JP2003036481A - 直接還元システム - Google Patents

直接還元システム

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JP2003036481A
JP2003036481A JP2001223937A JP2001223937A JP2003036481A JP 2003036481 A JP2003036481 A JP 2003036481A JP 2001223937 A JP2001223937 A JP 2001223937A JP 2001223937 A JP2001223937 A JP 2001223937A JP 2003036481 A JP2003036481 A JP 2003036481A
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Japan
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consumer
product
store
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commodity
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JP2001223937A
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Keizo Sawa
敬三 澤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Power Tech Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Power Tech Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】売上時点における消費者の情報が商品を製造す
る商品メーカ側にも送信されるようにして、商品メーカ
からも消費者へ直接にサービスが還元されるようにす
る。 【解決手段】消費者11が商品を購入した時に消費者識
別情報及び商品識別情報を入力する入力手段、並びに、
前記商品の購入金額を精算する精算手段を備える端末機
器と、該端末機器と通信可能に接続され、前記消費者1
1の商品に関する履歴を格納する記憶手段を備える商品
メーカ側コンピュータ19とを有し、該商品メーカ側コ
ンピュータ19は、前記消費者識別情報及び商品識別情
報を受信すると、前記履歴に基づいて、前記消費者11
に還元する還元額を算出して前記端末機器に送信し、該
端末機器は、前記還元額を反映して前記購入金額を精算
する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、直接還元システム
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、デパート、スーパーマーケット、
コンビニエンスストア等の商店においては、該商店又は
該商店の所属するチェーン、グループ、系列等の商店組
織に加盟店、支店等として所属する他の商店の顧客、す
なわち、消費者を会員とする会員組織を設立し、該会員
組織の会員となった消費者に会員用クレジットカード、
会員ポイントカード等のカードを発券して、クーポン、
ボーナスポイント、割引ポイント等の点数を前記会員の
購買額に応じて加算し、即時に、又は所定以上の点数が
蓄積された時に、該点数に応じた価格の割引、プレゼン
トの贈答等の特典を前記会員に付与することによって前
記消費者の定着及び増加を図っている。 【0003】この場合、前記消費者は会員組織の会員と
なると、前記商店又は商店組織に所属する商店で商品を
購入する毎に点数が加算され、それに応じた特典が得ら
れるので、経済的な利益と心理的な満足とを得ることが
できる。 【0004】一方、前記商店又は商店組織は、前記消費
者を自己の固定客として確保することができる。さら
に、前記カードに記録された前記消費者の個人情報と、
レジにおけるPOS等のレジスタ機器に入力され、販売
された商品等の品目、個数、単価、合計金額、販売日時
等の情報とを併せて集計し、分析することによって、固
定客である前記消費者の購入傾向、すなわち、消費パタ
ーンを一人毎に、又は集団としても把握することができ
るので、きめの細かい販売戦略を正確に立案することが
可能となる。 【0005】図2は従来の消費者への還元システムの構
成を示す概念図である。 【0006】図に示されるように、消費者51は商店5
3で買物をする。そして、レジにおける精算の際に、あ
らかじめ発行してもらい所持しているカード52をPO
S等のレジスタ機器54のカードリーダに挿入する。な
お、前記商店53の店員が前記カード52をカードリー
ダに挿入するようにしてもよい。これにより、買上金額
相当分のポイントがカード52に書き込まれる。そし
て、前述されたような手続きが行われるたびにポイント
は加算され、一定の点数になると前記消費者51は、商
