JP2003034414A - 指が挟まれることを防止するための構造を備えたラジアスコンベヤベルト - Google Patents

指が挟まれることを防止するための構造を備えたラジアスコンベヤベルト

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Abstract

(57)【要約】 【課題】大きなピッチを備えているが、オペレータの指
の格子への侵入を防止することができるモジュラーラジ
アスコンベヤベルトを提供する。 【解決手段】ベルトの進行方向32に配置された複数の
第1連結端部41と、これと反対方向に配置された複数
の第2連結端部44と、第1および第2の連結端部の間
に配置された、ウエブ47および波形の部分50を備え
たクロスリブ38とを有するベルトモジュール26が複
数個備えられる。ベルトの進行方向を横切って複数のベ
ルトモジュールのうちの1つの第2連結端部内の開口を
貫通し、かつ隣接するベルトモジュールの第1連結端部
に形成された開口を貫通してのびる旋回軸が備えられ、
隣接するベルトモジュールの第1および第2の連結端部
が相互に挿入され、隣接するベルトモジュールが、湾曲
した経路に沿って運動し得る互いに隣接する蝶番によっ
て連結された列の形に相互連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベヤベルト、
とりわけ、横方向旋回軸によって旋回可能に連結された
複数のプラスチックベルトモジュールの列から形成され
たモジュラープラスチックベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチックコンベヤベルトは、金属製
ベルトコンベヤとは異なり、腐食することがなく、軽量
であり、また、容易に掃除することができるので、広範
囲にわたって使用され、とりわけ、食品を搬送するため
に使用されている。モジュラープラスチックコンベヤベ
ルトは、選択可能な幅を有する列上に並んで配列され得
る成型されたプラスチックモジュラーリンク、あるいは
ベルトモジュールから形成されている。モジュールの両
側からのびる互いに間隔をあけて配置された連結端部の
組は、旋回軸を収容するための整列せしめられたアパー
チャを含んでいる。1つの列のモジュールの一端に沿っ
て配置された連結端部は、隣接する列の連結端部と互い
に連結されている。旋回軸は、互いに横方向および縦方
向に並んで連結されたモジュールの整列せしめられたア
パーチャ内に支持され、隣接する列を連結する蝶番を形
成している。ベルトモジュールの列は、互いに連結され
て、駆動スプロケットのまわりに関節によってつながれ
得る無端コンベヤベルトを形成している。
【0003】多くの工業的な応用分野においては、コン
ベヤベルトは、湾曲した部分を含む経路に沿って製品を
搬送するために用いられる。この湾曲した経路に沿うよ
うに、横方向に柔軟性をもったベルトは、サイドフレキ
シングベルト、またはターンベルト、またはラジアスベ
ルトと呼ばれている。ラジアスベルトが湾曲部を通り抜
けるとき、このベルトは扇形に広がり得るものでなけれ
ばならない。なぜなら、湾曲部の外側に位置するベルト
のエッジは、湾曲部の内側に位置するエッジよりも長い
距離運動しなければならないからである。扇形に広がる
ために、モジュラープラスチックラジアスベルトは、典
型的には、それが湾曲部の内側においては収縮し、外側
においては広がることができるように形成されている。
【0004】ベルトの進行方向に沿って形成されたアパ
ーチャは、通常、モジュールの少なくとも一方の側の連
結端部内に設けられ、それによって、ベルトの収縮およ
び拡張を容易にしている。
【0005】より大きな強度が必要とされる応用分野に
おいては、より大きなピッチを備えたラジアスベルトが
必要とされる。このような大きなピッチ(1.5インチ
(3.81cm)以上)を備えたラジアスベルトは、そ
のより大きなピッチ、並びに収縮可能性の要請が原因
で、格子状の開口が非常に大きくなって、オペレータの
指が格子内に入り込むことを可能にしてしまうという欠
点を有している。この状況は、オペレータの傷害を招く
おそれがある。
【0006】必要とされることは、大きなピッチを備え
たモジュラーラジアスコンベヤベルトが、依然として、
指の格子への侵入を防止するべく、連結端部間の間隔を
10mm以下まで減少させることができるようにするこ
とである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、連結端部が、収縮するときにクロスリブの下側をカ
ットすることができるように形成されたクロスリブを備
えたベルトモジュールを有するラジアスベルトを提供す
