JP2006047190A - 圧力センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ケース内に収納された圧力検出素子をゲル部材で封止してなる圧力センサにおいて、ゲル部材上に水が滞留するのを極力防止する。
【解決手段】 ケース10と、ケース10内に収納された圧力検出素子30と、ケース10内にて圧力検出素子30を封止するように充填されたゲル部材42と、を備え、ゲル部材42はケース10に設けられた開口部12から露出しており、圧力媒体の圧力が、開口部12から露出するゲル部材42を介して圧力検出素子30に印加されるようになっている圧力センサ100において、ゲル部材42は、ケース10における開口部12の周囲部の表面よりも突出した形で、開口部12から露出している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ケース内に圧力検出素子を収納し、これをゲル部材で封止してなる圧力センサに関する。
一般に、この種の圧力センサとしては、ケースと、ケース内に収納された圧力検出素子と、ケース内にて圧力検出素子を封止するように充填されたゲル部材とを備え、ゲル部材はケースに設けられた開口部から露出しており、圧力媒体の圧力が、開口部から露出するゲル部材を介して圧力検出素子に印加されるようになっているものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
このような圧力センサにおいては、圧力検出素子がゲル部材によって封止されているため、圧力検出素子を圧力媒体中の水分や異物などから保護することができる。
特開2002−221462号公報
しかしながら、このような圧力センサにおいては、たとえば湿度や酸性度の高い排気ガス環境などの悪い環境で使用した場合、圧力媒体中の水分が、ケースだけでなく該ケースに設けられた開口部から露出するゲル部材上にも付着し、結露などによって凝縮水となって滞留しやすい。
すると、この凝縮水が氷結し、ゲル部材に余分な応力を与え、圧力伝達特性が阻害されるなどの問題が生じる。また、圧力媒体中の腐食性の強い水分がゲル部材上に滞留した場合、ゲル部材が劣化したりすることなどにより、センサ特性に悪影響を与える可能性がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ケース内に収納された圧力検出素子をゲル部材で封止してなる圧力センサにおいて、ゲル部材上に水が滞留するのを極力防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ケース(10)と、ケース(10)内に収納された圧力検出素子(30)と、ケース(10)内にて圧力検出素子(30)を封止するように充填されたゲル部材(42)と、を備え、ゲル部材(42)はケース(10)に設けられた開口部(12)から露出しており、圧力媒体の圧力が、開口部(12)から露出するゲル部材(42)を介して圧力検出素子(30)に印加されるようになっている圧力センサにおいて、ゲル部材(42)は、ケース(10)における開口部(12)の周囲部の表面よりも突出した形で、開口部(12)から露出していることを特徴としている。
それによれば、ゲル部材(42)は、ケース(10)における開口部(12)の周囲部の表面よりも突出した形で開口部(12)から露出しているから、ゲル部材(42)の周囲で凝縮した水は、この突出しているゲル部材(42)を回避するように流れることになる。
よって、本発明によれば、ケース(10)内に収納された圧力検出素子(30)をゲル部材(42)で封止してなる圧力センサにおいて、ゲル部材(42)上に水が滞留するのを極力防止することができる。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の圧力センサにおいて、ケース(10)における開口部(12)の周囲部の表面には、開口部(12)から突出しているゲル部材(42)を取り囲むようにケース(10)の一部が突出してなる土手部(13)が、設けられていることを特徴としている。
それによれば、ゲル部材(42)を回避して流れる水が、土手部(13)によって、ゲル部材(42)に接しないため好ましい。
