JP2003035160A - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関

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JP2003035160A
JP2003035160A JP2002153197A JP2002153197A JP2003035160A JP 2003035160 A JP2003035160 A JP 2003035160A JP 2002153197 A JP2002153197 A JP 2002153197A JP 2002153197 A JP2002153197 A JP 2002153197A JP 2003035160 A JP2003035160 A JP 2003035160A
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Japan
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rotor
region
internal combustion
air
combustion engine
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JP2002153197A
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English (en)
Inventor
Brian Sowards
ソワーズ ブライアン
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C3/00Gas-turbine plants characterised by the use of combustion products as the working fluid
    • F02C3/14Gas-turbine plants characterised by the use of combustion products as the working fluid characterised by the arrangement of the combustion chamber in the plant
    • F02C3/16Gas-turbine plants characterised by the use of combustion products as the working fluid characterised by the arrangement of the combustion chamber in the plant the combustion chambers being formed at least partly in the turbine rotor or in an other rotating part of the plant
    • F02C3/165Gas-turbine plants characterised by the use of combustion products as the working fluid characterised by the arrangement of the combustion chamber in the plant the combustion chambers being formed at least partly in the turbine rotor or in an other rotating part of the plant the combustion chamber contributes to the driving force by creating reactive thrust
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B53/00Internal-combustion aspects of rotary-piston or oscillating-piston engines

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来型ガスタービンエンジンに類似してはいる
が、ピストンエンジンに劣らないコストパフォーマンス
を発揮する内燃機関(エンジン)を提供する。 【解決手段】ロータ10は少なくとも1つの流通路11
を有し、この流通路11はロータ10の回転軸12に隣
接する吸入口15を有し、ロータ10の周辺に向かって
