JP2003033698A - 液体塗布装置及び塗布方法 - Google Patents

液体塗布装置及び塗布方法

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JP2003033698A
JP2003033698A JP2001223956A JP2001223956A JP2003033698A JP 2003033698 A JP2003033698 A JP 2003033698A JP 2001223956 A JP2001223956 A JP 2001223956A JP 2001223956 A JP2001223956 A JP 2001223956A JP 2003033698 A JP2003033698 A JP 2003033698A
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JP
Japan
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coating
wiping
liquid
flat plate
roller
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JP2001223956A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Nogami
哲生 野上
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチックカード等の平板へのワックス等
を均一に塗布し拭き取りすることができる液体塗布装置
及び塗布方法を提供する。 【解決手段】 平板の表面に液体を塗布するための塗布
装置である。複数の不織布が巻かれた塗布及び拭き取り
ローラと該塗布及び拭き取りローラに塗布液を滴下する
ためのノズルを備え、前記複数のローラは平板の進行方
向に対して斜めに配置されており、前記ローラを駆動す
るための駆動装置を備え、平板の進行路の片側に位置規
制部材が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチックカード
等へのワックス等の均一塗布及び拭き取りのための塗布
装置及び塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチックカード等の平板の両
側に表面保護のためにワックスを薄く表面に塗布するこ
とが行われている。図1に示すように、従来の液体塗布
装置は塗布対象物である平板4が進む方向に対して直角
方向に配列された複数の液体塗布用の不織布ローラ2と
搬送用のゴムローラ1を備え、入口側に配置された不織
布ローラ2にはノズル3から一定の時間間隔をおいてワ
ックスの溶融液等の塗布液が滴下されるように構成され
ている。即ち、平板にワックス等を均等に薄く均等に塗
布するために、液体塗布用の不織布ローラ2と搬送用の
ゴムローラ1により搬送と塗布・拭き取りを分業して行
われるように構成されている。しかし、この従来型の装
置においては、塗布ムラ、拭き取りムラによる品質低下
が発生し問題となっていた。特にワックス等の塗布液を
滴下した直後の塗布液が多い時に塗布ムラ、拭きムラが
発生しやすい。このため塗布液の滴下のタイミング制御
が難しいという問題もあった。また、拭き取りを強化す
るためには、回転ブラシ等を別途配置する必要があり、
そのため回転ブラシ等を別途配置したことによる搬送の
障害が発生し、また拭き取りを強化しても拭き取りムラ
を解消することはできなかった。
【0003】
【課題を解決しようとする課題】本発明の目的は、プラ
スチックカード等の平板へのワックス等を均一に塗布し
拭き取りすることができる液体塗布装置及び塗布方法を
提供することである。
【0004】請求項1に記載の発明は上記の装置に関す
る課題を解決するもので、平板の表面に液体を塗布する
ための塗布装置であって、複数の不織布が巻かれた塗布
及び拭き取りローラと該塗布及び拭き取りローラに塗布
液を滴下するためのノズルを備え、前記複数のローラは
平板の進行方向に対して斜めに配置されており、前記ロ
ーラを駆動するための駆動装置を備え、平板の進行路の
片側に位置規制部材が設けられていることを特徴とす
る。
【0005】また請求項2に記載の発明は上記の方法に
関する課題を解決するもので、請求項1に記載の液体塗
布装置を用い、プラスチックカード等の両面に塗布及び
拭き取り装置によりワックス等の塗布液を塗布すると共
に塗布及びふき取り装置により塗布面をこすることによ
り拭き取りを行い均一な塗布膜を形成することを特徴と
する。
【0006】塗布・拭き取りローラが斜めに配置されて
いることにより塗布・拭き取りローラの回転に伴って塗
布対象物である平板を横にこする力が発生しそれによっ
て平板の表面に塗布された塗布液の拭き取りが行われ、
拭き取りムラが軽減され、均一な薄膜を形成することが
できる。また塗布・拭き取りローラのみで構成され、搬
送ローラは存在しないので搬送ローラによる塗布ムラは
発生しない。また装置が簡素化され、搬送ローラを省略
できるのでコストダウンをはかることができる。また塗
布ムラが出にくいので塗布・拭き取りローラの圧調整が
容易である。また塗布・拭き取りローラの角度を変化さ
せることで拭き取り速度及び搬送速度の制御をすること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図2は本発明の液体塗布装置の部
