分圧抵抗R2はRbottom、設定抵抗素子R
T0,RT1,…,RTm及びヒューズRL0,RL
1,…,RLmにより構成される。
【0008】また、図7の抵抗回路を図5の定電圧発生
回路の分圧抵抗R1,R2に適用する場合、例えば抵抗
素子Rbottom端を接地し、抵抗素子Rtop端をPMOS
17のドレインに接続し、抵抗素子Rtop、RTm間の
端子NodeMを演算増幅器15の非反転入力端子に接
続するようにしてもよい。また、図7の抵抗回路を図6
の電圧検出回路の分圧抵抗R1,R2に適用する場合、
例えば抵抗素子Rbottom端を接地し、抵抗素子Rtop端
を直流電源5に接続し、端子NodeMを演算増幅器1
5の非反転入力端子に接続するようにしてもよい。これ
らの場合、分圧抵抗R1はRtop、設定抵抗素子RT
0,RT1,…,RTm及びヒューズRL0,RL1,
…,RLmにより構成され、分圧抵抗R2はRbottomに
より構成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した抵抗回路
では、ヒューズ切断後に得る抵抗値がヒューズRL0,
RL1,…,RLmの抵抗値に対して相対的に小さい、
又は近い値の場合、ヒューズRL0,RL1,…,RL
mの抵抗値の影響が無視できなくなり、ヒューズ切断後
の抵抗値に誤差が発生する。この誤差を補正するために
は、あらかじめ設定抵抗素子RT0,RT1,…,RT
mにその誤差成分を含ませておけばよい。しかし、抵抗
対の比の精度が重視される抵抗回路では、製造工程での
作り込み精度を上げるために、一対の設定抵抗素子及び
ヒューズからなる単位抵抗を直列又は並列に接続して一
つの抵抗素子として使用するため、設定抵抗素子の絶対
抵抗値は単位抵抗の抵抗値や数によって制限されてい
る。そのため、設定抵抗素子に誤差成分を必ずしも含ま
せることができないという問題があった。
【0010】図7に示したような構造の抵抗回路を分圧
抵抗として用いた定電圧発生回路や電圧検出回路では、
分圧抵抗に抵抗値誤差が含まれると、定電圧発生回路に
おいては設定電圧通りの出力電圧が得られず、電圧検出
回路においては設定電圧通りの電圧検出を行なえないと
いう問題があった。
【0011】一方、図7に示したような構造の抵抗回路
において抵抗値誤差を小さくする方法として、ヒューズ
の抵抗値を小さくする方法がある。例えば図8に示すよ
うに、1つの設定抵抗素子RT0,RT1,…,RTm
ごとに複数のヒューズRL0,RL1,…,RLmを並
列に接続することにより、設定抵抗素子の抵抗値に対す
るヒューズの抵抗値を小さくすることができる。ヒュー
ズ切断時には、目的の設定抵抗素子RT0,RT1,
…,RTmに並列に接続されたすべてのヒューズRL
0,RL1,…,RLmが同時に切断される。しかし、
1つの設定抵抗素子ごとに複数のヒューズを並列に接続
するためにヒューズの数が増加し、さらに、安定したヒ
ューズ切断を行なうためには十分な間隔が必要であるな
ど、同等な抵抗回路と比較して大きな面積が必要である
という問題があった。
【0012】本発明は上記のような問題を解決するため
になされたものであり、切断専用抵抗素子の切断により
設定値を調整可能な抵抗回路、そのような抵抗回路を分
圧抵抗として用いた定電圧発生回路及び電圧検出回路に
おいて、面積をあまり増大させることなく、切断専用抵
抗素子切断後の抵抗回路の抵抗値誤差を抑制することを
目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる抵抗回路
は、設定抵抗素子と誤差補正抵抗素子が直列に接続さ
れ、上記設定抵抗素子及び上記誤差補正抵抗素子の直列