放射状に延びるコンプレッション領域14を有してい
る。空気と燃料の混合物はその吸入口15を通過して流
通路11に進入し、燃焼に先立ってコンプレッション領
域14の少なくとも一部を通過して下流に送られる。燃
焼領域18はコンプレッション領域14と連通してお
り、ロータ10の周辺に隣接している。空気/燃料混合
物はコンプレッション領域14から燃焼領域18に送ら
れ、燃焼領域18で燃焼される。パワー領域16は燃焼
領域18と連通しておリ、ロータ10の回転軸12に隣
接する排出口17を含んでいる。このパワー領域16は
ロータ10の周辺からその排出口17へ延びている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明はロータリー式内燃
機関あるいはエンジンに関する。このエンジンはエンジ
ンハウジングと、そのハウジング内で回転する少なくと
も1体のロータとを含んでいる。ロータは軸周囲を回転
し、燃焼する空気/燃料混合体とスパークプラグと共働
する少なくとも1本の略U形状通路を含んでいる。燃焼
パワーはロータに伝達される。本エンジンロータの作動
は従来のガスタービンエンジンと較べて効率が良く、経
済性が高い。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】1000
馬力以下の内燃機関市場では、従来のガスタービンエン
ジンはエンジン費用と燃料効率の両面でピストンエンジ
ン(ディーゼル及びオットーサイクル)に劣っていた。
ガスタービンエンジンはコンプレッサーと、複数のステ
ージを含んだパワーセクションとを有している。それぞ
れのステージは運動要素(ロータ、インペラー)及び静
止要素(ステータ、ノズル、ディフーザ)を有してい
る。これらステージは個別に限定された圧力性能を有し
ている。さらに、現在のステージデザインは幾種かの空
気力学損失、漏洩損失及びコンプレッサーサージ問題を
抱えている。よって、優れたエンジン効率に必要な高燃
焼チャンバー圧力は複数のステージを必要とし、エンジ
ンコスト上昇の一因となっている。レキュペレータまた
はリジェネレータを低圧ガスタービンエンジンに加えて
効率を高めることもできるがコスト高の原因となる。
【0003】本願発明の1目的は従来型ガスタービンエ
ンジンに類似してはいるが、ピストンエンジンに劣らな
いコストパフォーマンスを発揮する内燃機関(エンジ
ン)の提供である。
【0004】本願発明の別目的は1ステージで高燃焼チ
ャンバー圧を創出する内燃機関の提供である。
【0005】本願発明の別目的はコンプレッサーにディ
フューザを使用せず、サージを発生させない内燃機関の
提供である。
【0006】本願発明の別目的はほぼ100%のコンプ
レッサー及びパワーセクションの効率を達成させる内燃
機関の提供である。
【0007】本願発明の別目的は従来型ガスタービンエ
ンジンよりも低エンジン速度でさらに高いトルクを提供
する内燃機関の提供である。
【0008】本願発明の別目的は全エンジン効率約35
%を達成する内燃機関の提供である。
【0009】
【課題を解決するための手段と発明の効果】本願発明の
エンジンは従来型ガスタービンエンジンと多くの点で共
通している。しかし、1ステージで高燃焼チャンバー圧
(例えば、170psig)を創出するコンプレッサーを有
している。コンプレッサーにはディフューザは存在せ
ず、サージは発生しない。コンプレッサーとパワーセク
ションの効率は100%に近くなる。パワーセクション
はこの高圧比を少ないステージ数で処理する能力を有し
ている。本願発明のエンジンは従来のガスタービンエン
ジンよりも低エンジン速度でさらに高いトルクを提供す
る。これらの利点は本願発明のエンジンをコストパーフ
ォーマンスにおいてピストンエンジンに比肩させてい
る。
【0010】本願発明のこれら及び他の目的はロータリ
ー式内燃機関を提供する以下の好適実施例によって達成
される。このエンジンは少なくとも1体のロータを内在
させたハウジングを含んでいる。このロータは軸周囲を
回転するように提供され、少なくとも1本の通流部を含
んでいる。この通流部はロータの回転軸に隣接した吸入
口を有し、ロータの周辺に向かって放射状に延びるコン
プレッション領域を含んでいる。空気と燃料の混合物は
その吸入口から通流部に入り、燃焼に先立ってコンプレ
ッション領域の少なくとも一部を下流側に送られる。燃
焼領域はコンプレッション領域と連通しており、ロータ
の周囲に隣接する。空気/燃料混合物はコンプレッショ
ン領域から燃焼領域に流れ、燃焼領域で燃焼される。パ
ワー領域は燃焼領域と連通しており、ロータの回転軸に
隣接した排出口を含んでいる。パワー領域はロータの周
