JP2003035334A - ストラットマウント - Google Patents

ストラットマウント

Info

Publication number
JP2003035334A
JP2003035334A JP2001221967A JP2001221967A JP2003035334A JP 2003035334 A JP2003035334 A JP 2003035334A JP 2001221967 A JP2001221967 A JP 2001221967A JP 2001221967 A JP2001221967 A JP 2001221967A JP 2003035334 A JP2003035334 A JP 2003035334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer member
strut mount
strut
sealing material
peripheral side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001221967A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kidahashi
潔 木田橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2001221967A priority Critical patent/JP2003035334A/ja
Publication of JP2003035334A publication Critical patent/JP2003035334A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール材を簡易に取り付け可能として製造コ
ストの低減を図る。 【解決手段】 外側部材12を構成するアッパブラケッ
ト14の外周側に凹状の支持部18が形成される。外側
部材12の内周側に中間筒20が嵌合されて配置され、
外側部材12及び中間筒20の内側となるストラットマ
ウント10の中心部に、ストラットロッド32の端部と
連結される内側部材22が配置される。中間筒20と内
側部材22との間に弾性体24が配置される。外側部材
12の支持部18に、車体パネル36と外側部材12と
の間を封止する為のシール材26が装着される。このシ
ール材26は、外側部材12の支持部18に巻き掛け可
能で弾性変形し得るように、ゴム材でリング状に形成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストラットロッド
からの振動を吸収するストラットマウントに関し、例え
ばメンバーマウント及びボディマウント等の車両のサス
ペンションなどに適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の車両のホイールと
車体との間に懸架装置が配置され、この懸架装置におけ
る緩衝器のストラットロッドの端部にストラットマウン
トが配設されたものが、知られている。そして、車体を
支持するこのストラットマウントとして、図4に示すよ
うな従来技術の構造が考えられ、この図に基づき以下に
従来技術を説明する。
【0003】この図4に示すストラットマウントは、内
側部材112とその外周側に位置する外側部材114と
の間に本体ゴムである弾性体116が配置される構造と
なっている。さらに、このようなストラットマウントで
は、車体の一部を構成する車体パネル120と外側部材
114の上部側を構成するアッパブラケット114Aと
の間の接合部分にゴム材等によるシ−ル材118が配置
されていて、これらの間の隙間のシール性を確保してい
た。
【0004】つまり、車両の洗車時や雨天走行時におい
て、車体パネル120と外側部材114との間から水等
が侵入した場合には、これら金属製の車体パネル120
や外側部材114に錆が生じる結果として、耐久性が低
下する虞を有しているので、これらの間をシ−ル材11
8により封止する必要があった。
【0005】そして、このストラットマウントの組み立
ての際には、シ−ル材118をアッパブラケット114
Aに取り付ける必要があるが、このシ−ル材118の取
り付け時において、接着剤によりシ−ル材118を仮止
めして脱落防止を図った後、車体パネル120をアッパ
ブラケット114Aと接合していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の構造では組立時に、シ−ル材118の脱落防止の
為に接着剤が必要となると共に、この接着剤を塗布する
為の接着工程が必要となり、ストラットマウントの製造
コストが増大する虞を有していた。本発明は上記事実を
考慮し、シール材を簡易に取り付け可能として製造コス
トの低減を図り得るストラットマウントを提供すること