分斜視図である。
【0008】本発明の液体塗布装置は、複数の不織布が
巻かれた塗布及び拭き取りローラ11を備える。この塗
布及び拭き取りローラ11は平板12の進行方向に対し
て斜め方向に平板12の表裏両側に配置されている。少
なくとも1つの塗布及び拭き取りローラ11は駆動装置
(図示せず)に接続されている。
【0009】また塗布装置には塗布及び拭き取りローラ
11に塗布液を滴下するためのノズル13が備えられて
いる。更に平板12の進行路の片側に平板12の位置を
規制する位置規制部材として位置規制板14が設けられ
ている。
【0010】図3は本発明の液体塗布装置の別の実施態
様の部分斜視図である。
【0011】この実施態様の液体塗布装置においては、
平板12の進行路の片側に位置規制部材として鉛直方向
の軸を中心に回転可能なコロ16が所定の間隔をおいて
備えられている。尚、図において15は塗布及び拭き取
りローラ11の回転軸11aを支承する支持板を示す。
【0012】次に上記の液体塗布装置を用いてプラスチ
ックカードの両面にワックスを塗布する方法について説
明する。塗布及び拭き取りローラ11にノズル13から
マイクロクリスタリンワックスの溶融液を滴下しながら
上下の塗布及び拭き取りローラ11の間に平板12を通
す。斜めに配置された塗布及び拭き取りローラ11が回
転すると平板の進行方向に対して斜め方向の回転力が生
じ、平板の進行方向に向いた第1の分力Aと横方向の第
2の分力Bが発生する。そのため第1の分力Aにより平
板12は前方へ押しやられると共に第2の分力Bが発生
することにより平板12は塗布及び拭き取りローラ11
によりこすられ拭き取りムラが軽減され、均一なワック
スの薄膜を形成することができる。そのとき第2の分力
Bの影響により平板12は、片側に押し付けられるが位
置規制板14またはコロ16等の位置規制部材により位
置が規制され、平板12は所定の方向に維持されて進む
ことになる。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の装置
は平板の表面に液体を塗布するための塗布装置であっ
て、複数の不織布が巻かれた塗布及び拭き取りローラと
該塗布及び拭き取りローラに塗布液を滴下するためのノ
ズルを備え、前記複数のローラは平板の進行方向に対し
て斜めに配置されており、前記ローラを駆動するための
駆動装置を備え、平板の進行路にの片側に位置規制部材
が設けられているものであるので、塗布・拭き取りロー
ラが斜めに配置されていることにより塗布・拭き取りロ
ーラの回転に伴って塗布対象物である平板を横にこする
力が発生しそれによって平板の表面に塗布された塗布液
の拭き取りが行われ、拭き取りムラが軽減され、均一な
薄膜を形成することができる。また塗布・拭き取りロー
ラのみで構成され搬送ローラは存在しないので搬送ロー
ラによる塗布ムラは発生しない。また装置が簡素化さ
れ、搬送ローラを省略できるのでコストダウンをはかる
ことができる。また塗布ムラが出にくいので塗布・拭き
取りローラの圧調整が容易である。また塗布・拭き取り
ローラの角度を変化させることで拭き取り速度及び搬送
速度の制御をすることができる。
【0014】また本発明の塗布方法によれば、プラスチ
ックカード等の両面に塗布及び拭き取り装置によりワッ
クス等の塗布液を塗布すると共に塗布及びふき取り装置
により塗布面をこすることにより拭き取りを行い均一な
塗布膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の液体塗布装置の略側面図である。
【図2】本発明の液体塗布装置の部分斜視図である。
【図3】本発明の液体塗布装置の別の実施態様の部分斜
視図である。
【符号の説明】
11 塗布及び拭き取りローラ 11a 塗布及び拭き取りローラの回転軸 12 平板 13 ノズル 14 位置規制板 15 支持板 16 コロ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板の表面に液体を塗布するための塗布
    装置であって、複数の不織布が巻かれた塗布及び拭き取
    りローラと該塗布及び拭き取りローラに塗布液を滴下す
    るためのノズルを備え、前記複数のローラは平板の進行
    方向に対して斜めに配置されており、前記ローラを駆動
    するための駆動装置を備え、平板の進行路の片側に位置
    規制部材が設けられていることを特徴とする液体塗布装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の液体塗布装置を用い、
    プラスチックカード等の両面に塗布及び拭き取り装置に
    よりワックス等の塗布液を塗布すると共に塗布及びふき
    取り装置により塗布面をこすることにより拭き取りを行
    い均一な塗布膜を形成することを特徴とする塗布方法。
JP2001223956A 2001-07-25 2001-07-25 液体塗布装置及び塗布方法 Pending JP2003033698A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008142634A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Nippon Steel Corp カーテン塗装装置
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