囲から排出口にまで延びている。空気/燃料混合物は燃
焼後に排出口を通って通流部から排出される。コンプレ
ッション領域、燃焼領域及び通流部のパワー領域は実質
的にU形である流通路を提供する。空気/燃料混合物は
エンジン作動中にこの流通路に沿って移動する。
【0011】本願発明の別好適実施例によれば、燃焼領
域とパワー領域の組合せ容積はコンプレッション領域の
容積よりも大きい。
【0012】本願発明の別好適実施例によれば、ロータ
は少なくとも2体の別々の通流部を含んでいる。
【0013】本願発明の別好適実施例によれば、ロータ
はそれぞれコンプレッション領域、燃焼領域及びパワー
領域を有した少なくとも2体の連結通流部を含んでい
る。これら通流部は、少なくとも1つのコンプレッショ
ン領域が空気/燃料混合物を少なくとも2つの燃焼領域
に搬送するように連結デザインされている。
【0014】本願発明の別好適実施例によれば、インジ
ューサがコンプレッション領域の吸入口に提供されてい
る。
【0015】本願発明の別好適実施例によれば、燃料イ
ンジェクターがコンプレッション領域の吸入口に隣接し
て提供されており、燃料を通流部に供給する。
【0016】本願発明の別好適実施例によれば、スパー
クプラグがコンプレッション領域の吸入口に隣接して提
供されており、空気/燃料混合物を点火する。
【0017】本願発明の別好適実施例によれば、パワー
領域の排出口は排出ノズルを含んでおり、燃焼後の空気
/燃料混合物を通流部から排出させる。
【0018】本願発明の別好適実施例によれば、排出ノ
ズルは燃焼空気/燃料混合物が排気ジェット流として通
流部から排出されるようにアレンジされている。この排
気ジェット流はロータの回転軸に対して直角方向のベク
トル成分を含んだ速度ベクトルを有している。
【0019】本願発明の別好適実施例によれば、タービ
ンは排出ノズルの下流にアレンジされており、通流部か
ら排出される燃焼空気/燃料混合物によって駆動され
る。
【0020】本願発明の別好適実施例によれば、タービ
ンはロータの回転軸でロータシャフトに作動可能に連結
されている。
【0021】本願発明の別好適実施例によれば、タービ
ンは第1ポーションと第2ポーションとを含んでいる。
第1ポーションはパワーを直接的にロータシャフトに送
り、第2ポーションはパワーを第2シャフトに送る。
【0022】本願発明の別好適実施例によれば、真空ポ
ンプがエンジンハウジング内部に連結されており、エン
ジン作動時にロータ周囲の空気を外気圧以下に維持す
る。
【0023】本願発明の別好適実施例によれば、ロータ
の外部表面形状は空気力学ドラッグ力を最小とするよう
にデザインされている。
【0024】本願発明の別好適実施例によれば、ロータ
の外部表面に隣接するハウジングの内壁形状は空気力学
ドラッグ力を最小とするようにデザインされている。
【0025】本願発明の別好適実施例によれば、ロータ
の外部表面とハウジングの内部表面との距離は、ロータ
とハウジングの間の空気の境界層厚の少なくとも2倍で
ある。
【0026】本願発明の別好適実施例によれば、通流部
のコンプレッション領域は燃料を空気中に拡散させ、空
気/燃料混合物の燃焼を補助する手段を含んでいる。
【0027】本願発明の別好適実施例によれば、エンジ
ンハウジングは吸引空気をコンプレッション領域の吸入
口に導く入口ポートを提供する。
【0028】本願発明の別好適実施例によれば、コンプ
レッション領域は吸入口と燃焼領域との間に燃料供給開
口部を提供する。
【0029】別実施例によれば、本願発明はロータリー
式内燃機関のハウジング内で回転するように搭載された
ロータを提供する。このロータは軸周囲を回転するよう
にデザインされており、少なくとも1つの通流部を含ん
でいる。その通流部はロータの回転軸に隣接した吸入口
を有し、ロータの周囲に向かって放射状に延びるコンプ
レッション領域を含んでいる。空気と燃料の混合物はそ
の吸入口から通流部に入り、燃焼前にコンプレッション
領域の少なくとも一部を通過して下流側に進行する。燃
焼領域はコンプレッション領域と連通しておリ、ロータ
の周辺と隣接する。空気/燃料混合物はコンプレッショ
ン領域から燃焼領域に流れ、燃焼領域で燃焼される。パ
ワー領域は燃焼領域と連通しており、ロータの回転軸に
隣接した給出口を含んでいる。パワー領域はロータの周
囲から排出口にまで延びている。空気/燃料混合物は燃
焼後に排出口を通って通流部から排出される。通流部の
コンプレッション領域、燃焼領域及びパワー領域は実質
的にU形状の流通路を提供し、エンジン駆動中に空気/
燃料混合物を通過させる。
【0030】