が目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】請求項1に記載のストラットマウントは、
車体パネルとストラットロッドとの間に配置されるスト
ラットマウントであって、車体パネル側に連結され且つ
外周側に凹状に形成された支持部を有した外側部材と、
ストラットロッド側に連結され且つ外側部材の内側に位
置する内側部材と、外側部材と内側部材との間を繋ぐよ
うに配設される弾性変形可能な弾性体と、外側部材の支
持部に装着されて車体パネルと外側部材との間を封止す
るシール材と、を有したことを特徴とする。
【0008】請求項1に係るストラットマウントの作用
を以下に説明する。車体パネル側に連結される外側部材
の内側に内側部材が位置し、この内側部材がストラット
ロッド側に連結される。さらに、弾性変形可能とされる
弾性体が、これら外側部材と内側部材との間を繋ぐよう
に配設されている。
【0009】この為、ストラットロッド側から振動が内
側部材に伝達されると、弾性体が変形するのに伴って、
弾性体の内部摩擦に基づく抵抗によって振動が吸収され
て振動が減衰し、外側部材に連結される車体パネル側に
振動が伝達され難くなる。一方、本請求項では、外側部
材の外周側に凹状に形成された支持部に、車体パネルと
外側部材との間を封止するシール材が、装着されてい
る。
【0010】従って、シール材が取り付けられる外側部
材の支持部を凹状に形成したことから、このストラット
マウントの組立時において、シール材が支持部に簡易に
取り付け可能となると共に、一旦取り付けた後にはずれ
難くなった。この結果として、外側部材からシール材の
脱落防止の為の接着剤及び、この接着剤を塗布する為の
接着工程が不要となり、車体パネルとストラットロッド
との間に配置されることになるストラットマウントの製
造コストが低減される。
【0011】請求項2に係るストラットマウントの作用
を以下に説明する。本請求項に係るストラットマウント
は請求項1と同一の作用を奏する。但し、本請求項で
は、外側部材が筒状に形成され、シール材が弾性変形可
能な材料で外側部材の支持部に巻き掛け可能にリング状
に形成されるという構成を有している。つまり、シール
材をリング状に予め形成しておくことにより、シール材
の取り扱いがより容易となり、シール材をより簡易に取
り付け可能となる。
【0012】請求項3に係るストラットマウントの作用
を以下に説明する。本請求項に係るストラットマウント
は請求項1及び請求項2と同一の作用を奏する。但し、
本請求項では、シール材がゴム材で形成されるという構
成を有している。つまり、シール材として一般的なゴム
製のシール材を採用可能なので、ストラットマウントの
構造の変更に伴う材質変更によって製造コストが増大す
ることもない。
【0013】請求項4に係るストラットマウントの作用
を以下に説明する。本請求項に係るストラットマウント
は請求項1から請求項3と同一の作用を奏する。但し、
本請求項では、弾性体及びシール材が相互に別体のゴム
材でそれぞれ形成されるという構成を有している。従っ
て、弾性体及びシール材が相互に別体の構造とされるの
で、外側部材にこれらを一体的に加硫接着する必要がな
くなる。これに伴って、弾性体及びシール材を一体的に
加硫接着する為に外側部材を無理に複雑な形状とする必
要がなくなり、これによってもストラットマウントの製
造コストの低減を図ることが可能となる。
【0014】請求項5に係るストラットマウントの作用
を以下に説明する。本請求項に係るストラットマウント
は請求項1から請求項4と同一の作用を奏する。但し、
本請求項では、リング状に形成された中間筒が、外側部
材の内周側に嵌合されて配置され、弾性体の内周側が内
側部材に加硫接着されると共に、この中間筒に弾性体の
外周側が加硫接着されるという構成を有している。従っ
て、外側部材に弾性体を直接接着する必要が無くなる結
果として、弾性体が加硫接着された場合には複雑な形状
になりがちな外側部材の構造を簡素化でき、これによっ
てもストラットマウントの製造コストの低減を図ること
が可能となる。
【0015】請求項6に係るストラットマウントの作用
を以下に説明する。本請求項に係るストラットマウント
は請求項5と同一の作用を奏する。但し、本請求項で
は、外側部材が、それぞれ外周側に拡がるフランジ部を
有した上部外側部材及び下部外側部材により構成され、
上部外側部材に支持部が形成されると共に下部外側部材
に中間筒が嵌合され、それぞれのフランジ部が相互に接
合されることで上部外側部材と下部外側部材とが一体と
されるという構成を有している。
【0016】従って、車体パネルと接合されることにな
る上部外側部材側にシール材が配置されるので、シール
材をより容易に取り付け可能となり、また、支持部に隣
り合ってフランジ部を有しているので、このフランジ部
で位置決めすることでシール材がより容易に取り付け可
能となると共に、より確実に脱落防止が図られることに
なる。