ることによって、上述した要請に応えようとするもので
ある。モジュールは、縦方向に拡張された部分を備えた
クロスリブを有している。モジュールは、第1および第
2のモジュール面、すなわち、上面たる製品搬送面およ
び底面たるスプロケット駆動面を含んでいる。クロスリ
ブは、ベルト搬送方向を横切って各モジュールの幅にわ
たってのびている。クロスリブは、その一部をウエブに
よって形成され、また別の一部を実質的に平行な一対の
壁をもった薄い波形の小片によって形成されている。波
形の小片は、それぞれの壁に沿って一定間隔をあけて交
互に配置された一連の山と谷を形成する。連結端部は、
波形の小片の各壁上において山から外側にのびる。各連
結端部は、小片の山に取り付けられた足部分と、波形の
小片から間隔をあけて配置されたリンク端部の端に位置
する厚い末端部を有している。モジュールのそれぞれの
壁からのびる連結端部における横方向の孔が、旋回軸を
収容するために配列される。並んで配置されたモジュー
ルの連続した列の連結端部が相互に挿入されるとき、旋
回軸は、連続的に相互連結された列の間の蝶番連結部に
おける蝶番ピンとして機能する。ベルトが湾曲した経路
に沿うことを可能とするため、波形の小片の壁の一方か
らのびる連結端部の少なくとも1つにおける旋回軸開口
が、ベルトの進行方向に沿って縦方向に形成される。
【0008】ベルトは、スプロケットの歯が連結端部の
湾曲した外側面と係合することによって駆動される。ス
プロケットの歯が係合する連結端部は、望ましくは、引
張力よりもむしろ圧縮力を受ける。すなわち、連結端部
は、ベルトおよびスプロケットの摩耗の防止、並びにス
プロケットの運動性能の向上をもたらす引張強度を有す
るようになる。あるいは、中央ベルトモジュール内に配
置された連結端部の中央部はまた、駆動スプロケット上
の歯と係合するようになっていてもよい。中央モジュー
ルは、十分に収縮する必要がないので、それらは、より
厚く十分に強度をもったクロスリブを備えた構成とする
ことができる。
【0009】波形の小片のそれぞれの壁は、連結端部の
足部分を備えた一連のアーチ状の凹部を形成する。これ
らの凹部は、ベルトの列が湾曲部のまわりを扇形に広が
りながら進行するとき、隣接する列の相互連結されたモ
ジュールの厚い連結端部が、凹部内に収縮し、または回
転するのに十分な空間を与えるのに十分大きな寸法を有
している。1つの壁に沿って配置された凹部は、横方向
において他の壁に沿って配置された凹部と重なり合うの
で、収縮のための付加的な空間がもたらされる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施例について詳細に説明する。図1
〜図9は、本発明の第1実施例によるモジュラーベルト
20を示したものである。図示されたモジュラーベルト
20の部分は、成型されたプラスチックモジュール2
3、26、27、および29から形成されている(図7
参照)。参考までに、ベルトの進行方向が矢印32によ
って示されるが、本発明のベルトは、双方向に運動し得
るようになっている。旋回軸35(図7参照)は、ベル
トの進行方向を横切って配置されたモジュール内の開口
を貫通して配置されることによって、隣接するベルトモ
ジュールを連結する。
【0011】図1に示されるように、ベルトモジュール
26の一例は、複数の第1連結端部41および複数の第
2連結端部44を支持するクロスリブ38を備えてい
る。第1連結端部41は、矢印32によって示されるベ
ルトの進行方向に沿って配置される一方、複数の第2連
結端部44は、第1連結端部41とは反対向きにのびて
いる。以下において詳細に説明するように、クロスリブ
38は、(図1において破線で示される)下側の波形の
部分50を形成する上側の横方向の補強ウエブ47から
形成されている。波形の部分50は、サイン波形状に配
置された一連の山53および谷56を形成する。クロス
リブ38の横方向のウエブ47とともに、図2の右方向
にのびる山53は、第1連結端部41を支持する一方、
同図の左側に向かってのびる山53は、第2連結端部4
4を支持する。
【0012】第1連結端部41は、角度を付けられた部
分62を介して末端ベルト部分65に接続された足部分
59を含んでいる。同様にして、第2連結端部44は、
角度を付けられた部分71を介して末端ベルト部分74
に接続された足部分68を含んでいる。
【0013】図3に示した向きに関して、補強ウエブ4
7および波形の部分50から形成される(図2参照)ク
ロスリブ38は、対向して配置された左右の壁80およ
び83に向かってのび、かつこれに接する上面77から
形成されており、左右の壁は、順次モジュールの下面8