【発明の実施の形態】好適実施例と最良態様の説明本願
発明の内燃機関のロータ10は図1に図示されている。
ロータ10は1体または複数体の略U形状放射管(流通
路)11を自転車スポーク形態で回転中央軸12周囲に
有している。ロータ10は好適には円滑回転するように
バランス良く提供されている。図1には代表的U形状管
11が図示されている。
【0031】U形状管11は吸入口15を具えた空気圧
縮(コンプレッション)領域を提供する比較的に長い管
体部分を含んでいる。吸入口15は回転軸12に隣接し
ており、比較的に短い管体部分は吸入口15に隣接する
排出ノズル17を有したパワー運搬領域16を提供して
いる。これら管体部分はロータ10の外側周囲に隣接し
た湾曲部を介して一体に形成されている。湾曲部は燃焼
領域18を形成する。図示のU形状管11は均等な断面
を有しているが、管形状または断面積はエンジンの全体
的効率向上の観点から変更することができる。空気はロ
ータ軸12付近のコンプレッション領域14の吸入口1
5を介してU形状管に入る。ロータ10の回転はコンプ
レッション領域14とパワー領域16の両方で空気柱に
対して遠心力を作用させ、U形状管11の湾曲部で燃焼
領域18に圧力を付与する。燃焼領域18の加圧は、空
気が管体内を流れていても静止していても発生する。燃
焼領域18の内圧は主としてロータ速度によって決定さ
れる。一定のロータ速度の場合には、燃焼領域圧力は燃
料流速に関係なくほぼ一定であろう。従来のガスタービ
ンは燃料が前進する際に燃焼領域内で圧力を損失する
が、本願発明エンジンは改善された効率とトルクを低燃
料流速で得られるであろう。
【0032】ロータ10の回転で、コンプレッション領
域14とパワー領域16内の空気柱の重量差の結果とし
て空気はU形状管11を通過する。この重量差は管体部
分の異なる長さによって引き起こされ、パワー領域16
の排出ノズル17で空気圧力を発生させる。燃焼がなけ
れば、空気はロータ10の中心に最も近い吸入口15か
ら入り、中心から遠い排出ノズル17から排出される。
燃焼なくしてエンジンパワーは発生しない。燃焼領域1
8で燃焼が発生すると、パワー領域16の加熱された空
気はコンプレッション領域14の低温空気よりも密度が
低くなる。よって、パワー領域16の空気重量はコンプ
レッション領域14の空気重量よりも大幅に軽くなり、
エンジンパワー発生のために排出ノズル17で充分な圧
力を発生させる。ロータ周辺速度2600ft/秒、ノズ
ル接線速度450ft/秒で、燃焼領域の典型的な圧力は
170psigとなり、排出ノズル圧力は38pisgとなる。
ディフューザは存在しないのでコンプレッサーにはサー
ジが発生しない。本願発明エンジンの高圧力比は向上し
たエンジン効率を提供する。好適には本願発明のエンジ
ンは全エンジン効率で約35%を達成する。これは多く
のピストンエンジンと同程度である。
【0033】大径の排出口ノズル17はU形状管11に
さらに多量の空気流を発生させ、エンジンパワーも大き
くする。U形状管11内の空気流損失が大き過ぎるな
ら、排出ノズル17を小径化すれば通流速度を低減させ
ることができる。排出ノズル17から排出される排気ガ
スジェット流の方向は、ロータ10を回転させるトルク
を発生させるためにロータ回転軸12に垂直に流れる部
分を有することができる。
【0034】本願発明のエンジンパワーサイクルは従来
式ガスタービンエンジンと類似している。U形状管11
のコンプレッション領域14は圧縮プロセス中にロータ
10からパワーを受け取る。熱風が排出ノズル17に進
行するときにパワー領域16はロータ10にパワーを戻
す。コンプレッション領域14またはパワー領域16の
パワー流は空気塊流速度、放射開始ポジション及び終了
ポジション、並びに空気流方向(ロータ周囲に向かうか
ロータ周囲から離れる方向)により定まる。空気がロー
タ周囲に向かってコンプレッション領域14を移動する
と、ロータ10の周囲速度にまで加速され(ロータから
のパワー入力を必要とする)、ロータ軸12方向に移動
してパワー領域16を通過し、排出ノズル17に戻ると
きに減速される(ロータにパワーを戻す)。空気塊流が
等しければ、コンプレッション領域14とパワー領域1
6のパワー需要は相互に打ち消し合うであろう。小さな
差異は排出ノズル17を通過して流れる排気ガスジェッ
ト流により発生されるパワーによって埋め合わされる。
排出ノズル17で発生するほとんどのエネルギーはエン
ジンが提供する利用可能なものである。U形状管11を
通過する音速以下の空気流は漏洩損失も空気力学損失も
ほとんど発生させないため、コンプレッション領域14