【0017】請求項7に係るストラットマウントの作用
を以下に説明する。本請求項に係るストラットマウント
は請求項1から請求項6と同一の作用を奏する。但し、
本請求項では、シール材の内径が、外側部材に凹状に形
成される支持部の底面の外径より小さくされるという構
成を有している。従って、例えばゴム材で形成されたシ
ール材の自由な状態において、その内径が支持部の底面
の外径より小さくされることで、より一層、シール材が
支持部に簡易に取り付け可能となると共に、一旦取り付
けた後にはずれ難くなる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1から
図3に示し、これらの図に基づき本実施の形態を説明す
る。車両用懸架装置における緩衝器のストラットロッド
32の端部に、図1に示す本実施の形態に係るストラッ
トマウント10の中心部分が連結されると共に、車体の
一部とされる車体パネル36に、このストラットマウン
ト10の外枠を形成する外側部材12の外周側が、溶接
やねじ止め等によって連結されることで、ストラットロ
ッド32と車体パネル36との間にこのストラットマウ
ント10が配置されている。尚、このストラットロッド
32の周りには、バウンドストッパ38が配置されてい
る。
【0019】つまり、この車体パネル36の下側には、
金属製で円筒状に形成された上部外側部材であるアッパ
ブラケット14が配置されており、このアッパブラケッ
ト14の外周側には、凹状に形成された溝である支持部
18が一周にわたって設けられている。また、このアッ
パブラケット14の下側には、同じく金属製で円筒状に
形成された下部外側部材であるロアブラケット16が位
置している。
【0020】そして、これらアッパブラケット14及び
ロアブラケット16の相互の対向側には、それぞれ外周
側に拡がるフランジ部14A、16Aが形成されてい
る。これら一対のフランジ部14A、16Aが相互に溶
接やねじ止め等により接合されることで、これらアッパ
ブラケット14とロアブラケット16とが一体とされ
て、円筒状の外側部材12が構成されることになり、こ
の状態でこの外側部材12が車体パネル36側に連結さ
れている。
【0021】一方、外側部材12の内周側には、リング
状に形成された中間筒20が嵌合されて配置されてお
り、外側部材12及び中間筒20の内側となるストラッ
トマウント10の中心部には、ストラットロッド32の
端部と一対のナット34の締結で連結される円筒状の内
側部材22が、配置されている。そして、この内側部材
22の上部には円板状の頂板22Aが設けられている
が、この頂板22Aの中央部分には貫通穴22Bが形成
されている。
【0022】これら中間筒20と内側部材22との間に
は、ゴム材により弾性変形可能に形成された弾性体24
が、外周側を中間筒20に加硫接着すると共に内周側を
内側部材22に加硫接着しつつ、配置されている。この
為、本実施の形態では、中間筒20を介して外側部材1
2と内側部材22との間を繋ぐ形で、弾性体24が配設
されることになる。さらに、この弾性体24の上下の部
分には、弾性体24と一体的に形成されたゴム製の予圧
部24A、24Bがそれぞれ突出されつつ配置されてい
る。
【0023】他方、外側部材12の支持部18には、車
体パネル36と外側部材12との間を封止する為のシー
ル材26が、装着されている。また、このシール材26
は、外側部材12の支持部18に巻き掛け可能で弾性変
形し得るように、ゴム材でリング状に形成されているも
のの、図1に示すように弾性体24と相互に別体で形成
されている。
【0024】尚、本実施の形態のストラットマウント1
0が本来的に振動の低減を目的とする主振動方向は図1
における上下方向である矢印Yに沿ったストラットマウ
ント10の軸方向である。
【0025】次に、本実施の形態のストラットマウント
10の組み立てを説明する。図2に示すように、アッパ
ブラケット14、ロアブラケット16、中間筒20及び
内側部材22をプレス加工等により、またリング状で断
面が略V字形のシール材26を加硫により、それぞれ予
め作製しておくことにする。尚この際、シール材26の
内径D1を、アッパブラケット14に凹状に形成されて
いる支持部18の底面の外径D2より、小さく形成す
る。
【0026】そしてまず、中間筒20と内側部材22と
の間を繋ぐように、これらの間に弾性体24を一体的に
加硫接着する。この後、中間筒20をロアブラケット1
6の内周面に嵌合させて中間筒20を固定し、一体とな
った内側部材22、中間筒20及び弾性体24を挟んだ
状態で、弾性体24の予圧部24A、24Bをアッパブ
ラケット14及びロアブラケット16に当接して予圧を
付与しつつ、アッパブラケット14とロアブラケット1
6とを接合することにより、外側部材12を完成する。
【0027】次に、この外側部材12の支持部18にゴ
ム製でリング状に形成されたシール材26を装着して、
図3に示すストラットマウント10を完成する。この