また、請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の圧力センサにおいて、ケース(10)における開口部(12)の周囲部の表面には、当該周囲部に水が滞留するのを防止する水滞留防止手段(14)が設けられていることを特徴としている。
それによれば、ゲル部材(42)を回避して流れる水が、ケース(10)における開口部(12)の周囲部の表面を流れるときに、水滞留防止手段(14)によって、ゲル部材(42)から拡散していくように流れるため、水の滞留防止の面で好ましい。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。
用途を限定するものではないが、各実施形態は、たとえば自動車のディーゼルエンジンの排気管に設けられたDPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)の目詰まり検出するために圧力センサを排気管に取り付け、該DPFの前後の排気管の差圧を検出する圧力センサ(差圧検出タイプの圧力センサ)として適用することができる。
なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1において、(a)は、本発明の第1実施形態に係る圧力センサ100の概略断面構成を示す図であり、(b)は、(a)中のケース10の開口部12および土手部13の近傍を拡大して示す斜視図である。
図1に示されるように、本圧力センサ100はケース10を備える。ケース10は圧力センサ本体を区画するもので、本例では、PBT(ポリブチレンテレフタレート)やPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の樹脂材料等よりなるケースである。なお、ケース10はセラミックや金属などから成形されたものであってもよい。
このケース10は、圧力検出素子30が搭載される素子搭載部11、および、この素子搭載部11の周囲に設けられた第1の圧力導入通路21、第2の圧力導入通路22を備えている。
第1の圧力導入通路21、第2の圧力導入通路22は、ケース10内にて区画された通路であり、それぞれ、通路内へ圧力を導入するための第1の圧力導入口21a、第2の圧力導入口22aを有している。
図示しないが、たとえば、第1の圧力導入口21aが上記排気管におけるDPFの上流側、第2の圧力導入口22aが上記排気管におけるDPFの下流側にゴムホース等により接続されるものである。
このように接続された場合、比較的腐食性の強い上流側の圧力媒体が、第1の圧力導入通路21へ導入され、フィルタリングされて比較的腐食性の弱い下流側の圧力媒体が、第2の圧力導入通路22へ導入される。
また、このケース10のうち素子搭載部11には、素子搭載室11aが形成され、この素子搭載室11aには、上記圧力検出素子30が収納されている。圧力検出素子30としては、印加された圧力値に応じたレベルの電気信号を発生するもの、すなわち通常のこの種の圧力センサに適用可能なものであればよい。
限定するものではないが、具体的に圧力検出素子30としては、たとえば、図1に示されるように、圧力検出素子30は、シリコン半導体等の半導体基板よりなるセンサチップ31と、このセンサチップ31の裏面側(図1(a)中の左側の面)に位置しセンサチップ31を保持するガラス台座32とにより構成されている。これらセンサチップ31とガラス台座32とは、たとえば陽極接合などにより一体化されている。
ここで、センサチップ31は、限定するものではないが、たとえば、ピエゾ抵抗効果を利用した周知構成のものであり、図示しないけれども、その表面(図1(a)中の右側の面)に圧力を受けて歪むダイアフラムおよび拡散抵抗などを備えた半導体ダイアフラム式の圧力検出素子の構成となっている。
このセンサチップ31は、上記したケース10の素子搭載室11aに収納され、素子搭載部11にガラス台座32を介して、たとえばシリコーンゴム等の接着剤(図示せず)などにより接着されている。
また、この圧力検出素子30に対する電気的な接続構成は、たとえば上記特許文献1に記載されている圧力センサと同様のものにできる。たとえば、その接続構成は図示しないが、次の通りである。
図示しないが、ケース10には、たとえば銅などの導電材料よりなるターミナルがインサート成形により一体的に設けられている。このターミナルはたとえば素子搭載部11にインサート成形され、ターミナルの一端部は素子搭載室11a内に露出している。