とパワー領域16の効率はほぼ100%となろう。
【0035】燃焼はコンプレッション領域14の吸入口
15に隣接する燃料インジェクターとスパークプラグ
(例えば、図4に図示するもの)を利用して通常の方式
で行われる。ロータ10の作動中に、空気/燃料混合物
はコンプレッション領域14を通過して燃焼領域18に
入る。燃料運搬開口部21は好適にはコンプレッション
領域14に形成され、矢印のように空気/燃料混合物を
燃焼領域18に送る。開口部21の位置は開口部21を
通過して進行する空気/燃料混合物が、コンプレッショ
ン領域15を通過して燃焼領域18に送られる大部分の
空気/燃料混合物とは異なる混合比の空気と燃料を含む
ように配置される。燃料を空気中に拡散させる手段(図
示せず)をコンプレッション領域14内に提供すること
ができ、燃焼を向上させるために燃焼領域18へと通過
する際に燃料と空気をさらに混合する。
【0036】図2と図3は本願発明エンジンのさらに別
の好適実施例を図示している。この実施例ではロータ3
0は、ロータ30の中央軸位置に提供された共通吸入口
34から放射状に延び出るコンプレッション領域31、
32、33を提供する3本の給入管体を含んでいる。隣
接管体間のスペースはパワー領域36、37、38を提
供し、それぞれ排出口を41、42、43を有してい
る。燃焼領域45、46、47はロータ30の周辺に沿
って形成される。好適にはそれぞれの燃焼領域45、4
6、47はロータ周囲のほぼ1/3である。燃焼のこの
特徴は燃焼領域とパワー領域との間の区別を困難にして
いるので、これら領域の一部重合がロータ30作動中に
起きるかも知れない。パワー領域36、37、38はパ
ワー発生機能を提供するが、それらは燃焼プロセスの最
終段階位置ともなる。パワー領域と燃焼領域のそれぞれ
の組み合わせはコンプレッション領域よりも大幅に大き
い。燃焼は領域36、37、38及び45、46、47
で発生するので、エンジンに大きな全体的燃焼チャンバ
ーが提供される。これは望ましいことである。それぞれ
のコンプレッション領域31、32、33の圧縮空気は
ロータ周囲でコンプレッション領域から排出され、隣接
燃焼領域45、46及び47のいずれか、あるいは両方
に選択的に進入する。領域壁はロータ周囲に開口部5
1、52を有しており、コンプレッサーの空気流の必要
部分を燃焼領域45、46、47に進入させる。
【0037】図3はエンジンハウジング61内のロータ
30の位置を示す。ロータ30はロータ30の一部とし
て形成されたシャフト62が提供する軸周囲を回転す
る。シャフト62はハウジング61内に提供されたベア
リング64、65内で軸首が支持されている。図示のご
とく、ロータ30のコンプレッション領域31、33は
吸入口34から空気を受け取る。インジューサー69が
提供され、従来式放射流力学コンプレッサーのごとくに
空気流をコンプレッション領域33にスムーズに送り込
む。給入ダクト66がハウジング61内に形成され、進
入してくる空気流をコンプレッション領域31、32,
33の吸入口34内に導く。燃焼領域46はパワー領域
37に通じている。熱ガスは給出口42を通過してノズ
ル68に到達する。排出口41、42、43はそれぞれ
ノズル68への開口部であっても、図3に図示するよう
に筒状体であってもよい。これでアール形状部71の提
供が可能になり、空気流をノズル68に非乱流状態で送
る。
【0038】燃焼領域内で高圧力を達成するために、ロ
ータ30の外部表面72の周囲速度は好適には超音速で
ある。空気ドラッグ現象を低減するため、外部表面72
は滑らかな形状(ドラッグ現象を引き起こす隆起等が存
在しない)であり、空気力学的に適性な表面を有してい
る。このことはハウジング内部表面にも当てはまる。損
失は図3に示すデザインでさらに減少する。ハウジング
内部表面73とロータ表面72の間のキャビティは臨界
的スペース寸法76を有している。この寸法は好適には
キャビティ75内の空気の境界層厚の2倍以上である。
ハーマン・シュリクティング著の「境界層理論」の“回
転ディスク流”参照(マクグロー-ヒル社、1979
年)。
【0039】キャビティ75内が大気圧の状態で、表面
72の粘性空気ドラッグ力は高いであろう。しかし、粘
性空気ドラッグはキャビティ75の圧力が大気圧よりも
低ければ問題ないであろう(例えば2psia)。図3に示
す従来型真空ポンプ80はこの圧力を容易に達成させ
る。どのような方法でも真空ポンプ80の駆動に利用で
きる。真空パイプ81はキャビティ75と真空ポンプ8
0との間の空気用導管である。ジャーナル部分82、8
3はハウジング61とロータ30との間に狭い間隙を提