6に接する。左側の壁80は、補強ウエブ47の一部を
形成するとともに、下側の垂直壁95を形成する湾曲し
た壁92に向かって下向きにのびる上側壁89から形成
されている。湾曲した壁92および下側の垂直壁95
は、クロスリブ38の波形の部分50の一部をなしてい
る。下側の垂直壁95は、モジュールの下面86に向か
ってのび、この下面は、順次右側の垂直壁83に向かっ
てのび、これに接する。
【0014】図2に示されるように、ヘッド部分65
は、好ましくは、足部分59より大きな寸法を有してい
る。ヘッド部分65は角度を付けられた部分62によっ
て、足部分59に連結される。ヘッド部分65は、好ま
しくは、外側端104によって連結された実質上平行な
2つの側面98および101とともに形成される。側面
98、101、並びに端104の間に位置する角は、好
ましくは、滑らかになるように丸み付けられ、搬送され
る製品が損傷するのを防ぐようになっている。
【0015】開口107は、隣接する連結端部の互いに
間隔をあけて配置された側面110、113の間に形成
される。末端116の位置では、隣接する連結端部が開
口107の口119を形成する。反対側の端122の位
置では、開口107は、上述のように、ウエブ47およ
び波形の部分50によって形成された多段階面内におい
て終わっている。(図1において、最もよく見える)最
上位の面は、ウエブ47の壁89(図3参照)によって
形成される。連結端部41の側壁が、ウエブ47の真っ
直ぐな壁89に接する角がまた、滑らかになるように丸
み付けられ、搬送される製品が損傷するのを防止するよ
うになっている。
【0016】図2に示されるように、クロスリブ38の
最下位の面は、一対の実質上平行な壁125、128を
備えた比較的薄い波形の部分50によって形成される。
この波形の部分50は、ここに説明されるように、クロ
スリブ38に沿って一定間隔をあけて交互に配置された
山53および谷56を形成する。
【0017】再び図1に戻って、真っ直ぐな壁89は、
開口107の境界線をなしている。波形の部分50によ
って形成された湾曲面が、破線で示されている。この湾
曲面は、隣接するベルトモジュールからの連結端部を受
け入れることによって、ベルト20がここで詳細に説明
されるように、湾曲した経路のまわりを運動するときに
収縮し得るようになっている。
【0018】複数の第2連結端部44が、第1連結端部
41から反対方向に沿ってベルトモジュール26からの
びている。第2連結端部44は、第1連結端部41と同
一の全体的形状を有しており、第1連結端部41の間の
開口内に嵌め込まれるように形成されており、それによ
って、隣接するベルトモジュールが相互に挿入されて、
旋回軸35によって旋回可能に連結され得るようになっ
ている。
【0019】図3に示されるように、ベルトモジュール
26は、ベルトの進行方向を横切って連結端部41を貫
通して配置されたスロット134を含んでいる。スロッ
ト134は、ベルトの進行方向に沿ってのびており、実
質上楕円形状を有している。スロット134は、旋回軸
35を受け入れる。旋回軸35は、第1連結端部41に
おいて、スロット134を貫通し、かつ第2連結端部4
4において、開口137を貫通する(図7参照)。開口
137は、旋回軸35のシャフト138の形状(図7参
照)に対応しており、それによって、旋回軸35は、開
口137を介して受け入れられるが、スロット134と
は対照的に、旋回軸35は、好ましくは、開口137の
内側においてベルトの進行方向に動くことはできない。
スロット134の楕円形状に起因して、旋回軸35は、
スロット134り内側において旋回可能となっており、
ベルト20は、旋回軸35が旋回すること、そして、連
結端部41、44が重ね合わされること、そして、隣接
するベルトモジュール内において空間が協同して使用さ
れることによって、一方の側において収縮し、他方の側
において扇形に広がることができる。
【0020】図4に示されるように、ベルトモジュール
26の最後の連結端部45は、開口137のまわりに配
置された第2の開口140を含んでいることによって、
旋回軸138の端において(図示されない)、ヘッドを
皿穴に埋めることを可能としている。
【0021】連結端部41の横方向のスロット134、
並びに連結端部44の横方向の開口137は、旋回軸3
5を受け入れることによって、図7に示されるように、
隣接するベルトモジュール23、29を連結する。図5
に示されるように、ウエブ47は、ベルトモジュール2
6の上面77に隣接し、(図6において、最もよく見え
る)隣接する端部の間の空間を形成する上方の部分50
の上部において終わっている。
【0022】連結端部41、44の外側端104は、滑
