JP2003033707A - 液体定量吐出装置 - Google Patents

液体定量吐出装置

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JP2003033707A
JP2003033707A JP2001223947A JP2001223947A JP2003033707A JP 2003033707 A JP2003033707 A JP 2003033707A JP 2001223947 A JP2001223947 A JP 2001223947A JP 2001223947 A JP2001223947 A JP 2001223947A JP 2003033707 A JP2003033707 A JP 2003033707A
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JP
Japan
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liquid
way valve
port
rotary
container
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JP2001223947A
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English (en)
Inventor
Yoshio Tabata
吉男 田端
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TABATA ENGINEERING KK
Original Assignee
TABATA ENGINEERING KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 気泡が生じにくい液体定量吐出装置を提供す
る。 【解決手段】 液体を収納する容器1と、ロータリー三
方弁8と、これを回転させるモーター6と、内容積可変
気密容器と、容器の内容積を減少・増加させる駆動機構
と、液体吐出ノズル43と、制御装置とを有し、三方弁
の吸引口81と容器とを第1のチューブでつなぎ中立口
と内容積可変気密容器とを第2のチューブでつなぎ、吐
出口と液体吐出ノズルとを第3のチューブでつなぎ、三
方弁を正回転させ、吸引口と中立口82とを連通させる
と共に吐出口を閉鎖する時に、内容積可変気密容器の内
容積を増加させ、内容積可変気密容器内に液体を吸引
し、その後に、三方弁を逆回転させ、中立口と吐出口と
を連通させるとともに吸引口を閉鎖する時に、内容積可
変気密容器の内容積を減少させ、内容積可変気密容器内
に収納した液体を吐出するように制御装置によって同期
させる液体定量吐出装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、液体定量吐出装置
に関する。液体としては、水溶液、有機溶液、無機溶液
が含まれる。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の液体吐出装置の概略図であ
る。
【0003】広口びん等の液びん1の中に液体2が収納
されており、口部101には樹脂系の栓3が挿入されて
いる。栓3に形成された2つの貫通孔には管41、42
がそれぞれ挿入されている。管41の下端は液びん1の
上部に位置し、液体2の中に浸漬されていないが、管4
2の下端は液びん1の下部に位置し、液体2の中に浸漬
されている。管42の上端と吐出ノズル43との間はチ
ューブ52によって接続されている。また、管41の上
端とエアコンプレッサ6の吐出口とはチューブ51によ
って接続されている。なお、管42を用いずに液体2の
中にチューブ52を浸漬することもできる。
【0004】従来の液体吐出装置の構造は上記のとおり
であり、不図示のタイマ等を備えた制御装置によって、
エアコンプレッサ6を所定時間作動させ、対応する量の
空気を液びんの中に吹込む。液体2の表面に圧力を加わ
り、液体2は管42、チューブ52、吐出ノズル43を
順に通ってスライドグラス7の上面に吐出される。吐出
された液体21は、ソレノイドバルブまたは電磁弁等の
開閉タイマにより所定量となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
液体吐出装置は空気を吹き込み、液びん1の中に収納さ
れた液体2の表面を加圧し、吐出するものであるため、