供し、空気流がキャビティ75内に戻ることを防止す
る。ターボ機械に普通に利用される従来の非接触型シー
ル体86、87をロータ30とハウジング87の間でジ
ャーナル領域に使用してキャビティ75への空気の通過
をさらに規制することができる。
【0040】図4は燃料をエンジンの燃焼領域に送る1
方法を図示している。燃料インジェクター90とスパー
クプラグ91はエンジンハウジング61の給入ダクト6
6に隣接して提供されている。燃料インジェクター90
は燃料をロータ30の軸近辺の空気吸入口内に吹き付け
る。スパークプラグ91は燃料スプレー通路に近接して
おり、エンジンスタート時に燃料に点火する。スパーク
プラグ91は燃焼燃料がコンプレッサー領域31、3
2、33に送られ、燃焼領域45、46、47に進入す
るのに必要な時間だけ作動する。その時点でスパークプ
ラグの作用は不要となり、火炎はコンプレッション領域
31、32、33から噴出する。なぜなら、燃料と空気
は燃料炎速度よりも速い速度でコンプレッション領域を
通過するからである。しかし、火炎は燃焼領域45、4
6、47に提供されることとなる。そこで空気と燃料の
速度は充分に遅くなり、通常の連続燃焼が維持される。
【0041】交互燃料運搬ルートは図2のコンプレッシ
ョン領域31、32、33の1つに図示されている。燃
料がロータ周囲に向かってコンプレッション領域31を
通過するときコンプレッション領域31の壁31Aに集
中するであろう。この現象はロータ30の回転によって
引き起こされるコリオリス加速効果のためである。燃料
は吸入空気と同じ開口部51から燃焼領域47に入るで
あろう。しかし、コンプレッション領域31の壁31A
の一部に少なくとも1つの燃料運搬開口部95が提供さ
れており、燃料をパワー領域38と燃焼領域47に進入
させる。燃料はコンプレッション領域31を通過する際
に高速となり、開口部95と51は燃料の燃焼のために
燃料をスプレー状にして空気と混合させる。開口部95
の位置、形状またはサイズは、コンプレッション領域3
1を通過する全平均燃料/空気比とは異なる混合比の燃
料/空気混合物を通過させる。
【0042】図3と図5は、高速排気ガスが排出ノズル
68から排出された後に、通常のタービン段階101で
方向付けされる。この高速ガスのエネルギーは有効利用
される。ステータ部分102はハウジング61に固定さ
れており、ロータシャフト62に固定されたタービン部
分105が続く。このタービン段階は複数であってもよ
い。ノズル排出口は下流のタービン段階101側に向け
られていてもよい。排気ガスジェットがタービン段階1
01を通過した後に排気ガスはハウジング61のダクト
106を通過してエンジンから排出される。タービン段
階の一部または全部を主ロータシャフト62とは独立し
た他のシャフトに取り付けることができる。
【0043】図6の実施例においては、エンジンハウジ
ング110はロータシャフト112に固定されたロータ
111を含んでいる。ロータシャフト112はベアリン
グ113、114で軸受されている。高速排気ガスジェ
ット流はハウジングダクト115を通過してステータ1
16とタービン117に進む。タービン117はベアリ
ング121、122で軸受されたシャフト120に連結
されている。ハウジング110はシャフト120を具
え、エンジン排気ダクト125を通過させ、パワーを必
要な外部装置に送る。
【0044】これら図面には図示していない要素も本願
発明のエンジンには提供されている。それらは通常エン
ジンに必要なものである。それら要素には望むエンジン
出力速度に対するロータ速度の適当な比を提供するギヤ
と、ベアリング潤滑冷却システムと、空気フィルター
と、燃料ポンプと、制御部と、点火回路と、他の通常の
エンジン部材とが含まれる。エンジンの効率とパワー出
力を高めるため、通常のコンプレッサーを使用して吸入
空気を圧縮したり、インタークーラーを利用してこの圧
縮空気をロータ吸入口に運搬する前に冷却することがで
きる。
【0045】以上、内燃機関を解説した。本願発明の種
々な細部は本願発明のスコープ内で変更が可能であろ
う。さらに、本願発明の好適実施例は本願発明の解説の
みを目的としており、発明の限定は意図されていない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本願発明の1好適実施例による主ロー
タを通る断面であり、ロータのコンプレッション領域、
燃焼領域及びパワー領域を提供する内部U管の1つを図
示している。
【図2】 図2は別実施例の主ロータを通る断面であ
り、いくつかの連通内部領域を図示している。