らかに丸みを付された表面146内において丸みを付さ
れている。この丸みを付された表面146は、好ましく
は、一定半径をもって丸みを付された表面からなり、こ
こに示されるように、駆動スプロケット149と係合す
るための駆動面を提供する。
【0023】さらに、連結端部の外側端104の曲率
は、隣接するモジュールがエッジに沿って収縮するとき
に、連結端部が、ウエブ47に接触せずに通り抜けるこ
とを可能とするような大きさに設定されている。隙間に
よって、連結端部は、ウエブ47の下側を(図5、6に
おいて、最もよく見える)波形の不文50によって形成
された空間内にのびることができる。こうして、ウエブ
47は、ベルト20が収縮するときに、連結端部を被覆
する。したがって、ベルトモジュール26は、波形部分
50を保持して、湾曲した経路のまわりにおいて、ベル
トモジュールが、収縮するための最大の空間をもたらす
凹部を実現可能とする構造的な安定性を商事させるため
のウエブ47を備えている。
【0024】図7に示されるように、ベルト20は、そ
の縦方向に最大にのびた状態が示されている。例えば、
この縦方向の最大ののびは、クロスリブ38、モジュー
ル23の連結端部44、そして、隣接するモジュールの
連結端部41によって、区画形成された空間200を生
成する。細い指が、ベルトを格子の中に入り込み、ベル
トサポート205(図9参照)と絡み合うことを防止す
るため、クロスリブの上面77は、上述の開口200が
10mm以下となるように広がる。上部搬送面では、開
口200は、上部壁89によって一方の側において境界
付けられる。空間200はまた、隣接する連結端部44
の両側110、113によってもまた、境界付けられ
る。上部壁89は、反対側の空間200の端は、隣接す
るベルトモジュール26の連結端部41の外側端104
によって形成される。また、連結端部41の両側98、
101の一部は、空間200を境界付ける。
【0025】1.5インチ(3.81cm)より大きい
か、あるいはそれに等しいピッチを有するベルトに対し
て、ベルト格子内に形成される開口は、指が格子内に入
り込むことを可能とするかもしれない。
【0026】本発明によれば、1.5インチ(3.81
cm)より大きいか、またはそれに等しいピッチを有す
るベルトに対して、クロスリブ38から外側にのびる上
部壁89によって空間200の大きさが減じられる。上
部壁89は、ベルト20が長さ方向に完全にのびたと
き、空間200が10mm以下の収容開口幅、または直
径を有するような大きさに形成されている。主たる開口
の幅または開口の直径は、その最小の寸法にわたる開口
の間隔として規定される。
【0027】のびた上部壁89は、開口の寸法が依然と
して障害なしにベルト20が収縮することを可能とする
ような寸法に形成されている。上面からの連結端部の曲
率は、上部壁89の下側における連結端部の重なり合い
を可能とする。
【0028】図9に示されるように、ベルトモジュール
20は、駆動スプロケット149の歯148によって駆
動される。駆動スプロケット149は、この分野の専門
家によって知られているように、(図示されない)回転
軸によって駆動される。細い指を代表的に表す円筒状の
部材210は、10mmの直径を有している。図示され
るように、空間200は、この部材210を収容できる
ほど大きくはない。
【0029】こうして、より大きなピッチ(1.5イン
チ(3.81cm)以上)を備えたラジアスベルトの適
用に対して適合し得るラジアスベルト20が提供され
る。ベルト20は、空間200を10mmの幅よりも小
さくする、のびたクロスリブ38を備えており、それに
よって、ユーザーの指がベルト格子内に入り込むことを
防止する。
【0030】これまで、本発明の好ましい実施例につい
て説明してきたが、本発明の構成は、これらの実施例に
限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された
構成の範囲内において種々の変形例を創出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラジアスコンベヤベルトモジュールの
上面図である。
【図2】本発明のベルトモジュールの底面図である。
【図3】本発明のベルトモジュールの一方の端面図であ
る。
【図4】本発明のベルトモジュールの他方の端面図であ
る。
【図5】本発明のベルトモジュールの上方から見た斜視
図である。
【図6】本発明のベルトモジュールの底側から見た斜視
図である。
【図7】本発明のラジアスベルトの上面図である。
【図8】図7に示したベルトの一部の部分拡大図であ
る。
【図9】スプロケットと係合する本発明のベルトの側面