店53又は該商店の所属する商店組織の提供する価格の
割引、プレゼントの贈答等の特典を受けることができ
る、すなわち、商店53又は商店組織からサービスが還
元されるようになっている。 【0007】また、すべてのレジスタ機器54はLAN
回線55を介して商店53又は商店組織に配設されたス
トアコントローラ56に接続されていて、売上時点にお
ける様々の販売情報が各レジスタ機器54からストアコ
ントローラ56に送信されるようになっている。そし
て、該ストアコントローラ56は、前記販売情報を処理
して、商店53又は商店組織の在庫管理、発注管理、消
費者管理、売上管理、不人気商品管理等を行なう。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の還元システムにおいて、レジスタ機器54に入力さ
れた売上に関する情報は、商店53又は商店組織に配設
されたストアコントローラ56に送信されて、該ストア
コントローラ56によって処理されるが、商品を製造す
る商品メーカに送信されないようになっている。そのた
め、消費者51に商品メーカからのサービスを還元する
ことができない。 【0009】すなわち、前記商店53又は商店組織は、
ストアコントローラ56によって売上やカード52に関
する情報を処理するので、個々の消費者51の前記商店
53又は商店組織における買上金額や獲得したポイント
について把握することができる。しかし、前記商店53
又は商店組織が商品メーカに対して商品の注文をした
り、売れ残り品の返品をしたりする時に、該当商品の前
記商店53又は商店組織における売上額や売上数量等の
情報を提供することはあるが、該当商品の消費者51毎
の売上額や売上数量等の情報を提供することはない。 【0010】そのため、商品メーカは自分の製造した商
品をどの消費者51がどれだけ購入したかを知ることが
できないので、消費者51にサービスを還元することが
できない。一方、消費者51は、特定の商品を購入して
も、前記商品メーカから、それに応じたサービスが還元
されず、特典が受けることがないので、経済的な利益と
心理的な満足とを得ることができない。 【0011】また、前記商品メーカは、どの店で、どの
商品が、いつ、どれぐらい売れたかという情報を把握す
ることはできるが、消費者51の性別、年齢、職業、家
族構成等の客層と購入商品、購入時期、数量との関係を
把握することができない。 【0012】本発明は、前記従来の還元システムの問題
点を解決して、売上時点における消費者の情報が商品を
製造する商品メーカ側にも送信されるようにして、商品
メーカからも消費者へ直接にサービスが還元される直接
還元システムを提供することを目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】そのために、本発明の直
接還元システムにおいては、消費者が商品を購入した時
に消費者識別情報及び商品識別情報を入力する入力手
段、並びに、前記商品の購入金額を精算する精算手段を
備える端末機器と、該端末機器と通信可能に接続され、
前記消費者の商品に関する履歴を格納する記憶手段を備
える商品メーカ側コンピュータとを有し、該商品メーカ
側コンピュータは、前記消費者識別情報及び商品識別情
報を受信すると、前記履歴に基づいて、前記消費者に還
元する還元額を算出して前記端末機器に送信し、該端末
機器は、前記還元額を反映して前記購入金額を精算す
る。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。 【0015】図1は本発明の実施の形態における直接還
元システムの構成を示す概念図である。 【0016】図において、13は商品を販売する店舗、
すなわち、商店であり、個人、法人、営利企業、公益団
体等、いかなる者が運営するものであってもよい。前記
商店13は、例えば、デパート、スーパーマーケット、
コンビニエンスストア等のように、多数の店舗を集団的
に運営するグループ、チェーン、系列等の商店組織に加
盟店、支店等として所属する多数の商店のうちの一つの
商店であっても、独立に運営されるものであってもよ
い。なお、前記商店組織も、個人、法人、営利企業、公
益団体等、いかなる者が運営するものであってもよい。 【0017】そして、前記商店13又は商店組織は消費
者11を会員とする会員組織を運営することが望まし
い。該会員組織は、有料であっても無料であっても、入
会金を徴収してもしなくても、入会資格審査があっても
なくてもよい。前記会員組織に入会し、会員となった消
費者11にはショッピング用のカード12が発行され
る。 【0018】なお、該カード12の発行時には、消費者
識別情報としての消費者IDがカード12に書き込まれ
るようになっている。そして、消費者IDは発行時点に
おいて、消費者から提供してもらった住所、年齢、性
別、職業、家族構成、血液型、体重等の消費者情報と共
にストアコントローラ16に保管され、別途参照され
る。そして、前記消費者IDは、文字、数字、記号等か
ら成るものであり、各消費者毎に異なるものであるか