【図3】 図3はエンジン全体の軸方向断面であり、主
要な構成要素が図示されており、タービン部分は主ロー
タシャフトに連結されている。
【図4】 図4は図3のエンジンの吸入口を矢印の方向
に見下ろした一部切り欠き断面であり、スパークプラグ
と燃料インジェクターが図示されている。
【図5】 図5は図2と図3のエンジンのノズルを通過
する広げられた円形断面とタービン断面であり、ノズ
ル、ステータ及びタービンの関係を図示している。
【図6】 図6は本願発明の別実施例のエンジン全体の
長軸断面であり、主ロータシャフトから分離してシャフ
トに搭載されたタービン断面を図示している。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリ式内燃エンジンであって、少な
    くとも1体のロータを内部に搭載したハウジングを含ん
    でおり、該ロータは軸周囲を回転し、少なくとも1つの
    流通路を含んでおり、該流通路は、 (a)前記ロータの回転軸に隣接し、該ロータの周囲に向
    かって放射状に延びる吸入口を含んだコンプレッション
    領域であって、空気と燃料との混合物は該吸入口を通過
    して前記流通路に進入し、燃焼に先立って本コンプレッ
    ション領域の少なくとも一部を通過して下流側に前進す
    ることを特徴とするコンプレッション領域と、 (b)前記コンプレッション領域と連通し、前記ロータに
    隣接する燃焼領域であって、前記空気/燃料混合物は該
    コンプレッション領域から本燃焼領域まで運搬されて本
    燃焼領域で燃焼されることを特徴とする燃焼領域と、 (c)前記燃焼領域と連通し、前記ロータの回転軸に隣接
    した排出口を含んだパワー領域であって、本パワー領域
    は該ロータの周辺から該排出口まで延びており、前記空
    気/燃料混合物は燃焼後に該排出口を通過して前記通流
    路から排出されることを特徴とするパワー領域と、を含
    んで構成され、 (d)本流通路の前記コンプレッション領域、燃焼領域及
    びパワー領域はU形状通路を構成しており、前記空気/
    燃料混合物はエンジン作動中に該U形状通路を通過す
    る、ことを特徴とするロータリ式内燃エンジン。
  2. 【請求項2】 燃焼領域とパワー領域の組合せ容積はコ
    ンプレッション領域よりも大きいことを特徴とする請求
    項1記載のロータリ式内燃エンジン。
  3. 【請求項3】 ロータは少なくとも2つの分離した流通
    路を含んでいることを特徴とする請求項1記載のロータ
    リ式内燃エンジン。
  4. 【請求項4】 ロータはそれぞれコンプレッション領
    域、燃焼領域及びパワー領域を有した少なくとも2つの
    相互連結流通路を含んでおり、該流通路は該コンプレッ
    ション領域の少なくとも1つが空気/燃料混合物を少な
    くとも2つの燃焼領域に同時的に運搬させる形態で相互
    連結されていることを特徴とする請求項1記載のロータ
    リ式内燃エンジン。
  5. 【請求項5】 コンプレッション領域の吸入口に位置す
    るインジューサをさらに含んでいることを特徴とする請
    求項1記載のロータリ式内燃エンジン。
  6. 【請求項6】 燃料を流通路内に導入させるためにコン
    プレッション領域の吸入口に隣接する燃料インジェクタ
    ーをさらに含んでいることを特徴とする請求項1記載の
    ロータリ式内燃エンジン。
  7. 【請求項7】 空気/燃料混合物に点火させるためにコ
    ンプレッション領域の吸入口に隣接するスパークプラグ
    をさらに含んでいることを特徴とする請求項1記載のロ
    ータリ式内燃エンジン。
  8. 【請求項8】 パワー領域の排出口は排出ノズルを含ん
    でおり、空気/燃料混合物は燃焼後に該排出ノズルを通
    過して流通路から排出されることを特徴とする請求項1
    記載のロータリ式内燃エンジン。
  9. 【請求項9】 排出ノズルは燃焼空気/燃料混合物を排
    気ジェット流として流通路から排出させる構造を有して
    おり、該ジェット流はロータの回転軸に垂直なベクトル
    成分を含んだ速度ベクトルを有していることを特徴とす
    る請求項8記載のロータリ式内燃エンジン。
  10. 【請求項10】 流通路から排出される燃焼空気/燃料
    混合物によって駆動されるように排出ノズルの下流側に
    アレンジされたタービンをさらに含んでいることを特徴
    とする請求項9記載のロータリ式内燃エンジン。
  11. 【請求項11】 排出ノズルからタービンまで延びる空
