JP2003034346A - ドラム缶用カバー、その製造方法及び同方法に用いる切断装置 - Google Patents

ドラム缶用カバー、その製造方法及び同方法に用いる切断装置

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JP2003034346A
JP2003034346A JP2001226344A JP2001226344A JP2003034346A JP 2003034346 A JP2003034346 A JP 2003034346A JP 2001226344 A JP2001226344 A JP 2001226344A JP 2001226344 A JP2001226344 A JP 2001226344A JP 2003034346 A JP2003034346 A JP 2003034346A
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Masaru Fukuoka
賢 福岡
Takeaki Nakajima
武顕 中島
Tsugio Kamisaka
次男 上阪
Mitsuo Okuya
光男 奥谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 量産性に富み、かつ、ドラム缶に被せるとき
のフィット性に富んだドラム缶用カバーの製造方法を提
供すること。このような製造方法に最適な切断装置を提
供すること。量産性及びドラム缶に被せるときのフィッ
ト性に優れたドラム缶用カバーを提供すること。 【解決手段】 2個のカバーを内向きに対向させて一体
化した形態の中空成形品を、押出ブロー成形により製作
する第1工程と、これを二つに切断する第2工程とから
なり、1個の押出成形品から2個のドラム缶用カバーを
得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム缶用カバー
に関し、特に液体燃料、薬液の貯蔵、移送等に用いられ
るドラム缶用カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、液体燃料、薬液、特に、高
純度薬液などの貯蔵、移送に用いられる金属製ドラム
缶、特にクローズドタイプの金属製ドラム缶は、上端に
金属製上蓋が設けられ、この上蓋には薬液取り出し口な
どが設けられている。しかし、この金属製上蓋をそのま
ま露出させておくと、雨水等により腐食が発生したり、
汚物が堆積あるいは付着したりして貯蔵物が汚染される
恐れがある。このため、通常は、図6のように、ドラム
缶21上部の金属製上蓋にはポリエチレン製のドラム缶
用カバー22が被せられている。このドラム缶用カバー
22は、例えば、図9のように円形平面部22aの周縁
に立ち上げ辺22bを備えたものである。
【0003】従来、このドラム缶用カバー22は、図7
〜図9に示すような工程で製造されている。ドラム缶用
カバー22の第1工程は、ポリエチレン樹脂を原料とし
て押出成形によりシート31を成形する工程である。こ
のようにシートを成形して用いるのは、カバーの厚みを
一定にするためである。図7は、この押出成形の工程を
説明するための図である。このシート31の押出成形
は、Tダイ25から吐出された溶融シートを駆動ロール
26及び主ロール27で挟圧しながら送り方向に移動さ
せ、途中ガイドロール28、29によりガイドしなが
ら、巻き取りロール30に巻き取っていくものである。
【0004】次いで、第2工程では、上記のように巻き
取りロール30に巻かれたシート31を、適宜の切断装
置で所定寸法に切断し、図8のような適宜の大きさの定
形シート32を得る。次に、第3工程では、定形シート
32を、一枚づつドラムカバー用金型を用いて圧縮成形
し、図9に概略形状が示されているような、前述の構造
のドラム缶用カバー22、すなわち、円形平面部22a
の周縁に立ち上げ辺22bを備えたドラム缶用カバー2
2を得ていた。なお、このドラム缶用カバー22は、ド
ラム缶21への被着を容易にするために、立ち上げ辺2
2bを開放側に向けやや開くように傾斜させるととも
に、立ち上げ辺22bには円周方向に波形をなすギャザ