ら、前記消費者IDに基づいて消費者は一人一人識別さ
れ得る。さらに、会員となった消費者は自己の暗号ピン
(暗証番号)を前記会員組織に登録する。前記暗号ピン
は、消費者を正確に識別するとともに、前記消費者ID
の不正な使用を防止するためのものである。 【0019】この場合、前記消費者11は会員組織の会
員となると、前記商店13又は商店組織に所属する商店
13で商品を購入する毎に、クーポン、ボーナスポイン
ト、割引ポイント等の点数が購買額に応じて加算され、
一定の点数になると前記消費者11は、商店13又は該
商店の所属する商店組織の提供する価格の割引、プレゼ
ントの贈答等の特典が得られる。 【0020】そして、前記商店13の店頭には、単数又
は複数の端末機器としてのレジスタ機器14が配設され
る。ここで、該レジスタ機器14は、POS(Poin
tof Sales)端末であることが望ましい。ここ
で、前記レジスタ機器14は、販売された商品の購入金
額を精算する精算手段備える。さらに、前記レジスタ機
器14には、販売された商品等の品目、個数、単価、合
計金額、販売日時等の情報、すなわち、販売情報が、前
記商店13の店員によって、又は、商品等に添付された
商品識別情報としてのバーコード等を自動的に読み取る
バーコードリーダ等の入力手段によって入力される。そ
して、前記レジスタ機器14は、入力手段やディスプレ
ー等の表示手段以外にも、通信インターフェイスを備
え、前記ストアコントローラ16にLAN(Local
Area Network)回線15を介して送受信
可能に接続され、前記販売情報をリアルタイムで前記ス
トアコントローラ16に送信する。また、前記カード1
2に書き込まれた消費者ID、既に蓄積されているクー
ポン、ボーナスポイント、割引ポイント等の点数等の情
報も前記ストアコントローラ16に送信される。 【0021】ここで、該ストアコントローラ16は、C
PU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディス
ク等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、C
RT、液晶ディスプレー等の表示手段、通信インターフ
ェイス等を備えるコンピュータであり、前記商店13又
は商店組織のいずれかの商店等に配設される。そして、
すべての前記レジスタ機器14から送信された前記販売
情報を処理して、前記商店13又は商店組織の在庫管
理、発注管理、消費者管理、売上管理、不人気商品管理
等を行う。また、前記ストアコントローラ16は、それ
ぞれの消費者11に関するクーポン、ボーナスポイン
ト、割引ポイント等の点数、及び、提供された価格の割
引、プレゼントの贈答等の特典の管理も行う。 【0022】ここで、前記カード12は、通常、紙、樹
脂等から成るクレジットカード程度の大きさのカードで
あり、一方の面に消費者ID等の情報を書き込むことが
できる記憶手段としての磁気ストライプを備えることが
望ましい。なお、前記記憶手段として、磁気ストライプ
に代えてICを備えるものであってもよい。また、前記
カード12の磁気ストライプの存在しない箇所は熱可逆
性記録材料から成り、加熱によって消去可能な文字が印
字されるものであることが望ましい。これにより、前記
カード12の所定箇所に消費者11の氏名、獲得したボ
ーナスポイント等の情報を消去可能に記録することがで
きる。 【0023】また、前記レジスタ機器14は、カード1
2を挿入して、該カード12に書き込まれている消費者
識別情報としての消費者IDを入力する入力手段として
のカードスロットを備える。ここで、該カードスロット
内には、前記磁気ストライプ、IC等に記録された情報
を読み取ったり、書き込んだりすることができる磁気ヘ
ッド、前記熱可逆性記録材料に文字を印字したり、消去
したりすることができるサーマルヘッド、前記カード1
2に印刷された文字、記号、バーコード等を読み取るこ
とのできるバーコードリーダやオプティカルヘッド等を
備える。これにより、前記カード12を前記カードスロ
ットに挿入すると、前記カード12に記録された消費者
ID等の情報が前記レジスタ機器14に読み取られる。
また、消費者11の購買額に応じて加算されるクーポ
ン、ボーナスポイント、割引ポイント等の点数が前記磁
気ストライプ、IC、熱可逆性記録材料等に書き込まれ
る。 【0024】そして、前記商店13で販売する商品を製
造して商店13に納入する商品メーカ18には、商品メ
ーカ側コンピュータ19が配設される。ここで、前記商
品メーカ18は、例えば、前記商品を製造する工場や会
社であるが、前記商品を輸入したり前記工場や会社から
購入して販売する販売代理店であってもよいし、前記商
品の卸売問屋であってもよい。 【0025】ここで、前記商品メーカ側コンピュータ1
9は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁
気ディスク等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力
手段、CRT、液晶ディスプレー等の表示手段、通信イ