    気ダクトをさらに含んでいることを特徴とする請求項1
    0記載のロータリ式内燃エンジン。
  12. 【請求項12】 タービンはロータの回転軸でロータシ
    ャフトに作動式に連結されていることを特徴とする請求
    項10記載のロータリ式内燃エンジン。
  13. 【請求項13】 タービンは第1部分と第2部分とを含
    んでおり、該第1部分はロータシャフトに対してパワー
    を直接的に提供し、該第2部分は第2シャフトに対して
    パワーを提供することを特徴とする請求項10記載のロ
    ータリ式内燃エンジン。
  14. 【請求項14】 エンジン作動中に大気圧以下でロータ
    を囲む空気を維持するためにエンジンハウジングの内部
    に連結された真空ポンプをさらに含んでいることを特徴
    とする請求項1記載のロータリ式内燃エンジン。
  15. 【請求項15】 ロータの外面は空気力学ドラッグ力を
    最低とするように形状化されていることを特徴とする請
    求項1記載のロータリ式内燃エンジン。
  16. 【請求項16】 ロータの外面に隣接するハウジングの
    内壁は空気力学ドラッグ力を最低とするように形状化さ
    れていることを特徴とする請求項15記載のロータリ式
    内燃エンジン。
  17. 【請求項17】 ロータの外面とハウジングの内面との
    間の間隔は該ロータと該ハウジングとの間の空気の境界
    層厚の少なくとも2倍であることを特徴とする請求項1
    6記載のロータリ式内燃エンジン。
  18. 【請求項18】 流通路のコンプレッション領域は燃焼
    を補助するために空気中に燃料を拡散させる手段を含ん
    でいることを特徴とする請求項1記載のロータリ式内燃
    エンジン。
  19. 【請求項19】 エンジンハウジングは進入空気をコン
    プレッション領域の吸入口に導くための吸入ポートを具
    えていることを特徴とする請求項1記載のロータリ式内
    燃エンジン。
  20. 【請求項20】 コンプレッション領域は吸入口と燃焼
    領域との間に燃料運搬開口部を具えていることを特徴と
    する請求項1記載のロータリ式内燃エンジン。
  21. 【請求項21】 ハウジングによって提供された内部キ
    ャビティ内に戻る空気漏れを最低とするために該エンジ
    ンハウジングとロータとの間に位置する少なくとも1つ
    のシール体を含んでいることを特徴とする請求項1記載
    のロータリ式内燃エンジン。
  22. 【請求項22】 エンジンハウジングとロータとの間で
    シール体に隣接する少なくとも1つの軸受手段を含んで
    いることを特徴とする請求項21記載のロータリ式内燃
    エンジン。
  23. 【請求項23】 エンジンハウジングは該ハウジングか
    ら排気ガスを排出させる排気ダクトを具えていることを
    特徴とする請求項1記載のロータリ式内燃エンジン。
  24. 【請求項24】 ロータリ式内燃エンジンのハウジング
    内に搭載されるロータであって、回転軸周囲で回転し、
    少なくとも1つの流通路を含むようにアレンジされてお
    り、該流通路は (a)前記ロータの回転軸に隣接し、該ロータの周囲に向
    かって放射状に延びる吸入口を含んだコンプレッション
    領域であって、空気と燃料との混合物は該吸入口を通過
    して前記流通路に進入し、燃焼に先立って本コンプレッ
    ション領域の少なくとも一部を通過して下流側に前進す
    ることを特徴とするコンプレッション領域と、 (b)前記コンプレッション領域と連通し、前記ロータに
    隣接する燃焼領域であって、前記空気/燃料混合物は該
    コンプレッション領域から本燃焼領域まで運搬されて本
    燃焼領域で燃焼されることを特徴とする燃焼領域と、 (c)前記燃焼領域と連通し、前記ロータの回転軸に隣接
    した排出口を含んだパワー領域であって、本パワー領域
    は該ロータの周辺から該排出口まで延びており、前記空
    気/燃料混合物は燃焼後に該排出口を通過して前記通流
    路から排出されることを特徴とするパワー領域と、を含
    んで構成され、 (d)本流通路の前記コンプレッション領域、燃焼領域及
    びパワー領域はU形状通路を構成しており、前記空気/
    燃料混合物はエンジン作動中に該U形状通路を通過す
    る、ことを特徴とするロータ。
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