回路に切断専用抵抗素子が並列に接続されてなり、上記
誤差補正抵抗素子の抵抗値は、上記切断専用抵抗素子切
断前の上記設定抵抗素子、上記誤差補正抵抗素子及び上
記切断専用抵抗素子の合成抵抗値と同じ値に設定されて
いるものである。
【0014】切断専用抵抗素子が切断されると、抵抗回
路の抵抗値は設定抵抗素子及び誤差補正抵抗素子の合成
抵抗値になる。誤差補正抵抗素子の抵抗値が設定抵抗素
子、誤差補正抵抗素子及び切断専用抵抗素子の合成抵抗
値と同じ値に設定されていることにより、切断専用抵抗
素子切断後の抵抗回路の抵抗値は、切断専用抵抗素子切
断前に比べて設定抵抗素子の抵抗値分だけ増加する。こ
のように、切断専用抵抗素子の抵抗値に起因する切断専
用抵抗素子切断後の抵抗回路の抵抗値誤差を抑制するこ
とができる。さらに、従来の抵抗回路に比べて誤差補正
抵抗素子を追加するだけであり、面積をあまり増大させ
ずに実現できる。
【0015】本発明にかかる電圧検出回路は、入力電圧
を分圧して分圧電圧を供給するための分圧抵抗と、基準
電圧を供給するための基準電圧発生回路と、上記分圧抵
抗からの分圧電圧と上記基準電圧発生回路からの基準電
圧を比較するための比較回路を備えた電圧検出回路であ
って、上記分圧抵抗は、設定抵抗素子と誤差補正抵抗素
子が直列に接続され、上記設定抵抗素子及び上記誤差補
正抵抗素子の直列回路に切断専用抵抗素子が並列に接続
され、上記誤差補正抵抗素子の抵抗値が上記設定抵抗素
子、上記誤差補正抵抗素子及び上記切断専用抵抗素子の
合成抵抗値と同じ値に設定されている複数の単位抵抗が
直列に接続されて構成されているものである。
【0016】分圧抵抗が本発明の抵抗回路により構成さ
れているので、切断専用抵抗素子切断後の分圧抵抗の抵
抗値誤差を抑制することができ、さらに分圧抵抗の抵抗
値誤差に起因する検出電圧の誤差を抑制することができ
る。
【0017】本発明にかかる定電圧発生回路は、入力電
圧の出力を制御する出力ドライバと、出力電圧を分圧し
て分圧電圧を供給するための分圧抵抗と、基準電圧を供
給するための基準電圧発生回路と、上記分圧抵抗からの
分圧電圧と上記基準電圧発生回路からの基準電圧を比較
し、比較結果に応じて上記出力ドライバの動作を制御す
るための比較回路を備えた定電圧発生回路であって、上
記分圧抵抗は、設定抵抗素子と誤差補正抵抗素子が直列
に接続され、上記設定抵抗素子及び上記誤差補正抵抗素
子の直列回路に切断専用抵抗素子が並列に接続され、上
記誤差補正抵抗素子の抵抗値が上記設定抵抗素子、上記
誤差補正抵抗素子及び上記切断専用抵抗素子の合成抵抗
値と同じ値に設定されている複数の単位抵抗が直列に接
続されて構成されているものである。
【0018】分圧抵抗が本発明の抵抗回路により構成さ
れているので、切断専用抵抗素子切断後の分圧抵抗の抵
抗値誤差を抑制することができ、さらに分圧抵抗の抵抗
値誤差に起因する出力電圧の誤差を抑制することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の抵抗回路において、上記
設定抵抗素子、上記誤差補正抵抗素子及び上記切断専用
抵抗素子を単位抵抗とし、複数の単位抵抗が直列又は並
列に接続されていることが好ましい。その結果、切断専
用抵抗素子の切断により抵抗値を調整可能な抵抗回路と
しての汎用性が増す。
【0020】本発明の抵抗回路において、上記複数の単
位抵抗を構成する各誤差補正抵抗素子の一例は、同じ素
材、同じ向き及び同じ幅で形成されたポリシリコンパタ
ーンにより形成されているものである。本発明の抵抗回
路において、上記複数の単位抵抗を構成する各切断専用