ンターフェイス等を備え、ストアコントローラ16とネ
ットワーク17を介して通信可能に接続されている。 【0026】なお、該ネットワーク17は、例えば、有
線又は無線の専用通信回線であるが、公衆通信回線、イ
ンターネット、イントラネット、LAN、WAN(Wi
deArea Network)等のいかなる通信回線
網であってもよいし、また、これらを適宜組み合わせた
ものであってもよい。 【0027】これにより、前記レジスタ機器14からス
トアコントローラ16に送信された前記販売情報、又
は、前記ストアコントローラ16が販売情報を処理して
得た在庫管理、発注管理、消費者管理、売上管理、不人
気商品管理等の情報の中の必要部分を、前記ストアコン
トローラ16から商品メーカ側コンピュータ19に送信
することができる。なお、前記ストアコントローラ16
から商品メーカ側コンピュータ19に送信する情報の種
類等は、あらかじめ、前記商店13又は商店組織を運営
する者と商品メーカ18を運営する者との間で協議して
契約を締結しておくことが望ましい。 【0028】また、前記カード12に書き込まれた消費
者11の消費者IDは、該消費者11が購入した商品の
種類、数量、金額等の情報と共に、前記ストアコントロ
ーラ16から前記商品を製造した商品メーカ18の商品
メーカ側コンピュータ19に送信される。なお、商品メ
ーカ側コンピュータ19には、前記商品メーカ18の製
造した商品以外の商品の販売情報は送信されないように
なっている。 【0029】例えば、消費者11が、商品メーカAの製
造した商品a及び商品メーカBの製造した商品bを商店
13で購入した場合、商品メーカAの商品メーカ側コン
ピュータ19には、消費者11の消費者IDと購入した
商品aの種類、数量、金額等の情報が送信され、一方、
商品メーカBの商品メーカ側コンピュータ19には、消
費者11の消費者IDと購入した商品bの種類、数量、
金額等の情報が送信されるようになっている。 【0030】これにより、前記商品メーカ側コンピュー
タ19において、商品メーカ18の製造した商品の購入
品種、購入数量、購入金額の販売情報をそれぞれの消費
者11毎に管理することができる。すなわち、前記商品
メーカ側コンピュータ19の記憶手段には、消費者11
の商品に関する履歴が格納され、管理される。また、商
品メーカ18の製造した商品を購入する毎に、クーポ
ン、ボーナスポイント、割引ポイント等の点数が消費者
11の購買額に応じて加算され、一定の点数になると前
記消費者11は、商品メーカ18の提供する価格の割
引、プレゼントの贈答等の特典が得られる還元システム
が採用されているので、前記クーポン、ボーナスポイン
ト、割引ポイント等の還元ポイントの点数、及び、提供
された価格の割引、プレゼントの贈答等の特典の管理
も、前記商品メーカ側コンピュータ19において行われ
る。すなわち、前記商品メーカ側コンピュータ19は、
前記消費者11の商品に関する履歴に基づいて、消費者
11に還元する還元額を算出し、管理する。 【0031】なお、前記商品メーカ側コンピュータ19
は、前記ストアコントローラ16から送信される通常の
発注情報や商品別売上情報も管理する。 【0032】次に、前記構成の直接還元システムの動作
について説明する。 【0033】図3は本発明の実施の形態における直接還
元システムの動作を示すフローチャート、図4は本発明
の実施の形態におけるレシートの例を示す図である。 【0034】まず、消費者11は商店13で買物を行
い、店頭の精算所において購入商品の精算を行う。そし
て、商店13の店員は消費者11から預かったカード1
2をレジスタ機器14のカードスロットに挿入する。こ
れにより、前記カード12に記録された消費者ID等の
情報が前記レジスタ機器14に読み取られる。なお、前
記消費者11が自分でカード12をレジスタ機器14の
カードスロットに挿入するようにしてもよい。 【0035】次に、商店13の店員は、バーコードリー
ダを使用して、消費者11が購入した商品に付与されて
いるバーコードを読み取ると、PLU(Price L
ook Up)照会が行われる。このとき、通常のPL
U照会とは異なり、前記レジスタ機器14からLAN回
線15を介してストアコントローラ16の記憶手段に格
納されたPLUデータベースを参照する際に、バーコー
ド情報と共に、読み取っておいた消費者ID等の情報を
前記ストアコントローラ16に送信する。 【0036】続いて、ストアコントローラ16は、前記
バーコードに基づいて、前記PLUデータベースから前
記商品の商品名、価格を取得するとともに前記商品を製
造した商品メーカ18を識別する名称等の情報を取得す
る。そして、前記ストアコントローラ16は、前記商品
の販売情報と、商店13を識別する店舗番号、消費者I
D等の情報と共にネットワーク17を介して商品メーカ
側コンピュータ19に送信する。 【0037】すると、該商品メーカ側コンピュータ19
は、消費者IDに基づいて、前記消費者11を識別し
て、該消費者11が過去に購入した自社商品の履歴に、
今回購入した商品を追加する。そして、前記商品メーカ