22cが設けられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の製造方
法は、以上のように3工程を必要としていたので、量産
性向上の点で改善の余地が残されていた。また、従来の
製造方法では、シート作成時、駆動ロール26、主ロー
ル27、ガイドロール28、29等からなる引っ張り又
は送り装置によりシートに延伸力が作用するため、完成
後のドラム缶用カバー22の素材は、配向性が強く、柔
軟性に難があった。このため、立ち上げ辺22bにギャ
ザ22cを設けていても、ドラム缶21に被せるときの
フィット性について所望の感覚を得ることが難しく、こ
の点でも改善が求められていた。
【0006】本発明は、このような従来技術に存在する
問題点に着目してなされたものである。本発明の第1の
目的は、量産性に富み、かつ、ドラム缶に被せるときの
フィット性に富んだドラム缶用カバーの製造方法を提供
することにある。また本発明の第2の目的は、このよう
な製造方法に最適な切断装置を提供することにある。ま
た、本発明の第3の目的は、量産性及び前記フィット性
に優れたドラム缶用カバーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るドラム缶用カバーの製造方法は、円形
平面部の周縁に立ち上げ辺を備えたドラム缶用カバーの
製造方法であって、2個のドラム缶用カバーの内側同士
を対向させ、前記立ち上げ辺の先端部分を仮想的に接合
した形状の中空成形品を、熱可塑性樹脂を原料として押
出ブロー成形により製作する第1工程と、この押出ブロ
ー成形により得られた中空成形品を前記先端部分の仮想
の接合位置で切断することにより、1回の押出ブロー成
形により得られた1個の中空成形品から2個のドラム缶
用カバーを得るようにした第2工程とからなるものであ
る。
【0008】このような方法を採用することにより、本
発明では、押出ブロー成形工程と切断工程の2工程によ
り円形平面部の周縁に立ち上げ辺を備えたドラム缶用カ
バーを製造することができ、3工程からなる従来の製造
方法に比し工程を簡素化することができる。また、1回
の製造行為で2個のドラム缶用カバーを製造することが
できる。この結果、量産性に優れた製造方法を得ること
ができる。また、従来のようにシートを用いないので、
仕上がり製品は、配向性が弱く柔軟性に優れた素材とな
り、ドラム缶へ被着するときのフィット性が良好とな
る。
【0009】また、前記第2工程は、前記2個のドラム
缶用カバーが上下に重なった状態となるように、かつ、
円形ターンテーブルの中心とカバーの中心とが略一致し
た状態となるように、前記中空成形品を前記ターンテー
ブル上に載置し、このターンテーブルを回転させ、前記
ターンテーブルの外周の近傍外側に配設されたカッター
を、前記外周外側から前記ターンテーブルの中心に向け
て前記先端部の仮想の接合位置を切断するに必要な距離
分だけ水平移動させて、前記先端部の仮想の接合位置を
水平方向に切断するようにしてもよい。
【0010】このような方法を採用することにより、切
断時、変形し易い中空成形品の中央部に力を作用させる
ことなく切断することができ、仕上がり精度が良好とな
る。
【0011】また、上記ドラム缶用カバーの製造方法に
用いる切断装置は、前記2個のドラム缶用カバーを上下
に重なった状態で載置する円形ターンテーブルと、この
ターンテーブルの外周の近傍外側に配置され、該ターン
テーブルの中心方向に向けて所定寸法移動可能とされ
た、水平方向に切断可能なカッターとを備えているもの
であって、上述のような精度の高い切断作業を行うこと
ができる。
【0012】また、上記の製造方法により得られたドラ
ム缶用カバーは、量産性に優れ、コスト軽減を行うこと
ができる。また、仕上がり製品は、配向性が弱くなって
柔軟性に優れた素材となり、ドラム缶へ被せるときのフ
ィット性が良好になる。特に、円形平面部の周縁の立ち
上げ辺において、円周方向に波形をなすギャザを形成す
れば、仕上がり製品の材質そのものの配向性が弱くなっ
て柔軟性が向上しているので、ギャザによる伸縮性が大
きく向上し、よりフィット性に優れたものを得ることが
できる。また、円形平面部にカバーの半径方向のリブを
一体成形すれば、円形平面部の強度が向上し、持ち運び
及び保管時の変形度合いを軽減し、取り扱い勝手が良好
となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本実施の形態を図1〜図6に基づ
き説明する。図1は、本発明の製造方法における第1工
程である押出ブロー成形工程の説明図である。図1にお
いて、1は押出装置であって、同押出装置1の押出機構
は駆動装置2により回転駆動される。そして、図示しな
いホッパーから熱可塑性樹脂原料が押出装置1に投入さ
れる。投入された熱可塑性樹脂は押出装置1で溶融、混
錬され、パリソン(チューブ状予備成形品)がパリソン
ヘッド3を通して間欠的に型締め装置5へ押し出され
る。
【0014】熱可塑性樹脂原料としては、ポリエチレ
ン、ポリプロプレンなどのペレット状の熱可塑性樹脂を
用いることができるが、低密度ポリエチレンが好まし
い。このような材料として日本ポリケミ株式会社製の低
密度ポリエチレンLF−122S(同社型式名)を挙げ
ることができる。また、低密度ポリエチレンの添加剤と
しては、通常用いられるものの他、耐候性を向上させる
ためにヒンダードアミン系などの紫外線吸収剤を添加す
るのが好ましい。このような商品として、日本ポリケミ
株式会社製の耐候剤M/B・LXUV(同社型式名)を
具体的に挙げることができる。
【0015】型締め装置5には、通常の割り金型が用意
されている。この型の形状は、上記2個のドラム缶用カ
バー10を双方の内側が互いに対向するように仮想的に
接合した形状の中空成形品(図2の符号7の中空成形品
を参照)が得られるように設定されている。なお、図2
の中空成形品7では、上記仮想の接合位置を仮想線Cで
示している。
【0016】ここで、本発明に係るドラム缶用カバー1
0について図4及び図5により説明する。なお、図4は
本発明に係るドラム缶用カバーを被着したドラム缶の斜
視図であり、図5は本発明に係るドラム缶用カバーの背
面図である。
【0017】ドラム缶用カバー10は、基本的な形状と
して、円形平面部11の周縁に立ち上げ辺12を備えて
いる。ドラム缶用カバー10は、図4のようにドラム缶
16の上端に被せられるが、この被せる作業を容易にす
るために、立ち上げ辺12は開放端側にやや開き気味と
なる傾斜が付けられている。また、ドラム缶16に取り
付けられたカバー10を取り外す際の引っ掛け部とし
て、立ち上げ辺12の先端に狭い幅の水平面(鍔状部)
12aが設けられている。また、立ち上げ辺12には、
カバー10の開口部の大きさに融通性を持たせるため
に、ギャザ13が形成されている。このギャザ13は、
立ち上げ辺12を構成する素材を円周方向に波形に成形
したものである。さらに、円形平面部11には、この円
形平面部11の剛性強度を増大する目的で、5条の環状
リブ14と、カバー10の中心を通って直交する半径方
向線上にあって、中心部分が省略されている2本のリブ
15とが形成されている。これらリブ14,15は、円
形平面部11を構成する素材の一部を、カバー10の外
側方向に円弧状に屈曲して形成したものである。
【0018】なお、リブ15を、外側が窪み、内側が突
出するような断面形状にし、かつこのリブを円形平面部
の周縁まで延長すれば、このリブ15を水はけ用溝とし
て兼用させることができる。
【0019】したがって、前述の中空成形品7は、上記
のような構造を備えた2個のドラム缶用カバー10を互
いの内側が向き合うように対向させ、立ち上げ辺12の
端部、すなわち、鍔状部12a部分のみで2個のドラム
缶用カバー10を仮想線Cで接合した形状であって、中
央部分は空洞となっている。また、型締め装置5内に用
意される型は、このような中空成形品をブロー成形でき
るものとされている。
【0020】第2工程は、上記第1工程により成形され
た中空成形品7を仮想の接合位置で切断する切断工程で
あって、この切断工程の加工方法及び装置を図2および
図3により説明する。なお、図2は図1の押出ブロー成
形により成形された中空成形品の2分割切断方法の説明
図であり、図3は図2に示した切断方法により切断され
て2分割された後の中空成形品の形状の説明図である。
【0021】前記中空成形品7は、上述のような形状を
なし、円形平面部11の周縁部分、すなわち、鍔状部1
2a部分でのみ仮想的に接合された形状であるので、第
2工程では、この仮想の接合位置で切断される。したが