抵抗素子の一例は、同じ素材、同じ向き及び同じ寸法で
形成されたポリシリコンパターンにより形成されている
ものである。このようにして複数の誤差補正抵抗素子や
複数の切断専用抵抗素子を形成することにより、製造工
程での抵抗値のバラツキを抑制できる。
【0021】
【実施例】図1は抵抗回路の一実施例を示す回路図であ
る。図2はその実施例の誤差補正抵抗素子及び切断専用
抵抗素子のレイアウト例を示すレイアウト図である。図
3はその実施例の設定抵抗素子のレイアウト例を示すレ
イアウト図である。図1から図3を用いてこの実施例を
説明する。
【0022】誤差補正抵抗素子と設定抵抗素子が直列に
接続され、設定抵抗素子及び誤差補正抵抗素子の直列回
路にヒューズ(切断専用抵抗素子)が並列に接続されて
なるm+1個(mは正の整数)の単位抵抗SB0,SB
1,…,SBmが抵抗素子Rbottomと抵抗素子Rtopの
間に直列に接続されている。抵抗素子Rbottom側から順
に誤差補正抵抗素子Rld0,Rld1,…,Rld
m、設定抵抗素子RT0,RT1,…,RTm、ヒュー
ズRL0,RL1,…,RLmとする。
【0023】単位抵抗SB0から数えてn番目(単位抵
抗SB0が0番目、nは0≦n≦mの整数)の単位抵抗
SBnは、誤差補正抵抗素子Rldn(誤差補正抵抗素
子Rld0から数えてn番目の誤差補正抵抗素子)、設
定抵抗素子RTn(設定抵抗素子RT0から数えてn番
目の設定抵抗素子)、ヒューズRLn(ヒューズRL0
から数えてn番目のヒューズ)により構成される。
【0024】設定抵抗素子RT0,RT1,…,RTm
の値は抵抗素子Rbottom側から順に二進数的に増加する
よう設定されている。すなわち、設定抵抗素子RTnの
抵抗値は、設定抵抗素子RT0の抵抗値を単位値とし、
その単位値の2n倍である。例えば、図3に示すよう
に、同じ素材、同じ向き及び同じ寸法で形成された複数
のポリシリコンパターン1を用い、設定抵抗素子RT0
を1本のポリシリコンパターン1を単位抵抗値とし、設
定抵抗素子RTnを2n本のポリシリコンパターン1に
より構成する。ポリシリコンパターン1は、例えばP型
不純物又はN型不純物が注入されて100Ω〜10kΩ
のシート抵抗をもつ高抵抗ポリシリコン膜により形成さ
れる。
【0025】n番目の誤差補正抵抗素子Rldnの抵抗
値は、ヒューズ切断前のn番目の単位抵抗SBnの合成
抵抗、すなわちn番目のヒューズRLn、n番目の設定
抵抗素子RTn及びn番目の誤差補正抵抗素子Rldn
の合成抵抗と、誤差補正抵抗素子Rldn単独の抵抗値
が等しくなるように設定される。誤差補正抵抗素子Rl
dnの抵抗値は次の数式(1)により求められる。 Rldn=(−RTn+(RTn 2+4RLnTn1/2)/2 …(1) ここで、Rldnは誤差補正抵抗素子Rldnの抵抗値、
Tnは設定抵抗素子RTnの抵抗値、RLnはヒューズR
Lnの抵抗値である。
【0026】ヒューズRLnを切断すると、単位抵抗S
Bnの抵抗値は設定抵抗素子RTn及び誤差補正抵抗素
子Rldnの合成抵抗値になる。誤差補正抵抗素子Rl
dnの抵抗値が設定抵抗素子RTn、誤差補正抵抗素子
Rldn及びヒューズRLnの合成抵抗値と同じ値に設
定されていることにより、ヒューズRLn切断後の単位
抵抗SBnの抵抗値は、ヒューズRLn切断前に比べて
設定抵抗素子RTnの抵抗値分だけ増加する。このよう
に、ヒューズRLnの抵抗値に起因するヒューズRLn
切断後の単位抵抗SBnの抵抗値誤差を抑制することが
できる。さらに、従来の抵抗回路に比べて誤差補正抵抗
素子Rldnを追加するだけであり、面積をあまり増大
させずに実現できる。
【0027】図2に示すように、ヒューズRL0,RL