際、シール材26の内径D1が、支持部18の底面の外
径D2より小さく形成されているので、シール材26を
一旦引き延ばしてからシール材26の弾性により収縮さ
せて、支持部18に装着する。
【0028】最後に、ストラットロッド32の先端を内
側部材22の貫通穴22Bに貫通させて、ナット34に
よりねじ止める。また、車体パネル36の下面に外側部
材12の上面を当接して溶接やねじ止め等により車体パ
ネル36と外側部材12とを接合するが、この時、シー
ル材26で車体パネル36と外側部材12との間を確実
に塞ぐようにする。つまりこの結果として、ストラット
ロッド32と車体パネル36との間に配置されるよう
に、図1に示すストラットマウント10が車両内に装着
されることになる。
【0029】次に、本実施の形態のストラットマウント
10による作用を説明する。車体パネル36側に連結さ
れる円筒状に形成された外側部材12の内側に内側部材
22が位置し、この内側部材22がストラットロッド3
2側に連結されている。また、リング状に形成された中
間筒20が外側部材12の内周側に嵌合されて、これら
外側部材12と内側部材22との間に配置されている。
さらに、内周側を内側部材22に加硫接着され且つ外周
側を中間筒20に加硫接着された弾性体24が、これら
外側部材12と内側部材22との間を弾性変形可能に繋
ぐように配設されている。
【0030】従って、路面からの振動がストラットロッ
ド32を介して内側部材22に伝達されると、弾性体2
4が変形するのに伴って、この弾性体24の内部摩擦に
基づく抵抗によって振動が吸収されて振動が低減され、
中間筒20が嵌合された外側部材12に連結される車体
パネル36側に振動が伝達され難くなる。
【0031】一方、本実施の形態では、車体パネル36
と外側部材12との間を封止する為のシール材26が弾
性変形可能なゴム材によりリング状に形成されており、
外側部材12の外周側に凹状に一周にわたって形成され
た支持部18に、このシール材26が巻き掛けられつつ
装着されている。
【0032】以上より、弾性変形可能なシール材26が
取り付けられる外側部材12の支持部18を凹状に形成
したことから、このストラットマウント10の組立時に
おいて、シール材26が支持部18に簡易に取り付け可
能となると共に、一旦取り付けた後にはずれ難くなっ
た。この結果として、外側部材からシール材の脱落防止
の為の接着剤及び、この接着剤を塗布する為の接着工程
が不要となり、車体パネル36とストラットロッド32
との間に配置されることになるストラットマウント10
の製造コストが低減される。
【0033】またこの際、外側部材12の支持部18に
巻き掛け可能に、ゴム材によってリング状にシール材2
6が形成されることから、シール材の取り扱いが従来例
より容易となり、シール材26をより簡易に支持部18
に取り付け可能となる。そして、シール材として一般的
なゴム製のシール材26を採用できるので、ストラット
マウント10の構造の変更に伴う材質変更によって製造
コストが増大することもない。
【0034】さらに、本実施の形態では、リング状に形
成された中間筒20が外側部材12の内周側に嵌合され
て配置されており、弾性体24の外周側がこの中間筒2
0に加硫接着されているので、外側部材12に弾性体2
4を直接接着する必要が無くなる。この結果として、弾
性体24が加硫接着された場合には複雑な形状になりが
ちな外側部材の構造を簡素化でき、これによってもスト
ラットマウント10の製造コストの低減を図ることが可
能となる。
【0035】一方、本実施の形態では、弾性体24及び
シール材26が相互に別々のゴム材でそれぞれ形成され
て、弾性体24及びシール材26が相互に別体の構造と
されているので、外側部材12にこれらを一体的に加硫
接着する必要がなくなる。この為、弾性体24及びシー
ル材26を一体で加硫接着する為に外側部材12を無理
に複雑な形状とする必要がなくなり、これによってもス
トラットマウント10の製造コストの低減を図ることが
可能となる。
【0036】他方、本実施の形態では、それぞれ外周側
に拡がるフランジ部14A、16Aを有したアッパブラ
ケット14及びロアブラケット16により、外側部材1
2が構成されている。そして、アッパブラケット14に
支持部18が形成されると共にロアブラケット16に中
間筒20が嵌合され、それぞれのフランジ部14A、1
6Aが相互に接合されることで、これらアッパブラケッ
ト14とロアブラケット16とが一体とされるようにな
っている。
【0037】従って、車体パネル36と接合されること
になるアッパブラケット14側にシール材26が配置さ
れるので、シール材26をより容易に取り付け可能とな
り、また、支持部18に隣り合ってフランジ部14Aを
有しているので、このフランジ部14Aで位置決め可能
となってシール材26がより容易に取り付け可能となる
と共に、より確実に脱落防止が図られることになる。