そして、このターミナルの露出部と圧力検出素子30におけるセンサチップ31とが、たとえば金やアルミニウムなどからなるボンディングワイヤなどにより、結線され電気的に接続されている。
一方、ターミナルの他端部は、ケース10において外部機器(外部の配線部材など)と接続可能なように配置されている。こうして、圧力検出素子30は、上記ワイヤおよびターミナルを介して外部との電気的なやりとりが可能になる。これが、圧力検出素子30に対する電気的な接続構成の一例である。
ここで、圧力検出素子30におけるガラス台座32には、センサチップ31の裏面へ通じる貫通穴32aが形成されている。そして、ケース10における素子搭載部11には、この台座32の貫通穴32aに対応する位置に開口部12が形成されている。
さらに、ケース10の素子搭載部11における開口部12の周囲部の表面には、素子搭載部11の一部が突出してなる土手部13が、設けられている。ここでは、土手部13は、図1(b)に示されるように、円筒形状をなしている。
そして、圧力検出素子30は、ケース10内にてゲル部材41、42により封止されている。このゲル部材41、42は、封止する各部に過度の応力を与えないような適度の弾性率を持ち且つ耐薬品性を有する電気絶縁性のゲル材料であり、たとえばフッ素系のゲル材料やフロロシリコーンゲルなどを採用することができる。
このゲル部材41、42は、圧力検出素子30の表面側すなわちセンサチップ31の表面側を封止するように素子搭載室11aに充填された第1のゲル部材41と、圧力検出素子30の裏面側すなわちセンサチップ31の裏面側を封止するようにガラス台座32の貫通穴32a、開口部12および土手部13内に充填された第2のゲル部材42とから構成されている。
このようなゲル部材41、42の充填構成により、圧力検出素子30、上記ターミナルや上記ボンディングワイヤなどがゲル部材41、42によって被覆され、外部からの保護、電気的な絶縁性の確保、並びに防食などが図られている。
また、圧力検出素子30の裏面側のゲル部材42すなわち第2のゲル部材42については、当該第2のゲル部材42は、ケース10における開口部12の周囲部の表面よりも突出した形で、開口部12から露出しているといえる。
そして、この開口部12から突出している第2のゲル部材42を取り囲むように、開口部12の周囲部のケース表面にはケース10の一部が突出してなる土手部13が、設けられている。
かかる圧力センサ100は、たとえば、上記ターミナルがインサート成形されたケース10を用意し、圧力検出素子30をケース10へ接着剤などを介して搭載固定し、圧力検出素子30と上記ターミナルとをワイヤボンディングなどにより結線した後、ゲル部材41、42の充填を行い、熱硬化処理を行ってゲル部材41、42を硬化することにより、製造することができる。
このような圧力センサ100は、具体的には図1(a)における上方を天側、下方を地側として自動車に搭載されるものである。そして、本圧力センサ100においては、上述したように、たとえば、比較的腐食性の強い上流側の圧力媒体が、第1の圧力導入通路21へ導入され、比較的腐食性の弱い下流側の圧力媒体が、第2の圧力導入通路22へ導入される。
そして、ケース10内においては、下流側の圧力媒体の圧力が、第1のゲル部材41に印加され、第1のゲル部材41から圧力検出素子30の表面すなわちセンサチップ31の表面に伝達される。
一方、上流側の圧力媒体の圧力が、開口部12から露出する第2のゲル部材42に印加され、第2のゲル部材42から圧力検出素子30の裏面すなわちセンサチップ31の裏面に伝達される。そして、センサチップ31の表面と裏面とで各圧力が受圧され、これら両面の差圧が検出されるようになっている。
なお、センサチップ31においては、たとえば表面側に、圧力印加による歪みを電気信号に変換するための回路(図示せず)が形成されており、この回路によってセンサチップ31からの信号が、上記ボンディングワイヤ等から上記ターミナルピンを経て、外部に出力されるようになっている。
ところで、本実施形態によれば、ケース10と、ケース10内に収納された圧力検出素子30と、ケース10内にて圧力検出素子30を封止するように充填されたゲル部材42と、を備え、ゲル部材42はケース10に設けられた開口部12から露出しており、圧力媒体の圧力が、開口部12から露出するゲル部材42を介して圧力検出素子30に印加されるようになっている圧力センサにおいて、ゲル部材42は、ケース10における開口部12の周囲部の表面よりも突出した形で、開口部12から露出していることを特徴とする圧力センサ100が提供される。