1,…,RLmは、例えばシート抵抗が20Ω〜40Ω
のポリシリコン膜により形成され、同じ素材、同じ向き
及び同じ寸法で形成されている。また、誤差補正抵抗素
子Rld0,Rld1,…,Rldmは、例えばシート
抵抗が20Ω〜40Ωのポリシリコン膜により形成さ
れ、同じ素材、同じ向き及び同じ幅で形成されている。
これにより製造工程でのバラツキを抑制することができ
る。さらに、ヒューズRL0,RL1,…,RLm及び
誤差補正抵抗素子Rld0,Rld1,…,Rldmを
構成するポリシリコン膜を同一工程で形成するようにす
れば、従来技術と比較して製造工程を増加させることな
く、誤差補正抵抗素子Rld0,Rld1,…,Rld
mを形成することができる。
【0028】図2及び図3において、符号A−A間、符
号B−B間、符号C−C間、符号D−D、符号E−E、
符号F−F及び符号G−G間はそれぞれメタル配線3に
より電気的に接続されている。メタル配線3は、例えば
アルミニウム98.5%、シリコン1%、銅0.5%を含
む合金により形成され、そのシート抵抗は0.04Ω〜
0.1Ωである。
【0029】図1に示した抵抗回路の実施例は、例えば
図5に示した定電圧発生回路の分圧抵抗に適用すること
ができる。定電圧発生回路の一実施例を図1及び図5を
用いて説明する。例えば抵抗素子Rbottom端を接地し、
抵抗素子Rtop端をPMOS17のドレインに接続し、
抵抗素子Rbottom、Rld0間の端子NodeLを演算
増幅器15の非反転入力端子に接続する。分圧抵抗R1
はRtop、誤差補正抵抗素子Rld0,Rld1,…,
Rldm、設定抵抗素子RT0,RT1,…,RTm及
びヒューズRL0,RL1,…,RLmにより構成さ
れ、分圧抵抗R2はRbottomにより構成される。
【0030】端子NodeLから演算増幅器15の非反
転入力端子にフィードバックする分圧電圧を調整する場
合、次の数式(2)からトリミングコードTを求めるこ
とができる。 ここで、Rtopは抵抗素子Rtopの抵抗値、Rbottomは抵
抗素子Rbottomの抵抗値、Rld0+Rld1+…+Rldm
誤差補正抵抗素子Rld0,Rld1,…,Rldmの
抵抗値の和、Rt0は設定抵抗素子RT0の抵抗値、V
setは定電圧発生回路の出力電圧設定値、Vmesはヒュー
ズ切断前に測定された出力電圧値である。数式(2)で
求められたトリミングコードTを2進数に変換し、単位
抵抗SB0,SB1,…,SBmのうち、2進数に変換
したトリミングコードTの「1」に対応する単位抵抗の
ヒューズを切断することにより、出力電圧が設定電圧に
なる。
【0031】また、図1の抵抗回路を分圧抵抗として用
いた図5の定電圧発生回路において、例えば抵抗素子R
bottom端を接地し、抵抗素子Rtop端をPMOS17の
ドレインに接続し、抵抗素子Rtop、RTm間の端子N
odeMを演算増幅器15の非反転入力端子に接続する
ようにしてもよい。分圧抵抗R1はRtopにより構成さ
れ、分圧抵抗R2はRbottom、誤差補正抵抗素子Rld
0,Rld1,…,Rldm、設定抵抗素子RT0,R
T1,…,RTm及びヒューズRL0,RL1,…,R
Lmにより構成される。
【0032】端子NodeMから演算増幅器15の非反
転入力端子にフィードバックする分圧電圧を調整する場
合、次の数式(3)からトリミングコードTを求めるこ
とができる。 T={(Rtop+Rbottom+Rld0+Rld1+…+Rldm) ×(Rbottom+Rld0+Rld1+…+Rldm)×(Vmes−Vset)} /{(Rtop+Rbottom+Rld0+Rld1+…+Rldm)×Vset −(Rbottom+Rld0+Rld1+…+Rldm)×Vset} (3) 数式(3)で求められたトリミングコードTを2進数に