【0038】さらに、上記実施の形態において、車両の
車体の防振を目的としたが、本発明のストラットマウン
トは、車両以外の他の用途にも用いられることはいうま
でもない。一方、外側部材、内側部材及び弾性体等の形
状、寸法なども実施の形態のものに限定されるものでは
ない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のストラッ
トマウントは、シール材を簡易に取り付け可能とするこ
とで製造コストが低減されるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るストラットマウン
トの断面図であって、車両内に装着された状態の断面図
である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るストラットマウン
トを分解した状態の断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るストラットマウン
トの断面図である。
【図4】従来技術に係るストラットマウントの断面図で
ある。
【符号の説明】
10 ストラットマウント 12 外側部材 14 アッパブラケット(上部外側部材) 16 ロアブラケット(下部外側部材) 18 支持部 20 中間筒 22 内側部材 24 弾性体 26 シール材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルとストラットロッドとの間に
    配置されるストラットマウントであって、 車体パネル側に連結され且つ外周側に凹状に形成された
    支持部を有した外側部材と、 ストラットロッド側に連結され且つ外側部材の内側に位
    置する内側部材と、 外側部材と内側部材との間を繋ぐように配設される弾性
    変形可能な弾性体と、 外側部材の支持部に装着されて車体パネルと外側部材と
    の間を封止するシール材と、 を有したことを特徴とするストラットマウント。
  2. 【請求項2】 外側部材が、筒状に形成され、シール材
    が、弾性変形可能な材料で外側部材の支持部に巻き掛け
    可能にリング状に形成されたことを特徴とする請求項1
    記載のストラットマウント。
  3. 【請求項3】 シール材がゴム材で形成されたことを特
    徴とする請求項1或いは請求項2に記載のストラットマ
    ウント。
  4. 【請求項4】 弾性体及びシール材が相互に別体のゴム
    材でそれぞれ形成されたことを特徴とする請求項1から
    請求項3の何れかに記載のストラットマウント。
  5. 【請求項5】 リング状に形成された中間筒が、外側部
    材の内周側に嵌合されて配置され、 弾性体の内周側が内側部材に加硫接着されると共に、弾
    性体の外周側がこの中間筒に加硫接着されたことを特徴
    とする請求項1から請求項4の何れかに記載のストラッ
    トマウント。
  6. 【請求項6】 外側部材が、それぞれ外周側に拡がるフ
    ランジ部を有した上部外側部材及び下部外側部材により
    構成され、 上部外側部材に支持部が形成されると共に下部外側部材
    に中間筒が嵌合され、それぞれのフランジ部が相互に接
    合されることで上部外側部材と下部外側部材とが一体と
    されたことを特徴とする請求項5記載のストラットマウ
    ント。
  7. 【請求項7】 シール材の内径が、外側部材に凹状に形
    成される支持部の底面の外径より小さくされることを特
    徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載のストラ
    ットマウント。
JP2001221967A 2001-07-23 2001-07-23 ストラットマウント Withdrawn JP2003035334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001221967A JP2003035334A (ja) 2001-07-23 2001-07-23 ストラットマウント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001221967A JP2003035334A (ja) 2001-07-23 2001-07-23 ストラットマウント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003035334A true JP2003035334A (ja) 2003-02-07

Family