って、この切断作業は、剛性の弱い中空成形品7の中央
部分に力を作用させないのが好ましい。図2の切断装置
は、このような条件を満たすものであって、A方向に回
転する円形ターンテーブル6(この駆動装置は省略す
る)と、この円形ターンテーブル6の外周近傍外側に配
設されたカッター8とを備えている。なお、9はカッタ
ー駆動用モータである。
【0022】切断加工は、まず、円形ターンテーブル6
上に中空成形品7を載置する。このとき、中空成形品7
を、ドラム缶用カバー10が上下に重なった状態となる
ように、かつ、ターンテーブル6の中心とドラム缶用カ
バー10の中心とが略一致する状態となるように配置す
る。そして、円形ターンテーブル6を回転駆動する。次
いで、カッター8を図2のB方向に、すなわち、円形タ
ーンテーブル6の中心方向に、中空成形品7の前記仮想
の接合位置を切断するのに都合よい位置まで移動させ
る。このようにして中空成形品7の周縁部分を切断す
る。この結果、一回の押出ブロー成形により得られる1
個の中空成形品から、図3のように上下に重なった状態
で、2個のドラム缶用カバー10を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1記載の製造方
法の発明によれば、製造工程が従来の3工程から2工程
に簡素化され、1回の製造行為で2個のドラム缶用カバ
ーを製造することができるので、量産性に優れた製造方
法となる。また、仕上がり製品は、配向性が弱く柔軟性
に優れた素材となっているので、ドラム缶へ被着すると
きのフィット性が良好となる。
【0024】また、請求項2記載の製造方法の発明によ
れば、切断時、変形し易い中空成形品を変形させること
なく、円形平面部の端縁の立ち上げ辺の先端部における
仮想の接合位置のみ切断するだけで良いので、中空成形
品を変形させずに切断することができ、仕上がり精度が
良好となる。
【0025】また、請求項3記載の切断装置の発明によ
れば、請求項1又は2記載の発明に最適な切断装置を提
供することができる。
【0026】また、請求項4記載のドラム缶用カバーの
発明によれば、量産性に優れた製造方法により製造され
るので、コスト軽減を行うことができる。また、仕上が
り製品は、配向性が弱くなって柔軟性に優れた素材とな
っているので、ドラム缶へ被着するときのフィット性が
良好になる。
【0027】また、請求項5記載のドラム缶用カバーの
発明によれば、円形平面部の周縁の立ち上げ辺に、円周
方向に波形をなすギャザを形成しているが、仕上がり製
品の材質そのものが、配向性が弱くなって柔軟性を増し
ているので、ギャザによる伸縮性が大きく向上し、ドラ
ム缶へ被着するときのフィット性をより優れたものとす
ることができる。
【0028】また、請求項6記載のドラム缶用カバーの
発明によれば、円形平面部に、環状リブとカバーの半径
方向のリブとを一体成形しているので、円形平面部の強
度が効果的に向上し、取り扱い勝手が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製造方法に係る第1工程である押出
ブロー成形工程の説明図である。
【図2】 図1の押出ブロー成形により成形された中空
成形品の2分割切断方法の説明図である。
【図3】 図2の切断方法により切断されて2分割され
た後の中空成形品の形状の説明図である。
【図4】 本発明に係るドラム缶用カバーを装着したド
ラム缶の斜視図である。
【図5】 本発明に係るドラム缶用カバーの背面図であ
る。
【図6】 一般的な、ドラム缶用カバーを取りつけたド
ラム缶の斜視図である。
【図7】 従来のドラム缶用カバーの製造方法における
第1工程のシート成形方法の説明図である。
【図8】 従来のドラム缶用カバーの製造方法における
第2工程のシート切断工程により切断された定形シート
を示す。
【図9】 従来のドラム缶用カバーの製造方法における
第3工程である圧縮成形加工により成形された最終成形
品の説明図である。