変換し、単位抵抗SB0,SB1,…,SBmのうち、
2進数に変換したトリミングコードTの「1」に対応す
る単位抵抗のヒューズを切断することにより、出力電圧
が設定電圧になる。
【0033】図1の抵抗回路の実施例を図6の電圧検出
回路の分圧抵抗R1,R2に適用することもできる。電
圧検出回路の一実施例を図1及び図6を用いて説明す
る。例えば抵抗素子Rbottom端を接地し、抵抗素子Rto
p端を端子23に接続し、抵抗素子Rbottom、Rld0
間の端子NodeLを演算増幅器15の非反転入力端子
に接続する。分圧抵抗R1はRtop、誤差補正抵抗素子
Rld0,Rld1,…,Rldm、設定抵抗素子RT
0,RT1,…,RTm及びヒューズRL0,RL1,
…,RLmにより構成され、分圧抵抗R2はRbottomに
より構成される。
【0034】端子NodeLから演算増幅器15の非反
転入力端子に入力する分圧電圧を調整する場合、次の数
式(4)からトリミングコードTを求めることができ
る。 ここで、Vsetは電圧検出回路の検出電圧設定値、Vmes
はヒューズ切断前に測定された演算増幅器15の出力が
例えばHからLへ反転する入力端子23での入力電圧値
である。数式(4)で求められたトリミングコードTを
2進数に変換し、単位抵抗SB0,SB1,…,SBm
のうち、2進数に変換したトリミングコードTの「1」
に対応する単位抵抗のヒューズを切断することにより、
検出電圧が設定電圧になる。
【0035】また、図1の抵抗回路を分圧抵抗として用
いた図6の電圧検出回路において、例えば抵抗素子Rbo
ttom端を接地し、抵抗素子Rtop端を端子23に接続
し、抵抗素子Rtop、RTm間の端子NodeMを演算
増幅器15の非反転入力端子に接続するようにしてもよ
い。分圧抵抗R1はRtopにより構成され、分圧抵抗R
2はRbottom、誤差補正抵抗素子Rld0,Rld1,
…,Rldm、設定抵抗素子RT0,RT1,…,RT
m及びヒューズRL0,RL1,…,RLmにより構成
される。
【0036】端子NodeMから演算増幅器15の非反
転入力端子に入力する分圧電圧を調整する場合、次の数
式(5)からトリミングコードTを求めることができ
る。 T={(Rtop+Rbottom+Rld0+Rld1+…+Rldm) ×(Rbottom+Rld0+Rld1+…+Rldm)×(Vmes−Vset)} /{(Rtop+Rbottom+Rld0+Rld1+…+Rldm)×Vset −(Rbottom+Rld0+Rld1+…+Rldm)×Vset} (5) 数式(5)で求められたトリミングコードTを2進数に
変換し、単位抵抗SB0,SB1,…,SBmのうち、
2進数に変換したトリミングコードTの「1」に対応す
る単位抵抗のヒューズを切断することにより、検出電圧
が設定電圧になる。
【0037】以上、抵抗回路、定電圧電源及び電圧検出
回路の実施例を説明したが、本発明は上記の実施例に限
定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本
発明の範囲内で種々の変更が可能である。例えば図1に
示した抵抗回路の実施例では単位抵抗SB0,SB1,
…,SBmを直列に接続しているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えば図4に示すように、単位
抵抗SB0,SB1,…,SBmを並列に接続するよう
にしてもよい。また、上記の実施例では、ヒューズとし