側コンピュータ19は、前記消費者11が既に獲得して
いる還元ポイントの点数に、今回購入した商品に付随す
る還元ポイントの点数を加算する。また、合計の点数が
商品メーカ18が独自に定めた数値を超えたかどうか判
断する。なお、還元ポイントの点数は、商品の購入価
格、購入数量等に応じて付与される。したがって、前記
合計の点数は、消費者11が購入した商品メーカ18の
商品の価格の累積値、購入総額等を代表する数値であ
る。 【0038】そして、前記合計の点数が商品メーカ18
が独自に定めた数値を超えた場合は、前記消費者11へ
のサービスとして一定額の金額を還元する。この場合、
前記商品メーカ側コンピュータ19は、前記商店13の
ストアコントローラ16に、前記消費者11へ一定額の
金額を還元する旨を返信する。この場合、前記消費者I
D及びストアコントローラ16のアドレスに基づいて返
信する。すると、該ストアコントローラ16は、前記消
費者11の購入した前記商品メーカ18の商品の価格か
ら、前記一定額を割り引くように、前記レジスタ機器1
4に指令を送信する。 【0039】すると、該レジスタ機器14は受信した指
令に基づいて、前記消費者11の支払うべき金額から前
記一定額を割り引いて、すなわち、還元して、レジスタ
機器14の表示手段等に購入金額を表示する。また、前
記レジスタ機器14がスピーカ等の音声出力手段を備え
る場合には、前記還元金額、商品メーカ18の名称等が
前記音声出力手段から音声出力されることが望ましい。
これにより、消費者11は商品メーカ18から直接に還
元されたことを知ることができる。 【0040】なお、前記一連の動作は実際は瞬時に行わ
れるものであり、一つの商品が購入されるたびに行われ
る。また、前記ネットワーク17はできる限り高速の通
信回線から成ることが望ましい。 【0041】そして、前記消費者11が前記商店13に
おいて購入した商品すべての精算が終了すると、精算処
理が行われる。この場合、レジスタ機器14は前記還元
額を反映して、前記商品の購入金額を精算する。さら
に、前記レジスタ機器14は、前記精算処理の結果をレ
シート用紙に印刷し、レシートが消費者11に手渡され
る。ここで、前記レシートには、図4に示されるよう
に、商品名、価格、還元金額、商品メーカ18の名称と
が表示される。 【0042】一方、前記商店13の売上は、前記還元金
額だけ減少してしまう。そのため、前記商店13のスト
アコントローラ16は、前記商品メーカ側コンピュータ
19から前記消費者11へ一定額の金額を還元する旨を
受信した時に、前記商品メーカ18の名称、商品の名
称、還元金額等を記憶手段に格納するようになってい
る。そして、定期的(例えば、毎月1回)に前記商品メ
ーカ18に対して、還元金額の合計の支払を請求する。 【0043】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 商店13において、レジスタ機器14に
カード12を挿入する。 ステップS2 レジスタ機器14は消費者の消費者ID
を読み取る。 ステップS3 レジスタ機器14はバーコードを読み取
る。 ステップS4 レジスタ機器14は読み取ったバーコー
ド及び消費者IDをストアコントローラ16に対して送
信する。 ステップS5 ストアコントローラ16は受信したバー
コードからPLU照会を行い、商品名、価格、メーカ名
を取得する。 ステップS6 ストアコントローラ16は消費者11の
消費者ID、商品名及び店舗名を商品メーカ18の商品
メーカ側コンピュータ19に対して送信する。 ステップS7 商品メーカ側コンピュータ19は受信し
た消費者11の購入履歴を検索し、今回の商品に対応す
る還元ポイントを追加する。 ステップS8 商品メーカ側コンピュータ19は消費者
11の累積還元ポイント及び還元金額を計算する。 ステップS9 商品メーカ側コンピュータ19は消費者
の消費者ID及び還元金額を商店13のストアコントロ
ーラ16に対して送信する。 ステップS10 ストアコントローラ16は受信した消
費者の消費者ID、還元金額及びメーカ名を保存する。 ステップS11 ストアコントローラ16は商品名、価
格、還元金額及びメーカ名をレジスタ機器14に対して
送信する。 ステップS12 レジスタ機器14は受信した商品名、
価格、還元金額及びメーカ名を消費者11に表示すると
ともにオペレータに表示する。 ステップS13 レジスタ機器14は音声通知を行う。 ステップS14 すべての商品について登録が終了した
か否かを判断する。終了した場合はステップS15に進
み、終了していない場合はステップS3に戻る。 ステップS15 レジスタ機器14は精算処理を行う。 ステップS16 レジスタ機器14はレシートを出力す
る。 【0044】このように、本実施の形態において、消費
者11は、特定の商品メーカ18の商品を購入すると、
該商品メーカ18から、それに応じたサービスが直接還
元され、特典を得ることができるので、経済的な利益と
心理的な満足とを得ることができる。また、商品メーカ
18は、消費者11が、経済的な利益と心理的な満足と