吐出された液体21の中に空気が混入しやすい。吐出さ
れた液体21の中に空気が混入すると、スライドグラス
7の上面に吐出された液体21の上から不図示のカバー
グラスを載せて封入を行った場合に、スライドグラスと
カバーグラスの間に多数の気泡が残ってしまい、細胞標
本の顕微鏡観察の障害となり問題である。
【0006】そこで、本発明の目的は、気泡が生じにく
い液体定量吐出装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
記載の液体定量吐出装置、すなわち、液体を収納する容
器と、ロータリーロータリー三方弁と、ロータリーロー
タリー三方弁を回転させるモーターと、内容積可変気密
容器と、当該内容積可変気密容器の内容積を減少・増加
させる駆動機構と、液体吐出ノズルと、同期を図る制御
装置とを有し、ロータリーロータリー三方弁の吸引口と
容器とを第1のチューブでつなぎ、ロータリーロータリ
ー三方弁の中立口と内容積可変気密容器とを第2のチュ
ーブでつなぎ、ロータリーロータリー三方弁の吐出口と
液体吐出ノズルとを第3のチューブでつなぎ、ロータリ
ーロータリー三方弁を正回転させ、吸引口と中立口とを
連通させるとともに吐出口を閉鎖する時に、内容積可変
気密容器の内容積を増加させ、内容積可変気密容器内に
液体を吸引し、その後に、ロータリーロータリー三方弁
を逆回転させ、中立口と吐出口とを連通させるとともに
吸引口を閉鎖する時に、内容積可変気密容器の内容積を
減少させ、内容積可変気密容器内に収納した液体を吐出
するように制御装置によって同期させる液体定量吐出装
置によって、達成される。
【0008】本発明の好ましい実施態様においては、請
求項2に記載のように、内容積可変気密容器がシリンダ
ー・ケースの中にピストンを挿入し移動させるシリンジ
である。シリンジはいわゆる注射器や水鉄砲のような装
置である。
【0009】本発明の他の好ましい実施態様において
は、請求項3に記載のように、内容積可変気密容器が一
部にダイヤフラムを有する。ダイヤフラムは蛇腹とも呼
ばれる機械要素であり、小さな力でダイヤフラムは伸び
縮みする。
【0010】本発明の他の別の好ましい実施態様におい
ては、請求項4に記載のように、スライドグラス細胞標
本自動封入装置において、スライドグラス上へ所定量の
封入液を吐出するのに用いられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明に係る液体定量吐出装置の
概略図である。
【0013】ロータリー三方弁8は、吸引口81と中立
口82と吐出口83とを有し、モーターによって回転駆
動し、流路80の位置を切り替えることができる。
【0014】液びん1の中には液体2が収納され、口部
には栓3が挿入されている。栓3に設けた貫通孔にはチ
ューブ53が挿入され、チューブ53の下端は液びん1
の下部近くに位置し、液体の中に浸漬されている。ロー
タリー三方弁8の吸引口81はチューブ53の上端と接
続されている。
【0015】シリンジ9は、シリンダー・ケース91
と、その開放口94から中へ挿入され、気密を保ちつ
つ、出入りするピストン92とからなる。シリンダー・
ケース91の吸引・吐出口93はロータリー三方弁8の
中立口82とチューブ54によって接続されている。ピ
ストン92の直線移動は通常の機構を用いることがで
き、例えばスプライン軸とスプライン・ナットとをら合
させ、スプライン・ナットをモーター等で回転させる機
構や電磁石と鉄片との磁力による吸引を用いたソレノイ
ド機構を用いてもよい。
【0016】また、吐出ノズル43はロータリー三方弁
8の吐出口83とチューブ55によって接続されてい
る。
【0017】不図示の制御装置によって、ロータリー三
方弁8の流路80の切替と同期して、シリンジ9のピス
トン92の出入りを行う。すなわち、図1(a)に示す
ように、流路80が吸引口81と中立口82とを連通し
ている時には、シリンジ9のピストン92が退出して、
液びん1の中に収納されている液体を吸引してシリンダ
ー・ケース91に所定量を貯める。
【0018】その後に、図1(b)に示すように、ロー
タリー三方弁8の流路80をモーターによって切り替え
て、中立口82と吐出口83とを連通している時には、
シリンジ9のピストン92が進入して、シリンダー・ケ
ース91の中に貯まっている液体を圧縮して押し出し、
吐出ノズル43の先端から所定量の液体を吐出する。
【0019】図3は他の実施形態における内容積可変気
密容器であるダイヤフラム付き気密容器の概略図であ
る。