図であり、連結するモジュール間の隔壁を説明する図で
ある。
【符号の説明】
26 ベルトモジュール 32 矢印 38 クロスリブ 41 第1連結端部 44 第2連結端部 47 補強ウエブ 50 波形の部分 53 山 56 谷 59、68 足部分 62、71 角度を付けられた部分 65、74 末端ベルト部分 89 上側壁 107 開口 110、113 側面 119 口

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジアスコンベヤベルトであって、ベル
    トの進行方向に配置された複数の第1連結端部と、前記
    進行方向と反対方向に配置された複数の第2連結端部と
    を有する複数のベルトモジュールと、前記第1および第
    2の連結端部の間に配置され、ウエブおよび前記ウエブ
    に隣接して配置された波形の部分を備えたクロスリブ
    と、を備え、前記第1および第2の連結端部は、1つの
    連結端部を収容することができる1つの空間が各隣接す
    る連結端部の間に形成されるように配置され、前記空間
    は、一端において開口し、他端において丸みを帯びた領
    域内に終わるように形成され、前記複数の第1連結端部
    が前記複数の第2連結端部からずらされて配置されてい
    ることによって、前記第1連結端部が、前記第2連結端
    部の間の空間に対して整列し、それによって、隣接して
    配置されたベルトモジュールは、1つのベルトモジュー
    ルの第1連結端部が隣接するベルトモジュールの第2連
    結端部の間に形成された空間内に嵌め込まれるように相
    互に挿入され得るようになっていて、前記複数の第1連
    結端部は、その内部に形成されたスロットを有し、前記
    スロットは、ベルトの進行方向を横切って配置され、か
    つ前記ベルトの進行方向に沿ってのび、前記複数の第2
    連結端部は、その内部に形成された横方向の開口を有し
    ており、さらに、前記ベルトの進行方向を横切って前記
    複数のベルトモジュールのうちの1つの第2連結端部内
    の開口を貫通してのびるとともに、隣接するベルトモジ
    ュールの第1連結端部に形成された開口を貫通しての
    び、それによって、前記隣接するベルトモジュールの第
    1および第2の連結端部が相互に挿入され、かつ前記隣
    接するベルトモジュールが、湾曲した経路に沿って運動
    し得る互いに隣接する蝶番によって連結された列の形に
    相互連結されるようにする旋回軸を備え、前記クロスリ
    ブ上におけるウエブは、前記ベルトの進行方向に沿って
    のび、前記ベルトが、前記ベルトの進行方向においてそ
    の最大長さまでのびるとき、前記ウエブおよび前記第1
    連結端部の外側端、および前記第2連結端部の側壁によ
    って境界付けられた空間が、10mmより小さい直径を
    有するようになっていることを特徴とするラジアスコン
    ベヤベルト。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の連結端部は、それ
    ぞれ実質上平行な側壁をもつ足部分を備えていることを
    特徴とする請求項1に記載のラジアスコンベヤベルト。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の連結端部は、それ
    ぞれ前記足部分よりも広い幅を有するベルト部分を有し
    ており、前記ベルト部分は、一対の実質上平行な側壁お
    よび端部壁を有していることを特徴とする請求項2に記
    載のラジアスコンベヤベルト。
  4. 【請求項4】 前記ベルト部分の側壁および端部壁の連
    結部が、丸みを帯びるように形成されていることを特徴
    とする請求項3に記載のラジアスコンベヤベルト。
  5. 【請求項5】 前記ベルト部分の端部壁は、丸みを帯び
    るように形成され、かつ前記連結端部の上面を前記連結
    端部の底面に接続することを特徴とする請求項3に記載
    のラジアスコンベヤベルト。
  6. 【請求項6】 前記ベルトモジュールを貫通して、前記
    上面から前記底面までのびる開口を有していることを特
    徴とする請求項1に記載のラジアスコンベヤベルト。
  7. 【請求項7】 前記ウエブおよび波形の部分は、隣接す
    る前記連結端部の間の空間の端部を形成する多段階面を
    形成していることを特徴とする請求項1に記載のラジア
    スコンベヤベルト。
  8. 【請求項8】 搬送システムであって、ベルトの進行方