ID=19055538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001221967A Withdrawn JP2003035334A (ja) 2001-07-23 2001-07-23 ストラットマウント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003035334A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003182332A (ja) * 2001-12-21 2003-07-03 Tokai Rubber Ind Ltd シール構造
FR2863329A1 (fr) * 2003-12-09 2005-06-10 Hutchinson Dispositif d'appui de suspension et vehicule comportant un tel dispositif
JP2010285037A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Bridgestone Corp ストラットマウント
KR101873285B1 (ko) 2017-04-20 2018-07-02 주식회사 대흥알앤티 차량용 쇼크 업소버 마운트

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003182332A (ja) * 2001-12-21 2003-07-03 Tokai Rubber Ind Ltd シール構造
FR2863329A1 (fr) * 2003-12-09 2005-06-10 Hutchinson Dispositif d'appui de suspension et vehicule comportant un tel dispositif
EP1541387A1 (fr) * 2003-12-09 2005-06-15 Hutchinson Dispositif d'appui de suspension et véhicule comportant un tel dispositif
US7066309B2 (en) * 2003-12-09 2006-06-27 Hutchinson Suspension support device and a vehicle including such a device
JP2010285037A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Bridgestone Corp ストラットマウント
KR101873285B1 (ko) 2017-04-20 2018-07-02 주식회사 대흥알앤티 차량용 쇼크 업소버 마운트

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1681180B1 (en) Strut mount
JPH0932875A (ja) 筒形防振支持体
US20070144850A1 (en) Strut mount
JPH0238730A (ja) 液体封入式ボディマウント
US20090014930A1 (en) Liquid sealed mount and method of assembling the same
JP2003278822A (ja) サスペンションのアッパーマウント
US8322500B2 (en) Shock absorber housing
JP2007501729A (ja) フロントストラット空気ばねサスペンションシステム
JP4356506B2 (ja) 車両用サスペンション支持部構造
JP5050708B2 (ja) エアサスペンション装置
JP4171182B2 (ja) エンジンマウント
JP2003035334A (ja) ストラットマウント
JP4646455B2 (ja) ストラットマウント
JP2548050B2 (ja) 流体封入式吊下げ型マウントに対する取付部材の組付方法
US20220105765A1 (en) Suspension mount
JP5562821B2 (ja) 防振装置
JP2000074131A (ja) 液体封入防振装置
JPH09119474A (ja) ストラット式サスペンションの車体取付部構造
JP2002137618A (ja) ストラットマウントのアッパサポート
JPH08285002A (ja) ストラットマウント構造
JPH0451230Y2 (ja)
JP3654593B2 (ja) 連結ロッド
JP4716556B2 (ja) 車両のサスペンションにおける油圧緩衝器の取付け構造
JPS6332485Y2 (ja)
JPH04185924A (ja) 防振装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071203

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20071206

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081007