【0020】ロータリー三方弁8の吸引口81は不図示
のチューブによって不図示の液びんと接続されている。
【0021】ダイヤフラム付き容器10はダイヤフラム
12を有し、不図示の駆動装置によって、底部13に力
を加えると、ダイヤフラム12が弾性変形し伸び縮みす
る。ダイヤフラム付き容器10の吸引・吐出口11はチ
ューブ54によってロータリー三方弁8の中立口82に
接続されている。
【0022】また、不図示の吐出ノズルはロータリー三
方弁8の吐出口83と不図示のチューブによって接続さ
れている。
【0023】不図示の制御装置によって、ロータリー三
方弁8の流路80の切替と同期して、ダイヤフラム付き
容器10の底部13を引っ張り、内容積を増加させる。
すなわち、図3(a)に示すように、流路80が吸引口
81と中立口82とを連通している時には、ダイヤフラ
ム付き容器10の底部13を引っ張り、内容積を増加さ
せ、不図示の液びんの中に収納されている液体を吸引し
てダイヤフラム付き容器10に所定量を貯める。
【0024】その後に、図3(b)に示すように、ロー
タリー三方弁8の流路80をモーターによって切り替え
て、中立口82と吐出口83とを連通している時には、
ダイヤフラム付き容器10の底部13を圧縮し、内容積
を減少させ、ダイヤフラム付き容器10の中に貯まって
いる液体を押し出し、不図示の吐出ノズルの先端から所
定量の液体を吐出する。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る液体定量吐出装置において
は、液体の送出のために圧縮空気をまったく用いず、気
密を保っているので、液体の中に空気等の気体がほとん
ど混入せず、気泡が発生しにくくなり、細胞薄膜のスラ
イドグラス標本の品質が安定的に向上するという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体定量吐出装置の概略図であ
る。
【図2】従来の液体吐出装置の概略図である。
【図3】他の実施形態における内容積可変気密容器であ
るダイヤフラム付き気密容器の概略図である。
【符号の説明】
1 液びん 101 口部 2 液体 21 吐出された液体 3 栓 41 管 42 管 43 吐出ノズル 44 管 51 チューブ 52 チューブ 53 チューブ 54 チューブ 55 チューブ 6 エアコンプレッサ 7 スライドグラス 8 ロータリー三方弁 80 流路 81 吸引口 82 中立口 83 吐出口 9 シリンジ 91 シリンダー・ケース 92 ピストン 93 吸引・吐出口 94 開放口 10 ダイヤフラム付き容器 11 吸引・吐出口 12 ダイヤフラム 13 底部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収納する容器と、ロータリー三方
    弁と、ロータリー三方弁を回転させるモーターと、内容
    積可変気密容器と、当該内容積可変気密容器の内容積を
    減少・増加させる駆動機構と、液体吐出ノズルと、同期
    を図る制御装置とを有し、 ロータリー三方弁の吸引口と容器とを第1のチューブで
    つなぎ、ロータリー三方弁の中立口と内容積可変気密容
    器とを第2のチューブでつなぎ、ロータリー三方弁の吐
    出口と液体吐出ノズルとを第3のチューブでつなぎ、 ロータリー三方弁を正回転させ、吸引口と中立口とを連
    通させるとともに吐出口を閉鎖する時に、内容積可変気
    密容器の内容積を増加させ、内容積可変気密容器内に液
    体を吸引し、その後に、ロータリー三方弁を逆回転さ
    せ、中立口と吐出口とを連通させるとともに吸引口を閉
    鎖する時に、内容積可変気密容器の内容積を減少させ、
    内容積可変気密容器内に収納した液体を吐出するように
    制御装置によって同期させる液体定量吐出装置。
  2. 【請求項2】 内容積可変気密容器がシリンダー・ケー
    スの中にピストンを挿入し移動させるシリンジである請
    求項1に記載の液体定量吐出装置。
  3. 【請求項3】 内容積可変気密容器が一部にダイヤフラ
    ムを有する請求項1に記載の液体定量吐出装置。
  4. 【請求項4】 スライドグラス細胞標本自動封入装置に
    おいて、スライドグラス上へ所定量の封入液を吐出する
    のに用いる請求項1から請求項3までのいずれか1つに
    記載の液体定量吐出装置。
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