てレーザーの照射により切断されるものを用いている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、ヒューズ
として電気的ストレスにより切断できるものを用いても
よい。
【0038】
【発明の効果】本発明の抵抗回路では、設定抵抗素子と
誤差補正抵抗素子が直列に接続され、上記設定抵抗素子
及び上記誤差補正抵抗素子の直列回路に切断専用抵抗素
子が並列に接続されてなり、上記誤差補正抵抗素子の抵
抗値は、上記切断専用抵抗素子切断前の上記設定抵抗素
子、上記誤差補正抵抗素子及び上記切断専用抵抗素子の
合成抵抗値と同じ値に設定されているようにしたので、
面積をあまり増大させることなく、切断専用抵抗素子切
断後の抵抗回路の抵抗値誤差を抑制することができる。
【0039】本発明の抵抗回路において、上記設定抵抗
素子、上記誤差補正抵抗素子及び上記切断専用抵抗素子
を単位抵抗とし、複数の単位抵抗が直列又は並列に接続
されているようにすれば、切断専用抵抗素子の切断によ
り抵抗値を調整可能な抵抗回路としての汎用性が増す。
【0040】本発明の抵抗回路において、上記複数の単
位抵抗を構成する各誤差補正抵抗素子は、同じ素材、同
じ向き及び同じ幅で形成されたポリシリコンパターンに
より形成されているようにすれば、複数の誤差補正抵抗
素子について製造工程での抵抗値のバラツキを抑制でき
る。
【0041】本発明の抵抗回路において、上記複数の単
位抵抗を構成する各切断専用抵抗素子は、同じ素材、同
じ向き及び同じ寸法で形成されたポリシリコンパターン
により形成されているようにすれば、複数の切断専用抵
抗素子について製造工程での抵抗値のバラツキを抑制で
きる。
【0042】本発明の電圧検出回路では、分圧抵抗は、
設定抵抗素子と誤差補正抵抗素子が直列に接続され、上
記設定抵抗素子及び上記誤差補正抵抗素子の直列回路に
切断専用抵抗素子が並列に接続され、上記誤差補正抵抗
素子の抵抗値が上記設定抵抗素子、上記誤差補正抵抗素
子及び上記切断専用抵抗素子の合成抵抗値と同じ値に設
定されている複数の単位抵抗が直列に接続されて構成さ
れているようにしたので、切断専用抵抗素子切断後の分
圧抵抗の抵抗値誤差を抑制することができ、さらに分圧
抵抗の抵抗値誤差に起因する検出電圧の誤差を抑制する
ことができる。
【0043】本発明の定電圧発生回路では、分圧抵抗
は、設定抵抗素子と誤差補正抵抗素子が直列に接続さ
れ、上記設定抵抗素子及び上記誤差補正抵抗素子の直列
回路に切断専用抵抗素子が並列に接続され、上記誤差補
正抵抗素子の抵抗値が上記設定抵抗素子、上記誤差補正
抵抗素子及び上記切断専用抵抗素子の合成抵抗値と同じ
値に設定されている複数の単位抵抗が直列に接続されて
構成されているようにしたので、切断専用抵抗素子切断
後の分圧抵抗の抵抗値誤差を抑制することができ、さら
に分圧抵抗の抵抗値誤差に起因する出力電圧の誤差を抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】抵抗回路の一実施例を示す回路図である。
【図2】同実施例の誤差補正抵抗素子及び切断専用抵抗
素子のレイアウト例を示すレイアウト図である。
【図3】同実施例の設定抵抗素子のレイアウト例を示す
レイアウト図である。
【図4】抵抗回路の他の実施例を示す回路図である。
【図5】定電圧発生回路の一例を示す回路図である。
【図6】電圧検出回路の一例を示す回路図である。
【図7】分圧抵抗を構成する従来の抵抗回路の一例を示
す回路図である。
【図8】従来の抵抗回路の他の例を示す回路図である。
【符号の説明】
Rtop,Rbottom 抵抗素子 SB0,SB1,…,SBm 単位抵抗 Rld0,Rld1,…,Rldm 誤差補正抵抗素