それによれば、図1(b)に示されるように、ゲル部材42は、ケース10における開口部12の周囲部の表面よりも突出した形で開口部12から露出しているから、図1(b)中の矢印に示されるように、ゲル部材42の周囲で凝縮した水は、この突出しているゲル部材42を回避するように流れることになる。
よって、本実施形態によれば、ケース10内に収納された圧力検出素子30をゲル部材42で封止してなる圧力センサ100において、ゲル部材42上に水が滞留するのを極力防止することができる。
特に、本実施形態では、圧力センサ100において、ケース10における開口部12の周囲部の表面に、開口部12から突出しているゲル部材42を取り囲むようにケース10の一部が突出してなる土手部13が、設けられていることも特徴のひとつである。
それによれば、ゲル部材42を回避して流れる水が、土手部13によって、ゲル部材42に接しないため好ましい。
(第2実施形態)
図2において、(a)は、本発明の第2実施形態に係る圧力センサ200の概略断面構成を示す図であり、(b)は、(a)中のケース10の開口部12の近傍を拡大して示す斜視図である。上記実施形態との相違点を中心に述べる。
本実施形態では、図2に示されるように、第2のゲル部材42は、ケース10における開口部12の周囲部の表面よりも突出した形で開口部12から露出していることは、上記実施形態と同様であるが、ケース10における開口部12の周囲部の表面に、開口部12から突出しているゲル部材42を取り囲むような上記土手部は、存在しない構成となっている。
本実施形態のように、土手部を設けずにゲル部材42を開口部12から突出させることは、ゲル部材42をケース10に充填する際にゲル部材42の表面張力を利用すれば容易に実現できる。
そして、本実施形態によっても、ゲル部材42は、ケース10における開口部12の周囲部の表面よりも突出した形で、開口部12から露出していることを特徴とする圧力センサ200が提供される。
それによれば、図2(b)に示されるように、ゲル部材42は、ケース10における開口部12の周囲部の表面よりも突出した形で開口部12から露出しているから、図2(b)中の矢印に示されるように、ゲル部材42の周囲で凝縮した水は、この突出しているゲル部材42を回避するように流れることになる。
よって、本実施形態によれば、ケース10内に収納された圧力検出素子30をゲル部材42で封止してなる圧力センサ100において、ゲル部材42上に水が滞留するのを極力防止することができる。
(第3実施形態)
図3(a)〜(c)は、本発明の第3実施形態に係る圧力センサの要部すなわちケース10の開口部12の近傍部の構成を示す部分斜視図である。
図3に示されるように、本実施形態では、ゲル部材42を、ケース10における開口部12の周囲部の表面よりも突出した形で開口部12から露出させるとともに、ケース10における開口部12の周囲部の表面に、当該周囲部に水が滞留するのを防止する水滞留防止手段14を設けたものである。
この水滞留防止手段14は、たとえば毛細管現象を利用してケース10全体に凝縮水を広げる形状、あるいは、水の表面張力作用をおさえ濡れ性を向上させる形状であればよく、ケース10と水との接触面積を広げることにより、水の滞留を防ぎ、より早く乾燥する効果がある。
そのため、水滞留防止手段14の形状は、ランダム形状、幾何学的模様の如何は問わない。図3(a)に示される水滞留防止手段14は、ケース10における開口部12の周囲部の表面に形成された格子状の溝14であり、この溝14を介して毛細管現象により凝縮水が濡れ広がっていく。
図3(b)に示され水滞留防止手段14は、ケース10における開口部12の周囲部の表面に形成され当該開口部12を中心として放射状に広がる溝14であり、この溝14を介して毛細管現象により凝縮水が濡れ広がっていく。
図3(c)に示される水滞留防止手段14は、ケース10における開口部12の周囲部の表面に形成された小突起14であり、これにより凝縮水の表面張力が抑えられ濡れ性が向上する。
なお、図3(a)、(b)、(c)では、土手部13があったりなかったりしているが、これら図3(a)〜(c)に示される各々の水滞留防止手段14を持つ構成においては、土手部13はあってもよいしなくてもよい。また、これら土手部13や水滞留防止手段14を有するケース10は、ケース成形用の金型の形状を変更すれば容易に作成することができる。