【符号の説明】 1 押出装置 2 駆動装置 3 パリソンヘッド 5 型締め装置 6 (円形)ターンテーブル 7 中空成形品 8 カッター 10 ドラム缶用カバー 11 円形平面部 12 立ち上げ辺 12a 鍔状部 13 ギャザ 14、15 リブ 16 ドラム缶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 43/00 B65D 43/00 B // B29L 31:56 B29L 31:56 (72)発明者 奥谷 光男 大阪府吹田市川岸町1−12−205 Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AA22 AB04 AB05 BA01 CA01 CC04 CC05 DA01 DB13 DC04 DC05 FA09 FC01 GA08 GB12 4F208 AG26 AH57 LA01 LG22 LW02 LW23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形平面部の周縁に立ち上げ辺を備えた
    ドラム缶用カバーの製造方法であって、2個のドラム缶
    用カバーの内側同士を対向させ、前記立ち上げ辺の先端
    部分を仮想的に接合した形状の中空成形品を、熱可塑性
    樹脂を原料として押出ブロー成形により製作する第1工
    程と、この押出ブロー成形により得られた中空成形品を
    前記先端部分の仮想の接合位置で切断することにより、
    1回の押出ブロー成形により得られた1個の中空成形品
    から2個のドラム缶用カバーを得るようにした第2工程
    とからなることを特徴とするドラム缶用カバーの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第2工程は、前記2個のドラム缶用
    カバーが上下に重なった状態となるように、かつ、円形
    ターンテーブルの中心とカバーの中心とが略一致した状
    態となるように、前記中空成形品を前記ターンテーブル
    上に載置し、このターンテーブルを回転させ、前記ター
    ンテーブルの外周の近傍外側に配設されたカッターを、
    前記外周外側から前記ターンテーブルの中心に向けて前
    記先端部の仮想の接合位置を切断するに必要な距離分だ
    け水平移動させて、前記先端部の仮想の接合位置を水平
    方向に切断することを特徴とする請求項1記載のドラム
    缶用カバーの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記2個のドラム缶用カバーを上下に重
    なった状態で載置する円形ターンテーブルと、このター
    ンテーブルの外周の近傍外側に配置され、該ターンテー
    ブルの中心方向に向けて所定寸法移動可能とされた、水
    平方向に切断可能なカッターとを備えていることを特徴
    とする請求項1又は2記載のドラム缶用カバーの製造方
    法に用いる切断装置。
  4. 【請求項4】 前記円形平面部の周縁に立ち上げ辺を有
    するドラム缶用カバーであって、請求項1又は2記載の
    製造方法により製造されたことを特徴とするドラム缶用
    カバー。
  5. 【請求項5】 前記立ち上げ辺に、円周方向に波形をな
    すギャザが形成されていることを特徴とする請求項4記
    載のドラム缶用カバー。
  6. 【請求項6】 前記円形平面部に、環状リブとカバーの
    半径方向のリブとを一体成形したことを特徴とする請求
    項5記載のドラム缶用カバー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006047190A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Denso Corp 圧力センサ
JP2006069657A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Nakayama Kogyo Kk ドラム缶用キャップ
AU2005201077B2 (en) * 2004-03-11 2007-03-22 Schutz Gmbh & Co. Kgaa Method to produce wide-mouth drums from thermoplastic material

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