を得るために、今後も引き続き前記商品メーカ18の商
品を購入することを期待することができるので、売上を
向上させることができる。 【0045】さらに、商品メーカ18は、性別、年齢、
職業、家族構成等の客層と購入商品、購入時期、数量と
の関係を知ることによって、現行商品の出店場所の選択
や商品内容の改良や次期商品企画などに役立てることが
できるので、売上を向上させることができる。 【0046】また、商店13は商品メーカ18側の商品
出店の選別が進むことによって、売行きの良い商品を店
内に陳列する確率が従来と比較して高くなるので、限り
ある店内スペースを有効に利用することができるととも
に、売上を向上させることができる。 【0047】さらに、特定の商品メーカ18の商品群、
又は、特定の商品を大量に購入することによって、その
恩恵を商品メーカ18から消費者11に直接還元するこ
とができるようになる。したがって、商品メーカ18か
ら消費者11に直接恩恵を還元することによって、消費
者11の購入意欲を更に高くすることができる。 【0048】なお、本実施の形態においては、レジスタ
機器14及びストアコントローラ16を介して商品メー
カ18の商品メーカ側コンピュータ19にアクセスする
ようになっているが、レジスタ機器14以外の機器から
商品メーカ側コンピュータ19にアクセスするようにし
てもよい。 【0049】例えば、市役所、図書館等の公共施設や、
駅の構内、観光案内所、スーパーマーケット、コンビニ
エンスストア等に配設されたキオスク端末から、集中管
理センターを介して商品メーカ側コンピュータ19にア
クセスすることができるようにしてもよい。この場合、
キオスク端末を使用して、ゲームソフト、書籍、CD等
の購入申込をしたり、旅行、宿泊、交通切符の予約申込
をした時に、前述された商店13の店頭でレジスタ機器
14を使用して商品の精算をした時と同様の動作が行わ
れる。そして、商品メーカ18から、前記購入申込や予
約申込に対応するサービスが直接還元される。 【0050】また、従来のように店舗13側から消費者
11への還元も併用することが可能なことは言うまでも
ない。 【0051】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。 【0052】 【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、直接還元システムにおいては、消費者が商品を購
入した時に消費者識別情報及び商品識別情報を入力する
入力手段、並びに、前記商品の購入金額を精算する精算
手段を備える端末機器と、該端末機器と通信可能に接続
され、前記消費者の商品に関する履歴を格納する記憶手
段を備える商品メーカ側コンピュータとを有し、該商品
メーカ側コンピュータは、前記消費者識別情報及び商品
識別情報を受信すると、前記履歴に基づいて、前記消費
者に還元する還元額を算出して前記端末機器に送信し、
該端末機器は、前記還元額を反映して前記購入金額を精
算する。 【0053】この場合、商品メーカから消費者へ直接に
サービスが還元される。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態における直接還元システム
の構成を示す概念図である。 【図2】従来の消費者への還元システムの構成を示す概
念図である。 【図3】本発明の実施の形態における直接還元システム
の動作を示すフローチャートである。 【図4】本発明の実施の形態におけるレシートの例を示
す図である。 【符号の説明】 11 消費者 14 レジスタ機器 19 商品メーカ側コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 324 G06F 17/60 324 G07G 1/14 G07G 1/14

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 (a)消費者が商品を購入した時に消費
    者識別情報及び商品識別情報を入力する入力手段、並び
    に、前記商品の購入金額を精算する精算手段を備える端
    末機器と、(b)該端末機器と通信可能に接続され、前
    記消費者の商品に関する履歴を格納する記憶手段を備え
    る商品メーカ側コンピュータとを有し、(c)該商品メ
    ーカ側コンピュータは、前記消費者識別情報及び商品識
    別情報を受信すると、前記履歴に基づいて、前記消費者
    に還元する還元額を算出して前記端末機器に送信し、
    (d)該端末機器は、前記還元額を反映して前記購入金
    額を精算することを特徴とする直接還元システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009516872A (ja) * 2005-11-02 2009-04-23 ビザ ユー.エス.エー.インコーポレイティド 販売促進プログラムを実施する方法及びシステム

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