そして、このように水滞留防止手段14を設けた本実施形態の構成によれば、ゲル部材42を回避して流れる水が、ケース10における開口部12の周囲部の表面を流れるときに、水滞留防止手段14によって、ゲル部材42から拡散していくように流れるため、水の滞留防止の面で好ましい。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態では、比較的腐食性の強い上流側の圧力媒体が第1の圧力導入通路21を介して導入される第2のゲル部材42側の構成について、上記した水の滞留防止構成を適用した。
ここで、圧力検出素子30の表面側すなわちセンサチップ31の表面側のゲル部材41すなわち第1のゲル部材41側の構成に対しても、ケース10の形状等を変更することにより、上記第2のゲル部材42側の構成と同様に、ケース10における開口部の周囲部の表面よりも突出した形で、当該開口部から露出している構成としてもよい。
また、圧力検出素子30については、上述した半導体ダイアフラム式のものに限定されないことは、上述したとおりである。
また、上記実施形態では、差圧検出タイプすなわち相対圧検出タイプの圧力センサであったが、圧力検出素子の受圧面の片面側が真空などの基準圧となっており、他面側に被測定圧力を受ける絶対圧型の圧力センサに対しても、本発明は適用可能である。
また、本発明の圧力センサは、上述した排気圧力を検出するセンサに、用途限定されるものではないことは上述した通りであり、特に、湿度や酸性度の高い悪い環境で使用する圧力センサに対して、本発明が有効である。
要するに、本発明は、ケースと、ケース内に収納された圧力検出素子と、ケース内にて圧力検出素子を封止するように充填されたゲル部材と、を備え、ゲル部材はケースに設けられた開口部から露出しており、圧力媒体の圧力が、開口部から露出するゲル部材を介して圧力検出素子に印加されるようになっている圧力センサにおいて、ゲル部材を、ケースにおける開口部の周囲部の表面よりも突出した形で、開口部から露出させたことを要部とするものであり、その他の部分については適宜設計変更が可能である。
(a)は、本発明の第1実施形態に係る圧力センサの概略断面図であり、(b)は、(a)中のケースの開口部および土手部の近傍を拡大して示す斜視図である。 (a)は、本発明の第2実施形態に係る圧力センサの概略断面図であり、(b)は、(a)中のケースの開口部の近傍を拡大して示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る圧力センサの要部構成を示す部分斜視図である。
符号の説明
10…ケース、12…ケースの開口部、13…土手部、14…水滞留防止手段、
30…圧力検出素子、42…ゲル部材。

Claims (3)

  1. ケース(10)と、
    前記ケース(10)内に収納された圧力検出素子(30)と、
    前記ケース(10)内にて前記圧力検出素子(30)を封止するように充填されたゲル部材(42)と、を備え、
    前記ゲル部材(42)は前記ケース(10)に設けられた開口部(12)から露出しており、
    圧力媒体の圧力が、前記開口部(12)から露出する前記ゲル部材(42)を介して前記圧力検出素子(30)に印加されるようになっている圧力センサにおいて、
    前記ゲル部材(42)は、前記ケース(10)における前記開口部(12)の周囲部の表面よりも突出した形で、前記開口部(12)から露出していることを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記ケース(10)における前記開口部(12)の周囲部の表面には、前記開口部(12)から突出している前記ゲル部材(42)を取り囲むように前記ケース(10)の一部が突出してなる土手部(13)が、設けられていることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記ケース(10)における前記開口部(12)の周囲部の表面には、当該周囲部に水が滞留するのを防止する水滞留防止手段(14)が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
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