子 RT0,RT1,…,RTm 設定抵抗素子 RL0,RL1,…,RLm 切断専用抵抗素
子(ヒューズ) NodeL,NodeM 端子 1 ポリシリコンパターン 3 メタル配線 5 直流電源 7 負荷 9 定電圧発生回路 11 入力端子(Vbat) 13 基準電圧発生回路 15 演算増幅器 17 Pチャネル型MOSトランジスタ 19 出力端子(Vout) 21 電圧検出回路 23 入力端子(Vsens) 25 出力端子(Vout)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定抵抗素子と誤差補正抵抗素子が直列
    に接続され、前記設定抵抗素子及び前記誤差補正抵抗素
    子の直列回路に切断専用抵抗素子が並列に接続されてな
    り、前記誤差補正抵抗素子の抵抗値は、前記切断専用抵
    抗素子切断前の前記設定抵抗素子、前記誤差補正抵抗素
    子及び前記切断専用抵抗素子の合成抵抗値と同じ値に設
    定されている抵抗回路。
  2. 【請求項2】 前記設定抵抗素子、前記誤差補正抵抗素
    子及び前記切断専用抵抗素子を単位抵抗とし、複数の単
    位抵抗が直列又は並列に接続されている請求項1に記載
    の抵抗回路。
  3. 【請求項3】 前記複数の単位抵抗を構成する各誤差補
    正抵抗素子は、同じ素材、同じ向き及び同じ幅で形成さ
    れたポリシリコンパターンにより形成されている請求項
    2に記載の抵抗回路。
  4. 【請求項4】 前記複数の単位抵抗を構成する各切断専
    用抵抗素子は、同じ素材、同じ向き及び同じ寸法で形成
    されたポリシリコンパターンにより形成されている請求
    項2又は3に記載の抵抗回路。
  5. 【請求項5】 入力電圧を分圧して分圧電圧を供給する
    ための分圧抵抗と、基準電圧を供給するための基準電圧
    発生回路と、前記分圧抵抗からの分圧電圧と前記基準電
    圧発生回路からの基準電圧を比較するための比較回路を
    備えた電圧検出回路において、 前記分圧抵抗は、設定抵抗素子と誤差補正抵抗素子が直
    列に接続され、前記設定抵抗素子及び前記誤差補正抵抗
    素子の直列回路に切断専用抵抗素子が並列に接続され、
    前記誤差補正抵抗素子の抵抗値が前記設定抵抗素子、前
    記誤差補正抵抗素子及び前記切断専用抵抗素子の合成抵
    抗値と同じ値に設定されている複数の単位抵抗が直列に
    接続されて構成されていることを特徴とする電圧検出回
    路。
  6. 【請求項6】 入力電圧の出力を制御する出力ドライバ
    と、出力電圧を分圧して分圧電圧を供給するための分圧
    抵抗と、基準電圧を供給するための基準電圧発生回路
    と、前記分圧抵抗からの分圧電圧と前記基準電圧発生回
    路からの基準電圧を比較し、比較結果に応じて前記出力
    ドライバの動作を制御するための比較回路を備えた定電
    圧発生回路において、 前記分圧抵抗は、設定抵抗素子と誤差補正抵抗素子が直
    列に接続され、前記設定抵抗素子及び前記誤差補正抵抗
    素子の直列回路に切断専用抵抗素子が並列に接続され、
    前記誤差補正抵抗素子の抵抗値が前記設定抵抗素子、前
    記誤差補正抵抗素子及び前記切断専用抵抗素子の合成抵
    抗値と同じ値に設定されている複数の単位抵抗が直列に
    接続されて構成されていることを特徴とする定電圧発生
    回路。
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