    向に沿って配置された複数の第1連結端部と、前記進行
    方向と反対方向に沿って配置された複数の第2連結端部
    とを有する複数のベルトモジュールを備え、前記第1お
    よび第2連結端部は、1つの連結端部を収容することが
    できる1つの空間が、各隣接する連結端部の間に形成さ
    れるように配置され、前記空間は、一端が開放され、他
    端の丸みを帯びた領域内において終わっており、前記複
    数の第1連結端部が前記複数の第2連結端部からずれて
    配置され、それによって、前記第1連結端部が前記第2
    連結端部の間の空間に対して整列し、隣接して配置され
    たベルトモジュールは、1つのベルトモジュールの前記
    第1連結端部が隣接するベルトモジュールの前記第2連
    結端部の間に形成された空間内に嵌め込まれるように相
    互に挿入され得るようになっていて、前記複数の第1連
    結端部は、その内部に形成されたスロットを有し、前記
    スロットは、前記ベルトの進行方向を横切って配置され
    るとともに、前記ベルトの進行方向に沿ってのび、前記
    複数の第2連結端部は、その内部に形成された横方向の
    開口を有しており、さらに、前記第1および第2の連結
    端部の間に配置され、かつウエブおよび波形の部分を有
    する中間部分を備え、前記ウエブは、前記ベルトモジュ
    ールの中央に形成されるとともに、前記ウエブの第1の
    側部が、前記ベルトモジュールの第1の面内において終
    わり、前記ウエブの第2の側部が、前記波形の他端に隣
    接するように終わるように配置され、前記中間部分上の
    ウエブが、前記ベルトの進行方向に沿ってのび、それに
    よって、前記ベルトが、前記ベルトの進行方向に沿って
    その最大長までのびたとき、前記ウエブおよび前記第1
    連結端部の外側端、および前記第2連結端部の側壁によ
    って境界付けられた空間が10mmより小さい直径を有
    しており、さらに、前記複数のベルトモジュールのうち
    の1つの前記第2連結端部内の空間を貫通し、前記ベル
    トの進行方向を横切ってのびるとともに、隣接するベル
    トモジュールの前記第1連結端部内に形成された開口を
    貫通してのびることによって、前記隣接するベルトモジ
    ュールの前記第1および第2の連結端部が相互に挿入さ
    れ、かつ、前記隣接するベルトモジュールが、湾曲した
    経路に沿って運動し得る互いに隣接する蝶番によって連
    結された列の形に相互連結されるようにする旋回軸と、
    その周囲を取り巻くように配置された歯を備えた駆動ス
    プロケットと、を備え、前記歯は、前記連結端部の丸み
    を帯びるように形成された端部壁に係合することによっ
    て、前記無端コンベヤベルトを搬送経路のまわりを回る
    ように駆動するようになっており、前記ウエブおよび波
    形の部分は、隣接する連結端部の間の空間の端部を形成
    する多段階面を形成していることを特徴とする搬送シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記第1および第2の連結端部は、それ
    ぞれ実質上平行な側壁をもつ足部分を備えていることを
    特徴とする請求項8に記載の搬送システム。
  10. 【請求項10】 前記第1および第2の連結端部は、そ
    れぞれ前記足部分よりも広い幅を有するベルト部分を有
    しており、前記ベルト部分は、一対の実質上平行な側壁
    および端部壁を有していることを特徴とする請求項9に
    記載の搬送システム。
  11. 【請求項11】 前記ベルト部分の側壁および端部壁の
    連結部が、丸みを帯びるように形成されていることを特
    徴とする請求項10に記載の搬送システム。
  12. 【請求項12】 前記ベルト部分の端部壁は、丸みを帯
    びるように形成され、かつ前記連結端部の上面を前記連
    結端部の底面に接続することを特徴とする請求項10に
    記載の搬送シテスム。
  13. 【請求項13】 前記ベルトモジュールを貫通して、前
    記上面から前記底面までのびる開口を有していることを
    特徴とする請求項8に記載の搬送シテスム。
  14. 【請求項14】 前記ウエブおよび波形の部分は、隣接
    する前記連結端部の間の空間の端部を形成する多段階面
    を形成していることを特徴とする請求項8に記載の搬送
    システム。
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